JP2003308299A - アクセス権限管理システム及び方法、アクセス権限情報管理装置、携帯電話機、情報提供装置、並びにプログラム - Google Patents

アクセス権限管理システム及び方法、アクセス権限情報管理装置、携帯電話機、情報提供装置、並びにプログラム

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JP2003308299A
JP2003308299A JP2002115132A JP2002115132A JP2003308299A JP 2003308299 A JP2003308299 A JP 2003308299A JP 2002115132 A JP2002115132 A JP 2002115132A JP 2002115132 A JP2002115132 A JP 2002115132A JP 2003308299 A JP2003308299 A JP 2003308299A
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Suenobu Honda
季伸 本田
Taro Ugawa
太郎 鵜川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非公式サイトにおいても公式サイトと実質的
な差異が生じないように携帯電話機からのアクセス権限
を管理する。 【解決手段】 携帯電話機7では、ソフト提供サイト2
から提供された専用ソフトが動作しており、専用ソフト
毎に付与されたIDがユーザ情報と共に認証局3に登録
されている。この専用ソフトを用いてサービス提供サイ
ト4(公式か非公式かを問わない)に会員登録する場
合、専用ソフトの機能によりIDがサービス提供サイト
4に送られる。サービス提供サイト4は、IDの認証を
認証局3に依頼し、認証された場合に会員登録する。携
帯電話機7から専用ソフトを用いてコードデータが要求
された場合、サービス提供サイト4は、専用ソフトの機
能により送られてくるIDにより真正な会員であると判
断されれば、コードデータを送信する。ユーザは、携帯
電話機7から店舗端末6にコードデータを出力させて、
店舗でのサービスを受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機からネ
ット上でサービスを提供するサイトへのアクセス権限を
管理するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の携帯電話機は、インターネット接
続機能を有するものが主流になってきており、様々なサ
イトが携帯電話機の画面上で閲覧されるコンテンツを提
供している。携帯電話機で閲覧されるコンテンツを提供
するサイトには、携帯電話会社との間の所定の契約で事
業を行っている公式サイトと、そうでない非公式サイト
とがある。また、予め登録された会員にのみサービス提
供を行う会員制サイトもある。会員制サイトとしては、
会員毎に異なるページを用意し、ページ毎に個別のUR
Lでアクセス可能としたものがある。
【0003】ところで、公式サイトが非公式サイトと異
なる特徴の1つとして、公式サイトでは実際にアクセス
を行ってきた携帯電話機の個体IDが携帯電話会社から
入手可能であるのに対して、非公式サイトでは入手不可
能なことが挙げられる。従って、各会員のページに応じ
たURLを以てアクセスされた場合に、公式サイトでは
携帯電話会社から入手した個体IDを以て、会員本人の
携帯電話機からアクセスされたかどうかを知ることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非公式
サイトにおいては、各会員のページに応じたURLを以
てアクセスされた場合に、それだけでは会員本人の携帯
電話機からアクセスされたかどうかを知ることができな
い。従って、各会員のページに応じたURLを携帯電話
機から入力してアクセスすれば、会員本人以外の者が他
人のページを閲覧できることとなってしまう。パスワー
ド等によって本人認証を行うことはできるが、パスワー
ドが他人に漏れてしまえば、それも意味がなくなる。
【0005】このような公式サイトと非公式サイトの違
いは、特に非公式サイトが提供するサービスにおいて次
のような問題を生じさせることとなる。例えば、会員毎
にクーポンなどのコードデータを提供するサイトでは、
会員本人以外からのアクセスによって、全く同じコード
データが複数の者に配布されてしまう場合が発生する。
当該サイトと提携する店舗などにおいてそのコードデー
タが使用されても、本当に会員本人が使用しているのか
どうかをチェックする仕組みはなかった。
【0006】本発明は、非公式サイトにおいても公式サ
イトと実質的な差異が生じないように携帯電話機からの
アクセス権限を管理することができるアクセス権限管理
システム等を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるアクセス権限管理シス
テムは、固有の識別情報が結合された専用ソフトウェア
が動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従
って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソ
フトウェアの識別情報を認証する認証装置とを備え、前
記携帯電話機、前記情報提供装置及び前記認証装置は、
互いにネットワークを介して接続することが可能なアク
セス権限管理システムであって、前記携帯電話機は、前
記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報を
通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装置
に会員登録を要求する会員登録要求手段と、前記専用ソ
フトウェアの機能により結合された識別情報を通知し
て、前記ネットワークを介して前記会員登録要求手段か
らの要求に従って会員登録をした情報提供装置に、情報
の提供を要求する情報提供要求手段と、前記情報提供要
求手段からの要求に従って前記ネットワークを介して前
記情報提供装置から送られてくる情報を受信する情報受
信手段と、前記情報受信装置が受信した情報を出力する
情報出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記会員
登録要求手段からの会員登録の要求を受信する会員登録
要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録
の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認
証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証
要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結
果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手
段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記
会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録
を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会
員登録手段と、前記情報提供要求手段からの情報提供の
要求を受信する情報提供要求受信手段と、前記情報提供
要求受信手段が情報提供の要求と共に受信した識別情報
が、前記会員登録手段により登録されているかどうかを
判別する会員登録判別手段と、前記会員登録判別手段が
当該識別情報が登録されていると判別した場合に、前記
情報提供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介し
て要求元の携帯電話機に提供し、前記情報受信手段に受
信させる情報提供手段とを備え、前記認証装置は、前記
携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別情報
を登録した識別情報登録手段と、前記認証要求手段から
の認証の要求を受信する認証要求受信手段と、前記認証
要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報につい
て、前記識別情報登録手段に登録されているかどうかを
判別する識別情報登録判別手段と、前記識別情報登録判
別手段が当該識別情報が登録されていると判別した場合
に、当該識別情報を認証する旨の認証結果を前記ネット
ワークを介して前記情報提供装置に送信し、前記認証結
果受信手段に受信させる認証結果送信手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0008】上記アクセス権限管理システムでは、携帯
電話機毎に固有の識別情報が結合された専用ソフトウェ
アが動作している。つまり、異なる携帯電話機から同じ
識別情報が通知されることがなく、情報提供装置は、専
用ソフトウェアの機能により通知された識別情報に基づ
いて、個々の携帯電話機を一義的に識別することができ
る。情報提供装置が携帯電話機の個体番号が通知されな
い非公式サイトであったとしても、個々の携帯電話機を
一義的に識別することが可能となるので、公式サイトと
実質的に変わりがなくアクセス権限を制御することがで
きるようになる。
【0009】また、携帯電話機が情報提供装置から情報
の提供を受けるためには、予め会員登録をしておかなけ
ればならないが、会員登録のためには、専用ソフトウェ
アの機能により通知された識別情報に基づく認証がされ
ていなければならない。このため、識別情報の登録のな
い携帯電話機から不正に会員登録を行って、情報提供装
置から情報の提供を受けるということがない。
【0010】上記アクセス権限管理システムにおいて、
前記認証装置は、前記携帯電話機からの要求により、当
該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェアに結合され
る識別情報を発行する識別情報発行手段をさらに備えて
いてもよい。この場合において、前記識別情報登録手段
は、前記識別情報発行手段が発行した識別情報を登録し
たものとなる。
【0011】上記アクセス権限管理システムは、店舗に
設置され、前記ネットワークを介して前記情報提供装置
に接続可能に構成された店舗端末装置をさらに備えてい
てもよい。この場合、前記情報提供装置が提供する情報
は、前記携帯電話機のユーザが前記店舗で受け得るサー
ビスの内容に対応したコードデータとすることができ、
前記店舗端末装置は、前記情報出力手段から出力された
情報としてのコードデータを入力する情報入力手段と、
前記情報入力手段から入力されたコードデータを前記ネ
ットワークを介して前記情報提供装置に送信するコード
データ送信手段と、前記コードデータ送信手段が送信し
たコードデータに対する前記情報提供装置からのサービ
ス内容を受信するサービス内容受信手段と、前記サービ
ス内容受信手段が受信したサービス内容を出力するサー
ビス内容出力手段とを備え、前記情報提供装置は、前記
コードデータ送信手段から送信されたコードデータを受
信するコードデータ受信手段と、前記コードデータ受信
手段が受信したコードデータに対応したサービス内容を
抽出するサービス内容抽出手段と、前記サービス内容抽
出手段が抽出したサービス内容を前記ネットワークを介
して前記店舗端末装置に送信し、前記サービス内容受信
手段に受信させるサービス内容送信手段とをさらに備え
るものとすることができる。
【0012】このように情報提供装置からの情報とし
て、店舗でのサービスの内容に応じたコードデータが携
帯電話機に提供され、店舗端末装置では、携帯電話機か
