JP2017059192A - マイナンバーを利用したマッチングシステムおよびマッチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】公的な書類で個人を特定した上で信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができるマッチングシステムを提供する。【解決手段】マッチングシステム100は、マッチングプログラム53及びマイナンバーリストデータ55aを格納するマッチングデータベース51と通信ネットワーク90とを備えている。マッチングプログラム53は、第1ユーザの情報通信端末10からの第1マッチングオファー80aを受信する機能と、マッチング企画板を立ち上げる機能と、マッチング企画板の情報を送信する機能と、応答情報を受信する機能と、反映情報を送信する機能と、マッチング成約登録情報を受信する機能と、を有する。第1マッチングオファー80aには、少なくとも一人の第1知人110Aの個人条件情報が含められている。マッチングプログラム53には、各ユーザのマッチングイベント評価を行う機能が含まれている。【選択図】図1

Description

本発明は、マイナンバーを利用したマッチングシステムおよびマッチング方法に関する。特に、マイナンバーを個人情報として個人認証を実行し、個人情報の特定を確保しながら、信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができるマッチングシステムおよびマッチング方法に関する。
日本での少子化問題が近年益々顕著になっており、日本の社会インフラを今後も維持継続していく上で、出生率の向上が望まれるが、種々の支援制度・補助金(例えば、育休制度など)を導入しても、出生率の上昇、そして、結婚率の上昇にはつながっていないというのが実情である。マスメディアおよび世論の流れでは、低所得者ないしワーキングプアの増大により、結婚・出産を行わない人が増えているという説明がなされるが、その一方で、高所得者で且つ出産を望む人においても、結婚が進んでいないという実情もある。
結婚相手を見つけるには、合コン・紹介などから恋愛に発展するルートとともに、旧来からのお見合い、または、結婚相談所によるマッチングが一般的である。具体的な統計的な数字をあげて論証するものではないが、日本人はシャイな人が多く、それゆえに、恋愛ルートによる結婚の増加が文化的な側面から容易でない可能性がある。戦前においては、恋愛よりもお見合いによる結婚の割合が約7割であったという事実を踏まえると、無理に積極的な恋愛ルートを促進させるよりも、お見合いルートを強化させる方が現実的であるとも言える。つまり、経済的なハードルがほとんどない高所得者(しかも、出産を望む人)が結婚につながらないのは、声をかけたり、積極的にアプローチする機会がないことが主な理由であるが、現実問題として、そのようなシャイな人に、積極的になるように性格を変えることを要請するのは困難である。
旧来の見合いによる方法は、仲人が男女の一方の写真およびデータを他方に紹介し、これに対応して他方の写真およびデータをその一方に紹介するものである(例えば、特許文献1参照)。男女双方にとって結婚相手の選択幅が極めて狭いものとなっているため、双方とも希望条件にかなった相手を決定するまでに長期を要する。加えて、仲人を介在するために、仲人との相性が悪いとお見合いの進行がとまってしまうとともに、最近の人は、仲人の介在を望まないことも多く、旧来のお見合いによる方法を促進するにも数々の困難がある。
今日では、多数の男女から会費を徴収して一同に集め、男女の一方から他方を指名または逆指名する方法で直接かつ速やかに交際相手を決定し、交際後結婚に結びつけるという結婚相手紹介方法が広くされている。さらには、この方法を、結婚相談所が運用する通信ネットワークを利用して行う方法も普及している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−15052号公報 特許第5483297号公報 特開2015−35066号公報 特開2014−78060号公報
しかしながら、上述した結婚相手紹介方法および結婚相談所によるマッチングにはいくつかの問題がある。まず、多数の男女から会費を徴収して一同に集める手法の場合、特定の時間にその場所に実際に行く必要がある。例えば、東京在住の人が沖縄に旅行に行っている時に、結婚を前提とした交際相手を見つけようとした場合、その結婚相手紹介方法の主催団体が沖縄でその会合を開催している必要があるとともに、そのような都合の良い開催は現実には稀である(かつ、そのような偶然の開催があったとしても、事前に申し込みをしておく必要がある)。
また、結婚相談所のデータベースに候補の人が登録されている場合でも、結婚相談所から候補となるデータの連絡がない限り、主体的に行動することはできないとともに、上記のように沖縄で、結婚相談所のデータベースに登録されている人の中で沖縄在住のどなたかに会いたいと思っていても、主導権は結婚相談所にあるために、沖縄でいきなり会うことはできない。これは、結婚相談所が運用する通信ネットワークを利用しても同様であり、通信ネットワークを使って結婚相談所のデータベースにアクセスすることはできても、現実に会うには、結婚相談所の許可が必要であるとともに、結婚相談所がその沖縄在住の人に連絡がとれたとしても、その方の意思も尊重されなければならず、結局は、その沖縄でマッチングの活動がなされる可能性は限りになく低い。
近年、急速にソーシャルネットワーク(例えば、FACEBOOK(登録商標))が発達して普及しているが、このソーシャルネットワークを利用して、マッチングの活動がなされていることがある。しかしながら、このソーシャルネットワークによるマッチングには、次のような問題がある。
まず、ソーシャルネットワークは個人と個人がつながっているものが多く、旅行先の土地(例えば、沖縄)にいったとしても、主に自分の知人の範囲でしか連絡がとれないので、その旅行先の土地のマッチング活動を行うことは難しいとともに、新しい人と知り合いになりたいという希望は叶わない。
さらに、ソーシャルネットワークの中には本名登録を推奨しているもの(例えば、FACEBOOK(登録商標))があるが、その旅行先の土地(例えば、沖縄)で、その本名を信用することは恐く、かつ、その本名が正しいかどうかを確認するすべもない。加えて、本名ではなく、匿名のIDでやり取りをする場合は、さらにその人を信用するのは恐く、結婚を前提としたマッチングを行うことは現実的ではない。
現在、日本国において「マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)」が導入されようとしている。この「マイナンバー」は、国民一人ひとりに番号を割り振り、社会保障や納税に関する情報を一元的に管理する「共通番号(マイナンバー)」」であり、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律によって規定されている。「マイナンバー」を利用した技術としては、特許文献2から4のものがある。特許文献2から4に開示された技術を用いれば、業界や会社独自の顧客管理番号を「マイナンバー」で管理することができるので、一元管理にて効率化を進めることができる。
しかしながら、これらの「マイナンバー」技術は、確かに効率化を推し進めるものであるが、結婚率・出生率の向上という側面での日本の社会インフラを維持継続させていく点の利用技術ではない。そして、本願発明者は、「マイナンバー」を一元管理による効率化向上の側面だけでなく、結婚・出産という社会インフラの根幹のために利用できないかと鋭意検討した。
結婚の前には、出会いが必要である。現在は、職場の飲み会、知人を通じた合コンがメインであり、いずれにしても、自分の交流関係のある狭い範囲でしか出会いを求めることができない。したがって、それらの飲み会や合コン1〜2年してしまうと、同じメンバーでの出会いになるために、それ以上続かなくなってしまい、その結果、結婚まで行き着かない。また、結婚紹介会社を用いた出会いの場合、登録料金及び会費が高いことに加えて、結婚紹介会社の担当者を通して出会いの場の予定を確定する必要があるので、その活動にお金もかかるし、時間も手間もかかる。つまりは、飲み会・合コンほどの手軽さはない。さらには、結婚紹介会社がアテンドしてくれる人(異性)がサクラである可能性を排除できないし、そのことを確認するすべもない。なお、出会いのためのセッティング会社も存在するが、そこは、結婚紹介会社の信用力がないとともに、異性がサクラである可能性はさらに高く、さらには、相手の身元がわからないので、詐欺や暴力などの犯罪に巻き込まれてしまう可能性があり、それゆえ、普通の人は、こわくて利用できない。
そのような中、本願発明者は、結婚を前提とした出会いにおいて、気軽に飲み会・合コンを開催でき、しかも、それは安全で安価で、かつ、自分の交流範囲外の新たな人との接点ができるようなシステム(マッチングシステム)を構築できないかを鋭意検討した。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、公的な書類で個人を特定した上で信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができるマッチングシステムおよびマッチング方法を提供することにある。
本発明に係るマッチングシステムは、マイナンバーを用いてマッチング企画処理を実行するマッチングシステムであり、第1ユーザが有する第1マイナンバー情報を保持するマッチングデータベースと、前記第1ユーザが保持する情報通信端末と、前記マッチングデータベースが接続されている通信ネットワークとを備えている。前記マッチングデータベースは、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムを格納しており、前記通信ネットワークには、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末が接続されており、前記マッチングデータベースは、前記第1ユーザの第1マイナンバー情報、前記第2ユーザの第2マイナンバー情報、前記第3ユーザの第3マイナンバー情報を含むマイナンバーリストデータを格納している。前記マッチングプログラムは、前記第1ユーザの情報通信端末からの第1マッチングオファーを前記マッチングデータベースにて受信する機能と、前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げる機能と、前記マッチング企画板の情報を、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、前記マッチング企画板についての前記第2ユーザの情報通信端末、及び/又は、前記第3ユーザの情報通信端末の応答情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と、前記応答情報を反映させた前記マッチング企画板の反映情報を、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、前記反映情報を受信した第1ユーザの情報通信端末からのマッチング成約登録情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能とを実現させるプログラムである。前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められている。前記マッチング企画板の前記反映情報においては、前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められている。前記マッチングプログラムにおいては、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザにおけるマッチングイベント評価を行う機能が含まれている。
