JP2008254886A - エレベータの電力量表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者毎のエレベータの消費電力量を測定してエレベータ使用量として表示し、無駄遣いの抑制を促すエレベータの電力量表示装置を提供する。
【解決手段】それぞれ個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含む各エレベータ呼びに対するカゴを昇降させるためのエレベータ駆動系での電力量を算出する駆動系電力量算出手段4と、前記各エレベータ呼びに対するエレベータ用設備の電力量を設備毎に予め設定された単位当たりのパラメータを用いて算出する設備電力量算出手段3と、前記個人認証情報毎に算出されたエレベータ駆動系での電力量とエレベータ用設備の電力量を加算した総電力量を算出し記憶する総電力量管理手段5bと、前記総電力量管理手段で算出した個人認証情報毎の総電力量を表示する表示手段2と、を備えた。
【選択図】図1
【解決手段】それぞれ個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含む各エレベータ呼びに対するカゴを昇降させるためのエレベータ駆動系での電力量を算出する駆動系電力量算出手段4と、前記各エレベータ呼びに対するエレベータ用設備の電力量を設備毎に予め設定された単位当たりのパラメータを用いて算出する設備電力量算出手段3と、前記個人認証情報毎に算出されたエレベータ駆動系での電力量とエレベータ用設備の電力量を加算した総電力量を算出し記憶する総電力量管理手段5bと、前記総電力量管理手段で算出した個人認証情報毎の総電力量を表示する表示手段2と、を備えた。
【選択図】図1
Description
この発明は、エレベータの電力量表示装置、特にエレベータの使用量を個人毎に知らせるものに関する。
従来より、所定時間毎のエレベータの消費電力量を測定し、その消費電力量の推移を見ることにより、エレベータの動作状況を把握したり、エレベータの管理に利用していた。例えば、消費電力量が大きければ、エレベータが頻繁に使用されていることを意味し、エレベータの混雑時に対応する運転に切換える等、設定変更をすることができる。
また、エレベータの省エネルギー化の促進に有効な利用者の適切な協力が充分に得られるようにしたエレベータの表示装置として、エレベータ乗りかごと、つり合いおもりと、乗りかごを走行させる駆動系である電源、インバータ、モータ、シーブと、駆動系を制御する制御装置と、乗りかごの状態により駆動装置から電力が回生される状態となるのに必要な乗車人数および/または電力量を算出する電力量算出部と、乗りかご内および/またはエレベーターホールに設置される表示器を備え、この表示器が、乗りかごとつり合いおもりのつり合い状況に関する状態、あるいは、算出した乗車人数または算出した乗車人数と現在の乗車人数との差分を表示するものがあった(例えば特許文献1参照)。
しかしながら従来のこの種の装置では、使用者毎のエレベータ使用量を表示し、無駄遣いの抑制を促すことができなかった。
この発明は、使用者毎のエレベータの消費電力量を測定してエレベータ使用量として表示し、無駄遣いの抑制を促すことを可能にしたエレベータの電力量表示装置を提供することを目的とする。
この発明は、それぞれ個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含む各エレベータ呼びに対するカゴを昇降させるためのエレベータ駆動系での電力量を算出する駆動系電力量算出手段と、前記各エレベータ呼びに対するエレベータ用設備の電力量を設備毎に予め設定された単位当たりのパラメータを用いて算出する設備電力量算出手段と、前記個人認証情報毎に算出されたエレベータ駆動系での電力量とエレベータ用設備の電力量を加算した総電力量を算出し記憶する総電力量管理手段と、前記総電力量管理手段で算出した個人認証情報毎の総電力量を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とするエレベータの電力量表示装置にある。
この発明では、エレベータの正確な使用量を個人毎に把握することができ、また総電力量の表示により、無駄遣いの抑制を促す効果があり、省エネ効果が得られる。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータの電力量表示装置を備えたエレベータシステムの構成を示す。カゴ12と釣合錘13は綱車14に掛け渡されたロープの両端に連結され、モータ9により綱車14を回転させることでカゴ12が昇降する。カゴ12を昇降させるためのエレベータの駆動系である電源6、コンパレータ7、インバータ8及びモータ9は、コンピュータにより構成される制御装置1内の制御指令部5のエレベータ運転制御手段5aからの指令により制御される。
