JP2015093765A - エレベータ用パーキング設定分析装置 - Google Patents

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【課題】系統数を問わずエレベータにおける省エネ方策のパーキング設定又は解除を効果的に推奨して実施できるエレベータ用パーキング設定分析装置を提供する。【解決手段】エレベータ制御システムの要部となるパーキング設定分析装置6における演算手段のCPU61は、乗りかご2のパーキング設定の状況分析結果により、パーキング設定状態でなければ、時間帯別に計測した乗りかご2の起動回数から算出される起動率及びホール呼び釦101〜110のホール呼びに対するホール呼び応答時間から算出される平均ホール呼び応答時間が所定値以下の時間帯を対象としてパーキング設定を推奨し、パーキング設定状態であれば、時間帯別にホール呼び釦101〜110の登録回数の計測を行ってパーキング設定中のホール呼び釦101〜110の押圧回数が所定値以上の時間帯を対象としてパーキング設定の解除を推奨し、エレベータ制御装置6で実施させる。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータにおける省エネ方策として利用機会の少ない時間帯に運転を休止させるパーキング設定を稼働状態から適切に行うための指示情報をエレベータ制御装置へ出力するパーキング設定機能を持つエレベータ用パーキング設定分析装置に関する。
近年、東日本大震災を発端としたエネルギー供給不足の問題に対処すべく、産業分野での省エネが強く要望されており、ビル管理分野においても消費電力量を減らす対応がビル管理者の重要な任務となっている。このような事情を受け、エレベータにおいても省エネに対応する各種機能が提案されており、その一例としてコストを掛けずに実施し得る省エネ方策として、利用機会の少ない時間帯にエレベータの運転を休止させるパーキング設定が知られている。このパーキング設定には、ホール(乗場)でキースイッチにより操作設定するタイプ、監視盤で遠隔操作して設定するタイプ、スケジュール制御により自動的に設定するタイプ等の幾つかの種別が存在する。
このようなパーキング設定機能を持つエレベータの周知技術の一例として、複数台のエレベータを群管理制御するシステムであって、特にサービス状況に応じて稼働台数を制御して消費電力の抑制を行う「エレベータの群管理システム」(特許文献1参照)が挙げられる。
特許第4836288号公報
上述した特許文献1に係る技術は、時間帯毎に各エレベータのホール呼びの登録階に応答するまでの未応答時間を計測し、その未応答時間の単位時間当たりの平均未応答時間が所定の閾値より小さい場合に稼働台数が過剰と判断し、所定台数を休止させることで省エネを図る機能を持つが、エレベータの平均未応答時間が閾値より小さい場合に所定台数を休止させる機能であれば、利便性を大きく損ねることがない反面、顧客(管理人)が省エネを優先させたくても利用頻度が比較的高いと休止状態にならずに省エネ効果が得られなくなってしまう場合がある。
そこで、閾値を小さく設定(短時間に設定)すれば省エネを優先することができるが、こうした場合にもエレベータが稼働状態からパーキング設定に自動的に切り替えられるときに利用者(乗客)が混乱してしまう事態が予想される他、単独(1系統)のエレベータには適用し難く、殆ど効果を期待できないという問題がある。
本発明は、このような問題点を解決すべくなされたもので、その技術的課題は、系統数を問わずエレベータにおける省エネ方策のパーキング設定又は解除を利用者を混乱させずに効果的に推奨して実施できるエレベータ用パーキング設定分析装置を提供することにある。
