JP2007047950A - イベント情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
イベント情報の処理において、特に招待者の出欠情報の確認を簡易かつ確実に行うことを可能とし、様々な招待者に対応できる装置を提供する。
【解決手段】
イベントの出欠情報の処理を行う装置であって、イベントを識別するためのイベント識別情報と、各イベントの招待者を識別する招待者識別情報を含む招待者情報を関連付けて記憶させ、上記招待者識別情報と、当該イベントに対する出席する意思表示を表す出席識別情報又は欠席する意思表示を表す欠席識別情報とを有してなり、所定の読取手段で読み取り可能な出欠識別情報を発行し、所定の郵便葉書上に当該出欠識別情報を出力、読み取り等することによってその処理を可能とする。
【選択図】
図1
Description
しかしながら、招待客の電子メールアドレス情報を有しない場合には、招待状を郵送によって発送しなければならず、一連の過程が全てインターネット等の電気通信回線を用いて行われるので、招待客がパソコン等の機器を持ち合わせていないとこのシステムを利用できないし、特に年配者に多くみられるように、パソコン等の機器の扱いに不慣れな人にとっては利用しにくいシステムである。また、メールの閲覧漏れなどによって確実な情報配信を期し難いという問題がある。
図1に示した機能ブロックは、招待葉書フォーマット記憶部11と、イベント情報データベース12と、招待者情報データベース13と、出欠識別情報発行部14と、招待葉書作成部15と、招待葉書出力部16と、出欠識別情報抽出部17と、出欠状況情報作成部18、と出欠状況情報記憶部19から構成される。
また、当該イベント情報処理装置1には、マウスやキーボードなどの入力部21と、ディスプレイやプリンタなどの出力部22が接続されており、これにより情報の入力又は出力ができるようになっている。
また、往信葉書の裏面102には、イベントの日時・場所を記載する箇所103が設けられており、必要に応じて、後述するお祝い情報を提供するWebサイトのURLを記載する箇所104を設けることができる。
また、返信葉書の裏面106には、後述する出欠識別情報発行部14が発行した、出席識別情報107及び欠席識別情報108よりなる出欠識別情報が印刷されている。
このように、招待者一人ずつに、上記出席識別情報及び欠席識別情報よりなる出欠識別情報が発行され、招待者は出席識別情報又は欠席識別情報のいずれかを選択することによって、出席又は欠席の意思表示をする。なお、本例では、出欠識別情報が二次元バーコード化されて印刷されている。
上記イベント情報データベース12には、例えば、図7に示されるように、イベントID、イベントの主催者や幹事であるクライアントの氏名や住所といったクライアントの個人情報、及びイベントの日時や会場などのイベントの詳細情報が記憶できるようになっている。
上記イベントIDは各イベントを識別するために付与されるイベント識別情報である。
なお、イベントIDに代えてクライアント名などのクライアントを識別できる情報を記憶してもよい。
上記招待者情報データベース13には、例えば図8に示されるように、イベントID、招待者ID、招待者の氏名や住所といった招待者の個人情報が記憶できるようになっている。
なお、上記招待者情報データベース13には、他に招待者の性別や年齢といった属性情報を記憶するようにしてもよい。これによって、後述する招待葉書の作成において、招待者の年齢や性別に応じて招待葉書のフォーマットを選択してもよいし、挨拶文の書体を変えてもよい。
上記招待者IDは各招待者を識別するために付与される招待者識別情報である。
なお、招待者IDに代えて招待者名などの招待者を識別できる情報を記憶してもよい。
その際、出欠識別情報発行部14により発行された出欠識別情報は、返信葉書の裏面部に、図3の返信葉書の裏面106、図4、又は図5に示されるように表示される。
なお、この場合において、出欠の選択方法としては、両表示をスクラッチ印刷とすることによって、招待者が選択する出席あるいは欠席の意思表示を表す識別情報のみを削ることで、削られた方を選択したものとしてもよい。
