JP2006034783A - 炊事具の温度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 こんろ上の炊事具の有無を検出できない。
【構成】 支持パイプ3の縦の部分の外周に円筒17を上下動自在に設け、該円筒17の上部には、サーミスター5が取付けられ炊事具2の底面に当接する帽体4を固定し、前記円筒17はコイルバネ32により常時上動するように付勢し、前記サーミスター5に接続したサーミスター用リード線30は前記支持パイプ3内に移動自在に挿入し、該支持パイプ3には、前記帽体4の上下に伴うサーミスター用リード線30の移動を検出する検出装置Lを設けた炊事具の温度検出装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、炊事具の温度検出装置に関するものである。
従来、調理器の底面に当接する帽体を上下動自在に設け、帽体はコイルバネにより常時上動するように付勢し、帽体にサーミスターを設けた構成は公知である(特許文献1参照)。
また、支持パイプの縦の部分の外周に円筒を上下動自在に設け、該円筒の上部には、サーミスターが取付けられ炊事具の底面に当接する帽体を固定し、前記円筒はコイルバネにより常時上動するように付勢し、前記サーミスターに接続したサーミスター用リード線は前記支持パイプ内に移動自在に挿入した構成も公知である(特許文献2参照)。
特開2000−5167号公報 特開平5−123249号公報
前記公知例は、何れもサーミスターにより炊事具の異常過熱を検知することはできるが、コンロ・炊飯器等の器具に炊事具がセットされたかの有無を検知することができないという課題がある。
本願は、簡単な構成で、炊事具の有無を検知できる炊事具の温度検出装置を提供するものである。
本発明は、支持パイプ3の縦の部分の外周に円筒17を上下動自在に設け、該円筒17の上部には、サーミスター5が取付けられ炊事具2の底面に当接する帽体4を固定し、前記円筒17はコイルバネ32により常時上動するように付勢し、前記サーミスター5に接続したサーミスター用リード線30は前記支持パイプ3内に移動自在に挿入し、該支持パイプ3には、前記帽体4の上下に伴うサーミスター用リード線30の移動を検出する検出装置Lを設けた炊事具の温度検出装置としたものである。
本発明は、前記検出装置Lは、前記支持パイプ3内面と前記サーミスター用リード線30の外周の何れか一方に感知スイッチ37を設け、前記支持パイプ3内面と前記サーミスター用リード線30の外周の何れか他方に前記感知スイッチ37に接離する当接部38を設けて構成した炊事具の温度検出装置としたものである。
本発明は、前記検出装置Lは、サーミスター用リード線30の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設けて構成した炊事具の温度検出装置としたものである。
本発明は、前記検出装置Lは、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設け、該支持パイプ3の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記サーミスター用リード線30の所定位置には前記磁石42の磁力を遮断する遮蔽部材50を設け、該遮蔽部材50をサーミスター用リード線30の移動により移動させて前記リードスイッチ40をオン・オフさせるように構成した炊事具の温度検出装置としたものである。
本発明は、前記磁石42はそのS極とN極がサーミスター用リード線30の移動方向に対して交差方向の一方側に位置するように支持パイプ3の外周に設け、前記リードスイッチ40または遮蔽部材50は前記磁石42により生じる磁界41のうち一つの磁界41を出入りするように相対的に位置させた炊事具の温度検出装置としたものである。
本発明は、前記検出装置Lは、前記帽体4を取付けた縦筒部45と、該縦筒部45に続く横筒部46により側面視L型形状に形成した支持パイプ3の横筒部46に設けた炊事具の温度検出装置としたものである。
請求項1の発明では、帽体4の上下により炊事具2の有無を検知でき、簡素な構成とし、部品点数が少なく、コストを低くできる。
請求項2の発明では、帽体4の上下をサーミスター用リード線30の移動により検知するので、支持パイプ3内に感知スイッチ37と当接部38を設けることができ、煮こぼれや熱から回避できる。
請求項3の発明では、リードスイッチ40は磁力を感知してオン・オフするので、非接触式のスイッチを利用でき、耐久性を向上させる。
