JP2015094523A - 加熱調理器用の温度検出装置の製造方法 - Google Patents

加熱調理器用の温度検出装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加熱調理器用の温度検出装置の低廉化を図り得る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を提供する。【解決手段】検知部及び操作部42が、昇降体20の昇降による位置変位を検知可能に、筒状支持体10の他方の辺部12と、一端が昇降体20に接続され且つ他端が他方の辺部12内に延びる状態で筒状支持体10内に配設された伝達部材Tにおける他方の辺部12内の部分とに分けて設けられた加熱調理器用の温度検出装置の製造方法であって、検知部及び操作部42のうちの一方を所定の部分に取り付けた伝達部材Tを、昇降体20に接続し、次いで、筒状支持体10を構成するための直線状の管部材14の内部に伝達部材Tを配置した状態で、昇降体20を管部材14の一端部に支持し、次いで、管部材14を概略L字状に屈曲成形して、筒状支持体10を概略L字状に構成する。【選択図】図4

Description

本発明は、一方の辺部が立ち姿勢で、加熱調理器に固定状に設けられる概略L字形状の筒状支持体と、前記加熱調理器の載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で、前記筒状支持体の前記一方の辺部の上端部に支持された昇降体と、温度を検出する検出部及び前記検出部の検出情報を伝えるリード線を有する温度検出手段と、第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部、及び、その検知部に対して近接、離間することにより前記検知部を前記第1状態と前記第2状態とに切り換える操作部を有する被加熱物検知手段とを備え、前記リード線が、前記筒状支持体における他方の辺部外に延びる形態で前記筒状支持体内に配置された状態で、前記検出部が、前記昇降体における前記被加熱物の底部が当接する当接部の温度を検出可能に設けられ、前記検知部及び前記操作部が、前記昇降体の昇降による位置変位を検知可能に、前記筒状支持体の前記他方の辺部と、一端が前記昇降体に接続され且つ他端が前記他方の辺部内に延びる状態で前記筒状支持体内に配設された伝達部材における前記他方の辺部内の部分とに分けて設けられ、前記伝達部材が、前記昇降体が下降するときに加わる押圧力及び前記昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、前記伝達部材における前記他方の辺部内に位置する部分に伝達可能に構成された加熱調理器用の温度検出装置の製造方法に関する。
かかる加熱調理器用の温度検出装置(以下、単に温度検出装置と略記する場合がある)は、ガスコンロ等の加熱調理器において、五徳等の載置部に載置されてガスバーナ等の加熱手段で加熱される被加熱物(鍋等)の底部の温度を検出するために用いるものであり、載置部に被加熱物が載置されているか否かを検知する機能も備えている。
つまり、載置部に被加熱物が載置されると、その載置部に載置される被加熱物の底部が昇降体の頂部の当接部に当接して、昇降体が押し下げられる。
そして、温度検出手段の検出部によって、昇降体の当接部の温度が被加熱物の温度として検出される。
又、載置部に載置される被加熱物により昇降体が押し下げられるのに伴って、伝達部材が筒状支持体内をその軸心方向に沿って筒状支持体における昇降体が支持されている側とは反対側の端部側に移動して、検知部と操作部との筒状支持体の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係が、近接する状態から離間する状態に、あるいは、離間する状態から近接する状態に変化して、検知部が第1状態から第2状態に、あるいは、第2状態から第1状態に切り換えられることにより、昇降体の下降が検知されて、被加熱物の存在が検知される。
一方、載置部に載置された被加熱物が持ち上げられると、付勢力により昇降体が上昇して、伝達部材が筒状支持体内をその軸心方向に沿って筒状支持体における昇降体が支持されている側の端部側に移動して、検知部と操作部との筒状支持体の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係が、離間する状態から近接する状態に、あるいは、近接する状態から離間する状態に変化して、検知部が第2状態から第1状態に、あるいは、第1状態から第2状態に切り換えられることにより、昇降体の上昇が検知されて、被加熱物の否存在が検知される。
例えば、筒状支持体内に配置された温度検出手段のリード線が伝達部材として用いられて、そのリード線に、検知部としてリードスイッチが設けられ、操作部として磁石が、筒状支持体の外周部に設けられていた。
そして、昇降体の昇降に伴ってリード線が筒状支持体内をその軸心方向に移動することにより、リードスイッチと磁石との筒状支持体の軸心方向に沿う方向での相対位置関係が離間状態と近接状態とに変化して、リードスイッチが第1状態と第2状態とに切り換えられることにより、載置部への被加熱物の載置有無が検知されるように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、加熱調理器において、温度検出装置を設置するための上下方向でのスペースが狭い場合がある。例えば、加熱手段としてのガスバーナを3つ備えた所謂3口のガスコンロの場合、ガスコンロのケーシング内における左右方向の略中央にグリルが設けられると共に、グリルの排気筒がケーシング内にその後端部にまで延びる状態に設けられるので、グリルの排気筒の上方に設けられるガスバーナに対応して設置する温度検出装置については、上下方向での設置スペースが狭くなる。
そして、図9に示すように、温度検出装置Sを上下方向に狭いスペースに設ける場合、筒状支持体10が概略L字状に構成されて、先端側辺部11(即ち、一方の辺部)が立ち姿勢となる姿勢で、加熱調理器(図示省略)に固定状に設けられる。
この場合、例えば、被加熱物検知手段40の検知部41としてのリードスイッチ43が、温度検出手段30のリード線32(即ち、伝達部材)における筒状支持体10の基端側辺部12(即ち、他方の辺部)内の部分に設けられ、操作部42としての磁石44が、筒状支持体10の基端側辺部12の外周部に設けられる。
尚、図9中の20は、昇降体であり、21は、昇降体20の当接部である。温度検出手段30の検出部31は、当接部21の温度を検出可能に、昇降体20内に設けられる。
特開2006−34783号公報
ところで、検知部及び操作部のうちのどちらが伝達部材に設けられるにしても、通常は、検知部や操作部は、伝達部材に設けられた状態では、筒状支持体の屈曲部分の内部を通過不可能である。