この場合においても、図3におけるように、ペン等による塗り潰し、あるいはスクラッチ印刷を削ることによって選択可能とするものであってもよい。
このURLは、例えば図6に示されるように、Webサイトのアドレス131と、これにイベントID132、招待者ID133、及び、上述した出欠コードのうちの出席コード又は欠席コードのいずれか134を組み合わせて構成されたものであって、出席コードを含むURL、及び欠席コードを含むURLが、それぞれ出席識別情報121及び欠席識別情報122の役割を果たす。
この際、出欠識別情報は、上記往復郵便葉書等の上の所定の箇所に、バーコードなどを用いて表示される。なお、バーコードは、一次元バーコードの他、QRコードやPDF−417などの二次元バーコードであってもよい。
次に、出欠識別情報に含まれる出席コードあるいは欠席コードを基に、当該招待者の出欠を判定する。
そして、招待者ごとにこの作業を行って、イベントIDを基に、イベント情報データベースを参照して、クライアントごとの全招待者の出欠状況を示す出欠状況情報を作成する。
これにより、いずれの招待者が出席あるいは欠席するかを知ることができると共に、出席者と欠席者の集計結果に基づいてイベントの準備をすることができる。
図9は、本発明にかかるイベント情報処理装置1による第一の実施形態において、イベント情報及び招待者情報を基に招待葉書を作成し、当該招待葉書によって出欠情報を処理するまでの一連の処理フローである。
この状態で、Web上からのイベント登録ページへのアクセスによって、イベント情報と招待者情報が入力されると、イベント情報データベース12及び招待者情報データベース13に、それぞれこれら入力された情報を記憶する(S102、S103)。
上記イベント情報及び招待者情報の入力は前述した通り、例えば、イベント情報処理装置1と通信可能に構成された端末を設け、これを用いてインターネットのWebページ上から情報の入力を受け付けることによって行う。
また、上記イベント情報及び招待者情報の入力を所定の用紙を用いる場合も、図10に示すWebページと同様の構成を有する用紙を用いることができる。
これらIDの発行は、受け付け順に昇順の番号を付すなどの所定の規則に基づいて行うことが可能である。
これら発行された二つのIDが、両情報データベース12、13に記憶されることでイベント情報と招待者情報の関連付けが行われる。
そして、図3に示される返信葉書の裏面106、図4、あるいは図5に示すように、上記発行された出欠識別情報を当該招待葉書フォーマットの所定の箇所に表示して招待葉書データを作成する(S105)。
そして、出欠識別情報に含まれる出欠コードを基に、当該招待者の出欠を判定する。
招待者ごとにこの作業を行って、イベントIDを基に、イベント情報データベース12を参照して、クライアントごとの全招待者の出欠状況を示す出欠状況情報を作成し(S111)、これを出欠状況情報記憶部19に記憶して処理を終了する(S112)。
なお、上記一連の処理の後、当該処理によって作成された出欠状況情報をネットワークを通じてクライアント端末に送信してもよいし、出力部22より用紙に印刷して出力し、これをクライアントに送付してもよい。
また、当該イベント情報処理装置2と通信可能に構成されている招待者端末3は、出欠識別情報読取部41と出欠識別情報送信部42を備えてなる。
当該招待者端末3としては、パソコン、PDAや携帯電話などがある。
出欠識別情報読取部41は、招待葉書上の出欠識別情報を読み取る処理を行う。なお、これら通信機器と外部接続することによって用いられるリーダライタ等の機器であってもよい。
出欠識別情報送信部42は、上記出欠識別情報読取部41によって読み取られた上記出欠識別情報を、出欠情報管理装置2にネットワークを通じて送信する処理を行う。
招待者に招待葉書を郵送するまでの処理は、上述の第一の実施形態と同様に行われるが(S101〜S107)、この際、出欠識別情報は、招待者端末3が読み取った出欠識別情報を送信する送信先情報とが組み合わせて構成され、URL化されている。なお、このURLの構成については上述の通りである。
