JP2014032649A - 処理サーバおよび譲渡管理方法 - Google Patents

処理サーバおよび譲渡管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014032649A
JP2014032649A JP2013067666A JP2013067666A JP2014032649A JP 2014032649 A JP2014032649 A JP 2014032649A JP 2013067666 A JP2013067666 A JP 2013067666A JP 2013067666 A JP2013067666 A JP 2013067666A JP 2014032649 A JP2014032649 A JP 2014032649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ticket
visible information
user
unit
code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013067666A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6075153B2 (ja
Inventor
Taira Shima
平 嶋
Shoji Wajima
章司 輪島
Kohei Osawa
幸平 大澤
Nobutaka Yamamoto
暢孝 山本
Tadahiko Sato
忠彦 佐藤
Eiji Ito
栄二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2013067666A priority Critical patent/JP6075153B2/ja
Priority to US13/935,837 priority patent/US20140014721A1/en
Priority to KR1020130080484A priority patent/KR101860579B1/ko
Priority to CN201310289041.2A priority patent/CN103714478A/zh
Publication of JP2014032649A publication Critical patent/JP2014032649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6075153B2 publication Critical patent/JP6075153B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K5/00Methods or arrangements for verifying the correctness of markings on a record carrier; Column detection devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/08Auctions
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/02Reservations, e.g. for tickets, services or events
    • G06Q50/40

Abstract

【課題】入場チケットの購入者が入場チケットの譲渡を一意に管理する。
【解決手段】サーバ10では、チケット分配部121が、第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて管理DB111に格納する。また、チケット分配部121は、第1の利用者の要求に基づき、第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて管理DB111に格納する。そして、例えばQR返却部122は、管理DB111に格納された第1の可視情報を無効化するとともに、第2の可視情報を有効化する。さらに、QR表示部123は、第2の可視情報を第3の利用者のアドレス宛に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、処理サーバおよび譲渡管理方法に関する。
近年、コンサートやイベント等の入場チケットとして、電子機器の表示部に表示されて認証に用いられる可視情報が利用されている。例えば、入場チケットとして、携帯端末にQRコード(登録商標)を表示する。
ここで、QR(Quick Response)コードは画像であるので、複製されることがある。これは、入場するための権利と、入場チケットとの関係が一対一に対応しない状況が生じる。QRコードを入場チケットとして表示する場合、複製されたQRコードの正当性を判別することは困難であるため、例えば、入場の手続きが行われると、一旦入場の手続きが行われたQRコードを無効とする処理が行われている。これにより、仮にQRコードが複製された場合、同じ内容のQRコードを所有した二番目以降に入場した利用者は、複製元の正当なQRコードを所有している利用者であっても入場することができなくなる。特に、他人より譲渡されたQRコードを表示した入場チケットについては、譲渡元が先に入場すると、譲渡先の利用者は、正当なQRコードを所有しているが、譲渡された入場チケットを利用できなくなる。
従来技術として、オンラインチケットを譲渡する場合、譲渡元と譲渡先の双方がサーバを通じてチケットの受け渡しを行うことにより、譲渡先に新規のオンラインチケットを発行するとともに、譲渡元のオンラインチケットを無効にすることが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2002−269279号公報
しかしながら、電子化された入場チケットの場合、入場チケットと購入者とは関連づけられているにもかかわらず、入場チケットの購入者が入場チケットの譲渡を一意に管理することができないという問題がある。例えば、従来技術において、オンラインチケットが一旦譲渡先に譲渡されると、譲渡元は新たな譲渡先への譲渡に関与できない。すなわち、入場チケットの購入者は、譲渡した入場チケットを改めて別の第3者へ譲渡することができない。
また、一旦譲渡した後のQRコードが複製され、入場チケットが一意にならなくなるおそれもある。
1つの側面では、入場チケットの購入者が入場チケットの譲渡を一意に管理することを目的とする。
本願の開示する処理サーバは、第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて記憶部に格納する第1の生成部と、前記第1の利用者の要求に基づき、前記第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて前記記憶部に格納する第2の生成部と、前記第1の利用者の要求に基づき、前記記憶部に格納された前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化する制御部と、前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する送信部とを有する。
本願の開示するプログラムの1つの態様によれば、入場チケットの購入者が入場チケットの譲渡を一意に管理することができる。
図1は、実施例1に係るチケット譲渡管理システムの構成を示すブロック図である。 図2は、実施例1に係る管理DBのデータ構造の一例を示す図である。 図3は、実施例1に係るチケット分配処理のフローチャートを示す図である。 図4は、実施例1に係るQR返却処理のフローチャートを示す図である。 図5は、実施例1に係るQR表示処理のフローチャートを示す図である。 図6は、通常譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。 図7は、譲渡元が返却承認しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。 図8は、譲渡先が取得しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。 図9は、未取得者の権利を譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。 図10は、通常譲渡する場合のデータの遷移を示す図である。 図11は、譲渡元が返却承認しない場合のデータの遷移を示す図である。 図12は、未取得者の権利を譲渡する場合のデータの遷移を示す図である。 図13は、実施例1に係るチケット譲渡管理の画面遷移を説明する図である。 図14は、QR情報入力画面の一例を示す図である。 図15は、QR送信情報入力画面の一例を示す図である。 図16は、QR送信確認画面の一例を示す図である。 図17は、QR送信完了画面の一例を示す図である。 図18は、送信エラーメールの一例を示す図である。 図19は、QR取得メールの一例を示す図である。 図20は、QR取得画面の一例を示す図である。 図21は、分配先を変更する場合のQR送信情報入力画面の一例を示す図である。 図22は、QR返却メールの一例を示す図である。 図23は、QR返却承認画面の一例を示す図である。 図24は、返却完了画面の一例を示す図である。 図25は、QR取得URL無効メールの一例を示す図である。 図26は、実施例2に係るチケット譲渡管理システムの構成を示すブロック図である。 図27は、実施例2に係るチケットキャンセル処理のフローチャートを示す図である。 図28Aは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合の処理のシーケンスを説明する図である。 図28Bは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合のキャンセル処理のシーケンスを説明する図である。 図29Aは、所有者がキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合の処理のシーケンスを説明する図である。 図29Bは、所有者がキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合の処理のシーケンスを説明する図である。 図30Aは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合の処理のシーケンスを説明する図である。 図30Bは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合の処理のシーケンスを説明する図である。 図31は、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合のデータの遷移を示す図である。 図32は、所有者がキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合のデータの遷移を示す図である。 図33は、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合のデータの遷移を示す図である。
以下に、本願の開示する処理サーバおよび譲渡管理方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[チケット譲渡管理システムの構成]
図1は、実施例1に係るチケット譲渡管理システムの全体を示す図である。図1に示すように、チケット譲渡管理システム9は、チケット譲渡管理サイト1と、携帯端末2と、チケット販売サイト3とを有する。チケット譲渡管理サイト1は、複数の携帯端末2やチケット販売サイト3と、例えばインターネット網を示すネットワーク4で接続されている。
チケット販売サイト3は、チケットの販売を担うサイトである。すなわち、チケット販売サイト3は、利用者の携帯端末2からのチケットの購入要求に応じてチケットを販売する。このとき、チケット販売サイト3は、入場の際認証に用いられるQRコードを配布したことを示すメール(「QR配布メール」という)を、チケットの購入要求をした利用者(購入者)の携帯端末2のアドレス宛へ送信する。QR配布メールには、例えば、QRコードが発行されるURL(Uniform Resource Locator)(「QR発行URL」という)、予約番号、パスワードAが含まれる。また、チケット販売サイト3は、チケットの購入情報をチケット譲渡管理サイト1へ送信する。購入情報には、例えば、座席情報、購入者情報や購入者に付与したパスワード(以下、「パスワードA」という)が含まれる。
なお、入場の際認証に用いられるコードは、QRコードに限定されず、1次元のバーコードであっても良い。また、2次元のバーコードであっても良いし、電子的に利用者の携帯端末2に表示できる可視情報であれば良い。以下では、入場の際認証に用いられるコードをQRコードとして説明する。
携帯端末2は、ネットワーク4への接続環境を備えた携帯電話であったり、ネットワーク4への接続を可能とするブラウザを備えたPDA(Personal Digital Assistants)端末であったりする。携帯端末2は、入場の際認証に用いられるQRコードが表示されるモニタを備える。
チケット譲渡管理サイト1は、チケットの譲渡を管理するサイトである。チケット譲渡管理サイト1は、サーバ10を備える。サーバ10は、例えばウェブサービスを実施することで、チケットの譲渡を管理する。ここでいうチケットの譲渡とは、例えば、所定イベントの入場チケットの譲渡であって座席情報の譲渡を意味する。なお、座席情報は、指定席に限定されず自由席であっても良い。
サーバ10は、記憶部11と制御部12とを有する。
記憶部11は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の半導体メモリ素子等の記憶装置に対応する。そして、記憶部11は、管理DB111を有する。管理DB111は、チケットの譲渡を管理するデータベースであり、QRコード情報と座席情報と利用者情報とを対応付けて記憶する。なお、管理DB111のデータ構造については後述する。
制御部12は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部12は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路またはCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。さらに、制御部12は、チケット分配部121と、QR返却部122と、QR表示部123と、QR認証部124とを有する。
