JP2003331073A - 冠婚葬祭サービス提供システムおよび冠婚葬祭サービス提供方法 - Google Patents

冠婚葬祭サービス提供システムおよび冠婚葬祭サービス提供方法

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JP2003331073A JP2002139159A JP2002139159A JP2003331073A JP 2003331073 A JP2003331073 A JP 2003331073A JP 2002139159 A JP2002139159 A JP 2002139159A JP 2002139159 A JP2002139159 A JP 2002139159A JP 2003331073 A JP2003331073 A JP 2003331073A
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audio
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Nozomi Saruhashi
望 猿橋
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/18Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast
    • H04N7/181Closed-circuit television [CCTV] systems, i.e. systems in which the video signal is not broadcast for receiving images from a plurality of remote sources

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会場出席者に各オンライン出席者を視認可能
とするとともに、各オンライン出席者に会場とともに他
のオンライン出席者を視認可能とし、各オンライン出席
者が会場に同席した場合と近似した環境で冠婚葬祭サー
ビスを提供する。 【解決手段】 Webサーバ20、メールサーバ22、
通信サーバ24、会場端末30、司会者端末40、受付
端末50、待合室端末60等がネットワーク接続され、
ルータ28を介してインターネット1に接続されてい
る。これに、テレビ電話機能を有するオンライン出席者
端末81、82、…を用いてアクセスすることによって
冠婚葬祭へのオンライン出席が可能となる。会場には、
ディスプレイ32とスピーカ34が設置され、各オンラ
イン出席者の映像音声が表示される。また、複数のカメ
ラ36とマイク38によって会場内の映像音声が収集さ
れ、各オンライン端末の映像音声と合成されて各オンラ
イン端末に配信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、結婚式や葬式等
の冠婚葬祭サービスを提供する方法あって、特に冠婚葬
祭の出席者が電話回線やインターネット等の通信回線を
介してオンラインで出席できるようにした冠婚葬祭サー
ビス提供システムおよび冠婚葬祭サービス提供方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、結婚式や葬式等の冠婚葬祭サービ
スを提供する場合に、出席者は開催場所に赴く必要があ
ったため、遠隔地にいる人や多忙のため移動時間の取れ
ない人は欠席せざるを得なかった。また、冠婚葬祭の会
場は事前に出席回答のあった人に合わせて確保されるた
め、当日都合が良くなっても急遽出席することはできな
かった。更に、著名人等を招待する場合には、当日の出
席が流動的となる場合が多く、会場の決定が困難となっ
たり、過剰な席の確保が必要となって無駄な費用を発生
する等の問題があった。
【0003】このような問題を解決するため、特開20
02−49711においてインターネットを利用してリ
アルタイムで式次第を閲覧できるようにしたサイバー式
場出席システムが開示されている。これは、冠婚葬祭の
会場にテレビカメラとマイクを備えたホストコンピュー
タを設置し、Webサーバを介して式次第の映像および
音声を主催者が指定したインターネット上のオンライン
端末に対してリアルタイムに送信するようにしたもの
で、遠隔地にいるオンライン出席者が式次第を閲覧でき
るようにするとともに、オンライン出席者からのメッセ
ージを会場で披露できるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のシステムでは、会場の映像と音声をオンライン出
席者に対して一方的に送信するだけであり、会場にいる
人から見れば、各オンライン出席者は文字や音声メッセ
ージが披露されたときに認識されるだけであり、普段は
各オンライン出席者を視認する手段がないので、式に一
緒に参加しているという感覚は得られない。また、各オ
ンライン出席者にとっても、単に会場の映像と音声を閲
覧できるだけであり、他のオンライン出席者を視認する
手段がないので、式に一緒に参加しているという感覚は
得られない。従って、多数のオンライン出席者が参加し
ていても、当該冠婚葬祭に多数の参加者が存在するとい
う実感は得られず、式場の雰囲気を盛り上げることは難
しいという問題があった。
【0005】それゆえに、本願発明の主たる目的は、冠
婚葬祭の会場出席者に各オンライン出席者を視認可能と
するとともに、各オンライン出席者に会場とともに他の
オンライン出席者を視認可能とし、各オンライン出席者
が会場に同席した場合と近似した環境で冠婚葬祭サービ
スを提供できるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の冠婚葬
祭サービス提供システムは、テレビ電話機能を有するオ
ンライン端末を使用して冠婚葬祭にオンラインで出席で
きるようにした冠婚葬祭サービス提供システムであっ
て、冠婚葬祭の会場の映像および音声を取得する会場映
像音声取得手段と、冠婚葬祭にオンラインで出席するオ
ンライン出席者の映像および音声を冠婚葬祭の会場に表
示する会場表示手段と、冠婚葬祭にオンラインで出席す
るオンライン出席者の出席を受付ける機能を有する出席
受付手段と、出席受付手段により出席を受付けた各オン
ライン出席者が使用する各オンライン端末をオンライン
出席者として接続する機能と、オンライン出席者として
接続された各オンライン端末から送信される各オンライ
ン出席者の映像および音声を受信する機能と、受信され
た各オンライン出席者の映像および音声を合成する第1
の合成機能と、第1の合成機能により合成された映像お
よび音声を会場表示手段に送信する機能と、会場映像音
声取得手段から送信される会場の映像および音声を受信
する機能と、受信された会場の映像および音声と受信さ
れた各オンライン出席者の映像および音声とを合成する
第2の合成機能と、第2の合成機能により合成された映
像および音声をオンライン出席者として接続された各オ
ンライン端末に配信する機能とを有する通信手段とを備
えたものである。これにより、出席の受付を済ませたオ
ンライン出席者が会場に接続すると、会場表示手段には
各オンライン出席者の映像および音声を合成した映像お
よび音声が表示され、各オンライン出席者のオンライン
端末には会場の映像および音声と各オンライン出席者の
映像および音声とを合成した映像および音声が表示され
るので、各オンライン出席者が会場に出席した場合と近
似した環境で冠婚葬祭サービスを提供することができ
る。
【0007】請求項2に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項1に記載の冠婚葬祭サービス提供シス
テムであって、冠婚葬祭をオンラインで傍聴する傍聴者
を受付ける傍聴者受付手段を備え、通信手段は傍聴者受
付手段により受付けた各傍聴者が使用する各オンライン
端末をオンライン傍聴者として接続する機能と、第2の
合成機能により合成された映像および音声をオンライン
傍聴者として接続された各オンライン端末に配信する機
能とを有するものである。これにより、傍聴の受付を済
ませたオンライン傍聴者が会場に接続すると、各オンラ
イン傍聴者のオンライン端末には会場の映像および音声
と各オンライン出席者の映像および音声とを合成した映
像および音声が表示されるので、より多くの人から祝福
または弔いを受けることのできる冠婚葬祭サービスを提
供できる。また、各傍聴者に対してオンライン端末から
祝電または弔電を受付ける機能を設けることで、より多
くの人からの祝福や弔いのメッセージを受けることがで
きる。また、各傍聴者に対してオンライン端末から祝儀
または香典を受付ける機能を設けることで、より多くの
人からの祝儀や香典を徴集することができる。
【0008】請求項3に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項1または請求項2に記載の冠婚葬祭サ
ービス提供システムであって、冠婚葬祭の会場出席者の
待合室にテレビ電話機能を有する待合室端末を備え、通
信手段は出席を受付けたオンライン出席者が使用するオ
ンライン端末を待合室端末と接続する機能と、待合室端
末と接続された各オンライン端末から送信される各待合
室接続者の映像および音声を受信する機能と、受信され
た各待合室接続者の映像および音声を合成する第3の合
成機能と、第3の合成機能により合成された映像および
音声を待合室端末に送信する機能と、待合室端末から送
信される待合室の映像および音声を受信する機能と、受
信された待合室の映像および音声と受信された各待合室
接続者の映像および音声とを合成する第4の合成機能
と、第4の合成機能により合成された映像および音声を
待合室端末と接続された各オンライン端末に配信する機
能とを有するものである。これにより、出席の受付を済
ませたオンライン出席者が待合室に接続すると、待合室
端末には各待合室接続者の映像および音声を合成した映
像および音声が表示され、各待合室接続者のオンライン
端末には待合室の映像および音声と各待合室接続者の映
像および音声とを合成した映像および音声が表示される
ので、各オンライン出席者は会場に入室するまでの時間
に待合室端末を介して待合室にいる会場出席者と対談し
たり、他の待合室接続者と対談でき、オンライン出席者
が会場に行った場合とより近似した環境で冠婚葬祭サー
ビスを提供することができる。
【0009】請求項4に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、テレビ電話機能を有するオンライン端末を使
用して冠婚葬祭にオンラインで出席できるようにした冠
婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭の会場
の映像および音声を取得する会場映像音声取得手段と、
冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者の映
像および音声を前記冠婚葬祭の会場に表示する会場表示
手段と、冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出
席者の出席を受付ける機能を有する出席受付手段と、出
席受付手段により出席を受付けた各オンライン出席者が
使用する各オンライン端末をオンライン出席者として接
続する機能と、オンライン出席者として接続された各オ
ンライン端末から送信される各オンライン出席者の映像
および音声を受信する機能と、受信された各オンライン
出席者の映像および音声を会場表示手段に送信する機能
と、会場映像音声取得手段から送信される会場の映像お
よび音声を受信する機能と、受信された会場の映像およ
び音声を接続された各オンライン端末に配信する機能
と、受信された各オンライン出席者の映像および音声を
オンライン出席者として接続された他のオンライン端末
に配信する機能とを有する通信手段を備え、会場表示手
段は通信手段から送信される映像および音声を合成する
第1の合成機能を有し、オンライン出席者として接続さ
れた各オンライン端末は通信手段から配信される会場の
映像および音声と、通信手段から配信される他のオンラ
イン出席者の映像および音声とを合成する第2の合成機
能を有するものである。これにより、出席の受付を済ま
せたオンライン出席者が会場に接続すると、会場表示手
段には各オンライン出席者の映像および音声を合成した
映像および音声が表示され、各オンライン出席者の端末
には会場の映像および音声と他のオンライン出席者の映
像および音声とを合成した映像および音声が表示される
ので、各オンライン出席者が会場に出席した場合と近似
した環境で冠婚葬祭サービスを提供することができる。
【0010】請求項5に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項4に記載の冠婚葬祭サービス提供シス
テムであって、冠婚葬祭をオンラインで傍聴する傍聴者
を受付ける傍聴者受付手段を備え、通信手段は傍聴者受
付手段により受付けた傍聴者が使用するオンライン端末
をオンライン傍聴者として接続する機能と、オンライン
傍聴者として接続された各オンライン端末に対してオン
ライン出席者が使用する各オンライン端末に配信される
映像および音声と同等の映像および音声を配信する機能
とを有するものである。これにより、冠婚葬祭の招待者
以外でも、会場の映像および音声と各オンライン出席者
の映像および音声をオンラインで傍聴できるので、より
多くの人に祝福または弔ってもらえる。また、傍聴者に
対してオンライン端末から祝電または弔電を受付ける機
能を設けることで、より多くの人からの祝福や弔いのメ
ッセージを受けることができる。また、傍聴者に対して
オンライン端末から祝儀または香典を受付ける機能を設
けることで、より多くの人からの祝儀や香典を徴集する
ことができる。
【0011】請求項6に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項4または請求項5に記載の冠婚葬祭サ
ービス提供システムであって、冠婚葬祭の会場出席者の
待合室にテレビ電話機能を有する待合室端末を備え、通
信手段は出席を受付けたオンライン出席者が使用するオ
ンライン端末を待合室端末と接続する機能と、待合室端
末と接続された各オンライン端末から送信される各待合
室接続者の映像および音声を受信する機能と、受信され
た各待合室接続者の映像および音声を待合室端末に送信
する機能と、待合室端末から送信された待合室の映像お
よび音声を受信する機能と、受信された待合室の映像お
よび音声を待合室端末と接続された各オンライン端末に
配信する機能と、受信された各待合室接続者の映像およ
び音声を待合室端末と接続された他のオンライン端末に
配信する機能とを有し、待合室端末は通信手段から送信
される各待合室接続者の映像および音声を合成する第3
の合成機能を有し、待合室端末と接続された各オンライ
ン端末は通信手段から配信される待合室の映像および音
声と通信手段から配信される各待合室接続者の映像およ
び音声とを合成する第4の合成機能を有するものであ
る。これにより、出席の受付を済ませたオンライン出席
者が待合室に接続すると、待合室端末には各待合室接続
者の映像および音声を合成した映像および音声が表示さ
れ、各待合室接続者のオンライン端末には待合室の映像
および音声と他の待合室接続者の映像および音声とを合
成した映像および音声が表示されるので、各オンライン
出席者は会場に入室するまでの時間に待合室端末を介し
て待合室にいる会場出席者と対談したり、他の待合室接
続者と対談でき、オンライン出席者が会場に行った場合
とより近似した環境で冠婚葬祭サービスを提供すること
ができる。
【0012】請求項7に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の
冠婚葬祭サービス提供システムであって、第1の合成機
能および第2の合成機能は会場に設けられた端末からの
指令に基づいて合成する映像および音声の構成配分を変
更する機能を有するものである。これにより、会場表示
手段により表示される各オンライン出席者の映像および
音声の構成配分や、各オンライン端末に表示される会場
の映像および音声と各オンライン出席者の映像および音
声の構成配分を会場に設けられた端末から変更できるの
で、例えば特定のオンライン出席者がスピーチや余興を
行う等の場合に当該オンライン出席者の映像および音声
を強調して表示することができ、各オンライン出席者が
会場に出席した場合とより近似した環境で冠婚葬祭サー
ビスを提供することができる。
【0013】請求項8に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の
冠婚葬祭サービス提供システムであって、会場映像音声
取得手段は会場の複数の映像および音声を取得する機能
と、会場に設けられた端末からの指令に基づいて取得さ
れた複数の映像および音声から特定の映像および音声を
選択して合成する機能とを有するものである。これによ
り、会場に設けた複数のカメラやマイクにより取得され
た映像および音声を状況に応じて選択したり合成したり
できるので、例えば会場出席者がスピーチまたは余興を
行う場合にスピーチや余興用のカメラやマイクによる映
像および音声を強調したり、冠婚葬祭の当事者が入場す
る等の場合に会場の入口付近に設けたカメラやマイクに
よる映像および音声を強調したりすることができ、各オ
ンライン出席者が会場に出席した場合とより近似した環
境で冠婚葬祭サービスを提供することができる。
【0014】請求項9に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムは、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の
冠婚葬祭サービス提供システムであって、オンライン端
末において出席者がポインティングデバイスにより指定
した配信画面上の位置を取得する機能と、取得された配
信画面上の位置から呼出先の端末を選択する機能と、呼
出先の端末に対して呼出画面を表示する機能とを有する
呼出手段を備え、通信手段は呼出画面に対して呼出先の
出席者が個別対談を受付けたときに個別対談を希望する
出席者が使用する端末と選択された呼出先の端末とを接
続する機能を有するものである。これにより、オンライ
ン出席者は冠婚葬祭の開催中に配信画面上でポインティ
ングデバイスを用いて個別対談したいオンライン出席者
を指定することで、いつでも個別に接続してテレビ対談
することができ、会場出席したときとより近似した環境
で冠婚葬祭に参加することができる。尚、会場にオンラ
イン端末と同等の機能を有する端末を備えることで、会
場出席者からオンライン出席者を呼出して、個別にテレ
ビ対談することもできる。
【0015】請求項10に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項9に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
ステムであって、呼出手段は取得された配信画面上の位
置が会場表示部である場合に会場の端末に対して取得さ
れた配信画面上の位置を表示した呼出画面を表示する機
能を有し、通信手段は呼出画面に対して指定された会場
出席者が個別対談を受付けたときに個別対談を希望する
出席者が使用する端末と当該会場の端末とを接続する機
能を有するものである。これにより、オンライン出席者
は冠婚葬祭の開催中に配信画面上でポインティングデバ
イスを用いて個別対談したい会場出席者を指定すること
で、会場に備えた端末を介して会場出席者を呼出して個
別にテレビ対談することができ、会場出席したときとよ
り近似した環境で冠婚葬祭に参加することができる。
【0016】請求項11に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項10のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭
の会場の受付に受付端末を備え、受付端末は冠婚葬祭の
会場出席者の出席を受付ける機能を有するものである。
これにより、会場において会場出席者の出席を受付ける
ことができ、会場出席者とオンライン出席者の出席受付
