JP2019133619A - 訃報情報配信システム - Google Patents
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Abstract
Description
遺族は故人を看取るまでに既に看護や介護等で疲弊していることが多く、その状態で死去後の様々な手続を行わなければならない。
しかも、請求項1に記載の発明によれば、URL、又はURLを二次元コード化したその二次元コードのうち少なくともいずれか一方をプリンターを介して紙に出力させるので、その紙を葬儀社から喪家へ確実に手渡しすることで連絡の間違いが生じにくく、プライバシーも守られる。
また、参列者による供物等の注文忘れも無くなるので、供物等の注文が増加し、葬儀社の収益が増加し得る。
また、供物等の代金の支払いをクレジットカード決済にすると、供物等の費用の回収について葬儀社の負担にならない。
その弔電の選び方として、請求項7に示すように定型文から選択可能としたり、任意の文章を入力可能としてもよい。
また、葬儀社において弔電を印刷可能となる。
また、弔電データをUSBメモリ等に入れて喪家に渡すことが可能である。これにより、葬儀後に喪家が弔電の保存や処分に困ることがない。
さらに、葬儀場でモニター等に順に表示することができるので、葬儀演出として使用することもできる。
よって、参列者は、葬儀会場受付にて第二携帯端末をかざして表示された参列者情報用二次元コードを提示するだけで、参列者情報が読み取られ葬儀社側に登録するようにすることができるので、参列者は葬儀会場受付にて記帳をする必要がない。
これにより、葬儀会場受付の流れが円滑になる。また記帳する必要がないので特に字の苦手の人にとって朗報である。
この訃報情報配信システムは、葬儀社端末1と、運営者のサーバー10と、喪家の第一携帯端末2と、参列者の第二携帯端末3と、がインターネット100を介して接続されている。
本実施形態に係る訃報情報送信システムに係るプログラムがインストールされており、葬儀社端末1から訃報情報が入力され送信されることをトリガーとして、いくつかの制御がプログラムに沿って自動的に行われる。
第一携帯端末2は、喪家(喪主とその家族)がそれぞれ所有しているスマートフォンであり、複数存在する。本実施形態では一つの第一携帯端末2について説明する。
また、第二携帯端末3は、喪家が参列してほしいと選択した参列者が所有するスマートフォンである。これについても一つの第二携帯端末3について説明する。
まず、葬儀社端末1によって故人名や式の内容等である訃報情報が入力される(ステップS101(以下、「ステップ」という語を省略する))。
ここでは、故人ごとに、故人名、通夜と葬儀告別式の日時、式場名、その住所・電話番号、喪主、儀式形態(仏式、神式等)の情報等が訃報情報として関連付けられる。
次に、訃報情報を受信したサーバー10は、雛形を用いて訃報情報をその故人用(喪家用)に専用のウェブページを作成し、そのウェブページで閲覧可能になるように訃報情報をアップロードする(S103)。
そして、サーバー10はそのPDFファイルを葬儀社端末1に送信する(S105)。
第一携帯端末2におけるそのウェブページの表示は図4に示した通りである。
ウェブページの上部にはSNSのシェアボタン、メールやSMSのアプリケーションへのショートカットボタン等の共有ボタンKが表示されている。本実施形態において共有ボタンKの選択肢としては四つある。
ここで、第二携帯端末3における専用ウェブページの表示では、訃報情報は表示されるが共有ボタンKは表示されない。
しかも、URL及びURLを二次元コードQ化したその二次元コードQを、プリンターを介して紙に出力させるので、その紙を葬儀社から喪家へ確実に手渡しすることで連絡の間違いが生じにくく、プライバシーも守られる。
また、URL及びURLに係る二次元コードQをPDFファイルに表示させたが、いずれか一方だけでもよい。
また、このときの電子書類はPDFファイルに限られない。
第二携帯端末3での閲覧においても共有ボタンKを表示しておくことで、情報の拡散を期待できる。
この弔電としては、定型文から選択可能であってもよいし、任意の文章を入力可能としてもよい。
また、葬儀社において弔電を印刷可能となる。
また、弔電データをUSBメモリ等に入れて喪家に渡すことが可能である。これにより、葬儀後に喪家が弔電の保存や処分に困ることがない。
さらに、葬儀場でモニター等に順に表示することができるので、葬儀演出として使用することもできる。
このように葬儀社によって新しいサービスを提供可能となるので、葬儀社が新しい収益を得ることができる。
また、一つの機能が二つ以上の物理的構成により実現されてもよいし、二つ以上の機能が一つの物理的構成により実現されてもよい。例えば、サーバー10は二つ以上に分かれていてもよい。
参列者が事前受付のボタンを押すと、参列者情報、ここでは、氏名と住所の記載が要求され、参列者情報が入力されると参列者情報を二次元コード化したその参列者情報用二次元コード、ここではQRコード(登録商標)が二携帯端末3に表示される。
これによれば、参列者は葬儀会場受付にて記帳をする必要がなく、葬儀会場受付の流れが円滑になる。また記帳する必要がないので特に字の苦手の人にとって朗報である。