チケット分配部121は、購入者によるチケットの分配要求に基づき、チケットに対応するQRコードを生成し、チケットが分配される利用者(購入者を含む)に対応付けて管理DB111に格納する。ここでは、チケット分配部121は、チケットが分配される利用者の利用者情報に対応付けてQRコードの情報と座席情報を管理DB111に格納する。チケットに対して初回に生成されるQRコードは、有効なものとなる。ここでいうQRコードの有効とは、QRコードに対応するチケットが有効であることを示し、当該チケットを所有可能、すなわち当該QRコードを取得可能となることを意味する。逆に、QRコードの無効とは、QRコードに対応するチケットが無効であることを示し、当該チケットを所有不可、すなわち当該QRコードを取得できなくなることを意味する。そして、チケット分配部121は、分配した各利用者の携帯端末2のアドレス宛へQRコードの取得を促すメール(「QR取得メール」という)を送信する。QR取得メールには、例えば、QRコードが取得されるURL(「QR取得URL」という)、予約番号、生成されたQRコードを取得する際の認証に用いられるパスワードが含まれる。
また、チケット分配部121は、購入者による分配要求であって既に分配されたチケットの分配要求に基づき、既に生成されたQRコードと異なるQRコードを生成し、新たなチケットの利用者に対応付けて管理DB111に格納する。すなわち、購入者が一旦チケットを分配した後に、分配したチケットを別の利用者に譲渡したい場合に行われる。ここでは、チケット分配部121は、譲渡するチケットについて、新たな分配先の利用者情報に対応付けて新たなQRコードの情報と座席情報を管理DB111に格納する。そして、チケット分配部121は、新たな分配先の携帯端末2のアドレス宛へQR取得メールを送信する。このとき、チケット分配部121は、元の分配先がQRコードを取得している場合、元の分配先の携帯端末2のアドレス宛へQRコードの返却を促すメール(「QR返却メール」という)を送信する。一方、チケット分配部121は、元の分配先がQRコードを取得していない場合、元の分配先のQR取得URLを無効にすることを示すメール(「URL無効メール」という)を元の分配先の携帯端末2のアドレス宛へ送信する。これは、元の分配先のQRコードを無効化するためである。なお、チケット分配部121の詳細については後述する。
QR返却部122は、元の分配先の携帯端末2からQRコードの返却承認を受信した場合に、当該QRコードを無効化するとともに、分配先のQRコードを有効化する。なお、QR返却部122の詳細については後述する。
QR表示部123は、分配先の携帯端末2からQRコードの取得要求を受信した場合に、元の分配先のQRコードが無効化されていれば、分配先のQRコードの取得回数を1加算して得られた値を管理DB111に格納する。そして、QR表示部123は、取得されたQRコードを分配先の携帯端末2のモニタに表示する。すなわち、QR表示部123は、元の分配先のQRコードが返却されていれば、分配先のQRコードを分配先の携帯端末2のモニタに表示できる。分配先の携帯端末2に表示されたQRコードが、分配先の利用者が入場する際に認証に用いられるQRコードとなる。ここで、分配先の利用者は、表示されたQRコードを誤って削除することもある。このため、分配先の利用者は、規定回数まで同じQRコードを再取得できるようにしても良い。なお、QR表示部123の詳細については後述する。
QR認証部124は、利用者が入場する際、携帯端末2に表示されたQRコードを用いて認証を行う。例えば、QR認証部124は、利用者の携帯端末2に表示されたQRコードを読み取る図示しない読み取り装置からQRコードを受信する。そして、QR認証部124は、受信したQRコードを後述する管理DB111内に紐付かれたQR画像と照合し、利用者のQRコードを認証する。そして、QR認証部124は、受信したQRコードがQR画像と合致すれば、入場を許可する旨の通知を、読み取り装置に送信する。これにより、利用者は、入場できることとなる。一方、QR認証部124は、受信したQRコードがQR画像と合致しなければ、入場を許可しない旨の通知を読み取り装置に送信する。これにより、利用者は、入場できないことになる。
[管理DBのデータ構造]
次に、管理DB111のデータ構造について、図2を参照して説明する。図2は、実施例1に係る管理DBのデータ構造の一例を示す図である。図2に示すように、管理DB111は、現QRコード111aと、旧QRコード111bと、席種類111cと、席種類名111dと、階数111eと、列数111fと、席番号111gと、ブロック番号111hと、ゲート111iとを有する。さらに、管理DB111は、予約番号111jと、QR画像ファイル名111kと、QR取得回数111lと、パスワードB111mと、メールアドレス111nと、電話番号111oと、所有者フラグ111pとを有する。
現QRコード111aは、現在のQRコードの内容を示す。旧QRコード111bは、初回に生成されたQRコードの内容を示す。席種類111cは、座席の種類を表すコードを示す。席種類名111dは、座席の種類の名称を示す。階数111eは、座席のある階数を示す。列数111fは、座席のある列数を示す。席番号111gは、座席の番号を示す。かかる階数111e、列数111fおよび席番号111gが、一意の座席情報となる。すなわち、購入者がこの座席情報のチケットを譲渡する場合、譲渡先の現QRコード111aには、譲渡元と異なるQRコードが設定される。
ブロック番号111hは、座席をブロックでグループ化した場合の座席の存在するブロックの番号を示す。ゲート111iは、入場ゲートを示す。予約番号111jは、チケットを購入したときの予約番号を示す。QR画像ファイル名111kは、QR画像を記憶したファイルの名称を示す。QR取得回数111lは、同一のQRコードを取得した回数を示す。パスワードB111mは、QRコードを取得する際認証に用いられるパスワードを示す。メールアドレス111nは、利用者のメールアドレスを示す。電話番号111oは、利用者の電話番号を示し、QRコードを取得する際パスワードB111mとともに認証に用いられる。所有者フラグ111pは、チケットの所有者に関するフラグを示す。所有者フラグ111pには、例えば、チケットを所有していないことを表す「0」、チケットを所有可能であることを表す「1」、チケットの所有を解放したことを表す「9」がある。
一例として、購入者が購入したチケットを分配する前の管理DB111内の内容を示す。予約番号111jが「Y5000183」、階数111eが「1階」、列数111fが「I列」、席番号111gが「183番」である場合、現QRコード111aとして「F15300」、旧QRコード111bとして「F15300」と記憶している。また、席種類111cとして「100」、席種類名111dとして「アリーナ席」、ブロック番号111hとして「Gブロック」、ゲート111iとして「Aゲート」と記憶している。また、QR画像ファイル名111kとして「F15300.jpeg」、QR取得回数111lとして「0」、所有者フラグ111pとして「1」と記憶している。分配先の利用者情報であるパスワードB111n、メールアドレス111n、電話番号111oには、まだデータが記憶されていない。
次に、図3〜図5を参照して、実施例1に係るチケット譲渡管理における処理のフローチャートを説明する。図3では、チケット分配処理のフローチャートについて説明する。図4では、QR返却処理のフローチャートについて説明する。図5では、QR表示処理のフローチャートについて説明する。なお、チケットの購入者の携帯端末2には、チケット販売サイト3から送信されたQR配布メールが保持されている。かかるメールには、QR発行URL、チケットを購入した際の予約番号およびパスワードAが含まれている。また、管理DB111には、チケットの購入情報として座席情報と予約番号が記憶され、さらに座席情報毎に初回に生成されたQRコード、所有者フラグ「1」(所有可能)、QR取得回数「0」が記憶されている。
[チケット分配処理のフローチャート]
図3に示すように、チケット分配部121が、予約番号に対してチケットの分配要求があったか否かを判定する(ステップS11)。すなわち、チケット分配部121は、QR発行URLよりアクセスがされたか否かを判定する。予約番号に対してチケットの分配要求がなかったと判定した場合(ステップS11;No)、チケット分配部121は、当該分配要求があるまで判定処理を繰り返す。
一方、予約番号に対してチケットの分配要求があったと判定した場合(ステップS11;Yes)、チケット分配部121は、QR情報入力画面を表示する(ステップS12)。なお、QR情報入力画面は、購入者を認証する画面であり、認証に必要な情報例えば予約番号やパスワードAを、購入者の携帯端末2から入力させる。ここで、チケット分配部121は、予約番号に対してチケットの分配要求があっても、分配要求があった所定の時点を越えると分配できないようにすることが望ましい。例えば、チケット分配部121は、チケットを用いて入場する日の0:00を超えると分配できないようにすべく、エラーを表示する。
そして、チケット分配部121は、入力された予約番号およびパスワードAが管理DB111内の情報と一致しているか否かを判定する(ステップS13)。管理DB111内の情報と一致していないと判定した場合(ステップS13;No)、チケット分配部121は、一致するまで判定処理を繰り返す。
一方、管理DB111内の情報と一致していると判定した場合(ステップS13;Yes)、チケット分配部121は、購入者が正当であると判断し、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS14)。なお、QR送信情報入力画面は、購入したチケットを分配先に分配する画面である。QR送信情報入力画面は、購入者の携帯端末2から、チケットに対応する座席情報毎に分配先の利用者情報を入力させる。QR送信情報入力画面は、初めて分配先を入力させる場合および分配先を譲渡するために分配先を変更させる場合に用いられる。座席情報とは、例えば、階数、列数および席番号で表される座席に関わる情報である。利用者情報とは、例えば、利用者の電話番号および利用者のメールアドレスである。利用者の電話番号は、利用者のハンドル名であっても良いし、合言葉であっても良いし、利用者と購入者との間で識別できる利用者の識別情報であれば良い。
そして、チケット分配部121は、座席情報に対応する分配先の利用者情報が入力されたか否かを判定する(ステップS15)。座席情報に対応する利用者情報が入力されていないと判定した場合(ステップS15;No)、チケット分配部121は、当該情報が入力されるまで、判定処理を繰り返す。
一方、座席情報に対応する利用者情報が入力されていると判定した場合(ステップS15;Yes)、チケット分配部121は、管理DB111に同一の座席情報が格納されているか否かを判定する(ステップS16)。管理DB111に同一の座席情報が格納されていないと判定した場合(ステップS16;No)、チケット分配部121は、分配先の利用者情報を座席情報に対応付けて格納する(ステップS17)。これにより、チケット分配部121は、この座席情報に対して初回に生成されたQRコードを有効化することになる。なお、管理DB111内の利用者情報は、例えば、電話番号111oとメールアドレス111nに対応する。管理DB111内の座席情報は、例えば、階数111e、列数111f、席番号111gに対応する。
そして、チケット分配部121は、分配先のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS18)。そして、チケット分配部121は、チケット分配処理を終了する。
一方、管理DB111に同一の座席情報が格納されていると判定した場合(ステップS16;Yes)、チケット分配部121は、同一の座席情報に対応するQRコードが取得されているか否かを判定する(ステップS19)。なお、QRコードが取得されているか否かは、管理DB111内の、同一の座席情報に対応する所有者フラグ111pおよびQR取得回数111lのそれぞれの値によって判別される。所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であり、且つQR取得回数111lが「0」より大きい場合に、QRコードが取得されていると判別される。所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であり、且つQR取得回数111lが「0」である場合に、QRコードが取得されていないと判別される。
ここで、QRコードが取得されていると判定した場合(ステップS19;Yes)、チケット分配部121は、同一の座席情報に対応するQRコードと異なるQRコードを生成する。そして、チケット分配部121は、生成したQRコードと座席情報に分配先情報を対応付けて格納する(ステップS20)。このとき、チケット分配部121は、所有者フラグに「0」(未所有)、QR取得回数に「0」を設定する。
そして、チケット分配部121は、分配先のメールアドレスへQR取得メールを送信すると同時に、取得されているQRコードの所有者にQR返却メールを送信する(ステップS21)。すなわち、チケット分配部121は、一旦分配されたチケットの譲渡先にQRコードの取得を促すメールを送信すると同時に、分配元(譲渡元)にQRコードの返却を促すメールを送信する。そして、チケット分配部121は、チケット分配処理を終了する。
一方、QRコードが取得されていないと判定した場合(ステップS19;No)、チケット分配部121は、分配先のメールアドレスへQR取得メールを送信する。同時に、チケット分配部121は、取得されていないQRコードの権利者のメールアドレスへURL無効メールを送信する(ステップS22)。これにより、チケット分配部121は、この座席情報に対して取得されていないQRコードを無効化する。
そして、チケット分配部121は、取得されていないQRコードの権利者のレコードについて、当該権利者に代えて新たな分配先の利用者情報を上書きする(ステップS23)。これにより、チケット分配部121は、この座席情報に対して新たな分配先のQRコードを有効化する。そして、チケット分配部121は、チケット分配処理を終了する。
[QR返却処理のフローチャート]
図4に示すように、QR返却部122は、QRコードの返却指示(返却承認)があったか否かを判定する(ステップS31)。QRコードの返却指示がなかったと判定した場合(ステップS31;No)、QR返却部122は、QRコードの返却指示があるまで、判定処理を繰り返す。
一方、QRコードの返却指示があったと判定した場合(ステップS31;Yes)、QR返却部122は、返却指示があった所有者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する(ステップS32)。これにより、QR返却部122は、この所有者に対するQRコードを無効化する。
そして、QR返却部122は、分配先のレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(ステップS33)。これにより、QR返却部122は、分配先に対するQRコードを有効化する。そして、QR返却部122は、QR返却処理を終了する。
[QR表示処理のフローチャート]
図5に示すように、QR表示部123は、分配先からQR取得要求があったか否かを判定する(ステップS41)。すなわち、QR表示部123は、QR取得URLよりアクセスがされたか否かを判定する。QR取得要求がなかったと判定した場合(ステップS41;No)、QR表示部123は、QR取得要求があるまで、判定処理を繰り返す。