を混在して登録できるので、冠婚葬祭に出席するすべて
の出席者の出席動向等を一元的に把握できる。
【0017】請求項12に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項11に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、受付端末はテレビ電話機能を有し、
通信手段は各オンライン端末と受付端末とを接続する機
能を有するものである。これにより、各オンライン出席
者は自己のオンライン端末を受付端末に接続して受付担
当とテレビ対談できるので、会場の状況や出席者の出席
受付動向等を問合せたり、会場出席者を呼び出して対話
したりできる。また、受付担当や会場出席者は、受付端
末を特定のオンライン端末と接続して特定のオンライン
出席者と対話したり、伝言したり、緊急連絡したりでき
る。
【0018】請求項13に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項12のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受付
手段は冠婚葬祭に招待する招待者の個人情報を登録した
招待者テーブルを生成する機能と、招待者テーブルに登
録された招待者に対して招待者IDを発行する機能と、
招待者テーブルに登録された招待者に対して出欠回答を
受付けるWebページのURLと発行された招待者ID
とを記載した招待状を発行する機能と、発行された招待
状を受領した招待者が当該URLに当該招待者IDを使
用してアクセスしたときに招待者テーブルに登録された
招待者の個人情報を確認する機能と、入力された出欠回
答を招待者テーブルに登録する機能とを有するものであ
る。これにより、冠婚葬祭の主催者が招待者の個人情報
を招待者テーブルに登録するだけで、各招待者に固有の
招待者IDが発行され、出欠回答を受付けるWebペー
ジのURLと招待者IDを記載した招待状が自動的に発
行されるので、招待者は招待状に記載されたURLに招
待者IDを用いてアクセスすることで、個人情報の確認
と出欠回答の登録をオンライン端末から簡便に行うこと
ができる。尚、招待者IDには、各招待者に固有のパス
ワードを含めてもよい。これにより、各招待者は個人情
報を他人に知られることなく安心して出欠回答を登録で
きる。
【0019】請求項14に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項13に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、出席受付手段は招待者テーブルに登
録された招待者に対するスピーチまたは余興の依頼を登
録する機能と、スピーチまたは余興の依頼を登録した招
待者にスピーチまたは余興の依頼文を記載した招待状を
発行する機能と、スピーチまたは余興の依頼文が記載さ
れた招待状を受領した招待者のスピーチまたは余興の可
否回答を登録する機能とを有するものである。これによ
り、冠婚葬祭の主催者が招待者にスピーチまたは余興を
依頼する場合に、招待者テーブルにスピーチまたは余興
の依頼を登録するだけで、当該招待者に対する招待状に
スピーチまたは余興の依頼文が付加され、招待者の可否
回答が招待者テーブルに自動的に登録されるので、主催
者や司会者は招待者テーブルを見るだけで依頼の受諾状
況を知ることができ、受諾が得られなかった場合の対応
を迅速に取ることができる。
【0020】請求項15に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項13または請求項14に記載の冠婚
葬祭サービス提供システムであって、出席受付手段は冠
婚葬祭に出席する旨の回答を受付けた招待者が冠婚葬祭
の出席を受付けるWebページに当該招待者IDを使用
してアクセスしたときに当該出席者の出席を受付ける機
能を有するものである。これにより、冠婚葬祭に出席す
る旨の回答を受付けたオンライン出席者は、冠婚葬祭の
出席を受付けるWebページに招待者IDを用いてアク
セスすることで、冠婚葬祭の出席の受付をオンライン端
末から簡便に行うことができる。
【0021】請求項16に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項13ないし請求項15のいずれかに
記載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受
付手段は冠婚葬祭に出席する旨の回答を受付けた招待者
に出席受付案内を送信する機能と、出席受付案内に設け
られた出席受付のためのボタンが押されたときに当該招
待者の出席を受付ける機能とを有するものである。これ
により、冠婚葬祭に出席する旨の回答を受付けたオンラ
イン出席者には出席受付案内が送信されるので、冠婚葬
祭の出席受付が開始されたことを認識でき、受領した出
席受付案内に設けられた出席受付のためのボタンを押す
だけで、出席の受付をオンライン端末から簡便に登録で
きる。
【0022】請求項17に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項16のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受付
手段は各オンライン端末から送信される映像および音声
または画像を受信して出席者の記録として残す電子記帳
機能を有するものである。これにより、オンライン出席
者の映像および音声または画像を登録した電子記帳簿を
生成できるので、記帳簿に直接署名できないオンライン
出席者の冠婚葬祭への出席記念として貴重な記録を残す
ことができる。また、会場出席者についてもテレビ電話
機能を有する受付端末によって会場主席者の顔の映像お
よび音声または画像を取得できるので、会場出席者とオ
ンライン出席者を統一して電子記帳するようにしてもよ
い。尚、各オンライン端末から送信される映像および音
声または画像は、出席回答のあった招待者を登録した出
席者テーブルに貼り付け、出席者テーブルに設けられた
再生ボタンを押すことによって再生されるようにしても
よい。これにより、出席者の個人情報とともに記帳デー
タが記録された出席者テーブルが自動的に生成され、再
生ボタンを押すことで出席者の映像および音声または画
像が再生されるので、電子記帳簿として利用できる。
【0023】請求項18に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項17のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受付
手段は出席の受付時に祝儀または香典を受付ける機能と
受付けた祝儀または香典の金額を登録する機能と、登録
された祝儀または香典の金額に応じた引出物または粗供
養を選定する機能と、選定された引出物または粗供養を
配送する配送指示書を発行する機能とを有するものであ
る。これにより、出席者の祝儀または香典の金額に見合
った引出物または粗供養の品が選択されるので、冠婚葬
祭の採算性を確保することができる。また、選択された
引出物または粗供養は出席者に自動配送されるので、会
場出席者は引出物または粗供養を持ち帰ることが不要と
なり、主催者等はオンライン出席者に配送する手間を省
略できる。ここで、登録された祝儀または香典の金額に
応じた引出物または粗供養を選定する機能は、祝儀また
は香典に対するお返しの割合を設定するお返し割合設定
テーブルと、金額のランク別に引出物または粗供養の品
が登録された引出物/粗供養選定テーブルとを備え、登
録された祝儀または香典の金額からお返し割合設定テー
ブルに設定されたお返しの割合に基づいてお返しの金額
を演算する機能と、演算されたお返しの金額から引出物
/粗供養選定テーブルを参照して引出物または粗供養を
選定する機能を有するようにしてもよい。これにより、
あらかじめ祝儀または香典に対するお返しの割合をお返
し割合設定テーブルに設定しておくことで、戴いた祝儀
または香典の金額に対応した適切な引出物または粗供養
が自動選定される。尚、引出物/粗供養選定テーブル
は、ネット上で指定金額からお祝いの品や供物の品を選
定可能なサイトがあれば、それを活用してもよい。登録
された祝儀または香典の金額に応じた引出物または粗供
養を選定する機能は、必ずしも祝儀または香典の金額に
よって引出物や粗供養を変える必要はなく、例えば通夜
や葬儀の会葬御礼のように香典の有無や金額によらず一
定の商品を選定するように設定してもよい。配送指示書
を発行して自動配送する機能は、オンライン出席者に限
定して行ってもよく、会場出席者は希望者のみ行うよう
にしてもよい。引出物または粗供養は、複数の候補の品
物を画面表示して、出席者が選択できるようにしてもよ
い。これにより、出席者は希望の品を選択できるので、
同じ物を重複して受領したり不要なものを受領する等の
無駄を抑制できる。
【0024】請求項19に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項18のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受付
手段はオンライン出席者に対して料理の宅配サービスを
希望するか否かを問合せる機能と、問合せに対して料理
の宅配サービスを希望すると回答したオンライン出席者
の住所から料理の宅配業者を選択する機能と、選択され
た料理の宅配業者に料理の宅配サービスを希望すると回
答したオンライン出席者の住所と冠婚葬祭の開始時刻と
が記載された宅配注文書を配信する機能とを有するもの
である。これにより、オンライン出席者は希望により冠
婚葬祭の開始時刻に合せて料理の宅配サービスを受ける
ことができるので、会場出席者と同様に料理を戴きなが
ら冠婚葬祭にオンライン出席でき、会場出席した場合に
より近似した環境で冠婚葬祭サービスの提供を受けるこ
とができる。料理の宅配サービスを希望するか否かの問
合せは、出席受付時に行うようにしてもよいが、事前手
配が必要な場合は出欠回答時を含む冠婚葬祭の前日以前
に行うようにしてもよい。料理の宅配サービスは、所定
の金額以上の祝儀または香典を受付けた人に限定して行
うようにしてもよく、受付けている祝儀や香典の金額に
合せて料理のメニューを変更するようにしてもよい。こ
れにより、採算性を考慮した料理の宅配サービスが提供
できる。また、料理のメニューについてのオンライン出
席者の希望を聴取する機能を設けてもよい。これによ
り、オンライン出席者により満足感を与えることがで
き、宅配された料理が無駄になることを抑制できる。
【0025】請求項20に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項19のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受付
手段は出席を受付けた各オンライン出席者に冠婚葬祭の
会場への入室案内を送信する機能を有し、通信手段は入
室案内に設けられた会場入室のためのボタンが押された
ときに当該オンライン出席者のオンライン端末を接続す
る機能を有するものである。これにより、出席の受付を
済ませたオンライン出席者に対して会場への入室案内画
面を表示することで会場の準備が整ったことを知らせる
ことができ、入室案内画面を見たオンライン出席者は会
場入室のためのボタンを押すだけで、冠婚葬祭の会場に
簡便にオンライン出席できる。
【0026】請求項21に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項20のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭
の司会者が使用する司会者端末を備え、司会者端末は冠
婚葬祭の段取と司会者が発声する文例を記述した司会進
行タイムテーブルを表示する機能を有するものである。
これにより、司会者は冠婚葬祭の段取を記述した司会進
行テーブルを司会者端末で参照できるので、確実に司会
進行を進めることができ、進行手順の変更や時間調整が
必要な場合も的確に対応できる。また、司会進行テーブ
ルに司会者が発生する文例も表示されるので、熟練者で
なくても容易に司会進行を進めることができる。
【0027】請求項22に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項21に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、司会者端末は出席を受付けた出席者
の個人情報と出席状況とを表示する機能を有するもので
ある。これにより、司会者は出席者のプロフィールや出
席状況を何時でも司会者端末で確認できるので、出席者
の紹介を的確に行うことができる。また、例えばスピー
チや余興の予定者が未到着であることを察知して予定を
変更したり、時間が余ったために新たな出席者にスピー
チや余興を依頼する場合でも的確に対応できる。
【0028】請求項23に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項21または請求項22に記載の冠婚
葬祭サービス提供システムであって、司会者端末は出席
を受付けたオンライン出席者の接続予定時刻を表示する
機能を有するものである。これにより、司会者はオンラ
イン出席者の接続予定時間を司会者端末で把握できるの
で、冠婚葬祭の一部の時間だけ参加するオンライン出席
者が含まれていても的確に司会進行することができる。
【0029】請求項24に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項21ないし請求項23のいずれかに
記載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、司会者
端末は受付けた祝電または弔電が登録された祝電/弔電
登録テーブルを表示する機能と、表示された祝電/弔電
登録テーブルに設けられた再生のためのボタンが押され
たときに選択された祝電または弔電を再生して通信手段
に送信する機能とを有し、通信手段は司会者端末から送
信された祝電または弔電を受信する機能と、受信された
祝電または弔電を会場表示手段に送信する機能と、受信
された祝電または弔電を各オンライン端末に配信する機
能とを有するものである。これにより、受付けた祝電ま
たは弔電が登録された祝電/弔電登録テーブルが司会者
端末に表示されるので、司会者は登録された祝電または
弔電を適宜確認して披露することができる。また、司会
者端末に表示される祝電/弔電登録テーブルに設けられ
た再生のためのボタンを押すことで選択された祝電また
は弔電が再生されて会場表示手段に送信されるとともに
各オンライン端末に配信されるので、司会者は祝電/弔
電登録テーブルから特定の祝電または弔電をワンタッチ
で選択して会場出席者とオンライン出席者に披露でき
る。
【0030】請求項25に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項21ないし請求項24のいずれかに
記載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、出席受
付手段は出席を受付けた出席者にスピーチまたは余興の
指名可否を問合せる機能と、問合せたスピーチまたは余
興の指名可否の回答を登録する機能とを有し、司会者端
末は登録されたスピーチまたは余興の指名可否を表示す
る機能を有するものである。これにより、出席受付の際
に出席者にスピーチまたは余興の指名可否を自動的に確
認し、その結果が司会者端末に表示されるので、司会者
はスピーチまたは余興を指名できる出席者を簡便に検索
でき、スピーチまたは余興の予定者が急に都合が悪くな
ったり、時間が余った等の場合でも、柔軟に司会進行を
進めることができる。
【0031】請求項26に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項21ないし請求項25のいずれかに
記載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、司会者
端末はテレビ電話機能を有し、通信手段はオンライン端
末を司会者端末と接続する機能を有するものである。こ
れにより、各オンライン出席者は自己のオンライン端末
を司会者端末と接続して司会者とテレビ対談できるの
で、司会進行スケジュールを確認したり、飛入りのスピ
ーチや余興を申入れること等が可能である。また、司会
者も司会者端末を特定のオンライン端末と接続し、特定
のオンライン出席者に対してスピーチまたは余興の内容
を確認したり、時間調整を要請したり、飛入りのスピー
チまたは余興を依頼したりすること等が可能である。
【0032】請求項27に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項26のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭
の主催者が使用する主催者端末を備え、主催者端末はテ
レビ電話機能を有し、通信手段はオンライン端末を主催
者端末と接続する機能を有するものである。これによ
り、各オンライン出席者は自己のオンライン端末を主催
者端末に接続してテレビ対談できるので、主催者に対し
て個人的に祝辞や弔辞を述べること等が行える。また、
主催者も主催者端末を特定のオンライン端末に接続して
テレビ対談できるので、特定のオンライン出席者に対し
て個別にお礼を述べること等が行える。
【0033】請求項28に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項27のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、各オンラ
イン端末に配信される映像について会場に設けられた端
末から指定されたフレームの画像を記念写真として記録
する記念写真記録手段を備えたものである。各オンライ
ン端末に配信される映像には、会場の映像と各オンライ
ン出席者の映像の両方を含むので、会場出席者とオンラ
イン出席者とが一堂に会した記念写真を簡便に記録する
ことができる。また、記念写真記録手段には、会場映像
音声取得手段により取得された映像や各オンライン端末
から送信される映像について、会場に設けられた端末か
ら指定されたフレームの画像を記念写真として記録する
機能を設けてもよい。これにより、会場出席者の個別の
映像や各オンライン出席者の個別の映像も記念写真とし
て残すことができる。このように、特別な撮影装置を持
ち込むことなく、会場カメラや各オンライン端末のカメ
ラの映像を有効に使って、冠婚葬祭の様々な情景を記念
写真として残すことができる。
【0034】請求項29に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項28のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、各オンラ
イン端末に配信される映像および音声をビデオアルバム
として記録する機能と、記録されたビデオアルバムをオ
ンデマンドで配信する機能とを有するビデオアルバム記
録配信手段を備えたものである。各オンライン端末に配
信される映像および音声には、会場の映像および音声と
各オンライン出席者の映像および音声の両方を含むの
で、冠婚葬祭の情景を最もよく捉えた映像および音声が
ビデオアルバムとして自動的に記録され、オンデマンド
で配信を受けて閲覧できる。これにより、主催者や関係
者は当該ビデオアルバムを冠婚葬祭の記念データとして
利用でき、いつでも閲覧して感激を新たにすることがで
きる。また、開催済みの冠婚葬祭を検索して配信映像音
声を閲覧できるWebページを設けることで、より多く
の人から祝福や弔いを受けることができ、より多くの祝
電または弔電や祝儀または香典を収集することが可能と
なる。
【0035】請求項30に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、祝電または弔電を登録する祝電/弔電登録
テーブルを備え、祝電または弔電の申込みを受付ける機
能と、受付けた祝電または弔電の申込み者の個人情報を
祝電/弔電登録テーブルに登録する機能と、受付けた祝
電または弔電の内容を祝電/弔電登録テーブルに登録す