ら出力されたコードデータに対応したサービス内容を情
報提供装置に受け取ることができる。これにより、携帯
電話機を所持していれば、店舗でのサービスを受けるこ
とが可能となる。
【0013】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかるアクセス権限管理方法は、固有の識別情報
が結合された専用ソフトウェアが動作する携帯電話機
と、前記専用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装
置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコ
ンピュータ装置において実行される方法であって、前記
携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフトウ
ェアの識別情報と共に受信するステップと、前記会員登
録の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の
認証を前記認証装置に要求するステップと、前記認証の
要求に対する前記認証装置による認証結果を受信するス
テップと、前記認証された旨の認証結果を受信した場合
に、前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と関連
付けて会員登録を行うステップと、前記携帯電話機から
の情報提供の要求を、前記専用ソフトウェアの識別情報
と共に受信するステップと、前記情報提供の要求と共に
受信した識別情報に関連付けた会員登録がされているか
どうかを判別するステップと、当該識別情報に関連付け
た会員登録がされていると判別した場合に、前記情報提
供の要求に基づく情報を前記ネットワークを介して要求
元の携帯電話機に提供するステップとを含むことを特徴
とする。
【0014】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる情報提供装置は、固有の識別情報が結合さ
れた専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専
用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネ
ットワークを介して接続することが可能な情報提供装置
であって、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前
記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録
要求受信手段と、前記会員登録要求受信手段が会員登録
の要求と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認
証を前記認証装置に要求する認証要求手段と、前記認証
要求手段からの要求に対する前記認証装置による認証結
果を受信する認証結果受信手段と、前記認証結果受信手
段が認証された旨の認証結果を受け取った場合に、前記
会員登録要求受信手段が受信した要求に応じた会員登録
を、該要求と共に受信した識別情報と関連付けて行う会
員登録手段と、前記携帯電話機からの情報提供の要求
を、前記専用ソフトウェアの識別情報と共に受信する情
報提供要求受信手段と、前記情報提供要求受信手段が情
報提供の要求と共に受信した識別情報が、前記会員登録
手段により登録されているかどうかを判別する会員登録
判別手段と、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登
録されていると判別した場合に、前記情報提供の要求に
基づく情報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電
話機に提供する情報提供手段とを備えることを特徴とす
る。
【0015】前記情報提供装置は、前記携帯電話機の個
体情報が携帯電話局から通知されないものであっても構
わない。
【0016】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、識別情報を
結合可能な専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、
該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供する
情報提供装置とに、ネットワークを介して接続すること
が可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記専用
ソフトウェアを有する携帯電話機からの要求により、固
有の識別情報を発行する識別情報発行装置と、前記識別
情報発行装置が発行した識別情報を、前記ネットワーク
を介して要求元の携帯電話機に送信し、該携帯電話機が
有する専用ソフトウェアに結合させる識別情報送信手段
とを備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報
の提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する
専用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該
通知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアク
セス権限が判断されることを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかるアクセス権限情報管理装置は、識別情報が
結合された専用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機
と、該携帯電話機からの要求に従って所定の情報を提供
する情報提供装置とに、ネットワークを介して接続する
ことが可能なアクセス権限情報管理装置であって、前記
携帯電話機からの要求により、固有の識別情報が結合さ
れた専用ソフトウェアを前記ネットワークを介して送信
し、該携帯電話機上で動作させるソフトウェア送信手段
を備え、前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の
提供を要求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専
用ソフトウェアに結合された識別情報が通知され、該通
知された識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセ
ス権限が判断されることを特徴とする。
【0018】上記第4、第5の観点にかかるアクセス権
限情報管理装置は、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェ
アに結合された識別情報を登録した識別情報登録手段
と、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話
機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機
の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信す
る認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認証要
求と共に受信した識別情報について、前記識別情報登録
手段に登録されているかどうかを判別する識別情報登録
判別手段と、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報
が登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を
認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記
情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに備
えるものとしてもよい。
【0019】上記第4、第5の観点にかかるアクセス権
限情報管理装置は、また、前記専用ソフトウェアの識別
情報に対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算
した演算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機
に関連付けるための関連付け情報を登録した複数のテー
ブルと、前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯
電話機の認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電
話機の専用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受
信する認証要求受信手段と、前記認証要求受信手段が認
証要求と共に受信した識別情報について、前記複数のテ
ーブルの全てにおいて、前記複数の演算式による各演算
結果にそれぞれ対応する記憶位置に、同一の関連付け情
報が共通して登録されているかどうかを判定する関連付
け登録判定手段と、前記関連付け登録判定手段が同一の
関連付け情報が共通して登録されていると判定した場合
に、当該携帯電話機を認証する旨の認証結果を前記ネッ
トワークを介して前記情報提供装置に送信する認証結果
送信手段とをさらに備えるものとしてもよい。
【0020】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかる携帯電話機は、固有の識別情報が結合され
た専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従
って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソ
フトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置
に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電
話機であって、前記専用ソフトウェアの機能により結合
された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して
前記情報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要
求手段と、前記情報提供要求手段からの要求に従って前
記ネットワークを介して前記情報提供装置から送られて
くる情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段
が受信した情報を出力する情報出力手段とを備え、前記
情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専用ソ
フトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認証装
置が認証した結果により、受け付けられるかどうかが判
断されることを特徴とする。
【0021】上記携帯電話機において、前記専用ソフト
ウェアは、前記携帯電話機からの要求に従って前記認証
装置において発行された識別情報を前記認証装置から前
記ネットワークを介して受信して、該識別情報を結合し
たものとすることができる。前記専用ソフトウェアは、
前記携帯電話機からの要求に従って固有の識別情報が付
されたものを前記認証装置から前記ネットワークを介し
て受信したものとすることもできる。
【0022】上記携帯電話機は、前記専用ソフトウェア
の機能により結合された識別情報を通知して、前記ネッ
トワークを介して前記情報提供装置に会員登録を要求す
る会員登録要求手段をさらに備えるものであってもよ
い。この場合、前記会員登録要求手段による会員登録要