ある好適な実施形態において、前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、スマートフォンである。前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されており、前記第4ユーザの第4マイナンバー情報は、前記マイナンバーリストデータに含まれている。前記インターネット通信網には、前記マイナンバーリストデータにマイナンバー情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されており、前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されている。
ある好適な実施形態において、前記第1ユーザの情報通信端末は、カメラ機能付きのスマートフォンであり、前記第1ユーザが有する第1マイナンバー情報は、前記第1ユーザのマイナンバーカードにおけるマイナンバーを撮像した撮像データに基づいており、前記第1ユーザの情報通信端末には、前記マッチングプログラムの機能と連動して前記第1ユーザの情報通信端末と前記マッチングデータベースとの間のデータ通信を行うスマートフォンアプリケーションが導入されている。
本発明に係るマッチング方法は、マイナンバーを用いてマッチング企画処理を実行するマッチング方法であり、第1ユーザの第1マイナンバー情報、第2ユーザの第2マイナンバー情報、第3ユーザの第3マイナンバー情報を含むマイナンバーリストデータを格納しているマッチングデータベースを用意する工程と、前記第1ユーザが有する情報通信端末からの第1マッチングオファーを、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングデータベースによってマッチング企画板が立ち上げられる工程と、前記マッチング企画板の情報を、前記マッチングデータベースから前記通信ネットワークを介して、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する工程と、前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末が、前記マッチング企画板の情報を受信する工程と、前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末から、前記マッチング企画板についての応答情報を、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、前記マッチングデータベースから通信ネットワークを介して前記第1ユーザの情報通信端末に前記応答情報を送信する工程と、前記第1ユーザの情報通信端末によって、前記マッチング企画板のマッチング成約登録が実行される工程と、前記マッチング成約登録を、前記第1ユーザの情報通信端末から通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程とを含む。前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められており、前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められている。さらに、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザについてユーザ評価を行う工程が含まれている。
ある好適な実施形態において、前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、スマートフォンである。前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されており、前記第4ユーザの第4マイナンバー情報は、前記マイナンバーリストデータに含まれており、前記インターネット通信網には、前記マイナンバーリストデータにマイナンバー情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されており、前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されており、前記マッチング成約登録を送信する工程の後、第1ユーザの情報通信端末と、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のうち、前記マッチング企画板での前記マッチングオファーが成約した情報通信端末と、直接連絡をする工程が実行され、前記マッチング成約登録を送信する工程の後、前記マッチング企画板の入力によって、前記店舗の情報通信端末へ店舗予約の送信をする工程が実行される。
本発明に係る他のマッチングシステムは、公的証明書を用いてマッチング企画処理を実行するマッチングシステムであって、第1ユーザが有する公的証明書における第1公的個人情報を保持するマッチングデータベースと、前記第1ユーザが保持する情報通信端末と、前記マッチングデータベースが接続されている通信ネットワークとを備えている。前記マッチングデータベースは、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムを格納しており、前記通信ネットワークには、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末が接続されている。前記マッチングデータベースは、前記第1ユーザの第1公的個人情報、前記第2ユーザの第2公的個人情報、前記第3ユーザの第3公的個人情報を含む個人情報リストデータを格納している。前記マッチングプログラムは、前記第1ユーザの情報通信端末からの第1マッチングオファーを前記マッチングデータベースにて受信する機能と、前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げる機能と、前記マッチング企画板の情報を、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、前記マッチング企画板についての前記第2ユーザの情報通信端末、及び/又は、前記第3ユーザの情報通信端末の応答情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と、前記応答情報を反映させた前記マッチング企画板の反映情報を、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、前記反映情報を受信した第1ユーザの情報通信端末からのマッチング成約登録情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能とを実現させるプログラムである。前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められており、前記マッチング企画板の前記反映情報においては、前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められており、前記マッチングプログラムにおいては、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザにおけるマッチングイベント評価を行う機能が含まれている。
ある好適な実施形態において、前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、GPS機能を有するスマートフォンである。前記マッチングプログラムは、前記マッチング企画板を地域エリア選択形式で表示する機能を含み、前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のGPS情報を、前記マッチングデータベースで受信する機能を含んでいる。
ある好適な実施形態において、前記公的証明書は、マイナンバーカード、運転免許証、住民票、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録書からなる群から選択される少なくとも一つである。前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されておる。前記第4ユーザの第4公的個人情報は、前記個人情報リストデータに含まれており、前記インターネット通信網には、前記個人情報リストデータに公的個人情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されている。前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されており、前記マッチングプログラムは、前記マッチング企画板に前記店舗の予約登録をする機能を含んでいる。
ある好適な実施形態において、前記マッチングプログラムは、前記マッチング成約登録情報を前記マッチングデータベースにて受信した後、前記第1ユーザの情報通信端末と、マッチング成約したユーザの情報通信端末と間で直接通信させる機能を含み、前記マッチングイベント評価を行う機能は、前記マッチング成約登録情報を前記マッチングデータベースで受信した以降で有効にされ、前記マッチングプログラムは、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザを前記ユーザ評価の点数によって順位付けする機能を含んでいる。
本発明に係るマッチング方法は、公的証明書を用いてマッチング企画処理を実行するマッチング方法であり、第1ユーザの第1公的個人情報、第2ユーザの第2公的個人情報、第3ユーザの第3公的個人情報を含む個人情報リストデータを格納しているマッチングデータベースを用意する工程と、前記第1ユーザが有する情報通信端末からの第1マッチングオファーを、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングデータベースによってマッチング企画板が立ち上げられる工程と、 前記マッチング企画板の情報を、前記マッチングデータベースから前記通信ネットワークを介して、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する工程と、前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末が、前記マッチング企画板の情報を受信する工程と、前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末から、前記マッチング企画板についての応答情報を、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、前記マッチングデータベースから通信ネットワークを介して前記第1ユーザの情報通信端末に前記応答情報を送信する工程と、前記第1ユーザの情報通信端末によって、前記マッチング企画板のマッチング成約登録が実行される工程と、前記マッチング成約登録を、前記第1ユーザの情報通信端末から通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程とを含む。前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報が含められており、前記応答情報には、前記第2ユーザの個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの個人条件情報が含められており、さらに、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザについてユーザ評価を行う工程が含まれている。
ある好適な実施形態において、前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、GPS機能付きのスマートフォンである。前記公的証明書は、マイナンバーカード、運転免許証、住民票、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録書からなる群から選択される少なくとも一つである。前記第1ユーザの個人条件情報は、年齢、性別、住所、顔写真、電話番号、メールアドレス(SNS連絡先を含む)、職業、資格、勤務先、年収、趣味、身長、体重からなる群から選択される少なくとも一つである。