る機能とを有する祝電/弔電受付手段を備えた請求項1
ないし請求項29のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス
提供システムであって、テレビ電話機能を有するオンラ
イン端末から送信される映像および音声を受信して祝電
または弔電として登録する機能を有するものである。こ
れにより、テレビ電話機能を有するオンライン端末を使
用して、映像や音声を含むマルチメディアメッセージを
祝電や弔電として簡便に送ることができる。
【0036】請求項31に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項30に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、祝電/弔電受付手段は受付ける祝電
または弔電の内容を編集する機能を有するものである。
これにより、祝電や弔電を単に送るだけではなく、送信
した映像および音声または画像をオンラインで編集でき
るので、特別な設備や特別のソフトウェアを有しない端
末からでも簡便に効果的なマルティメディアメッセージ
を生成して祝電または弔電とすることができる。
【0037】請求項32に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項31のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、祝儀また
は香典を登録する祝儀/香典登録テーブルを備え、祝儀
または香典の申込みを受付ける機能と、受付けた祝儀ま
たは香典の申込み者の個人情報と支払方法と金額とを祝
儀/香典登録テーブルに登録する機能と、祝儀/香典登
録テーブルに登録された申込み者に対して祝儀/香典登
録テーブルに登録された支払方法で祝儀/香典登録テー
ブルに登録された金額の支払い請求処理を行う機能とを
有する祝儀/香典受付手段を備えたものである。これに
より、祝儀や香典をオンラインで自動的に受付け、集金
も自動化されるので、人手による集金作業を行う必要が
なく、人為的ミスを防止して、安全で確実に祝儀や香典
を集めることができる。
【0038】請求項33に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項32に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、祝儀/香典受付手段は祝儀または香
典の受付を拒否する人を登録した祝儀/香典受付拒否者
テーブルを備え、祝儀または香典の申込みを受付ける機
能は祝儀/香典受付拒否者テーブルを参照して祝儀また
は香典の申込みを拒否する機能を含むものである。これ
により、祝儀または香典を受けたくない人を祝儀/香典
受付拒否者テーブルに登録しておくことで、祝儀または
香典の申込みを自動的に拒否できるので、特別な事情を
考慮した祝儀または香典の受付を行うことができる。
【0039】請求項34に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項32または請求項33に記載の冠婚
葬祭サービス提供システムであって、祝儀/香典受付手
段は祝儀/香典登録テーブルに登録された申込み者に礼
状を配信する機能と、祝儀/香典登録テーブルに登録さ
れた金額に応じたお礼の品を選定する機能と、選定され
たお礼の品を祝儀/香典登録テーブルに登録された申込
み者に配送する配送指示書を出力する機能とを有するも
のである。これにより、祝電または香典を受けたとき
に、それに対して自動的に礼状が配信されるとともに、
祝儀または香典の金額に応じたお礼の品が選定されて自
動的に配送の手続がなされるので、人手による伝票発行
作業を行う必要がなく、送り洩れや品物の選定ミス等を
防止して、確実にお返しの処理ができる。ここで、祝儀
/香典登録テーブルに登録された金額に応じたお礼の品
を選定する機能は、祝儀または香典に対するお返しの割
合を設定するお返し割合設定テーブルと、金額のランク
別にお返しの品が登録されたお返し商品選定テーブルと
を備え、祝儀/香典登録テーブルに登録された祝儀また
は香典の金額からお返し割合設定テーブルに設定された
お返しの割合に基づいてお返しの金額を演算する機能
と、演算されたお返しの金額からお返し商品選定テーブ
ルを参照してお返しの品を選定する機能を有するように
してもよい。これにより、あらかじめ祝儀または香典に
対するお返しの割合をお返し割合登録テーブルに設定し
ておくことで、戴いた祝儀または香典の金額に対応した
適切なお返しの品が自動選定される。尚、お返し商品選
定テーブルは、ネット上で指定金額からお祝いの品や供
物の品を選定可能なサイトがあれば、それを活用しても
よい。祝儀/香典登録テーブルに登録された金額に応じ
た引出物または粗供養を選定する機能は、必ずしも祝儀
または香典の金額によってお返しの品を変える必要はな
く、例えば通夜や葬儀の会葬御礼のように香典の有無や
金額によらず一定の商品を選定するように設定してもよ
い。
【0040】請求項35に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項32ないし請求項34に記載の冠婚
葬祭サービス提供システムであって、祝儀/香典受付手
段は支払請求処理された金額を集計する機能と、集計さ
れた金額から冠婚葬祭の支払い処理を行う機能とを有す
るものである。これにより、受付けた祝儀または香典の
支払請求処理された金額を集計し、集計された金額から
冠婚葬祭の経費を支払い処理するようにしたので、冠婚
葬祭の収支を祝儀または香典を財源として一元管理でき
るようになり、予算管理を堅実に行うことができる。ま
た、集計された金額から冠婚葬祭の経費の支払いをした
残りの金額に応じたお礼の品を選定する機能を設けても
よい。これにより、冠婚葬祭の収支を祝儀または香典を
財源としてお礼の品に要する経費を含めて賄うことが可
能となり、経済的な冠婚葬祭を実現することができる。
【0041】請求項36に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項35のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭
で記録された映像および音声または画像を貼り付けた礼
状を生成する機能と、生成された礼状を冠婚葬祭に出席
した出席者に配信する機能とを有する礼状配信手段を備
えたものである。これにより、冠婚葬祭の出席者に礼状
が自動配信されるので、礼状の配送洩れ等の人為的ミス
を防止して、お世話になった人に礼を失するという事態
を回避できる。また、礼状には当日の映像や音声または
画像が添付されるので、礼状を受取った出席者も当日の
様子が思い起こされて感慨を新たにできる。尚、礼状に
添付する映像および音声または画像は、記念写真記録手
段により記録された画像を使用してもよく、ビデオアル
バム記録配信手段により記録された映像および音声をリ
ンクデータとして貼り付けるようにしてもよい。また、
かかる礼状の配信は、冠婚葬祭の出席者だけでなく、招
待者全員に適用してもよく、前述の祝電や弔電の発信者
や祝儀や香典の送り主への礼状に使用してもよい。
【0042】請求項37に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項1ないし請求項36のいずれかに記
載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、冠婚葬祭
に指名を受けて飛入りでオンライン出席することを受付
ける飛入り出席受付者を登録した飛入り出席受付者登録
テーブルを備え、飛入り出席受付者登録テーブルに登録
された登録者のスケジュールを確認する機能と、確認さ
れたスケジュールから冠婚葬祭に飛入り出席可能な登録
者を選定する機能と、選定された登録者に対して飛入り
出席依頼を発行する機能とを有する飛入り出席依頼手段
を備えるとともに、通信手段は飛入り出席依頼手段によ
り依頼された登録者が飛入り出席を受付けたときに飛入
り出席を受付けた登録者が使用するオンライン端末をオ
ンライン出席者として接続する機能を有するものであ
る。これにより、著名人やタレント等にようにスケジュ
ールの調整が難しいため招待しなかった人について、冠
婚葬祭の当日に飛入り出席受付者登録テーブルを参照し
て飛入り出席が可能であることが確認されたときに、飛
入り出席者としてオンライン出席してもらうことができ
る。また、例えば著名人やタレントの事務所にテレビ電
話機能を有するオンライン端末を設置し、飛入り出席を
受付ける時間を飛入り出席受付者登録テーブルに登録す
るようにすれば、冠婚葬祭を開催中の会場から飛入り出
席受付者登録テーブルを検索してスケジュールの空いて
いる著名人やタレントを見つけ出し、オンライン出席し
てもらうことができるようになる。尚、飛入り出席受付
者登録テーブルは、テレビ電話機能を有するオンライン
端末毎に設けても良いが、どこかのサイトに集中的に設
け、これに各オンライン端末から名称、所属、連絡先、
メールアドレス、出席受付時間等を登録するようにして
もよい。また、出席受付時間は、別途有するスケジュー
ル帳を参照して検索するようにしてもよい。
【0043】請求項38に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムは、請求項37に記載の冠婚葬祭サービス提供
システムであって、飛入り出席受付者登録テーブルは登
録者が冠婚葬祭に飛入り出席したときの謝礼金額を登録
でき、飛入り出席依頼手段により依頼された登録者が冠
婚葬祭に飛入り出席したときに飛入り出席受付者登録テ
ーブルに登録された謝礼金額の支払い処理を行う飛入り
出席者謝礼支払い処理手段を備えたものである。これに
より、冠婚葬祭に飛入り出席した著名人やタレント等
は、飛入り出席受付者登録テーブルに登録された謝礼を
自動的に受けとることができるようになるので、テレビ
電話機能を有するオンライン端末を利用して冠婚葬祭に
出演して出演料を受取る冠婚葬祭オンライン出演サービ
スを展開することが可能となる。
【0044】請求項39に記載の冠婚葬祭サービス提供
方法は、テレビ電話機能を有するオンライン端末を使用
して冠婚葬祭にオンラインで出席できるようにした冠婚
葬祭サービス提供方法であって、冠婚葬祭にオンライン
で出席するオンライン出席者の出席を受付けるステップ
と、出席を受付けた各オンライン出席者が使用する各オ
ンライン端末をオンライン出席者として接続するステッ
プと、オンライン出席者として接続された各オンライン
端末から送信される各オンライン出席者の映像および音
声を受信するステップと、受信された各オンライン出席
者の映像および音声を合成する第1合成ステップと、第
1合成ステップにより合成された映像および音声を冠婚
葬祭の会場に表示するステップと、冠婚葬祭の会場の映
像および音声を取得するステップと、取得された会場の
映像および音声と受信された各オンライン出席者の映像
および音声とを合成する第2合成ステップと、第2合成
ステップにより合成された映像および音声をオンライン
出席者として接続された各オンライン端末に配信するス
テップとを備えたものである。これにより、出席の受付
を済ませたオンライン出席者が会場に接続すると、会場
には各オンライン出席者の映像および音声を合成した映
像および音声が表示され、各オンライン出席者の端末に
は会場の映像および音声と各オンライン出席者の映像お
よび音声とを合成した映像および音声が表示されるの
で、各オンライン出席者が会場に出席した場合と近似し
た環境で冠婚葬祭サービスを提供することができる。
【0045】請求項40に記載の冠婚葬祭サービス提供
方法は、テレビ電話機能を有するオンライン端末を使用
して冠婚葬祭にオンラインで出席できるようにした冠婚
葬祭サービス提供方法であって、冠婚葬祭にオンライン
で出席するオンライン出席者の出席を受付けるステップ
と、出席を受付けた各オンライン出席者が使用する各オ
ンライン端末をオンライン出席者として接続するステッ
プと、オンライン出席者として接続された各オンライン
端末から送信される各オンライン出席者の映像および音
声を受信するステップと、受信された各オンライン出席
者の映像および音声を合成する第1合成ステップと、第
1合成ステップにより合成された映像および音声を冠婚
葬祭の会場に表示するステップと、冠婚葬祭の会場の映
像および音声を取得するステップと、取得された会場の
映像および音声をオンライン出席者として接続された各
オンライン端末に配信するステップと、受信された各オ
ンライン出席者の映像および音声をオンライン出席者と
して接続された他のオンライン端末に配信するステップ
とを備え、オンライン出席者として接続された各オンラ
イン端末は配信される会場の映像および音声と配信され
る他のオンライン出席者の映像および音声とを合成する
第2合成ステップを備えたものである。これにより、出
席の受付を済ませたオンライン出席者が会場に接続する
と、会場には各オンライン出席者の映像および音声を合
成した映像および音声が表示され、各オンライン出席者
の端末には会場の映像および音声と他のオンライン出席
者の映像および音声とを合成した映像および音声が表示
されるので、各オンライン出席者が会場に出席した場合
と近似した環境で冠婚葬祭サービスを提供することがで
きる。
【0046】尚、請求項2、請求項3、請求項5、請求
項6および請求項7ないし請求項38のいずれかに記載
の冠婚葬祭サービス提供システムの各手段または各機能
をステップとした冠婚葬祭サービス提供方法によって
も、上記各冠婚葬祭サービス提供システムの作用・効果
と同様の作用・効果を奏する。
【0047】本願発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0048】
【発明の実施の形態】図1は本願発明の冠婚葬祭サービ
ス提供システムの一実施形態を示すシステム構成図であ
る。図において、10は冠婚葬祭サービス提供システム
であり、インターネット1を介して冠婚葬祭にオンライ
ンで出席するオンライン出席者が使用するオンライン出
席者端末81、82、…や、冠婚葬祭をオンラインで傍
聴するオンライン傍聴者が使用するオンライン傍聴者端
末91、92、…等のサービスの提供を受けるオンライ
ン端末と接続されている。
【0049】冠婚葬祭サービス提供システム10は、サ
ービスの窓口となるWebサーバ20と、メールを配信
するためのメールサーバ22と、オンライン端末と会場
の端末とを接続して映像および音声による双方向の通信
機能を提供する通信サーバ24と、冠婚葬祭が行われる
会場に設置される会場端末30と、司会者が使用する司
会者端末40と、会場の受付に設置される受付端末50
と、待合室に設置される待合室端末60と、冠婚葬祭の
主催者が使用する主催者端末70とを備え、これらがネ
ットワーク26に接続され、ルータ28を介してインタ
ーネット1に接続されている。
【0050】Webサーバ20は、冠婚葬祭サービスを
提供するための窓口となるWWWサーバであり、オンラ
イン端末からWebブラウザを用いて所定のWebペー
ジにアクセスすることによって、以下に述べる各種のサ
ービスを受けることができる。尚、Webサーバは必ず
しもシステム内に備える必要はなく、例えばプロバイダ
が備える外部のWWWサーバを利用し、所定のWebペ
ージとCGIプログラム等をプロバイダのWWWサーバ
に登録することによって、所定の窓口機能を実行するよ
うに構成してもよい。
【0051】メールサーバ22は、オンライン端末に対
してメールを使用して出席受付案内や会場入室案内等の
通知を行う場合に使用するものである。メールサーバに
ついても必ずしもシステム内に備える必要はなく、例え
ばプロバイダ等が備える外部のメールサーバを利用し、
所定のメールの送受信をプロバイダのメールサーバに対
して依頼するプログラムを備えるようにしてもよい。
【0052】通信サーバ24は、オンライン端末と会場
の端末との間を接続して映像および音声による双方向の
通信機能を提供するもので、図2に示すような接続先テ
ーブルに設定された端末アドレスに基づいて多地点の端
末間を接続して、映像および音声による対談ができるよ
うにする。端末アドレスとは、ここでは各端末のIPア
ドレスを想定しているが、例えば端末が後述のようにI
SDNテレビ電話の場合は電話番号を指定する。図の接
続種別に示すように、接続先テーブルによる接続には、
会場端末とオンライン出席者端末およびオンライン傍聴
者端末との間を相互に接続する会場接続と、待合室端末
と待合室に接続している待合室接続者のオンライン端末
との間を相互に接続する待合室接続と、受付端末とオン
ライン出席者端末との間を接続する受付接続と、司会者
端末とオンライン出席者端末との間を接続する司会者接
続と、主催者端末とオンライン出席者端末との間を接続
する主催者接続と、その他指定された端末間で個別に接
続する個別接続とがあり、これらが必要な数だけ設定さ
れて、同時に複数の通信機能が実行される。尚、会場接
続には、設定された各オンライン端末に対して映像およ
び音声の双方向通信を行うオンライン出席者としての接
続と、設定されたオンライン端末に対して映像および音
声の配信のみを行うオンライン傍聴者としての接続とが
ある。
【0053】図3に、通信サーバ24の会場接続機能を
実現する機能構成の例を示す。図のように、各オンライ
ン出席者端末から送信された映像および音声は、ストリ
ーミング受信されてそれぞれ受信映像音声バッファ20
1、202、203、…に順次蓄積される。受信映像音
声バッファ201、202、203、…に蓄積された映
像および音声は、第1合成処理210で順次合成され、
合成された映像および音声が会場表示用映像音声バッフ
ァ212に順次蓄積される。会場表示用映像音声バッフ
ァ212に蓄積された映像および音声信号は、順次読み
出されて、会場端末30にストリーミング送信される。
ここで、第1合成処理210は、通常は各オンライン出
席者の映像および音声を均等に合成するが、オンライン
出席者選択合成情報aによって特定のオンライン出席者
の映像および音声を強調して合成する機能を備える。こ
れは、例えばオンライン出席者の1人がスピーチや余興
を行う場合に、そのオンライン出席者の映像を会場端末
で大きく表示するために使用される。
【0054】また、会場端末30で収集された会場の全
景、メインテーブル、スピーチ者、入口等の映像および
音声は、会場映像音声選択合成処理230において、会
場映像音声選択合成情報に特定の映像および音声が選択
され、2以上の映像および音声を選択したときはそれら
が合成される。会場映像音声選択合成処理230におい
て選択合成された会場の映像および音声は、受信映像音
声バッファ201、202、203、…に蓄積された映
像および音声とともに第2合成処理220で順次合成さ
れ、合成された映像および音声が配信用映像音声バッフ
ァ222に順次蓄積される。配信用映像音声バッファ2
22に蓄積された映像および音声信号は、順次読み出さ
れて、各オンライン出席者端末および各オンライン傍聴
者端末にストリーミング配信される。第2合成処理22
0も、第1合成処理210と同様に、通常は会場の映像
および音声に対して各オンライン出席者の映像および音
声を均等に合成するが、オンライン出席者選択合成情報
aによって選択されたオンライン出席者の映像および音
声を強調して合成する機能を備える。
【0055】尚、第1合成処理210や第2合成処理2
20において、オンライン出席者選択合成情報aによっ
て単に特定のオンライン出席者を指定し、指定されたオ
ンライン出席者の映像および音声のみを大きく表示する
ようにしてもよいが、オンライン出席者選択合成情報a
に合成する画面のサイズや音声の配分情報を含め、各オ
ンライン出席者の映像表示を指定された画面サイズで合
成したり、各オンライン出席者の音声出力を指定された
配分に合成するようにしてもよい。このようにすること
で、例えば複数のオンライン出席者が共同で余興を行っ
たりする場合にも対応でき、より柔軟性のあるサービス
を提供できる。また、各オンライン出席者の映像および
音声を合成する際に、あらかじめ指定した静止画像や動
画像、テロップ、音声、BGM等のマルチメディア情報
と組合せて合成するようにしてもよい。これにより、目
的に応じた様々なサービスを提供できるようになる。
