JP6192498B2 - 加熱調理器用の温度検出装置 - Google Patents
加熱調理器用の温度検出装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6192498B2 JP6192498B2 JP2013234186A JP2013234186A JP6192498B2 JP 6192498 B2 JP6192498 B2 JP 6192498B2 JP 2013234186 A JP2013234186 A JP 2013234186A JP 2013234186 A JP2013234186 A JP 2013234186A JP 6192498 B2 JP6192498 B2 JP 6192498B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- state
- cylindrical support
- reed switch
- cord
- heated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims description 117
- 238000010411 cooking Methods 0.000 title claims description 11
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 66
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 40
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 22
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 44
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910001035 Soft ferrite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910001172 neodymium magnet Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
そして、温度検出手段の検出部によって、昇降体の当接部の温度が被加熱物の温度として検出される。
又、載置部に載置される被加熱物により昇降体が押し下げられるのに伴って、検知部と操作部との筒状支持体の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係が、近接する状態から離間する状態に、あるいは、離間する状態から近接する状態に変化して、検知部が第1状態から第2状態に、あるいは、第2状態から第1状態に切り換えられることにより、昇降体の下降が検知されて、被加熱物の存在が検知される。
一方、載置部に載置された被加熱物が持ち上げられると、付勢力により昇降体が上昇して、検知部と操作部との筒状支持体の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係が、離間する状態から近接する状態に、あるいは、近接する状態から離間する状態に変化して、検知部が第2状態から第1状態に、あるいは、第1状態から第2状態に切り換えられることにより、昇降体の上昇が検知されて、被加熱物の否存在が検知される。
そして、昇降体の昇降に伴ってリード線が筒状支持体内をその軸心方向に移動することにより、リードスイッチと磁石との筒状支持体の軸芯方向に沿う方向(上下方向)での相対位置関係が離間状態と近接状態とに変化して、リードスイッチが第1状態と第2状態とに切り換えられることにより、載置部への被加熱物の載置有無が検知されるように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合、温度検出手段のリード線は、筒状支持体の先端側辺部から屈曲部を通過して基端側辺部外に延びる状態で、筒状支持体内に配置されることになる。
従って、昇降体が下降するのに伴って、リード線の検出部に接続された側の端部に押圧力が働くと、リード線は筒状支持体内をその軸心方向に沿う方向に端部側に移動するが、そのリード線の回路側端部は、筒状支持体の軸心方向に沿う方向での動きが規制されているので、リード線が座屈する場合がある。特に、リード線が概略L字状の筒状支持体内に配置されている場合、筒状支持体の屈曲部に追従して屈曲するリード線の部分においても、リード線が筒状支持体の内面に接触する等により、筒状支持体の軸心方向に沿う方向での動きに抵抗が作用するので、リード線が座屈する現象が特に発生し易い。
前記加熱調理器の載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で前記筒状支持体の上端部に支持された昇降体と、
温度を検出する検出部及び前記検出部の検出情報を伝えるリード線を有する温度検出手段と、
第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部、及び、その検知部に対して近接、離間することにより前記検知部を前記第1状態と前記第2状態とに切り換える操作部を有する被加熱物検知手段とを備え、
前記リード線が、前記筒状支持体における前記昇降体が支持された側とは反対側の端部外に延びる形態で前記筒状支持体内に配置された状態で、前記検出部が、前記昇降体における前記被加熱物の底部が当接する当接部の温度を検出可能に設けられ、
前記検知部及び前記操作部が、前記昇降体の昇降による位置変位を検知可能に、前記筒状支持体の側と前記昇降体の側とに分けて設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記筒状支持体が、前記昇降体が支持される側の概ね直線状の先端側辺部と、前記昇降体が支持される側とは反対側の概ね直線状の基端側辺部とを備えた概略L字状に構成され、