請求項4の発明では、リードスイッチ40のオン・オフを遮蔽部材50によりできるので、位置決めが容易であり、一層誤作動を防止でき、制御精度を向上させる。
請求項5の発明では、リードスイッチ40は支持パイプ3内に設けているので煮こぼれや熱から回避でき、リードスイッチ40に比し劣化・破損の少ない磁石42は支持パイプ3の外周に設けたので、耐久性および作動の確実性において合理的な構成にでき、また、リードスイッチ40は磁石42の一つの磁界41を出入りするので、位置決めが容易であり、一層誤作動を防止でき、制御精度を向上させる。
請求項6の発明では、コンロ・炊飯器等の過熱部(図示省略)より検出装置Lを遠ざけることができ、一層、一層誤作動を防止でき、制御精度を向上させる。
本発明の一実施例を図面により説明すると、1はコンロ・炊飯器等に使用する鍋等の炊事具2の温度検出装置であり、支持パイプ3の上部に帽体4を上下自在に設け、前記帽体4内に温度を検出するサーミスター5を設けて構成する。
前記温度検出装置1は、前記支持パイプ3に対してサーミスター5を有する帽体4が上下自在であればよく、以下、一例を示す。前記支持パイプ3は、支持パイプ用平板6の下端側にワッシャー取付用凸部7を押圧形成し、上端側には鍔取付用の突起8を三か所程等間隔をおいて形成し、この支持パイプ用平板6をプレス加工によりC型に曲げられて端面を接合し、支持パイプ3を形成する。
前記支持パイプ3の上端には鍔10が固定される。鍔10は円形であり、前記突起8が係合する溝11と、支持パイプ3の外周に当接する当接部12を有する。鍔10は厚みのある金属板をプレスして形成または引き抜き後切断して形成する。13は鍔10に形成した支持パイプ3と同径の透孔、14は鍔10の外周に形成した回り止め溝である。
しかして、前記鍔10と支持パイプ3の外周には前記帽体4を取付けた円筒17を上下動自在に挿通する。円筒17は金属薄板で形成され、下端は細く絞られ小径部18を形成し、円筒17の上端は外方の略水平方向に折り曲げられて折曲部19を形成している。
円筒17の外周には、前記回り止め溝14が係合して回り止めになる突条20を円筒17の母線方向に長く形成する。
前記折曲部19には帽体4を上方から被せて取付ける。帽体4は天板22の周縁に下方に突き出るように下向き円筒状に周縁部23を形成し、周縁部23は内側に折り曲げて折曲部19の下面に係合させる。周縁部23は折曲部19の下面に対して隙間なく折り曲げられ、煮汁が円筒17内に入らないようにする。
この場合、前記帽体4の周縁部23は、前記円筒17の上端折曲部19の下面側を包囲しうる範囲で可及的に短く形成すればよく、帽体4の深さを可及的に浅くして、後述するサーミスター5の取り付けを容易にしている。
帽体4は中央部を上方に膨出させて山高部25を形成し、山高部25を炊事具2の下面に当接させる。山高部25の内面側にサーミスター5を収納固定する。サーミスター5は、縦壺26内に収納して熱硬化性樹脂27により固着する。
サーミスター5にはサーミスター用リード線30の先端を接続し、サーミスター用リード線30は円筒17および支持パイプ3の夫々の内側に挿通し、帽体4の上下に合わせて昇降移動する。31はサーミスター用リード線30の基部に設けたコネクタであり、コネクタ31は支持パイプ3より露出するサーミスター用リード線30の端部に設ける。
前記円筒17内には円筒17と帽体4を常時上動させるコイルバネ32が収納され、コイルバネ32の下端は鍔10に当接し、コイルバネ32の上端は帽体4に当接する。
33は円筒17の外側覆いであり、円筒17より相当に大径であり、下部は円筒17より稍小径に形成され、下方から圧入して取付けられる。外側覆い33の下方には熱気の流通口34が設けられ、熱気が上方に抜けて対流するように構成している。
しかして、前記支持パイプ3の所望位置には、サーミスター用リード線30の移動を検出する検出装置Lを設ける。検出装置Lは、支持パイプ3内の所定位置またはサーミスター用リード線30の何れか一方に接触式の感知スイッチ37を設け、何れか他方には感知スイッチ37に接離するように接触する当接部38を設けて構成する。
即ち、炊事具2を外すと、帽体4が上動し、これによりサーミスター用リード線30の感知スイッチ37が移動して当接部38に当接してオンになり、炊事具2が不存在を感知し、コンロに炊事具2を置くと帽体4が下動し、当接部38から感知スイッチ37が離れてオフになって炊事具2の存在を感知し、炊事具2の有無を感知することにより、バーナーの燃焼をコントロールする。例えば、感知スイッチ37が炊事具2の不存在を感知し、所定時間経過すると、バーナーの炎を絞るまたは消火するようにすると、省エネ対策となる。