ある好適な実施形態において、前記インターネット通信網には、店舗の情報通信端末が接続されており、前記マッチング成約登録を送信する工程の後、第1ユーザの情報通信端末と、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のうち、前記マッチング企画板での前記マッチングオファーが成約した情報通信端末と、直接連絡をする工程が実行され、前記マッチング成約登録を送信する工程の後、前記マッチング企画板の入力によって、前記店舗の情報通信端末へ店舗予約の送信をする工程が実行され、さらに、前記店舗について品質評価を行う工程が含まれている。
本発明に係るプログラムは、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムであって、請求項6に記載されたマッチングシステムを実現するプログラムである。
本発明によれば、マイナンバー情報をマッチングデータベースに登録しているユーザ(例えば、幹事)からなる高い信用力のコミュニティーが構築され、そして、第1ユーザが情報通信端末(例えば、スマートフォン)から第1マッチングオファーすることで、マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げることができる。そして、そのマッチング企画板の内容に受諾したユーザ(例えば、幹事)と第1ユーザとがマッチング成約することができる。第1ユーザは、第1ユーザの知人をマッチング企画に同席させ、そして、マッチング企画板の内容に受諾したユーザも、知人をそのマッチング企画に同席させる。加えて、各ユーザは、マッチング企画のイベント内容に基づいて、評価(マッチングイベント評価)される仕組みとなっている。これにより、当該マッチングデータベースを使用してマッチングを行うユーザの身元が確実に保証された状態を実現することができ、しかも、その人が責任を持って知人をマッチング企画の会場に連れて行くので、第1マッチングオファーを受けた人およびその知人は、新たな出会いを得ることができる。加えて、このシステムでは、各ユーザは、評価(マッチングイベント評価)されることが前提となっているので、マッチング企画参加の不意なキャンセル、マッチング企画中の無礼な態度、あるいは、第1マッチングオファーの内容(または応答内容)に虚偽や不明確な内容があったとしたら、評価に傷が付き(悪い点が付与され)、今後のマッチング企画の参加に支障がでるために、そのような悪い行動を起こさない抑止力になる。さらには、マイナンバーカード情報(公的個人情報)自体は、マッチングデータベース内で高いセキュリティーの下で保管され、インターネット上や各ユーザの間に流出することはないので極めて安心安全であるとともに、ここでの個人情報の虚偽・偽造は、照合を行うことで確実にばれることになるので、その点でも抑止力になる。その結果、本発明によって、公的な書類で個人を特定した上で信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができる。これにより、結婚を前提とした出会いを、気軽に飲み会・合コンのような形で開催することができ、安全で安価で、かつ、自分の交流範囲外の新たな人との接点ができるようになる。従って、このような開催(マッチングイベント企画)が増えることで、出会いが増え、結婚が増え、ひいては、出産率の向上につながることで、日本の社会インフラを今後も維持継続させていくことの可能性が高まる。なお、本発明のさらなる特徴または効果は、発明を実施するための形態にて示すこととする。
本発明の実施形態に係るマッチングシステム100を説明する構成図である。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の構成(表面)を示す図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の構成(裏面)を示す図である。 本発明の実施形態に係るマイナンバーカード70を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係る移動通信端末(スマートフォン)40の操作画面(200)を説明する図である。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係るマッチング方法を説明するためのフローチャートである。
本願発明者は、少子化問題を改善し、日本の社会インフラを今後も維持継続していく上で、出生率の向上を望んだが、そもそも出生率の向上の前に、出会いの少なさから結婚に発展することが少ないことに気付いた。知人による飲み会・合コンで新しい人との出会いが少なく、旧来のお見合いは流行っていない。また、結婚相談所では費用・手間の問題があり、ソーシャルネットワークでは、インターネット上での登録数は増えても、どのような人かがわからないので、現実上での新たなつながりにはなりにくい。出会いのためのセッティング会社は不安で利用しずらく、それゆえに、新たな出会いは発生しにくいのが実情である。そのような状況の中、信用力のある人を幹事として、その幹事の身元を公的書類で証明しておくことで、ある幹事とその知人(参加者)と、別の幹事とその知人(参加者)でマッチングをすれば、信用力もある人同士での新たな出会いが増えることに本願発明者は気付いた。
さらに本願発明者が鋭意検討した結果、このマッチングシステムはインターネット技術(サーバ(データベース)とクライアント端末(特に、スマートフォン)を利用することで、管理者を最小限にして(または無人にして)、安定かつ安価に運用できることがわかった。また、幹事に対する評価システムを導入すれば、悪意の幹事を排除することができ、幹事も自分の信用にかかわることであるので、悪い知人(悪い参加者)を極力同席させないようにする傾向が強くなると考えた。
幹事の信用保証のための身元特定であるが、運転免許証の場合は、特に女性が運転免許証を持っていないことが多く、それが、この発案したマッチングシステムの発展の支障なる。住民票は、みんなが持っているが、それを発行するのは煩雑である。一方で、民間の証明書(例えば、クレジットカード、会社の身分証明書、ポイントカード)などは、民間のものであるがゆえに、偽造がしやすく、かつ、本物であったとしても相手に対する信用度が低い。このような中で、マイナンバー制度が始まり、このマイナンバーのカード(マイナンバーカード)は日本に住む人に全員に配布されるので、本発案のマッチングシステムに適していることに気がついた。このように種々の困難なポイントがあったが、それらのポイントを解決できることを見出し、本発明に至った。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のために、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または簡略化することがある。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は、必ずしも実際の寸法関係を正確に反映していない場合がある。また、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事項は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書及び図面によって開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。加えて、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係るマッチングシステム100の一例を説明するブロック図である。また、図2は、本発明に係る実施形態のマッチング方法の一例を説明するためのフローチャートである。
本実施形態のマッチングシステム100は、マイナンバーを用いてマッチング企画処理を実行するマッチングシステムである。ここで、「マイナンバー」とは、「マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)」での共通番号(所謂ソーシャルナンバー)であり、国民一人ひとりに番号を割り振り、社会保障や納税に関する情報を一元的に管理するものである。そして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律によって規定されている。
図1に示すように、本実施形態のマッチングシステム100は、マッチングシステムの運営会社50内に配置されたマッチングデータベース51と、マッチングデータベース51が接続されている通信ネットワーク90とから構成されている。通信ネットワーク90は、本実施形態では、インターネット通信網である。現在、インターネット通信網(インターネット回線門)は、最も普及している通信ネットワークであるが、将来これを超える通信ネットワークが発生すればそれを採用することができる。なお、本実施形態の通信ネットワーク90は、社内LAN、無線LAN(例えば、Wi-Fi)を含めたインターネット通信網であって構わない。また、インターネット通信網90を使用するものの、マッチングシステムの運営会社50がそれを所有することまで要求されるものではなく、本発明の構成要件としての「通信ネットワーク90(インターネット回線網)」は、通信利用できるような形態で使用できれば構わない。
本実施形態の通信ネットワーク90には、マッチングデータベース51とともに、第1ユーザの情報通信端末10、第2ユーザの情報通信端末11、第3ユーザの情報通信端末12が接続されている。本実施形態において、通信ネットワーク90に情報通信端末が接続されているとは、情報通信的に接続されていること(通信可能なこと)を意味し、有線ケーブルで物理的に接続されている場合の他、無線または光通信で接続されている場合も含む。
本実施形態の情報通信端末10(11、12)は、例えば図3及び図4に示すような携帯通信端末である。図3及び図4に示した携帯通信端末10は、所謂スマートフォン(例えば、アップル社製のiPhone(登録商標)、Android OSを搭載したスマートフォン(各種のAndroid スマホ))である。スマートフォンは、多機能の携帯電話であり、通話機能、インターネット通信機能を備えており、通話機能だけでなく、情報を管理・加工・送信などすることができる。ただし、本実施形態の情報通信端末10(11、12)は、スマートフォンに限らず、情報通信ができるものであれば、携帯電話(例えば、所謂フィーチャーフォン)であってもよいし、パソコン(例えば、デスクトップPC)、ゲーム機、テレビなどの端末であっても構わない。また、携帯できる形の携帯通信機器(情報通信端末)としては、スマートフォン、携帯電話の他、タブレット型コンピュータ、ノートパソコン、ウェアラブルコンピュータ(例えば、アップル社製のApple Wathchのようなスマートウォッチ、Google社製のGoogle glassなど)を用いることも可能である。
本実施形態のマッチングデータベース51は、ハードディスク(HDD)から構成されている。具体的には、通信ネットワーク90に接続されたサーバ内の記憶媒体である。ただし、マッチングデータベース51は、クラウドコンピュータ上の記録媒体(ハードディスクなどの記録装置)であっても構わない。また、記録媒体は、ハードディスク(HDD)のような磁気記録媒体に限らず、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体記録媒体(ソリッドステートドライブ:SSD)などの他の記録媒体であっても構わない。なお、本実施形態のマッチングデータベース51は、マッチングシステムの運営会社50内に配置されているが、セキュリティーをさらに高度にするために専門のデータ管理会社内で保管することも可能である。また、民間の会社の中でも、社会的に個人情報に対して信頼性の高い銀行又はクレジットカード会社(あるいは、政府関係の機関)の管理で、マッチングデータベース51を保管・運営してもらうことも可能である。