求に従って、該会員登録要求と共に受信した識別情報が
前記認証装置において認証された場合に、前記情報提供
装置に該識別情報について会員登録がなされ、前記情報
提供要求手段の情報提供の要求は、前記専用ソフトウェ
アに結合された識別情報について会員登録がなされてい
るかどうかにより、受け入れられるかどうかが判断され
るものとすることができる。
【0023】上記携帯電話機において、前記情報出力手
段は、複数の形式のうちのいずれか1以上の形式で情報
を出力するものとすることができる。
【0024】この場合において、前記情報提供要求手段
は、前記情報出力手段からの情報の出力形式を指示して
情報提供を要求するものとすることができ、前記情報受
信手段は、前記指示した出力形式の情報を受信すること
ができる。
【0025】上記目的を達成するため、本発明の第7の
観点にかかるプログラムは、固有の識別情報が結合され
た専用ソフトウェアが動作可能であると共に、要求に従
って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専用ソ
フトウェアの識別情報に基づいて認証を行う認証装置
に、ネットワークを介して接続することが可能な携帯電
話機を、前記専用ソフトウェアの機能により結合された
識別情報を通知して、前記ネットワークを介して前記情
報提供装置に、情報の提供を要求する情報提供要求手
段、前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネッ
トワークを介して前記情報提供装置から送られてくる情
報を受信する情報受信手段、及び、前記情報受信手段が
受信した情報を出力する情報出力手段として機能させ、
前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専
用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認
証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうか
が判断されることを特徴とする。
【0026】上記目的を達成するため、本発明の第8の
観点にかかるプログラムは、固有の識別情報が結合され
た専用ソフトウェアが動作する携帯電話機と、前記専用
ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とに、ネッ
トワークを介して接続することが可能なコンピュータ装
置を、前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専
用ソフトウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求
受信手段、前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求
と共に受信した識別情報と共に、該識別情報の認証を前
記認証装置に要求する認証要求手段、前記認証要求手段
からの要求に対する前記認証装置による認証結果を受信
する認証結果受信手段、前記認証結果受信手段が認証さ
れた旨の認証結果を受け取った場合に、前記会員登録要
求受信手段が受信した要求に応じた会員登録を、該要求
と共に受信した識別情報と関連付けて行う会員登録手
段、前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用
ソフトウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受
信手段、前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と
共に受信した識別情報が、前記会員登録手段により登録
されているかどうかを判別する会員登録判別手段、及
び、前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されて
いると判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情
報を前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提
供する情報提供手段として機能させることを特徴とす
る。
【0027】上記目的を達成するため、本発明の第9の
観点にかかるプログラムは、識別情報が結合された専用
ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機
からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装置
とに、ネットワークを介して接続することが可能なコン
ピュータ装置を、前記携帯電話機毎の専用ソフトウェア
に結合された識別情報を登録した識別情報登録手段、前
記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の認
証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専用
ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認証
要求受信手段、前記認証要求受信手段が認証要求と共に
受信した識別情報について、前記識別情報登録手段に登
録されているかどうかを判別する識別情報登録判別手
段、及び、前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が
登録されていると判別した場合に、当該携帯電話機を認
証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前記情
報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能させ
ることを特徴とする。
【0028】上記目的を達成するため、本発明の第10
の観点にかかるプログラムは、識別情報が結合された専
用ソフトウェアが動作可能な携帯電話機と、該携帯電話
機からの要求に従って所定の情報を提供する情報提供装
置とに、ネットワークを介して接続することが可能なコ
ンピュータ装置を、前記専用ソフトウェアの識別情報に
対応した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演
算結果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連
付けるための関連付け情報を複数のテーブルにそれぞれ
登録するテーブル登録手段、前記情報提供装置にアクセ
スしようとする携帯電話機の認証の要求を、該アクセス
しようとする携帯電話機の専用ソフトウェアに結合され
た識別情報と共に受信する認証要求受信手段、前記認証
要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情報につい
て、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記複数の演
算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶位置に、
同一の関連付け情報が共通して登録されているかどうか
を判定する関連付け登録判定手段、及び、前記関連付け
登録判定手段が同一の関連付け情報が共通して登録され
ていると判定した場合に、当該携帯電話機を認証する旨
の認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装
置に送信する認証結果送信手段として機能させることを
特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。
【0030】図1は、この実施の形態に適用されるネッ
トワークシステムの構成を示すブロック図である。図示
するように、このネットワークシステムでは、インター
ネット1上にソフト提供サイト2と、認証局3と、複数
のサービス提供サイト4(4A〜4F)と、ライセンス
管理サーバ5と、複数の店舗端末6(6A〜6C)とが
存在する。インターネット接続機能を有する携帯電話機
7(7A〜7C)は、携帯電話網8及び携帯電話局9を
介してインターネット1に接続される。
【0031】ソフト提供サイト2は、サービス提供サイ
ト4からコードデータを取得するための携帯電話機7上
で動作する専用ソフトウェアを、携帯電話機7からの要
求に従って提供する。この専用ソフトウェアの詳細につ
いては後述する。認証局3は、携帯電話機7上で動作す
る専用ソフトウェアに固有のIDを付与すると共に、サ
ービス提供サイト4からの要求に応じて、サービス提供
サイト4に会員登録しようとするユーザを専用ソフトウ
ェアのIDに基づいて認証する。
【0032】図2は、認証局3の構成を示すブロック図
である。図示するように、認証局3は、CPU(Centra
l Processing Unit)31と、記憶装置32と、通信装
置33と、ソフト登録データベース34とを備えてい
る。CPU31は、記憶装置32に記憶されたプログラ
ムを実行し、専用ソフトウェアへのIDの付与、専用ソ
フトウェアのIDに基づくユーザの認証などの処理を行
う。記憶装置32は、CPU31のプログラムを記憶す
ると共に、データの記憶領域として用いられる。通信装
置33は、インターネット1に接続し、サービス提供サ
イト4や携帯電話機7との間の通信処理を行う。
【0033】ソフト登録データベース34は、専用ソフ
トウェアの登録を行ったユーザについて、付与した専用
ソフトウェアのIDと当該ユーザのユーザ情報とを対応
付けて登録したデータベースである。携帯電話機7のユ
ーザからの要求に従って専用ソフトウェアのIDが発行
される度に、新たなレコードが作成されてユーザ情報と
共に登録されることとなる。ソフト登録データベース3
4は、また、サービス提供サイト4からの認証要求に従
って参照される。
【0034】図1に示す複数のサービス提供サイト4
は、それぞれ会員登録されたユーザにクーポンなどのコ
ードデータを提供するものであり、コードデータの提供
を受けたユーザが店舗端末6の設置された店舗でコード
データを使用してサービスを受けようとするとき、その
コードデータに対応したサービスの内容を店舗端末6に
通知するものである。なお、異なるサービス提供サイト
4が同じ店舗で使用されるコードデータを発行すること
ができ、1つのサービス提供サイト4が異なる店舗で使
用されるコードデータを発行することができるようにな
っている。コードデータは、後述するように店舗端末6
に応じた種類のものが発行される。
【0035】複数のサービス提供サイト4としては、携
帯電話事業者との間の契約によってサービスを提供して
いる公式サイト4A〜4Cと、それ以外の非公式サイト
4D〜4Fが存在する。公式サイト4A〜4Cでは、ア
クセスしてきた携帯電話機7の個体IDが契約している
携帯電話事業者の携帯電話局9から通知されるものとな
っているが、非公式サイト4D〜4Fでは、このような
個体IDが通知されないというところに大きな違いがあ
る。
【0036】図3は、サービス提供サイト4の構成を示
すブロック図である。図示するように、サービス提供サ
イト4は、CPU41と、記憶装置42と、通信装置4
3と、会員ページデータベース44とを備えている。C
PU41は、記憶装置42に記憶されたプログラムを実
行し、携帯電話機7のユーザの会員登録、会員登録され
たユーザに対するコードデータの発行などの処理を行
う。記憶装置42は、CPU41のプログラムを記憶す
ると共に、データの記憶領域として用いられる。通信装
置43は、インターネット1に接続し、認証局3、店舗
端末6或いは携帯電話機7との間の通信処理を行う。
【0037】会員ページデータベース44は、当該サー
ビス提供サイト4において会員登録されたユーザについ
て、会員ユーザ毎に設けられるページに関する情報を登
録したデータベースである。会員ユーザのページ毎にU