可撓性を有する索状体が、一端が前記昇降体に接続され、他端が前記基端側辺部内に延び且つ前記基端側辺部の軸心方向に沿う方向での自由端として、前記筒状支持体内に配設され、
前記索状体が、前記昇降体が下降するときに加わる押圧力及び前記昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、前記索状体における前記基端側辺部内に位置する部分に伝達可能に構成され、
前記検知部及び前記操作部のうちの一方が、前記筒状支持体の前記基端側辺部に設けられ、他方が、前記索状体における前記基端側辺部内に位置する部分に設けられている点にある。
そして、索状体の基端側辺部内に延びる方の他端は、自由端であって、基端側辺部の軸心方向に沿う方向での移動が規制されず、又、索状体は、昇降体が下降するときに加わる押圧力及び昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、索状体における基端側辺部内に位置する部分に伝達可能に構成されているので、昇降体が昇降するのに伴って、索状体の基端側辺部内の端部が、昇降体における先端側辺部の軸芯方向に沿う方向での変位量と同等に基端側辺部の軸芯方向に沿う方向に変位する状態で、索状体が筒状支持体内をその軸芯方向に移動する。
要するに、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から取り外されたりすることによって、昇降体が昇降するのに伴って、検知部と操作部との基端側辺部の軸芯方向に沿う方向での相対位置関係を的確に近接状態と離間状態とに変化させて、検知部を第1状態と第2状態とに的確に切り換えることができる。
従って、筒状支持体が概略L字状に構成されている場合でも、載置部への被加熱物の載置有無を的確に検知し得る加熱調理器用の温度検出装置を提供することができる。
前記検知部としてのリードスイッチが、前記筒状支持体における前記基端側辺部の外周部に設けられ、
磁石が、前記リードスイッチに対して磁界を印加して、前記リードスイッチを前記第1状態及び前記第2状態のいずれか一方に切り換え可能なように、前記リードスイッチに対向する状態で前記基端側辺部の外周部に設けられ、
前記リードスイッチと前記磁石との間に位置することによって、前記磁石の磁界が前記リードスイッチに印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体が、前記操作部として、前記索状体における前記基端側辺部内の部分に設けられている点にある。
磁気遮蔽体がリードスイッチから離間した状態では、磁石の磁界がリードスイッチに印加されるので、リードスイッチが第1状態及び第2状態のうちの一方に切り換えられ、磁気遮蔽体がリードスイッチに近接した状態では、磁石の磁界がリードスイッチに印加されるのが遮蔽されるので、リードスイッチが第1状態及び第2状態のうちの他方に切り換えられる。
そして、磁気遮蔽体は、例えば、肉厚を比較的薄く構成する等により、リードスイッチや磁石に比べて、軽量化を図ることが可能であるので、昇降体の昇降に伴う磁気遮蔽体の基端側辺部の軸芯方向に沿う方向での移動をスムーズにすることが可能となる。その結果、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から取り外されたりすることによって、昇降体が昇降するのに伴って、リードスイッチを一層的確に第1状態と第2状態とに切り換えることができる。
従って、載置部への被加熱物の載置有無の検知における信頼性を一層向上することができる。
筒状の前記磁気遮蔽体が、前記リード線を内装する状態で、前記索状体における前記基端側辺部内の部分に設けられている点にある。
要するに、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から取り外されたりすることによって、昇降体が昇降するのに伴って、リードスイッチを更に的確に第1状態と第2状態とに切り換えることができる。
従って、載置部への被加熱物の載置有無の検知における信頼性を更に向上することができる。
前記索状体が、ピアノ線である点にある。
つまり、索状体として、細いピアノ線を用いることにより、筒状支持体も、より細いものを用いることができる。
従って、加熱調理器用の温度検出装置の小型軽量化を図りながら、筒状支持体が概略L字状に構成されている場合でも、載置部への被加熱物の載置有無を的確に検知可能にすることができる。
前記索状体が、ケーブルレリーズである点にある。
従って、載置部への被加熱物の載置有無の検知における信頼性を更に向上することができる。
先ず、本発明に係る加熱調理器用の温度検出装置Sを搭載したガスコンロについて、簡単に説明する。
図4に示すように、ガスコンロは、ビルトインタイプに構成され、上方が開口した矩形箱状のケーシング1の上部に備えられた天板2に、左右方向に並べて3つの開口部3(図5参照)が設けられると共に、各開口部3に環状のガスバーナ4が配置され、各ガスバーナ4に対応して、被加熱物(鍋など、図示省略)を載置する五徳5(載置部の一例)が着脱自在に備えられている。更に、ケーシング1内における左右方向の略中央には、グリル6が設けられると共に、そのグリル6のグリル庫(図示省略)内を加熱するガスバーナ(図示省略)が備えられ、そのグリル庫からの排ガスを排出するグリル排気口7が、天板2の後部側の部分に設けられている。
そして、ケーシング1内における左右方向の略中央には、グリル庫内の排ガスをグリル排気口7に導くグリル排気筒8(図5参照)が設けられている。
そして、図5に示すように、この小火力バーナ4は、グリル排気筒8の上方に配設される。