従って、従来の温度計測装置では、図9に示すように、先端側辺部11を形成する直線状の先端側辺部形成管11p、湾曲部13を形成するための円弧状の湾曲部形成管13p、及び、基端側辺部12を形成するための基端側辺部形成管12pの3本の管部材を連結することにより、概略L字状の筒状支持体10を形成していた。
そして、従来の温度計測装置は、以下の製造方法により製造されていた。
以下、図9に基づいて、従来の温度計測装置の製造方法を説明する。
即ち、リード線32がつながった状態の検出部31を、当接部21の温度を検出可能に昇降体20に取り付け、その昇降体20につながったリード線32を、先端側辺部形成管11pを貫通させて配置した状態で、昇降体20を先端側辺部形成管11pの端部に支持する。
次いで、湾曲部形成管13pを、リード線32を貫通させた状態で先端側辺部形成管11pに連結する。
次いで、リード線32の所定の箇所に、検知部41及び操作部42のうちのいずれかを取り付ける。図9に示す例では、検知部41としてのリードスイッチ43を、リード線32の所定の箇所に取り付ける。
次いで、基端側辺部形成管12pを、リードスイッチ43が付設されたリード線32を貫通させた状態で、湾曲部形成管13pに連結する。
従って、筒状支持体10を、先端側辺部形成管11p、湾曲部形成管13p及び基端側辺部形成管12pの3本の管部材により構成することから材料費が高くなり、しかも、3本の管部材を連結する必要があることから工数が増加するので、製造コストが高くなり、結果として、温度計測装置の価格が高くなるという問題があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱調理器用の温度検出装置の低廉化を図り得る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法は、一方の辺部が立ち姿勢で、加熱調理器に固定状に設けられる概略L字形状の筒状支持体と、
前記加熱調理器の載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で、前記筒状支持体の前記一方の辺部の上端部に支持された昇降体と、
温度を検出する検出部及び前記検出部の検出情報を伝えるリード線を有する温度検出手段と、
第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部、及び、その検知部に対して近接、離間することにより前記検知部を前記第1状態と前記第2状態とに切り換える操作部を有する被加熱物検知手段とを備え、
前記リード線が、前記筒状支持体における他方の辺部外に延びる形態で前記筒状支持体内に配置された状態で、前記検出部が、前記昇降体における前記被加熱物の底部が当接する当接部の温度を検出可能に設けられ、
前記検知部及び前記操作部が、前記昇降体の昇降による位置変位を検知可能に、前記筒状支持体の前記他方の辺部と、一端が前記昇降体に接続され且つ他端が前記他方の辺部内に延びる状態で前記筒状支持体内に配設された伝達部材における前記他方の辺部内の部分とに分けて設けられ、
前記伝達部材が、前記昇降体が下降するときに加わる押圧力及び前記昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、前記伝達部材における前記他方の辺部内に位置する部分に伝達可能に構成された加熱調理器用の温度検出装置の製造方法であって、
第1特徴構成は、前記検知部及び前記操作部のうちの一方を所定の部分に取り付けた前記伝達部材を、前記昇降体に接続し、
次いで、前記筒状支持体を構成するための直線状の管部材の内部に前記伝達部材を配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持し、
次いで、前記管部材を概略L字状に屈曲成形して、前記筒状支持体を概略L字状に構成する点にある。
上記特徴構成によれば、検知部及び操作部のうちの一方を所定の部分に取り付けた伝達部材を、昇降体に接続し、次いで、筒状支持体を構成するための直線状の管部材の内部に伝達部材を配置した状態で、昇降体を管部材の一端部に支持し、次いで、管部材を概略L字状に屈曲成形する製造方法を実行する。この製造方法を実行することにより、検知部及び操作部のうち伝達部材に設けられる方が、伝達部材に設けられた状態では筒状支持体の屈曲部分の内部を通過不可能であっても、筒状支持体を一本の管部材で概略L字状に構成しながら、検知部及び操作部のうち伝達部材に設けられる方を、伝達部材における筒状支持体の他方の辺部(以下、基端側辺部と記載する場合がある)内の部分に設けることができる。
そして、概略L字状の筒状支持体を一本の管部材で構成することにより、従来のように、筒状支持体を3本の管部材により構成する場合に比べて、材料費を低減することができると共に、工数を減少することできるので、製造コストを低減することができる。
従って、加熱調理器用の温度検出装置の低廉化を図り得る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を提供することができる。
第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記伝達部材が、その前記他方の辺部内に延びる前記他端が、前記他方の辺部の軸心方向に沿う方向での自由端として、前記筒状支持体内に配設された索状体であり、
前記索状体を前記昇降体に接続し、且つ、前記検知部及び前記操作部のうちの一方を前記索状体の所定箇所に取り付け、且つ、前記リード線がつながった前記検出部を前記昇降体に取り付け、
次いで、前記リード線及び前記索状体を前記管部材の内部に配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持する点にある。
上記特徴構成によれば、索状体を昇降体に接続し、且つ、検知部及び操作部のうちの一方を索状体の所定箇所に取り付け、且つ、リード線がつながった検出部を昇降体に取り付け、次いで、リード線及び索状体を管部材の内部に配置した状態で、昇降体を管部材の一端部に支持し、次いで、管部材を概略L字状に屈曲成形する製造方法を実行する。この製造方法を実行することにより、検知部及び操作部のうち索状体に設けられる方が、索状体に設けられた状態では筒状支持体の屈曲部分の内部を通過不可能であっても、筒状支持体を一本の管部材で概略L字状に構成しながら、検知部及び操作部のうち索状体に設けられる方を、索状体における筒状支持体の基端側辺部内の部分に設けることができる。
そして、索状体における筒状支持体の基端側辺部内に延びる方の他端は、自由端であって、基端側辺部の軸心方向に沿う方向での移動が規制されないので、昇降体が昇降するのに伴って、索状体における筒状支持体の基端側辺部内の端部が、昇降体における筒状支持体の一方の辺部(以下、先端側辺部と記載する場合がある)の軸芯方向に沿う方向での変位量と同等に筒状体の基端側辺部の軸芯方向に沿う方向に変位する状態で、概略L字状の筒状支持体内をその軸芯方向に移動する。