RLが付されており、各ページは、このURLに基づい
てアクセスされる。また、各ページには、会員登録の際
に専用ソフトウェアのIDが登録されており、専用ソフ
トウェアのIDが異なれば、アクセスが拒否されること
となる。なお、各会員ユーザのページには、どの店舗の
どのコードデータをユーザが取得し、実際に店舗で使用
したかということに関する情報が登録されることとな
る。
【0038】図1に示すライセンス管理サーバ5は、複
数のサービス提供サイト4のそれぞれが発行しようとす
るコードデータにライセンスを付与し、各サービス提供
サイト4が発行するコードデータに重複が生じないよう
に管理を行う。コードデータへのライセンスの付与は、
サービス提供サイト4が公式サイト4A〜4Cであるか
非公式サイト4D〜4Fであるかとは無関係に行う。
【0039】携帯電話機7は、ソフト提供サイト2から
専用ソフトウェアを取得し、認証局3に登録を行うこと
で付与されるIDを該専用ソフトウェアに結合させる。
携帯電話機7は、IDが結合された専用ソフトウェアが
動作することによって、サービス提供サイト4に会員登
録してそこからコードデータを取得することができるよ
うになる。取得したコードデータは、店舗でのサービス
を受けようとするときに店舗端末6に出力される。
【0040】図4(a)は、携帯電話機7の構成を示す
ブロック図である。この図では、本発明に関わる部分だ
けを示しており、通話機能などに関する構成を省略して
いる。図示するように、携帯電話機7は、CPU71
と、ROM(Read Only Memory)72と、RAM(Rand
om Access Memory)73と、キー入力装置74と、表示
装置75と、赤外線送信ポート76と、内蔵IC77
と、通信装置78とを備えている。なお、ここでいう携
帯電話機7とは、PDA(Personal Digital Assistan
t)などの端末装置に携帯電話接続カードを取り付けた
ようなもので、図4(a)に示す構成(表示装置75、
赤外線通信ポート76及び内蔵IC77については、い
ずれか1つ以上があれば可)を有するものも含む概念で
ある。
【0041】CPU71は、ROM72またはRAM7
3に記憶されたプログラムを実行し、専用ソフトウェア
の取得及び登録、サービス提供サイト4への会員登録及
びコードデータの要求、或いはサービス提供サイト4か
ら取得したコードデータの出力などの処理を行う。RO
M72は、CPU71のプログラムや固定的なデータを
記憶する。RAM73は、CPU71のプログラムや一
時的なデータを記憶する。ソフト提供サイト2から提供
される専用ソフトウェアの記憶領域は、RAM73に設
けられる。RAM73は、バッテリバックアップされて
おり、携帯電話機7の電源をOFFしたときでも、その
記憶内容を保持できるようになっている。
【0042】キー入力装置74は、ユーザの操作に従っ
てユーザ情報や種々の処理のための指示を入力するもの
である。表示装置75は、液晶表示装置などによって構
成され、例えば専用ソフトウェアに従って分類される情
報(後述するコードデータとしての二次元バーコードを
含む)を表示する。赤外線送信ポート76は、サービス
提供サイト4から取得したコードデータを赤外線信号で
送信する。内蔵IC77は、サービス提供サイト4から
取得したコードデータを保持し、店舗端末6により自動
応答で出力する。通信装置78は、携帯電話網8に接続
し、ソフト提供サイト2、認証局3或いはサービス提供
サイト4との間の通信処理を行う。
【0043】図4(b)は、携帯電話機7上で動作する
専用ソフトウェアの詳細を説明する図である。図の破線
で示すように、この専用ソフトウェアは、認証局3にお
いて付与されるIDが結合されることで使用することが
可能となる。IDが結合された専用ソフトウェアを用い
てサービス提供サイト4へアクセスした場合、その機能
によって結合されているIDがサービス提供サイト4へ
通知されるものとなる。この専用ソフトは、ブラウザと
しての機能も有し、サービス提供サイト4が提供する会
員毎のページを表示することができる。
【0044】サービス提供ソフト4が提供する会員毎の
ページからコードデータを取得することができるが、こ
の専用ソフトウェアは、図に示すような階層的な構造
で、取得したコードデータを分類し、仕分けする機能を
有している。ユーザは、サービス提供サイト4から取得
したコードデータのうちから、分類に従って所望のコー
ドデータを取り出し、店舗端末6に対して出力すること
となる。コードデータが出力される形式としては、赤外
線信号による送信、内蔵IC77の応答、表示装置75
への二次元バーコードの表示というものがあり、どの形
式で出力するかも専用ソフトウェアによって選択できる
ようになっている。
【0045】図1に示す店舗端末6は、携帯電話機7か
らコードデータを入力し、そのコードデータに従ってサ
ービス提供サイト4から示されるサービスを表示して、
店舗端末6が設置された店舗でユーザがサービスを受け
るようにするものである。図5(a)〜(c)は、店舗
端末6の構成を示すブロック図であり、店舗端末6は、
これらのいずれかの構成を採るものとしている。図5
(a)〜(c)のいずれの構成でも、店舗端末6は、C
PU61と、記憶装置62と、表示装置63と、キーボ
ード64と、通信装置66とを備えている。
【0046】CPU61は、記憶装置62に記憶された
プログラムを実行し、携帯電話機7からのコードデータ
に従ってサービス提供サイト4からサービス内容を取得
するための処理などを行う。記憶装置62は、CPU6
1のプログラムを記憶すると共に、データの記憶領域と
して用いられる。表示装置63は、サービス提供サイト
4から提示されたサービスの内容などを表示する。キー
ボード64は、当該店舗の店員が必要な情報を入力する
ために用いられる。通信装置66は、インターネット1
に接続し、サービス提供サイト4との間の通信処理を行
う。
【0047】店舗端末6は、携帯電話機7からコードデ
ータを入力するための装置を備えているが、このような
装置として図5(a)〜(c)のそれぞれにおいて、赤
外線受信ポート65a、ICリーダ65b、或いはバー
コードリーダ65cが設けられているものを示してい
る。店舗端末6は、赤外線受信ポート65a、ICリー
ダ65b及びバーコードリーダ65cのうちの2つ以上
を有する構成とすることも可能である。
【0048】赤外線受信ポート65aは、携帯電話機7
の赤外線送信ポート76から赤外線信号で送信されたコ
ードデータを受信する。ICリーダ65bは、携帯電話
機7の内蔵IC77に保持されたコードデータを、当該
内蔵IC77に自動応答させることで読み取る。バーコ
ードリーダ65cは、携帯電話機7の表示装置75に表
示されたコードデータとしての二次元バーコードを読み
取る。
【0049】以下、この実施の形態のネットワークシス
テムで実行される処理について説明する。この実施の形
態において、携帯電話機7のユーザがサービス提供サイ
ト4からコードデータを取得し、取得したコードデータ
に基づいて店舗でサービスを受けるまでに必要な処理と
しては、 (1)認証局3への専用ソフトウェアの登録 (2)サービス提供サイト4への会員登録 (3)サービス提供サイト4からコードデータを取得
し、店舗でサービスを利用 の3つに大きく分けられる。以下、それぞれについて詳
しく説明する。
【0050】図6は、携帯電話機7のユーザが認証局3
へ専用ソフトウェアの登録を行うための処理を示すフロ
ーチャートである。
【0051】まず、携帯電話機7が標準で有するインタ
ーネット接続機能を用いてソフト提供サイト2に接続
し、表示装置75に表示されるソフト提供サイト2のペ
ージに従ってキー入力装置74を操作して、専用ソフト
ウェアのダウンロードを要求する(ステップS10
1)。ソフト提供サイト2は、このダウンロード要求を
受信すると(ステップS121)、専用ソフトウェアを
要求元の携帯電話機7に送信する(ステップS12
2)。
【0052】携帯電話機7の通信装置78が専用ソフト
ウェアを受信すると、RAM73の所定の領域に格納さ
れる(ステップS102)。ユーザは、キー入力装置7
4を操作してRAM73に格納された専用ソフトウェア
を起動し、表示装置75に表示される画面に従って、自
己の氏名、年齢、性別などのユーザ情報をキー入力装置
74から入力する(ステップS103)。ユーザがキー
入力装置74から専用ソフトウェアの登録を指示する
と、ステップS103で入力したユーザ情報と共に、専
用ソフトウェアの登録要求が通信装置78から認証局3
に送られる(ステップS104)。
【0053】認証局3では、通信装置33が専用ソフト
ウェアの登録要求を受信すると(ステップS141)、
CPU31は、当該専用ソフトウェアのIDをランダム
に発行する。ここでランダムに生成されたIDを既にソ
フト登録データベース34に登録されているIDと照合
し、既に登録されていたならば、さらに別のIDを生成
して、当該専用ソフトウェアのIDとして発行すること
となる(ステップS142)。
【0054】CPU31は、ソフト登録データベース3
4に新たなレコードを作成し、ステップS143で発行
したIDをステップS141で登録要求と共に受信した
IDと対応付けて登録する(ステップS143)。ソフ
ト登録データベース34への登録が完了すると、ステッ
プS143で発行したIDを通信装置33から要求元の
携帯電話機7に送信する(ステップS144)。
【0055】携帯電話機7の通信装置が専用ソフトウェ
アのIDを受信すると(ステップS105)、CPU7
1は、専用ソフトウェアの機能により受信したIDを専
用ソフトウェアに結合する(ステップS106)。こう
してIDが結合されることにより、RAM73に格納さ
れた専用ソフトウェアを用いてサービス提供サイト4に
アクセスすることが可能となり、これで専用ソフトウェ
アの登録が全て完了する。なお、専用ソフトウェアへの
IDの結合は、上記した専用ソフトウェアの登録要求か
らの一連の処理で認証局3からIDが送られてきた場合
以外は行えないものとなっている。
【0056】図7は、携帯電話機7のユーザがサービス
提供サイト4へ会員登録をするための処理を示すフロー
チャートである。
【0057】まず、携帯電話機7のユーザは、キー入力
装置74を操作してRAM73に格納された専用ソフト
ウェアを起動し、所望のサービス提供サイト4に接続し
た後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力
装置74から会員登録の指示する。この指示に従って、
会員登録要求が通信装置78からサービス提供サイト4
に送られる。このときに、専用ソフトウェアに結合され
ているIDもサービス提供サイト4に送られる(ステッ
プS201)。
【0058】サービス提供サイト4では、通信装置43
が会員登録要求を受信すると(ステップS221)、C
PU41は、会員登録要求と共に受信した専用ソフトウ
ェアのIDを抽出する(ステップS222)。専用ソフ
トウェアのIDが抽出されると、このIDによるユーザ
認証の要求が通信装置43から認証局3に送られる(ス
テップS223)。
【0059】認証局3では、通信装置33が会員登録要
求を受信すると(ステップS241)、CPU31は、
会員登録要求と共に受信した専用ソフトウェアのIDを
ソフト登録データベース34に登録されているIDと照
合し、一致するものがある場合には、そのIDに対応す
るユーザを認証する(ステップS242)。そして、認
証されたユーザのユーザ情報が通信装置33からサービ
ス提供サイト4に返送される(ステップS243)。な
お、一致するIDがなかった場合には、ユーザを認証で
きない旨のメッセージがサービス提供サイト4に返され
る。
【0060】サービス提供サイト4では、通信装置43
がユーザ認証結果としてユーザ情報を受信すると(ステ
ップS224)、CPU41は、会員ページデータベー