かかる一連の動作は、例えば、招待葉書上にURL化された出欠識別情報を参照して、出席識別情報又は欠席識別情報のいずれかのURLを端末に直接入力してアクセスすることによって送信することができる。
また、例えば、携帯電話が備えるCCDカメラを用いて、招待葉書上のコード化された出欠識別情報を読み取ってデコードし、これにより得られたURLにアクセスすることもできる。
招待者ごとにこの作業を行って、イベントIDを基に、イベント情報データベース12を参照して、クライアントごとの全招待者の出欠状況を示す出欠状況情報を作成し(S203)、これを出欠状況情報記憶部19に記憶して処理を終了する(S204)。
また、招待者は返信の葉書をわざわざ投函する必要がないため手間がかからないし、返信葉書を郵送し忘れることもなく、出欠情報のやりとりの確実を期すことができる。
本実施形態では、イベント情報処理装置は招待者端末と通信可能に構成されており、当該イベント情報処理装置の機能ブロックは、上記お祝い申込情報送信手段を備える他は、上記イベント情報処理装置1又は2におけるものと同様のものを備える。
そして、当該出欠状況情報を参照して、欠席となっている招待者の招待者端末に対して、欠席の意思表示を承った旨のメールを配信する。当該メールは、例えば、図14に示されるように、招待者に対して欠席を了承した旨を示す文151、及びお祝い申し込み情報を提示するWebサイトにリンクするためのURLの表示152によって構成される。
これを提示された上記招待者は、希望する商品を選択し、希望する口数を申し込む。
当該画面は、図15に示すように、例えば、上記商品の表示161、当該画面提示までに申し込まれた商品ごとの申し込み口数162、当該画面の提示を受けた招待者が申し込み口数を入力する箇所163、入力内容の確認164、及び入力内容のキャンセル165より構成される。
なお、本実施例においては、上記招待者は祝電を申し込むことができ、更には、連名による祝電を申し込むことも可能であって、その場合には、二人目以降の祝電費用を一定ポイントとしてクライアントに贈与することができる。
当該画面は、図16に示すように、ポイント入力箇所171、単独で祝電をする場合にそのメッセージを入力する箇所172、連名による寄せ書き祝電をする場合にそのメッセージを入力する箇所173、上記ポイント入力と上記祝電入力によって入力者が申し込むこととなるポイントの合計を表示する箇所174、入力内容の確認175、及び入力内容のキャンセル176より構成される。
Claims (7)
- イベント招待者の出欠情報を確認するための処理を行う装置であって、
イベントを識別するためのイベント識別情報と、少なくとも各イベントの招待者を識別する招待者識別情報を含む招待者情報を関連付けて記憶する第一の記憶手段と、
上記招待者識別情報と、当該イベントに対する出席する意思表示を表す出席識別情報又は欠席する意思表示を表す欠席識別情報とを有してなり、所定の読取手段で読み取り可能な出欠識別情報を発行する発行手段と、
上記発行された出欠識別情報を上記招待者へ送付する葉書に印刷するために出力する出力手段と、
を有することを特徴とするイベント情報処理装置。 - 上記招待者からの返信葉書上に残されている上記出欠識別情報を読み取る読取手段と、
上記読み取った情報に含まれている招待者識別情報と、出席識別情報又は欠席識別情報のいずれかを抽出する抽出手段と、
上記第一の記憶手段を参照して、上記抽出した招待者識別情報に関連付けられている招待者情報を抽出し、抽出した招待者情報と上記出席識別情報又は欠席識別情報から招待者ごとの出欠状況情報を作成する作成手段と、
上記作成された招待者出欠状況情報を記憶する第二の記憶手段と、
を更に有する請求項1記載のイベント情報処理装置。 - イベント招待者が利用し、上記出欠識別情報を読み取り可能な招待者端末と通信可能に構成されており、
上記出欠識別情報には、更に上記招待者端末が読み取った出欠情報を送信する送信先情報が更に含まれており、
上記招待者端末が出欠情報を読み取り、送信してきた招待者識別情報及び、出席識別情報又は欠席識別情報を受信する受信手段と、