つまり、昇降体が下降する際に、索状体は、概略L字状の筒状支持体の軸心に沿う形態を保持したままで、座屈し難くいので、検知部及び操作部のうちの索状体に取り付けられた方が、昇降体が下降する距離と同等の距離、筒状支持体の基端側辺部内をその軸芯方向に沿う方向に移動する。
要するに、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から取り外されたりすることによって、昇降体が昇降するのに伴って、検知部と操作部との筒状支持体の基端側辺部の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係を一層的確に近接状態と離間状態とに変化させて、検知部を第1状態と第2状態とに的確に切り換えることができる。
従って、載置部への被加熱物の載置有無の検知における信頼性を更に向上することができる。
第3特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記伝達部材が、前記リード線であり、
前記リード線がつながった前記検出部を前記昇降体に取り付け、且つ、前記検知部及び前記操作部のうちの一方を前記リード線の所定箇所に取り付け、
次いで、前記リード線を前記管部材の内部に配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持する点にある。
上記特徴構成によれば、リード線がつながった検出部を昇降体に取り付け、且つ、検知部及び操作部のうちの一方をリード線の所定箇所に取り付け、次いで、リード線を管部材の内部に配置した状態で、昇降体を管部材の一端部に支持し、次いで、管部材を概略L字状に屈曲成形する製造方法を実行する。この製造方法を実行することにより、検知部及び操作部のうちリード線に設けられる方が、リード線に設けられた状態では筒状支持体の屈曲部分の内部を通過不可能であっても、筒状支持体を一本の管部材で概略L字状に構成しながら、検知部及び操作部のうちリード線に設けられる方を、リード線における筒状支持体の基端側辺部内の部分に設けることができる。
つまり、昇降体が昇降するのに伴って、その昇降体に接続されたリード線が、概略L字状の筒状支持体内をその軸芯方向に沿う方向に移動し、そのリード線は、昇降体が下降するときに加わる押圧力及び昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、リード線における筒状支持体の基端側辺部内に位置する部分に伝達可能であるので、リード線を伝達部材として用いることが可能である。
そして、リード線を伝達部材として用いることにより、材料費を低減することができると共に、工数を減少することできるので、製造コストを更に低減することができる。
従って、更なる低廉化を図りながら、載置部への被加熱物の載置有無を的確に検知することができる。
第4特徴構成は、上記第1〜第3特徴構成のいずれか1つに加えて、
前記検知部としてのリードスイッチが、前記筒状支持体における前記他方の辺部の外周部に設けられ、
磁石が、前記リードスイッチに対して磁界を印加して、前記リードスイッチを前記第1状態及び前記第2状態のいずれか一方に切り換え可能なように、前記リードスイッチに対向する状態で前記他方の辺部の外周部に設けられ、
前記リードスイッチと前記磁石との間に位置することによって、前記磁石の磁界が前記リードスイッチに印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体が、前記操作部として、前記伝達部材における前記他方の辺部内の部分に設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、昇降体が昇降するのに伴って、リードスイッチと磁気遮蔽体との基端側辺部の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係が、磁気遮蔽体がリードスイッチと磁石との間に位置してリードスイッチに近接する状態と、リードスイッチと磁石との間から基端側辺部の軸芯方向に沿う方向にはみ出てリードスイッチから離間する状態とに的確に切り換わる。
磁気遮蔽体がリードスイッチから離間した状態では、磁石の磁界がリードスイッチに印加されるので、リードスイッチが第1状態及び第2状態のうちの一方に切り換えられ、磁気遮蔽体がリードスイッチに近接した状態では、磁石の磁界がリードスイッチに印加されるのが遮蔽されるので、リードスイッチが第1状態及び第2状態のうちの他方に切り換えられる。
そして、磁気遮蔽体は、例えば、肉厚を比較的薄く構成する等により、リードスイッチや磁石に比べて、軽量化を図ることが可能であるので、昇降体の昇降に伴う磁気遮蔽体の基端側辺部の軸芯方向に沿う方向での移動をスムーズにすることが可能となる。その結果、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から取り外されたりすることによって、昇降体が昇降するのに伴って、リードスイッチを一層的確に第1状態と第2状態とに切り換えることができる。
従って、載置部への被加熱物の載置有無の検知における信頼性を更に向上することができる。
第1実施形態に係る加熱調理器用の温度検出装置における昇降体が上限位置に位置する状態での縦断面図 第1実施形態に係る加熱調理器用の温度検出装置における昇降体が下降した状態での縦断面図 第1実施形態に係る被加熱物検知手段の設置状態を示す斜視図 第1実施形態に係る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を説明する図 第2実施形態に係る加熱調理器用の温度検出装置における昇降体が下降した状態での縦断面図 第2実施形態に係る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を説明する図 加熱調理器用の温度検出装置を搭載したガスコンロの斜視図 加熱調理器用の温度検出装置を搭載したガスコンロのガスバーナ付近の縦断面図 従来の加熱調理器用の温度検出装置の概略の外観図
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
先ず、本発明に係る加熱調理器用の温度検出装置Sを搭載したガスコンロについて、簡単に説明する。
図7に示すように、ガスコンロは、ビルトインタイプに構成され、上方が開口した矩形箱状のケーシング1の上部に備えられた天板2に、左右方向に並べて3つの開口部3(図8参照)が設けられると共に、各開口部3に環状のガスバーナ4が配置され、各ガスバーナ4に対応して、被加熱物(鍋など、図示省略)を載置する五徳5(載置部の一例)が着脱自在に備えられている。更に、ケーシング1内における左右方向の略中央には、グリル6が設けられると共に、そのグリル6のグリル庫(図示省略)内を加熱するガスバーナ(図示省略)が備えられ、そのグリル庫からの排ガスを排出するグリル排気口7が、天板2の後部側の部分に設けられている。