39は感知スイッチ37に接続したスイッチ用リード線であり、スイッチ用リード線39により所定回路に感知スイッチ37のオン・オフ信号を送出する。
しかして、図9は、前記検出装置Lの第2実施例であり、前記サーミスター用リード線30の所望位置にはリードスイッチ40を設け、リードスイッチ40は磁界41を通過するとき、この磁界41の磁力を感知してオン・オフが切り替わるスイッチにより構成する。
リードスイッチ40も感知スイッチ37と同様に、帽体4が上動して炊事具2が不存在となると、リードスイッチ40がオンして炊事具2の不存在を感知し、炊事具2をコンロに置いて帽体4が下動すると、リードスイッチ40がオフになって炊事具2の存在を感知する。リードスイッチ40により炊事具2の有無を感知することにより、バーナーの燃焼をコントロールする。
前記磁界41は磁石42を支持パイプ3の外周の所定位置に固定して発生させる。
この場合、磁石42は、そのS極とN極がリードスイッチ40の移動方向に対して交差方向の一方側に位置するようにすると、磁界41が複雑に出現させなくて済み、リードスイッチ40のオン・オフの設定を容易にする。
即ち、図10のように、磁石42をリードスイッチ40の移動方向に対して交差方向の一方側に位置させると、リードスイッチ40の移動方向に2か所磁界41が出現し、このうちの一方の磁界41の境界43にリードスイッチ40が位置するように、リードスイッチ40と磁石42を相対的に位置させる。このようにすると、炊事具2が存在するときは帽体4が下がり、リードスイッチ40は磁界41外に位置してオフ状態になり、炊事具2をコンロから外して帽体4が上がると、リードスイッチ40は磁界41内に位置してオン状態になる。
しかして、図11は、温度検出装置1の他の実施例であり、前記支持パイプ3を、前記帽体4を取付けた縦筒部45と、該縦筒部45に続く横筒部46により側面視L型形状に形成し、前記リードスイッチ40(感知スイッチ37)および磁石42は横筒部46に設ける。
即ち、リードスイッチ40は縦筒部45内に位置するサーミスター用リード線30の外周に固定し、このリードスイッチ40の位置する部分の縦筒部45の外周面に磁石42を固定する。
しかして、図12〜図15は、前記検出装置Lの第3実施例であり、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設け、該支持パイプ3の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記サーミスター用リード線30の所定位置には前記磁石42の磁力を遮断する遮蔽部材50を設け、該遮蔽部材50による磁力を遮断の有無でサーミスター用リード線30の移動を検出するように構成する。
したがって、リードスイッチ40は遮蔽部材50が存在しないときには磁力を感知し、遮蔽部材50が存在するときは磁力を感知しないように、支持パイプ3の所定位置に設け、また、遮蔽部材50はリードスイッチ40を確実にオン・オフさせるように構成する。
実施例では、リードスイッチ40は取付部材51に取付ける。取付部材51は上下何れか一方側を断面「コ」字形状に屈曲させて凹部52を形成し、該凹部52に前記磁石42を固定し、凹部52の他方側には断面「S」字形状に屈曲させ、他方側に形成した他方側凹部53にリードスイッチ40を嵌合させ、中間の中間凹部54に支持パイプ3を嵌合させて取付けている。
なお、リードスイッチ40のオン・オフにより炊事具2の有無を感知することにより、バーナーの燃焼をコントロールできればよいので、炊事具2の有無の何れをオンまたはオフにするかは、制御ソフトを任意に変更すればよく、リードスイッチ40および感知スイッチ37は、前記実施例とは反対に、帽体4が上動して炊事具2が不存在となると、不使用時はオフ、使用時の炊事具2をコンロに置いて帽体4が下動すると、オンとなるように、構成すると、炊事具2の存在以外の断線等の原因による誤感知を防止でき、好適である。
即ち、リードスイッチ40のオフにより炊事具2の「有」を検知するようにすると、不具合が原因のリードスイッチ40のオフのときはバーナーの燃焼をコントロールできないので、これを防止したものである。
また、図16の実施例では、リードスイッチ40を保護ケース55内に挿入し、該保護ケース55を取付部材51の他方側凹部53に嵌合させ、支持パイプ3の外周に固定状態に取付けている。
(実施例の作用)