上記技術的課題を解決するため、本発明は、建物に設けられたエレベータにおける省エネ方策として利用機会の少ない時間帯に乗りかごの運転を休止させるパーキング設定をエレベータ制御装置に指示するパーキング設定機能を持つエレベータ用パーキング設定分析装置において、乗りかごの起動回数を計測する起動回数計測手段と、乗場でのホール呼びに対して乗りかごが応答して到着するまでのホール呼び応答時間を計測するホール呼び応答時間計測手段と、ホール呼び釦の登録回数を計測するホール呼び登録回数計測手段と、乗りかごのパーキング設定の状況を分析した結果に基づいて、当該パーキング設定の実施状態でなければ、エレベータ利用の時間帯別に起動回数計測手段による起動回数の計測を行わせて当該起動回数に対応する起動率を算出すると共に、当該時間帯別にホール呼び応答時間計測手段によるホール呼び応答時間の計測を行わせて当該ホール呼び応答時間に基づく平均ホール呼び応答時間を算出した後、当該起動率と当該平均ホール呼び応答時間とが所定値以下の時間帯がある場合に当該時間帯を対象として当該パーキング設定を推奨し、当該パーキング設定の実施状態であれば、当該時間帯別にホール呼び登録回数計測手段によるホール呼び釦の登録回数の計測を行わせて当該パーキング設定中の当該ホール呼び釦の押圧回数が所定値以上の時間帯がある場合に当該時間帯を対象として当該パーキング設定の解除を推奨する演算手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明のエレベータ用パーキング設定分析装置によれば、エレベータにおける省エネ方策のパーキング設定の状況分析結果に基づいて、パーキング設定が実施されていない状態では、時間帯別に計測した乗りかごの起動回数から算出される起動率及びホール呼び釦のホール呼びに対するホール呼び応答時間から算出される平均ホール呼び応答時間に基づいてパーキング設定するための時間帯を推奨し、パーキング設定が実施されている状態では、時間帯別に計測したパーキング設定中のホール呼び釦の押圧回数に基づいてパーキング設定の解除を推奨してエレベータ制御装置で実施させるため、系統数を問わずエレベータにおける省エネ方策のパーキング設定又は解除を利用者を混乱させずに効果的に推奨して実施することができる。
本発明の実施例1に係るエレベータ用パーキング設定分析装置及びその周辺装置を含むエレベータ制御システムの全体を示した概略図である。 図1に示すエレベータ用パーキング設定分析装置に備えられる演算手段であるCPUによるパーキング設定又は解除に係る選択動作処理を示すフローチャートである。 図2で説明した選択動作処理でパーキング設定が推奨されたときの設定出力情報を異なる乗りかご(1号機、2号機)について示した図である。 図2で説明した選択動作処理でパーキング設定された後の乗りかご(1号機)についての変更された設定出力情報を示した図である。 図2で説明した選択動作処理でパーキング設定の解除が推奨されたときの乗りかご(1号機)についての設定出力情報を示した図である。
以下に、本発明のエレベータ用パーキング設定分析装置について、実施例を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係るエレベータ用パーキング設定分析装置6及びその周辺装置を含むエレベータ制御システムの全体を示した概略図である。図1を参照すれば、このエレベータ制御システムは、建物に設けられたエレベータの乗りかご2が昇降する図示されない昇降路における各階床である地下1(B1)階〜9階までの乗場の図示されない乗場ドア近傍の所定箇所にそれぞれ設置されたホール呼び釦101〜110、並びに乗りかご2内に設置されたかご呼び釦21に接続されると共に、これらの釦101〜110、21の押下操作による信号に応じてどの呼びに応答させるかを決定し、乗りかご2及び吊り合い錘8に結合されてそらせ車5に架け渡たされた主ロープが巻回される図示されない巻上機のモータ4を駆動して乗りかご2を目的の階に移動させるエレベータ制御装置3と、エレベータにおける省エネ方策として利用機会の少ない時間帯に乗りかご2の運転を休止させるパーキング設定をエレベータ制御装置3に指示するパーキング設定機能を持つパーキング設定分析装置6と、パーキング設定分析装置6を経由してエレベータ制御装置3から受け取ったホール呼びやかご呼びの発生状況、乗りかご2のかご位置情報、起動回数、パーキング設定情報、或いはそれらの処理結果情報を閲覧する保守装置7と、公衆回線10及び通信装置9を経由してパーキング設定分析装置6に対して遠隔設定を行うと共に、パーキング設定分析装置6の情報を収集して顧客用のレポートを出力する遠隔設定・レポート出力装置11と、を備えて構成される。