そして、ケーシング1内における左右方向の略中央には、グリル庫内の排ガスをグリル排気口7に導くグリル排気筒8(図8参照)がバーナ4の下部に設けられている。
3台のガスバーナ4は、夫々、燃焼量が異なり、例えば、正面視で、左側(図7の図面上で左側)、右側(図7の図面上で右側)、左右方向の中央で奥側の順に燃焼量が大きい。尚、燃焼量が最も小さい左右方向の中央で奥側のガスバーナ4を、以下では、小火力バーナ4と称する場合がある。
そして、図8に示すように、この小火力バーナ4は、グリル排気筒8の上方に配設される。
ガスバーナ4は、周知であるので、詳細な説明及び図示を省略して簡単に説明すると、図8に示すように、外周部に多数の炎孔(図示省略)を備えた環状のバーナ本体4a、そのバーナ本体4aにガス燃料と空気との混合気を供給する混合管4b、及び、その混合管4bにガス燃料を噴出供給するガスノズル4c等を備えて、環状に構成してある。
3台のガスバーナ4夫々に対して、加熱調理器用の温度検出装置(以下、単に温度検出装置と記載する場合がある)Sが設けられる。各ガスバーナ4に夫々設けられる3台の温度検出装置Sは、夫々、同様に、五徳5上に載置された被加熱物の温度を検出する被加熱物温度検出機能、及び、五徳5上に被加熱物が載置されているか否かを検知する被加熱物検知機能を備えている。
そして、小火力バーナ4に対する温度検出装置Sについては、グリル排気筒8の上方に配置する関係上、上下方向での設置スペースが狭いので、本願に係る温度検出装置Sが設けられる。
以下、本願に係る温度検出装置Sについて説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、図1及び図2に基づいて、温度検出装置Sの第1実施形態を説明する。
尚、図1は、被加熱物が五徳5に載置されておらず、昇降体20が上限位置に位置する状態での温度検出装置Sの縦断面図であり、図2は、被加熱物が五徳5に載置されて、昇降体20が下降した状態での温度検出装置Sの縦断面図である。
温度検出装置Sは、ガスコンロに固定状に立設される筒状支持体10と、ガスコンロ4の五徳5に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で筒状支持体10の上端部に支持された昇降体20と、温度を検出する検出部31(例えば、サーミスタ)及び検出部31の検出情報を伝えるリード線32を有する温度検出手段30と、第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部41、及び、その検知部41に対して近接、離間することにより検知部41を第1状態と第2状態とに切り換える操作部42を有する被加熱物検知手段40とを備えて構成されている。
小火力バーナ4に対して温度検出装置Sを設けるに当たっては、上下方向での設置スペースが狭いので、筒状支持体10が、昇降体20が支持される側の概ね直線状の先端側辺部11(一方の辺部に相当する)と、昇降体20が支持される側とは反対側の概ね直線状の基端側辺部12(他方の辺部に相当する)とを備えた概略L字状に構成されている。
そして、リード線32が、筒状支持体10の基端側辺部12外に延びる形態で筒状支持体10内に配置された状態で、検出部31が、昇降体20における被加熱物の底部が当接する当接部21の温度を検出可能に設けられている。
又、検知部41及び操作部42が、昇降体20の昇降による位置変位を検知可能に、筒状支持体10の基端側辺部12と、一端が昇降体20に接続され且つ他端が基端側辺部12内に延びる状態で筒状支持体10内に配設された伝達部材Tにおける基端側辺部12内の部分とに分けて設けられている。
又、伝達部材Tが、昇降体20が下降するときに加わる押圧力及び昇降体20が上昇するときに加わる引っ張り力を、伝達部材Tにおける基端側辺部12内に位置する部分に伝達可能に構成されている。
更に、検知部41及び操作部42のうちのどちらが伝達部材Tに設けられるにしても、検知部41や操作部42は、伝達部材Tに設けられた状態では、筒状支持体の湾曲部13(即ち、屈曲部分)の内部を通過不可能な大きさ及び形状である。
以下、図1及び図2に基づいて、温度計測装置Sの各部について、詳細に説明する。
筒状支持体10は、一本の直線状のパイプ材14(管部材の一例)を、その略中央部で円弧状に屈曲成形することにより、先端側辺部11と基端側辺部12とが円弧状の湾曲部13を介して略直角状に連なる概略L字状に構成されている。ちなみに、筒状支持体10を構成するパイプ材14の材質はステンレススチール(例えば、SUS304)である。
具体的には、筒状支持体10の外径、内径は、それぞれ、6.0mmφ、5.0mmφである。又、筒状支持体10の湾曲部13は、概略、中心角が90°で、内周部の半径が20mmの円弧状である。
昇降体20は、小径部と大径部とからなら2段円筒状の本体部22と、その本体部22の大径部側の端部開口を閉塞する当接部21と、その当接部21の裏面に当て付けられた状態で固定された鍔付円筒状のセンサ支持部23とを備えて構成されている。
又、温度検出手段30のリード線32には、耐熱性を有する耐熱チューブ33が被覆されている。ちなみに、耐熱チューブ33としては、例えば、ガラス編組チューブが用いられる。
そして、温度検出手段30の検出部31を、昇降体20の当接部21の裏面に当て付けてセンサ支持部23内に収納した状態で、耐熱性の樹脂(図示省略)を充填することにより、検出部31が、昇降体20の当接部21の温度を検出可能に設けられる。
リード線32の端部には、ガスコンロの運転を制御するための制御部(図示省略)に接続するためのコネクタ34が接続され、このコネクタ34を制御部に接続することにより、検出部31の検出情報が制御部に入力されるように構成されている。
筒状支持体10の先端側辺部11側の端部(上端部)には、昇降体20の本体部22の小径部の内径よりも大きく且つ大径部の内径よりもやや小さい外径を有するリング状のバネ受け部24が係止されている。
そして、昇降体20は、その本体部22における小径部と大径部との段部にてバネ受け部24により抜け止めされ、且つ、その当接部21の裏面とバネ受け部24との間にコイルバネ25を圧縮状態で介在させた状態で、筒状支持体10の先端側辺部11側の端部に支持される。これにより、昇降体20が、筒状支持体10の先端側辺部11の上端部に、昇降自在で且つコイルバネ25により上方側に復帰付勢された状態で支持されることになる。