図1はこの発明の一実施の形態によるエレベータの電力量表示装置を備えたエレベータシステムの構成を示す。カゴ12と釣合錘13は綱車14に掛け渡されたロープの両端に連結され、モータ9により綱車14を回転させることでカゴ12が昇降する。カゴ12を昇降させるためのエレベータの駆動系である電源6、コンパレータ7、インバータ8及びモータ9は、コンピュータにより構成される制御装置1内の制御指令部5のエレベータ運転制御手段5aからの指令により制御される。
各乗場には、乗場呼び登録及び行き先階登録を行うための行き先階釦10aや使用者の個人認証のためのID情報(個人認証情報)等を入力する入力部10bを有する個人認証部10が設けられている。これにより、個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含むエレベータ呼びが生成される。エレベータ運転制御手段5aにはエレベータに設けられた各種センサや測定機器(図示省略)から、例えばカゴ12がどの階にいるか(位置)等のエレベータの状態を示すデータが入力される。エレベータ運転制御手段5aはこれらのデータからエレベータの状態を考慮しながら、上述のエレベータ呼びに従って駆動系を制御する。またカゴ12内には表示部11が設けられている。
駆動系電力量算出手段4は、個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含む各エレベータ呼びに対して、実際に動作しているエレベータの駆動に要する電力量を算出する。すなわち、例えばモータ(巻上機)9の駆動制御を行うインバータ8の電力から、モータ9へ電力を供給する母線Sの電力量を算出する。インバータ8の電力は電力量計(図示省略)等で直接測定しても、また駆動制御を行う制御指令部5のエレベータ運転制御手段5aの制御状態から得るようにしてもよい。
設備電力量算出手段3は、各エレベータ呼びに対して、駆動系以外の変動要素の少ない例えばカゴ12内の照明(図示省略)等のエレベータ用設備の電力量を、それぞれの設備について予め設定されたパラメータ(例えばカゴ12の1階床移動毎の単位電力量)、およびカゴ12の移動階床数から演算により求める。
総電力量算出管理手段5bは、各エレベータ呼びに対して駆動系電力量算出手段4で求められるエレベータ駆動系での電力量と設備電力量算出手段3で求められるエレベータ用設備の電力量を加算した総電力量を算出し、かつこの総電力量をID情報(個人認証情報)毎に累積して記憶部16に記憶して管理する。
表示制御手段2は、各エレベータ呼びに対する運転が完了するカゴ12の行き先階到着時に、カゴ12内の表示部11に該ID情報と共に算出した総電力量を表示し、また例えば個人認証部10へのID情報入力を含む予め定められた表示要求入力があった時に、例えばカゴ12内に設けられた表示部11に該ID情報と共に累積された総電力量を表示する。
なお、各手段はカゴ12がどの階にいるか(位置)等のエレベータの状態を、エレベータ運転制御手段5aから得ることができる。
また、表示制御手段2と表示部11が表示手段を構成し、総電力量算出管理手段5bと記憶部16が総電力量管理手段を構成する。
図2にはこの発明によるエレベータの電力量表示装置の動作の一例を説明するための概略的な動作フローチャートを示し、以下動作を説明する。エレベータ呼びのない待機状態であるカゴ停止中において(ステップS1)、乗場に設けられた個人認証部10の行き先階釦10a及び入力部10bにより行き先階及びID情報が入力されると、入力に従ってID情報、(乗場)呼び登録した階、行き先階を含む個人認証付きのエレベータ呼びが登録される(ステップS2)。制御指令部5のエレベータ運転制御手段5aはこの個人認証付きのエレベータ呼びに従って駆動系を制御して、カゴ12を呼び登録階を経て行き先階まで移動させる。
エレベータ呼び登録時点からカゴ12が呼び登録階を経て行き先階に到着するまでの間、ID情報で示される登録した個人に対して、駆動系電力量算出手段4は直接又はエレベータ運転制御手段5aの制御状態からインバータ8の消費電力を求め、これからカゴ12の移動すなわちエレベータの駆動に要した電力量を算出する。また設備電力量算出手段3は、駆動系以外のカゴ内照明等の設備での消費電力量を、予め記憶されたそれぞれの設備のカゴ12の1階床移動毎の単位消費電力量からなるパラメータに、呼び登録階、行き先階等に基づくこの間のカゴ12の移動階床数を掛けて算出する。そして制御指令部5の総電力量算出管理手段5bは、カゴ12が行き先階に到着すると、算出されたエレベータ駆動に要した電力量と設備電力量を加算して今回のエレベータの使用した総電力量を算出する(ステップS3)。