2 第一携帯端末(共有手段)
3 第二携帯端末(注文受付手段、弔電受付手段)
10 サーバー(アップロード手段、共有ボタン表示手段、電子書類作成手段、返信手段、出力制御手段、共有手段、非表示手段、注文受付手段、弔電受付手段、弔電送信手段)
100 インターネット
K 共有ボタン
Q 二次元コード
Claims (10)
- 葬儀社端末と、運営者のサーバーと、喪家の第一携帯端末と、参列者の第二携帯端末と、がインターネットを介して接続された訃報情報配信システムであって、
前記葬儀社端末は、
故人名や式の内容等である訃報情報を入力する入力手段と、
前記入力された訃報情報を前記サーバーに送信する送信手段と、を備えるとともに、
前記サーバーは、
前記入力された訃報情報をウェブページで閲覧可能にするアップロード手段と、
前記ウェブページに、そのURLを他の端末と共有可能な共有ボタンを表示する共有ボタン表示手段と、
前記URL、又は前記URLを二次元コード化したその二次元コードのうち少なくともいずれか一方を表示する電子書類を作成する電子書類作成手段と、
前記電子書類を前記葬儀社端末に送信する返信手段と、を備え、
プリンターを介して前記電子書類を紙に出力させる出力制御手段と、
前記紙に記載された前記URL又は前記二次元コードから前記第一携帯端末で前記ウェブページにアクセスされるとともに前記第一携帯端末で表示した前記ウェブページにおいて前記共有ボタンが押下され、さらに共有先として前記第二携帯端末が選択されることで、前記ウェブページのURLを前記第二携帯端末と共有可能な共有手段をさらに備えることを特徴とする訃報情報配信システム。 - 葬儀社端末と、運営者のサーバーと、喪家の第一携帯端末と、参列者の第二携帯端末と、がインターネットを介して接続された訃報情報配信システムであって、
前記葬儀社端末は、
故人名や式の内容等である訃報情報を入力する入力手段と、
前記入力された訃報情報を前記サーバーに送信する送信手段と、を備えるとともに、
前記サーバーは、
前記入力された訃報情報をウェブページで閲覧可能にするアップロード手段と、
前記ウェブページに、そのURLを他の端末と共有可能な共有ボタンを表示する共有ボタン表示手段と、
前記URL、又は前記URLを二次元コード化したその二次元コードのうち少なくともいずれか一方を表示する電子書類を作成する電子書類作成手段と、
前記電子書類を前記葬儀社端末に送信する返信手段と、を備え、
前記電子書類に表示された前記URL又は前記二次元コードから前記第一携帯端末で前記ウェブページにアクセスされるとともに前記第一携帯端末で表示した前記ウェブページにおいて前記共有ボタンが押下され、さらに共有先として前記第二携帯端末が選択されることで、前記ウェブページのURLを前記第二携帯端末と共有可能な共有手段をさらに備えることを特徴とする訃報情報配信システム。 - 前記共有ボタンとして、コミュニケーションアプリやeメール等の送信媒体の選択肢を複数備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の訃報情報送信システム。
- 前記第二携帯端末から前記ウェブページにアクセスしたとき、前記第二携帯端末で表示した前記ウェブページにおいて前記共有ボタンを非表示にする非表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の訃報情報送信システム。
- 前記第二携帯端末から前記ウェブページにアクセスしたとき、前記第二携帯端末で表示した前記ウェブページにおいて供物又は供花を注文可能にする注文受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の訃報情報送信システム。
- 前記第二携帯端末から前記ウェブページにアクセスしたとき、前記第二携帯端末で表示した前記ウェブページにおいて弔電を申込可能にする弔電受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一つに記載の訃報情報配信システム。
- 前記弔電として、定型文から選択可能又は任意の文章を入力可能としたことを特徴とする請求項6に記載の訃報情報配信システム。
- 前記申し込まれた弔電の内容である弔電データを前記葬儀社端末に送信する弔電送信手段をさらに備えることを特徴とする請求項6又は7に記載の訃報情報配信システム。
- 前記第二携帯端末から前記ウェブページにアクセスしたとき、その第二携帯端末を保有する参列者の参列者情報を要求し、前記参列者情報が入力されると前記参列者情報を二次元コード化したその参列者情報用二次元コードを前記第二携帯端末に表示させる事前受付手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一つに記載の訃報情報送信システム。
- 前記葬儀社端末は、葬儀会場受付にて、参列者からかざされた前記第二携帯端末に表示された参列者情報用二次元コードから前記参列者情報を読み取る参列者情報読取手段をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の訃報情報送信システム。
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