この第1実施形態では、可撓性を有するピアノ線51が、一端が昇降体20に接続され、他端が基端側辺部12内に延び且つ基端側辺部12の軸心方向に沿う方向での自由端として、概略L字状の筒状支持体10内に配設される。ちなみに、このピアノ線51は、他端が拘束されない(自由な状態)状態で、一端が、例えば溶接等により、昇降体20のセンサ支持部23に接続される。
このピアノ線51が、基端側辺部12内に延びる他端が、基端側辺部12の軸心方向に沿う方向での自由端として、筒状支持体10内に配設された索状体の一例であり、このピアノ線51により、伝達部材Tが構成される。
ちなみに、ピアノ線51は、例えば、A種(SWP−A)で、線形が1mmφのものが用いられる。
そして、ピアノ線51は、可撓性を有し、しかも、基端側辺部12内に延びる他端が拘束されていないので、昇降体20が昇降するのに伴って、ピアノ線51が、筒状支持体10の湾曲部13の形状に追従して撓みつつ、概略L字状の筒状支持体10の軸心に沿う形態を保持したままで、筒状支持体10内をその軸芯方向に移動する。従って、昇降体20が昇降するのに伴って、ピアノ線51の基端側辺部12内の端部が、昇降体20における先端側辺部11の軸芯方向に沿う方向での変位量と同等に基端側辺部12の軸芯方向に沿う方向に変位する。
つまり、ピアノ線51は、昇降体20が下降するときに加わる押圧力及び昇降体20が上昇するときに加わる引っ張り力を、ピアノ線51における基端側辺部12内に位置する部分に的確に伝達することができる。
図3にも示すように、この実施形態では、検知部41としてのリードスイッチ43が、筒状支持体10における基端側辺部12の外周部に設けられ、磁石44が、リードスイッチ43に対して磁界を印加して、リードスイッチ43をオン状態(第1状態の一例)及びオフ状態(第2状態の一例)のいずれか一方に切り換え可能なように、リードスイッチ43に対向する状態で基端側辺部12の外周部に設けられている。つまり、リードスイッチ43に加えて、磁石44を備えて、検知部41が構成される。
又、リードスイッチ43と磁石44との間に位置することによって、磁石44の磁界がリードスイッチ43に印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体45が、操作部42として、ピアノ線51における基端側辺部12内の部分に設けられている。
リードスイッチ43としては、例えば、ノーマルオープンのタイプのものが用いられる。
磁石44は、例えば、6mm角で長さが10mm程度の角柱状であり、フェライト磁石、ネオジム磁石等が用いられる。
磁気遮蔽体45は、ピアノ線51に取り付けられた状態で、筒状支持体10の湾曲部13の内部を通過不可能な形状及び大きさであり、この実施形態では、外径が4.5mmφで、長さが15mmの円筒状に構成されている。又、円筒状の磁気遮蔽体45の内径は、温度検出手段30の耐熱チューブ33の外径よりも大きくなるように設定されている。ちなみに、磁気遮蔽体45は、例えば、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性材料(例えば、ソフトフェライト、鉄等)により構成されている。
そして、この円筒状の磁気遮蔽体45が、温度検出手段30の耐熱チューブ33で被覆されたリード線32を内装する状態で、ピアノ線51における基端側辺部12内の部分に設けられている。
前述のように、円筒状の磁気遮蔽体45の内径は、温度検出手段30の耐熱チューブ33の外径よりも大きいので、リード線32の長さ方向に沿う方向での磁気遮蔽体45と耐熱チューブ33で被覆されたリード線32との相対位置が、変化自在なように構成されている。
リードスイッチ43は、筒状支持体10の基端側辺部12の外周部における所定の箇所に、例えば、耐熱性の接着剤(図示省略)により固定され、磁石44は、筒状支持体10の基端側辺部12の外周部において、リードスイッチ43に対向する位置(リードスイッチ43と中心角で略180°隔てた位置)に、例えば、耐熱性の接着剤(図示省略)により固定される。
リードスイッチ43のオンオフ状態を判定するためのリード線46は、前述のコネクタ34に接続され、リードスイッチ43のオンオフ状態が前述の制御部に入力されるように構成されている。
筒状の磁気遮蔽体45は、図1及び図3(a)に示すように、昇降体20が上限位置に上昇した状態(被加熱物が五徳5上に載置されない状態)で、磁石44の磁界がリードスイッチ43に印加されるのを遮蔽すべく、リードスイッチ43と磁石44との間に位置する状態(近接状態)となり、且つ、図2及び図3(b)に示すように、被加熱物が五徳5上に載置されて昇降体20が下降するのに伴って、磁石44の磁界がリードスイッチ43に印加されるべく、リードスイッチ43と磁石44の間から筒状支持体10の基端側辺部12側の端部の側にはみ出る状態(離間状態)となるように、位置を定めて、ピアノ線51に取り付けられている。
つまり、昇降体20が上限位置に上昇してリードスイッチ43と磁気遮蔽体45とが近接した状態(図1及び図3(a))では、リードスイッチ43がオフ状態となり、昇降体20が下降してリードスイッチ43と磁気遮蔽体45とが離間した状態(図2及び図3(b))では、リードスイッチ43がオン状態となる形態で、操作部42としての磁気遮蔽体45が検知部41としてのリードスイッチ43に対して近接、離間することにより、リードスイッチ43をオン状態とオフ状態とに切り換えるように構成されている。
次に、図4に基づいて、本願発明に係る温度検出装置Sの製造方法について、説明する。
本願発明に係る製造方法では、図4(a)に示すように、検知部41及び操作部42のうちの一方(この実施形態では、操作部42としての磁気遮蔽体45)を所定の部分に取り付けたピアノ線51(伝達部材Tの一例)を、昇降体20の当接部21に接続する。
次いで、図4(b)に示すように、筒状支持体10を構成するための直線状のパイプ材14の内部に、ピアノ線51及び耐熱チューブ33で被覆されたリード線32を配置した状態で、昇降体20の本体部22をパイプ材14の一端部に支持する。
次いで、図4(c)に示すように、パイプ材14を概略L字状に屈曲成形して、筒状支持体10を概略L字状に構成する。
温度検出装置Sの製造方法について、さらに詳細に説明する。
図4(a)に示すように、先ず、パイプ材14の一端に、バネ受け部24を係止すると共に、昇降体20の本体部22を、バネ受け部24にて抜け止めされた状態で、パイプ材14の一端部に配置する。
又、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32がつながった検出部31を、昇降体20の当接部21の裏面に付設したセンサ支持部23内に固定する。
又、ピアノ線51を、当接部21の裏面に付設したセンサ支持部23に接続し、且つ、磁気遮蔽体45を、ピアノ線51の所定箇所に固定する。