このうち、パーキング設定分析装置6は、パーキング設定に係る演算処理を行うCPU61と、CPU61に対してバス62を介してエレベータ制御装置3、保守装置7、通信装置9をそれぞれ接続するインターフェース部としてのI/O63と、エレベータ制御装置3から受信した呼び発生状況やその時点の乗りかご2のかご位置情報等を記録するRAM64と、所定の動作処理用のプログラム等を格納したROM65と、を備えて構成される。CPU61は、乗りかご2の起動回数を計測する起動回数計測手段、乗場でのホール呼びに対して乗りかご2が応答して到着するまでのホール呼び応答時間を計測するホール呼び応答時間計測手段、ホール呼び釦101〜110の登録回数を計測するホール呼び登録回数計測手段、並びに乗りかご2のパーキング設定の状況分析結果に基づいて、パーキング設定の実施状態でなければ、エレベータ利用の時間帯別に起動回数計測手段による起動回数の計測を行わせて起動回数に対応する起動率を算出すると共に、時間帯別にホール呼び応答時間計測手段によるホール呼び応答時間の計測を行わせてホール呼び応答時間に基づく平均ホール呼び応答時間を算出した後、起動率と平均ホール呼び応答時間とが所定値以下の時間帯がある場合にその時間帯を対象としてパーキング設定を推奨し、パーキング設定の実施状態であれば、時間帯別にホール呼び登録回数計測手段によるホール呼び釦の登録回数の計測を行わせてパーキング設定中のホール呼び釦の押圧回数が所定値以上の時間帯がある場合にその時間帯を対象としてパーキング設定の解除を推奨する演算手段としての機能を持つ。
一般に、エレベータの消費電力量は、荷重や走行ロス等の様々なパラメータで変動するが、最も密接に影響するのは起動回数であるため、パーキング設定分析装置6では、CPU61の起動回数計測手段により乗りかご2の起動回数を計測する。また、利用者(乗客)がホール呼びを登録し、そのホール呼びに乗りかご2が応答して到着するまでのホール呼び応答時間をCPU61のホール呼び応答時間計測手段により計測する。ここでは、乗りかご2が並設された複数系統のエレベータを対象としてサービス効率を図ることを目安としており、係る情報は処理の都度、RAM64に記録されるので、保守装置7からの操作によりこれらの情報を読み出し、パーキング階の設定を実施することができる。この保守装置7と同様な処理は、通信回線9及び公衆回線10を介して遠隔的にパーキング設定分析装置6に接続された遠隔設定・レポート出力装置11でも実施することができる。そこで、ビル管理者は、遠隔設定・レポート出力装置11により公衆回線10経由で係る情報を読み出し、パーキング階の設定を実施することができる。
因みに、図1に示すエレベータ制御システムでは、パーキング設定分析装置6とエレベータ制御装置3とを別体で構成した場合を例示したが、エレベータ制御装置3内にパーキング設定分析装置6の各機能を組み込んで一体的に構成することも可能である。また、図示されないエレベータの故障監視を行うエレベータ遠隔監視装置等、エレベータ制御装置3から呼びの発生状況や乗りかご2のかご位置情報、待機階の設定情報等を受け取る装置を対象として、その内部にパーキング設定分析装置6の各機能を組み込んで一体的に構成することも可能である。更に、CPU61によるパーキング設定の解除の推奨については、ホール呼び釦101〜110の登録を応答できない呼びの押圧回数を計数するホール呼び非応答回数計測手段としての機能を持たせた上、複数の乗りかご2の全てがパーキング設定の実施状態である場合に時間帯別にホール呼び非応答回数計測手段によりホール呼び釦101〜110の登録を応答できない呼びの押圧回数を計測させてパーキング設定中の押圧回数が所定値以上の時間帯がある場合にその時間帯を対象としてパーキング設定の解除の推奨を行うように変更することも可能である。
図2は、パーキング設定分析装置6に備えられる演算手段であるCPU61によるパーキング設定又は解除に係る選択動作処理を示すフローチャートである。但し、ここでの選択動作処理は、時間帯別に乗りかご2の起動回数、ホール呼び釦101〜110の押圧回数及び登録された各ホール呼び釦101〜110の応答時間の計測を繰り返し実行するものとする。