そして、小火力バーナ4に対する温度検出装置Sについては、グリル排気筒8の上方に配置する関係上、上下方向での設置スペースが狭いので、本願に係る温度検出装置Sが設けられる。
尚、図1は、被加熱物が五徳5に載置されておらず、昇降体20が上限位置に位置する状態での温度検出装置Sの縦断面図であり、図2は、被加熱物が五徳5に載置されて、昇降体20が下降した状態での温度検出装置Sの縦断面図である。
又、検知部41及び操作部42が、昇降体20の昇降による位置変位を検知可能に、筒状支持体10の側と昇降体20の側とに分けて設けられている。
この実施形態では、筒状支持体10は、一本の直線状のパイプ材14(管部材の一例)を、その略中央部で円弧状に屈曲成形することにより、先端側辺部11と基端側辺部12とが円弧状の湾曲部13を介して略直角状に連なる概略L字状に構成されている。ちなみに、筒状支持体10を構成するパイプ材14の材質はステンレススチール(例えば、SUS304)である。
そして、検知部41及び操作部42のうちの一方が、筒状支持体10の基端側辺部12に設けられることにより、筒状支持体10の側に設けられ、他方が、索状体50における基端側辺部12内に位置する部分に設けられることにより、昇降体20の側に設けられている。
昇降体20は、小径部と大径部とからなら2段円筒状の本体部22と、その本体部22の大径部側の端部開口を閉塞する当接部21と、その当接部21の裏面に当て付けられた状態で固定された鍔付円筒状のセンサ支持部23とを備えて構成されている。
又、温度検出手段30のリード線32には、耐熱性を有する耐熱チューブ33が被覆されている。ちなみに、耐熱チューブ33としては、例えば、ガラス編組チューブが用いられる。
そして、温度検出手段30の検出部31を、昇降体20の当接部21の裏面に当て付けてセンサ支持部23内に収納した状態で、耐熱性の樹脂(図示省略)を充填することにより、検出部31が、昇降体20の当接部21の温度を検出可能に設けられる。
そして、昇降体20は、その本体部22における小径部と大径部との段部にてバネ受け部24により抜け止めされ、且つ、その当接部21の裏面とバネ受け部24との間にコイルバネ25を圧縮状態で介在させた状態で、筒状支持体10の先端側辺部11側の端部に支持される。これにより、昇降体20が、筒状支持体10の先端側辺部11の上端部に、昇降自在で且つコイルバネ25により上方側に復帰付勢された状態で支持されることになる。
このピアノ線51は、他端が拘束されない(自由な状態)状態で、一端が、例えば溶接等により、昇降体20のセンサ支持部23に接続される。
このように一端が昇降体20のセンサ支持部23に接続されたピアノ線51が、他端が基端側辺部12内に延びる状態で、概略L字状の筒状支持体10内に配設される。
つまり、ピアノ線51は、昇降体20が下降するときに加わる押圧力及び昇降体20が上昇するときに加わる引っ張り力を、ピアノ線51における基端側辺部12内に位置する部分に的確に伝達することができる。
又、リードスイッチ43と磁石44との間に位置することによって、磁石44の磁界がリードスイッチ43に印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体45が、操作部42として、ピアノ線51における基端側辺部12内の部分に設けられている。
磁石44は、例えば、6mm角で長さが10mm程度の角柱状であり、フェライト磁石、ネオジム磁石等が用いられる。
磁気遮蔽体45は、ピアノ線51に取り付けられた状態で、筒状支持体10の湾曲部13の内部を通過不可能な形状及び大きさであり、この実施形態では、外径が4.5mmφで、長さが15mmの円筒状に構成されている。又、円筒状の磁気遮蔽体45の内径は、温度検出手段30の耐熱チューブ33の外径よりも大きくなるように設定されている。ちなみに、磁気遮蔽体45は、例えば、保磁力が小さく透磁率が大きい軟磁性材料(例えば、ソフトフェライト、鉄等)により構成されている。
前述のように、円筒状の磁気遮蔽体45の内径は、温度検出手段30の耐熱チューブ33の外径よりも大きいので、リード線32の長さ方向に沿う方向での磁気遮蔽体45と耐熱チューブ33で被覆されたリード線32との相対位置が、変化自在なように構成されている。
リードスイッチ43のオンオフ状態を判定するためのリード線46は、前述のコネクタ34に接続され、リードスイッチ43のオンオフ状態が前述の制御部に入力されるように構成されている。
先ず、筒状支持体10を構成するための直線状のパイプ材14の一端に、バネ受け部24を係止すると共に、昇降体20の本体部22を、バネ受け部24にて抜け止めされた状態で、パイプ材14の一端部に配置する。
又、ピアノ線51を、当接部21の裏面に付設したセンサ支持部23に接続し、且つ、磁気遮蔽体45を、ピアノ線51の所定箇所に固定する。
又、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32がつながった検出部31を、昇降体20の当接部21の裏面に付設したセンサ支持部23内に固定する。
そして、耐熱チューブ33で被覆されたリード線32及び磁気遮蔽体45を付設したピアノ線51をパイプ材14内に配置した状態で、昇降体20の当接部21を、内部にコイルバネ25を配置した本体部22の大径部の開口端部に固定することにより、昇降体20をパイプ材14の一端部に支持する。すると、コイルバネ25が、当接部21の裏面とバネ受け部24との間に圧縮状態で設けられることになる。
次いで、リードスイッチ43及び磁石44夫々を筒状支持体10の基端側辺部12の夫々の所定箇所に設け、又、温度検出手段30のリード線32及びリードスイッチ43のリード線46にコネクタ34を接続する。