このように、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32及び磁気遮蔽体45を付設したピアノ線51をセンサ支持部23に接続した状態では、磁気遮蔽体45を耐熱チューブ33で被覆されたリード線32の外周部に位置させた状態とする。

そして、図4(b)に示すように、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32及び磁気遮蔽体45を付設したピアノ線51をパイプ材14内に配置した状態で、昇降体20の当接部21を、内部にコイルバネ25を配置した本体部22の大径部の開口端部に固定することにより、昇降体20をパイプ材14の一端部に支持する。すると、コイルバネ25が、当接部21の裏面とバネ受け部24との間に圧縮状態で設けられることになる。
つまり、ピアノ線51を昇降体20に接続し、且つ、検知部41及び操作部42のうちの一方(この第1実施形態では、操作部42の一例の磁気遮蔽体45)をピアノ線51の所定箇所に取り付け、且つ、リード線32がつながった検出部31を昇降体20に取り付け、次いで、リード線32及びピアノ線51をパイプ材14の内部に配置した状態で、昇降体20をパイプ材14の一端部に支持する製造方法を実行することになる。
次いで、図4(c)に示すように、周知のベンダー(曲げ加工機、図示省略)により、パイプ材14を概略L字状に屈曲成形して、筒状支持体10を概略L字状に構成する。
次いで、図示を省略するが、リードスイッチ43及び磁石44夫々を筒状支持体10の基端側辺部12の夫々の所定箇所に設け、又、温度検出手段30のリード線32及びリードスイッチ43のリード線46にコネクタ34を接続する。
尚、図4(c)において、61はベンダーの湾曲成形用ローラであり、62はベンダーの押さえ用ローラである。つまり、パイプ材14を湾曲成形用ローラ61と押さえ用ローラ62とにより挟持した状態で、パイプ材14における昇降体20が支持された側とは反対側の部分に、湾曲成形用ローラ61側に向けて押圧力を加えることにより、パイプ材14が湾曲成形用ローラ61の外周面に倣って湾曲成形されることになる。
上述の製造方法を採用することにより、検知部41及び操作部42のうち伝達部材T(この第1実施形態では、ピアノ線51)に設けられる方(この第1実施形態では、操作部42の一例の磁気遮蔽体45)が、ピアノ線51に設けられた状態では筒状支持体10の湾曲部13の内部を通過不可能であっても、筒状支持体10を一本のパイプ材14で概略L字状に構成しながら、検知部41及び操作部42のうち伝達部材Tに設けられる方を、伝達部材Tにおける概略L字状の筒状支持体10の基端側辺部12内の部分に設けることができる。
上述のように構成した温度検出装置Sは、図8に示すように、筒状支持体10の先端側辺部11が環状のバーナ本体4aの略中央部で立ち姿勢となり、且つ、五徳5に被加熱物を載置していない状態では、昇降体20の当接部21が五徳5の上面よりも突出する状態で、筒状支持体10の基端側辺部12が、センサ固定具(図示省略)によりグリル排気筒8の上方に固定されることにより、ガスコンロのケーシング1内に設けられる。
そして、被加熱物を五徳5上に載置していない状態では、昇降体20がコイルバネ25の付勢力により上限位置に上昇した状態となって、リードスイッチ43がオフ状態となり、五徳5上に被加熱物が載置されていない被加熱物否載置状態が検知される。
又、被加熱物を五徳5に載置すると、被加熱物の底部が昇降体20の当接部21に当接して、昇降体20がコイルバネ25の付勢力に抗して下降し、それに伴って、リードスイッチ43がオン状態となり、五徳5上に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態が検知される。
そのように被加熱物を五徳5上に載置した状態から、被加熱物を持ち上げて五徳5上から取り外すと、コイルバネ25の付勢力により、昇降体20が上限位置に復帰し、リードスイッチ43がオフ状態となって被加熱物否載置状態が検知される。
上記の第1実施形態の温度計測装置Sでは、ピアノ線51の基端側辺部12内に延びる方の端部が、自由端であるため、基端側辺部12の軸心方向に沿う方向での移動が規制されない。しかも、筒状の磁気遮蔽体45の内径が耐熱チューブ33の外径よりも大きくて、リード線32の長さ方向に沿う方向での磁気遮蔽体45と耐熱チューブ33で被覆されたリード線32との相対位置が、変化自在である。
これにより、被加熱物が五徳5上に載置されて昇降体20が下降する際に、耐熱チューブ33にて被覆されたリード線32が形状を保てず曲がったとしても、ピアノ線51は、概略L字状の筒状支持体10の軸心に沿う形態を保持したままで座屈することなく、筒状支持体10内をその軸芯方向に沿って基端側辺部12の端部側に移動するので、操作部42としての磁気遮蔽体45が、昇降体20が下降する距離と同等の距離、筒状支持体10の基端側辺部12内をその軸芯方向に沿う方向に移動する。
従って、被加熱物検知手段40により、昇降体20の昇降による位置変位を的確に検知でき、もって、五徳5上に被加熱物が載置されているか否かを的確に検知することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は、主として、伝達部材T及び被加熱物検知手段40の別の実施形態を説明するものであり、伝達部材T及び被加熱物検知手段40以外の構成は、上記の第1実施形態と同様である。従って、重複説明を避けるために、第1実施形態と同じ構成要素や同じ作用を有する構成要素については、同じ符号を付すことにより説明を省略して、主として、伝達部材T及び被加熱物検知手段40、及び、それに関連する製造方法について説明する。
図5に示すように、この第2実施形態では、伝達部材Tが、耐熱チューブ33にて被覆されたリード線32である。尚、図5は、昇降体20が下降した状態での温度検出装置Sの縦断面図を示す。
又、この第2実施形態では、検知部41としてリードスイッチ43が、筒状支持体10における基端側辺部12の外周部に設けられている。又、操作部42として磁石47が、昇降体20の昇降に伴うリード線32の基端側辺部12の軸心方向に沿う方向での移動により、リードスイッチ43をオン状態とオフ状態とに切り換え可能に、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32に設けられている。
リードスイッチ43としては、例えば、ノーマルクローズのタイプのものが用いられる。
リードスイッチ43は、筒状支持体10の基端側辺部12の外周部における所定の箇所に、例えば、耐熱性の接着剤(図示省略)により固定される。
リードスイッチ43のオンオフ状態を判定するためのリード線46は、コネクタ34に接続される。