ス44に新たなユーザのページを作成し、そのページに
関連付けてステップS222で抽出した専用ソフトウェ
アのIDとステップS224で受信したユーザ情報とを
登録して、当該ユーザを会員登録する(ステップS22
5)。こうして会員登録が完了すると、会員登録完了通
知が通信装置43から要求元の携帯電話機7に送信され
る(ステップS226)。
【0061】携帯電話機7では、通信装置78が会員登
録完了通知を受信すると(ステップS202)、会員登
録したサービス提供サイト4に関する情報を分類・仕分
けをして専用ソフトウェアに組み込む(ステップS20
3)。こうして会員登録したサービス提供サイト4に関
する情報が組み込まれることにより、専用ソフトウェア
を用いてサービス提供サイト4からコードデータを取得
することが可能となり、これで会員登録が完了する。
【0062】図8は、携帯電話機7のユーザがサービス
提供サイト4からコードデータを取得し、店舗端末6が
置かれた店舗でサービスを利用するための処理を示すフ
ローチャートである。
【0063】店舗においてサービスを受けようとする携
帯電話機7のユーザは、キー入力装置74を操作してR
AM73に格納された専用ソフトウェアを起動し、会員
登録したサービス提供サイト4の自分のページに接続し
た後、表示装置75に表示される画面に従ってキー入力
装置74からコードデータの取得を指示する。この指示
としては、クーポンの種別や出力形式などの指定が含ま
れることとなる。この指示に従って、コードデータの送
信要求がサービス提供サイト4に送られる。このとき
に、専用ソフトウェアに結合されているIDもサービス
提供サイト4に送られる(ステップS301)。
【0064】サービス提供サイト4では、通信装置43
がコードデータの送信要求を受信すると(ステップS3
21)、CPU41は、会員ページデータベース44を
参照してこの要求と共に受信したIDが接続されたペー
ジのユーザのものであるかを調べ、そうであれば要求さ
れたコードデータを生成する(ステップS322)。生
成されたコードデータは、通信装置43から要求元の携
帯電話機7に送られる(ステップS323)。
【0065】携帯電話機7では、通信装置78がコード
データを受信すると(ステップS302)、RAM73
か内蔵IC77に保存され、ユーザによるキー入力装置
74の操作に従ってコードデータを出力する(ステップ
S303)。コードデータの出力形式は、サービス提供
サイト4から送られてきたコードデータの形式に従うこ
ととなるが、店舗端末6が赤外線受信ポート65aを有
するものであれば赤外線送信ポート76から赤外線信号
で送信され、店舗端末6がICリーダ65bを有するも
のであれば内蔵IC77の自動応答で出力され、店舗端
末6がバーコードリーダ65cを有するものであれば表
示装置75に二次元バーコードとして表示されることと
なる。
【0066】店舗端末6では、携帯電話機7から出力さ
れたコードデータを、赤外線受信ポート65a、ICリ
ーダ65bまたはバーコードリーダ65cから入力する
(ステップS341)。入力されたコードデータは、通
信装置66からサービス提供サイト4に送られる(ステ
ップS342)。ここで店舗端末6は、入力されたコー
ドデータを以て、どこのサービス提供サイト4で発行さ
れたものであるかをラインセンス管理サーバ5に問い合
わせるものとしてもよい。
【0067】サービス提供サイト4では、通信装置43
が店舗端末6からコードデータを受信すると(ステップ
S324)、CPU41は、会員ページデータベース4
4を参照して、受信したコードデータに対応するサービ
スの内容をチェックする(ステップS325)。そし
て、そのサービスの内容に関する情報が通信装置43か
らコードデータの送信元の店舗端末6に送られる(ステ
ップS326)。
【0068】店舗端末6では、サービス提供サイト4か
らサービスの内容に関する情報を受信すると(ステップ
S343)、CPU61は、これを表示装置63に表示
する(ステップS344)。こうして表示装置63に表
示されたサービスの内容に関する情報に従って、ユーザ
は当該店舗でのサービスを受けることができる。ユーザ
が店舗でのサービスの提供を受けた旨が店舗端末6のキ
ーボード64から入力されると、店舗端末6の通信装置
66からサービス提供サイト4にサービス受領済みの通
知が送られる(ステップS345)。
【0069】サービス提供サイト4では、通信装置43
が店舗端末6からのサービス受領済みの通知を受信する
と(ステップS327)、ユーザが受領済みのサービス
に関する情報を会員ページデータベース44に登録する
(ステップS328)。これでユーザが同じコードデー
タに基づいて何度も同じサービスを受けることが内容に
している。そして、コードデータに基づくユーザのサー
ビスの利用が完了する。
【0070】以上説明したように、この実施の形態のネ
ットワークシステムでは、携帯電話機7のユーザがサー
ビス提供サイト4からコードデータを取得するために
は、認証局3に登録されたIDが結合された専用ソフト
ウェアが必要となる。IDは、専用ソフトウェア毎に重
複しないように固有のものが発行され、IDの結合は、
専用ソフトウェアの登録要求をしたときにしか行えな
い。このため、異なる携帯電話機7で同じIDが結合さ
れた専用ソフトウェアが動作することなく、携帯電話機
7からアクセスされたサービス提供サイト4は、携帯電
話機7のユーザを一義的に識別することができる。
【0071】サービス提供サイト4には、公式サイト4
A〜4Cと、非公式サイト4D〜4Fとがあるが、いず
れも専用ソフトウェアのIDによって携帯電話機7のユ
ーザが一義的に識別される。つまり、携帯電話機7の個
体番号が携帯電話局9から通知されない非公式サイト4
D〜4Fでも、携帯電話機7の個体番号が通知される公
式サイト4A〜4Cと何ら変わることなく、それぞれの
携帯電話機7からのアクセス権限を制御することができ
る。
【0072】また、サービス提供サイト4からのコード
データの提供は、サービス提供サイト4毎に会員登録を
したユーザしか受けることができない。ここで、サービ
ス提供サイト4に会員登録をする場合には、アクセスし
てきた携帯電話機7上で動作する専用ソフトウェアに固
有にIDを用いて、認証局3によりユーザ認証がなされ
る。このため、専用ソフトウェアの登録をしていないユ
ーザは、サービス提供サイト4に会員として登録して、
コードデータを不正に取得することはできない。
【0073】店舗端末6にコードデータを入力する装置
としては、赤外線受信ポート65a、ICリーダ65
b、バーコードリーダ65cなどがあるが、サービス提
供サイト4から携帯電話機7には、店舗端末6の形態に
合わせたコードデータが取得されることになる。このよ
うに様々な店舗端末6の形態に対応できるものとなって
いるため、各店舗においては、それぞれの事情に適した
構成の店舗端末6を導入することができる。
【0074】本発明は、上記の実施の形態に限られず、
種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可
能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0075】上記の実施の形態では、サービス提供サイ
ト4から携帯電話機7に提供されたコードデータは、専
用ソフトウェアの機能に従って分類、仕分けされて携帯
電話機7内に保存されるものとなっていた。ところが、
携帯電話機7のRAM73の容量は決して大きいもので
はない。そこで、コードデータを分類、仕分け及び保管
する仕組みは、例えばソフト提供サイト2に移すものと
し、ユーザは、専用ソフトウェアを用いてサービス提供
サイト4から取得したコードデータを、ソフト提供サイ
ト2に保管させて、必要に応じてここからダウンロード
するものとしてもよい。
【0076】上記の実施の形態では、ソフト提供サイト
2と、認証局3と、ライセンス管理サーバ5とは、イン
ターネット1上に別々に存在するものとしていた。しか
しながら、例えばソフト提供サイト2と認証局3とが同
じコンピュータ装置上に構築されていてもよく、さらに
ライセンス管理サーバ5も同じコンピュータ装置上に構
築されたものとしてもよい。
【0077】上記の実施の形態では、サービス提供サイ
ト4から携帯電話機7にコードデータを取得するための
専用ソフトウェアは、ソフト提供サイト2から提供さ
れ、専用ソフトウェアの機能により認証局3に登録を行
った場合に、固有のIDが認証局3から付与されるもの
となっていた。これに対して、未だ専用ソフトウェアを
取得していない携帯電話機7からの要求を受信すること
により、最初から固有のIDが結合されている専用ソフ
トウェアを、認証局3からインターネット1等を介して
要求元の携帯電話機7に提供するものとしてもよい。I
Dが結合された専用ソフトウェアを携帯電話機7に提供
する際には、その専用ソフトウェアに予め結合されたI
Dと、要求元の携帯電話機7のユーザ情報とが、ソフト
登録データベース34に関連付けて登録されるものとす
ればよい。
【0078】上記の実施の形態では、専用ソフトウェア
のIDに基づいて認証局3がユーザ認証を行うのは、携
帯電話機7のユーザがサービス提供サイト4に会員登録
を行うときだけであり、サービス提供サイト4では、会
員登録をした後は、専用ソフトウェアのIDのみに基づ
いて正規に登録した会員であるかどうかを判断してい
た。しかしながら、サービス提供サイト4は、携帯電話
機7からアクセスされるたびに、専用ソフトウェアのI
Dによるユーザ認証を認証局3に求めるものとしてもよ
い。また、携帯電話機7からサービス提供サイト4にア
クセスする場合には、必ず認証局3を介在させなければ
ならないものとして、認証局3は、携帯電話機7からサ
ービス提供サイト4にアクセスする際には必ず専用ソフ
トウェアのIDによるユーザ認証を行って、認証結果を
サービス提供サイト4に渡すものとしてもよい。
【0079】上記の実施の形態では、サービス提供サイ
ト4は、携帯電話局9から携帯電話機7の個体IDが通
知される公式サイト4A〜4Cと、個体IDが通知され
ない非公式サイト4D〜4Fとに分かれるものとしてい
た。そして、公式サイト4A〜4Cと非公式サイト4D
〜4Fとで処理に違いは生じていなかった。これに対し
て、公式サイト4A〜4Cでは、専用ソフトウェアのI
Dがなくても個体IDによって個々の携帯電話機7を特
定することが可能であるため、専用ソフトウェアのID
によってアクセスしてきた携帯電話機7を判断するもの
としなくてもよい。
【0080】上記の実施の形態では、携帯電話機7のユ
ーザがサービス提供サイト4から取得したコードデータ
を用いて店舗でサービスを受けたときに、店舗端末6か
らサービス提供サイト4に受領済み通知をし、受領済み
のサービスを会員ページデータベース44に登録するも
のとしていた。しかし、上記のシステムでは、異なるサ
ービス提供サイト4が同じ店舗の同じサービスに関する
コードデータを発行することも可能である。そこで、ラ
イセンス管理サーバ5のように全てのサービス提供サイ
ト4を統括するサーバを別に設け(ライセンス管理サー
バ5でも可)、このサーバで同じ店舗の同じサービスが
提供されることのないようにコードデータの使用に関し
ても管理してもよい。また、このようなサーバでまとめ
て管理を行うことにより、どのようなユーザがどのよう
な店舗でどのようなサービスを受けるかということにつ
いてのマーケティングデータを容易に作成することがで
きるようになる。
【0081】上記の実施の形態では、認証局3は、専用
ソフトウェア登録処理において、新たに発行するIDが
発行済みのIDと重複していないかどうかをソフト登録
データベース34に登録されたIDと照合してチェック
していた。また、会員登録処理においてサービス提供サ
イト4から専用ソフトウェアのIDに基づくユーザの認
証を要求されたときも、ソフト登録データベース34に
