JP2015095057A - 情報管理サーバ、端末および情報管理システム - Google Patents

情報管理サーバ、端末および情報管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】表示可能な識別情報を正当な携帯端末に送信する。【解決手段】センターサーバ2は、携帯端末1との通信に基づき、携帯端末1に設定されたアプリケーション10に識別情報を割り当てるアプリ識別情報生成部31と、アプリケーション10経由で電子情報の取得要求を受け付けるQR表示部33と、電子情報の識別情報とアプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成するチケット表示部32と、取得要求において取得したアプリケーションの識別情報および対応情報に基づき、アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信するQR表示部33とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理サーバ、端末および情報管理システムに関する。
近年、コンサートやイベント等の入場チケットとして、電子機器の表示部に表示されて認証に用いられる可視情報が利用されている。例えば、入場チケットのチケット情報を管理するサーバが、入場チケットとして、携帯端末にQRコード(登録商標)を表示する。
サーバが携帯端末にQRコードを表示する際、サーバは、一例として、QRコードの表示に必要な情報を、携帯端末にメールで通知する。そして、携帯端末は、メールで通知された情報に応じてサーバにアクセスし、サーバにQRコードを表示させる。
ところが、メールで通知される情報は、メールを受信した携帯端末から他の携帯端末に転送されるおそれがある。つまり、メールで通知される情報の転送が、通知された携帯端末の利用者の範囲内であるか、範囲外(すなわち、他人)であるかの区別がつかない。サーバは、メールの転送を不可とすることもできない。このため、転送先の携帯端末は、転送されたメールで通知された情報に応じてサーバにアクセスし、サーバにQRコードを表示させることができてしまう。したがって、QRコードを正当な携帯端末に表示する手段が必要である。
そこで、従来技術として、サーバは、携帯端末の端末IDを利用する技術が知られている。かかる技術では、サーバは、携帯端末によって受信されたチケット情報表示アプリに記録される端末IDと、当該チケット情報表示アプリを受信した携帯端末の端末IDが一致するか否かを照合する。そして、サーバは、端末IDが一致した場合に、チケット情報を、携帯端末のディスプレイに表示する(例えば、特許文献1)。
特開2012−73890号公報
しかしながら、サーバは、チケット情報を正当な携帯端末に送信できない場合があるという問題がある。例えば、端末IDは、携帯端末に一意に生成されているものの、個人情報等の強化により端末IDが利用不可能となる場合もある。かかる場合、端末IDをサーバ側で利用することができず、サーバは、チケット情報を正当な携帯端末に送信することができない。
また、サーバは、携帯端末の端末IDの代わりにクッキーを利用することもできる。ところが、クッキーは、自由に生成できる反面、何らかのタイミングで消えてしまったり、書き換えられてしまったりして、不安定である。したがって、端末IDと同様、サーバは、チケット情報を正当な携帯端末に送信することができない場合がある。
なお、上記課題は、チケット情報に限らず、携帯端末に表示可能な識別情報であれば、同様に生じる課題である。
1つの側面では、表示可能な識別情報を正当な携帯端末に送信することを目的とする。
1つの案では、情報管理サーバは、端末との通信に基づき、前記端末に設定されたアプリケーションに識別情報を割り当てる割当部と、前記アプリケーション経由で電子情報の取得要求を受け付ける受付部と、前記電子情報の識別情報と前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する生成部と、前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報および前記対応情報に基づき、前記アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信する送信部と、を有する。
1つの態様によれば、チケット情報を正当な携帯端末に送信することができる。
図1は、実施例1に係るチケット情報管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係るアプリ識別情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、実施例1に係るチケット情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図4は、実施例1に係るユーザ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図5は、実施例1に係るアプリ初回起動処理のシーケンスを説明する図である。 図6は、実施例1に係るQR表示処理のシーケンスを説明する図である。 図7は、実施例1に係るアプリ初回起動処理のデータの遷移を示す図である。 図8は、実施例1に係るQR表示処理のデータの遷移を示す図である。 図9は、実施例2に係るチケット情報管理システムの構成を示すブロック図である。 図10は、実施例2に係る対象ユーザ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。 図11は、実施例2に係るQR表示処理のシーケンスを説明する図である。 図12は、実施例2に係るQR表示処理のデータの遷移を示す図である。
以下に、本願の開示する情報管理サーバ、端末および情報管理システムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[チケット情報管理システムの構成]
図1は、実施例1に係るチケット情報管理システムの構成を示す図である。図1に示すように、チケット情報管理システム9は、コンサートやイベント等の入場チケットのチケット情報を管理するシステムであり、携帯端末1と、センターサーバ2とを有する。センターサーバ2は、複数の携帯端末1と、例えばインターネット網を示すネットワーク3で接続されている。
携帯端末1には、アプリケーション10が設定される。アプリケーション10は、チケットやQRコードを表示するためのアプリケーションである。QRコードは、入場の際認証に用いられる可視情報である。アプリケーション10は、例えば、チケットを購入したサイトからダウンロードされる。チケットを購入するサイトは、センターサーバ2であっても良い。ダウンロードされた直後のアプリケーション10には、アプリケーション10を識別する識別番号であるアプリ識別番号が設定されていない。このアプリ識別番号が後述するアプリ識別情報格納部11によってアプリケーション10に設定されると、チケットを購入する携帯端末1にダウンロードされるアプリケーション10同士を識別することが可能となる。アプリケーション10は、アプリ識別情報格納部11、チケット表示要求部12およびQR表示要求部13を有する。なお、アプリ識別情報格納部11は、取得部および格納部の一例である。QR表示要求部13は、要求部の一例である。
アプリ識別情報格納部11は、センターサーバ2との通信により、携帯端末1に設定されたアプリケーション10を識別する識別番号であるアプリ識別番号を取得する。そして、アプリ識別情報格納部11は、取得したアプリ識別番号をアプリケーション10の記憶領域に格納する。