磁石47は、図5において二点鎖線にて示すように、昇降体20が上限位置に上昇した状態(被加熱物が五徳5上に載置されない状態)で、リードスイッチ43に対向して磁界を印加可能な位置に位置する状態(近接状態)となり、図5において実線にて示すように、被加熱物が五徳5上に載置されて昇降体20が下降するのに伴って、基端側辺部12の軸心方向に沿う方向に端部側に移動して、リードスイッチ43を切り換え可能に磁界を印加できる範囲から軸芯方向にずれた位置に位置した状態(離間状態)となるように、リード線32の耐熱チューブ33に耐熱性の接着剤(図示省略)により固定される。
磁石47は、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32に取り付けられた状態で、筒状支持体10の湾曲部13の内部を通過不可能な形状及び大きさであり、この実施形態では、サイズが直径2.5mmφで長さが10mm程度の円柱形状であり、フェライト磁石、ネオジム磁石が用いられる。
つまり、図5において二点鎖線にて示すように、昇降体20が上限位置に上昇して、磁石44がリードスイッチ43に対向してリードスイッチ43に近接した状態では、磁石44の磁界によりリードスイッチ43がオフ状態となり、図5において実線にて示すように、昇降体20が下降して、磁石44がリードスイッチ43に対向しなくなってリードスイッチ43から離間した状態では、磁石44の磁界がリードスイッチ43に印加されなくなって、リードスイッチ43がオン状態となる形態で、操作部42としての磁石44が検知部41としてのリードスイッチ43に対して近接、離間することにより、リードスイッチ43をオン状態とオフ状態とに切り換えるように構成されている。
又、筒状支持体10における湾曲部13に、径方向内方側に突出してリード線の摺動抵抗を小さくする内向き突起部15が設けられている。
具体的には、内向き突起部15が、筒状支持体10の湾曲部13の)内周側及び外周側の両側の部分に設けられている。
湾曲部13の内周側の部分には、1個の内向き突起部15が、内周を形成する円弧の略中央に対応する位置に設けられている。
又、湾曲部13の外周側の部分には、2個の内向き突起部15が、外周を形成する円弧の中央の両側に振り分けて設けられている。
各内向き突起部15は、筒状支持体10における湾曲部13の所定の箇所を径方向内方側に治具により凹ませることにより形成される。
各内向き突起部15の形状及び大きさは、リード線32を被覆している耐熱チューブ33との接触面積を十分に低減可能に設定される。各内向き突起部15の形状としては、例えば、部分球状(表面が球冠となる形状)や、筒状支持体10の周方向に細長く、横断面形状が砲弾形状の畝状を採用することが好ましい。
次に、図6に基づいて、第2実施形態の温度検出装置Sの製造方法について、説明する。
図6(a)に示すように、先ず、パイプ材14の一端に、バネ受け部24を係止すると共に、昇降体20の本体部22を、バネ受け部24にて抜け止めされた状態で、パイプ材14の一端部に配置する。
又、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32がつながった検出部31を、昇降体20の当接部21の裏面に付設したセンサ支持部23内に固定し、且つ、磁石47を耐熱チューブ33で被覆されたリード線32の所定箇所に固定する。
そして、図6(b)に示すように、磁石47を付設したリード線32をパイプ材14内に配置した状態で、昇降体20の当接部21を、内部にコイルバネ25を配置した本体部22の大径部の開口端部に固定することにより、昇降体20をパイプ材14の一端部に支持する。すると、コイルバネ25が、当接部21の裏面とバネ受け部24との間に圧縮状態で設けられることになる。
つまり、リード線32がつながった検出部31を昇降体20に取り付け、且つ、検知部41及び操作部42のうちの一方(この第2実施形態では、操作部42の一例の磁石47)をリード線32の所定箇所に取り付け、次いで、リード線32をパイプ材14の内部に配置した状態で、昇降体20をパイプ材14の一端部に支持する製造方法を実行することになる。
次いで、図6(c)に示すように、ベンダー(図示省略)により、パイプ材14を概略L字状に屈曲成形して、筒状支持体10を概略L字状に構成する。又、パイプ材14を屈曲成形する際には、治具により、パイプ材14における筒状支持体10の湾曲部13として形成される部分の所定の箇所に、内向き突起部15を形成する。
次いで、リードスイッチ43を筒状支持体10の基端側辺部12の所定箇所に設け、又、温度検出手段30のリード線32及びリードスイッチ43のリード線46にコネクタ34を接続する。
上記の第2実施形態の温度計測装置Sでは、被加熱物が五徳5上に載置されて昇降体20が下降する際に、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32は、筒状支持体10の湾曲部13の内周側や外周側に設けられた内向き突起部15の表面を摺動しつつ、筒状支持体10内をその軸芯方向に沿って基端側辺部12の端部側に移動するため、リード線32(具体的には、耐熱チューブ33)と筒状支持体10の湾曲部13の内面との間の摺動抵抗が小さくなるので、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32の移動がスムーズになる。
これにより、耐熱チューブ33にて被覆されたリード線32の座屈が十分に抑制されるので、昇降体20の下降距離と同等の距離だけ、磁石47が筒状支持体10の基端側辺部12内をその軸心方向に沿う方向に沿って端部側に移動する。
従って、被加熱物検知手段40により、昇降体20の昇降による位置変位を的確に検知でき、もって、五徳5上に被加熱物が載置されているか否かを的確に検知することができる。
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 伝達部材Tを構成する索状体の具体例としては、上記の第1実施形態において例示したピアノ線51に限定されるものではない。例えば、図示を省略するが、カメラのシャッター操作用のケーブルレリーズや、樹脂製のワイヤを用いることができる。
(ロ) 上記の第1及び第2の各実施形態において、被加熱物検知手段40の具体構成を種々に変更することができる。
例えば、第1実施形態において、被加熱物検知手段40の具体構成として、第2実施形態と同様の構成、即ち、検知部41としてリードスイッチ43を用い、操作部42として磁石47を用いた構成を採用することができる。
この場合、リードスイッチ43を筒状支持体10の基端側辺部12に設け、磁石47をピアノ線51における基端側辺部12内の部分に設けたり、逆に、リードスイッチ43をピアノ線51における基端側辺部12内の部分に設け、磁石47を筒状支持体10の基端側辺部12に設けることができる。
又、第2実施形態において、被加熱物検知手段40の具体構成として、第1実施形態において例示した構成、即ち、リードスイッチ43、磁石44及び磁気遮蔽体45を備えた構成を採用することができる。この場合は、磁気遮蔽体45を、リード線32における筒状支持体10の基端側辺部12内の部分に設けることになる。