本実施形態のマッチングデータベース51は、複数のマイナンバー情報を含むマイナンバーリストデータ55aを格納している。具体的には、説明のために図示した例で述べると、マイナンバーリストデータ(つまり、個人情報リストデータ)55aは、第1ユーザ(10)の第1マイナンバー情報10a、第2ユーザ(11)の第2マイナンバー情報11a、第3ユーザ(12)の第3マイナンバー情報12aを含む格納している。なお、図1は例示であるので、実際のユーザの数は1〜4ではなく、数百、数万、または、数十・数百万の数になり得る。
ここで、図1では、第4ユーザの情報通信端末13が、通信ネットワーク90に接続されている。第4ユーザのマイナンバー情報(13a)も、マッチングデータベース51内のマイナンバーリストデータ55aに格納されている。第4ユーザの情報通信端末13は、第1〜第3ユーザの情報通信端末(10〜12)とは異なるカテゴリー(別エリア、別領域、別サービス)に分類わけされているものの例とする。第5ユーザの情報通信端末20は、通信ネットワーク90に接続されているが、第5ユーザのマイナンバー情報(20a)は、マッチングデータベース51内のマイナンバーリストデータ55aに格納されていないものの例である。なお、店舗(例えば、レストラン、ホテル、アミューズメントパーク)の情報通信端末30も、通信ネットワーク90に接続されている。
本実施形態の構成において、マイナンバー情報(10aなど)とは、図5に示すように、マイナンバーカード70に記載された個人番号75(例えば、「1234 5678 9012」)である。マイナンバー情報には、個人番号75の情報だけでなく、マイナンバーカード70に記載された氏名(72a)、住所(72b)、生年月日72c、顔写真(73)、有効期限(78)を含めることもできる。なお、マイナンバーカード70は、カード材料71にICチップ72が配置されており、ICチップ72にマイナンバー情報が格納されている。マイナンバーカード70の表面の領域79は、住所や氏名等の記載事項に変更があった場合に変更後の情報を記載する領域(サインパネル領域)である。
本実施形態のマッチングデータベース51は、マイナンバーリストデータ55aとともに、各ユーザ(10〜12)の個人条件情報を含む個人条件情報リストデータ55bを含んでいる。本実施形態の個人条件情報とは、例えば、年齢、性別、住所、顔写真、電話番号、メールアドレス(SNS連絡先を含む)、職業、資格、勤務先、年収、趣味、身長、体重、プロフィールなどである。個人条件情報は、マイナンバー情報と重なるものを含めてもよいし、重複しないように編集することも可能である。
また、本実施形態のマッチングデータベース51は、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラム53を格納している。本実施形態のマッチングプログラム53は、次の機能を実現させるプログラムである。
(a)マッチングオファー機能:第1ユーザの情報通信端末10からの第1マッチングオファー80aをマッチングデータベース51にて受信する機能。
(b)マッチング企画板の立ち上げ機能:第1マッチングオファー80aに基づいて、マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げる機能。
(c)マッチング企画板情報の送信機能:マッチング企画板の情報を、第2ユーザの情報通信端末11、および、第3ユーザの情報通信端末12に送信する機能と。
(d)応答情報の受信機能:マッチング企画板についての第3のユーザの情報通信端末11、及び/又は、第3ユーザの情報通信端末12の応答情報を、マッチングデータベース51にて受信する機能。
(e)反映情報の送信機能:応答情報を反映させたマッチング企画板の反映情報を、第1ユーザの情報通信端末10、第2ユーザの情報通信端末11、第3ユーザの情報通信端末12に送信する機能。
(f)マッチング成約登録情報の受信機能:反映情報を受信した第1ユーザの情報通信端末10からのマッチング成約登録情報を、マッチングデータベース51にて受信する機能。
本実施形態の構成では、上記のマッチングプログラム53が、運営会社50のサーバ内の記憶媒体、ならびに、各ユーザの情報通信端末10〜13の記憶媒体に格納されて、それが動作することで(サーバの中央演算装置(CPU)および情報通信端末のCPUと協働して)、通信ネットワーク90も含めて、本実施形態のマッチングシステム100が構築される。なお、各ユーザの情報通信端末10〜13は、マッチングデータベース51(例えば、運営会社50のサーバ)にアクセスするように構築し、情報通信端末10〜13にはマッチングプログラム53は格納されずに、マッチングデータベース51をメインでマッチングプログラム53を動作させて、本実施形態のマッチングシステム100を構築しても構わない。また、マッチングプログラム53の一部は、サーバ(50)/マッチングデータベース51で動き、その他の部分は、各ユーザの情報通信端末10〜13(及び/又は、通信ネットワーク90に接続された他のサーバ/データベース)で動くこともあり得る。
上記のマッチングプログラム53の機能(マッチングデータベース51で実現される機能)は、マッチングデータベース51を中心にして見た機能である。すなわち、「送信」と「受信」は対の用語であるので、各ユーザの情報通信端末10〜13から見た機能では、用語の名称は変わる点を付言する。つまり、マッチングデータベース51からの送信(矢印参照)は、各ユーザの情報通信端末10〜13では受信になる。一方、各ユーザの情報通信端末10〜13からの送信は、マッチングデータベース51では受信になる。したがって、上記のマッチングプログラム53を、情報通信端末を中心として機能名で命名してもよい。加えて、信号の時系列的または情報処理的にわかりやすいように、マッチングデータベース51と情報通信端末のそれぞれの立場から、マッチングプログラム53の機能名を命名しても構わない。また、マッチングプログラム53の具体的なプログラミン言語/コード、プログラム機能名/構造などは、情報通信技術分野の技術常識に基づいて実行することができる。
なお、マッチングデータベース51内におけるデータ格納プログラム、データ編集プログラム、データ送受信プログラム、入出力装置とのインターフェイスプログラム、バックアッププログラム、エラーメッセージプログラムなどについては、本発明の実施形態の主要項目ではないので、技術内容の理解を簡明する目的で省略する。それらの技術については、情報通信技術分野の技術常識に基づいて実装/運用(実施)することができる。また、情報通信端末(例えば、スマートフォン)におけるデータ処理プログラム、データ送受信プログラム、通話・通信技術、インターネット関連技術(ホームページ表示、広告表示機能含む)、カメラ撮像技術、画像情報処理技術(OCR機能、バーコード処理機能なども含む)、ICタグ認識技術、アプリケーション動作技術も同様に、技術内容の理解を簡明する目的で省略する。それらの技術については、情報通信端末(スマートフォン)の技術分野の技術常識に基づいて実装/運用(実施)することができる。
第1ユーザ(10)は、或るマッチング企画(第1マッチング企画)を立ち上げようとするものであり、所謂「幹事」(この企画の幹事)である。第1ユーザ(10)は、すでに、第1ユーザ(10)は、マッチングデータベース51(リスト55a)に、マイナンバー情報(つまり、公的個人情報)10aを登録しており、このマッチングシステム100の会員である。なお、本実施形態の構成では、マッチングデータベース51にマイナンバー情報(公的個人情報)10aを登録したマッチングシステム100の会員であれば、マッチング企画の「幹事」になることができる。
図示した例では、第1ユーザ(10)には、複数名(2名)の知人(110A、110B)がいる。今回は、第1ユーザ(10)、知人(110A)の2名で、第1マッチングオファー80aを行うものとする。ここでは、第1ユーザ(10)の個人条件情報10bと、知人(110A)の個人条件情報10bを書き込んだ第1マッチングオファー80aを、第1ユーザの情報通信端末(スマートフォン)10からマッチングデータベース51に送信する。言い換えると、マッチングデータベース51は、第1ユーザの情報通信端末10からの第1マッチングオファー80aを受信する。
典型的には、第1ユーザ(10)は、第1のスマートフォン10にマッチングプログラム53をダウンロードしておき、マッチングプログラム53によって、第1ユーザのスマートフォン10に、マッチングシステムのアプリケーション(「マッチングアプリ」と称する)を構築し、それを起動させる。そのマッチングアプリに、必要情報、つまり、2人分の個人条件情報、第1マッチング企画の情報(場所、日時、目的、参加人数など)を記入して、第1マッチングオファー80aをマッチングデータベース51に送信する(矢印80a)。
なお、ここで、第1のスマートフォン10にマッチングプログラム53をダウンロードするのではなく、第1ユーザのスマートフォン10のインタネットブラウザ(例えば、Safari、Chromeなど)を利用して、マッチングデータベース51のホームページ画面にアクセスして、そこでのマッチングプログラム53によって動作しているマッチングアプリの画面に、必要事項(2名の個人条件情報、第1マッチング企画の情報)を第1ユーザのスマートフォン10の画面で入力して、第1マッチングオファー80aをマッチングデータベース51に送信してもよい(矢印80a)。なお、第1ユーザのスマートフォン10でなくても、第1ユーザのパソコン(PC)でも同様の処理を行うことができる。
第1ユーザ(10)は、知人(110A)から個人条件情報を、口頭や電話で聞き出してもよいし、知人(110A)の情報通信端末から電子情報的に受け取ってもよい。もちろん、第1ユーザ(10)は、知人(110A)と知人(110B)との3人で、第1マッチングオファー80aをマッチングデータベース51に送信してもよい(矢印80a)。ただし、第1ユーザ(10)を含まない形で、知人(110A)または知人(110B)が、第1マッチングオファー80aをすることはできない。その場合、知人(110A)、知人(110B)は、マッチングデータベース51に登録することによって、第1ユーザ(10)、つまり、幹事のポジション(本システムの会員)になった上で、第1マッチングオファー80aをすればよい。
次に、第1マッチングオファー80aを受信したマッチングデータベース51は、マッチング企画板(「マッチングボード」と称する)を立ち上げる。このマッチングボードには、第1マッチング企画の情報、2名の個人条件情報が含まれている。
次いで、このマッチングボードの情報を、第1ユーザの情報通信端末10、第2ユーザの情報通信端末11、第3ユーザの情報通信端末12に送信する。具体的には、当該マッチングボードの情報は、マッチングデータベース51から通信ネットワーク90を介して、各ユーザの端末(10〜12)に送信される。
なお、マッチングボードが立ち上がった後は、知人(110A)は、知人(110A)の端末(例えば、スマートフォン)を使って、マッチングデータベース51のホームページでの当該マッチングボードを見ることができるようにする構築することができる。また、第1マッチングオファー80aに知人(110A)のメールアドレスを含めておき、その知人(110A)のメールアドレスに、マッチングボードが立ち上がったことの連絡を送信させるように構築することも可能である。
次に、第1ユーザ(10)は、マッチングボードが立ち上がったことを確認する。一方で、第2ユーザ(11)、第3ユーザ(12)は、マッチングボードの内容を確認し、そのマッチングボードに申し込むかどうかを検討する。マッチングボードの内容が女性2名限定の合コンであった場合において、第2ユーザ(11)が男性で、第3ユーザ(12)が女性であるならば、第2ユーザ(11)は申し込むことができない。それに第3ユーザ(12)が興味を持ち、第3ユーザ(12)の知人(112A、112B、112C)のうちの女性がこの合コンに興味がある場合には、その知人とともに第3ユーザ(12)は、当該マッチングボードに応答をする。疑問点があれば、マッチングボードのコメント欄に質問事項を書き、その内容のままで成約したい場合には受諾のメッセージを送信することができる。なお、マッチングボードの企画イベントの成約が確定(または、仮確定)するまでは、第1ユーザ(10)と第3ユーザとは直接やり取り(通信)することはできず、マッチングボードのコメント欄を介してのやり取りとなるので、安全である。