【0056】また、会場映像音声選択合成処理230
は、通常は会場端末30で取得した映像および音声のう
ち、会場映像音声選択合成情報bによって選択された映
像および音声を選択して第2合成処理に供給するもので
あるが、複数の映像および音声を合成して第2合成処理
に供給する機能も備えている。これは、例えば会場出席
者がスピーチや余興を行う場合に、他の会場出席者の反
応を比較して見ることができるように、スピーチ者の映
像および音声と他の会場出席者の映像および音声とを組
合せて表示できるようにしたものである。この場合も、
第1合成処理210や第2合成処理220と同様に、会
場映像音声選択合成情報aに合成する画面のサイズや音
声の配分情報を含め、各会場映像を指定された画面サイ
ズで合成したり、各会場音声を指定された配分で合成す
るようにしてもよく、これにより更に柔軟性のあるサー
ビスを提供できる。また、会場映像音声の合成の際に、
あらかじめ指定した静止画像や動画像、音声、テロップ
等のマルチメディア情報と組合せて合成するようにして
もよく、これにより目的に応じた様々なサービスを提供
できるようになる。尚、会場映像音声選択合成処理23
0は、ここでは通信サーバ24の機能として説明した
が、会場端末30側にこの機能を設けるようにしてもよ
い。このようにすれば、会場端末30から通信サーバ2
4に対しては単一の映像および音声を送信すればよくな
るので、ネットワークの負担を軽減することができる。
【0057】会場端末30は、映像入力インターフェー
ス機能と音声入力インターフェース機能と会場ディスプ
レイインターフェースと会場スピーカインターフェース
とを備えたテレビ電話機能を有するパーソナルコンピュ
ータ等の処理装置30に、キーボード30bと、マウス
30cと、ディスプレイ30dとを備え、オンライン出
席者の映像および音声を表示する会場表示手段たる会場
ディスプレイ32および会場スピーカ34と、会場映像
音声取得手段たる会場カメラ36および会場マイク38
とが接続される。会場ディスプレイ32や会場スピーカ
には、第1合成処理210によって合成された各オンラ
イン出席者の映像および音声が表示される。会場カメラ
36や会場マイク38は、例えば会場全体の映像および
音声を捉える全景カメラ36a、全景マイク38aと、
メインテーブルや祭壇等の映像および音声を捉えるメイ
ンテーブルカメラ36a、メインテーブルマイク38b
と、スピーチや余興者の映像および音声を捉えるスピー
チカメラ36c、スピーチマイク38cと、会場入口付
近の映像および音声を捉える入口カメラ36d、入口マ
イク38d等を備え、これらによって取得された映像お
よび音声は前述の会場映像音声選択合成処理230によ
って適宜選択合成され、更に第2合成処理220によっ
て各オンライン出席者の映像および音声と合成されて、
各オンライン出席者端末81、82、…や各オンライン
傍聴者端末91、92、…にストリーミング配信され
る。前述の通信サーバ24のオンライン出席者端末選択
合成情報aや会場映像音声選択合成情報bは、会場運営
者が会場端末のディスプレイ30dに表示されるカメラ
・マイク選択画面(図示省略)に対してキーボード30
bやマウス30cを用いて設定することにより生成さ
れ、通信サーバ24に送信される。
【0058】会場ディスプレイ32は、通常は各オンラ
イン主席者の映像を合成して表示するが、会場出席者が
スピーチや余興をするときに、会場出席者の映像を大き
く表示する機能を設けてもよい。これにより、例えば会
場が広い等のために会場出席者がスピーチや余興を行う
会場出席者がよく見えない場合に、拡大表示する機能を
兼ねさせることができる。また、会場スピーカ34は、
通常は各オンライン出席者の音声を合成して出力する
が、これに会場のマイクの音を合成して出力する機能を
設けてもよい。これにより、会場スピーカは、会場での
PA機能を兼ねさせることができる。尚、会場ディスプ
レイ32や会場マイク34は、いずれの会場出席者から
も死角とならないように会場内に複数個備えるようにし
てもよいことは言うまでもない。
【0059】司会者端末40、受付端末50、待合室端
末60、主催者端末70は、いずれも映像入力インター
フェース機能と音声入力インターフェース機能とを備え
たテレビ電話機能を有するパーソナルコンピュータ等の
処理装置40a、50a、60a、70aに、キーボー
ド40b、50b、60b、70bと、マウス40c、
50c、60c、70cと、ディスプレイ40d、50
d、60d、70dとを備え、それぞれ司会者、受付担
当、待合室、主催者の映像を主として撮像するカメラ4
0f、50f、60f、70fと、それぞれ司会者、受
付担当、待合室、主催者の音声を収集するマイク40
g、50g、60g、70gとが接続される。
【0060】一方、冠婚葬祭にオンラインで出席するオ
ンライン出席者が使用するオンライン出席者端末81、
82、…は、会場の端末と同様に、映像入力インターフ
ェース機能と音声入力インターフェース機能とを備えた
テレビ電話機能を有するパーソナルコンピュータ等の処
理装置81a、82a、…と、キーボード81b、82
b、…と、マウス81c、82c、…と、ディスプレイ
81d、82d、…とを備え、オンライン出席者の映像
を主として撮像するカメラ81f、82f、…と、オン
ライン出席者の音声を収集するマイク81g、82g、
…とが接続される。
【0061】また、冠婚葬祭をオンラインで傍聴するオ
ンライン傍聴者が使用するオンライン傍聴者端末91、
92、…は、テレビ電話の受信機能を有するパーソナル
コンピュータ等の処理装置91a、92a、…と、キー
ボード91b、92b、…と、マウス91c、92c、
…と、ディスプレイ91d、92d、…とを備える。
尚、オンライン傍聴者端末91、92、…は、オンライ
ン出席者端末81、82、…と同様に、映像入力インタ
ーフェース機能と音声入力インターフェース機能とを備
えた処理装置を用い、カメラやマイクが接続されたテレ
ビ電話機能を有する端末を使用してもよいことは言うま
でもない。
【0062】テレビ電話機能を有する端末として、本実
施形態ではテレビ映像入力機能と音声入力機能とインタ
ーネット接続機能とを有するコンピュータを用い、We
bサーバ20にアクセスするためのWebブラウザに、
テレビ電話機能を提供するソフトをプラグインしたもの
を使用することを想定している。これは、Webサーバ
20が提供するサービスと通信サーバ24が提供する通
信サービスとを有機的に結合できるように考慮したもの
であるが、このような有機的結合を必要としない場合に
は、Webサーバ20にアクセスするためのWebブラ
ウザを備えた汎用のコンピュータと、汎用のテレビ電話
装置とを組合せた端末が使用でき、端末に特別なソフト
をインストールしなくてもサービスを提供することがで
きる。テレビ電話機能を提供するソフトとしては、例え
ばインターネットを介して通話相手と接続するITU−
TのH.323規格に準拠したインターネットテレビ電
話ソフトを用いることができる。この場合には、通信サ
ーバ24はH.323規格に準拠して呼制御機能、スト
リーミング制御機能、映像および音声の圧縮・伸張のた
めのコーデック等を備える必要があるが、これらはテレ
ビ会議システムのMCU(多地点接続装置)に用いられ
る技術と同様であるので、詳細な説明は省略する。尚、
テレビ電話機能を提供するソフトには、ISDNを介し
て通話相手と接続するITU−TのH.320規格に準
拠したISDNテレビ電話ソフトを使用してもよく、独
自のプロトコルに基づくテレビ電話ソフトを使用しても
よい。このような場合には、通信サーバ24はそれぞれ
の規格に応じた呼制御、ストリーミング制御、コーデッ
ク等を備える必要があるが、各端末と通信サーバの間に
プロトコル変換を行うゲートウェイを設けることによっ
て対応させてもよい。
【0063】以下、冠婚葬祭の1つである結婚披露宴を
例にとって、本願発明により実現される機能について説
明する。図4に、結婚披露宴会場に会場カメラ、会場マ
イク、会場ディスプレイ、会場スピーカを設置した例を
示す。図において、100は結婚披露宴会場であり、1
10は新郎新婦や媒酌人が着席するメインテーブル、1
20はスピーチまたは余興を行う場所、130は会場の
入口、140は司会者席、150は会場運営者席であ
る。32は会場ディスプレイであり、大型の専用画面に
より各オンライン出席者の映像が会場出席者に視認可能
なように表示される。また、34は会場スピーカであ
り、各オンライン出席者の音声が会場出席者に聴取可能
なように出力される。36aは全景カメラであり、会場
110の全体の映像を撮像する。38aは全景マイクで
あり、会場110の全体の音を集音する。36bはメイ
ンテーブルカメラであり、メインテーブル110での新
郎新婦や媒酌人の映像を撮像する。38bはメインテー
ブルマイクであり、メインテーブル110での会話を集
音する。36cはスピーチカメラであり、スピーチや余
興をする場所130の映像を撮像する。38cはスピー
チマイクであり、スピーチや余興の音声等を集音する。
36dは入口カメラであり、会場の入口140付近の映
像を撮像する。38dは入口マイクであり、会場の入口
140付近での音声等を集音する。司会者席140には
司会者端末40が設置され、開演中に司会者は司会者端
末40を操作して後述のような司会進行の便宜を図るこ
とができる。また、会場運営者席150には会場端末3
0が設置され、会場運営者が司会進行に応じて、会場に
表示する映像および音声や各オンライン出席者等に配信
する映像および音声の選択や会場ディスプレイ・会場ス
ピーカ・各オンライン出席者に配信する画面の表示スタ
イルの指示等を行う。
【0064】各オンライン出席者は、自己の端末からW
ebブラウザを用いてWebサーバ20にアクセスする
ことによりサービスの提供を受けることができ、各端末
には通信サーバ24の接続先テーブルの設定に従って映
像および音声が配信される。図5に、各オンライン出席
者に配信される画面の例を示す。図のように、会場端末
30からの映像が画面の上部に大きく表示され、その下
に各オンライン出席者の映像が小さく並んで表示され
る。このように、会場映像に対して各オンライン出席者
の映像を小さく合成することで、各オンライン出席者が
会場に同席しているような感覚を与えることができる。
【0065】各オンライン出席者の画面の下部には、W
ebサーバ20によって司会者接続ボタン、主催者接続
ボタン、会場退室ボタンが設けられている。各オンライ
ン出席者が画面上のこれらのボタンをクリックすること
により、司会者端末と接続して司会者とテレビ対談をし
たり、主催者端末と接続して主催者(新郎新婦の両親・
親族等)とテレビ対談したり、会場端末との接続を解除
したりすることができる。オンライン出席者が司会者接
続ボタンまたは主催者接続ボタンをクリックすると、W
ebサーバ20はそれぞれ司会者端末または主催者端末
に呼出画面(図示省略)を配信する。司会者または主催
者が呼出画面に設けられた受入ボタンをクリックするこ
とにより、通信サーバ24の接続先テーブルの司会者接
続または主催者接続に当該オンライン出席者の端末アド
レスが登録され、オンライン出席者と司会者または主催
者との間のテレビ対談が可能となる。司会者接続や主催
者接続を行ったときの表示画面は省略するが、会場接続
を一旦解除して通常のテレビ電話のように相手方の映像
のみを画面表示するようにしてもよいが、会場接続を維
持しながら相手方の映像をポップアップ画面により表示
することが好ましい。また、司会者接続や主催者接続を
行ったときの画面には終了ボタンが設けられ、これをク
リックすることにより通信サーバ24の接続先テーブル
の司会者接続または主催者接続から当該オンライン出席
者の端末アドレスが削除され、当該オンライン端末と司
会者端末または主催者端末との通信は終了する。オンラ
イン出席者が会場退室ボタンをクリックすると、通信サ
ーバ24の接続先テーブルの会場接続から当該オンライ
ン出席者の端末アドレスが削除され、これによって会場
端末と当該オンライン端末との通信は終了する。
【0066】また、オンライン端末から配信画面内の特
定の出席者をクリックすることで、出席者間で個別のテ
レビ対談を行うこともできる。これは、通信サーバ24
によって配信する配信画面を、Webサーバ20のWe
bページ内でクリッカブルマップとして表示することに
より実現できる。オンライン出席者が配信画面上の特定
のポイントを指定してクリックしたときに、Webサー
バ20はそのクリック位置から呼出先の端末を割出し、
呼出先の端末に呼出画面(図示省略)を配信する。呼出
先の端末において出席者が呼出画面内に設けられた受入
ボタンをクリックすることにより、通信サーバ24の接
続先テーブルの個別接続に呼出元の端末アドレスと受け
入れた呼出先の端末アドレスとが登録され、両出席者間
の個別のテレビ対談が可能となる。この場合において
も、前述の司会者接続や主催者接続と同様に、会場接続
を一旦解除して通常のテレビ電話のように相手方の映像
のみを画面表示するようにしてもよいが、会場接続を維
持しながら相手方の映像をポップアップ画面により表示
することが好ましい。また、個別接続を行ったときの画
面には終了ボタンが設けられ、これをクリックすること
により通信サーバ24の接続先テーブルの個別接続から
両出席者の端末アドレスが削除され、当該端末間の通信
は終了する。尚、会場の各テーブルにテレビ電話機能を
有するオンライン端末を設けておくことで、上記機能を
用いて会場出席者からオンライン出席者を呼出して個別
対談することもできる。また、オンライン出席者から会
場出席者を呼出すときは、オンライン出席者が配信画面
内の会場出席者の位置を指定してクリックすることによ
り、そのクリック位置に対応するテーブルの端末にクリ
ック位置を表示した呼出画面が表示される。これによ
り、当該テーブルの端末において呼出画面に表示された
クリック位置から呼出先の会場出席者を判断することが
でき、当該呼出先の会場出席者が呼出画面に設けられた
受入ボタンをクリックすることで、オンライン出席者と
呼出された会場出席者との間の個別のテレビ対談が可能
となる。
【0067】図6に、会場ディスプレイ32に表示され
る画面の例を示す。図のように、テーブルの周りに各オ
ンライン出席者の映像を配列した画面が表示され、これ
を会場出席者から見えるように配置することで、会場内
にあたかもオンライン出席者のテーブルがあるかのよう
な感覚を与えることができる。
【0068】図7に、会場出席者がスピーチを行ったと
きの各オンライン出席者に配信する画面の例を示す。図
のように、会場の全景映像に変えて、スピーチ者の映像
とメインテーブルの映像を合成した映像が表示される。
このように、スピーチ者とそのスピーチに対する新郎新
婦の反応を画面で見比べることができるようにすること
で、各オンライン出席者に対して実際に会場に出席した
ときに近似した感覚を与えることができる。図7の例で
は、図5の場合と同様に各オンライン出席者の映像を画
面の下部に小さく表示しているが、各オンライン出席者
の映像を必ずしも含める必要はなく、省略してもよい。
図7の例では、スピーチ者の映像にメインテーブルの映
像を並べて表示しているが、他の会場映像を並べて表示
するようにしてもよく、スピーチ者の映像のみを表示す
るようにしてもよい。また、図5の映像をそのまま維持
し、その上にスピーチ者の映像をポップアップ画面によ
り重ね合わせ表示するようにしてもよい。
【0069】オンライン出席者がスピーチをする場合の
オンライン出席者等への配信画面についての図は省略し
たが、例えば図7と同様に会場のメインテーブルと並べ
て表示するようにしてもよく、図5の画面にスピーチす
るオンライン出席者をポップアップ画面により重ね合わ
せ表示するようにしてもよい。また、オンライン出席者
がスピーチをする場合の会場ディスプレイの表示画面に
ついての図も省略したが、例えば単にスピーチするオン
ライン出席者のみを表示するようにしてもよく、図6の
画面にスピーチするオンライン出席者をポップアップ画
面により重ね合わせ表示するようにしてもよい。これら
のことは、会場端末30において前述のように会場運営
者が指定した画面の表示スタイルに基づいてオンライン
出席者選択合成情報aや会場映像音声選択合成情報bを
設定することにより実現できる。以上のように、上記実
施形態では、通信サーバ24はオンライン出席者選択合
成情報aや会場映像音声選択合成情報bを用いて映像お
よび音声の合成方法を変更可能なように構成されている
ので、オンライン出席者等へ配信映像や会場ディスプレ
イの表示映像を自由にアレンジすることができる。
【0070】次に、本願発明のオンライン端末を使用し
てオンラインで出席可能な結婚披露宴を開催する際の、
招待状の発行から開宴までの流れについて説明する。本
実施形態では、Webサーバ20に図8に示すような招
待者テーブルを備える。結婚披露宴の主催者(通常は新
郎新婦を含む両家の代表者や友人等)は、最初に招待者
を決定し、その個人情報を招待者テーブルに登録する。
個人情報には、例えば氏名、住所、電話番号、勤務先、
所属・役職名、メールアドレス、新郎新婦との関係等が
含まれる。また、登録した招待者のうち結婚披露宴当日
にスピーチまたは余興をお願いする人には、スピーチ・
余興の依頼マークを入れる。これにより、後述のように
招待状にスピーチまたは余興の依頼文が付加される。主
催者が、例えば主催者端末70からWebサーバの招待
者登録ページ(図示省略)にアクセスして招待者の個人
情報を入力すると、その個人情報は招待者テーブルに登
録され、登録された招待者にはそれぞれ固有のIDとパ
スワードが発行される。尚、IDは結婚披露宴の識別番
号に招待者の識別番号を組み合わせたもの等を発行すれ
ばよく、パスワードは乱数等を用いて発行すればよい。
また、スピーチまたは余興を依頼する招待者には、表示
された招待者テーブルのスピーチ・余興の依頼欄をクリ
ックする。
【0071】招待者テーブルに招待者の個人情報が登録
されると、この招待者テーブルに従って招待状が発行さ
れる。図9に発行される招待状の例を示す。図のよう
に、招待状には結婚披露宴に招待する旨の文面と結婚披
露宴の日時と場所が記載され、更に、結婚披露宴の出欠
回答を受付けるWebページのURLと各招待者固有の
IDおよびパスワードが記載される。尚、招待状の発行
は、招待者テーブルに登録されたメールアドレスに、図
9のような内容を記載した招待状メール自動発行するこ
とを想定しているが、招待者テーブルに登録された住所
を宛名書きとしたダイレクトメールを自動印刷するよう
にしてもよい。
【0072】招待状を受取った招待者が、自己のオンラ
イン端末から招待状に記載されたURLにアクセスする
と、図10に示すようなメニュー画面が表示される。メ
ニュー画面には、結婚披露宴の受付であることと、結婚
披露宴の日時と場所等が記載され、出欠回答の受付ボタ
ン、祝電の受付ボタン、祝儀の受付ボタン、出席の受付
ボタン、傍聴の受付ボタン等が設けられている。尚、出
席の受付や傍聴の受付は、結婚披露宴の当日の受付開始
後に受付けるもので、それまでは表示されない。ここ
で、招待者が出欠回答の受付ボタンをクリックすると、
図11のような画面が表示され、招待状に記載されたI
Dとパスワードを入力してログインボタンをクリックす
ることで、結婚披露宴の出欠回答が受付けられる。
【0073】図12に、結婚披露宴出欠回答受付ページ
の例を示す。出欠回答受付ページでは、最初に個人情報
を表示して確認を促す。個人情報は、ログイン時に入力
された招待者IDに基づいて招待者テーブルから当該招
待者の情報を抽出して表示する。これにより、招待者は
その内容に誤りがあった場合にのみ、訂正入力すればよ
い。次に、出欠回答を入力するよう促す。出席には会場
への「来場」の他に、テレビ電話機能を有するオンライ
ン端末を使用して出席する「オンライン出席」が選択で
き、オンライン出席の場合には接続予定時間を入力する
よう促す。これにより、オンライン出席者が結婚披露宴
に部分参加する場合に、受付や司会者にその予定を知ら
せることができる。尚、ここで欠席を選んだ場合でも、
会場出席への変更は会場予約の都合があるので困難であ
るが、オンライン出席への変更は通信サーバやネットワ
ークの容量に余裕がある限りいつでも受付けることがで
きる。