例えば、アプリ識別情報格納部11は、アプリケーション10をダウンロード後初回の起動時に、アプリケーション10のアプリ識別番号の取得要求をセンターサーバ2に送信する。そして、アプリ識別情報格納部11は、センターサーバ2から返却されたアプリ識別番号をアプリケーション10の格納領域へ格納する。すなわち、アプリ識別情報格納部11は、アプリケーション10の立ち上げ時に、センターサーバ2にアクセスしてアプリケーション10の識別番号を採番させることで、センターサーバ2にアプリケーション10同士を識別させることができる。つまり、アプリ識別情報格納部11は、携帯端末1の識別番号やクッキーを用いないでも、センターサーバ2にアプリケーション10同士を識別させることができる。
チケット表示要求部12は、ログイン情報およびアプリ識別番号をセンターサーバ2へ送信し、ログイン認証を問い合わせる。
また、チケット表示要求部12は、ログイン認証に成功した場合、現在保持しているチケットの一覧をセンターサーバ2によって表示させる。例えば、チケット表示要求部12は、ログイン情報およびアプリ識別番号を含むチケット一覧の表示要求をセンターサーバ2へ送信する。チケット表示要求部12は、ログイン情報およびアプリ識別番号と一致するチケットの一覧をセンターサーバ2によって表示させる。ここで、ログイン情報には、例えば、ユーザの識別ID(Identification)であるユーザID等が含まれる。チケットの一覧情報には、例えば、チケットがコンサートの入場チケットである場合、席の種類名(席種名)や席の階数や席の番号が含まれる。なお、携帯端末1が、別の携帯端末1と同じログイン情報を含むQRコードの表示要求を送信しても、ログイン情報と一致するQRコードは表示されない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
QR表示要求部13は、現在保持しているチケットのQRコードをセンターサーバ2によって表示させる。例えば、QR表示要求部13は、チケット表示要求部12によって表示されたチケット一覧の中から選択されたチケットの情報、ログイン情報およびアプリ識別番号を含むQRコードの表示要求をセンターサーバ2へ送信する。QR表示要求部13は、ログイン情報およびアプリ識別番号と一致するQRコードをセンターサーバ2によって表示させる。なお、携帯端末1が、別の携帯端末1と同じログイン情報を含むQRコードの表示要求を送信しても、ログイン情報と一致するQRコードは表示されない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
センターサーバ2は、記憶部20および制御部30を有する。記憶部20は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の半導体メモリ素子や磁気ディスク等の記憶装置に対応する。そして、記憶部20は、アプリ識別情報DB(DataBase)21、チケット情報DB22およびユーザ情報DB23を有する。
アプリ識別情報DB21は、携帯端末1に設定されるアプリケーション10毎のアプリ識別情報を記憶する。ここでいうアプリ識別情報は、アプリケーション10を識別する識別番号(アプリ識別番号)であるが、識別番号に限定されず、識別可能な識別子であれば良い。チケット情報DB22は、QRコードを含むチケット情報を管理する。ユーザ情報DB23は、ユーザとアプリ識別番号とを対応付けたユーザ情報を記憶する。なお、アプリ識別情報DB21、チケット情報DB22およびユーザ情報DB23のそれぞれのデータ構造については後述する。
制御部30は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路またはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。さらに、制御部30は、アプリ識別情報生成部31と、チケット表示部32と、QR表示部33とを有する。なお、アプリ識別情報生成部31は、割当部および識別情報送信部の一例である。チケット表示部32は、生成部の一例である。QR表示部33は、送信部、判定部および電子情報送信部の一例である。
アプリ識別情報生成部31は、携帯端末1に設定されたアプリケーション10との通信により、アプリケーション10によって入力された入力情報が第1番目を示す情報である場合、当該アプリケーション10を識別するアプリ識別番号を生成する。第1番目を示す情報は、一例としてヌルである。例えば、アプリ識別情報生成部31は、携帯端末1のアプリケーション10からアプリ識別情報の取得要求を受信した場合、他の携帯端末1に設定されたアプリケーション10と識別するアプリ識別番号を採番する。アプリ識別情報生成部31は、採番したアプリ識別番号を、アプリ識別情報DB21に格納する。そして、アプリ識別情報生成部31は、採番したアプリ識別番号を、要求元の携帯端末1のアプリケーション10へ返却する。
ここで、アプリ識別情報DB21のデータ構造について、図2を参照して説明する。図2は、実施例1に係るアプリ識別情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、アプリ識別情報DB21は、会社コード21aおよびアプリ識別番号21bを対応付けて記憶する。会社コード21aは、会社を識別するコードである。アプリ識別番号21bは、アプリ識別情報生成部31によって生成されたアプリ識別番号である。一例として、会社コード21aが「10101」である場合、アプリ識別番号21bとして「T0000000001」と記憶している。
図1に戻って、チケット表示部32は、アプリケーション10との通信により、アプリケーション10によって入力された入力情報にアプリ識別番号が含まれている場合、当該アプリ識別番号に対応するチケット情報を通信元のアプリケーション10に表示する。
例えば、チケット表示部32は、アプリケーション10からログイン認証の問い合わせを受信した場合、ログイン認証を行う。一例として、チケット表示部32は、問い合わせに含まれるアプリ識別番号およびログイン情報をキーとして、アプリ識別情報DB21およびユーザ情報DB23を用いて、ログイン認証を行う。チケット表示部32は、ログイン認証が成功した場合、ユーザ情報DB23のユーザ情報にアプリ識別番号を更新する。加えて、チケット表示部32は、ログイン情報をキーとして、チケット情報DB22を検索し、検索されたチケット情報にアプリ識別番号を更新する。すなわち、チケット表示部32は、チケット情報DB22から検索されたチケット情報と、アプリ識別番号とを紐付ける。
また、チケット表示部32は、アプリケーション10からチケット一覧の表示要求を受信した場合、アプリケーション10のアプリ識別番号に対応するチケットの一覧を、アプリケーション10が設定された携帯端末1のモニタに表示する。一例として、チケット表示部32は、チケット一覧の表示要求に含まれるログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれかのチケット情報と一致するか否かを判定する。チケット表示部32は、ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれかのチケット情報と一致する場合、一致したチケット情報を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。一方、チケット表示部32は、ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれのチケット情報とも一致しない場合、チケット情報を要求元の携帯端末1のモニタに表示しない。すなわち、チケット表示部32は、ログイン情報(ユーザID)とアプリ識別番号が一致したチケット情報のみを、当該アプリ識別番号のアプリケーション10が設定された携帯端末1に表示する。言い換えれば、チケット表示部32は、ログイン情報(ユーザID)が同じでもアプリ識別番号が異なる携帯端末1に、ログイン情報と一致したチケット情報を表示しない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