上記受信した情報に含まれている招待者識別情報と、出席識別情報又は欠席識別情報を抽出する抽出手段と、
上記第一の記憶手段を参照して、上記抽出した招待者識別情報に関連付けられている招待者情報を抽出し、抽出した招待者情報と上記出席識別情報又は欠席識別情報から招待者ごとの出欠状況情報を作成する作成手段と、
上記作成された招待者状況情報を記憶する第二の記憶手段と、
を更に有する請求項1記載のイベント情報処理装置。 - 招待者が利用する招待者端末と通信可能に構成され、
上記第2の記憶手段を参照して、招待者出欠状況情報が欠席となっている招待者を抽出し、当該招待者に対して、イベント主催者へのお祝い申込情報を送信する手段と、
を更に有する請求項2又は3記載のイベント情報処理装置。 - イベントを主催するイベント主催者端末、及び招待者が利用する招待者端末と通信可能に構成され、イベントの招待者の出欠情報を確認するための処理を行う装置であって、
イベントを識別するためのイベント識別情報と、少なくとも各イベントの招待者を識別する招待者識別情報を含む招待者情報を関連付けて記憶する第一の記憶手段と、
上記招待者識別情報と、当該イベントに対する出席する意思表示を表す出席識別情報又は欠席する意思表示を表す欠席識別情報とを有してなり、バーコードリーダで読み取り可能な出欠識別情報を発行する発行手段と、
上記発行された出欠識別情報の出席識別情報及び欠席識別情報を上記招待者へ送付する往復葉書の返信面上に、バーコードとして印刷するために出力する出力手段と、
上記招待者からの返信葉書上に残されている上記出欠識別情報を読み取る読取手段と、
上記読み取った情報に含まれている招待者識別情報と、出席識別情報又は欠席識別情報のいずれかを抽出する抽出手段と、
上記第一の記憶手段を参照して、上記抽出した招待者識別情報に関連付けられている招待者情報を抽出し、抽出した招待者情報と上記出席識別情報又は欠席識別情報から招待者ごとの出欠状況情報を作成する作成手段と、
上記作成された招待者出欠状況情報を記憶する第二の記憶手段と、
上記第二の記憶手段を参照して、出欠状況情報をイベント主催者端末に対して送信する手段と、
上記第二の記憶手段を参照して、招待者出欠状況情報が欠席となっている招待者を抽出し、当該招待者に対して、イベント主催者へのお祝い申込情報を送信する手段と、
上記お祝い申込情報を受信した招待者から、当該お祝い申込情報に対する返信を受信する手段と、
を有することを特徴とするイベント情報処理装置。 - イベント招待者の出欠情報を確認するための処理をイベント情報処理方法であって、
コンピュータが、
イベントを識別するためのイベント識別情報と、少なくとも各イベントの招待者を識別する招待者識別情報を含む招待者情報を関連付けて第一の記憶手段に記憶する処理と、
上記招待者識別情報と、当該イベントに対する出席する意思表示を表す出席識別情報又は欠席する意思表示を表す欠席識別情報とを有してなり、所定の読取手段で読み取り可能な出欠識別情報を発行する処理と、
上記発行された出欠識別情報を上記招待者へ送付する葉書に印刷するために出力する処理と、
を行うことを特徴とするイベント情報処理方法。 - コンピュータを、イベント招待者の出欠情報を確認する装置として機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに対して、
イベントを識別するためのイベント識別情報と、少なくとも各イベントの招待者を識別する招待者識別情報を含む招待者情報を関連付けて第一の記憶手段に記憶する処理と、
上記招待者識別情報と、当該イベントに対する出席する意思表示を表す出席識別情報又は欠席する意思表示を表す欠席識別情報とを有してなり、所定の読取手段で読み取り可能な出欠識別情報を発行する処理と、
上記発行された出欠識別情報を上記招待者へ送付する葉書に印刷するために出力する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
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