一方、QR取得要求があったと判定した場合(ステップS41;Yes)、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS42)。なお、QR取得画面は、分配先を認証する画面であり、分配先の携帯端末2から分配先の認証に必要な情報、例えばパスワードBや分配先の電話番号を入力させる。
そして、QR表示部123は、入力されたパスワードBおよび分配先の電話番号が管理DB111内の分配先情報と一致しているか否かを判定する(ステップS43)。管理DB111内の分配先情報と一致していないと判定した場合(ステップS43;No)、QR表示部123は、一致するまで判定処理を繰り返す。
一方、管理DB111内の分配先情報と一致していると判定した場合(ステップS43;Yes)、QR表示部123は、分配先が正当であると判断する。そして、QR表示部123は、QR取得回数111lが規定回数内であるか否かを判定する(ステップS44)。QR取得回数111lが規定回数内であると判定した場合(ステップS44;Yes)、QR表示部123は、同一の座席情報に対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であるか否かを判定する(ステップS45)。
同一の座席情報に対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であると判定した場合(ステップS45;Yes)、QR表示部123は、分配先に対応するQRコードをページに表示する。そして、QR表示部123は、分配先のレコードに対して、QR取得回数111lを1加算して得られた値を設定する(ステップS46)。これにより、この座席情報の所有者が、QR取得要求があった分配先となる。そして、QR表示部123は、QR表示処理を終了する。
QR取得回数111lが規定回数外であると判定した場合(ステップS44;No)、または同一の座席情報に対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)でないと判定した場合(ステップS45;No)、QR表示部123は、取得エラーを表示する(ステップS47)。例えば、QR表示部123は、QR取得回数111lが規定回数外である場合、QR取得回数111lが規定回数を超えていることを表示する。QR表示部123は、同一の座席情報に対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)でない場合、同一の座席情報のチケットがまだ返却されていないことを表示する。そして、QR表示部123は、QR表示処理を終了する。
[通常譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンス]
次に、通常譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを、適宜管理DB111内のデータの内容を用いながら説明する。図6は、通常譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。図6では、購入者Aがチケットを2席購入し、購入者Aは席aの所有者になり、分配先Bは席bの所有者になったとする。以下では、購入者Aが分配先Bによって所有されている席bを分配先Cに譲渡する場合について説明する。なお、以下では、図10に示される管理DB111内の席bのレコードを適宜用いながら説明する。
購入者Aの認証が成功した後、チケット分配部121は、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS51)。
この時点では、管理DB111内の席bのレコードには、メールアドレス111nとして「Bのアドレス」、電話番号111oとして「BのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「1」(所有可能)、QR取得回数111lとして「1」が設定されている(図10、No2参照)。
そして、購入者AがQR送信情報入力画面を用いて、席bに対して譲渡先の電話番号および譲渡先のメールアドレスを入力する。すると、チケット分配部121は、席bに対応する所有者フラグ111pが「1」であり、且つQR取得回数111lが「1」であるので、QRコードが取得されていると判別する。そこで、チケット分配部121は、管理DB111内に、席bに対応する分配先Cのレコードを追加する。
ここでは、管理DB111内の追加されたレコードには、新規に生成される現QRコード111aとして「F15343」、メールアドレス111nとして「Cのアドレス」、電話番号111oとして「CのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「0」(未所有)、QR取得回数111lとして「0」が設定されている(図10、No4参照)。
そして、チケット分配部121は、譲渡先(分配先C)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS52)。また、チケット分配部121は、QR取得メールと同時にQR返却メールを席bの現在の所有者である分配先Bに対して送信する(ステップS53)。
その後、分配先BによりQR返却URLにアクセスがされると、QR返却部122は、QR返却承認画面を表示する(ステップS54)。そして、分配先Bが返却承認画面を用いて席bに対応するQRの返却承認をすると、QR返却部122は、分配先Bのレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する。これと同時に、分配先Cのレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(図10、No5参照)。これにより、QR返却部122は、分配先Bに対するQRコードを無効化するとともに、分配先Cに対するQRコードを有効化する。この結果、分配先Bは、所有者でなくなる。
そして、分配先CによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS55)。そして、分配先CがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の分配先Cに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、分配先Cが正当であると判断する。さらに、QR表示部123は、分配先Cに対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であれば、分配先CのレコードのQR取得回数111lに「1」を設定する(図10、No6参照)。そして、QR表示部123は、分配先Cに対してQRを表示する。
この結果、席bの所有者が分配先Bから分配先Cに変更される。
[譲渡元が返却承認しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンス]
次に、譲渡元の分配先BがQR返却メールを受け取った後に、返却承認をしない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを、図7を参照して説明する。図7は、譲渡元が返却承認しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。なお、図6に示す通常譲渡する場合のシーケンスと同一のシーケンスについては同一符号を示すことで、その重複する動作の説明については省略する。また、以下では、図11に示される管理DB111内の席bのレコードを適宜用いながら説明する。
ステップS52では、チケット分配部121が、譲渡先(分配先C)のメールアドレスへQR取得メールを送信する。また、ステップS53では、チケット分配部121が、譲渡先である分配先CへのQR取得メールと同時にQR返却メールを席bの現在の所有者である分配先Bに対して送信する。ここで、分配先BがQR返却URLにアクセスしないで、QRの返却承認をしないとする。
その後、分配先CによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS55)。そして、分配先CがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の分配先Cに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、分配先Cが正当であると判断する。
ところが、QR表示部123は、分配先Bに対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であり「9」(解放)でないので(図11、No4参照)、取得エラーを表示する。すなわち、現在の所有者である分配先Bが返却承認しないので、譲渡先である分配先CはQRを取得できない。
この結果、席bの所有者は、分配先Bのままとなり、分配先Cに変更されない。
[譲渡先が取得しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンス]
次に、譲渡元の分配先BがQRの返却承認をしても、譲渡先の分配先CがQRを取得しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを、図8を参照して説明する。図8は、譲渡先が取得しない場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。なお、図6に示す通常譲渡する場合のシーケンスと同一のシーケンスについては同一符号を示すことで、その重複する動作の説明については省略する。また、以下では、図10に示される管理DB111内の席bのレコードを適宜用いながら説明する。
ステップS52では、チケット分配部121が、譲渡先(分配先C)のメールアドレスへQR取得メールを送信する。また、ステップS53では、チケット分配部121が、譲渡先である分配先CへのQR取得メールと同時にQR返却メールを席bの現在の所有者である分配先Bに対して送信する。
その後、分配先BによりQR返却URLにアクセスがされると、QR返却部122は、QR返却承認画面を表示する(ステップS54)。そして、分配先Bが返却承認画面を用いて席bに対応するQRの返却承認をすると、QR返却部122は、分配先Bのレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する。これと同時に、分配先Cのレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(図10、No5参照)。これにより、QR返却部122は、分配先Bに対するQRコードを無効化するとともに、分配先Cに対するQRコードを有効化する。この結果、分配先Bは、所有者でなくなる。
その後、譲渡先の分配先CがQR取得URLにアクセスしないで、QRを取得しないとする。すると、席bの所有者は、いない状態となる。そこで、席bに対する権利をQRの未取得者である分配先Cから別の利用者に譲渡する場合を、以下に示す。
[未取得者の権利を譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンス]
図9は、未取得者の権利を譲渡する場合のチケット譲渡管理処理のシーケンスを説明する図である。なお、以下では、図12に示される管理DB111内の席bのレコードを適宜用いながら説明する。
購入者Aの認証が成功した後、チケット分配部121は、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS61)。
この時点では、管理DB111内の席bの分配先Bに対応するレコードには、メールアドレス111nとして「Bのアドレス」、電話番号111oとして「BのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「9」(解放)が設定されている。また、管理DB111内の席bの分配先Cに対応するレコードには、メールアドレス111nとして「Cのアドレス」、電話番号111oとして「CのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「1」(所有可能)、QR取得回数111lとして「1」が設定されている(図12、No5参照)。
そして、購入者AがQR送信情報入力画面を用いて、席bに対して譲渡先(分配先D)の電話番号およびメールアドレスを入力する。すると、チケット分配部121は、席bの譲渡元(分配先C)に対応する所有者フラグ111pが「1」であり、且つQR取得回数111lが「0」であるので、QRコードが取得されていないと判別する。そこで、チケット分配部121は、取得されていないQRコードの権利者(分配先C)に対してURL無効メールを送信する(ステップS62)。これにより、チケット分配部121は、席bに対して取得されていない権利者(分配先C)のQRコードを無効化する。
そして、チケット分配部121は、譲渡先(分配先D)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS63)。そして、チケット分配部121は、取得されていないQRコードの権利者(分配先C)のレコードに新たな分配先Dの利用者情報を上書きする。
ここでは、管理DB111内に、席bに対して、メールアドレス111nとして「Dのアドレス」、電話番号111oとして「DのTEL」が設定されている(図12、No9参照)。
そして、分配先DによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS64)。そして、分配先DがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の分配先Dに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、分配先Dが正当であると判断する。さらに、QR表示部123は、分配先Dの所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であるので、分配先DのレコードのQR取得回数111lに「1」を設定する(図12、No10参照)。そして、QR表示部123は、分配先Dに対してQRを表示する。
この結果、席bの所有者が分配先Bから分配先Dに変更される。
[チケット譲渡管理の画面遷移]
次に、実施例1に係るチケット譲渡管理の画面遷移を、図13を参照して説明する。図13は、実施例1に係るチケット譲渡管理の画面遷移を説明する図である。
図13に示すように、購入者がチケットを購入した際、チケット販売サイト3からQR配布メールが購入者の携帯端末2に送信される。QR配布メールのQR発行URLがアクセスされると、QR情報入力画面がチケット分配部121によって表示される(ステップS71)。