QR表示部33は、アプリケーション10との通信により、アプリケーション10によって入力された入力情報にアプリ識別番号が含まれている場合、当該アプリ識別番号に対応するチケット情報のQRコードを通信元のアプリケーション10に表示する。
例えば、QR表示部33は、アプリケーション10から、選択されたチケットにおけるQRコードの表示要求を受信した場合、アプリケーション10のアプリ識別番号に対応するチケット情報のQRコードを要求元の携帯端末1のモニタに表示する。一例として、QR表示部33は、QRコードの表示要求に含まれるログイン情報およびアプリ識別番号が、チケット情報DB22に記憶されたチケット情報のうち選択されたチケットのチケット情報と一致するか否かを判定する。QR表示部33は、ログイン情報およびアプリ識別番号が、チケット情報DB22に記憶されたチケット情報のうち選択されたチケットのチケット情報と一致する場合、一致したチケット情報のQRコードを要求元の携帯端末1のモニタに表示する。一方、QR表示部33は、ログイン情報およびアプリ識別番号が、チケット情報DB22に記憶されたチケット情報のうち選択されたチケットのチケット情報と一致しない場合、チケット情報のQRコードを要求元の携帯端末1のモニタに表示しない。すなわち、QR表示部33は、ログイン情報(ユーザID)とアプリ識別番号が一致したチケット情報のQRコードのみを、当該アプリ識別番号のアプリケーション10が設定された携帯端末1に表示する。言い換えれば、QR表示部33は、ログイン情報(ユーザID)が同じでもアプリ識別番号が異なる携帯端末1に、ログイン情報と一致したチケット情報のQRコードを表示しない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
ここで、チケット情報DB22のデータ構造について、図3を参照して説明する。図3は、実施例1に係るチケット情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図3に示すように、チケット情報DB22は、会社コード22a、アプリ識別番号22b、ユーザID22cおよびQR番号22dを対応付けて記憶する。さらに、チケット情報DB22は、席種コード22e、席種名22f、階22g、列22h、席番号22i、ブロック22j、ゲート22k、予約番号22lおよびQR画像ファイル名22mを対応付けて記憶する。
会社コード22aは、会社を識別するコードである。アプリ識別番号22bは、チケット表示部32によって設定されたアプリ識別番号である。ユーザID22cは、ユーザを識別するIDである。QR番号22dは、紙のチケットに代わるチケットに対応するQRコードの番号を示す。席種コード22eは、座席の種類を表すコードを示す。席種名22fは、座席の種類の名称を示す。階22gは、座席のある階数を示す。列22hは、座席のある列数を示す。席番号22iは、座席の番号を示す。ブロック22jは、座席をブロックでグループ化した場合の座席の存在するブロックの番号を示す。ゲート22kは、入場ゲートを示す。予約番号22lは、チケットを購入したときの予約番号を示す。QR画像ファイル名22mは、QR画像を記憶したファイルの名称を示す。なお、チケット情報DB22には、ユーザがチケットを購入した際に、アプリ識別番号22b以外のチケット情報が設定される。
一例として、席種コード22eが「100」、席種名22fが「アリーナ席」、階22gが「1階」、列22hが「I列」、席番号22iが「184番」である場合、アプリ識別番号22bとして「T0000000001」と記憶している。会社コード22aとして「10101」、ユーザID22cとして「99990001」、QR番号22dとして「F15300」、QR画像ファイル名22mとして「F15300.jpeg」と記憶している。
次に、ユーザ情報DB23のデータ構造について、図4を参照して説明する。図4は、実施例1に係るユーザ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。図4に示すように、ユーザ情報DB23は、会社コード23a、アプリ識別番号23b、ユーザID23cおよび個人情報23dを対応付けて記憶する。会社コード23aは、会社を識別するコードである。アプリ識別番号23cは、チケット表示部32によって設定されたアプリ識別番号である。ユーザID23cは、ユーザを識別するIDである。個人情報23dは、ユーザID23cに対応するユーザの個人情報である。なお、ユーザ情報DB23には、ユーザがチケットを購入した際に、アプリ識別番号23b以外のユーザ情報が設定される。
一例として、ユーザID23cが「99990001」である場合、会社コード23aとして「10101」、アプリ識別番号23bとして「T0000000001」と記憶している。
[アプリ初回起動処理のシーケンス]
次に、アプリ初回起動処理のシーケンスを、適宜各種DB内のデータの内容を用いながら説明する。図5は、実施例1に係るアプリ初回起動処理のシーケンスを説明する図である。携帯端末1は、チケットおよびQRコードを表示するアプリケーション10をダウンロードしたものとする。なお、以下では、図7に示されるアプリ識別情報DB21に記憶されるレコードを適宜用いながら説明する。
まず、携帯端末1は、アプリケーション10をダウンロードした後、アプリケーション10が初回起動される。すると、アプリケーション10のアプリ識別情報格納部11は、アプリケーション10を識別するアプリ識別番号の取得要求をセンターサーバ2に送信する(ステップS11)。アプリ識別番号の取得要求の入力情報には、例えば、起動が第1番目であることを示すヌルおよび会社コードが設定される。
センターサーバ2では、アプリ識別情報生成部31が、携帯端末1のアプリケーション10からアプリ識別番号の取得要求を受信すると、初回起動されたアプリケーション10のアプリ識別番号を採番する。アプリ識別番号は、他の携帯端末1にダウンロードされたアプリケーション10と識別する識別番号である。そして、アプリ識別情報生成部31は、採番したアプリ識別番号をアプリ識別情報DB21に格納する(ステップS12)。ここでは、アプリ識別情報DB21のレコードには、会社コード21aとして「10101」、アプリ識別番号21bとして「T0000000001」が設定されている(図7、No.1参照)。
そして、アプリ識別情報生成部31は、採番したアプリ識別番号を要求元の携帯端末1のアプリケーション10へ返却する(ステップS13)。
携帯端末1では、アプリケーション10のアプリ識別情報格納部11は、返却されたアプリ識別番号をアプリケーション10の格納領域へ格納する(ステップS14)。以後、携帯端末1のアプリケーション10では、アプリ識別番号が変わることはない。これにより、携帯端末1は、アプリ識別番号を用いてセンターサーバ2と通信することが可能となり、センターサーバ2にアプリケーション10同士を識別させることができる。
[QR表示処理のシーケンス]
次に、QR表示処理のシーケンスを、適宜各種DB内のデータの内容を用いながら説明する。図6は、実施例1に係るQR表示処理のシーケンスを説明する図である。なお、以下では、図8に示されるチケット情報DB22、アプリ識別情報DB21およびユーザ情報DB23に記憶される各レコードを適宜用いながら説明する。ここでは、携帯端末1でチケットを購入したユーザのユーザIDは、「99990001」であり、当該チケットを表示するアプリケーション10のアプリ識別番号は、「T0000000001」であるとする。アプリケーション10の記憶領域には、アプリ識別番号が設定されている。
まず、センターサーバ2では、センターサーバ2と異なるサイトでユーザが購入したチケットのチケット情報をチケット情報DB22に登録する(ステップS21)。ここでは、チケット情報DB22に登録されたチケット情報には、アプリ識別番号a1がまだ設定されていない(図8、No.2参照)。また、センターサーバ2は、チケットを購入したユーザの情報をユーザ情報DB23(図示せず)に登録する。