【0074】次に、主催者へのメッセージを入力するよ
う促す。これは、主として欠席の回答をした招待者から
メッセージをもらうことを目的とするが、出席の回答を
した招待者も含めて招待者テーブルに招待者全員のメッ
セージを残すようにしてもよい。ここで、後述の出席者
による電子記帳のように、テレビ電話機能を有するオン
ライン端末からの映像および音声または画像を受信して
マルチメディアメッセージとして記録するようにしても
よい。また、スピーチ・余興の依頼欄にマークが入って
いる招待者への招待状については、結婚披露宴において
スピーチまたは余興を依頼する旨のメッセージが付加さ
れ、それに対する可・不可の回答を入力するよう促す。
そして、最後に送信ボタンがクリックされると、入力さ
れた情報がWebサーバ20に返され、その情報が招待
者テーブルに登録される。このような機能は、例えばW
ebサーバに登録するCGIプログラムによって行うこ
とができる。尚、上記実施形態では、Webページを用
いて招待者から出欠回答を得るものとして説明したが、
メールで出欠回答を得て、その回答内容を招待者テーブ
ルに登録するようにしてもよい。
【0075】招待者テーブルへの回答が集まると、出席
の回答をした招待者(会場出席とオンライン出席の双方
を含む)を登録した出席者テーブルが自動生成される。
図13に出席者テーブルの例を示す。ここで、個人情報
は招待者テーブルを参照すれば詳細は確認可能であるこ
とから、氏名、勤務先、所属・役職名、新郎新婦との関
係等の司会者や受付等に必要な最小限のものを記録する
ようにしているが、招待者テーブルと同等のものとして
もよい。また、出席受付の出席区分欄は「来場」または
「オンライン」のいずれかにマークが入り、「オンライ
ン」の場合は接続予定時間が付記される。また、スピー
チ・余興の依頼欄はスピーチまたは余興を依頼した招待
者のうち可の回答をした招待者についてマークが入る。
尚、出席者テーブルのスピーチ・余興の指名可・不可、
引出物選択、料理宅配、記帳データの欄は、後述の出席
受付時に設定される。
【0076】結婚披露宴の受付が開始され、出席回答を
した招待者が図10のメニュー画面から出席受付ボタン
をクリックすると、図14のような画面が表示される。
ここで、出欠回答と同様に招待者IDとパスワードを入
力してログインボタンをクリックすると、結婚披露宴の
受付が開始される。
【0077】図15に、結婚披露宴の出席受付処理画面
の例を示す。図のように、最初に出席者の個人情報を表
示して確認を促す。個人情報は、出欠回答の場合と同様
に、ログイン時に入力された招待者IDに基づいて招待
者テーブルから抽出して表示し、記載の誤りがある場合
には訂正するよう促す。
【0078】次に、出席者が希望する引出物の選択につ
いて入力するよう促す。これは、出席者によってほしい
ものが異なることや、他の結婚披露宴の引出物と重複す
る場合があることを考慮したものである。図のように、
選択可能な商品画像等を表示し、出席者が希望する商品
を選択できるようにした。尚、商品画像をクリックする
と更に詳しい商品情報を参照することができる。ここ
で、選択の対象となる商品は、出席者から受けた祝儀の
金額によって変更するようにしてもよい。その場合は、
祝儀の金額ランク別に選定した商品の名称と画像・詳細
説明のWebページ等を登録した引出物選定テーブルを
設け、祝儀受付によって当該出席者から祝儀を受付けて
いる否かを検索し、祝儀を受付けている場合は、当該引
出物選定テーブルから祝儀金額に対応する商品を抽出し
て、前述の出席受付画面に表示して出席者に選択させ
る。尚、通夜や葬儀の会葬御礼のように、祝儀の金額に
よらず一定の商品とする場合もあるので、目的によって
使分ける機能を設けるようにしてもよい。
【0079】次に、スピーチまたは余興の指名可否につ
いて入力するよう促す。これは、披露宴の進行状況によ
っては、あらかじめスピーチ・余興を依頼した出席者以
外の出席者にその場でスピーチや余興を依頼する必要が
生ずる場合があるため、事前に出席者に指名可否を確認
しておくものである。
【0080】次に、出席者に記帳登録を促す。オンライ
ン出席者は会場出席者のように記帳簿に直接署名するこ
とができないので、これに代えてビデオ登録、画像登
録、メッセージ登録等の電子記帳を行えるようにした。
例えば、ビデオ登録をクリックすると、ビデオ登録画面
(図示省略)が現れ、オンライン出席者の操作によって
端末のカメラとマイクから取得されたオンライン出席者
の映像および音声が記録される。また、画像登録をクリ
ックすると、画像登録画面(図示省略)が現れ、オンラ
イン出席者の操作によって端末のカメラから取得された
出席者の静止画像または指定された画像ファイルが記録
される。また、メッセージ入力をクリックすると文字入
力画面(図示省略)が現れ、出席者が入力した文字メッ
セージが記録される。尚、ビデオや画像について後述の
祝電受付と同様に編集機能を設けるようにしてもよい。
このような処理は、オンライン出席者の端末に専用プロ
グラムをあらかじめインストールしておくことで実現で
きるが、本サービスの使用時にダウンロードするように
してもよい。また、通信サーバ24を経由して端末の映
像および音声をWebサーバ20に送信し、Webサー
バにおいて受信された映像および音声をCGIによって
編集加工するようにしてもよい。その他に、例えばIT
U−TのT.120規格のデータ会議機能を用いて、端
末の映像および音声や画像ファイルを通信サーバ24経
由でWebサーバ20に取込んで編集加工するようにし
てもよい。
【0081】次に、オンライン出席者に対して、料理の
宅配サービスを希望するか否かを問い合わせる。一般
に、冠婚葬祭では会場に食事が用意され、会場出席者は
食事をしながら歓談することになるが、オンライン出席
者は端末の前で配信画面を見ているだけのため、どうし
ても会場出席者とペースが合わないという問題が生ず
る。そこで、各地域の料理宅配業者と提携し、料理の宅
配を希望するオンライン出席者に披露宴の開始時間に合
せて料理を配達するサービスを受付けるようにした。オ
ンライン出席者への料理の宅配サービスは、一定金額以
上の祝儀を申込んだ人に限定してもよい。その場合は、
後述の祝儀登録テーブルから当該オンライン出席者の祝
儀受付の有無と祝儀金額を検索し、一定金額以上の祝儀
を受付けている場合にのみ、上記出席受付処理画面にお
いて料理の宅配サービスを希望するか否かの問合せを出
す。尚、料理の宅配サービスを希望するか否かの問合せ
は、ここでは出席受付時に行ったが、料理によっては事
前注文が必要な場合があるので、出欠回答時に問合せる
ようにしてもよい。また、前述のように料理の宅配サー
ビスを一定金額以上の祝儀を申込んだ人に限定する場合
は、一定金額以上の祝儀の申込みを受付けたときに問合
せるようにしてもよい。
【0082】そして、最後に送信ボタンがクリックされ
ると、入力された情報が出席者テーブルに登録される。
出席者の個人情報に修正があった場合は、出席者テーブ
ルとともに招待者テーブルについても修正される。ま
た、スピーチ・余興の指名可否情報や引出物情報は、図
13の出席者テーブルの該当欄にマーク表示される。ま
た、電子記帳データは図13の出席者テーブルにリンク
データとして貼り付けられ、記帳データ欄の再生ボタン
をクリックすることによって、記録されたデータの種別
に応じて再生方式が選択されて、記録データが画面上に
再生される。
【0083】出席受付において料理の宅配希望があった
ときは、料理宅配業者に料理の宅配注文を発信する。こ
のため、料理宅配業者のサービスエリアとメールアドレ
スを登録した料理宅配業者登録テーブルを設け、料理の
宅配サービスを希望すると登録したオンライン出席者の
住所から料理宅配業者登録テーブルを参照して料理宅配
業者を選択し、選択された料理宅配業者に対して当該オ
ンライン出席者の住所と披露宴の開始時間と料理の内容
とを記載した料理宅配注文書をメール配信する。料理宅
配業者のサービスエリアは、サービス可能なエリアの郵
便番号を登録しておくようにしてもよく、地図上にサー
ビス可能なエリアの境界線を登録し、オンライン出席者
の住所から地図上の位置を割り出して選択するようにし
てもよい。尚、オンライン出席者に宅配する料理は、あ
らかじめ料理宅配業者に指定した固定メニューとし、注
文書には料理の内容の記載を省略してもよく、複数のメ
ニューの中から出席受付時にオンライン出席者の希望を
聴取し、その結果を注文書に記載するようにしてもよ
い。また、後述の祝儀登録テーブルから当該オンライン
出席者の祝儀受付の有無と金額を検索し、登録されてい
る祝儀金額に応じてメニューを選定し、選定されたメニ
ューを注文書に記載するようにしてもよい。
【0084】上記結婚披露宴の出席受付は、オンライン
出席者については各オンライン出席者端末から行われ、
会場出席者については会場の受付端末から行われること
を想定している。従って、会場の受付を無人化して出席
者自身が受付端末を操作するようにしてもよいが、会場
出席者の中にはパーソナルコンピュータ等の操作が困難
な場合も考えられるので、そのような場合は受付担当者
を置いて本人に代わって入力することが好ましい。この
ように、受付担当者を置くことで、オンライン出席者は
受付端末を呼び出して受付担当者とテレビ対談すること
ができ、会場の出席状況を確認したり、緊急要件を伝達
したりできる。また、オンライン出席者が会場出席者と
対談したい場合は、受付担当者に会場出席者を呼び出し
てもらって受付端末を使用してテレビ対談することもで
きる。
【0085】図16に出席の受付を完了したときの画面
表示の例を示す。図のように、出席を受付たことが告げ
られ、待合室への入室が勧められる。出席受付完了画面
には、現在の出席受付者が会場出席者とオンライン出席
者とに区分して表示される。各出席受付者には呼出ボタ
ンが設けられ、オンライン出席者が他のオンライン出席
者の呼出ボタンをクリックすると、Webサーバ20に
よって相手方の端末に呼出画面(図示省略)が表示され
る。相手方が呼出画面に設けられた受入ボタンをクリッ
クすることで、通信サーバ24の接続先テーブルの個別
接続に呼出元のオンライン出席者の端末アドレスと呼出
先のオンライン出席者の端末アドレスが登録され、当該
オンライン出席者間のテレビ対談が可能となる。また、
オンライン出席者が会場出席者の呼出ボタンをクリック
すると、Webサーバ20経由で受付端末に会場出席者
の呼出画面(図示省略)が表示され、受付担当者が当該
会場出席者を呼出して対談可能となったときに呼出画面
に設けられた受入ボタンをクリックすることで、通信サ
ーバ24の接続先テーブルの受付接続に呼出元のオンラ
イン出席者の端末アドレスが登録され、当該オンライン
出席者と受付端末に呼出された会場出席者との間のテレ
ビ対談が可能となる。出席受付完了画面には、受付接続
ボタン、司会者接続ボタン、主催者接続ボタンが設けら
れており、オンライン出席者がこれらのボタンをクリッ
クすることにより、既に説明したように当該オンライン
出席者の端末がそれぞれ受付端末、司会者端末、主催者
端末と接続され、当該オンライン出席者はそれぞれ受付
担当、司会者、主催者との間でテレビ対談できる。
【0086】出席受付完了画面には、待合室入室ボタン
が設けられ、オンライン出席者がこのボタンをクリック
することにより、通信サーバ24の接続先テーブルの待
合室接続に当該オンライン出席者の端末アドレスが登録
され、待合室にいる会場出席者および既に待合室に接続
しているオンライン出席者との間のテレビ対談が可能と
なる。また、出席受付完了画面には会場入室ボタンが設
けられ、オンライン出席者はこのボタンをクリックする
ことにより、通信サーバ24の接続先テーブルの会場接
続に自己の端末アドレスが登録され、結婚披露宴にオン
ライン出席できるが、開宴前には会場入室ボタンは表示
されない。
【0087】図17に、通信サーバ24の待合室接続機
能を実現する機能構成の例を示す。図のように、各待合
室接続者端末より送信されてきた映像および音声は、ス
トリーミング受信されてそれぞれ受信映像音声バッファ
251、252、253、…に順次蓄積される。受信映
像音声バッファ251、252、253、…に蓄積され
た映像および音声は、第3合成処理260で順次合成さ
れ、合成された映像および音声が待合室端末用映像音声
バッファ262に順次蓄積される。待合室端末用映像音
声バッファ262に蓄積された映像および音声信号は、
順次読み出されて、待合室端末60にストリーミング送
信される。また、待合室端末より送信されてきた映像お
よび音声は、ストリーミング受信されて待合室映像音声
バッファ280に順次蓄積される。待合室映像音声バッ
ファ280に蓄積された映像および音声は、受信映像音
声バッファ201、202、203、…に蓄積された映
像および音声とともに第4合成処理270で順次合成さ
れ、合成された映像および音声が配信用映像音声バッフ
ァ272に順次蓄積される。配信用映像音声バッファ2
72に蓄積された映像および音声信号は、順次読み出さ
れて各待合室接続者端末にストリーミング配信される。
【0088】図18に、このような待合室接続機能によ
る配信画面の例を示す。図のように、上部に待合室の映
像が表示され、その下に待合室接続者の映像が並んで表
示される。一方、待合室端末に表示される画面について
は省略するが、待合室接続者の映像が並んで表示され
る。上記第3合成処理や第4合成処理では、各待合室の
映像および音声を一定の条件で合成するものとして選択
合成情報の入力は設けていないが、前述の第1合成処理
や第2合成処理のように外部からの情報で画面の合成方
法を変更したり、表示スタイルを変更する機能を設けて
もよい。例えば、待合室端末からの操作で特定の待合室
接続者の映像を大きく表示したり、各待合室接続者から
の音声レベルを検出して、現在発言中の人を大きく表示
したり、画面の色を変えたりする機能を設けてもよい。
【0089】待合室接続者の画面には、Webサーバ2
0によって受付接続ボタン、司会者接続ボタン、主催者
接続ボタンが設けられ、待合室接続者はこれらのボタン
をクリックすることにより、前述の場合と同様に、それ
ぞれ受付端末、司会者端末、主催者端末と接続され、そ
れぞれ受付担当者、司会者、主催者とテレビ対談するこ
とができる。また、待合室接続者の画面には待合室退出
ボタンが設けられ、これをクリックすることによって、
通信サーバ24の接続先テーブルの待合室接続から当該
オンライン出席者の端末アドレスが削除され、これによ
って当該待合室接続者は待合室から退出できる。また、
会場の準備が整うと、待合室接続者の画面には会場入室
ボタンが現れ、待合室接続者がこれをクリックすること
によって、通信サーバ24の接続先テーブルの待合室接
続から当該オンライン出席者の端末アドレスが削除さ
れ、会場接続に登録される。これによって、当該オンラ
イン出席者は待合室から退出して会場に入室することが
できる。
【0090】会場の受入準備が完了したとき、ログイン
中のオンライン出席者にはポップアップ画面により会場
の準備が整って入室可能となったことを知らせる。これ
は、例えば、会場運営者が会場端末30からWebサー
バ20に対して図19のような会場入室案内画面を各ロ
グイン中のオンライン出席者端末に表示するよう要請す
ることにより行う。この入室案内画面には会場入室ボタ
ンが設けられており、ログイン中のオンライン出席者が
この会場入室ボタンをクリックすることにより、通信サ
ーバ24の接続先テーブルの会場接続に当該オンライン
出席者の端末アドレスが登録され、会場端末との接続が
確立される。尚、出席の受付を済ませたオンライン出席
者がログアウトした場合は、そのことを記録しておき、
上記会場入室案内画面をHTML形式のメールにて当該
オンライン出席者に配信することにより、会場入室を促
す。
【0091】上記実施形態では、結婚披露宴の受付が開
始されたときに、各出席者は出席受付ログイン画面にお
いて自主的に招待者IDやパスワードを入力することに
よって出席を受付けるとして説明したが、オンライン出
席者に図20に示すような出席の受付を促す出席受付案
内メールを配信し、これに応答することで出席を受付け
るようにしてもよい。このように、出席受付案内メール
を配信することでオンライン出席者は出席の受付が開始
されたことを知ることができる。また、出席受付案内メ
ールには、出席受付ボタンが設けられており、オンライ
ン出席者はこれをクリックすることで、ログイン操作を
することなく出席の受付を済ませることができる。ま
た、出席受付案内メールには、受付接続ボタン、司会者
接続ボタン、主催者接続ボタンが設けられており、オン
ライン出席者はこれらのボタンをクリックすることで、
ログイン操作をすることなく自己のオンライン端末をそ
れぞれ受付端末、司会者端末、主催者端末と接続してテ
レビ対談できる。このような、出席受付ボタンや各種接
続ボタン付のメールは、HTML形式のメールを使用す
ることにより実現できる。
【0092】次に、結婚披露宴の司会進行について説明
する。図21に、司会者端末に表示される司会進行テー
ブルの例を示す。図のように、司会進行テーブルにはプ
ログラムの予定時間、予定時刻が表示され、司会者はこ
れを司会者端末で確認しながら司会進行を進めること
で、時間管理を的確に行うことができる。また、司会進
行テーブルにはスピーチや余興の依頼者の名前が表示さ
れ、依頼区分(スピーチまたは余興)、出席区分(会場
出席またはオンライン出席)、出席受付状況が一覧表で
提示される。尚、オンライン出席者の場合には部分参加
の場合があるので、出席区分のオンライン出席者は接続
予定時刻を付記するようにした。これにより、司会者は
スピーチや余興の依頼者が出席しているか否かや、接続
を完了しているか否かを容易に把握して、必要に応じて
代役を立てたり順序を変更したりすることができ、的確
にプログラムの進行を図ることができる。更に、司会進
行テーブルには、各プログラムの進行に応じた司会者の
発声文例が表示されるので、司会の経験の浅い人でも、
これを読み上げることで滞りなく司会進行を進めること
ができる。尚、上記司会進行テーブルは、司会者端末か
ら編集することができるように、追加、削除、変更ボタ
ンが設けられているので、予定の変更が生じた場合に
は、その場で修正することで、紹介の洩れや重複等のミ
スを防止できる。
【0093】司会者端末には、前述の出席者テーブルを
呼出して表示することができ、司会者は出席者のプロフ
ィールを参照して司会進行に反映することができる。ま
た、出席者テーブルには各出席者からのスピーチまたは
余興の指名可否の回答が登録されているので、これを参
照してスピーチまたは余興の指名者が急遽欠席したとき
の代役を立てたり、時間が余ったときに適宜スピーチま
たは余興を追加指名したりすることができる。
【0094】次に、記念写真記録機能について述べる。
披露宴の開催中、会場出席者の映像は会場カメラによ
り、各オンライン出席者の映像は各オンライン端末のテ
レビカメラにより捉えられているので、これを利用して
出席者全員が一堂に会した記念写真をとることができ
る。例えば、会場運営者または司会者の音頭で、いずれ
かの会場カメラの前に新郎新婦を中心として会場出席者
全員が集合し、全員にカメラを向くように合図したとこ
ろで、会場端末からの操作でそのときの配信映像のフレ
ーム画像を静止画として記録するようにすればよい。配
信映像の記録は、通信サーバ24でフレーム画像をキャ
プチャーし、Webサーバ20に転送して記念写真とし
て記録するようにしてもよく、配信映像をWebサーバ
20で受信し、直接フレーム画像をキャプチャーして記
念写真として記録するようにしてもよい。得られた記念
写真は、前述の出席者テーブルに貼り付けてもよく、後
述の結婚披露宴登録テーブルに貼り付けてもよい。この
ように、本願発明の冠婚葬祭サービス提供システムで
は、空間的に離れたところにいる会場出席者とオンライ
ン出席者が一堂に会した画像を簡便に得ることができ
る。
【0095】この記念写真記録機能は、各オンライン端
末に配信される配信映像のフレーム画像を静止画として
記録するので、必ずしも出席者全員の画像に限らず、披
露宴開催中の配信映像の中から任意の瞬間のフレーム画
像を切り出して記念写真として記録するようにしてもよ
い。また、会場運営者、司会者、主催者等の操作によ
り、会場カメラにより取得される会場の映像や各オンラ