次に、QR情報入力画面で予約番号、パスワードAおよび名前(カタカナ)が入力されると、認証がOKである場合、QR送信情報入力画面がチケット分配部121によって表示される(ステップS72)。そして、QR送信情報入力画面でチケット(座席情報)毎に分配先の電話番号およびメールアドレスが入力されると、入力された分配先の内容の確認を促すQR送信確認画面がチケット分配部121によって表示される(ステップS73)。
そして、QR送信確認画面でメール送信ボタンが押下されると、分配先に関わる送信内容に間違いがなければ、QR送信完了画面がチケット分配部121によって表示される(ステップS74)。一方、分配先に関わる送信内容に間違いがあれば、送信エラーメールがチケット分配部121によって購入者の携帯端末2に送信される(ステップS75)。
また、QR送信確認画面でメール送信ボタンが押下されると、分配先に関わる送信内容に間違いがなければ、QR取得メールがチケット分配部121によって分配先の携帯端末2に送信される(ステップS76)。そして、QR取得メールのQR取得URLがアクセスされると、QR取得画面がQR表示部123によって表示される(ステップS77)。
そして、QR取得画面でパスワードBおよび電話番号が入力されると、認証がOKである場合、QRがQR表示部123によって表示される(ステップS78)。一方、認証がNGである場合または取得条件を満たさない場合、QRの取得エラーがQR表示部123によって表示される(ステップS79)。取得条件を満たさない場合とは、例えばQR取得を規定回数以上行った場合や現在の所有者がQRの返却承認を行っていない場合である。
QR送信確認画面でチケット(座席情報)を新たな分配先に譲渡する場合、座席情報の分配元がQRコードを取得している場合、QR返却メールがチケット分配部121によって分配元の携帯端末2に送信される(ステップS80)。そして、QR返却メールのQR返却承認URLがアクセスされると、QR返却承認画面がQR返却部123によって表示される(ステップS81)。
そして、QR返却承認画面で承認ボタンが押下されると、返却完了画面がQR返却部123によって表示される(ステップS82)。これにより、返却されたQRコードは、無効になる。
QR送信確認画面でチケット(座席情報)を新たな分配先に譲渡する場合、座席情報の分配元がQRコードを取得していない場合、URL無効メールがチケット分配部121によって分配元の携帯端末2に送信される(ステップS83)。これにより、分配元のQR取得URLは無効になる。
[チケット譲渡管理処理で用いられる画面およびメールの一例]
図14は、QR情報入力画面の一例を示す図である。図14に示すように、チケットの購入者の携帯端末2からQR発行URLがアクセスされると、チケット分配部121は、予約番号、パスワードおよび名前(カタカナ)を入力できるテキストボックスを表示するとともに、QR送信情報入力画面に遷移するために、送信ボタンを表示する。図14では、チケット分配部121は、購入者を認証し、認証に成功したらQR送信情報入力画面に遷移することができる。
図15は、QR送信情報入力画面の一例を示す図である。図15に示すように、チケット分配部121は、座席情報毎にチケットの分配先の電話番号およびメールアドレスを入力できるテキストボックスを表示する。また、チケット分配部121は、分配先にQR送信確認画面を介してQR取得メールを送信するために、座席情報毎にメール送信ボタンを表示する。さらに、チケット分配部121は、入力された座席情報毎の分配先に一括してQR取得メールを送信するために、メール一括送信ボタンを表示する。図15では、チケット分配部121は、購入者に、座席情報毎にチケットの分配先を入力させることができる。なお、QR送信情報入力画面は、分配先を変更する場合にも用いられる。かかる場合の画面の一例は、後述する。
図16は、QR送信確認画面の一例を示す図である。図16に示すように、チケット分配部121は、QR送信情報入力画面で入力された座席情報毎の分配先情報を表示する。また、チケット分配部121は、分配先にQR取得メールを送信するために、メール送信ボタンを表示する。図16では、チケット分配部121は、購入者に座席情報毎の分配先を確認させることができる。
図17は、QR送信完了画面の一例を示す図である。図17に示すように、チケット分配部121は、分配先にQR取得メールを送信したことを示すメッセージを表示する。図17では、チケット分配部121は、購入者に分配先にQR取得メールを送信したことを確認させることができる。
図18は、送信エラーメールの一例を示す図である。図18に示すように、チケット分配部121は、分配先へのQR取得メールの送信が失敗したことを示すメッセージを表示する。図18では、チケット分配部121は、購入者に分配先へのQR取得メールの送信が失敗したことを知らせることができる。
図19は、QR取得メールの一例を示す図である。図19に示すように、QR取得メールには、分配されたチケットの座席情報、予約番号やQRコードを取得するために必要なパスワードおよびQR取得URLが記述されている。図19では、QR取得メールは、分配先にQR取得を促すことができる。なお、QR取得メールは、チケット分配部121から分配先の携帯端末2に送信される。
図20は、QR取得画面の一例を示す図である。図20に示すように、QR表示部123は、分配された座席情報とともに、電話番号およびパスワードを入力できるテキストボックスを表示する。また、QR表示部123は、分配先を認証後にQRを表示するために、送信ボタンを表示する。図20では、QR表示部123は、認証に成功し、且つ取得条件を満たせばQRを表示することができる。
図21は、分配先を変更する場合のQR送信情報入力画面の一例を示す図である。図21に示すように、チケット分配部121は、座席情報毎に新たな分配先の電話番号およびメールアドレスを入力するテキストボックスを表示する。電話番号およびメールアドレスのそれぞれのテキストボックスには、既に分配された分配先の電話番号およびメールアドレスが表示される。また、チケット分配部121は、既に分配された分配先毎に、QRコードの取得状況を表すステータスを表示する。ステータスには、例えば、QRコードの取得待ちであることを示す「QR取得待ち」、QRコードの取得済みであることを示す「QR取得済み」が表示される。なお、チケット分配部121は、管理DB111における、分配先に対応する所有者フラグ111p、QR取得回数111lがそれぞれ「1」(所有可能)、「0」である場合に、ステータスに「QR取得待ち」を表示すれば良い。また、チケット分配部121は、管理DB111における、分配先に対応する所有者フラグ111p、QR取得回数111lがそれぞれ「1」(所有可能)、「1以上」である場合に、ステータスに「QR取得済み」を表示すれば良い。図21では、チケット分配部121は、購入者に、分配先を変更させることができるとともに、分配先のQRコードの取得状況を確認させることができる。
図22は、QR返却メールの一例を示す図である。図22に示すように、QR返却メールには、分配されたチケットの座席情報とともに、QRコードの返却作業を行う旨のメッセージおよびQR返却承認URLが記述されている。図22では、QR返却メールは、分配先にQRの返却承認を促すことができる。なお、QR返却メールは、QR返却部122から分配先の携帯端末2に送信される。
図23は、QR返却承認画面の一例を示す図である。図23に示すように、QR返却部122は、QRコードを返却承認する場合にチェックできるチェックボックスを表示する。また、QR返却部122は、QRコードを返却させるために、チケット(QRコード)返却ボタンを表示する。図23では、QR返却部122は、チケットの所有者にチケットに対応するQRコードの返却を承認させたうえで当該QRコードを返却させることができる。
図24は、返却完了画面の一例を示す図である。図24に示すように、QR返却部122は、QRコードの返却がされた旨のメッセージを表示する。図24では、QR返却部122は、QRコードの返却がされたことを、QRコードを返却した所有者に確認させることができる。
図25は、QR取得URL無効メールの一例を示す図である。図25に示すように、QR取得URL無効メール(URL無効メール)には、分配されていたチケットが無効となった旨のメッセージが記述されている。図25では、QR取得URL無効メールは、分配先であった利用者に分配されていたチケットが無効となったことを確認させることができる。なお、QR取得URL無効メールは、チケット分配部121から分配先であった利用者の携帯端末2に送信される。
なお、QR認証部124は、入場の際読み取り装置によって読み取られたQRコードを受信し、受信したQRコードを管理DB111内の紐付かれたQR画像と照合し、照合の結果、合致すれば、入場を許可する旨の通知を読み取り装置に送信するようにした。一方、QR認証部124は、照合の結果、合致しなければ、入場を許可しない旨の通知を読み取り装置に送信するようにした。しかしながら、QR認証部124は、これに限定されず、照合の結果、合致すれば、受信したQRコードが有効化されているか否かを判定し、判定結果を読み取り装置に送信するようにしても良い。例えば、QR認証部124は、管理DB111に記憶されている、QRコードに対応する所有者フラグ111pを参照して当該QRコードの有効化されているか否かを判定する。すなわち、QR認証部124は、所有者フラグ111pが「1」(所有可能)である場合、QRコードが有効であると判定する。一方、QR認証部124は、所有者フラグ111pが「9」(解放)である場合、QRコードが無効であると判定する。そして、QR認証部124は、受信されたQRコードの有効または無効を判定結果として読み取り装置に送信する。これにより、QR認証部124は、読み取り装置に対して、照合に合致しなかったQRコードのみならず、無効化されているQRコードを識別させることができる。つまり、読み取り装置では、照合に合致しなかったQRコードの利用者のみならず、無効化されているQRコードの利用者の入場を不許可にできる。
また、QR認証部124は、照合の結果、合致すれば、受信したQRコードが有効化されているか否かを判定し、QRコードが有効化されていれば、さらに、管理DB111に記憶されている利用者の携帯端末2に入場を許可された旨のメールを送信しても良い。これにより、QR認証部124は、利用者が入場の際、有効なQRコードの真の利用者にのみメールを送信することとなるので、入場後に発生するおそれのある入場者の正当性チェックを円滑に行わせることができる。
また、QR認証部124は、同じQRコードを複数回受信した場合、複数回アクセスがあったことを読み取り装置に送信するようにしても良い。この場合、QR認証部124は、QRコード毎にアクセスがあった回数を記憶部11に保持するようにし、アクセスがあったときに、アクセスがあったQRコードに対応する回数を参照するようすれば良い。これにより、QR認証部124は、読み取り装置に対して、複数回入場のあった利用者に対応するQRコードを識別させることができる。つまり、読み取り装置では、複製されたQRコードを識別することが可能となる。なお、QR認証部124は、複数回アクセスがあったことを読み取り装置に送信する際、管理DB111に記憶された利用者の電話番号を共に送信しても良い。これにより、読み取り装置では、QRコードの利用者の電話番号を認識することができ、入場の際入場した利用者に対して電話番号の確認をすることができる。
[チケット譲渡管理処理の変形例]
上記実施例1では、サーバ10は、一旦分配先に分配されたチケットが譲渡される場合、分配先のQRコードが返却されてから、譲渡先のQRコードを譲渡先に取得させるようにした。すなわち、サーバ10は、分配先のQRコードが無効化され、譲渡先のQRコードが有効化されてから、譲渡先のQRコードを譲渡先の携帯端末2に表示する。しかしながら、サーバ10は、これに限定されず、一旦分配先に分配されたチケットが譲渡される場合、分配先のQRコードが返却されてなくても、譲渡先のQRコードを譲渡先に取得させても良い。例えば、QR表示部123は、分配先のQRコードが無効化され、譲渡先のQRコードが有効化されているかを判定することなく、譲渡先のQRコードを譲渡先の携帯端末2に表示する。これにより、QRコードの無効化や有効化とは無関係に、譲渡先は、自己のQRコードを表示することができる。但し、譲渡先のQRコードが有効となってから譲渡先の入場を可能とすることは上記実施例1の場合と同様である。つまり、サーバ10は、元の分配先のQRコードを返却により無効とし、譲渡先のQRコードを有効とした後、譲渡先の入場を可能とする。
[実施例1の効果]
上記実施例1によれば、サーバ10は、購入者(第1の利用者)の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、チケットの分配先(第2の利用者)に対応付けて管理DB111に格納する。そして、サーバ10は、購入者(第1の利用者)の要求に基づき、分配先のチケットを譲渡する際、第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、新たな分配先(第3の利用者)に対応付けて管理DB111に格納する。そして、サーバ10は、管理DB111に格納された第1の可視情報を無効化するとともに、第2の可視情報を有効化する。そして、サーバ10は、第2の可視情報を第3の利用者のアドレス宛に送信する。これにより、サーバ10は、元の分配先に対する可視情報を無効化するとともに、新たな分配先に対する可視情報を有効化するので、チケットの購入者が可視情報に対応するチケットの譲渡を一意に管理できる。
また、上記実施例1によれば、サーバ10は、第1の可視情報が無効化され、且つ、第2の可視情報が有効化されている場合に、第2の可視情報を第3の利用者のアドレス宛に送信する。これにより、第1の可視情報が無効化され、第2の可視情報が有効化されない限り、第3の利用者は第2の可視情報を所有できないようにでき、可視情報に対応するチケットの譲渡を厳しく管理できる。
また、上記実施例1によれば、サーバ10は、第1の可視情報が無効化され、且つ、第2の可視情報が有効化されているかを判定することなく、当該第2の可視情報を第3の利用者のアドレス宛に送信する。これにより、第1の可視情報の無効化や第2の可視情報の有効化とは独立して、第3の利用者は第2の可視情報を所有することができる。
また、上記実施例1によれば、サーバ10は、第2の利用者の携帯端末2から第1の可視情報の返却承認を受信した場合に、第1の可視情報を無効化するとともに、第2の可視情報を有効化する。これにより、サーバ10は、第2の利用者の返却承認を契機に、第1の可視情報を無効化するとともに、第2の可視情報を有効化するので、第1の可視情報および第2の可視情報に対応するチケットの譲渡を確実に一意に管理できる。
また、上記実施例1によれば、サーバ10は、第2の可視情報が有効化されているが、第2の可視情報が未だ第3の利用者の携帯端末2に送信されていない場合には、第3の利用者からの返却承認なしに第2の可視情報を無効化する。これにより、サーバ10は、第2の可視情報に対応するチケットを新たな利用者に安全に譲渡することができる。