まず、携帯端末1では、アプリケーション10が起動される。すると、アプリケーション10は、格納領域を参照し、アプリ識別番号の有無を確認し、アプリ識別番号が格納されている場合は何も処理しない(ステップS22)。ここでは、アプリケーション10は、アプリ識別番号が格納されているので、何も処理しない。このとき、センターサーバ2のアプリ識別情報DB21には、既に、アプリケーション10のアプリ識別番号21bが設定されている(図8、No.3)。
続いて、携帯端末1では、ログイン情報が入力されると、チケット表示要求部12が、入力されたログイン情報および格納領域に記憶されたアプリ識別番号をセンターサーバ2へ送信し、ログイン認証を問い合わせる(ステップS23)。ログイン情報には、例えば、ユーザIDが含まれる。
センターサーバ2では、チケット表示部32が、ログイン認証の問合せを受信すると、ログイン情報およびアプリ識別番号を用いてログイン認証を行う。そして、チケット表示部32は、ログイン認証に成功すると、ユーザ情報DB23の、該当するユーザIDに対応するユーザ情報にアプリ識別番号を更新する。加えて、チケット表示部32は、ログイン情報を元にチケット情報DB22を検索し、検索されたチケット情報とアプリ識別番号を紐付ける(ステップS24)。ここでは、ユーザ情報DB23について、ユーザID23cが「99990001」であるアプリ識別番号23bに、「T0000000001」が設定されている(図8、No.4)。チケット情報DB22について、ユーザID22cが「99990001」であるアプリ識別番号22bに、「T0000000001」が設定されている(図8、No.4)。
続いて、携帯端末1では、チケット表示要求部12は、ログイン認証が成功したことを受信すると、現在保持しているチケットの一覧を表示すべく、チケット一覧の表示要求を送信する(ステップS25)。チケット一覧の表示要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号が含まれる。
センターサーバ2では、チケット表示部32が、チケット一覧の表示要求を受信すると、要求に含まれたログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれかのチケット情報と一致するか否かを判定する(ステップS26)。ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれかのチケット情報と一致すると判定した場合(ステップS26;Yes)、チケット表示部32は、以下の処理を行う。すなわち、チケット表示部32は、ログイン情報およびアプリ識別番号と一致したチケット情報を携帯端末1へ返す(ステップS27)。
一方、ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶されたいずれかのチケット情報と一致しないと判定した場合(ステップS26;No)、チケット表示部32は、チケット一覧の検索に失敗したと判断し(ステップS28)、チケット情報を携帯端末1へ返さない。
ここでは、図8のNo.5を参照する。ログイン情報に含まれるユーザIDが「99990001」であり、アプリ識別番号が「T0000000001」であるので、チケット表示部32は、席番号22iが「184番」と「183番」の2つのチケット情報を一致すると判断する。そして、チケット表示部32は、一致したチケット情報を要求元の携帯端末1へ返す。すなわち、チケット表示部32は、一致したチケット情報の一覧を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。
続いて、携帯端末1では、モニタに表示されたチケット情報の一覧の中からチケット情報が選択されると、QR表示要求部13は、利用者によって選択されたチケット情報のQRコードを表示すべく、QRコードの表示要求を送信する(ステップS29)。QRコードの表示要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号に加えて、選択されたチケット情報が含まれる。
センターサーバ2では、QR表示部33が、QRコードの表示要求を受信する。すると、QR表示部33は、要求に含まれたログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、選択されたチケット情報のログイン情報およびアプリ識別番号と一致するか否かを判定する(ステップS30)。ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、選択されたチケット情報と一致すると判定した場合(ステップS30;Yes)、QR表示部33は、以下の処理を行う。すなわち、QR表示部33は、選択されたチケット情報のQR画像を携帯端末1へ返す(ステップS31)。
一方、ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、選択されたチケット情報と一致しないと判定した場合(ステップS30;No)、QR表示部33は、QR表示に失敗したと判断し(ステップS32)、QR画像を携帯端末1へ返さない。
ここでは、図8のNo.5を参照する。選択されたチケット情報の席番号が「183番」であるとすると、QR表示部33は、席番号22iに対応するQR画像ファイル名22m「F15301.jpeg」のQR画像を要求元の携帯端末1へ返す。すなわち、QR表示部33は、選択されたチケット情報のQR画像を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。
なお、実施例1では、ダウンロードされたアプリケーション10には、アプリ識別番号が設定されていない場合を説明した。しかしながら、ダウンロードされたアプリケーション10には、アプリ識別番号が設定されている場合であっても良い。例えば、チケットを購入するサイトがセンターサーバ2である場合、センターサーバ2が、アプリ識別番号が設定されたアプリケーション10を携帯端末1にダウンロードすれば良い。一例として、センターサーバ2のアプリ識別情報生成部31が、携帯端末1からチケットの購入要求がされた際に、チケットおよびQRコードを表示するアプリケーション10のアプリ識別番号を採番し、採番したアプリ識別番号を埋め込んだアプリケーション10を携帯端末1にダウンロードする。加えて、アプリ識別情報生成部31は、アプリ識別情報DB21に、採番されたアプリ識別番号を追加する。アプリ識別情報生成部31は、チケット情報DB22について、購入されたチケットのチケット情報に対応するアプリ識別番号22bに、採番されたアプリ識別番号を格納する。アプリ識別情報生成部31は、ユーザ情報DB23について、チケットを購入したユーザのユーザ情報に対応するアプリ識別番号23bに、採番されたアプリ識別番号を格納する。
[実施例1の効果]
上記実施例1によれば、センターサーバ2は、携帯端末1との通信に基づき、携帯端末1に設定されたアプリケーション10にアプリ識別番号を割り当てる。センターサーバ2は、アプリケーション10経由で電子チケットの表示要求を受け付ける。センターサーバ2は、電子チケットの識別情報とアプリケーション10の識別番号とを対応付けた対応情報を生成する。そして、センターサーバ2は、表示要求において取得したアプリケーション10の識別番号および対応情報に基づき、アプリケーション10の識別番号に対応付けられた電子チケットを送信する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、携帯端末1に設定されたアプリケーション10にアプリ識別番号を割り当てることとした。したがって、センターサーバ2は、携帯端末1からアプリケーション10経由で受け付けた電子チケットの表示要求に対して、アプリ識別番号を用いて該当する電子チケットを送信できることとなる。この結果、センターサーバ2は、アプリケーション10が設定された携帯端末1の正当性を確認したうえで、電子チケットを送信することができる。