サーミスター5を取付けた帽体4は、円筒17の上部に固定状態に取付け、円筒17は固定部に固定状態に取付けた支持パイプ3に上下動自在に取付け、円筒17はコイルバネ32により常時上動するように付勢されているから、コンロに炊事具2を置いて調理中は多少炊事具2を上下させても、帽体4は炊事具2の上下に追随して上下して下面に密着する。
そして、帽体4のサーミスター5は、炊事具2の温度を検知して以上加熱されているときは自動消火したり、あるいは、所定の温度を保持するように加熱する等、サーミスター5からの信号により所定の制御を行う。
したがって、コンロから炊事具2を外すと帽体4は上動し、コンロに炊事具2を置くと帽体4は下動する。
しかして、前記帽体4の上下を検出するため、帽体4の上下に伴ってサーミスター用リード線30が移動するので、このサーミスター用リード線30の移動を検出する検出装置Lを温度検出装置1に設けたから、帽体4が上動して炊事具2の不存在を感知すると、バーナーの炎を絞るかまたは消火し、省エネ対策となる。
この場合、検出装置Lは支持パイプ3の所望位置とサーミスター用リード線30の何れか一方に接触式の感知スイッチ37を設け、何れか他方に当接部38を設けて構成しているから、炊事具2をコンロから外すと、帽体4が上動し、帽体4の上動によりサーミスター用リード線30が移動し、これにより、当接部38に感知スイッチ37が当接してオンになり、バーナーの炎を絞るまたは消火する等の所定の制御を行って、バーナーの燃焼をコントロールする。
即ち、特別に炊事具2を感知する装置を設けなくても、帽体4の上下動を、サーミスター用リード線30の移動により検出することで、炊事具2の有無を検知でき、合理的な構成となる。
また、支持パイプ3内に感知スイッチ37および当接部38を設ければよいので、煮汁がサーミスター用リード線30に付着して帽体4の上下動が悪くなるのを防止でき、また、熱から回避できて誤検知や誤作動を防止する。
しかして、図9の実施例では、サーミスター用リード線30の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、支持パイプ3の外周に磁界磁界41を形成する磁石42を設けているから、帽体4の上下に伴ってサーミスター用リード線30が移動し、これによりリードスイッチ40が磁界41を通過すると、この磁界41の磁力を感知してオン・オフするので、リードスイッチ40により炊事具2の有無を感知でき、バーナーの燃焼をコントロールする。
リードスイッチ40と磁石42は非接触でオン・オフするので、誤作動が少なく、また、摩耗や劣化も少なく耐久性が向上する。
しかして、磁界41は磁石磁石42を支持パイプ3の外周の所定位置に固定して発生させるが、磁石42は、そのS極とN極がリードスイッチ40の移動方向に対して交差方向の一方側に位置させているから、図10のように、リードスイッチ40の移動方向に2か所の磁界41が出現し、このうちの一方の磁界41の境界境界43にリードスイッチ40が位置するように、リードスイッチ40と磁石42を相対的に位置させればよく、磁石42の位置決めも容易であり、制御精度も向上する。
この場合、炊事具2をコンロに載せると、帽体4が下がり、リードスイッチ40は磁界41外に位置してオフ状態になり、炊事具2をコンロから外して帽体4が上がると、リードスイッチ40は磁界41内に位置してオン状態になる。
しかして、図11の実施例では、支持パイプ3は、前記帽体4を取付けた縦筒部45と、該縦筒部45に続く横筒部46により側面視L型形状に形成し、前記リードスイッチ40および磁石42は横筒部46に設けているから、リードスイッチ40および磁石42は帽体4より離れ、煮こぼれや輻射熱からの回避距離を十分に確保でき、誤作動を防止し、耐久性を向上させる。
しかして、図12〜図15の実施例では、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設け、該支持パイプ3の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記サーミスター用リード線30の所定位置には前記磁石42の磁力を遮断する遮蔽部材50を設け、該遮蔽部材50による磁力を遮断の有無でサーミスター用リード線30の移動を検出するように構成しているから、磁石42の発生する磁界の形状・配置等に影響されずに、遮蔽部材50による磁力の遮蔽の有無によりリードスイッチ40をオン・オフさせることができ、制御精度を向上させる。
この場合、リードスイッチ40は取付部材51の他方側凹部53に嵌合させ、他方側凹部53は支持パイプ3を嵌合させればよいので、取付が頗る容易である。