また、上記実施例1によれば、サーバ10は、読み取り装置から受信した第2の可視情報が有効な場合、管理DB111に記憶されている第2の可視情報に対応付けられた利用者の携帯端末2に、新たな可視情報を出力する。これにより、サーバ10は、有効な可視情報に対応する利用者に新たな可視情報を出力するので、入場の際に正当な入場者を判別することができる。言い替えれば、サーバ10は、例えば複製された可視情報を持つ入場者を判別することが可能となる。
また、上記実施例1では、チケット譲渡管理システム9は、チケット譲渡管理サイト1とチケット販売サイト3とを分ける構成とした。しかしながら、チケット譲渡管理システム9は、これに限定されず、チケット譲渡管理サイト1とチケット販売サイト3とを統合する構成としても良い。
また、上記実施例1では、QR認証部124は、サーバ10内に有するものとした。しかしながら、QR認証部124は、これに限定されず、サーバ10と異なる新たな情報処理装置内に有するものとしても良い。この場合、新たな情報処理装置では、サーバ10の管理DB111内のデータを適宜コピーするようにすれば良い。
ところで、実施例1では、サーバ10は、チケットの購入者による購入したチケットの分配要求に基づき、チケットを利用者に譲渡する。そして、サーバ10は、既に譲渡されたチケットについて、チケットの購入者による分配要求に基づき、当該チケットを別の利用者に再譲渡する場合を説明した。しかしながら、サーバ10は、さらに、チケットを既に譲渡された利用者からチケットの購入者へのチケットのキャンセル依頼に基づき、チケットの供給者(チケット販売サイト3)を介して当該チケットを別の利用者に再譲渡(再販売)する場合であっても良い。これにより、チケットの供給者が仲介することで、当初のチケットの購入者と新規購入者とが直接やり取りせずにチケットを売買できる。
そこで、実施例2では、サーバは、さらに、チケットを既に譲渡された利用者からチケットの当初の購入者へのチケットのキャンセル依頼に基づき、チケットの供給者を介して当該チケットを別の利用者に再譲渡(再販売)する場合について説明する。なお、実施例2では、チケットの供給者とは、チケット販売サイトのことを意味するものとする。
[実施例2に係るチケット譲渡管理システムの構成]
図26は、実施例2に係るチケット譲渡管理システムの構成を示すブロック図である。なお、図1に示すチケット譲渡管理システム9と同一の構成については同一符号を示すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。実施例1と実施例2とが異なるところは、チケット譲渡管理サイト1に代えてチケット販売サイト3Aがチケットの譲渡管理を行うサーバ30を有するようにした点にある。また、実施例1と実施例2とが異なるところは、制御部12にチケットキャンセル部201とチケット再販部202とを追加した点にある。
チケットキャンセル部201は、チケットの所有者の携帯端末2から当該チケットのキャンセル(取消)依頼を受信した場合に、当該チケットに対応するQRコードの対応付けを、キャンセル依頼を行ったチケットの所有者からチケットの供給者であるチケット販売サイト3Aに変更する。つまり、チケットの所有者からチケットのキャンセル依頼があった場合には、キャンセル依頼があったチケットを一時的にチケット販売サイト3Aが預かるようにする。そして、チケットキャンセル部201は、後述するチケット再販部202に対して、キャンセル依頼のあったチケットについて再販売の募集をさせる。
また、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼がされたチケットの購入を希望する旨の要求を、新たな購入者の携帯端末2から受信した場合に、当該チケットに対応する新たなQRコードを生成し、新たな購入者に対応付けて管理DB111に格納する。ここでは、チケットキャンセル部201は、新たな購入者の利用者情報に対応付けて新たなQRコードの情報とキャンセル依頼を受けたチケットの座席情報を管理DB111に格納する。そして、チケットキャンセル部201は、供給者であるチケット販売サイト3Aに対応するQRコードを無効化するとともに、新たなQRコードを有効化する。つまり、チケット販売サイト3Aが、再販売の募集の結果、新たな購入者が現れれば、チケット販売サイト3AのQRコードは無効となり、新たな購入者に新たなQRコードが付与される。
また、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼がされたチケットの購入を希望する旨の要求を受信しなかった場合に、当該チケットに対応するQRコードの対応付けを、チケット販売サイト3Aから当初のチケットの購入者に変更する。つまり、チケット販売サイト3Aによる再販売の募集の結果、新たな購入者が現れなければ、チケットの所有者は、当初のチケットの購入者となる。
また、チケットキャンセル部201は、チケットのキャンセル依頼の取り下げを受信した場合に、当該チケットに対応するQRコードの対応付けを、チケット販売サイト3Aから当初のチケットの購入者に変更する。つまり、チケットのキャンセル依頼の取り下げがあった場合も、新たな購入者が現れなかった場合と同様に、チケットの所有者は、当初のチケットの購入者となる。なお、チケットキャンセル部201の詳細については後述する。
チケット再販部202は、キャンセル依頼のあったチケットの再販売の募集を行う。例えば、チケット再販部202は、チケット販売サイト3A専用のチケット情報サイトまたは汎用化されたチケット情報サイトに、キャンセル依頼のあったチケットについて再販売の募集がある旨を書き込む。
このようにして、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼がされたチケットの売買に、供給者(チケット販売サイト30)を仲介させることで、新たな購入者と当初の購入者との間で、直接やり取りせずチケットを売買させることができる。すなわち、新たな購入者と当初の購入者は、相互に、それぞれの個人情報をやり取りしないので、安全にチケットを売買できる。
また、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼がされたチケットの売買に、供給者を仲介させることで、新たな購入者と当初の購入者との間で、直接金銭のやり取りをせずチケットを売買させることができる。つまり、チケット再販部202が、供給者として、キャンセル依頼がされたチケットの再販売の募集を行い、新たな購入者が現れると、チケットの代金は、新たな購入者から供給者を経由して当初の購入者に支払われる。したがって、当初の購入者は、確実に、新たな購入者からチケットの代金を受け取ることができる。
また、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼がされたチケットの売買に、供給者(チケット販売サイト3A)を仲介させることで、供給者に対して柔軟にチケットを販売させることができる。例えば、供給者は、当初の購入者に対して、早期にキャンセル情報を提供させるようにしておけば、提供されたキャンセル席と未だ販売できていない席で、連席販売することが可能となる。特に、供給者が、チケットの興行開催日の間近まで、座席情報を確定しない(購入者への座席情報の案内を遅らせる)場合には、効率的に連席販売することができる。
[チケットキャンセル処理のフローチャート]
次に、図27を参照して、チケットキャンセル処理のフローチャートを説明する。図27は、実施例2に係るチケットキャンセル処理のフローチャートを示す図である。なお、管理DB111には、当初のチケットの購入者からチケットが分配された分配先毎に、チケットの購入情報として、QRコード情報、座席情報および利用者情報が記憶され、さらに、所有者フラグ「1」(所有可能)、QR取得回数「1」が記憶されている。
図27に示すように、チケットキャンセル部201は、分配先から当初のチケットの購入者に対して、チケットのキャンセル依頼があったか否かを判定する(ステップS101)。チケットのキャンセル依頼がなかったと判定した場合(ステップS101;No)、チケットキャンセル部201は、チケットのキャンセル依頼があるまで、判定処理を繰り返す。
一方、チケットのキャンセル依頼があったと判定した場合(ステップS101;Yes)、チケットキャンセル部201は、当初のチケットの購入者の携帯端末2にQR送信情報入力画面を表示する(ステップS102)。なお、QR送信情報入力画面は、購入したチケットを分配先に分配する画面であるが、ここでは、一旦分配した分配先を変更する場合に用いられる。
そして、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼があったチケットの座席情報に対応する分配先が供給者に変更されたか否かを判定する(ステップS103)。例えば、チケットキャンセル部201は、QR送信情報入力画面の変更された分配先が供給者の電話番号およびメールアドレスであるか否かを判定する。そして、供給者に変更されなかったと判定した場合(ステップS103;No)、チケットキャンセル部201は、供給者に変更されるまで、判定処理を繰り返す。
一方、供給者に変更されたと判定した場合(ステップS103;Yes)、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼があったチケットの座席情報に対応するQRコードと異なるQRコードを生成する。そして、チケットキャンセル部201は、生成したQRコードと座席情報に分配先情報を対応付けて格納する(ステップS104)。このとき、チケットキャンセル部201は、所有者フラグ「0」(未所有)、QR取得回数に「0」を設定する。
そして、チケットキャンセル部201は、分配先(チケット販売サイト3A)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS105)。これと同時に、チケットキャンセル部201は、取得されているQRコードの所有者にQRコードの返却メールを送信する(ステップS106)。すなわち、チケットキャンセル部201は、キャンセル依頼のあったチケットの所有者にQRコードの返却を促すメールを送信する。
続いて、チケットキャンセル部201は、チケット再販部202に対して、キャンセル依頼のあったチケットについて、再販売の募集をさせる(ステップS107)。
その後、チケットキャンセル部201は、当初のチケットの購入者からチケットのキャンセル依頼の取り下げ要求があったか否かを判定する(ステップS108)。チケットのキャンセル依頼の取り下げ要求がなかったと判定した場合(ステップS108;No)、チケットキャンセル部201は、チケットの購入を希望する旨の要求があったか否かを判定する(ステップS109)。
チケットの購入を希望する旨の要求があったと判定した場合(ステップS109;Yes)、チケットキャンセル部201は、供給者の端末にQR送信情報入力画面を表示する(ステップS110)。そして、チケットキャンセル部201は、座席情報に対応する分配先(新購入者)の利用者情報が入力されたか否かを判定する(ステップS111)。分配先(新購入者)の利用者情報が入力されなかったと判定した場合(ステップS111;No)、チケットキャンセル部201は、分配先(新購入者)の利用者情報が入力されるまで、判定処理を繰り返す。
一方、分配先(新購入者)の利用者情報が入力されたと判定した場合(ステップS111;Yes)、チケットキャンセル部201は、分配先(新購入者)の利用者情報を座席情報に対応付けて格納する(ステップS112)。このとき、チケットキャンセル部201は、所有者フラグに「1」(所有可能)、QR取得回数に「0」を設定する。これにより、チケットキャンセル部201は、この座席情報に対してQRコードを有効化することになる。そして、チケットキャンセル部201は、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)を設定する(ステップS113)。これにより、チケットキャンセル部201は、供給者に対するQRコードを無効化する。
そして、チケットキャンセル部201は、分配先(新購入者)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS114)。そして、チケットキャンセル部201は、チケットキャンセル処理を終了する。
一方、チケットのキャンセル依頼の取り下げ要求があったと判定した場合(ステップS108;Yes)またはチケットの購入を希望する旨の要求がなかったと判定した場合(ステップS109;No)、チケットキャンセル部201は、以下の処理を行う。すなわち、チケットキャンセル部201は、供給者の端末にQR送信情報入力画面を表示する(ステップS115)。
そして、チケットキャンセル部201は、座席情報に対応する分配先(当初購入者)の利用者情報が入力されたか否かを判定する(ステップS116)。分配先(当初購入者)の利用者情報が入力されなかったと判定した場合(ステップS116;No)、チケットキャンセル部201は、分配先(当初購入者)の利用者情報が入力されるまで、判定処理を繰り返す。
一方、分配先(当初購入者)の利用者情報が入力されたと判定した場合(ステップS116;Yes)、チケットキャンセル部201は、分配先(当初購入者)のレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(ステップS117)。これにより、チケットキャンセル部201は、分配先(当初購入者)に対するQRコードを有効化する。そして、チケットキャンセル部201は、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)を設定する(ステップS118)。これにより、チケットキャンセル部201は、供給者に対するQRコードを無効化する。
そして、チケットキャンセル部201は、分配先(当初購入者)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS119)。そして、チケットキャンセル部201は、チケットキャンセル処理を終了する。
[所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合の処理のシーケンス]
次に、所有者がチケットをキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合のキャンセル処理のシーケンスを、適宜管理DB111内のデータの内容を用いながら説明する。図28A、図28Bは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できた場合の処理のシーケンスを説明する図である。図28A、図28Bでは、購入者Aがチケットを4席購入し、購入者Aは席aの所有者、分配先B,C,Dはそれぞれ席b,c,dの所有者であったとする。以下では、分配先Dが所有している席dのキャンセル依頼をした後、供給者が再募集した結果、新購入者Eに譲渡する場合について説明する。なお、以下では、図31に示される管理DB111内の席d(1階、I列、183番)のレコードを適宜用いながら説明する。