また、上記実施例1によれば、センターサーバ2は、電子チケットの表示要求において取得した認証情報に対応する電子チケットと電子チケットの表示要求において取得したアプリケーション10のアプリ識別番頭とを対応付けた対応情報を生成する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いることで、認証情報に対応する電子チケットとアプリケーション10、すなわちアプリケーション10が設定された携帯端末1とを対応付けることができる。
また、上記実施例1によれば、センターサーバ2は、電子チケットの表示要求において取得したアプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれかのアプリ識別番号と一致するか否かを判定する。そして、センターサーバ2は、判定の結果、アプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれかのアプリ識別番号と一致する場合、一致するアプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、アプリケーション10が設定された携帯端末1に送信する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10を識別できるので、アプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、正当なアプリケーション10に送信することができる。言い換えれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10が設定された携帯端末1を識別できるので、アプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、正当な携帯端末1に送信することができる。
また、上記実施例1によれば、センターサーバ2は、電子チケットの表示要求において取得したアプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれのアプリ識別番号とも一致しない場合、表示要求の送信元の携帯端末1にいずれの電子チケットも送信しない。かかる構成によれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10を識別できるので、電子チケットを不当なアプリケーション10に送信することを防止できる。言い換えれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10が設定された携帯端末1を識別できるので、電子チケットを不当な携帯端末1に送信することを防止できる。
また、上記実施例1によれば、センターサーバ2は、割り当てられたアプリ識別番号を、アプリケーション10が設定された端末1に送信する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、送信した後の携帯端末1からのアクセス要求を、アプリ識別番号を用いて行わせることができる。この結果、センターサーバ2は、携帯端末1からのアクセス要求に対し、正当な携帯端末1からのアクセス要求であることを確認することが可能となる。
ところで、実施例1に係るチケット情報管理システム9では、利用者がチケットを購入した場合に、購入したチケットの利用者が、購入したチケットのQRコードを表示する場合を説明した。しかしながら、チケット情報管理システム9では、これに限定されず、過去にチケットを購入した利用者の中から招待された利用者が、先着で、予め定められた人数までチケットを受け取り、受け取ったチケットのQRコードを表示する場合であっても良い。
そこで、実施例2のチケット情報管理システム9では、過去にチケットを購入した利用者の中から招待された利用者が、先着で、予め定められた人数までチケットを受け取り、受け取ったチケットのQRコードを表示する場合について説明する。
[実施例2に係るチケット情報管理システム]
図9は、実施例2に係るチケット情報管理システムの構成を示すブロック図である。なお、図1に示すチケット情報管理システム9と同一の構成については同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1と実施例2とが異なるところは、携帯端末1のアプリケーション10に、チケット受取部13Aを追加した点である。実施例1と実施例2とが異なるところは、携帯端末1のアプリケーション10のQR表示要求部13をQR表示要求部13Bに変更した点にある。実施例1と実施例2とが異なるところは、センターサーバ2の記憶部20に対象ユーザ情報DB51を追加した点である。実施例1と実施例2とが異なるところは、センターサーバ2の制御部30にチケット情報更新部32Bを追加した点である。実施例1と実施例2とが異なるところは、センターサーバ2の制御部30のチケット表示部32をチケット表示部32Aに変更した点である。なお、チケット情報更新部32Bは、更新部の一例である。
チケット受取部13Aは、受取対象のチケットを受け取る。例えば、チケット受取部13Aは、チケット表示要求部12によって表示されたチケット一覧の中から選択されたチケットの情報、ログイン情報およびアプリ識別番号を含むチケットの受け取り要求をセンターサーバ2へ送信する。また、チケット受取部13Aは、選択されたチケットについて表示されたステータスを、未受取状態から受取済状態に、センターサーバ2に変更させる。
QR表示要求部13Bは、チケット受取部13Aによって受取済状態に表示されたチケットの情報、ログイン情報およびアプリ識別番号を含むQRコードの表示要求をセンターサーバ2へ送信する。QR表示要求部13Bは、ログイン情報およびアプリ識別番号と一致するQRコードをセンターサーバ2によって表示させる。なお、携帯端末1が、別の携帯端末1と同じログイン情報を含むQRコードの表示要求を送信しても、ログイン情報と一致するQRコードは表示されない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
対象ユーザ情報DB51は、チケットを受け取ることが可能な対象ユーザの情報を記憶する。ここで、対象ユーザ情報DB51のデータ構造を、図10を参照して説明する。図10は、実施例2に係る対象ユーザ情報DBのデータ構造の一例を示す図である。対象ユーザ情報DB51は、会社コード51a、招待番号51b、ユーザID51cおよびアプリ識別番号51dを対応付けて記憶する。会社コード51aは、会社を識別するコードである。招待番号51bは、過去にチケットを購入したユーザの中から招待されたユーザに対応する番号である。ユーザID51cは、ユーザを識別するIDである。アプリ識別番号51dは、ユーザID51cに対応するユーザが利用する携帯端末1に設定されたアプリケーション10を識別する識別番号である。つまり、過去にチケットを購入したユーザが利用する携帯端末1には、チケットおよびチケットのQRコードを表示するアプリケーション10が設定され、アプリケーション10の記憶領域にアプリ識別番号が格納されている。
一例として、会社コード51aが「10101」である場合、招待番号51bとして「S0000001」、ユーザID51cとして「99990001」、アプリ識別番号51dとして「T0000000001」と記憶している。
チケット表示部32Aは、アプリケーション10からログイン認証の問い合わせを受信した場合、ログイン認証を行う。一例として、チケット表示部32Aは、問い合わせに含まれるアプリ識別番号およびログイン情報をキーとして、アプリ識別情報DB21およびユーザ情報DB23を用いて、ログイン認証を行う。
