JP5902040B2 - エレベータの省電力システム - Google Patents
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Description
また、他の実施形態に係るエレベータの省電力システムは、監視期間と積算消費電力量の上限値を設定する設定手段と、上記監視期間中におけるエレベータの消費電力量を経過時間で積算した積算消費電力量を算出する電力算出手段と、上記設定手段によって設定された監視期間と積算消費電力量の上限値とで表される目標消費電力特性と上記電力算出手段によって算出された積算消費電力量と経過時間とで表される現状の消費電力特性とを比較する電力比較手段と、この電力比較手段の比較結果に基づいてエレベータの運転を休止制御すると共にメッセージの表示指示を行う運転制御手段と、各階の乗場に設置され、上記運転制御手段からの表示指示に従って現状の説明を含むメッセージを表示する表示手段とを具備し、上記運転制御手段は、上記目標消費電力特性の傾きに上記現状の消費電力特性の傾きが近い場合に、電力の使用状況が計画に近づいているものと判断し、現状の説明と共に節電を促すメッセージを上記表示手段に表示することを特徴とする。
図7は消費電力量の算出方法を説明するための図であり、図7(a)は速度パターン、同図(b)はモータトルク、同図(c)は機械的なロス、同図(d)はモータ電力を示している。
同図(d)がロス分を加えたモータ電力である。加速から定速の間に力行として電力が消費され、定速から減速の間に回生として電力が得られる。なお、実際にはかご内の照明、ドアの開閉、表示機器などで使用される電力もあり、これらを上記モータ電力に加えた値をエレベータの消費電力量として算出する。
図8は積算消費電力量p,経過時間t,監視期間Tm,上限値Pmの関係を示す図である。図中のf0は監視期間Tmと積算消費電力量の上限値Pmとで表される目標消費電力特性である。
予測起動回数が得られると、運転制御部21は、現状の説明と共に上記予測起動回数分の走行後にエレベータの運転を休止する旨のメッセージaを各階の表示器12に表示する(ステップS16)。
目標消費電力特性f0の傾きよりも、現状の消費電力特性f1の傾きが大きい場合には、「積算消費電力量が計画を上回っているため、約○○回走行後にエレベータの運転を停止します。階段をご利用下さい。」といったメッセージaが各階の表示器12に表示される。これにより、利用者に現状を理解してもらうことができ、エレベータの運転を休止したときの不満を軽減することができる。
現状の積算消費電力量pが積算消費電力量の上限値Pmを超えた場合には、「積算消費電力量が上限値を超えましたので、エレベータの運転を停止します。階段をご利用下さい。」といったメッセージbが各階の表示器12に表示される。これにより、利用者に現状を理解してもらうことができ、エレベータの運転を休止したときの不満を軽減することができる。
現状の消費電力特性f3が目標消費電力特性f0に近づいている場合には、「積算消費電力量が計画に近づいていますので、節電をお願いします。」といったメッセージcが各階の表示器12に表示される。これにより、利用者に現状を理解してもらい、エレベータの利用を控えるなどして、節電に協力してもらうことができる。
Claims (6)
- 監視期間と積算消費電力量の上限値を設定する設定手段と、
上記監視期間中におけるエレベータの消費電力量を経過時間で積算した積算消費電力量を算出する電力算出手段と、
上記設定手段によって設定された監視期間と積算消費電力量の上限値とで表される目標消費電力特性と上記電力算出手段によって算出された積算消費電力量と経過時間とで表される現状の消費電力特性とを比較する電力比較手段と、
この電力比較手段の比較結果に基づいてエレベータの運転を休止制御すると共にメッセージの表示指示を行う運転制御手段と、
各階の乗場に設置され、上記運転制御手段からの表示指示に従って現状の説明を含むメッセージを表示する表示手段とを具備し、
上記運転制御手段は、
上記目標消費電力特性の傾きよりも上記現状の消費電力特性の傾きが大きい場合に、電力の使用状況が計画を上回っているものと判断し、現状の説明と共に所定回数分の走行後にエレベータの運転を休止する旨のメッセージを上記表示手段に表示することを特徴とするエレベータの省電力システム。 - 監視期間と積算消費電力量の上限値を設定する設定手段と、
上記監視期間中におけるエレベータの消費電力量を経過時間で積算した積算消費電力量を算出する電力算出手段と、
上記設定手段によって設定された監視期間と積算消費電力量の上限値とで表される目標消費電力特性と上記電力算出手段によって算出された積算消費電力量と経過時間とで表される現状の消費電力特性とを比較する電力比較手段と、
この電力比較手段の比較結果に基づいてエレベータの運転を休止制御すると共にメッセージの表示指示を行う運転制御手段と、
各階の乗場に設置され、上記運転制御手段からの表示指示に従って現状の説明を含むメッセージを表示する表示手段とを具備し、
上記運転制御手段は、
上記目標消費電力特性の傾きに上記現状の消費電力特性の傾きが近い場合に、電力の使用状況が計画に近づいているものと判断し、現状の説明と共に節電を促すメッセージを上記表示手段に表示することを特徴とするエレベータの省電力システム。 - 上記運転制御手段は、
上記設定手段によって設定された積算消費電力量の上限値と上記電力算出手段によって算出された積算消費電力量との差分を1回の走行に要する平均消費電力で除算することで予測起動回数を求め、その予測起動回数分の走行後にエレベータの運転を休止することを特徴とする請求項1記載のエレベータの省電力システム。 - 上記運転制御手段は、
上記電力算出手段によって算出された積算消費電力量が上記設定手段によって設定された積算消費電力量の上限値を超えた場合に、現状の説明と共にエレベータの運転を休止する旨のメッセージを上記表示手段に表示することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの省電力システム。 - 上記運転制御手段は、
利用者の運行を優先する特殊呼びの登録によりエレベータの運転休止状態を一時的に解除することを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの省電力システム。 - 上記特殊呼びには、車椅子呼びを含むことを特徴とする請求項5記載のエレベータの省電力システム。
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