分配先Dから購入者Aにチケットのキャンセル依頼がされた後、チケットキャンセル部201は、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS121)。
この時点では、管理DB111内の席dのレコードには、メールアドレス111nとして「Dのアドレス」、電話番号111oとして「DのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「1」(所有可能)、QR取得回数111lとして「1」が設定されている(図31、No2参照)。
そして、購入者AがQR送信情報入力画面を用いて、席dに対して譲渡先として供給者の電話番号および譲渡先のメールアドレスを入力する。すると、チケットキャンセル部201は、管理DB111内に、席dに対応する譲渡先として供給者のレコードを追加する。すなわち、チケットキャンセル部201は、供給者をチケットの一時的な預かり先とする。
ここでは、管理DB111内の追加されたレコードには、新規に生成される現QRコード111aとして「F15343」、メールアドレス111nとして「供給者のアドレス」、電話番号111oとして「供給者のTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「0」(未所有)、QR取得回数111lとして「0」が設定されている(図31、No4参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、譲渡先(提供者)のメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS122)。また、チケットキャンセル部201は、QR取得メールと同時にQR返却メールを席dの現在の所有者である分配先Dに対して送信する(ステップS123)。
その後、分配先DによりQR返却URLにアクセスがされると、QR返却部122は、QR返却承認画面を表示する(ステップS124)。そして、分配先Dが返却承認画面を用いて席dに対応するQRの返却承認をすると、QR返却部122は、分配先Dのレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する(図31、No5参照)。これと同時に、分配先(供給者)のレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(図31図示せず)。これにより、QR返却部122は、分配先Dに対するQRコードを無効化するとともに、分配先(供給者)に対するQRコードを有効化する。この結果、分配先Dは、所有者でなくなり、供給者が、一旦所有者となる。
その後、供給者であるチケット販売サイト3Aが、キャンセル依頼がされた席(d)のチケットを再募集する。そして、チケットキャンセル部201は、新たな購入者Eの携帯端末2から、キャンセル依頼がされたチケットの購入を希望する旨の要求を受信したとする。
すると、チケットキャンセル部201は、供給者の端末に、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS125)。そして、供給者がQR送信情報入力画面を用いて、席dに対して譲渡先として購入者Eの電話番号および譲渡先のメールアドレスを入力する。すると、チケットキャンセル部201は、管理DB111内に、席dに対応する譲渡先として購入者Eのレコードを追加する。
ここでは、管理DB111内の追加されたレコードには、新規に生成される現QRコード111aとして「F15686」、メールアドレス111nとして「Eのアドレス」、電話番号111oとして「EのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「1」(所有可能)、QR取得回数111lとして「0」が設定されている(図31、No5参照)。加えて、チケットキャンセル部201は、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する(図31、No5参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、購入者EのメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS126)。
そして、購入者EによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS127)。そして、購入者EがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の購入者Eに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、購入者Eが正当であると判断する。さらに、QR表示部123は、購入者Eに対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であれば、購入者EのレコードのQR取得回数111lに「1」を設定する(図31、No6参照)。そして、QR表示部123は、購入者Eに対してQRを表示する。
この結果、席dの所有者が分配先Dから購入者Eに変更される。
[所有者がキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合の処理のシーケンス]
次に、所有者がチケットをキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合のキャンセル処理のシーケンスを、適宜管理DB111内のデータの内容を用いながら説明する。図29A、図29Bは、所有者がキャンセル後、キャンセルを取り下げた場合の処理のシーケンスを説明する図である。なお、図28A、図28Bに示すシーケンスと同一のシーケンスについては同一符号を示すことで、その重複する動作の説明については省略する。以下では、図32に示される管理DB111内の席d(1階、I列、183番)のレコードを適宜用いながら説明する。
分配先Dから購入者Aにチケットのキャンセル依頼がされた後、チケットキャンセル部201は、提供者のメールアドレスへQR取得メールを送信し、QR返却メールを席dの現在の所有者である分配先Dに対して送信する(ステップS121〜S123)。その後、分配先DによりQR返却URLにアクセスがされると、QR返却部122は、QR返却承認画面を表示し、QRの返却承認をする(ステップS124)。すなわち、分配先Dのレコードに対して、所有者フラグ111pに「9」(解放)が設定され、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pに「1」(所有可能)が設定されている(図32、No7参照)。この結果、分配先Dは、所有者でなくなり、供給者が、一旦所有者となる。
その後、供給者であるチケット販売サイト3Aが、キャンセル依頼がされた席(d)のチケットを再募集する。ところが、チケットキャンセル部201は、購入者Aから供給者に対して、チケットのキャンセル依頼の取り下げ要求を受信したとする。
すると、チケットキャンセル部201は、管理DB111内に、席dに対応する譲渡先として当初の購入者Aのレコードを追加する。
ここでは、管理DB111内の追加されたレコードには、新規に生成される現QRコード111aとして「F15686」、メールアドレス111nとして「Aのアドレス」、電話番号111oとして「AのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「0」(未所有)、QR取得回数111lとして「0」が設定されている(図32、No7参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、供給者の端末に、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS131)。そして、供給者がQR送信情報入力画面を用いて、席dに対して譲渡先として当初の購入者Aの電話番号および譲渡先のメールアドレスを入力する。すると、チケットキャンセル部201は、当初の購入者Aのレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(図32、No7参照)。加えて、チケットキャンセル部201は、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する(図32、No8参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、当初の購入者AのメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS132)。
そして、当初の購入者AによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS132)。そして、当初の購入者AがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の当初の購入者Aに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、当初の購入者Aが正当であると判断する。さらに、QR表示部123は、当初の購入者Aに対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であれば、当初の購入者AのレコードのQR取得回数111lに「1」を設定する(図32、No9参照)。そして、QR表示部123は、当初の購入者Aに対してQRを表示する。
この結果、席dの所有者が供給者からチケットの当初の購入者Aに戻る。
[所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合の処理のシーケンス]
次に、所有者がチケットをキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合のキャンセル処理のシーケンスを、適宜管理DB111内のデータの内容を用いながら説明する。図30A、図30Bは、所有者がキャンセル後、新購入者に譲渡できなかった場合の処理のシーケンスを説明する図である。なお、図28A、図28Bに示すシーケンスと同一のシーケンスについては同一符号を示すことで、その重複する動作の説明については省略する。以下では、図33に示される管理DB111内の席d(1階、I列、183番)のレコードを適宜用いながら説明する。
分配先Dから購入者Aにチケットのキャンセル依頼がされた後、チケットキャンセル部201は、提供者のメールアドレスへQR取得メールを送信し、QR返却メールを席dの現在の所有者である分配先Dに対して送信する(ステップS121〜S123)。その後、分配先DによりQR返却URLにアクセスがされると、QR返却部122は、QR返却承認画面を表示し、QRの返却承認をする(ステップS124)。すなわち、分配先Dのレコードに対して、所有者フラグ111pに「9」(解放)が設定され、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pに「1」(所有可能)が設定されている(図33、No8参照)。この結果、分配先Dは、所有者でなくなり、供給者が、一旦所有者となる。
その後、供給者であるチケット販売サイト3Aが、キャンセル依頼がされた席(d)のチケットを再募集する。ところが、チケットキャンセル部201は、購入者から供給者に対して、チケットのキャンセル依頼の取り下げ要求を受信しなかったとする。
すると、チケットキャンセル部201は、管理DB111内に、席dに対応する譲渡先として当初の購入者Aのレコードを追加する。
ここでは、管理DB111内の追加されたレコードには、新規に生成される現QRコード111aとして「F15686」、メールアドレス111nとして「Aのアドレス」、電話番号111oとして「AのTEL」が設定されている。所有者フラグ111pとして「0」(未所有)、QR取得回数111lとして「0」が設定されている(図33、No7参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、供給者の端末に、QR送信情報入力画面を表示する(ステップS131)。そして、供給者がQR送信情報入力画面を用いて、席dに対して譲渡先として当初の購入者Aの電話番号および譲渡先のメールアドレスを入力する。すると、チケットキャンセル部201は、当初の購入者Aのレコードに対して、所有者フラグ111pを「1」(所有可能)に設定する(図33、No7参照)。加えて、チケットキャンセル部201は、供給者のレコードに対して、所有者フラグ111pを「9」(解放)に設定する(図33、No8参照)。
そして、チケットキャンセル部201は、当初の購入者AのメールアドレスへQR取得メールを送信する(ステップS132)。
そして、当初の購入者AによりQR取得URLにアクセスがされると、QR表示部123は、QR取得画面を表示する(ステップS133)。そして、当初の購入者AがQR取得画面を用いて、自己の電話番号およびパスワードを入力する。すると、QR表示部123は、入力した電話番号およびパスワードが管理DB111内の当初の購入者Aに対応する電話番号111oおよびパスワードB111mと一致すれば、当初の購入者Aが正当であると判断する。さらに、QR表示部123は、当初の購入者Aに対応する所有者フラグ111pが「1」(所有可能)であれば、当初の購入者AのレコードのQR取得回数111lに「1」を設定する(図33、No9参照)。そして、QR表示部123は、当初の購入者Aに対してQRを表示する。
この結果、席dの所有者が供給者からチケットの当初の購入者Aに戻る。
[実施例2の効果]
上記実施例2によれば、サーバ30は、有効化された可視情報に対応付けられたチケットの分配先の携帯端末2から当該チケットのキャンセル依頼を受信する。このとき、サーバ30は、当該可視情報の対応付けを、キャンセル依頼を行った分配先から供給者(チケット販売サイト3A)に変更する。そして、サーバ30は、購入を希望する新たな購入者の携帯端末2から購入を希望する旨の要求を受信した場合に、新たな可視情報を生成し、キャンセル依頼の可視情報を無効化するとともに、新たな可視情報を有効化する。これにより、サーバ30は、供給者が仲介することで、チケットを分配した当初のチケットの購入者と新たな購入者とが直接やり取りせずに、キャンセル依頼のあったチケットを売買できる。
また、上記実施例2によれば、サーバ30は、購入を希望する旨の要求を受信しなかった場合に、キャンセル依頼のチケットに対応付けられた可視情報の対応付けを、供給者からチケットを分配した当初の購入者に変更する。これにより、サーバ10は、購入を希望する者が現れなかった場合でも、チケットに対応付けられた可視情報の所有者を当初の購入者とすることで、供給者に不利益を生じさせない。