また、チケット表示部32Aは、アプリケーション10から受取可能なチケット一覧の表示要求を受信した場合、アプリケーション10のアプリ識別番号が受取可能なチケットの一覧を、アプリケーション10が設定された携帯端末1のモニタに表示する。一例として、チケット表示部32Aは、受取可能なチケット一覧の表示要求に含まれるログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれかの対象ユーザ情報と一致するか否かを判定する。チケット表示部32Aは、ログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれかの対象ユーザ情報と一致する場合、以下の処理を行う。すなわち、チケット表示部32Aは、招待用に事前に登録されたチケット情報の中で未受取のチケット情報がある場合、当該チケット情報を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。一方、チケット表示部32Aは、ログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれの対象ユーザ情報とも一致しない場合、チケット情報を要求元の携帯端末1のモニタに表示しない。すなわち、チケット表示部32Aは、ログイン情報(ユーザID)とアプリ識別番号が一致したチケット情報のみを、当該アプリ識別番号のアプリケーション10が設定された携帯端末1に表示する。言い換えれば、チケット表示部32Aは、ログイン情報(ユーザID)が同じでもアプリ識別番号が異なる携帯端末1に、ログイン情報と一致したチケット情報を表示しない。各携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号が異なるからである。
チケット情報更新部32Bは、アプリケーション10からチケットの受け取り要求を受信した場合、チケット情報DB22について、受け取り要求があったチケットのチケット情報にアプリ識別番号およびユーザIDを更新する。チケットの受け取り要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号が含まれる。また、チケット情報更新部32Bは、受け取り要求があったチケットについて、携帯端末1のモニタに表示されたステータスを、未受取状態から受取済状態に変更する。
[QR表示処理のシーケンス]
次に、QR表示処理のシーケンスを、適宜各種DB内のデータの内容を用いながら説明する。図11は、実施例2に係るQR表示処理のシーケンスを説明する図である。なお、以下では、図12に示されるチケット情報DB22、アプリ識別情報DB21、ユーザ情報DB23および対象ユーザ情報DB51に記憶される各レコードを適宜用いながら説明する。
まず、センターサーバ2では、あらかじめ招待数分のチケット情報を作成し、チケット情報DB22へ登録する(ステップS41)。そして、センターサーバ2では、チケット取得の権利を有する対象者をユーザ情報DB23に登録する。対象者は、既にアプリ識別番号を持っているユーザが対象である(ステップS42)。ここでは、チケット情報DB22に登録されたチケット情報には、アプリ識別番号およびユーザID(b1)がまだ設定されていない(図12、No.6参照)。また、対象ユーザ情報DB51には、チケットを取得可能なユーザが登録されている。なお、以下のシーケンスでは、ユーザIDが「99990001」であるユーザのQR表示について説明するものとする。ユーザが利用する携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号は「T0000000001」であるものとする。
このような状況の下、携帯端末1では、アプリケーション10が起動される。すると、アプリケーション10は、格納領域を参照し、アプリ識別番号の有無を確認し、アプリ識別番号が格納されている場合は何も処理しない(ステップS43)。ここでは、アプリケーション10は、アプリ識別番号が格納されているので、何も処理しない。このとき、センターサーバ2のアプリ識別情報DB21には、既に、アプリケーション10のアプリ識別番号21bが設定されている(図12、No.7)。
続いて、携帯端末1では、ログイン情報が入力されると、チケット表示要求部12が、入力されたログイン情報および格納領域に記憶されたアプリ識別番号をセンターサーバ2へ送信し、ログイン認証を問い合わせる(ステップS44)。ログイン情報には、例えば、ユーザIDが含まれる。
センターサーバ2では、チケット表示部32Aが、ログイン認証の問合せを受信すると、ログイン情報およびアプリ識別番号を用いてログイン認証を実施する(ステップS45)。ここでは、ユーザ情報DB23に、ユーザID23cとして「99990001」、アプリ識別番号23bとして「T0000000001」が設定されている(図12、No.8)。したがって、チケット表示部32Aは、アプリ識別情報およびログイン情報をキーとして、ユーザ情報DB23を用いて、ログイン認証を実施し、ログイン認証が成功する。
続いて、携帯端末1では、チケット表示要求部12は、ログイン認証が成功したことを受信すると、受取可能なチケットの一覧を表示すべく、受取可能なチケット一覧の表示要求を送信する(ステップS46)。受取可能なチケット一覧の表示要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号が含まれる。
センターサーバ2では、チケット表示部32Aが、受取可能なチケット一覧の表示要求を受信する。すると、チケット表示部32Aは、要求に含まれたログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれかの対象ユーザ情報と一致するか否かを判定する(ステップS47)。ログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれかの対象ユーザ情報と一致すると判定した場合(ステップS47;Yes)、チケット表示部32Aは、以下の処理を行う。すなわち、チケット表示部32Aは、事前に登録されたチケット情報DB22に記憶されたチケット情報に未受取のチケット情報があれば、当該チケット情報を携帯端末1へ返す(ステップS48)。
一方、ログイン情報およびアプリ識別番号が対象ユーザ情報DB51に記憶されたいずれかの対象ユーザ情報と一致しないと判定した場合(ステップS47;No)、チケット表示部32Aは、チケット一覧の検索に失敗したと判断する(ステップS49)。そして、チケット表示部32Aは、チケット情報を携帯端末1へ返さない。
ここでは、図12のNo.9を参照する。チケット情報DB22には、席番号22iが「184番」と「183番」の2つのチケット情報が、まだ受け取られていない。したがって、チケット表示部32Aは、未受取のチケット情報を要求元の携帯端末1へ返す。すなわち、チケット表示部32Aは、未受取のチケット情報の一覧を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。
続いて、携帯端末1では、モニタに表示されたチケット情報の一覧の中からチケット情報が利用者によって選択されると、チケット受取部13Aは、選択されたチケット情報のチケットを受け取るべく、チケットの受取要求を送信する(ステップS50)。チケットの受取要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号に加えて、選択されたチケット情報が含まれる。
センターサーバ2では、チケット情報更新部32Bが、アプリケーション10からチケットの受取要求を受信すると、チケット情報DB22について、受取要求のあったチケットのチケット情報にアプリ識別番号およびユーザIDを更新する。そして、チケット情報更新部32Bは、受取要求のあったチケットについて、携帯端末1のモニタに表示されたステータスを、未受取状態から受取済状態に変更する(ステップS51)。ここでは、図12のNo.10を参照する。アプリケーション10から受取要求のあったチケットの席番号が「184番」であるとすると、チケット情報DB22の席番号22iが「184番」に対応するアプリ識別番号22bが「T0000000001」に設定される。チケット情報DB22の席番号22iが「184番」に対応するユーザID22cが「99990001」に設定される。