図2を参照すれば、パーキング設定分析装置6のCPU61では、最初にパーキング設定されているエレベータの有無を確認するため、パーキング設定エレベータ有りか否かの判定(ステップS11)を行う。この判定の結果、パーキング設定されているエレベータが有れば引き続いて、複数台のエレベータ(乗りかご2)が存在する場合の適用として、パーキング未設定エレベータ有りか否かの判定(ステップS16)を行うが、パーキング設定されているエレベータが無い場合とパーキング未設定エレベータ有りか否かの判定(ステップS16)の結果、パーキング未設定のエレベータが有る場合には時間帯別に乗りかご2の起動回数を計測し、1日の時間帯別の起動率を算出するため、時間帯別起動回数計測及び時間帯別起動率算出(ステップS12)の処理を行った後、同様に時間帯別にホール呼び釦101〜110のホール呼び応答時間を計測し、その結果に基づいて時間帯別の平均ホール呼び応答時間を算出するため、時間帯別ホール呼び応答時間計測及び時間帯別平均ホール呼び応答時間算出(ステップS13)の処理を行う。
この後、1日の時間帯別の起動率が所定値以下であると共に、1日の時間帯別の平均ホール呼び応答時間が所定値以下の時間帯の有無を確認するため、起動率所定値以下且つ平均ホール呼び釦応答時間所定値以下の時間帯が有るか否かの判定(ステップS14)を行う。この判定の結果、1日の時間帯別の起動率が所定値以下であり、且つ1日の時間帯別の平均ホール呼び応答時間が所定値以下の時間帯が有ればその時間帯を対象にしてパーキング設定として推奨する当該時間パーキング設定推奨(ステップS15)の処理を行ってから動作処理を終了するが、1日の時間帯別の起動率が所定値以下であり、且つ1日の時間帯別の平均ホール呼び応答時間が所定値以下の時間帯が無ければそのまま動作処理を終了する。
ところで、先のパーキング未設定エレベータ有りか否かの判定(ステップS16)の結果、パーキング未設定のエレベータが無ければ引き続いて時間帯別のホール呼び釦101〜110の押圧回数を計測する時間帯別ホール呼び釦登録回数計測(ステップS17)の処理を行った後、時間帯別のホール呼び釦101〜110の押圧回数の合計が所定値以上の時間帯の有無を確認するため、時間帯別ホール呼び釦押圧回数所定値以上か否かの判定(ステップS18)を行う。この判定の結果、ホール呼び釦101〜110の押圧回数の合計が所定値以上の時間帯が有ればその時間帯を対象にしてパーキング設定の解除として推奨する当該時間パーキング設定解除推奨(ステップS19)の処理を行ってから動作処理を終了するが、ホール呼び釦101〜110の押圧回数の合計が所定値以上の時間帯が無ければそのまま動作処理を終了する。
図3は、図2で説明した選択動作処理でパーキング設定が推奨されたときの設定出力情報を異なる乗りかご(1号機、2号機)について示した図である。図3を参照すれば、これらの設定出力情報はRAM64に記録されるもので、6:00以降及び18:00以前の時間帯については省略しているが、1日の時間帯を1時間単位とし、起動率3%以下、平均ホール呼び応答時間が15秒以下の時間帯をパーキング設定推奨時間帯とした場合を示している。ここでは、推奨された時間帯に乗りかご2の2号機をパーキング設定する場合について説明する。2号機をパーキング設定すると、必然的に1号機の起動回数が増加し、単純に1号機の起動回数分が増加することになれば省エネ効果はなく、本パーキング設定は無意味になるが、通常は乗り合い率が増えるために単純な増加とはならず、パーキング設定後には1号機の設定出力情報が変更される。
図4は、図2で説明した選択動作処理でパーキング設定された後の乗りかご2(1号機)についての変更された設定出力情報を示した図である。図4を参照すれば、この変更された設定出力情報もRAM64に記録されるもので、6:00以降及び18:00以前の時間帯については省略しているが、ここでは4:00〜5:00の時間帯における起動回数の増加が図3に示した場合の2倍になっていることにより、パーキング設定による省エネ効果がなく、ホール呼び応答時間が延長されているだけであるため、パーキング設定の解除推奨の時間帯であることを示している。
図5は、図2で説明した選択動作処理でパーキング設定の解除が推奨されたときの乗りかご2(1号機)についての設定出力情報を示した図である。図5を参照すれば、この設定出力情報もRAM64に記録されるもので、3:00〜5:00までの期間を1時間単位で記載し、その他の時間帯については省略しているが、ここではパーキング設定中のホール呼び出し回数が10回以上の場合、パーキング設定の解除を推奨するもので、具体的には4:00〜5:00の時間帯でパーキング設定中の各階床におけるホール呼び釦101〜110の押圧回数となる合計ホール呼び出し回数が25回であるため、パーキング設定の解除を推奨することを示している。