登録されたIDとの照合によってユーザ認証を行ってい
た。このようなIDの照合を行わずに、次のような方法
を適用することも可能である。
【0082】図9は、専用ソフトウェア登録処理及び会
員登録処理に適用可能な変形例を説明する図である。こ
れは、認証局3における処理を説明したものであり、認
証局3の記憶装置32には、第1テーブル101と、第
2テーブル102と、ユーザテーブル103とが設けら
れる。また、認証局3では、専用ソフトウェアのIDを
数値の重複が生じないように数値化することができるよ
うになっている。認証局3及び他のいずれの装置におい
ても、専用ソフトウェアのIDそのものは保管されな
い。
【0083】ユーザテーブル103は、専用ソフトウェ
アの登録をしたユーザのユーザ情報を登録したテーブル
である。第1テーブル101は、専用ソフトウェアのI
Dに対応した数値を除数Aで除算した剰余aに対応した
テーブル内の位置に、当該IDに対応したユーザ情報を
指し示すポインタを格納している。第2テーブル102
は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値を除数Bで
除算した剰余bに対応したテーブル内の位置に、当該I
Dに対応したユーザ情報を指し示すポインタを格納して
いる。第1テーブル101及び第2テーブル102の各
記憶位置には、2つ以上のポインタを格納することが可
能である。
【0084】ここで、除数Aと除数Bとの最小公倍数
は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値が採りうる
最大値と最小値との差よりも大きいという関係がある。
この関係を満たす場合、互いに異なる2つのIDに対応
した数値をそれぞれ除数Aで除算した剰余aが一致する
場合には、当該2つのIDに対応した数値をそれぞれ除
数Bで除算した剰余bが一致することはあり得なくな
る。なお、除数Aと除数Bとは、互いに素であることが
好ましい。
【0085】図9に示すように、一例として専用ソフト
ウェアのID(X)について、専用ソフトウェアの登録
を行う場合とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU
31は、ランダムに生成した、またはサービス提供サイ
ト4から渡されたID(X)を所定の方法で数値化した
数値Xを求める。次に、CPU31は、数値Xを除数A
で除算した剰余aを求める。また、数値Xを除数Bで除
算した剰余bを求める。
【0086】CPU31は、除数aに対応した第1テー
ブル101の記憶位置と除数bに対応した第2テーブル
102の記憶位置とから、それぞれユーザテーブル10
3へのポインタを取り出す。取り出した2つのポインタ
は、同じユーザ情報を指し示すものとなっている。この
ような状態であった場合、専用ソフトウェア登録処理で
新たなIDを発行しようとする場合には、発行済みのI
Dということになるので、ID(X)を発行することは
ない。一方、会員登録処理では、当該ユーザを認証する
ものとして、2つのポインタの両方から辿り着いたユー
ザ情報をサービス提供サイト4に返却する。
【0087】他の例として専用ソフトウェアのID
(x’)について、専用ソフトウェアの登録を行う場合
とユーザ認証を行う場合とを考える。CPU31は、ラ
ンダムに生成した、またはサービス提供サイト4から渡
されたID(X’)を所定の方法で数値化した数値X’
を求める。次に、CPU31は、数値X’を除数Aで除
算した剰余a’を求める。また、数値X’を除数Bで除
算した剰余b’を求める。
【0088】CPU31は、除数a’に対応した第1テ
ーブル102の記憶位置と除数b’に対応した第2テー
ブル103の記憶位置と殻、それぞれユーザテーブル1
03へのポインタを取り出す。取り出した2つのポイン
タは、同じユーザ情報を指し示さないものとなってい
る。このような状態であった場合、専用ソフトウェア登
録処理で新たなIDを発行しようとする場合には、未だ
発行されていないIDであるので、ID(X’)を発行
する。一方、会員登録処理では、ユーザ認証が不可能で
あることを、サービス提供サイト4に返却する。
【0089】この方法では、専用ソフトウェアのIDが
既に発行済みのものであるかどうかをチェックするとき
も、サービス提供サイト4から渡された専用ソフトウェ
アのIDに基づいてユーザ認証を行う場合も、IDの照
合は必要はない。このため、専用ソフトウェア登録処理
や会員登録処理が高速化される。除数A及び除数Bの最
小公倍数は、専用ソフトウェアのIDに対応した数値の
最大値と最小値との差よりも大きいという関係があるた
め、異なるIDで剰余aと剰余bの両方が一致すること
がない。このため、専用ソフトウェアのIDに対応した
ユーザ情報を一義的に特定することができ、正確にユー
ザ認証を行うことができる。
【0090】また、専用ソフトウェア登録処理において
も会員登録処理においても、専用ソフトウェアのIDの
照合は一切必要ないので、認証局3や他の装置にも専用
ソフトウェアのIDを保管しておく必要がない。このた
め、専用ソフトウェアのIDとして複雑な体系を使用し
ても、必要な記憶容量が大きくならないで済む。さら
に、専用ソフトウェアのIDを保管しておく必要がない
ことから、仮に認証局3などがハッキングされても、各
ユーザに付与した専用ソフトウェアのIDが盗み出され
ることはない。このため、各ユーザが専用ソフトウェア
の管理を怠らない限り、そのIDが不正に使用されるこ
とはなく、安全性が高いものとなる。
【0091】サービス提供サイト4は、認証局3にユー
ザ認証を求める場合に、専用ソフトウェアのIDそのも
のを認証局3に渡すのではなく、アクセスしてきた携帯
電話機7の専用ソフトウェアのIDを自ら数値化し、そ
の数値を除数Aで除算した剰余aと除数Bで除算した剰
余bとを認証局3に渡すものとしてもよい。この場合、
認証局3にかかる負荷がさらに分散されることとなる。
【0092】なお、図9に示した方法は、専用ソフトウ
ェアのIDが重複しないかどうかのチェック、及び専用
ソフトウェアのIDに基づくユーザ認証を行う場合だけ
でなく、サービス提供サイト4が発行するコードデータ
にも適用することができる。コードデータの重複がない
ように管理しているのは、ライセンス管理サーバ5であ
るため、第1テーブル101、第2テーブル102及び
コードデータテーブル(ユーザテーブル103に対応す
るもの)がライセンス管理サーバ5に置かれることとな
る。
【0093】上記の実施の形態では、認証局3、サービ
ス提供サイト4及び店舗端末6のCPU31、41、6
1がそれぞれ実行するプログラム(図6〜図8のフロー
チャートに示すものなど)は、それぞれ記憶装置32、
42、62に予め記憶されているものとして説明した。
しかしながら、これらのプログラムの全部または一部
を、CD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に格納して、ハードウェアとは
別に配布するものとしてもよい。また、これらのプログ
ラムの全部または一部をインターネット上のWebサー
バ装置が有する固定ディスク装置に格納しておき、イン
ターネット1などのネットワークを通じて配信するもの
としてもよい。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
非公式サイトにおいても公式サイトと実質的な差異が生
じないように携帯電話機からのアクセス権限を管理する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用されるネットワーク
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の認証局の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のサービス提供サイトの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】(a)は、図1の携帯電話機の構成を示すブロ
ック図であり、(b)は、携帯電話機上で動作する専用
ソフトウェアの説明図である。
【図5】(a)〜(c)は、それぞれ図1の店舗端末の
構成を示すブロック図である。
【図6】専用ソフトウェア登録のための処理を示すフロ
ーチャートである。
【図7】会員登録のための処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】コードデータの取得及びサービス利用のための
処理を示すフローチャートである。
【図9】専用ソフトウェア登録処理及び会員登録処理に
適用可能な変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 ソフト提供サイト 3 認証局 4 サービス提供サイト 4A〜4C 公式サイト 4D〜4F 非公式サイト 5 ライセンス管理サーバ 6 店舗端末 7 携帯電話機 8 携帯電話網 9 携帯電話局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC H04L 9/32 H04L 9/00 675D Fターム(参考) 5B085 AA08 AE02 AE08 AE15 AE23 BA07 BC01 BE04 BG02 BG07 5J104 AA07 KA01 MA01 PA02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有の識別情報が結合された専用ソフトウ
    ェアが動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求
    に従って所定の情報を提供する情報提供装置と、前記専
    用ソフトウェアの識別情報を認証する認証装置とを備
    え、前記携帯電話機、前記情報提供装置及び前記認証装
    置は、互いにネットワークを介して接続することが可能
    なアクセス権限管理システムであって、 前記携帯電話機は、 前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報
    を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装
    置に会員登録を要求する会員登録要求手段と、 前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報
    を通知して、前記ネットワークを介して前記会員登録要
    求手段からの要求に従って会員登録をした情報提供装置
    に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、 前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワ
    ークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を
    受信する情報受信手段と、 前記情報受信装置が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを備え、 前記情報提供装置は、 前記会員登録要求手段からの会員登録の要求を受信する
    会員登録要求受信手段と、 前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信
    した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置
    に要求する認証要求手段と、 前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置によ
    る認証結果を受信する認証結果受信手段と、 前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け