続いて、携帯端末1では、受取要求のチケットを受け取ると、QR表示要求部13Bは、受け取ったチケットのQRコードを表示すべく、QRコードの表示要求を送信する(ステップS52)。QRコードの表示要求には、ログイン情報およびアプリ識別番号に加えて、受け取ったチケットのチケット情報が含まれる。
センターサーバ2では、QR表示部33が、QRコードの表示要求を受信する。すると、QR表示部33は、要求に含まれたログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、受け取ったチケットのチケット情報のログイン情報およびアプリ識別番号と一致するか否かを判定する(ステップS53)。ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、受け取ったチケットのチケット情報と一致すると判定した場合(ステップS53;Yes)、QR表示部33は、以下の処理を行う。すなわち、QR表示部33は、受け取ったチケットのチケット情報のQR画像を携帯端末1へ返す(ステップS54)。
一方、ログイン情報およびアプリ識別番号がチケット情報DB22に記憶された、受け取ったチケットのチケット情報と一致しないと判定した場合(ステップS53;No)、QR表示部33は、QR表示に失敗したと判断し(ステップS55)、QR画像を携帯端末1へ返さない。
ここでは、図12のNo.11を参照する。受け取ったチケットのチケット情報の席番号が「184番」であるとすると、QR表示部33は、席番号22iに対応するQR画像ファイル名22m「F15300.jpeg」のQR画像を要求元の携帯端末1へ返す。すなわち、QR表示部33は、受け取ったチケットのチケット情報のQR画像を要求元の携帯端末1のモニタに表示する。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、センターサーバ2は、携帯端末1に設定されたアプリケーション10のアプリ識別番号とチケット情報とを対応付ける対応情報をチケット情報DB22に記憶する。そして、センターサーバ2は、複数のチケット情報を複数の異なるアプリ識別番号に対応付ける場合、以下の処理を行う。すなわち、センターサーバ2は、アプリケーション10からの要求に基づいて、アプリケーション10によって入力されたアプリ識別番号を、チケット情報のうちまだアプリ識別番号が対応付けられていないチケット情報と対応付けてチケット情報DB22に更新する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、要求のあったアプリケーション10のアプリ識別番号を、チケット情報と対応付けてチケット情報DB22に更新するので、アプリケーション10がチケット情報と対応付けられることになり、アプリケーション10同士を識別できる。この結果、携帯端末1に設定されたアプリケーション10に対応付けられたチケット情報は、他の携帯端末に漏れない。
また、上記実施例2によれば、センターサーバ2は、電子チケットの表示要求において取得したアプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれかのアプリ識別番号と一致するか否かを判定する。そして、センターサーバ2は、判定の結果、アプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれかのアプリ識別番号と一致する場合、一致するアプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、アプリケーション10が設定された携帯端末1に送信する。かかる構成によれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10を識別できるので、アプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、正当なアプリケーション10に送信することができる。言い換えれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10が設定された携帯端末1を識別できるので、アプリ識別番号に対応付けられた電子チケットを、正当な携帯端末1に送信することができる。
また、上記実施例2によれば、センターサーバ2は、電子チケットの表示要求において取得したアプリ識別番号が、対応情報に対応付けられたいずれのアプリ識別番号とも一致しない場合、表示要求の送信元の携帯端末1にいずれの電子チケットも送信しない。かかる構成によれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10を識別できるので、電子チケットを不当なアプリケーション10に送信することを防止できる。言い換えれば、センターサーバ2は、アプリ識別番号を用いて要求元のアプリケーション10が設定された携帯端末1を識別できるので、電子チケットを不当な携帯端末1に送信することを防止できる。
なお、センターサーバ2は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置に、上記した制御部30と、記憶部20等の各機能を搭載することによって実現することができる。
また、実施例では、入場の際認証に用いられるコードをQRコードと説明した。しかしながら、入場の際認証に用いられるコードは、QRコードに限定されず、1次元のバーコードであっても良い。また、2次元のバーコードであっても良いし、電子的に利用者の携帯端末1に表示できる可視情報であれば良い。したがって、アプリケーション10は、携帯端末1に表示できるチケットや可視情報を表示するためのアプリケーションであれば良い。
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、チケット表示要求部12とQR表示要求部13とを1個の要求部として統合しても良い。一方、アプリ識別情報生成部31を、アプリ識別番号を生成する生成部と、生成したアプリ識別番号を返却する返却部とに分散しても良い。また、チケット情報DB22等の記憶部20をセンターサーバ2の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
以上説明した実施形態及びその変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)端末との通信に基づき、前記端末に設定されたアプリケーションに識別情報を割り当てる割当部と、
前記アプリケーション経由で電子情報の取得要求を受け付ける受付部と、
前記電子情報の識別情報と前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する生成部と、
前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報および前記対応情報に基づき、前記アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信する送信部と、
を有することを特徴とする情報管理サーバ。
(付記2)前記生成部は、前記取得要求において取得した認証情報に対応する電子情報の識別情報と前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する
ことを特徴とする付記1に記載の情報管理サーバ。
(付記3)前記生成部は、予め定められた複数の電子情報をそれぞれ異なるアプリケーションの識別情報に対応付ける場合、前記アプリケーション経由で利用者の認証要求を受け付けると、利用者の認証がされると、前記認証要求において取得した前記アプリケーションの識別情報を、前記複数の電子情報のうちまだアプリケーションの識別情報と対応付けられていない電子情報と対応付けた対応情報を生成する
ことを特徴とする付記2に記載の情報管理サーバ。
(付記4)前記送信部は、