表示制御手段2は、各エレベータ呼びに対する運転が完了するカゴ12の行き先階到着時に、カゴ12内の表示部11にID情報と共に算出された総電力量を表示する(ステップS4)。
また、総電力量算出管理手段5bは、求められた総電力量をID情報毎に累積して記憶部16に記憶し、個人のエレベータ使用量として管理する。管理は例えば、所定期間(たとえ1ヶ月)毎に総電力量を累積して保存管理する(ステップS5)。また表示制御手段2は、例えば個人認証部10へのID情報入力を含む予め定められた表示要求入力があった時に、カゴ12内の表示部11に該ID情報と共に累積された総電力量を表示する。
なおこの発明は、図1からも分かるようにエレベータ制御用基板内のCPU周辺回路により構成可能である。
1 制御装置、2 表示制御手段、3 設備電力量算出手段、4 駆動系電力量算出手段、5 制御指令部、5a エレベータ運転制御手段、5b 総電力量算出管理手段、6 電源、7 コンパレータ、8 インバータ、9 モータ、10 個人認証部、10a 行き先階釦、10b 入力部、11 表示部、12 カゴ、13 釣合錘、14 綱車、16 記憶部、S 母線。
Claims (4)
- それぞれ個人認証情報、乗場呼び登録階、行き先階を含む各エレベータ呼びに対するカゴを昇降させるためのエレベータ駆動系での電力量を算出する駆動系電力量算出手段と、
前記各エレベータ呼びに対するエレベータ用設備の電力量を設備毎に予め設定された単位当たりのパラメータを用いて算出する設備電力量算出手段と、
前記個人認証情報毎に算出されたエレベータ駆動系での電力量とエレベータ用設備の電力量を加算した総電力量を算出し記憶する総電力量管理手段と、
前記総電力量管理手段で算出した個人認証情報毎の総電力量を表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とするエレベータの電力量表示装置。 - 総電力量管理手段が、個人認証情報毎に算出された総電力量を所定期間の間、累積して記憶し、表示手段が総電力量管理手段で累積して記憶された総電力量を表示することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの電力量表示装置。
- エレベータ駆動系が、インバータとこのインバータの制御により駆動されるモータを含み、駆動系電力量算出手段がインバータの消費電力から、モータへの電力供給母線の電力を算出し、駆動系電力量を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のエレベータの電力量表示装置。
- 設備電力量算出手段が、設備毎に予め設定されたカゴが1階床移動する毎の単位電力量であるパラメータにカゴの移動階床数を掛けて設備電力量を算出することを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のエレベータの電力量表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2007099456A JP2008254886A (ja) | 2007-04-05 | 2007-04-05 | エレベータの電力量表示装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011128785A (ja) * | 2009-12-16 | 2011-06-30 | Sekisui Chem Co Ltd | 集合住宅のエネルギー消費量の計測管理システム及び管理サーバ |
WO2011111865A1 (en) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | Ebara Corporation | Controller-integrated motor pump |
JP2013052943A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータの電力量積算装置および電力量積算方法 |
CN105836553A (zh) * | 2014-12-04 | 2016-08-10 | 东芝电梯株式会社 | 电梯的群管理控制装置 |
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2007
- 2007-04-05 JP JP2007099456A patent/JP2008254886A/ja active Pending
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