また、上記実施例2によれば、サーバ30は、チケットのキャンセル依頼の取り下げを受信した場合に、キャンセル依頼のチケットに対応付けられた可視情報の対応付けを、供給者からチケットを分配した当初の購入者に変更する。これにより、サーバ10は、チケットのキャンセル依頼の取り下げがあった場合でも、チケットに対応付けられた可視情報の所有者を当初の購入者とすることで、供給者のみならず当初の購入者にも不利益を生じさせない。
なお、サーバ10、30は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置に、上記した制御部12と、記憶部11等の各機能を搭載することによって実現することができる。
また、上記実施例2では、チケット譲渡管理システム9Aは、チケット販売サイト3Aにチケットの譲渡管理を行うサーバ30を有する構成とした。しかしながら、チケット譲渡管理システム9Aは、これに限定されず、チケットの譲渡管理を行うサーバ30を有するチケット譲渡管理サイトと、チケット再販部202を有するチケット販売サイト3Aとを分ける構成としても良い。かかる構成にしても、サーバ30は、チケット販売サイト3Aである供給者が仲介することで、チケットを分配した当初のチケットの購入者と新たな購入者とが直接やり取りせずに、キャンセル依頼のあったチケットを売買することが可能となる。
また、図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、チケット分配部121とQR返却部122とQR表示部123とを1個の部として統合しても良い。一方、チケット分配部121を、チケットの初回の分配処理を行う第1の分配部とチケットの2回目以降の分配処理を行う第2の分配部とに分散しても良い。また、管理DB111等の記憶部11をサーバ10、30の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
以上説明した実施形態及びその変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて記憶部に格納する第1の生成部と、
前記第1の利用者の要求に基づき、前記第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて前記記憶部に格納する第2の生成部と、
前記第1の利用者の要求に基づき、前記記憶部に格納された前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化する制御部と、
前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する送信部とを有する
ことを特徴とする処理サーバ。
(付記2)前記送信部は、前記第1の可視情報が無効化され、かつ、前記第2の可視情報が有効化されている場合に、当該前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信することを特徴とする付記1に記載の処理サーバ。
(付記3)前記送信部は、前記第1の可視情報が無効化され、かつ、前記第2の可視情報が有効化されているかを判定することなく、当該前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する
ことを特徴とする付記1に記載の処理サーバ。
(付記4)前記制御部は、前記第2の利用者の端末から前記第1の可視情報の返却承認を受信した場合に、前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化する
ことを特徴とする付記1〜3のいずれか1つに記載の処理サーバ。
(付記5)前記制御部は、前記第2の可視情報が有効化されているが、前記第2の可視情報が未だ前記第3の利用者のアドレス宛に送信されていない場合には、前記第3の利用者からの返却承認なしに前記第2の可視情報を無効化する
ことを特徴とする付記4に記載の処理サーバ。
(付記6)読み取り装置から受信した前記第2の可視情報が有効な場合、前記記憶部に記憶されている前記第2の可視情報に対応付けられた利用者の電子機器に、新たな可視情報を出力する認証部をさらに有する
ことを特徴とする付記1から付記5のいずれか1つに記載の処理サーバ。
(付記7)前記制御部は、有効化された可視情報に対応付けられた利用者の端末から当該可視情報の取消依頼を受信した場合に、当該可視情報の対応付けを、前記取消依頼を行った利用者から供給者に変更し、利用を希望する新たな利用者の端末から利用を希望する旨の要求を受信した場合に、新たな可視情報を生成し、前記取消依頼の可視情報を無効化するとともに、前記新たな可視情報を有効化する
ことを特徴とする付記1に記載の処理サーバ。
(付記8)前記制御部は、利用を希望する旨の要求を受信しなかった場合に、前記取消依頼の可視情報の対応付けを前記供給者から前記第1の利用者に変更する
ことを特徴とする付記7に記載の処理サーバ。
(付記9)前記制御部は、前記取消依頼の取り下げを受信した場合に、前記取消依頼の可視情報の対応付けを前記供給者から前記第1の利用者に変更する
ことを特徴とする付記7または付記8に記載の処理サーバ。
(付記10)コンピュータが、
第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて記憶部に格納し、
前記第1の利用者の要求に基づき、前記第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて前記記憶部に格納し、
前記第1の利用者の要求に基づき、前記記憶部に格納された前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化し、
前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する
各処理を実行することを特徴とする譲渡管理方法。
1 チケット譲渡管理サイト
2 携帯端末
3、3A チケット販売サイト
4 ネットワーク
9、9A チケット譲渡管理システム
10、30 サーバ
11 記憶部
111 管理DB
12 制御部
121 チケット分配部
122 QR返却部
123 QR表示部
124 QR認証部
201 チケットキャンセル部
202 チケット再販部

Claims (9)

  1. 第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて記憶部に格納する第1の生成部と、
    前記第1の利用者の要求に基づき、前記第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて前記記憶部に格納する第2の生成部と、
    前記第1の利用者の要求に基づき、前記記憶部に格納された前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化する制御部と、
    前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する送信部とを有する
    ことを特徴とする処理サーバ。
  2. 前記送信部は、前記第1の可視情報が無効化され、かつ、前記第2の可視情報が有効化されている場合に、当該前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信することを特徴とする請求項1に記載の処理サーバ。
  3. 前記送信部は、前記第1の可視情報が無効化され、かつ、前記第2の可視情報が有効化されているかを判定することなく、当該前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理サーバ。
  4. 前記制御部は、前記第2の利用者の端末から前記第1の可視情報の返却承認を受信した場合に、前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の処理サーバ。
  5. 前記制御部は、前記第2の可視情報が有効化されているが、前記第2の可視情報が未だ前記第3の利用者のアドレス宛に送信されていない場合には、前記第3の利用者からの返却承認なしに前記第2の可視情報を無効化する
    ことを特徴とする請求項4に記載の処理サーバ。
  6. 前記制御部は、有効化された可視情報に対応付けられた利用者の端末から当該可視情報の取消依頼を受信した場合に、当該可視情報の対応付けを、前記取消依頼を行った利用者から供給者に変更し、利用を希望する新たな利用者の端末から利用を希望する旨の要求を受信した場合に、新たな可視情報を生成し、前記取消依頼の可視情報を無効化するとともに、前記新たな可視情報を有効化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の処理サーバ。
  7. 前記制御部は、利用を希望する旨の要求を受信しなかった場合に、前記取消依頼の可視情報の対応付けを前記供給者から前記第1の利用者に変更する
    ことを特徴とする請求項6に記載の処理サーバ。
  8. 前記制御部は、前記取消依頼の取り下げを受信した場合に、前記取消依頼の可視情報の対応付けを前記供給者から前記第1の利用者に変更する
    ことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の処理サーバ。
  9. コンピュータが、
    第1の利用者の要求に基づき、認証に用いられる第1の可視情報を生成し、第2の利用者に対応付けて記憶部に格納し、
    前記第1の利用者の要求に基づき、前記第1の可視情報と異なる第2の可視情報を生成し、第3の利用者に対応付けて前記記憶部に格納し、
    前記第1の利用者の要求に基づき、前記記憶部に格納された前記第1の可視情報を無効化するとともに、前記第2の可視情報を有効化し、
    前記第2の可視情報を前記第3の利用者のアドレス宛に送信する
    各処理を実行することを特徴とする譲渡管理方法。
JP2013067666A 2012-07-11 2013-03-27 処理サーバおよび譲渡管理方法 Active JP6075153B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013067666A JP6075153B2 (ja) 2012-07-11 2013-03-27 処理サーバおよび譲渡管理方法
US13/935,837 US20140014721A1 (en) 2012-07-11 2013-07-05 Processing server and transfer management method
KR1020130080484A KR101860579B1 (ko) 2012-07-11 2013-07-09 처리 서버 및 양도 관리 방법
CN201310289041.2A CN103714478A (zh) 2012-07-11 2013-07-10 处理服务器和转让管理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012156001 2012-07-11
JP2012156001 2012-07-11
JP2013067666A JP6075153B2 (ja) 2012-07-11 2013-03-27 処理サーバおよび譲渡管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014032649A true JP2014032649A (ja) 2014-02-20
JP6075153B2 JP6075153B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=49913105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013067666A Active JP6075153B2 (ja) 2012-07-11 2013-03-27 処理サーバおよび譲渡管理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20140014721A1 (ja)
JP (1) JP6075153B2 (ja)
KR (1) KR101860579B1 (ja)
CN (1) CN103714478A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004488A (ja) * 2014-11-26 2017-01-05 株式会社ジェイティービー 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法
JP2018026077A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 電子チケット表示プログラム、電子チケット表示方法、電子チケット表示装置およびシステム
JP2018026076A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 認証装置、認証方法及び認証プログラム
JP2018026078A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 電子チケット販売装置、電子チケット販売方法及び電子チケット販売プログラム
JPWO2017216901A1 (ja) * 2016-06-15 2018-12-20 株式会社島津製作所 ソフトウェアライセンス管理システム及び管理方法
JP2019133619A (ja) * 2017-04-06 2019-08-08 株式会社アスカネット 訃報情報配信システム
JP2019160028A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2019185510A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ビリングシステム株式会社 チケット管理システム、チケット管理装置、チケット管理方法、および、チケット管理プログラム
JP2020071760A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 株式会社東芝 座席予約装置、座席予約方法、及びプログラム
US10885155B2 (en) 2016-06-15 2021-01-05 Shimadzu Corporation Software license management system and management method
JP7304597B2 (ja) 2018-04-13 2023-07-07 ビリングシステム株式会社 チケット管理システム、チケット管理装置、チケット管理方法、および、チケット管理プログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8538845B2 (en) 2011-06-03 2013-09-17 Mozido, Llc Monetary transaction system
US10438196B2 (en) 2011-11-21 2019-10-08 Mozido, Inc. Using a mobile wallet infrastructure to support multiple mobile wallet providers