前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれかのアプリケーションの識別情報と一致するか否かを判定する判定部と、
前記判定部による判定の結果、前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれかのアプリケーションの識別情報と一致する場合、一致するアプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を、前記アプリケーションが設定された前記端末に送信する電子情報送信部と、
を有することを特徴とする付記1に記載の情報管理サーバ。
(付記5)前記電子情報送信部は、前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれのアプリケーションの識別情報とも一致しない場合、前記アプリケーションが設定された前記端末にいずれの電子情報も送信しないことを特徴とする付記3に記載の情報管理サーバ。
(付記6)前記割当部によって割り当てられた識別情報を、前記アプリケーションが設定された前記端末に送信する識別情報送信部
を有することを特徴とする付記1から付記4のいずれか1つに記載の情報管理サーバ。
(付記7)サーバとの通信により、端末に設定されたアプリケーションに割り当てられた前記アプリケーションの識別情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を用いて、前記サーバに、前記端末を利用する利用者に対応する電子情報の取得を要求する要求部と、
を有することを特徴とする端末。
(付記8)前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を、前記端末に設定されたアプリケーションの記憶領域に格納する格納部
を有することを特徴とする付記7に記載の端末。
(付記9)複数の端末と情報管理サーバとを有する情報管理システムであって、
前記端末は、
前記情報管理サーバとの通信により、自端末に設定されたアプリケーションに割り当てられた前記アプリケーションの識別情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を用いて、前記サーバに、前記端末を利用する利用者に対応する電子情報の取得を要求する要求部と、
を有し、
前記情報管理サーバは、
前記端末との通信に基づき、前記端末に設定されたアプリケーションに識別情報を割り当てる割当部と、
前記アプリケーション経由で電子情報の取得要求を受け付ける受付部と、
前記電子情報の識別情報と前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する生成部と、
前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報および前記対応情報に基づき、前記アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信する送信部と、
を有することを特徴とする情報管理システム。
1 携帯端末
10 アプリケーション
11 アプリ識別情報格納部
12 チケット表示要求部
13、13B QR表示要求部
13A チケット受取部
2 センターサーバ
20 記憶部
21 アプリ識別情報DB
22 チケット情報DB
23 ユーザ情報DB
3 ネットワーク
30 制御部
31 アプリ識別情報生成部
32、32A チケット表示部
32B チケット情報更新部
33 QR表示部
51 対象ユーザ情報DB
9 チケット情報管理システム

Claims (8)

  1. 端末との通信に基づき、前記端末に設定されたアプリケーションに識別情報を割り当てる割当部と、
    前記アプリケーション経由で電子情報の取得要求を受け付ける受付部と、
    前記電子情報の識別情報と前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する生成部と、
    前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報および前記対応情報に基づき、前記アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする情報管理サーバ。
  2. 前記生成部は、前記取得要求において取得した認証情報に対応する電子情報の識別情報と前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理サーバ。
  3. 前記送信部は、
    前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれかのアプリケーションの識別情報と一致するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部による判定の結果、前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれかのアプリケーションの識別情報と一致する場合、一致するアプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を、前記アプリケーションが設定された前記端末に送信する電子情報送信部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の情報管理サーバ。
  4. 前記電子情報送信部は、前記アプリケーションの識別情報が、前記対応情報に対応付けられたいずれのアプリケーションの識別情報とも一致しない場合、前記アプリケーションが設定された前記端末にいずれの電子情報も送信しないことを特徴とする請求項3に記載の情報管理サーバ。
  5. 前記割当部によって割り当てられた識別情報を、前記アプリケーションが設定された前記端末に送信する識別情報送信部
    を有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の情報管理サーバ。
  6. サーバとの通信により、端末に設定されたアプリケーションに割り当てられた前記アプリケーションの識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を用いて、前記サーバに、前記端末を利用する利用者に対応する電子情報の取得を要求する要求部と、
    を有することを特徴とする端末。
  7. 前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を、前記端末に設定されたアプリケーションの記憶領域に格納する格納部
    を有することを特徴とする請求項6に記載の端末。
  8. 複数の端末と情報管理サーバとを有する情報管理システムであって、
    前記端末は、
    前記情報管理サーバとの通信により、自端末に設定されたアプリケーションに割り当てられた前記アプリケーションの識別情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得されたアプリケーションの識別情報を用いて、前記サーバに、前記端末を利用する利用者に対応する電子情報の取得を要求する要求部と、
    を有し、
    前記情報管理サーバは、
    前記端末との通信に基づき、前記端末に設定されたアプリケーションに識別情報を割り当てる割当部と、
    前記アプリケーション経由で電子情報の取得要求を受け付ける受付部と、
    前記電子情報の識別情報と前記アプリケーションの識別情報とを対応付けた対応情報を生成する生成部と、
    前記取得要求において取得した前記アプリケーションの識別情報および前記対応情報に基づき、前記アプリケーションの識別情報に対応付けられた電子情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする情報管理システム。
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