又、第2実施形態と同様に、被加熱物検知手段40の具体構成として、検知部41としてリードスイッチ43を用い、操作部42として磁石47を用いた構成を採用する場合、第2実施形態とは逆に、リードスイッチ43をリード線32における基端側辺部12内の部分に設け、磁石47を筒状支持体10の基端側辺部12に設けても良い。
又、検知部41として反射型光センサを備え、操作部42として反射型光センサからの光を反射する反射体を備えた構成や、検知部41として透過型光センサを備え、操作部42として、透過型光センサの発光部と受光部との間で光を遮る光遮蔽体を備えた構成を用いることができる。
(ハ) 上記の第2実施形態において、リード線32に、耐熱チューブ33を被覆しなくても良い。
(ニ) 上記の第1実施形態では、リードスイッチ43として、ノーマルオープンのものを用いたが、ノーマルクローズのものを用いても良い。
又、上記の第2の実施形態では、リードスイッチ43として、ノーマルクローズのものを用いたが、ノーマルオープンのものを用いても良い。
(ホ) 基端側辺部12の軸心方向に沿う方向での検知部41と操作部42との相対位置関係として、上記の第1及び第2の各実施形態では、昇降体20が上限位置に上昇した状態では、検知部41と操作部42とが近接状態となり、昇降体20が下降するのに伴って、検知部41と操作部42とが離間状態となる相対位置関係とした。逆に、昇降体20が上限位置に上昇した状態では、検知部41と操作部42とが離間状態となり、昇降体20が下降するのに伴って、検知部41と操作部42とが近接状態となる相対位置関係としても良い。
(ヘ) 筒状支持体10の概略L字状の形状において、先端側辺部11と基端側辺部12とが湾曲部13を介して連なる角度は、直角よりも多少小さい角度でも良く、又、直角よりも多少大きい角度でも良い。
(ト) 本発明の加熱調理器用の温度検出装置は、上記の実施形態において例示したガスコンロ以外に、電気コンロ等、種々の加熱調理器にて用いることが可能である。
以上説明したように、加熱調理器用の温度検出装置の低廉化を図り得る加熱調理器用の温度検出装置の製造方法を提供することができる。
5 五徳(載置部)
10 筒状支持体
11 先端側辺部(一方の辺部)
12 基端側辺部(他方の辺部)
13 湾曲部(屈曲部分)
14 パイプ材(管部材)
20 昇降体
21 当接部
30 温度検出手段
31 検出部
32 リード線
40 被加熱物検知手段
41 検知部
42 操作部
43 リードスイッチ
44 磁石
45 磁気遮蔽体
51 ピアノ線(索状体)
T 伝達部材

Claims (4)

  1. 一方の辺部が立ち姿勢で、加熱調理器に固定状に設けられる概略L字形状の筒状支持体と、
    前記加熱調理器の載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で、前記筒状支持体の前記一方の辺部の上端部に支持された昇降体と、
    温度を検出する検出部及び前記検出部の検出情報を伝えるリード線を有する温度検出手段と、
    第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部、及び、その検知部に対して近接、離間することにより前記検知部を前記第1状態と前記第2状態とに切り換える操作部を有する被加熱物検知手段とを備え、
    前記リード線が、前記筒状支持体における他方の辺部外に延びる形態で前記筒状支持体内に配置された状態で、前記検出部が、前記昇降体における前記被加熱物の底部が当接する当接部の温度を検出可能に設けられ、
    前記検知部及び前記操作部が、前記昇降体の昇降による位置変位を検知可能に、前記筒状支持体の前記他方の辺部と、一端が前記昇降体に接続され且つ他端が前記他方の辺部内に延びる状態で前記筒状支持体内に配設された伝達部材における前記他方の辺部内の部分とに分けて設けられ、
    前記伝達部材が、前記昇降体が下降するときに加わる押圧力及び前記昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、前記伝達部材における前記他方の辺部内に位置する部分に伝達可能に構成された加熱調理器用の温度検出装置の製造方法であって、
    前記検知部及び前記操作部のうちの一方を所定の部分に取り付けた前記伝達部材を、前記昇降体に接続し、
    次いで、前記筒状支持体を構成するための直線状の管部材の内部に前記伝達部材を配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持し、
    次いで、前記管部材を概略L字状に屈曲成形して、前記筒状支持体を概略L字状に構成する加熱調理器用の温度検出装置の製造方法。
  2. 前記伝達部材が、その前記他方の辺部内に延びる前記他端が、前記他方の辺部の軸心方向に沿う方向での自由端として、前記筒状支持体内に配設された索状体であり、
    前記索状体を前記昇降体に接続し、且つ、前記検知部及び前記操作部のうちの一方を前記索状体の所定箇所に取り付け、且つ、前記リード線がつながった前記検出部を前記昇降体に取り付け、
    次いで、前記リード線及び前記索状体を前記管部材の内部に配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持する請求項1に記載の加熱調理器用の温度検出装置の製造方法。
  3. 前記伝達部材が、前記リード線であり、
    前記リード線がつながった前記検出部を前記昇降体に取り付け、且つ、前記検知部及び前記操作部のうちの一方を前記リード線の所定箇所に取り付け、
    次いで、前記リード線を前記管部材の内部に配置した状態で、前記昇降体を前記管部材の一端部に支持する請求項1に記載の加熱調理器用の温度検出装置の製造方法。
  4. 前記検知部としてのリードスイッチが、前記筒状支持体における前記他方の辺部の外周部に設けられ、
    磁石が、前記リードスイッチに対して磁界を印加して、前記リードスイッチを前記第1状態及び前記第2状態のいずれか一方に切り換え可能なように、前記リードスイッチに対向する状態で前記他方の辺部の外周部に設けられ、
    前記リードスイッチと前記磁石との間に位置することによって、前記磁石の磁界が前記リードスイッチに印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体が、前記操作部として、前記伝達部材における前記他方の辺部内の部分に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器用の温度検出装置の製造方法。
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