又、被加熱物を五徳5に載置すると、被加熱物の底部が昇降体20の当接部21に当接して、昇降体20がコイルバネ25の付勢力に抗して下降し、それに伴って、リードスイッチ43がオン状態となり、五徳5上に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態が検知される。
そのように被加熱物を五徳5上に載置した状態から、被加熱物を持ち上げて五徳5上から取り外すと、コイルバネ25の付勢力により、昇降体20が上限位置に復帰し、リードスイッチ43がオフ状態となって被加熱物否載置状態が検知される。
これにより、被加熱物が五徳5上に載置されて昇降体20が下降する際に、耐熱チューブ33にて被覆されたリード線32が形状を保てず曲がったとしても、ピアノ線51は、概略L字状の筒状支持体10の軸心に沿う形態を保持したままで座屈することなく、筒状支持体10内をその軸芯方向に沿って基端側辺部12の端部側に移動するので、操作部42としての磁気遮蔽体45が、昇降体20が下降する距離と同等の距離、筒状支持体10の基端側辺部12内をその軸芯方向に沿う方向に移動する。
従って、被加熱物検知手段4により、昇降体20の昇降による位置変位を的確に検知でき、もって、五徳5上に被加熱物が載置されているか否かを的確に検知することができる。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 索状体50の具体例としては、上記の実施形態において例示したピアノ線に限定されるものではなく、例えば、図示を省略するが、カメラのシャッター操作用のケーブルレリーズや、樹脂製のワイヤを用いることができる。
例えば、検知部41としてリードスイッチを備え、操作部42として磁石を備えた構成を用いることができる。
この場合、リードスイッチを筒状支持体10の基端側辺部12に設け、磁石を索状体50における基端側辺部12内の部分に設けたり、逆に、リードスイッチを索状体50における基端側辺部12内の部分に設け、磁石を筒状支持体10の基端側辺部12に設けることができる。
10 筒状支持体
11 先端側辺部
12 基端側辺部
20 昇降体
21 当接部
30 温度検出手段
31 検出部
32 リード線
40 被加熱物検知手段
41 検知部
42 操作部
43 リードスイッチ
44 磁石
45 磁気遮蔽体
50 索状体
51 ピアノ線
Claims (5)
- 加熱調理器に固定状に立設される筒状支持体と、
前記加熱調理器の載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられるように、昇降自在で且つ上方側に復帰付勢された状態で前記筒状支持体の上端部に支持された昇降体と、
温度を検出する検出部及び前記検出部の検出情報を伝えるリード線を有する温度検出手段と、
第1状態と第2状態とに切り換え操作自在な検知部、及び、その検知部に対して近接、離間することにより前記検知部を前記第1状態と前記第2状態とに切り換える操作部を有する被加熱物検知手段とを備え、
前記リード線が、前記筒状支持体における前記昇降体が支持された側とは反対側の端部外に延びる形態で前記筒状支持体内に配置された状態で、前記検出部が、前記昇降体における前記被加熱物の底部が当接する当接部の温度を検出可能に設けられ、
前記検知部及び前記操作部が、前記昇降体の昇降による位置変位を検知可能に、前記筒状支持体の側と前記昇降体の側とに分けて設けられた加熱調理器用の温度検出装置であって、
前記筒状支持体が、前記昇降体が支持される側の概ね直線状の先端側辺部と、前記昇降体が支持される側とは反対側の概ね直線状の基端側辺部とを備えた概略L字状に構成され、
可撓性を有する索状体が、一端が前記昇降体に接続され、他端が前記基端側辺部内に延び且つ前記基端側辺部の軸心方向に沿う方向での自由端として、前記筒状支持体内に配設され、
前記索状体が、前記昇降体が下降するときに加わる押圧力及び前記昇降体が上昇するときに加わる引っ張り力を、前記索状体における前記基端側辺部内に位置する部分に伝達可能に構成され、
前記検知部及び前記操作部のうちの一方が、前記筒状支持体の前記基端側辺部に設けられ、他方が、前記索状体における前記基端側辺部内に位置する部分に設けられている加熱調理器用の温度検出装置。 - 前記検知部としてのリードスイッチが、前記筒状支持体における前記基端側辺部の外周部に設けられ、
磁石が、前記リードスイッチに対して磁界を印加して、前記リードスイッチを前記第1状態及び前記第2状態のいずれか一方に切り換え可能なように、前記リードスイッチに対向する状態で前記基端側辺部の外周部に設けられ、
前記リードスイッチと前記磁石との間に位置することによって、前記磁石の磁界が前記リードスイッチに印加されるのを遮蔽する磁気遮蔽体が、前記操作部として、前記索状体における前記基端側辺部内の部分に設けられている請求項1に記載の加熱調理器用の温度検出装置。 - 筒状の前記磁気遮蔽体が、前記リード線を内装する状態で、前記索状体における前記基端側辺部内の部分に設けられている請求項2に記載の加熱調理器用の温度検出装置。
- 前記索状体が、ピアノ線である請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器用の温度検出装置。
- 前記索状体が、ケーブルレリーズである請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器用の温度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013234186A JP6192498B2 (ja) | 2013-11-12 | 2013-11-12 | 加熱調理器用の温度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013234186A JP6192498B2 (ja) | 2013-11-12 | 2013-11-12 | 加熱調理器用の温度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015094521A JP2015094521A (ja) | 2015-05-18 |