なお、第1ユーザ(10)、第2ユーザ(11)、第3ユーザ(12)は、過去のマッチング企画板でのやり取り、過去のイベント(合コンなど)の行動などによって、評価がされており、それぞれに評価点が表示されるようになっている。したがって、当該マッチングボードには、第1ユーザ(10)の評価点が表示され、そして、そのマッチングボードに応答した第3ユーザ(12)の評価点も、当該マッチングボードに表示される。そして、今回のマッチングボードのやり取り、および、合コンの行動は、例えば、第1ユーザ(10)、知人(110A)、第3ユーザ(12)、第3ユーザの知人(例えば、112A)によって評価されて、評価点の基準の一部となる。
マッチングボードで立ち上げられたイベント(合コン)の成約後は、第1ユーザ(10)と第3ユーザ(12)とだけの専用のコメント欄がマッチングボードに形成され、そのコメント欄にて、携帯電話番号、電子メールやSNSアドレス、待ち合わせ場所、注意事項などを連絡することができる。
次に、図2を加えて、本実施形態のマッチング方法について、さらに説明する。まずは、第1ユーザ(10)が未会員であった場合は、会員(幹事)の登録を行う(S100)。具体的には、第1ユーザが保持するマイナンバーカード70(図5)のマイナンバー(個人番号)75を、第1ユーザのスマートフォン10で撮影して、その撮影した画像データ(10a)をマッチングデータベース51に送信する。マイナンバーの数字を入力して送るというオプションも設けることは可能であるが、偽造、なりすまし、入力間違いを防止するために、マイナンバーカード70の画像データの送信を必須にすることが望ましい。また、第1マイナンバー情報10aの画像データとともに、第1ユーザの個人条件情報(10b)も入力して、マッチングデータベース51に送信しておく方が、その後の入力を省略できるので便利である。
次に、マッチングデータベース51では、送信されてきたマイナンバーカード70の画像データから、第1ユーザ(10)の第1マイナンバー情報10aを抽出し、第1ユーザの氏名、ID(ニックネーム)などの情報とリンクさせて編集して、マイナンバーリストデータ55aに登録する(S110)。マイナンバーリストデータ55aへの登録が完了したら、その登録完了のメッセージが、マッチングデータベース51から第1ユーザのスマートフォン10に送信される。
その後、第1ユーザ(10)からマッチング企画板(マッチングボード)の立ち上げの申し込みを行う(S200)。具体的には、上述したように、第1ユーザのスマートフォン10から、第1マッチングオファー80aをマッチングデータベース51に送信する(矢印80a)。
次いで、第1マッチングオファー80aを受信したマッチングデータベース51が、マッチングボードの表示指令を出する(S210)。その後、マッチングボードが表示される。具体的には、各ユーザのスマートフォン(10〜13)がマッチングボードの表示指令を受信して(S220)、スマートフォン(10〜13)の画面でマッチングボードを見ることができる。つまり、PCのブラウザにおいてマッチングデータベース51にリンクしたホームページ画面、および、各ユーザのスマートフォンのアプリ画面(または、スマートフォンのブラウザ画面)にマッチングボードが表示される。なお、マッチングボードの一例は、後述する図8Aから図8Gに示している。
次に、マッチングボードを見たユーザ(11〜13)の少なくとも1人が、そのマッチング企画を受諾したいと判断して、その人のスマートフォンで必要事項を記入し、受諾ボタンを押したら、そのユーザのスマートフォン(11〜13)から、受諾指令がマッチングデータベース51に送信される(S250)。
その後、その受託指令は、マッチングデータベース51から第1ユーザのスマートフォン10に送信される。そこで、第1ユーザ(10)が当該受託指令を受け入れたら、マッチングボードの企画(合コン)が成約する(S300)。具体的には、第1ユーザのスマートフォン10で成約の登録を入力すると、スマートフォン10はその成約登録指令をマッチングデータベース51に送信し、そして、マッチングデータベース51は、成約登録の情報をマッチングボードに反映する。また、その成約登録の情報は、受諾ボタンを入力したユーザのスマートフォン(11〜13のどれか)に送信される。
成約登録の後は、第1ユーザ(10)と受諾したユーザとの通信が行われる(S350)。具体的には、マッチングボードに、両ユーザ専用のコメント欄が表示され、外部の人(インターネット空間)から見られることなく、両ユーザは秘密情報や個人情報を交換することができる。
図3は、本実施形態のスマートフォン(携帯通信端末)40(10)の構成を示している。図3に示したスマートフォン40は、ディスプレイ部41と、筐体部42とを備えている。筐体部42の側面にはボタン43が付いている。また、筐体部42の上側にはスピーカ44が設けられている。
ディスプレイ部41が位置している方が表面であり、その反対側の裏面には、図4に示すように、カメラ49が位置しており、そのカメラ49で画像を撮像することができる。カメラ49の横にはフラッシュ49aがある。フラッシュ49aがあるので、夜または暗い場所でも、マイナンバー情報(公的個人情報)75を撮像することができる。そのカメラ49で撮像した画像は、通信ネットワーク(インターネット回線)90を経由して送信することができるし、あるいは、その画像を解析して情報処理することも可能である。
スマートフォン40は、特定のプログラム(アプリケーション)を動作させることができ、そのアプリケーション(「アプリ」と称する場合あり)のアイコン45(45a、45b、45c)、46、47、48が、ディスプレイ部41に表示されている。この例では、アイコン45aは、カメラアイコンで、カメラを起動させて写すことができる。アイコン45bは、ショートメール又はSNSメール(例えば、フェイスブック、LINE)などのメール機能のアプリである。アイコン45cは、画像編集加工アプリで、例えば、カメラで撮像した画像から数字などを抽出することができるアプリである。
アイコン46は、本実施形態のマッチングシステム100を起動するアプリである。アイコン47は、電話のアプリであり、例えば、このアプリ47のボタンを押して電話を起動させて、受諾ボタンを押したユーザのスマートフォン(11〜13)をかけることができる。また、アイコン45bを起動させて、その人にメールを送ることも可能である。アプリ48は、インタネットブラウザを立ち上げるアプリであり、これにより、マッチングシステム100のプログラムを導入してアプリ46を立ち上げなくても、インタネットサイトから、例えば、マッチングボードの確認・入力などを行うことも可能である。
ディスプレイ部41は、タッチパネル式のディスプレイ(液晶ディスプレイ、または、有機ELディスプレイ)であり、ディスプレイ部41のアイコン(45等)を触ることで、アプリケーションを動作させることができる。また、スマートフォン40は、GPS機能(Global Positioning System)を備えており、位置情報を入手することができる。その位置情報は、通信回線90を通じて、マッチングデータベース51へ送信することができる。
次に、図3に示したスマートフォン40を用いて、図5に示したマイナンバーカード70の情報を読み取って、マイナンバー情報(公的個人情報)登録する手順について説明する。図6は、本実施形態のマッチングシステム100に会員(幹事)の登録する手順を示すプローチャートである。
まず、スマートフォン40のカメラ49で、マイナンバーカード70の写真撮影を行う(S101)。カメラ49の起動は、スマートフォン40のカメラアプリ45aで行うことができる。
次に、本実施形態では、スマートフォン40のアプリ(画像編集アプリ)45cを用いて、当該写真から、マイナンバー情報75を含む種々の情報72a〜72c、73、78を抽出して、所定の様式に(マッチングシステム100が求める様式に)編集する(S102)。なお、マイナンバーカード70のICチップ72の情報をスマートフォン40で読み取り出来る場合には、そのような読み取りを行うことができる。
さらに、マイナンバーカード70の正式な所有者であることを示す証拠として、第2個人情報が求められることがある。その場合には、第2個人情報(例えば、運転免許証、住民票など)の入手を行う(S103)。第2個人情報のデータ入手は、上述したマインバナーカード情報の入手(S101)と同様な手法で行うことができる。なお、第2個人情報が不要であれば、このステップは省略することができる。
次に、入手したマイナンバー情報をスマートフォン40(10)からマッチングデータベース51に送信する(S104)。なお、写真撮影したマイナンバー画像データをマッチングデータベース51に送付し、マッチングデータベース51の方で画像保管・情報抽出を行うようにしてもよい。
その後、マッチングデータベース51にて第1ユーザ(10)の情報(10a)を登録する(S105)。登録後は、その登録完了のメッセージを第1ユーザのスマートフォン40(10)へ送信する(S106)。
なお、本実施形態の構成においては、公的個人情報として、すべての人が持っている利点を活かしてマイナンバー75を使用している。一方で、マイナンバー75の取り扱いは非常に厳密さ、高度のセキュリティー処理(および保管)が必要とされるため、すべての人が持っている利点よりも、その取り扱いの慎重さのデメリットの方が大きくなってしまうおそれがある。また、本実施形態のマッチングシステム100を利用する人(ユーザ/会員)も、会員登録の際にマイナンバー75が必要であることの精神的な不安が生じるおそれがないともいえない。本実施形態のマッチングシステム100は、本人(会員・幹事)を公的証明書で特定して、安心・安全を確保することであるので、その特定手法によって不安感を生じさせてしまっては意味がない。その場合には、マイナンバー75を用いずに、他の公的証明書を用いることが可能である。公的証明書としては、マイナンバーカード以外には、運転免許証、住民票、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録書などを挙げることができる。これらのうちから1つ又は複数(2種)を使用することができる。加えて、例えば米国では、ソーシャル・セキュリティ・ナンバー(社会保障番号)の制度が導入されているので、そのような各国の公的証明書を、本実施形態の公的証明書に加えても構わない。なお、公的証明書の偽造は、公文書偽造罪のペナルティーの抑止力が働くが、公的証明書以外の証明書であると、そのペナルティーの抑止力が弱まるので、できることであれば、公的証明書による登録が好ましいが、公的証明書以外の証明書(会社の身分証明書、弁護士の名刺・弁護士番号、医師の名刺・医師免許)でも、職業の証明となるものがあるので、それ単独あるいは公的証明書との併用として使用することは可能である。なお、本実施形態のマッチングシステム100において技術的にはそのような証明書の登録は可能である。
次に、図7を参考にしながら、マッチング企画板(マッチング掲示板、マッチングボード、マッチングバー)の立ち上げ・入力・登録について説明する。図7は、マッチング企画板の処理について説明するためのフローチャートである。また、図8Aから図8Gは、マッチング企画板を含む画面(スマートフォンの画面)を模式的に示している図である。
まず、第1ユーザ(10)の操作によってマッチング企画板(マッチングボード)を立ち上げる(図2中のS200、S210)。ここで、このマッチングバーの立ち上げにおいて、入力処理を行う(S201)。これについて、図8A及び図8Bも加えて説明する。