US9771701B2 (en) * 2013-08-15 2017-09-26 Sllp 134 Limited Hydrocarbon production and storage facility
US9898594B2 (en) * 2014-03-19 2018-02-20 BluInk Ltd. Methods and systems for data entry
US9779345B2 (en) 2014-08-11 2017-10-03 Visa International Service Association Mobile device with scannable image including dynamic data
JP6016280B2 (ja) * 2014-11-28 2016-10-26 Necプラットフォームズ株式会社 バーコード評価装置、バーコード画像生成システム、バーコード評価方法、バーコード画像生成方法及びバーコード評価プログラム
US9690968B2 (en) * 2015-05-17 2017-06-27 William A. Wadley Authenticated scannable code system
JP6037078B1 (ja) * 2016-05-13 2016-11-30 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置、譲渡システム及びプログラム
US20180349866A1 (en) * 2016-12-12 2018-12-06 Walmart Apollo, Llc Systems, Devices, and Methods for Generating Personalized Electronic Documents

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006543A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sharp Corp 電子クーポン管理装置、電子クーポンプログラム、電子クーポン管理方法、電子クーポン管理プログラムを記憶した記憶媒体
US20050059339A1 (en) * 2001-08-20 2005-03-17 Toshinobu Honda Identification information issuing system
JP2005275436A (ja) * 2001-08-20 2005-10-06 Honda Noboru 入退場管理システム及び方法、並びにプログラム
WO2006123501A1 (ja) * 2005-05-16 2006-11-23 Sharp Kabushiki Kaisha 電子チケット譲渡システム及び電子チケット譲渡方法
JP2007257053A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Oki Electric Ind Co Ltd チケット発行システムおよびチケットサーバ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1246941A (zh) * 1997-08-13 2000-03-08 松下电器产业株式会社 移动电子商务系统
US6658390B1 (en) * 1999-03-02 2003-12-02 Walker Digital, Llc System and method for reselling a previously sold product
US8510138B2 (en) * 2009-03-06 2013-08-13 Ticketmaster Llc Networked barcode verification system
US9251518B2 (en) * 2013-03-15 2016-02-02 Live Nation Entertainment, Inc. Centralized and device-aware ticket-transfer system and methods
US9477820B2 (en) * 2003-12-09 2016-10-25 Live Nation Entertainment, Inc. Systems and methods for using unique device identifiers to enhance security
US20140100896A1 (en) * 2012-10-10 2014-04-10 Live Nation Entertainment, Inc. Ticket validation and electronic conversion of tickets
JP4230820B2 (ja) * 2003-05-23 2009-02-25 株式会社日立製作所 電子チケットのオフライン認証方法及びシステム
JP4037819B2 (ja) * 2003-10-28 2008-01-23 Necフィールディング株式会社 チケット管理システム
US20060271462A1 (en) * 2005-04-25 2006-11-30 The Ticket Reserve, Inc. Methods and Apparatus for Marketing contingent Event Certificates
EP2016553B1 (en) * 2006-05-09 2019-10-30 Ticketmaster Apparatus for access control and processing
US8870089B2 (en) * 2008-12-01 2014-10-28 Stubhub, Inc. System and methods for variable distribution and access control for purchased event tickets
US20130191172A1 (en) * 2012-01-23 2013-07-25 Mark Tacchi Ticket transfer
US20140330597A1 (en) * 2013-02-12 2014-11-06 Gametime Ticket transaction and pricing system

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003006543A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sharp Corp 電子クーポン管理装置、電子クーポンプログラム、電子クーポン管理方法、電子クーポン管理プログラムを記憶した記憶媒体
US20050059339A1 (en) * 2001-08-20 2005-03-17 Toshinobu Honda Identification information issuing system
JP2005275436A (ja) * 2001-08-20 2005-10-06 Honda Noboru 入退場管理システム及び方法、並びにプログラム
WO2006123501A1 (ja) * 2005-05-16 2006-11-23 Sharp Kabushiki Kaisha 電子チケット譲渡システム及び電子チケット譲渡方法
JP2007257053A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Oki Electric Ind Co Ltd チケット発行システムおよびチケットサーバ

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017004488A (ja) * 2014-11-26 2017-01-05 株式会社ジェイティービー 電子チケット管理装置及び電子チケット管理方法
JP2018026077A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 電子チケット表示プログラム、電子チケット表示方法、電子チケット表示装置およびシステム
JP2018026076A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 認証装置、認証方法及び認証プログラム
JP2018026078A (ja) * 2016-04-07 2018-02-15 株式会社DMM.com 電子チケット販売装置、電子チケット販売方法及び電子チケット販売プログラム
US10885155B2 (en) 2016-06-15 2021-01-05 Shimadzu Corporation Software license management system and management method
JPWO2017216901A1 (ja) * 2016-06-15 2018-12-20 株式会社島津製作所 ソフトウェアライセンス管理システム及び管理方法
US11423122B2 (en) 2016-06-15 2022-08-23 Shimadzu Corporation Software license management system and management method
JP2019133619A (ja) * 2017-04-06 2019-08-08 株式会社アスカネット 訃報情報配信システム
JP2019160028A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2019185510A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 ビリングシステム株式会社 チケット管理システム、チケット管理装置、チケット管理方法、および、チケット管理プログラム
JP7026351B2 (ja) 2018-04-13 2022-02-28 ビリングシステム株式会社 チケット管理システム、チケット管理装置、チケット管理方法、および、チケット管理プログラム
JP7304597B2 (ja) 2018-04-13 2023-07-07 ビリングシステム株式会社 チケット管理システム、チケット管理装置、チケット管理方法、および、チケット管理プログラム
JP2020071760A (ja) * 2018-11-01 2020-05-07 株式会社東芝 座席予約装置、座席予約方法、及びプログラム
JP7254478B2 (ja) 2018-11-01 2023-04-10 株式会社東芝 座席予約装置、座席予約方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6075153B2 (ja) 2017-02-08
KR101860579B1 (ko) 2018-05-23
US20140014721A1 (en) 2014-01-16
CN103714478A (zh) 2014-04-09
KR20140016158A (ko) 2014-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6075153B2 (ja) 処理サーバおよび譲渡管理方法
EP4071692A1 (en) Target object management method, smart contract, and management device
JP6957482B2 (ja) ブロックチェーンベースにおけるエンティティのセキュアな移転のための方法およびシステム
CN108885745B (zh) 具有令牌化的基于区块链的交换
CN101663671B (zh) 对web服务资源的访问的授权
CN107480964B (zh) 数字资产的定向转让方法、中央服务器及存储介质
TWI485637B (zh) Credit card information processing system, credit card information processing method, order information receiving device, credit card checkout device, program and information recording medium
JP2019506074A (ja) ブロックチェーンを使用してピアツーピア分散型台帳におけるエンティティを効率的な移転のための方法およびシステム
US11855978B2 (en) Sharing credentials
CN104995649A (zh) 标记化支付服务注册
ES2244760T3 (es) Sistema y metodo para permitir activar y desactivar selectivamente el acceso a aplicaciones de software en una red.
US20110258079A1 (en) Systems and Methods for Transaction Authorization and Dynamic Memberhips to Facilitate E-Commerce
JP4054535B2 (ja) Icカード・サービス提供方法、カード端末機、及びicカード
JP2019008508A (ja) 不動産仲介支援システム、物件管理サーバ、不動産仲介方法及び不動産仲介プログラム
JP2020009194A (ja) チケット管理システム及びその運用方法
JP6830779B2 (ja) 商品配送支援システム、商品配送支援装置、及び商品配送支援方法
JP3982135B2 (ja) 予約証明証発行装置および方法
CN114757669A (zh) 数字权益管理方法、系统、装置、服务器及存储介质
KR100709726B1 (ko) 전자 계좌 결제장치, 전자 결제방법, 및 컴퓨터-프로그램을 저장한 기록매체
KR20210049388A (ko) 명품에 대한 진품 확인 시스템 및 방법
JP2016170645A (ja) 情報管理プログラム、情報管理方法および情報管理システム
US11941592B2 (en) System and method for processing a virtual money order
JP2016071681A (ja) 自動販売機のシステム、制御方法
JP7161191B2 (ja) 送金指示装置、送金指示方法、送金指示プログラム及び送金指示システム
WO2023074744A1 (ja) ブロックチェーンのノンファンジブルトークンに関連付けられた権利を行使するためのコンピュータ実装方法、コンピュータシステム、ノンファンジブルトークンの製造方法及びノンファンジブルトークン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6075153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150