イン端末から送信されるオンライン出席者の映像から任
意の瞬間のフレーム画像を切り出して記念写真として記
録する機能を備えてもよい。これらにより、披露宴開催
中の会場出席者の個別映像や各オンライン出席者の個別
映像から任意の瞬間のフレーム画像を切り出して記念写
真として記録できるので、披露宴の様々な情景を特別な
撮影装置を持ち込むことなく記録することができる。
【0096】次に、ビデオアルバム記録配信機能につい
て述べる。本願発明の冠婚葬祭サービス提供システム
は、各オンライン端末に配信される映像および音声を通
信サーバ24において自動的に記録し、披露宴終了後に
Webサーバ20に転送してビデオアルバムとして蓄積
保存する機能を有する。Webサーバ20は、本願発明
の冠婚葬祭サービス提供システムで提供されるすべての
結婚披露宴について新郎新婦の名前等のタイトル、開催
日時、開催場所が登録された結婚披露宴登録テーブルを
備え、前記蓄積保存されたビデオアルバムがリンクデー
タとして貼り付けられる。これにより、Webページを
通じて結婚披露宴登録テーブルを検索することで蓄積保
存されたビデオアルバムを取出すことができ、動画再生
機能を有する端末を使用してオンデマンドで配信を受け
て閲覧できる。
【0097】図22に、目的とする結婚披露宴を検索し
て閲覧・祝電・祝儀・傍聴を受付ける結婚披露宴検索画
面を示す。図のように、前述の結婚披露宴登録テーブル
に登録されている結婚披露宴のリストが表示され、各披
露宴の機能選択欄には閲覧ボタン、祝電ボタン、祝儀ボ
タン、傍聴ボタンが設けられている。これにより、We
bページから目的とする披露宴を検索して機能選択欄の
各ボタンをクリックすることにより、それぞれ指定した
披露宴のビデオアルバムを閲覧したり、指定した披露宴
に対する祝電を送信したり、指定した披露宴に対する祝
儀を申込んだり、指定した披露宴を傍聴したりすること
ができる。尚、閲覧ボタンは既に披露宴が終了してビデ
オアルバムが登録されており、かつ主催者が公開を許可
している場合に限り表示され、祝電ボタン・祝儀ボタン
は主催者がこれらを受付けている場合であって、これら
を受付けている期間に限り表示され、傍聴ボタンは現在
披露宴を開催中であって、かつ主催者が公開を許可して
いる場合に限り表示される。
【0098】結婚披露宴検索画面の閲覧ボタンがクリッ
クされると、Webサーバ20に蓄積された当該披露宴
のビデオアルバムがオンデマンド配信され、端末の動画
再生ソフトによって再生される。これにより、披露宴当
日の式次第をインターネットに接続された端末からいつ
でも閲覧できる。従って、主催者や関係者は当該ビデオ
アルバムを披露宴の記念データとして活用できる。ま
た、本願発明の冠婚葬祭サービスをこれから利用しよう
とする人は参考として閲覧することができ、当該サービ
スの事業者は宣伝用として利用することができる。当該
サービスの事業者は見栄えのする披露宴を選択して公開
したり、オンラインで中継するようにしてもよく、その
場合には冠婚葬祭の主催者に広告料を支払ったり、費用
を割引くことで還元するようにしてもよい。このよう
に、一般の人がビデオアルバムを閲覧できるようにする
ことで、主催者はより多くの人から祝電や祝儀による祝
福を受けることができる。また、資力に乏しい人は、こ
れを利用して資金を集め、経済的な結婚披露宴を開催す
ることも可能となる。
【0099】次に、祝電の受付について述べる。結婚披
露宴検索画面において祝電ボタンがクリックされると、
図24のような祝電受付画面が表示される。祝電受付画
面では、まず祝電送信者の個人情報を入力するよう促
し、次に祝電の種別を選択して入力するよう促し、最後
に公開可否について指定するよう促す。祝電の種別は、
ここではビデオメッセージと画像メッセージと文字メッ
セージの3種類を想定している。ビデオメッセージは、
映像と音声によるメッセージであり、あらかじめ準備し
た動画ファイルを転送するようにしてもよいが、ここで
はテレビ電話機能を有する端末を使用して収録した動画
メッセージをビデオ編集して送信することを想定してい
る。画像メッセージは、静止画によるメッセージであ
り、あらかじめ端末で準備した静止画データを転送する
ようにしてもよいが、ここではテレビ電話機能を有する
端末を使用して取得した送信者の画像に、画像ファイル
の貼り付けやテロップ・音声メッセージの付加等の画像
編集を行って送信することを想定している。文字メッセ
ージは、文字のみのメッセージであり、図24の文字欄
に直接入力する。
【0100】図25に、ビデオ編集を行う画面の例を示
す。図のように、中央に動画を編集するビデオ編集枠が
あり、ここで編集中の動画の再生、停止、一時停止、早
送り、巻戻しが行える他、スライドバーによって任意の
ポイントを指定して録画、再生することができる。最初
に、録画ボタンと停止ボタンを使用してテレビ電話機能
を有する端末から動画メッセージを入力する。次に、こ
れをビデオ編集枠内で再生しながら開始点ボタンと終了
点ボタンで範囲を指定し、カットボタンと終了ボタンで
編集する。また、テロップボタンで適宜テロップを作成
し、音声入力ボタンで音声メッセージを録音し、ペース
トボタンで貼りつける。編集を完了したら確定ボタンを
クリックすることで、元の祝電受付画面に戻る。図26
に、画像編集を行う画面の例を示す。図のように、中央
に画像を編集する画像編集枠があり、これに画像入力ボ
タンを使用してテレビ電話機能を有する端末から静止画
像を取り込む。また、画像ファイルボタンによって静止
画データを取出して貼り付けたり、テロップ入力ボタン
でテロップを作成して貼り付けたり、音声入力ボタンで
音声メッセージを録音して貼り付けたりすることもでき
る。編集を完了したら確定ボタンをクリックすること
で、元の祝電受付画面に戻る。このような処理は、前述
の電子記帳と同様に、オンライン端末に専用プログラム
をあらかじめインストールしておくことで実現できる
が、本サービスの使用時にダウンロードするようにして
もよい。また、通信サーバ24を経由して端末の映像お
よび音声をWebサーバ20に送信し、Webサーバに
おいて受信された映像および音声をCGIによって編集
加工するようにしてもよい。その他に、例えばITU−
TのT.120規格のデータ会議機能を用いて、端末の
映像および音声や画像ファイルを通信サーバ24経由で
Webサーバ20に取込んで編集加工するようにしても
よい。
【0101】すべての情報入力を終えたら、送信ボタン
をクリックすることで、作成された祝電が祝電登録テー
ブルに登録される。図27に祝電登録テーブルの例を示
す。図のように、祝電登録テーブルには、氏名、住所、
電話番号、勤務先、所属・役職名、メールアドレス、新
郎新婦との関係等の個人情報と、祝電の種別(ビデオ、
画像、文字)と、公開可否(可、不可)等が登録され
る。祝電登録テーブルの再生欄には確認ボタンと披露ボ
タンが設けられている。確認ボタンがクリックされると
端末画面にその祝電の内容が再生される。また、披露ボ
タンがクリックされると祝電の内容が会場ディスプレイ
32に表示されるとともに、各オンライン出席者端末お
よび各オンライン傍聴者端末に配信される。尚、公開が
不可となっている祝電には披露ボタンは表示されない。
本機能は、司会者が結婚披露宴で祝電を紹介する場合を
想定したもので、司会者は司会者端末に祝電登録テーブ
ルを表示することで、紹介すべき祝電を容易に選別して
披露できる。また、祝電の種別がビデオまたは画像の場
合は再生時間を、文字の場合は文字数を、祝電の種別表
示とともに表示するようにしたので、祝電披露に要する
時間を考慮して祝電を選別でき、司会進行の時間管理を
より的確に行うことができる。祝電登録テーブルから会
場および各オンライン端末に披露する機能は、例えば司
会者端末を通信サーバ24の接続先テーブルの会場接続
に登録し、祝電登録テーブルの披露ボタンがクリックさ
れたときに再生された映像および音声を通信サーバに送
信し、これを第1合成処理や第2合成処理においてスピ
ーチ者の映像音声として合成することにより実現でき
る。尚、祝電登録テーブルから会場および各オンライン
端末に披露可能とするために、通信サーバ24において
司会者端末で再生された祝電を受信し、会場端末に送信
したり、各オンライン端末に配信したりする機能を別途
設けるようにしてもよいことは言うまでもない。
【0102】上記実施形態では、祝電登録テーブルは前
述のWebページを使用して送信した祝電だけが登録さ
れることになるが、他の手段によって受領した祝電もこ
の祝電登録テーブルに登録するようにすれば、司会者は
当該祝電登録テーブルを参照するだけで、すべての祝電
紹介に対応できるようになる。例えば、電子メールによ
る祝電は文字メッセージとして簡単に組み込むことがで
きる。尚、上記実施形態では、司会者が当該祝電登録テ
ーブルから披露する祝電を選別するものとして説明した
が、公開可となっている祝電をスピーチの合間に自動的
に抽出して披露されるようにしてもよい。これにより、
さらに司会者の負担を軽減することができる。
【0103】次に祝儀の受付について述べる。結婚披露
宴検索画面において祝儀ボタンがクリックされると、図
28のような祝儀受付画面が表示される。祝儀受付画面
では、まず祝儀申込者の個人情報を入力するよう促し、
クレジットカードの種別および番号を入力するよう促
し、最後に祝儀の金額を入力するよう促す。すべての情
報入力を終えたら、送信ボタンをクリックすることで、
入力されたクレジットカードの種別と番号からオンライ
ン接続された金融機関に対して与信処理が行われ、指定
金額の引落しが可能な場合に、入力された情報が祝儀登
録テーブルに登録される。図29に祝儀登録テーブルの
例を示す。図のように、祝儀登録テーブルには、氏名、
住所、電話番号、勤務先、所属・役職名、メールアドレ
ス、新郎新婦との関係等の個人情報と、クレジットカー
ドの種別および番号と、祝儀の金額とが登録される。
【0104】尚、祝儀の受付に際して、祝儀の受付を拒
否する人を登録する祝儀受付拒否者テーブルを備え、こ
れに登録されている人からの祝儀の受付を拒否する機能
を備える。これは、祝儀受付拒否者テーブルに祝儀の受
付を拒否する人の個人情報を記録しておき、前述の祝儀
受付画面から送信された祝儀申込者の個人情報をこれと
比較し、一致する場合に祝儀に受付を辞退する旨のメッ
セージを返す。これにより、主催者側に特別の事情があ
って、特定の人からの祝儀を受付たくない場合に、祝儀
の申込を自動的に拒絶することができる。尚、祝儀受付
拒否者テーブルに登録する祝儀受付拒否者の個人情報に
は、名前・住所・勤務先等を登録するものとするが、当
該祝儀受付拒否者の住所や勤務先が変わっていたり、無
記入で申込まれる場合も考えられるので、名前のみが一
致したら主催者に確認して、祝儀の受付を拒否するか否
かを決定するようにしてもよい。
【0105】本願発明の冠婚葬祭サービス提供システム
では、祝儀の金額に応じてお返し商品を自動選定する機
能を有する。このため、祝儀の金額をランク分けし、各
ランク別に選定した商品をあらかじめ登録したお返し商
品選定テーブルを備える。従って、祝儀登録テーブルに
祝儀の金額が登録されると、その金額に基づいてお返し
商品選定テーブルが参照され、選定されたお返し商品が
祝儀登録テーブルに登録される。ここで、祝儀に対する
お返しの割合を設定するお返し割合設定テーブルと、金
額のランク別にお返し商品が登録されたお返し商品登録
テーブルとを設け、祝儀登録テーブルに登録された祝儀
の金額からお返し割合設定テーブルに設定されたお返し
の割合に基づいてお返しの金額を演算し、演算されたお
返しの金額からお返し商品登録テーブルを参照してお返
し商品を選定するようにしてもよい。これにより、あら
かじめ祝儀または香典に対するお返しの割合を定めてお
くことで、戴いた祝儀または香典の金額に応じた適切な
お返し商品が自動選定される。尚、お返し商品登録テー
ブルは、ネット上で指定された金額からお祝いの品や供
物の品を選定可能なサイトがあれば、それらを活用して
もよい。
【0106】このようにして登録された祝儀登録テーブ
ルに基づいて、各クレジットカードの口座から指定金額
が自動徴収される。これにより、主催者側に負担をかけ
ることなく、祝儀受付者から祝儀を確実に徴集できる。
また、祝儀登録テーブルに基づいて、選定された各お返
し商品について配送先の住所と氏名が記載された配送指
示書が指定業者に対して自動配信され、当該配送指示書
に基づいて所定のお礼の品が祝儀登録テーブルに登録さ
れた祝儀受付者に配送される。これにより、主催者側に
負担をかけることなく、祝儀受付者に対してお返し商品
を洩れなく配送できる。
【0107】また、祝儀登録テーブルに記載された個人
情報に基づき、図30に示すような礼状メールが自動配
信される。礼状には、前述の記念写真記録機能により記
録された画像を添付するようにしてもよく、前述のビデ
オアルバムを閲覧するWebページのURLと当該披露
宴を検索する検索コードとを組合せたアドレスコードを
リンクデータとして貼り付け、当該ビデオアルバムをW
ebページから配信を受けて画面上で再生されるように
してもよい。礼状メールは、HTML形式のメールとす
ることで、添付画像が画像の場合は画像付メールとな
り、添付画像が動画の場合はメールの画像部分をクリッ
クすることでメール配信を受けた端末上で動画データが
再生される。
【0108】また、祝儀登録テーブルに基づいて自動徴
収された祝儀を集計し、結婚披露宴の経費の支払い処理
をすべてここから行うようにしてもよい。例えば、ネッ
ト上に披露宴の主催者別に支払い請求処理をした金額を
集計するセンターバンクを設け、結婚披露宴の経費を当
該センターバンクから支払い処理を行う機能を設ける。
これにより、結婚披露宴の収支について祝儀を財源とし
て一元管理できるので、予算管理を堅実に行うことがで
きる。更に、祝儀に対するお返し商品を選定するに当た
って、上記祝儀の支払請求処理をした金額から披露宴の
経費の支払い処理をした金額を差引いた金額を求め、こ
れを祝儀金額で按分した金額に応じてお返し商品を選定
するようにしてもよい。これにより、結婚披露宴の収支
をトントンにする管理も可能となり、経済的な冠婚葬祭
を実現することができる。
【0109】次に、結婚披露宴の傍聴の受付について説
明する。図23の画面で傍聴受付ボタンをクリックする
と、図31のような画面が表示される。これに対して、
個人情報を入力して送信すると、図32のように傍聴者
テーブルに登録され、当該傍聴を受付けたオンライン端
末のアドレスが通信サーバ24の接続先テーブルの会場
接続にオンライン傍聴者として登録される。これによ
り、前述のように、各オンライン傍聴者端末に対して各
オンライン出席者端末に配信される映像音声と同等の映
像音声が配信される。図33にオンライン傍聴者に配信
される画面の例を示す。オンライン傍聴者の画面の下部
には、祝電受付ボタン、祝儀受付ボタン、ログアウトボ
タンが設けられており、各オンライン傍聴者によって祝
電受付ボタンがクリックされると前述の祝電の受付処理
が行われ、祝儀受付ボタンがクリックされると前述の祝
儀の受付処理が行われ、ログアウトボタンがクリックさ
れると通信サーバ24の接続先テーブルの会場接続から
当該オンライン傍聴者端末が削除されて会場の傍聴を終
了する。
【0110】上記実施形態では、結婚披露宴検索画面に
おいて機能選択欄を備え、機能選択欄に設けられたボタ
ンをクリックすることで、選択された結婚披露宴の閲覧
・祝電・祝儀・傍聴を受付けるものとして説明したが、
結婚披露宴検索画面において目的とする披露宴を選択す
ることで、図23のように選択された披露宴の概要を記
載した結婚披露宴閲覧・祝電・祝儀・傍聴受付画面を表
示し、当該画面に設けられた閲覧受付ボタン、祝電受付
ボタン、祝儀受付ボタン、傍聴受付ボタンをクリックす
ることで、それぞれ閲覧の受付・祝電の受付・祝儀の受
付・傍聴の受付を行うようにしてもよい。
【0111】上記実施形態では、配信映像音声は通信サ
ーバ24で記録し、披露宴の終了後にWebサーバに転
送してビデオアルバムとして蓄積保存するとして説明し
たが、通信サーバ内でビデオアルバムとして蓄積保存
し、Webサーバからの指令に基づいて蓄積保存された
データを指定された端末に配信するようにしてもよい。
また、配信映像音声を通信サーバで記録することなく、
各オンライン端末への配信の際にWebサーバ20にも
同一の映像音声を配信し、これをWebサーバ20が受
信してビデオアルバムとして蓄積保存するようにしても
よい。
【0112】次に、結婚披露宴終了後の出席者への礼状
メールの配信について説明する。図34に出席者に配信
する礼状メールの例を示す。図のように、礼状メールは
結婚披露宴当日の映像および音声または画像の添付さ
れ、出席者テーブルに基づいて各出席者に配信される。
添付される映像および音声または画像は、祝儀に対する
礼状メールのときと同様であるので説明は省略する。
【0113】結婚披露宴の引出物は、出席受付時に各出
席者の希望する商品が出席者テーブルに登録されてお
り、披露宴の終了後に出席者テーブルに基づいて、各商
品別に配送先の住所と氏名が記載された配送指示書が指
定業者に対して自動配信され、当該配送指示書に基づい
て各出席者の希望する引出物が各出席者に配送される。
これにより、主催者側は披露宴会場に引出物を準備する
必要がなくなり、会場出席者も重い荷物を持ち帰る必要
がなくなる。但し、会場出席者には引出物を持ち帰りた
いという人もいると考えられるので、希望により自宅配
送するようにしてもよい。
【0114】最後に、本願発明の冠婚葬祭サービス提供
システムの飛入り出席機能について説明する。結婚披露
宴に飛入り出席することを受付ける著名人やタレント
は、図35に示すような飛入り出席受付者登録テーブル
に名前、所属連絡先、メールアドレス、スケジュール帳
アドレス、謝礼を要求する人は謝礼金額と送金先等を登
録する。また、スケジュール帳には飛入り出席可能な時
間を設定しておく。司会者または主催者は、端末から当
該飛入り出席受付者テーブルを呼出すと、当日飛入り出
席可能な登録者が表示される。ここで、飛入り出席して
ほしい希望時間を入力して送信ボタンをクリックする
と、表示されている登録者のスケジュール帳が更に検索
され、当該希望時間に飛入り出席可能な登録者の依頼欄
に依頼ボタンが表示される。これにより、司会者または
主催者は飛入り出席を受付ける登録者を検索し、希望条
件と合致する登録者を選択して依頼ボタンをクリックす
ることにより、当該登録者に対して飛入り出席依頼が発
行される。
【0115】図36に飛入り出席依頼画面の例を示す。
このような飛入り出席の依頼文と会場入室ボタンを表示
した飛入り出席依頼画面がHTML形式のメールにて当
該登録者に配信される。当該飛入り出席依頼メールを受
領した登録者が、この飛入り出席依頼画面に設けられた
会場入室ボタンをクリックすると、当該登録者の端末ア
ドレスが通信サーバ24の接続先テーブルの会場接続に
登録され、オンライン出席者として会場端末に接続され
る。これにより、スケジュール調整が困難なために欠席
としていた著名人やタレントに飛入り出席してもらい、
オンラインでスピーチや余興をしてもらうことができ
る。尚、上記飛入り出席依頼画面はメールで配信すると
したが、登録者の端末がWebサーバ20にログインさ
れた状態になっている場合はWebページを用いて通知
するようにしてもよい。また、このようにして飛入り出
席を受付けた登録者には、飛入り出席受付者登録テーブ
ルに登録された謝礼金額を飛入り出席受付者登録テーブ
ルに登録された送金先に対して自動支払い処理が行われ
る。これにより、著名人やタレントは飛入り出席受付者
テーブルに飛入り出席可能なスケジュールと謝礼金額を
登録しておくことで、希望者からの指名で飛入り出席し
て出演料を自動徴収することができる。このように、飛
入り出席機能を設けて有名人に出席してもらえるように
することで、冠婚葬祭サービスの事業者は営業の目玉と
することができる。また、是非披露宴に出席して華を添
えてほしいと期待される大物政治家は短い時間を利用し
て資金を集めることが可能となり、若手タレントはこれ
を利用して営業すること等が可能となる。
【0116】上記実施形態では、各オンライン端末8
1、82、…から送信されるオンライン出席者の映像お
よび音声は、通信サーバ24の第1合成処理において合