図8Aは、本実施形態のマッチングシステム100を、スマートフォン40の画面41で表示した場合の表示画面(アプリ画面)200である。図8Aに示した表示画面200は、第1ユーザ(10)がマイナンバーを立ち上げる前の平常動作状態の画面(初期画面)を表している。なお、この画面200は例示であり、スマートフォン業界の常識にしたがって適宜好適なレイアウトを採用することができる。また、この画面2000は、スマートフォン用であるが、PCブラウザ用のレイアウトに変更しても構わない。
図8Aに示した表示画面200においては、タイトルバー201には、システム名(例えば、マッチングシステムのサイト名/サービス名)が記載されており、アイテムボタン201は、会員(未登録の一般会員/お試し期間の会員も含めてよい)のマイページのボタンであり、そのボタンを押すと、会員の会員情報ページに移動する。アイテムボタン203は、運営会社の情報ボタンで、会社情報、サイト利用規約などが記載された頁に移動する。
また、表示画面200には、エリア選択ボタン211があり、地域を選択することができる。例えば、近畿であれば、その中に、大阪、京都などのエリアの場面に移動させることも可能である。「その他」のところは、東京などの大都市指定、自分の住所エリアの指定、出身地の指定、外国都市の指定ができるように編集機能を設けてもよい。
表示画面200には、評価点が高い人気の会員(幹事)221a〜221xを含む優良会員エリア220が表示されている。また、投稿されて立ち上がっているマッチング企画板(マッチングボード)231a〜231xを含むマッチング企画エリア230が配置されている。なお、ボタン240は、質問ボタン、または、Q&Aボタンである。ボタン250は、決定ボタン(イエス又はリターン)である。
ボタン245は、新規のマッチングボード登録のボタンである。また、ボタン245は、登録ボタンの横にあるので、キャンセルボタンにすることができる。その場合は、新規のマッチングボード登録のボタンは、マッチング企画エリア230のどこか(例えば、トップ(231a))に配置することが好ましい。また、ボタン245を広告ボタンにすることも可能である。広告ボタンを押すと広告主のサイトに移動する。ここに、例えば、本実施形態に係るシステム100を運営する管理会社の広告を配置しておけば、この管理会社の宣伝になる。
図8Bは、第1ユーザ(10)によるマッチングボード申し込み画面である。本名では恥ずかしいことが多いこと踏まえて、IDネームの入力スペース300が配置されている。なお、IDネームの入力スペース200に本名を入力しても構わない。
また、入力エリア310は、開示される必須項目のスペースである。タイトル311aは例えば企画名であり、スペース311bにはその内容(性別や募集人数など)を記載する。また、タイトル312aは例えば開催場所・日時であり、スペース312bにはその内容を記載する。ID情報(1)のスペース320は、企画に参加する知人(110A)の情報を記入する。同様に、ID情報(2)のスペース321は、企画に参加する知人(110B)の情報を記入する。なお、スペースの数、入力できる文字数などは、比較的自由に設定可能なものとする。
加えて、入力エリア330は、開示される任意項目のスペースである。タイトル331aは例えば職業であり、スペース331bは例えば会社員である。タイトル332aは例えば趣味であり、スペース331bは例えばゴルフである。
すべての情報を記入したら、リターンボタン(登録ボタン)250を押して、記入内容を登録する(図7中のS201)。すると、その情報は、スマートフォン10からマッチングデータベース51で送信されて、マッチングデータベース51はそれを受信する(S202)。その後、マッチングデータベース(より正確には、マッチングプログラム53によって実行されているソフトウエア)51は、入力内容をチェックして、不備がなければ、入力情報を確定する(S203)。不備があれば、スマートフォン10側のアプリで不備エラーを連絡するか、あるいは、マッチングデータベース51から不備の連絡をする。不備に対しては再度入力処理を行えばよい。
次に、ユーザ(11、12、13)からのマッチングボードへの申し込み(企画へのアクセス)の手順について説明する。まず、上記の図8Bに示した企画の申し込み(マッチングボードの立ち上げ)のエリアが沖縄だった場合のものを例にする。なお、マッチングボード立ち上げをした第1ユーザが、他のマッチングボードへの申し込みをすることはもちろん可能である。
操作するユーザが第3ユーザ(会員)12だったとして、図8Cに示した表示画面200で、エリアボタン211aを押すと、沖縄エリアに関するマッチングボード(企画板)231a〜231dを含むマッチング企画エリア230が表示される。具体的には、特定エリアの会員(特定エリアのマッチングボード)の特定処理が実行される(S204)。また、そのエリアに興味をもった会員に対して、図8Cに示した表示画面200の表示指令が、マッチングデータベース51からスマートフォン40へと送信されている(S205)。ここで、マッチング企画エリア230の右側には、ユーザ(会員・幹事)の評価点233a〜233dが表示されており、その企画の評価基準の一つになっている。この表示は、評価点の順位によって並び替えることができる。具体的には、第1ユーザ(会員)10が立ち上げた企画(マッチングボード)には、第1ユーザの評価情報(評価点)が表示される(S206)。
その中の一つの企画、例えば、第1ユーザ(10)が立ち上げた企画板231aが良いと感じて、それを選択した場合、図8Dの表示画面に移動する。そこには、企画のタイトル301、日付(311a)、人数、職業(311x)などの情報欄310があり、質問のためのコメント欄320が配置されている。これに申し込むならば(受諾するならば)、ボタン250を押し、質問があるならば、コメント欄320に記入して質問をする。
この企画に申し込んだ場合、図8Eに示す画面200において、第3ユーザ(会員)12の情報を入力していく。具体的には、入力スペース315に必要事項(特に、参加メンバの知人情報など)を記入していく。なお、第3ユーザ(会員)12のIDはスペース231に表示され、その横には、第3ユーザの評価点(4.5)も表示される。この評価点は、企画板を立ち上げた第1ユーザ10に送信されるので、評価の基準の一つになる。
その入力が終わると、登録ボタン250を押して、記入漏れがなければ、その内容は、マッチングデータベース51へと送信される。記入漏れ/記入不備があればエラーメッセージが出るので、修正して、再度送信する。
マッチングボードの申込(受諾)の情報がマッチングデータベース51に届くと、マッチングデータベース51は、企画を立ち上げた第1ユーザのスマートフォン10に、企画成約のメッセージを送信する。そのメッセージ画面の一例が図8Fである。図8Fには、成約タイトルメッセージ350とともに、受諾者(第3ユーザ12)が記入した情報項目351を含む受諾者記入欄360が設けられている。それらの内容を確認して、成約確定ならばYESボタン251を押して、成約を取り消したい(又は、質問をしたい)ならばNOボタン250を押して、次の手順に進む。なお、自分都合の理由で成約を取り消す場合は、マナー違反になる可能性が高いので注意が必要である。
成約が確定すると、図8Gに示すような直接通信モードの画面になる。図8Gの画面200には、ユーザ(会員)のID欄231a、231bと、それに対応する評価点欄233a、233bがある。お互いのIDに間違いがなければ、コメント表示ボタン251を押して、コメント欄350を表示させる。なお、成約確定後は、互いのやり取りの質が評価の対象になりやすく、例えば連絡が遅いなどの場合、評価ボタン300を押して、相手の評価を入れることができる。
図8Gに示した画面200のコメント欄350は、外部の者は見ることができない処理が施されているので、携帯電話番号などを交換して、企画(例えば、合コン)の打合せを綿密に行うようにすることができる。
さらに、マッチング成立後は、図9に示すように店舗(例えば、レストラン、ホテル)の予約まで一括して行うことができる。図9は、マッチング成立後のオプションのフローを説明するフローチャートである。以下では、店舗がレストランである場合を例にして説明するが、店舗の予約は、ホテルでも、テーマパークでも、観光地でも、ゴルフ場でも、アミューズメント施設(ボーリング、カラオケ)などの予約であっても構わない。
図9に示すように、まず、成約が確定してマッチング成立し(S301)、その後、レストラン候補を選定する(S302)。次いで、その選定した情報は、選定されたレストランへ送信される(S303)。しばらくして、レストランから予約可能の返信(または、予約不可の返信)がマッチングデータベース51に届く(S304)。その後、マッチングデータベース51から、レストラン情報を含めて、予約情報(地図情報、割引情報、特典情報などを含む)を第1ユーザ10(および受諾した第3ユーザ12)に送信する(S305)。それを予約情報を受け取った第1ユーザ10(第3ユーザ12)が、予約内容を確認して、納得すれば、予約決定を送信する(S306)。その予約決定の情報がレストランに届くと、レストランの予約処理が確定する(S307)。
図10は、レストラン候補の選定画面200を模式的に表している。レストラン候補エリア400に、個々のレストラン枠410が設けられており、それぞれにレストラン情報411(場所、コース料理、おすすめ料理、値段、特典など)が記載されており、その横にはレストランの評価点欄413が表示されている。レストラン情報411とともに、レストランの評価点欄413は評価の基準になる。気に入ったレストランがあれば、そのレストラン情報411を選択して(選定して)、登録ボタン250を押したらよい。また、この場面は、レストラン予約の紹介頁であるので、複数の広告枠245A〜245Fが配置されている。なお、企画(例えば合コン)でそのレストランを利用した後は、コメントとともに評価点を付けることができる。
本実施形態のマッチングシステム100では、ユーザ(会員または幹事)の評価が重要になるので、ユーザの評価画面の一例を説明する。図11Aは、第1ユーザ(10)の評価画面200である。この例では、IDタイトル231のスペース231aに、第1ユーザ(10)のニックネームが表示され、評価点タイトル233のスペース235には、星の数(星4.5)と、評価点枠237にて点数「4.5」が表示されている。
この表示画面200の例では、過去の良かった企画(GOOD501)のコメント数501a(「1052」)が表示されており、それぞれのコメント内容505aを見ることができるコメントリスト505を設けられている。また、過去の悪かった企画(BOOD503)のコメント数503a(「17」)が表示されており、それぞれのコメント内容507aを見ることができるコメントリスト507を設けられている。この表示画面で、このユーザの評価判断を行うことができる。この画面は、レストランなどの店舗にも使用することができる。
なお、悪い評価点および評価コメントが誤解や錯誤の場合がある。その時には、図11Bに示した表示画面200で、コメントを行うことができる。ここでは、ID欄231のユーザ231aからID欄232のユーザ232aへ、コメント510を送信する例を示している。この画面は、レストランなどの店舗にも使用することができる。
本実施形態のマッチングシステム100(マッチング方法)によれば、マイナンバー情報(つまり、公的書類で証明された公的個人情報)10aをマッチングデータベース51に登録しているユーザ(例えば、幹事)からなる高い信用力のコミュニティーが構築することができる。そして、第1ユーザ(10)が情報通信端末(例えば、スマートフォン40)から第1マッチングオファー(80a)することで、マッチングイベントのマッチング企画板(マッチングボード231a)を立ち上げることができる。そして、安全かつ効率的に、そのマッチング企画板231aの内容に受諾したユーザ(例えば、幹事12)と第1ユーザ(10)とがマッチング成約することができる。第1ユーザ(10)は、第1ユーザの知人(110A)をマッチング企画231aに同席させ、そして、マッチング企画板231aの内容に受諾したユーザ(12)も、知人(112A)をそのマッチング企画231aに同席させることができる。すなわち、信用力が高く安心できる人(幹事)を介して、新たな出会いを簡単かつ簡便に作ることができる。