    取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要
    求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報
    と関連付けて行う会員登録手段と、 前記情報提供要求手段からの情報提供の要求を受信する
    情報提供要求受信手段と、 前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信
    した識別情報が、前記会員登録手段により登録されてい
    るかどうかを判別する会員登録判別手段と、 前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されている
    と判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を
    前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供
    し、前記情報受信手段に受信させる情報提供手段とを備
    え、 前記認証装置は、 前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別
    情報を登録した識別情報登録手段と、 前記認証要求手段からの認証の要求を受信する認証要求
    受信手段と、 前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情
    報が、前記識別情報登録手段に登録されているかどうか
    を判別する識別情報登録判別手段と、 前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されて
    いると判別した場合に、当該識別情報を認証する旨の認
    証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置に
    送信し、前記認証結果受信手段に受信させる認証結果送
    信手段とを備えることを特徴とするアクセス権限管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記認証装置は、前記携帯電話機からの要
    求により、当該携帯電話機上で動作する専用ソフトウェ
    アに結合される識別情報を発行する識別情報発行手段を
    さらに備え、 前記識別情報登録手段は、前記識別情報発行手段が発行
    した識別情報を登録したものであることを特徴とする請
    求項1に記載のアクセス権限管理システム。
  3. 【請求項3】店舗に設置され、前記ネットワークを介し
    て前記情報提供装置に接続可能に構成された店舗端末装
    置をさらに備え、 前記情報提供装置が提供する情報は、前記携帯電話機の
    ユーザが前記店舗で受け得るサービスの内容に対応した
    コードデータであり、 前記店舗端末装置は、 前記情報出力手段から出力された情報としてのコードデ
    ータを入力する情報入力手段と、 前記情報入力手段から入力されたコードデータを前記ネ
    ットワークを介して前記情報提供装置に送信するコード
    データ送信手段と、 前記コードデータ送信手段が送信したコードデータに対
    する前記情報提供装置からのサービス内容を受信するサ
    ービス内容受信手段と、 前記サービス内容受信手段が受信したサービス内容を出
    力するサービス内容出力手段とを備え、 前記情報提供装置は、 前記コードデータ送信手段から送信されたコードデータ
    を受信するコードデータ受信手段と、 前記コードデータ受信手段が受信したコードデータに対
    応したサービス内容を抽出するサービス内容抽出手段
    と、 前記サービス内容抽出手段が抽出したサービス内容を前
    記ネットワークを介して前記店舗端末装置に送信し、前
    記サービス内容受信手段に受信させるサービス内容送信
    手段とをさらに備えることを特徴とする請求項1または
    2に記載のアクセス権限管理システム。
  4. 【請求項4】固有の識別情報が結合された専用ソフトウ
    ェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの
    識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介し
    て接続することが可能なコンピュータ装置において実行
    される方法であって、 前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信するステップと、 前記会員登録の要求と共に受信した識別情報と共に、該
    識別情報の認証を前記認証装置に要求するステップと、 前記認証の要求に対する前記認証装置による認証結果を
    受信するステップと、 前記認証された旨の認証結果を受信した場合に、前記会
    員登録の要求と共に受信した識別情報と関連付けて会員
    登録を行うステップと、 前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信するステップと、 前記情報提供の要求と共に受信した識別情報に関連付け
    た会員登録がされているかどうかを判別するステップ
    と、 当該識別情報に関連付けた会員登録がされていると判別
    した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を前記ネ
    ットワークを介して要求元の携帯電話機に提供するステ
    ップとを含むことを特徴とするアクセス権限管理方法。
  5. 【請求項5】固有の識別情報が結合された専用ソフトウ
    ェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェアの
    識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介し
    て接続することが可能な情報提供装置であって、 前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手
    段と、 前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信
    した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置
    に要求する認証要求手段と、 前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置によ
    る認証結果を受信する認証結果受信手段と、 前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け
    取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要
    求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報
    と関連付けて行う会員登録手段と、 前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手
    段と、 前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信
    した識別情報が、前記会員登録手段により登録されてい
    るかどうかを判別する会員登録判別手段と、 前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されている
    と判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を
    前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供す
    る情報提供手段とを備えることを特徴とする情報提供装
    置。
  6. 【請求項6】前記情報提供装置は、前記携帯電話機の個
    体情報が携帯電話局から通知されないものであることを
    特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 【請求項7】識別情報を結合可能な専用ソフトウェアが
    動作する携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従っ
    て所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワー
    クを介して接続することが可能なアクセス権限情報管理
    装置であって、 前記専用ソフトウェアを有する携帯電話機からの要求に
    より、固有の識別情報を発行する識別情報発行装置と、 前記識別情報発行装置が発行した識別情報を、前記ネッ
    トワークを介して要求元の携帯電話機に送信し、該携帯
    電話機が有する専用ソフトウェアに結合させる識別情報
    送信手段とを備え、 前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要
    求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフト
    ウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された
    識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が
    判断されることを特徴とするアクセス権限情報管理装
    置。
  8. 【請求項8】識別情報が結合された専用ソフトウェアが
    動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に従
    って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネットワ
    ークを介して接続することが可能なアクセス権限情報管
    理装置であって、 前記携帯電話機からの要求により、固有の識別情報が結
    合された専用ソフトウェアを前記ネットワークを介して
    送信し、該携帯電話機上で動作させるソフトウェア送信
    手段を備え、 前記携帯電話機から前記情報提供装置に情報の提供を要
    求する場合は、当該携帯電話機上で動作する専用ソフト
    ウェアに結合された識別情報が通知され、該通知された
    識別情報に従って前記情報提供装置へのアクセス権限が
    判断されることを特徴とするアクセス権限情報管理装
    置。
  9. 【請求項9】前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結
    合された識別情報を登録した識別情報登録手段と、 前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の
    認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専
    用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認
    証要求受信手段と、 前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情
    報が、前記識別情報登録手段に登録されているかどうか
    を判別する識別情報登録判別手段と、 前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されて
    いると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の