成されて会場端末30に送信され、会場端末30では受
信される合成映像音声をそのまま会場ディスプレイ32
および会場スピーカ34に表示するものとして説明した
が、本願発明は必ずしもこれに限定されるものではな
く、各オンライン端末81、82、…の映像および音声
を会場端末30に個別に送信し、会場端末30において
前述のオンライン出席者選択合成情報に基づいて各オン
ライン出席者の映像および音声を合成して会場ディスプ
レイ32および会場スピーカ34に表示するようにして
もよい。また、上記実施形態では、会場端末30から送
信される会場の映像および音声と各オンライン端末8
1、82、…から送信されるオンライン出席者の映像お
よび音声とは、通信サーバ24の第2合成処理において
合成されて各オンライン端末81、82、…、91、9
2、…に配信され、各オンライン端末81、82、…、
91、92、…では配信される映像および音声をそのま
ま表示するものとして説明したが、本願発明はこれに限
定されるものではなく、会場端末から送信される会場の
映像および音声を各オンライン端末81、82、…、9
1、92、…に配信するとともに、各オンライン端末8
1、82、…から送信されるオンライン出席者の映像お
よび音声を他のオンライン端末81、82、…、91、
92、…に個別に配信し、各オンライン端末81、8
2、…、91、92、…において受信される会場の映像
および音声と各オンライン出席者の映像および音声とを
前述のオンライン出席者選択合成情報に基づいて合成し
て表示するようにしてもよい。尚、オンライン出席者選
択合成情報は、前述のように会場運営者が会場端末にお
いて設定する場合には、その情報を通信サーバ24に送
信し、通信サーバ24が各オンライン端末81、82、
…、91、92、…に配信するようにしてもよく、We
bサーバ20を介して通知したり、会場端末30から接
続中の各オンライン端末に直接通知するようにしてもよ
い。
【0117】同様に、上記実施形態では、待合室接続に
おいて各待合室接続者端末から送信される待合室接続者
の映像および音声は、通信サーバ24の第3合成処理に
おいて合成されて待合室端末60に送信され、待合室端
末60では受信される合成映像音声をそのまま表示する
ものとして説明したが、本願発明は必ずしもこれに限定
されるものではなく、各待合室接続者端末からの映像お
よび音声を待合室端末に個別に送信し、待合室端末にお
いて受信される各待合室接続者の映像および音声を合成
して表示するようにしてもよい。同様に、上記実施形態
では、待合室端末60から送信される待合室の映像およ
び音声と各待合室接続者端末から送信される待合室接続
者の映像および音声とは、通信サーバ24の第4合成処
理において合成されて各待合室接続者端末に配信され、
各待合室接続者端末では受信される合成映像音声をその
まま表示するものとして説明したが、本願発明はこれに
限定されるものではなく、待合室端末から送信される待
合室の映像および音声を各待合室接続者端末に配信し、
各待合室接続者端末から送信される待合室接続者の映像
および音声を他の待合室接続者端末に個別に配信し、各
待合室接続者端末側で受信される会場の映像および音声
と各待合室接続者の映像および音声とを合成して表示す
るようにしてもよい。
【0118】上記実施形態では、会場ディスプレイ32
や会場スピーカ34には各オンライン出席者端末の映像
および音声を合成した映像および音声を表示し、各オン
ライン端末には会場の映像および音声と各オンライン出
席者の映像および音声を合成した映像および音声を表示
するようにしたが、会場表示手段に表示する映像および
音声にも会場の映像および音声を含めて表示するように
してもよい。この場合には、各オンライン端末に配信す
る映像および音声を会場表示手段に表示すれば足りるの
で、通信手段の機能を簡素化して負荷を軽減することが
できる。このことは、待合室端末に表示する映像および
音声についても同様である。
【0119】上記実施形態では、会場カメラや会場マイ
クの切替え、会場ディスプレイや会場スピーカへの表
示、各オンライン端末に配信する映像音声の合成条件等
は会場運営者が会場端末から行うとして説明したが、本
願発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、例え
ば司会者が司会者端末から行ってもよい。これにより、
司会者が司会進行と合せて、会場表示手段に表示する映
像および音声や各オンライン端末に表示する映像および
音声の配置構成をコントロールできるので、会場運営者
を置くことなく、経済的に冠婚葬祭を開催することが可
能となる。
【0120】上記実施形態では、各種の機能ボタンを選
択したり、配信画面において対談したい相手を指定した
りするためのポインティングデバイスとして、マウスを
使用するものとして説明したが、本願発明はこれに限定
されるものではなく、例えば各端末のディスプレイにタ
ッチパネルを取付け、利用者がタッチした位置をタッチ
パネルにより検出して各種の機能ボタンを選択するよう
にしたり、配信画面上の対談したい相手を指定するよう
にしてもよい。
【0121】上記実施形態では、オンライン出席者は個
別にオンライン端末を使用して冠婚葬祭に参加するもの
として説明したが、例えば複数のオンライン出席者を収
容可能なサテライト会場を地域別に設け、ここに大型の
ディスプレイ、スピーカ、サテライト会場全体の映像お
よび音声を捉えるカメラとマイク、サテライト会場にお
けるスピーチ者の映像および音声を捕らえるカメラとマ
イク等を備えたテレビ電話機能を有するサテライト端末
を設置し、インターネットを介して冠婚葬祭サービス提
供システムと接続することにより、各サテライト会場に
集合した人が合同でオンライン出席できるように構成し
てもよい。この場合、前述の冠婚葬祭会場のテーブルに
設けた端末と同様に、サテライト会場のテーブルにも他
のオンライン出席者や会場出席者と個別のテレビ対談が
行える端末を設けることが好ましく、これによりサテラ
イト会場に集合した人が会場に同席した場合と近似した
環境で冠婚葬祭サービスを提供できる。
【0122】上記実施形態では、Webサーバ・メール
サーバ・通信サーバと、会場端末・司会者端末・受付端
末・待合室端末・主催者端末との間は、ネットワーク接
続されるとして説明したが、これらは必ずしも同一構内
に設置される必要はなく、例えば公衆電話回線やインタ
ーネットを用いて分散して配置するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、本願発明の冠婚葬祭サービス
提供システムと各オンライン端末との間は、インターネ
ットにより接続されるとして説明したが、所定の通信品
質が提供される限りどのような通信手段を用いてもよ
い。例えば、公衆電話回線を用いたり、企業や地域社会
が保有するLANやWAN等の専用回線を用いたり、衛
星回線を用いて海外や僻地等と接続するようにしてもよ
い。
【0123】上記実施形態では、会場端末30と通信サ
ーバ24は別個に備えるものとして説明したが、本願発
明はこれに限定されるものではなく、これらを一体のも
のとして、例えば会場端末に通信サーバの機能を備える
ようにしてもよい。また、冠婚葬祭にオンラインで出席
するオンライン出席者の出席を受付けるステップと、出
席を受付けた各オンライン出席者が使用する各オンライ
ン端末をオンライン出席者として接続するステップと、
オンライン出席者として接続された各オンライン端末か
ら送信される各オンライン出席者の映像および音声を受
信するステップと、受信された各オンライン出席者の映
像および音声を合成する第1合成ステップと、第1合成
ステップにより合成された映像および音声を冠婚葬祭の
会場に表示するステップと、冠婚葬祭の会場の映像およ
び音声を取得するステップと、取得された会場の映像お
よび音声と受信された各オンライン出席者の映像および
音声とを合成する第2合成ステップと、第2合成ステッ
プにより合成された映像および音声をオンライン出席者
として接続された各オンライン端末に配信するステップ
とを備えた冠婚操作サービス提供方法を提供するもので
あれば、いかなる装置構成を有するものであってもよ
く、本願発明の効果を奏する。尚、上記において、受信
された会場の映像および音声を接続された各オンライン
端末に配信するとともに、受信された各オンライン出席
者の映像および音声を接続された他のオンライン端末に
個別に配信するようにし、第2合成ステップは各オンラ
イン端末に備えるようにしてもよく、本願発明の効果を
奏する。
【0124】上記実施形態では、各オンライン端末はテ
レビ電話機能を有するパーソナルコンピュータを用いる
として説明したが、本願発明はこれに限定されるもので
はなく、例えばテレビ電話機能を有する携帯電話や携帯
端末等を使用して冠婚葬祭にオンライン出席できるよう
にしてもよい。また、公衆テレビ電話システムを使用し
て接続できるようにしてもよく、各拠点にテレビ電話サ
ービスセンターやテレビ電話サービスカウンタを設け、
冠婚葬祭へのオンライン出席サービスを受付けるように
してもよい。
【0125】上記実施形態では、祝儀の受付は結婚披露
宴の出席受付とは独立に行うとして説明したが、出席受
付時や出欠回答受付時に祝儀を受付けて、出席者テーブ
ルや招待者テーブルに登録するようにしてもよい。これ
により、一般の祝儀受付と出席者の祝儀受付を明確に区
分して取り扱うことができるので、祝儀金額に応じて引
出物の選定や料理宅配サービスの受付を行う場合におい
ても、出席者の祝儀受付情報を簡便かつ確実に取得でき
る。
【0126】上記実施形態では、冠婚葬祭として結婚披
露宴を例にとって説明したが、本願発明はこれに限定さ
れるものではなく、葬式や各種の祭典等においても使用
でき、同様の効果を奏する。特に、葬式は突発的に発生
するものであるから、出席者のスケジュール調整が困難
な場合が多く、本願発明のようなオンライン出席のニー
ズが極めて高いと考えられる。尚、葬式の場合は概ね、
祝電は弔電に、祝儀は香典に、引出物は粗供養に、それ
ぞれ置き換えて取り扱うことができる。
【0127】
【発明の効果】以上述べてきたように、本願発明によれ
ば、冠婚葬祭の会場出席者に各オンライン出席者を視認
可能とするとともに、各オンライン出席者に会場ととも
に他のオンライン出席者を視認可能としたので、各オン
ライン出席者が会場に同席した場合と近似した環境で冠
婚葬祭サービスを提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の冠婚葬祭サービス提供システムの一
実施形態を示すシステム構成図である。
【図2】通信サーバの接続先テーブルの一例を示す図で
ある。
【図3】通信サーバの会場接続機能の一実施形態を示す
機能構成図である。
【図4】披露宴会場の配置例を示す図である。
【図5】オンライン出席者への配信画面の一例を示す図
である。
【図6】会場ディスプレイの表示画面の一例を示す図で
ある。
【図7】スピーチ時の配信画面の一例を示す図である。
【図8】招待者テーブルの一例を示す図である。
【図9】結婚披露宴招待状の一例を示す図である。
【図10】メニュー画面の一例を示す図である。
【図11】出欠回答受付ログイン画面の一例を示す図で
ある。
【図12】結婚披露宴出欠回答受付ページの一例を示す
図である。
【図13】出席者テーブルの一例を示す図である。
【図14】出席受付ログイン画面の一例を示す図であ
る。
【図15】出席受付処理画面の一例を示す図である。
【図16】出席受付完了画面の一例を示す図である。
【図17】通信サーバの待合室接続機能の一実施形態を
示す機能構成図である。
【図18】待合室接続者への配信画面の一例を示す図で
ある。
【図19】会場入室案内画面の一例を示す図である。
【図20】出席受付案内メールの一例を示す図である。
【図21】司会進行テーブルの一例を示す図である。
【図22】結婚披露宴の検索画面の一例を示す図であ
る。
【図23】祝電・祝儀・傍聴受付画面の一例を示す図で
ある。
【図24】祝電受付画面の一例を示す図である。
【図25】ビデオ編集画面の一例を示す図である。
【図26】画像編集画面の一例を示す図である。
【図27】祝電登録テーブルの一例を示す図である。
【図28】祝儀受付画面の一例を示す図である。
【図29】祝儀登録テーブルの一例を示す図である。
【図30】祝儀への礼状メールの一例を示す図である。
【図31】傍聴受付画面の一例を示す図である。
【図32】傍聴者テーブルの一例を示す図である。
【図33】傍聴者への配信画面の一例を示す図である。
【図34】出席者への礼状メールの一例を示す図であ
る。
【図35】飛入り出席受付者登録テーブルの一例を示す
図である。
【図36】飛入り出席依頼画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 冠婚葬祭サービス提供システム 20 Webサーバ 22 メールサーバ 24 通信サーバ 28 ルータ 30 会場端末 32 会場ディスプレイ 34 会場スピーカ 36 会場カメラ 38 会場マイク 40 司会者端末 50 受付端末 60 待合室端末 70 主催者端末 81、82、… オンライン出席者端末 91、92、… オンライン傍聴者端末

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ電話機能を有するオンライン端末
    を使用して冠婚葬祭にオンラインで出席できるようにし
    た冠婚葬祭サービス提供システムであって、 前記冠婚葬祭の会場の映像および音声を取得する会場映
    像音声取得手段と、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の映像および音声を前記冠婚葬祭の会場に表示する会場
    表示手段と、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の出席を受付ける機能を有する出席受付手段と、 前記出席受付手段により出席を受付けたオンライン出席
    者が使用するオンライン端末をオンライン出席者として
    接続する機能と、前記オンライン出席者として接続され
    た各オンライン端末から送信される各オンライン出席者
    の映像および音声を受信する機能と、前記受信された各
    オンライン出席者の映像および音声を合成する第1の合
    成機能と、前記第1の合成機能により合成された映像お
    よび音声を前記会場表示手段に送信する機能と、前記会
    場映像音声取得手段から送信される会場の映像および音
    声を受信する機能と、前記受信された会場の映像および
    音声と前記受信された各オンライン出席者の映像および
    音声とを合成する第2の合成機能と、前記第2の合成機
    能により合成された映像および音声を前記オンライン出
    席者として接続された各オンライン端末に配信する機能
    とを有する通信手段と、 を備えたことを特徴とする、冠婚葬祭サービス提供シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記冠婚葬祭をオンラインで傍聴する傍
    聴者を受付ける傍聴者受付手段を備え、 前記通信手段は、前記傍聴者受付手段により受付けた傍
    聴者が使用するオンライン端末をオンライン傍聴者とし
    て接続する機能と、前記第2の合成機能により合成され
    た映像および音声を前記オンライン傍聴者として接続さ
    れた各オンライン端末に配信する機能とを有することを
    特徴とする、請求項1に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記冠婚葬祭の会場出席者の待合室にテ
    レビ電話機能を有する待合室端末を備え、 前記通信手段は、前記出席を受付けたオンライン出席者
    が使用するオンライン端末を前記待合室端末と接続する
    機能と、前記待合室端末と接続された各オンライン端末
    から送信される各待合室接続者の映像および音声を受信
    する機能と、前記受信された各待合室接続者の映像およ
    び音声を合成する第3の合成機能と、前記第3の合成機
    能により合成された映像および音声を前記待合室端末に
    送信する機能と、前記待合室端末から送信される待合室
    の映像および音声を受信する機能と、前記受信された待
    合室の映像および音声と前記受信された各待合室接続者
    の映像および音声とを合成する第4の合成機能と、前記
    第4の合成機能により合成された映像および音声を前記
    待合室端末と接続された各オンライン端末に配信する機
    能とを有することを特徴とする、請求項1または請求項
    2に記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  4. 【請求項4】 テレビ電話機能を有するオンライン端末
    を使用して冠婚葬祭にオンラインで出席できるようにし
    た冠婚葬祭サービス提供システムであって、 前記冠婚葬祭の会場の映像および音声を取得する会場映
    像音声取得手段と、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の映像および音声を前記冠婚葬祭の会場に表示する会場
    表示手段と、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の出席を受付ける機能を有する出席受付手段と、 前記出席受付手段により出席を受付けた各オンライン出
    席者が使用する各オンライン端末をオンライン出席者と
    して接続する機能と、前記オンライン出席者として接続
    された各オンライン端末から送信される各オンライン出
    席者の映像および音声を受信する機能と、前記受信され
    た各オンライン出席者の映像および音声を前記会場表示
    手段に送信する機能と、前記会場映像音声取得手段から
    送信される会場の映像および音声を受信する機能と、前
    記受信された会場の映像および音声を前記オンライン出
    席者として接続された各オンライン端末に配信する機能
    と、前記受信された各オンライン出席者の映像および音
    声を前記オンライン出席者として接続された他のオンラ
    イン端末に配信する機能とを有する通信手段を備え、 前記会場表示手段は、前記通信手段から送信される各オ
    ンライン出席者の映像および音声を合成する第1の合成
    機能を有し、 前記オンライン出席者として接続された各オンライン端
    末は、前記通信手段から配信される会場の映像および音
    声と前記通信手段から配信される他のオンライン出席者
    の映像および音声とを合成する第2の合成機能を有する
    ことを特徴とする、冠婚葬祭サービス提供システム。
  5. 【請求項5】 前記冠婚葬祭をオンラインで傍聴する傍
    聴者を受付ける傍聴者受付手段を備え、 前記通信手段は、前記傍聴者受付手段により受付けた各
    傍聴者が使用する各オンライン端末をオンライン傍聴者
    として接続する機能と、前記オンライン出席者として接
    続された各オンライン端末に配信される映像および音声
    と同等の映像および音声を前記オンライン傍聴者として
    接続された各オンライン端末に配信する機能とを有し、 前記オンライン傍聴者として接続された各オンライン端
    末は、前記オンライン出席者として接続された各オンラ
    イン端末が有する第2の合成機能と同等の機能を有する
    ことを特徴とする、請求項4に記載の冠婚葬祭サービス
    提供システム。
  6. 【請求項6】 前記冠婚葬祭の会場出席者の待合室にテ
    レビ電話機能を有する待合室端末を備え、 前記通信手段は、前記出席を受付けたオンライン出席者
    が使用するオンライン端末を前記待合室端末と接続する
    機能と、前記待合室端末と接続された各オンライン端末
    から送信される各待合室接続者の映像および音声を受信
    する機能と、前記受信された各待合室接続者の映像およ
    び音声を前記待合室端末に送信する機能と、前記待合室
    端末から送信された待合室の映像および音声を受信する
    機能と、前記受信された待合室の映像および音声を前記