加えて、各ユーザ(10〜13)は、マッチング企画のイベント内容に基づいて、評価(マッチングイベント評価)される仕組みとなっている。これにより、当該マッチングデータベースを使用してマッチングを行うユーザの身元が確実に保証された状態を実現することができ、しかも、その人が責任を持って知人をマッチング企画の会場に連れて行くので、第1マッチングオファーを受けた人およびその知人は、新たな出会いを得ることができる。加えて、このシステムでは、各ユーザは、評価(マッチングイベント評価)されることが前提となっているので、マッチング企画参加の不意なキャンセル、マッチング企画中の無礼な態度、あるいは、第1マッチングオファーの内容(または応答内容)に虚偽や不明確な内容があったとしたら、評価に傷が付き(悪い点が付与され)、今後のマッチング企画の参加に支障がでるために、そのような悪い行動を起こさない抑止力になる。
さらには、マイナンバーカード情報(公的個人情報)自体は、マッチングデータベース内で高いセキュリティーの下で保管され、インターネット上や各ユーザの間に流出することはないので極めて安心安全であるとともに、ここでの個人情報の虚偽・偽造は、照合を行うことで確実にばれることになるので、その点でも抑止力になる。その結果、本発明に係る実施形態のマッチングシステム100によって、公的な書類で個人を特定した上で信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができる。これにより、結婚を前提とした出会いを、気軽に飲み会・合コンのような形で開催することができ、安全で安価で、かつ、自分の交流範囲外の新たな人との接点ができるようになる。従って、このような開催(マッチングイベント企画)が増えることで、出会いが増え、結婚が増え、ひいては、出産率の向上につながることで、日本の社会インフラを今後も維持継続させていくことの可能性が高まる。
また、本実施形態のマッチングシステム100を用いると、東京在住の人が沖縄に旅行に行っている時に、結婚を前提とした交際相手を見つけようとした場合でも、有効に利用することができる。従来のシステムでは、このような対応を、安全かつ簡便に実行することはできない。
なお、上述の実施形態では、幹事が知人を付けてきて、イベントを行うことをメインに説明してきたが、本実施形態のシステム100は、合コンのようなイベントだけでなく、ビジネスマッチングのような形態で使用することも可能である。そのような場合は、新たな出会いの人数の数というよりも、信用力のある人との出会い(評価の高い幹事・ユーザとの打合せ)が重きにおかれるので、幹事と1人の知人と別の幹事とのマッチング(3名のマッチング)、あるいは、1名の幹事と1名の幹事の2名のマッチング、または、幹事だけが複数集まるマッチングの形態も効果的である。そのような使用方法でも、本実施形態のシステム100は問題なく対応可能である。
本実施形態のシステム100の有用性をより理解してもらうために、システム100の広告を情報通信端末(特に、スマートフォン40)に表示してもらうことも好適な手法である。例えば、図1中における本システム100に未加入の情報通信端末(スマートフォン)20を有する人に対して、広告(ペイ・パー・クリック広告など)をその端末20に表示させる確率を上げるような機能を、本実施形態のシステム100及び/又はマッチングプログラム53に含めるようにしてもよい。さらに、図1中の知人110A、110B、111、112A〜C、113A、113Bの端末(スマートフォン)20についても同様に広告を表示させるような機能を含めてもよい。
また、ユーザのスマートフォン40のGPS機能を積極的に利用して、図12に示すようなフローを実行してもよい。まず、公的個人情報の登録(例えばマイナンバー登録)を行って貰った後(S100A)、上述したようにマッチング企画板(マッチングボード)の立ち上げを行う(S200A)。そこでマッチング企画板に会員(幹事)の評価点ともに、GPS情報を表示する(S400)。すると、その会員(幹事)がサクラでなく、たしかにその地域に存在することがはっきりして安心である。特に、企画経験の少ない会員(幹事)は評価点が低いので、評価点以外のポイントで信用力をアピールする必要があるので、GPS情報も一つの指標になり得る。
その後、GPS機能を利用して、広範囲でなく、半径が何キロ〜何十キロの範囲に限定したエリア特定の会員オファー(限定エリア内だけにいる人へのマッチングボードの表示)を行う(S410)。そこで、会員から返信があれば(S420)、マッチング成約となる(S430)。距離が近いことから、出会うまでの時間が短く、その日または数時間以内でのマッチングの成功確率が高まる手法である。
以上、本発明を好適な実施形態により説明してきたが、こうした記述は限定事項ではなく、勿論、種々の改変が可能である。例えば、本実施形態のマッチングシステム100は、例えば、外国(例えば、タイ、ベトナム、中国)での日本人同士のマッチングにも利用することができる。またリゾート地(ハワイ)での日本人同士のマッチングにも利用することができる。本実施形態の構成はインターネットを経由した通信であるので、外国でも、マッチングデータベース51にアクセスできれば、本実施形態のマッチングシステム100を使用することができる。また、本実施形態のマッチングシステム100全体を説明してきたが、本実施形態に係るプログラム53(特に、スマートフォン40に導入するアプリ46)単体(プログラム、または、プログラムを格納した記録媒体、ダウンロード可能なプログラム製品)を知的財産として商品化することも可能である。
本発明によれば、公的な書類で個人を特定した上で信用力を持たせた形で、安全に且つ新しい交流を促進させることができるマッチングシステムおよびマッチング方法を提供することができる。
10 情報通信端末(スマートフォン)
10a マイナンバー情報(公的個人情報)
10b 個人条件情報
11 情報通信端末(第2ユーザ)
12 情報通信端末(第3ユーザ)
13 情報通信端末(第4ユーザ)
20 情報通信端末(未加入の第5ユーザ)
30 情報通信端末(店舗)
40 スマートフォン
41 ディスプレイ部(画面)
42 筐体部
43 ボタン
44 スピーカ
45 アイコン
46 マッチングアプリアイコン
49 カメラ
50 運営会社
51 マッチングデータベース
53 マッチングプログラム
55a マイナンバーリストデータ(個人情報リストデータ)
55b 個人条件情報リストデータ
70 マイナンバーカード
72 ICチップ
75 マイナンバー情報(個人番号、マイナンバー)
80a マッチングオファー
90 通信ネットワーク(インターネット通信網)
100 マッチングシステム
200 表示画面
231a マッチング企画板(マッチングボード)

Claims (13)

  1. マイナンバーを用いてマッチング企画処理を実行するマッチングシステムであって、
    第1ユーザが有する第1マイナンバー情報を保持するマッチングデータベースと、
    前記第1ユーザが保持する情報通信端末と、前記マッチングデータベースが接続されている通信ネットワークと
    を備え、
    前記マッチングデータベースは、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムを格納しており、
    前記通信ネットワークには、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記マッチングデータベースは、前記第1ユーザの第1マイナンバー情報、前記第2ユーザの第2マイナンバー情報、前記第3ユーザの第3マイナンバー情報を含むマイナンバーリストデータを格納しており、
    前記マッチングプログラムは、
    前記第1ユーザの情報通信端末からの第1マッチングオファーを前記マッチングデータベースにて受信する機能と、
    前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げる機能と、
    前記マッチング企画板の情報を、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、
    前記マッチング企画板についての前記第2ユーザの情報通信端末、及び/又は、前記第3ユーザの情報通信端末の応答情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と、
    前記応答情報を反映させた前記マッチング企画板の反映情報を、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、
    前記反映情報を受信した第1ユーザの情報通信端末からのマッチング成約登録情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と
    を実現させるプログラムであり、
    前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められており、
    前記マッチング企画板の前記反映情報においては、前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められており、
    前記マッチングプログラムにおいては、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザにおけるマッチングイベント評価を行う機能が含まれている、マッチングシステム。
  2. 前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、
    前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、スマートフォンであり、
    前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記第4ユーザの第4マイナンバー情報は、前記マイナンバーリストデータに含まれており、
    前記インターネット通信網には、前記マイナンバーリストデータにマイナンバー情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されている、請求項1に記載のマッチングシステム。
  3. 前記第1ユーザの情報通信端末は、カメラ機能付きのスマートフォンであり、
    前記第1ユーザが有する第1マイナンバー情報は、前記第1ユーザのマイナンバーカードにおけるマイナンバーを撮像した撮像データに基づいており、
    前記第1ユーザの情報通信端末には、前記マッチングプログラムの機能と連動して前記第1ユーザの情報通信端末と前記マッチングデータベースとの間のデータ通信を行うスマートフォンアプリケーションが導入されている、請求項1または2に記載のマッチングシステム。
  4. マイナンバーを用いてマッチング企画処理を実行するマッチング方法であって、
    第1ユーザの第1マイナンバー情報、第2ユーザの第2マイナンバー情報、第3ユーザの第3マイナンバー情報を含むマイナンバーリストデータを格納しているマッチングデータベースを用意する工程と、
    前記第1ユーザが有する情報通信端末からの第1マッチングオファーを、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、
    前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングデータベースによってマッチング企画板が立ち上げられる工程と、