    認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置
    に送信する認証結果送信手段とをさらに備えることを特
    徴とする請求項7または8に記載のアクセス権限情報管
    理装置。
  10. 【請求項10】前記専用ソフトウェアの識別情報に対応
    した数値を互いに異なる複数の演算式で演算した演算結
    果に応じた記憶位置に、対応する携帯電話機に関連付け
    るための関連付け情報を登録した複数のテーブルと、 前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の
    認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専
    用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認
    証要求受信手段と、 前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情
    報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記
    複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶
    位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されている
    かどうかを判定する関連付け登録判定手段と、 前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通
    して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機
    を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前
    記情報提供装置に送信する認証結果送信手段とをさらに
    備えることを特徴とする請求項7または8に記載のアク
    セス権限情報管理装置。
  11. 【請求項11】固有の識別情報が結合された専用ソフト
    ウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情
    報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの
    識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワー
    クを介して接続することが可能な携帯電話機であって、 前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報
    を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装
    置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段と、 前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワ
    ークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を
    受信する情報受信手段と、 前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段とを備え、 前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専
    用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認
    証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうか
    が判断されることを特徴とする携帯電話機。
  12. 【請求項12】前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話
    機からの要求に従って前記認証装置において発行された
    識別情報を前記認証装置から前記ネットワークを介して
    受信して、該識別情報を結合したものであることを特徴
    とする請求項11に記載の携帯電話機。
  13. 【請求項13】前記専用ソフトウェアは、前記携帯電話
    機からの要求に従って固有の識別情報が付されたものを
    前記認証装置から前記ネットワークを介して受信したも
    のであることを特徴とする請求項11に記載の携帯電話
    機。
  14. 【請求項14】前記専用ソフトウェアの機能により結合
    された識別情報を通知して、前記ネットワークを介して
    前記情報提供装置に会員登録を要求する会員登録要求手
    段をさらに備え、 前記会員登録要求手段による会員登録要求に従って、該
    会員登録要求と共に受信した識別情報が前記認証装置に
    おいて認証された場合に、前記情報提供装置に該識別情
    報について会員登録がなされ、 前記情報提供要求手段の情報提供の要求は、前記専用ソ
    フトウェアに結合された識別情報について会員登録がな
    されているかどうかにより、受け入れられるかどうかが
    判断されることを特徴とする請求項11乃至13のいず
    れか1項に記載の携帯電話機。
  15. 【請求項15】前記情報出力手段は、複数の形式のうち
    のいずれか1以上の形式で情報を出力することを特徴と
    する請求項11乃至14のいずれか1項に記載の携帯電
    話機。
  16. 【請求項16】前記情報提供要求手段は、前記情報出力
    手段からの情報の出力形式を指示して情報提供を要求す
    るものであり、 前記情報受信手段は、前記指示した出力形式の情報を受
    信することを特徴とする請求項15に記載の携帯電話
    機。
  17. 【請求項17】固有の識別情報が結合された専用ソフト
    ウェアが動作可能であると共に、要求に従って所定の情
    報を提供する情報提供装置と、前記専用ソフトウェアの
    識別情報に基づいて認証を行う認証装置に、ネットワー
    クを介して接続することが可能な携帯電話機を、 前記専用ソフトウェアの機能により結合された識別情報
    を通知して、前記ネットワークを介して前記情報提供装
    置に、情報の提供を要求する情報提供要求手段、 前記情報提供要求手段からの要求に従って前記ネットワ
    ークを介して前記情報提供装置から送られてくる情報を
    受信する情報受信手段、及び、 前記情報受信手段が受信した情報を出力する情報出力手
    段として機能させ、 前記情報提供要求手段による情報提供の要求は、前記専
    用ソフトウェアに結合された識別情報に基づいて前記認
    証装置が認証した結果により、受け付けられるかどうか
    が判断されることを特徴とするプログラム。
  18. 【請求項18】固有の識別情報が結合された専用ソフト
    ウェアが動作する携帯電話機と、前記専用ソフトウェア
    の識別情報を認証する認証装置とに、ネットワークを介
    して接続することが可能なコンピュータ装置を、 前記携帯電話機からの会員登録の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信する会員登録要求受信手
    段、 前記会員登録要求受信手段が会員登録の要求と共に受信
    した識別情報と共に、該識別情報の認証を前記認証装置
    に要求する認証要求手段、 前記認証要求手段からの要求に対する前記認証装置によ
    る認証結果を受信する認証結果受信手段、 前記認証結果受信手段が認証された旨の認証結果を受け
    取った場合に、前記会員登録要求受信手段が受信した要
    求に応じた会員登録を、該要求と共に受信した識別情報
    と関連付けて行う会員登録手段、 前記携帯電話機からの情報提供の要求を、前記専用ソフ
    トウェアの識別情報と共に受信する情報提供要求受信手
    段、 前記情報提供要求受信手段が情報提供の要求と共に受信
    した識別情報が、前記会員登録手段により登録されてい
    るかどうかを判別する会員登録判別手段、及び、 前記会員登録判別手段が当該識別情報が登録されている
    と判別した場合に、前記情報提供の要求に基づく情報を
    前記ネットワークを介して要求元の携帯電話機に提供す
    る情報提供手段として機能させることを特徴とするプロ
    グラム。
  19. 【請求項19】識別情報が結合された専用ソフトウェア
    が動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に
    従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネット
    ワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置
    を、 前記携帯電話機毎の専用ソフトウェアに結合された識別
    情報を登録した識別情報登録手段、 前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の
    認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専
    用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認
    証要求受信手段、 前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情
    報について、前記識別情報登録手段に登録されているか
    どうかを判別する識別情報登録判別手段、及び、 前記識別情報登録判別手段が当該識別情報が登録されて
    いると判別した場合に、当該携帯電話機を認証する旨の
    認証結果を前記ネットワークを介して前記情報提供装置
    に送信する認証結果送信手段として機能させることを特
    徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】識別情報が結合された専用ソフトウェア
    が動作可能な携帯電話機と、該携帯電話機からの要求に
    従って所定の情報を提供する情報提供装置とに、ネット
    ワークを介して接続することが可能なコンピュータ装置
    を、 前記専用ソフトウェアの識別情報に対応した数値を互い
    に異なる複数の演算式で演算した演算結果に応じた記憶
    位置に、対応する携帯電話機に関連付けるための関連付
    け情報を複数のテーブルにそれぞれ登録するテーブル登
    録手段、 前記情報提供装置にアクセスしようとする携帯電話機の
    認証の要求を、該アクセスしようとする携帯電話機の専
    用ソフトウェアに結合された識別情報と共に受信する認
    証要求受信手段、 前記認証要求受信手段が認証要求と共に受信した識別情
    報について、前記複数のテーブルの全てにおいて、前記
    複数の演算式による各演算結果にそれぞれ対応する記憶
    位置に、同一の関連付け情報が共通して登録されている
    かどうかを判定する関連付け登録判定手段、及び、 前記関連付け登録判定手段が同一の関連付け情報が共通
    して登録されていると判定した場合に、当該携帯電話機
    を認証する旨の認証結果を前記ネットワークを介して前
    記情報提供装置に送信する認証結果送信手段として機能
    させることを特徴とするプログラム。
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