また、取付部材51は、複数の凹部を有するように屈曲形成し、そのうち凹部52に磁石42を嵌合固定させ、中間凹部54を支持パイプ3に嵌合させて取付けるから、リードスイッチ40と磁石42は常時同じ位置関係にあり、取付部材51ごとリードスイッチ40と磁石42をサーミスター用リード線30に設けた遮蔽部材50に対して支持パイプ3の軸心方向に移動されることで、初期設定を容易に行える。
この場合、リードスイッチ40は、帽体4が上動して炊事具2が不存在となる不使用時はオフ、炊事具2の使用時のコンロに置いて帽体4が下動するとオンとなるように構成しているから、炊事具2の存在以外の断線等の原因による誤感知を防止でき、これによって、故障に起因するバーナーの燃焼の制御不能状態の発生を防止する。
また、図16の実施例では、リードスイッチ40を保護ケース55内に挿入し、該保護ケース55を取付部材51の他方側凹部53に嵌合させているから、リードスイッチ40は保護ケース55により保護されて、耐久性を向上させるだけでなく、誤感知も防止できる。
温度検出装置の縦断正面図。 支持パイプの加工前の正面図。 鍔の平面図。 同の断面図。 帽体の断面図。 円筒の縦断正面図。 本願の作動原理図。 帽体が鍋に当接した状態図。 検出装置の第2実施例図。 リードスイッチと磁石の位置関係を示す説明図。 検出装置の第3実施例図。 検出装置の他の実施例図。 遮蔽部材の斜視図。 検出装置を支持パイプに設けた断面図。 リードスイッチがオン状態(炊事具有り)の断面図。 検出装置の他の実施例図。
符号の説明
1…温度検出装置、2…炊事具、3…支持パイプ、4…帽体、5…サーミスター、6…支持パイプ用平板、8…突起、10…鍔、11…溝、12…当接部、17…円筒、18…小径部、19…折曲部、20…突条、22…天板、23…周縁部、25…山高部、30…サーミスター用リード線、31…コネクタ、32…コイルバネ、33…外側覆い、34…流通口、37…感知スイッチ、38…当接部、39…スイッチ用リード線、40…リードスイッチ、41…磁界、42…磁石、43…境界、45…縦筒部、46…横筒部、50…遮蔽部材、51…取付部材、52…凹部、53…他方側凹部、54…中間凹部、55…保護ケース。

Claims (6)

  1. 支持パイプ3の縦の部分の外周に円筒17を上下動自在に設け、該円筒17の上部には、サーミスター5が取付けられ炊事具2の底面に当接する帽体4を固定し、前記円筒17はコイルバネ32により常時上動するように付勢し、前記サーミスター5に接続したサーミスター用リード線30は前記支持パイプ3内に移動自在に挿入し、該支持パイプ3には、前記帽体4の上下に伴うサーミスター用リード線30の移動を検出する検出装置Lを設けた炊事具の温度検出装置。
  2. 請求項1において、前記検出装置Lは、前記支持パイプ3内面と前記サーミスター用リード線30の外周の何れか一方に感知スイッチ37を設け、前記支持パイプ3内面と前記サーミスター用リード線30の外周の何れか他方に前記感知スイッチ37に接離する当接部38を設けて構成した炊事具の温度検出装置。
  3. 請求項1において、前記検出装置Lは、サーミスター用リード線30の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設けて構成した炊事具の温度検出装置。
  4. 請求項1において、前記検出装置Lは、前記支持パイプ3の外周に磁界41を形成する磁石42を設け、該支持パイプ3の所望位置に磁力を感知してオン・オフするリードスイッチ40を設け、前記サーミスター用リード線30の所定位置には前記磁石42の磁力を遮断する遮蔽部材50を設け、該遮蔽部材50をサーミスター用リード線30の移動により移動させて前記リードスイッチ40をオン・オフさせるように構成した炊事具の温度検出装置。
  5. 請求項3または請求項4において、前記磁石42はそのS極とN極がサーミスター用リード線30の移動方向に対して交差方向の一方側に位置するように支持パイプ3の外周に設け、前記リードスイッチ40または遮蔽部材50は前記磁石42により生じる磁界41のうち一つの磁界41を出入りするように相対的に位置させた炊事具の温度検出装置。
  6. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5において、前記検出装置Lは、前記帽体4を取付けた縦筒部45と、該縦筒部45に続く横筒部46により側面視L型形状に形成した支持パイプ3の横筒部46に設けた炊事具の温度検出装置。
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