    前記マッチング企画板の情報を、前記マッチングデータベースから前記通信ネットワークを介して、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する工程と、
    前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末が、前記マッチング企画板の情報を受信する工程と、
    前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末から、前記マッチング企画板についての応答情報を、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、
    前記マッチングデータベースから通信ネットワークを介して前記第1ユーザの情報通信端末に前記応答情報を送信する工程と、
    前記第1ユーザの情報通信端末によって、前記マッチング企画板のマッチング成約登録が実行される工程と、
    前記マッチング成約登録を、前記第1ユーザの情報通信端末から通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と
    を含み、
    前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められており、
    前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められており、
    さらに、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザについてユーザ評価を行う工程が含まれている、マッチング方法。
  5. 前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、
    前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、スマートフォンであり、
    前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記第4ユーザの第4マイナンバー情報は、前記マイナンバーリストデータに含まれており、
    前記インターネット通信網には、前記マイナンバーリストデータにマイナンバー情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されており、
    前記マッチング成約登録を送信する工程の後、第1ユーザの情報通信端末と、
    前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のうち、前記マッチング企画板での前記マッチングオファーが成約した情報通信端末と、直接連絡をする工程が実行され、
    前記マッチング成約登録を送信する工程の後、前記マッチング企画板の入力によって、前記店舗の情報通信端末へ店舗予約の送信をする工程が実行される、請求項4に記載のマッチング方法。
  6. 公的証明書を用いてマッチング企画処理を実行するマッチングシステムであって、
    第1ユーザが有する公的証明書における第1公的個人情報を保持するマッチングデータベースと、
    前記第1ユーザが保持する情報通信端末と、前記マッチングデータベースが接続されている通信ネットワークと
    を備え、
    前記マッチングデータベースは、複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムを格納しており、
    前記通信ネットワークには、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記マッチングデータベースは、前記第1ユーザの第1公的個人情報、前記第2ユーザの第2公的個人情報、前記第3ユーザの第3公的個人情報を含む個人情報リストデータを格納しており、
    前記マッチングプログラムは、
    前記第1ユーザの情報通信端末からの第1マッチングオファーを前記マッチングデータベースにて受信する機能と、
    前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングイベントのマッチング企画板を立ち上げる機能と、
    前記マッチング企画板の情報を、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、
    前記マッチング企画板についての前記第2ユーザの情報通信端末、及び/又は、前記第3ユーザの情報通信端末の応答情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と、
    前記応答情報を反映させた前記マッチング企画板の反映情報を、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する機能と、
    前記反映情報を受信した第1ユーザの情報通信端末からのマッチング成約登録情報を、前記マッチングデータベースにて受信する機能と
    を実現させるプログラムであり、
    前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報とともに、少なくとも一人の第1知人の個人条件情報が含められており、
    前記マッチング企画板の前記反映情報においては、前記応答情報には、前記第2ユーザの参加者知人の個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの参加者知人の個人条件情報が含められており、
    前記マッチングプログラムにおいては、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザにおけるマッチングイベント評価を行う機能が含まれている、マッチングシステム。
  7. 前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、
    前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、GPS機能を有するスマートフォンであり、
    前記マッチングプログラムは、前記マッチング企画板を地域エリア選択形式で表示する機能を含み、
    前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のGPS情報を、前記マッチングデータベースで受信する機能を含んでいる、請求項6に記載のマッチングシステム。
  8. 前記公的証明書は、マイナンバーカード、運転免許証、住民票、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録書からなる群から選択される少なくとも一つであり、
    前記インターネット通信網には、さらに、第4ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記第4ユーザの第4公的個人情報は、前記個人情報リストデータに含まれており、
    前記インターネット通信網には、前記個人情報リストデータに公的個人情報が含まれていない第5ユーザの情報通信端末が接続されており、
    前記インターネット通信網には、第1から第5ユーザ以外の店舗の情報通信端末が接続されており、
    前記マッチングプログラムは、前記マッチング企画板に前記店舗の予約登録をする機能を含んでいる、請求項6または7に記載のマッチングシステム。
  9. 前記マッチングプログラムは、前記マッチング成約登録情報を前記マッチングデータベースにて受信した後、前記第1ユーザの情報通信端末と、マッチング成約したユーザの情報通信端末と間で直接通信させる機能を含み、
    前記マッチングイベント評価を行う機能は、前記マッチング成約登録情報を前記マッチングデータベースで受信した以降で有効にされ、
    前記マッチングプログラムは、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザを前記ユーザ評価の点数によって順位付けする機能を含んでいる、請求項6から8の何れか一つに記載のマッチングシステム。
  10. 公的証明書を用いてマッチング企画処理を実行するマッチング方法であって、
    第1ユーザの第1公的個人情報、第2ユーザの第2公的個人情報、第3ユーザの第3公的個人情報を含む個人情報リストデータを格納しているマッチングデータベースを用意する工程と、
    前記第1ユーザが有する情報通信端末からの第1マッチングオファーを、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、
    前記第1マッチングオファーに基づいて、前記マッチングデータベースによってマッチング企画板が立ち上げられる工程と、
    前記マッチング企画板の情報を、前記マッチングデータベースから前記通信ネットワークを介して、少なくとも、第1ユーザの情報通信端末、第2ユーザの情報通信端末、第3ユーザの情報通信端末に送信する工程と、
    前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末が、前記マッチング企画板の情報を受信する工程と、
    前記第2ユーザの情報通信端末及び/又は第3ユーザの情報通信端末から、前記マッチング企画板についての応答情報を、通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と、
    前記マッチングデータベースから通信ネットワークを介して前記第1ユーザの情報通信端末に前記応答情報を送信する工程と、
    前記第1ユーザの情報通信端末によって、前記マッチング企画板のマッチング成約登録が実行される工程と、
    前記マッチング成約登録を、前記第1ユーザの情報通信端末から通信ネットワークを介して前記マッチングデータベースに送信する工程と
    を含み、
    前記第1マッチングオファーには、前記第1ユーザの個人条件情報が含められており、
    前記応答情報には、前記第2ユーザの個人条件情報、及び/又は、前記第3ユーザの個人条件情報が含められており、
    さらに、前記第1ユーザ、前記第2ユーザ、前記第3ユーザについてユーザ評価を行う工程が含まれている、マッチング方法。
  11. 前記通信ネットワークは、インターネット通信網であり、
    前記第1ユーザの情報通信端末、前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末は、GPS機能付きのスマートフォンであり、
    前記公的証明書は、マイナンバーカード、運転免許証、住民票、パスポート、健康保険証、住民基本台帳カード、年金手帳、外国人登録書からなる群から選択される少なくとも一つであり、
    前記第1ユーザの個人条件情報は、年齢、性別、住所、顔写真、電話番号、メールアドレス(SNS連絡先を含む)、職業、資格、勤務先、年収、趣味、身長、体重からなる群から選択される少なくとも一つであり、請求項10に記載のマッチング方法。
  12. 前記インターネット通信網には、店舗の情報通信端末が接続されており、
    前記マッチング成約登録を送信する工程の後、第1ユーザの情報通信端末と、
    前記第2ユーザの情報通信端末、および、前記第3ユーザの情報通信端末のうち、前記マッチング企画板での前記マッチングオファーが成約した情報通信端末と、直接連絡をする工程が実行され、
    前記マッチング成約登録を送信する工程の後、前記マッチング企画板の入力によって、前記店舗の情報通信端末へ店舗予約の送信をする工程が実行され、
    さらに、前記店舗について品質評価を行う工程が含まれている、請求項11に記載のマッチング方法。
  13. 複数人が合流するマッチングイベントの処理を実行するマッチングプログラムであって、請求項6に記載されたマッチングシステムを実現する、マッチングプログラム。
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