因みに、図3〜図5に示した設定出力情報は、曜日別に集計して出力するようにしても良い。また、設定出力情報の時間帯について、1時間単位とした場合を例示したが、その時間幅は任意に変更しても構わない。例えば図5を参照して説明した時間幅を30分単位等に変更する場合を例示できる。
以上に説明したように、実施例1に係るエレベータ用パーキング設定分析装置6では、エレベータにおける省エネ方策のパーキング設定の状況分析結果に基づいて、パーキング設定が実施されていなければ(その対象の乗りかご2があれば)、時間帯別に計測した乗りかご2の起動回数から算出される起動率及びホール呼び釦101〜110のホール呼びに対するホール呼び応答時間から算出される平均ホール呼び応答時間に基づいてパーキング設定するための時間帯を推奨し、パーキング設定が実施されている状態では、時間帯別に計測したパーキング設定中のホール呼び釦101〜110の押圧回数又はホール呼び釦101〜110の登録を応答できない呼びの押圧回数に基づいてパーキング設定の解除を推奨し、エレベータ制御装置3で実施させる機能を持つため、パーキング設定後にも効果的な設定であったか否かを見直す設定出力情報を得て適切に改善することが可能となり、系統数を問わずエレベータにおける省エネ方策のパーキング設定又は解除を利用者を混乱させずに効果的に推奨して実施することができるようになる。
2 乗りかご
3 エレベータ制御装置
4 モータ
5 そらせ車
6 パーキング設定分析装置
7 保守装置
8 吊り合い錘
9 通信装置
10 公衆回線
11 遠隔設定・レポート出力装置
61 CPU
62 バス
63 I/O
64 RAM
65 ROM
101〜110 ホール呼び釦

Claims (3)

  1. 建物に設けられたエレベータにおける省エネ方策として利用機会の少ない時間帯に乗りかごの運転を休止させるパーキング設定をエレベータ制御装置に指示するパーキング設定機能を持つエレベータ用パーキング設定分析装置において、
    前記乗りかごの起動回数を計測する起動回数計測手段と、乗場でのホール呼びに対して前記乗りかごが応答して到着するまでのホール呼び応答時間を計測するホール呼び応答時間計測手段と、ホール呼び釦の登録回数を計測するホール呼び登録回数計測手段と、前記乗りかごの前記パーキング設定の状況分析結果に基づいて、当該パーキング設定の実施状態でなければ、エレベータ利用の時間帯別に前記起動回数計測手段による前記起動回数の計測を行わせて当該起動回数に対応する起動率を算出すると共に、当該時間帯別に前記ホール呼び応答時間計測手段による前記ホール呼び応答時間の計測を行わせて当該ホール呼び応答時間に基づく平均ホール呼び応答時間を算出した後、当該起動率と当該平均ホール呼び応答時間とが所定値以下の時間帯がある場合に当該時間帯を対象として当該パーキング設定を推奨し、当該パーキング設定の実施状態であれば、当該時間帯別に前記ホール呼び登録回数計測手段による前記ホール呼び釦の登録回数の計測を行わせて当該パーキング設定中の該ホール呼び釦の押圧回数が所定値以上の時間帯がある場合に当該時間帯を対象として当該パーキング設定の解除を推奨する演算手段と、を備えたことを特徴とするエレベータ用パーキング設定分析装置。
  2. 請求項1記載のエレベータ用パーキング設定分析装置において、前記乗りかごは並設された複数台から成り、前記演算手段は、前記複数の乗りかごの何れかが前記パーキング設定の実施状態でない場合に当該パーキング設定の実施の推奨を行い、当該複数の乗りかごの全てが当該パーキング設定の実施状態である場合に当該パーキング設定の解除の推奨を行うことを特徴とするエレベータ用パーキング設定分析装置。
  3. 請求項2記載のエレベータ用パーキング設定分析装置において、前記ホール呼び釦の登録を応答できない呼びの押圧回数を計数するホール呼び非応答回数計測手段を備え、前記演算手段は、前記複数の乗りかごの全てが前記パーキング設定の実施状態である場合に前記時間帯別に前記ホール呼び非応答回数計測手段により前記押圧回数を計測させて当該パーキング設定中の当該押圧回数が所定値以上の時間帯がある場合に当該時間帯を対象として当該パーキング設定の解除の推奨を行うことを特徴とするエレベータ用パーキング設定分析装置。
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