    待合室端末と接続された各オンライン端末に配信する機
    能と、前記受信された各待合室接続者の映像および音声
    を前記待合室端末と接続された他のオンライン端末に配
    信する機能とを有し、 前記待合室端末は、前記通信手段から送信される各待合
    室接続者の映像および音声を合成する第3の合成機能を
    有し、 前記待合室端末と接続された各オンライン端末は、前記
    通信手段から配信される待合室の映像および音声と前記
    通信手段から配信される各待合室接続者の映像および音
    声とを合成する第4の合成機能を有することを特徴とす
    る、請求項4または請求項5に記載の冠婚葬祭サービス
    提供システム。
  7. 【請求項7】 前記第1の合成機能および前記第2の合
    成機能は、会場に設けられた端末からの指令に基づいて
    合成する映像および音声の構成配分を変更する機能を有
    することを特徴とする、請求項1ないし請求項6のいず
    れかに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  8. 【請求項8】 前記会場映像音声取得手段は、前記会場
    の複数の映像および音声を取得する機能と、会場に設け
    られた端末からの指令に基づいて前記取得された複数の
    映像および音声から特定の映像および音声を選択して合
    成する機能とを有することを特徴とする、請求項1ない
    し請求項7のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 前記オンライン端末において出席者がポ
    インティングデバイスにより指定した配信画面上の位置
    を取得する機能と、前記取得された配信画面上の位置か
    ら呼出先の端末を選択する機能と、前記呼出先の端末に
    対して呼出画面を表示する機能とを有する呼出手段を備
    え、 前記通信手段は、前記呼出画面に対して呼出先の出席者
    が個別対談を受付けたときに、前記個別対談を希望する
    出席者が使用する端末と前記選択された呼出先の端末と
    を接続する機能を有することを特徴とする、請求項1な
    いし請求項8のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供
    システム。
  10. 【請求項10】 前記呼出手段は、前記取得された配信
    画面上の位置が会場表示部である場合に、会場の端末に
    対して前記取得された配信画面上の位置を表示した呼出
    画面を表示する機能を有し、 前記通信手段は、前記呼出画面に対して指定された会場
    出席者が個別対談を受付けたときに、前記個別対談を希
    望する出席者が使用する端末と当該会場の端末とを接続
    する機能を有することを特徴とする、請求項9に記載の
    冠婚葬祭サービス提供システム。
  11. 【請求項11】 前記冠婚葬祭の会場の受付に受付端末
    を備え、 前記受付端末は、前記冠婚葬祭の会場出席者の出席を受
    付ける機能を有することを特徴とする、請求項1ないし
    請求項10のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記受付端末は、テレビ電話機能を有
    し、 前記通信手段は、前記オンライン出席者が使用するオン
    ライン端末を前記受付端末と接続する機能を有すること
    を特徴とする、請求項11に記載の冠婚葬祭サービス提
    供システム。
  13. 【請求項13】 前記出席受付手段は、前記冠婚葬祭に
    招待する招待者の個人情報を登録した招待者テーブルを
    生成する機能と、前記招待者テーブルに登録された招待
    者に対して招待者IDを発行する機能と、前記招待者テ
    ーブルに登録された招待者に対して出欠回答を受付ける
    WebページのURLと前記発行された招待者IDとを
    記載した招待状を発行する機能と、前記発行された招待
    状を受領した招待者が当該URLに当該招待者IDを使
    用してアクセスしたときに前記招待者テーブルに登録さ
    れた招待者の個人情報を確認する機能と、入力された出
    欠回答を前記招待者テーブルに登録する機能とを有する
    ことを特徴とする、請求項1ないし請求項12のいずれ
    かに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  14. 【請求項14】 前記出席受付手段は、前記招待者テー
    ブルに登録された招待者に対するスピーチまたは余興の
    依頼を登録する機能と、前記スピーチまたは余興の依頼
    を登録した招待者にスピーチまたは余興の依頼文を記載
    した招待状を発行する機能と、前記スピーチまたは余興
    の依頼文が記載された招待状を受領した招待者のスピー
    チまたは余興の可否回答を登録する機能とを有すること
    を特徴とする、請求項13に記載の冠婚葬祭サービス提
    供システム。
  15. 【請求項15】 前記出席受付手段は、前記冠婚葬祭に
    出席する旨の回答を受付けた招待者が前記冠婚葬祭の出
    席を受付けるWebページに当該招待者IDを使用して
    アクセスしたときに当該出席者の出席を受付ける機能を
    有することを特徴とする、請求項13または請求項14
    に記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  16. 【請求項16】 前記出席受付手段は、前記冠婚葬祭に
    出席する旨の回答を受付けた招待者に出席受付案内を送
    信する機能と、前記出席受付案内に設けられた出席受付
    のためのボタンが押されたときに当該招待者の出席を受
    付ける機能とを有することを特徴とする、請求項13な
    いし請求項15のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提
    供システム。
  17. 【請求項17】 前記出席受付手段は、前記各オンライ
    ン端末から送信される映像および音声または画像を受信
    して出席者の記録として残す電子記帳機能を有すること
    を特徴とする、請求項1ないし請求項16のいずれかに
    記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  18. 【請求項18】 前記出席受付手段は、出席の受付時に
    祝儀または香典を受付ける機能と、前記受付けた祝儀ま
    たは香典の金額を登録する機能と、前記登録された祝儀
    または香典の金額に応じた引出物または粗供養を選定す
    る機能と、前記選定された引出物または粗供養を配送す
    る配送指示書を出力する機能とを有することを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項17のいずれかに記載の冠婚
    葬祭サービス提供システム。
  19. 【請求項19】 前記出席受付手段は、オンライン出席
    者に対して料理の宅配サービスを希望するか否かを問合
    せる機能と、前記問合せに対して料理の宅配を希望する
    と回答したオンライン出席者の住所から料理の宅配業者
    を選択する機能と、前記選択された料理の宅配業者に前
    記料理の宅配サービスを希望すると回答したオンライン
    出席者の住所と前記冠婚葬祭の開始時刻とが記載された
    宅配注文書を配信する機能とを有することを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項18のいずれかに記載の冠婚
    葬祭サービス提供システム。
  20. 【請求項20】 前記出席受付手段は、前記出席を受付
    けた各オンライン出席者に前記冠婚葬祭の会場への入室
    案内を送信する機能を有し、 前記通信手段は、前記入室案内に設けられた会場入室の
    ためのボタンが押されたときに当該オンライン出席者の
    オンライン端末をオンライン出席者として接続する機能
    を有することを特徴とする、請求項1ないし請求項19
    のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  21. 【請求項21】 前記冠婚葬祭の司会者が使用する司会
    者端末を備え、 前記司会者端末は、前記冠婚葬祭の段取と司会者が発声
    する文例とを記述した司会進行タイムテーブルを表示す
    る機能を有することを特徴とする、請求項1ないし請求
    項20のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供システ
    ム。
  22. 【請求項22】 前記司会者端末は、前記出席を受付け
    た出席者の個人情報と出席状況とを少なくとも記録した
    出席者テーブルを表示する機能を有することを特徴とす
    る、請求項21に記載の冠婚葬祭サービス提供システ
    ム。
  23. 【請求項23】 前記司会者端末は、前記出席を受付け
    たオンライン出席者の接続予定時刻を表示する機能を有
    することを特徴とする、請求項21または請求項22に
    記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  24. 【請求項24】 前記司会者端末は、受付けた祝電また
    は弔電が登録された祝電/弔電登録テーブルを表示する
    機能と、前記表示された祝電/弔電登録テーブルに設け
    られた再生のためのボタンが押されたときに選択された
    祝電または弔電を再生して前記通信手段に送信する機能
    とを有し、 前記通信手段は、前記司会者端末から送信された祝電ま
    たは弔電を受信する機能と、前記受信された祝電または
    弔電を前記会場表示手段に送信する機能と、前記受信さ
    れた祝電または弔電を前記各オンライン端末に配信する
    機能とを有することを特徴とする、請求項21ないし請
    求項23のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供シス
    テム。
  25. 【請求項25】 前記出席受付手段は、前記出席を受付
    けた出席者にスピーチまたは余興の指名可否を問合せる
    機能と、前記問合せたスピーチまたは余興の指名可否に
    対する回答を登録する機能とを有し、 前記司会者端末は、前記登録されたスピーチまたは余興
    の指名可否を表示する機能を有することを特徴とする、
    請求項21ないし請求項24のいずれかに記載の冠婚葬
    祭サービス提供システム。
  26. 【請求項26】 前記司会者端末は、テレビ電話機能を
    有し、 前記通信手段は、前記出席を受付けたオンライン端末を
    前記司会者端末と接続する機能を有することを特徴とす
    る、請求項21ないし請求項25のいずれかに記載の冠
    婚葬祭サービス提供システム。
  27. 【請求項27】 前記冠婚葬祭の主催者が使用する主催
    者端末を備え、 前記主催者端末は、テレビ電話機能を有し、 前記通信手段は、前記出席を受付けたオンライン端末を
    前記主催者端末と接続する機能を有することを特徴とす
    る、請求項1ないし請求項26のいずれかに記載の冠婚
    葬祭サービス提供システム。
  28. 【請求項28】 前記各オンライン端末に配信される映
    像について、会場に設けられた端末から指定されたフレ
    ームの画像を記念写真として記録する記念写真記録手段
    を備えたことを特徴とする、請求項1ないし請求項27
    のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  29. 【請求項29】 前記各オンライン端末に配信される映
    像および音声をビデオアルバムとして記録する機能と、
    前記記録されたビデオアルバムをオンデマンドで配信す
    る機能とを有するビデオアルバム記録配信手段を備えた
    ことを特徴とする、請求項1ないし請求項28のいずれ
    かに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  30. 【請求項30】 祝電または弔電を登録する祝電/弔電
    登録テーブルを備え、祝電または弔電の申込みを受付け
    る機能と、前記受付けた祝電または弔電の申込み者の個
    人情報を前記祝電/弔電登録テーブルに登録する機能
    と、前記受付けた祝電または弔電の内容を前記祝電/弔
    電登録テーブルに登録する機能とを有する祝電/弔電受
    付手段を備えた、請求項1ないし請求項29のいずれか
    に記載の冠婚葬祭サービス提供システムであって、 テレビ電話機能を有するオンライン端末から送信される
    映像および音声を受信して祝電または弔電として登録す
    る機能を有することを特徴とする、冠婚葬祭サービス提
    供システム。
  31. 【請求項31】 前記祝電/弔電受付手段は、受付ける
    祝電または弔電の内容を編集する機能を有することを特
    徴とする、請求項30に記載の冠婚葬祭サービス提供シ
    ステム。
  32. 【請求項32】 祝儀または香典を登録する祝儀/香典
    登録テーブルを備え、祝儀または香典の申込みを受付け
    る機能と、前記受付けた祝儀または香典の申込み者の個
    人情報と支払方法と金額とを前記祝儀/香典登録テーブ
    ルに登録する機能と、前記祝儀/香典登録テーブルに登
    録された申込み者から前記祝儀/香典登録テーブルに登
    録された支払方法で前記祝儀/香典登録テーブルに登録
    された金額の支払い請求処理を行う機能とを有する祝儀
    /香典受付手段を備えたことを特徴とする、請求項1な
    いし請求項31のいずれかに記載の冠婚葬祭サービス提
    供システム。
  33. 【請求項33】 前記祝儀/香典受付手段は、祝儀また
    は香典の受付を拒否する人を登録した祝儀/香典受付拒
    否者テーブルを備え、前記祝儀または香典の申込みを受
    付ける機能は、前記祝儀/香典受付拒否者テーブルを参
    照して祝儀または香典の申込みを拒否する機能を含むこ
    とを特徴とする、請求項32に記載の冠婚葬祭サービス
    提供システム。
  34. 【請求項34】 前記祝儀/香典受付手段は、前記祝儀
    /香典受付拒否者テーブルに登録された申込み者に礼状
    を配信する機能と、前記祝儀/香典受付拒否者テーブル
    に登録された金額に応じたお礼の品を選定する機能と、
    前記選定されたお礼の品を前記前記祝儀/香典受付拒否
    者テーブルに登録された申込み者に配送する配送指示書
    を出力する機能とを有することを特徴とする、請求項3
    2または請求項33に記載の冠婚葬祭サービス提供シス
    テム。
  35. 【請求項35】 前記祝儀/香典受付手段は、前記支払
    請求処理された金額を集計する機能と、前記集計された
    金額から前記冠婚葬祭の支払い処理を行う機能とを有す
    ることを特徴とする、請求項32ないし請求項34のい
    ずれかに記載の冠婚葬祭サービス提供システム。
  36. 【請求項36】 前記冠婚葬祭で記録された映像および
    音声または画像を貼り付けた礼状を生成する機能と、前
    記生成された礼状を前記冠婚葬祭に出席した出席者に配
    信する機能とを有する礼状配信手段を備えたことを特徴
    とする、請求項1ないし請求項35に記載の冠婚葬祭サ
    ービス提供システム。
  37. 【請求項37】 前記冠婚葬祭に指名を受けて飛入りで
    オンライン出席することを受付ける飛入り出席受付者を
    登録した飛入り出席受付者登録テーブルを備え、前記飛
    入り出席受付者登録テーブルに登録された登録者のスケ
    ジュールを確認する機能と、前記確認されたスケジュー
    ルから前記冠婚葬祭に飛入り出席可能な登録者を選定す
    る機能と、前記選定された登録者に対して飛入り出席依
    頼を発行する機能とを有する飛入り出席依頼手段を備え
    るとともに、 前記通信手段は、前記飛入り出席依頼手段により依頼さ
    れた登録者が飛入り出席を受付けたときに、前記飛入り
    出席を受付けた登録者が使用するオンライン端末をオン
    ライン出席者として接続する機能を有することを特徴と
    する、請求項1ないし請求項36のいずれかに記載の冠
    婚葬祭サービス提供システム。
  38. 【請求項38】 前記飛入り出席受付者登録テーブル
    は、登録者が冠婚葬祭に飛入り出席したときの謝礼金額
    を登録でき、 前記飛入り出席依頼手段により依頼された登録者が前記
    冠婚葬祭に飛入り出席したときに、前記飛入り出席受付
    者登録テーブルに登録された謝礼金額の支払い処理を行
    う飛入り出席者謝礼支払い処理手段を備えたことを特徴
    とする、請求項37に記載の冠婚葬祭サービス提供シス
    テム。
  39. 【請求項39】 テレビ電話機能を有するオンライン端
    末を使用して冠婚葬祭にオンラインで出席できるように
    した冠婚葬祭サービス提供方法であって、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の出席を受付けるステップと、前記出席を受付けた各オ
    ンライン出席者が使用する各オンライン端末をオンライ
    ン出席者として接続するステップと、前記オンライン出
    席者として接続された各オンライン端末から送信される
    各オンライン出席者の映像および音声を受信するステッ
    プと、前記受信された各オンライン出席者の映像および
    音声を合成する第1合成ステップと、前記第1合成ステ
    ップにより合成された映像および音声を前記冠婚葬祭の
    会場に表示するステップと、前記冠婚葬祭の会場の映像
    および音声を取得するステップと、前記取得された会場
    の映像および音声と前記受信された各オンライン出席者
    の映像および音声とを合成する第2合成ステップと、前
    記第2合成ステップにより合成された映像および音声を
    前記オンライン出席者として接続された各オンライン端
    末に配信するステップとを備えたことを特徴とする、冠
    婚葬祭サービス提供方法。
  40. 【請求項40】 テレビ電話機能を有するオンライン端
    末を使用して冠婚葬祭にオンラインで出席できるように
    した冠婚葬祭サービス提供方法であって、 前記冠婚葬祭にオンラインで出席するオンライン出席者
    の出席を受付けるステップと、前記出席を受付けた各オ
    ンライン出席者が使用する各オンライン端末をオンライ
    ン出席者として接続するステップと、前記オンライン出
    席者として接続された各オンライン端末から送信される
    各オンライン出席者の映像および音声を受信するステッ
    プと、前記受信された各オンライン出席者の映像および
    音声を合成する第1合成ステップと、前記第1合成ステ
    ップにより合成された映像および音声を前記冠婚葬祭の
    会場に表示するステップと、前記冠婚葬祭の会場の映像
    および音声を取得するステップと、前記取得された会場
    の映像および音声を前記オンライン出席者として接続さ
    れた各オンライン端末に配信するステップと、前記受信
    された各オンライン出席者の映像および音声を前記オン
    ライン出席者として接続された他のオンライン端末に配
    信するステップとを備え、 前記オンライン出席者として接続された各オンライン端
    末は、前記配信される会場の映像および音声と前記配信
    される他のオンライン出席者の映像および音声とを合成
    する第2合成ステップを備えたことを特徴とする、冠婚
    葬祭サービス提供方法。
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