JP6192498B2 true JP6192498B2 (ja) | 2017-09-06 |
Family
ID=53197036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013234186A Expired - Fee Related JP6192498B2 (ja) | 2013-11-12 | 2013-11-12 | 加熱調理器用の温度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6192498B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019132471A (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 株式会社ハーマン | 加熱調理器用の温度検出装置 |
JP7224162B2 (ja) * | 2018-12-07 | 2023-02-17 | 株式会社ハーマン | 加熱調理器用の温度検出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006034783A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Tateyama Kagaku Kogyo Kk | 炊事具の温度検出装置 |
-
2013
- 2013-11-12 JP JP2013234186A patent/JP6192498B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015094521A (ja) | 2015-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6226706B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置の製造方法 | |
JP4893208B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP4932548B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
KR102312878B1 (ko) | 조리용기검지장치 | |
JP6230379B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP6192498B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP6198523B2 (ja) | コンロ用の温度検出装置 | |
JP5147841B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2007218524A (ja) | ガステーブル用センサ | |
JP5065378B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6831199B2 (ja) | 加熱調理器具 | |
JP2007329025A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6192501B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP2014123425A (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2019203671A (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP5218622B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP5218623B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP6448344B2 (ja) | 加熱調理器用検出装置の検査方法 | |
JP7224162B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP6238691B2 (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP2019132471A (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP2019211110A (ja) | 加熱調理器用の温度検出装置 | |
JP5246319B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2013155887A (ja) | 調理容器検知装置 | |
JP5052262B2 (ja) | 誘導加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170628 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170808 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6192498 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |