JP2015092036A - 着用具 - Google Patents

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【課題】着用者の体に対し、冷却材による局所的な冷却を防止すると共にできる限り広範囲を冷却可能にする着用具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の着用具(ベスト1)は、空気が流通する通気性部材(スペーサ10)から構成される共に、外面には冷却材4を取り付ける保持部5が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、人体に着用する着用具に関する。
従来、冷却材を保持する保持部を備えた着用具が知られている。このような着用具は例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、右前身頃(3)と左前身頃(4)と後身頃(5)からなるベスト本体の右前身頃(3)と左前身頃(4)の開口にファスナー(6)を設け、外胸ポケット(7)を右前身頃(3)と左前身頃(4)の胸部付近の外側に、外胸下ポケット(8)を外胸ポケット(7)下方の右前身頃(3)と左前身頃(4)の外側に、内胸ポケット(9)を右前身頃(3)と左前身頃(4)の胸部付近の内側にそれぞれ設けたベスト(1)に於いて、保温性を有する生地からなる背内ポケット(10)を後身頃(5)の背中の内側に開口部(10a)を上方にして設けるとともに、保温性を有する生地からなる腰内ポケット(12)を背内ポケット(10)の下方の後身頃(5)腰付近の内側に開口部(10a)を上方にして設けたベスト(1)が開示されている。特許文献1に開示されているベスト(1)は、背内ポケット(10)と腰内ポケット(12)内にそれぞれ市販の板状の保冷剤を入れて着用される(特許文献1の請求項1、段落[0009]、段落[0011]および図1など)。
実用新案登録第3116633号公報
上記特許文献1のベストでは、着用者の体のうち、保冷剤が入れられたポケット付近のみが局所的に冷却されるものである。そのため、着用者の体を広い範囲にわたって冷却することができないという問題があると共に、保冷剤を入れたポケット付近が冷えすぎるという問題がある。
本発明の目的は、着用者の体に対し、冷却材による局所的な冷却を防止すると共にできる限り広範囲を冷却可能にする着用具を提供することを目的とする。
本発明は、外面および着用時に人体側となる内面を備えた着用具に関する。当該着用具は、空気が流通する通気性部材から構成される共に、外面には冷却材を保持する保持部が設けられていることを特徴としている。
上記特徴により、人体と冷却材との間に空気が流通する通気性部材が存在することにより人体と冷却材とが離間され、これによって人体が局所的に冷却されることを防止することができる。さらに、人体と冷却材との間に空気の流通路が形成されるため、着用具の保持部に冷却材が保持されている場合、通気性部材内を流通する空気が冷却材によって冷却され、その冷却された空気が流通することにより、人体の広い範囲を冷却することが可能となる。
本発明の着用具において、通気性部材は、少なくとも人体側に対して開口する開口部を有していることが好ましい。
上記特徴により、通気性部材内を流通する空気が開口部から人体に向けて流れる。これにより、人体に気流が当たって人体を効果的に冷却することが可能となる。
本発明の着用具において、保持部は、冷却材を着脱可能に保持するよう構成されていることが好ましい。
上記特徴により、冷却材を取り替える際など、冷却材を容易に交換することができる。
本発明の着用具において、保持部は、冷却材の落下を防止する落下防止機構を有していることが好ましい。
上記特徴により、冷却材の落下を防止することができる。
本発明の着用具において、保持部に冷却材が保持されていることが好ましい。
上記特徴により、通気性部材内を流通する空気が冷却材によって冷却され、その冷却された空気が流通することにより、人体の広い範囲を冷却することが可能となる。
本発明により、着用者の体に対し、冷却材による局所的な冷却を防止すると共にできる限り広範囲を冷却可能にする着用具を提供することができる。
(a)はベストの正面(前側)の外面を表す概略図であり、(b)はベストの背面(後側)の外面を表す概略図である。 (a)はスペーサの平面図であり、(b)はスペーサの正面図であり、(c)は(a)のIIc部分拡大斜視図である。 下着を着用した人体の上からベストを着用した状態を表す概略断面図である。 (a)はベストの外面を通気性シートで覆った状態を表す概略図(正面)であり、(b)はベストの外面を通気性シートで覆った状態を表す概略図(背面)であり、(c)はベストの外面を通気性シートで覆った状態を表す概略断面図である。 (a)は装着具を備えたベストの正面を表す概略図であり、(b)は装着具を備えたベストの側面を表す概略図であり、(c)は装着具の使用状態を表す図であり、ベストの正面を表す概略図である。 (a)〜(d)は通気性部材の他実施形態であるメッシュ部材を表す図であり、(a)はメッシュ部材の平面図、(b)はメッシュ部材の正面図、(c)は(a)のVIc−VIc矢視断面図、(d)は(a)のVId部分拡大斜視図である。 (a)は衣服の一例を表す概略図であり、(b)はベストの上から(a)に示す衣服を着用した状態を表す概略断面図である。 (a)は脚部用着用具の外面を表す概略図であり、(b)は脚部用着用具の内面を表す概略図であり、(c)は脚部用着用具を着用した状態を表す概略図である。
本発明について図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。本発明は、以下の実施形態に限定されず、その主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
以下では、着用具の一例としてベストを例に挙げ説明する。図1(a)はベストの正面(前側)の外面を表す概略図であり、図1(b)はベストの背面(後側)の外面を表す概略図である。
ベスト1は、前身頃2と後身頃3とを備えている。前身頃2および後身頃3は、外面と着用時に人体側となる内面とをそれぞれ有している。前身頃2および後身頃3はスペーサ10(通気性部材の一例)から構成されている。前身頃2および後身頃3の外面には、冷却材4を保持するための保持部5が設けられている。
本実施形態において保持部5はポケット5Aからなり、ポケット5Aが前身頃2および後身頃3の外面にそれぞれ設けられている。そして、ポケット5A内には冷却材4が保持されている。これにより、冷却材4はベスト1に着脱可能となると共に、ベスト1から落下しないようになっている。なお、ポケット5Aは通気性の材料で作製されることが好ましく、例えばメッシュシートなどの通気性シートまたはスペーサ10によって作製されることが好ましいが、非通気性の材料から作製されていてもよい。また、冷却材4としては不凍ゲル製の冷却材や水分を含ませた布などが使用できるがこれに限定されない。
なお、本明細書において「人体」とは、裸体の状態だけでなく、衣服を着用している状態も含む。したがって、例えば「人体に着用する」とは、裸体に着用するという場合に限らず、衣服を着た状態でその衣服の上から着用する場合も含まれる。
図2(a)〜(c)はスペーサ10を表す図である。図2(a)はスペーサ10の平面図、図2(b)はスペーサ10の正面図、図2(c)は(a)のIIc部分拡大斜視図である。図2に示すスペーサ10は、複数の通気性ピース11を連結させることにより構成されている。通気性ピース11は、壁部12、壁部12と所定間隔L1あけて設けられた枠体部13、および、壁部12と枠体部13とを連結する複数の柱状部14を備えている。複数の柱状部14は互いに所定間隔あけて設けられている。通気性ピース11の枠体部13には開口部15が形成されており、複数の柱状部14間には開口部15と連通する開口部16が形成されている。そして、スペーサ10は、複数の通気性ピース11を所定間隔あけて縦および横に複数配列すると共に、隣接する通気性ピース11の枠体部13間を連結部17によって連結することにより構成されている。開口部16は、複数の連結部17および隣接する通気性ピース11の枠体部13によって囲まれる開口部18、並びに、所定間隔あけて隣接して配置されている通気性ピース11の柱状部14間の空間19と連通している。これらの開口部15、開口部16、開口部18および空間19は空気が流れる流通路を成している。なお、必要に応じて壁部12にも開口部を設けるようにしてもよい。
壁部12と枠体部13との間隔L1、すなわちスペーサ10の厚みL1は、冷却材4を人体から離間させることにより冷却材4による人体の局所的な冷却を防止すると共にスペーサ10内を空気が流通可能である程度の大きさであればよく、間隔L1は一例として約3mm〜約15mmである。
図3は下着Uを着用した人体Bの上からベスト1を着用した状態を表す概略断面図である。図3では、空気の流れを矢印で模式的に表している。ベスト1は、スペーサ10の壁部12が前身頃2および後身頃3の外面を構成し、枠体部13が人体B側となるよう構成されている。そして、開口部15および開口部18が人体B側に対して開口する開口部となる。スペーサ10によって冷却材4と人体Bとが離間されると共に、冷却材4と人体Bとの間には空気の流通路が形成される。空気が、通気性ピース11の開口部15、開口部16、開口部18および/または空間19からスペーサ10内に流入する。スペーサ10内に流入した空気はベスト1に保持されている冷却材4によって冷却される。その際、冷却された空気の一部は、開口部15や開口部18を通って人体B側に流れる。そしてスペーサ内の空気は、開口部15、開口部16、開口部18および/または空間19からスペーサ10外へ排出される。このように本発明の着用具では、冷却材4によって局所的に人体Bを冷却するのではなく、冷却材4によって冷却された空気によって人体Bを広い範囲にわたって冷却することができる。なお、ベスト1は、スペーサ10の壁部12が人体B側となるよう構成されていてもよい。
図4(a)はベスト1の外面を通気性シートで覆った状態を表す概略図(正面)である。図4(b)はベスト1の外面を通気性シートで覆った状態を表す概略図(背面)である。図4(c)はベスト1の外面を通気性シートで覆った状態を表す概略断面図である。通気性部材は、通気性シート20によって覆われたスペーサ10を使用してもよい。すなわち、スペーサ10は、スペーサ10によってベスト1を作製した際に、ベスト1の外面となる面およびベスト1の内面となる面の少なくとも一方、好適には両方を通気性シート20によって覆われていてもよい。本実施形態では、スペーサ10の壁部12が前身頃2および後身頃3の外面となり、スペーサ10の枠体部13が人体側となるため、スペーサ10の壁部12側(外面側)および/またはスペーサ10の枠体部13側(内面側)を通気性シート20によって覆うようにする。スペーサ10の壁部12側(外面側)が通気性シート20によって覆われている場合、図4(c)に示すように、ポケット5A(保持部5)は通気性シート20の外面20aに設けられる。本実施形態では、通気性シート20は、マジックテープ(登録商標)のような面ファスナーやスナップボタンなどによって、スペーサ10に着脱可能に取り付けられていることが好ましい。通気性シート20としてはメッシュシートなどが挙げられるがこれに限定されない。
スペーサ10の外面を通気性シート20で覆うことにより、スペーサ10の破損や汚れを防止することができる。また、ベスト1の上から衣服を着用した場合、衣服のすべりがよくなる。さらに、スペーサ10の内面を通気性シート20によって覆うことにより、ベスト1を着用した際に、スペーサ10が人体に接触することによる不快感を防止することができると共に、スペーサ10の破損や汚れを防止することができる。
なお、スペーサ10を、通気性シート20によって形成された袋内に収容し、これによりスペーサ10の外面および内面を通気性シート20によって覆うようにしてもよい。また、この袋には開閉可能な開口を設け、スペーサ10を出し入れ可能にするよう構成されていてもよい。袋の開口にジッパーのようなスライドファスナーやマジックテープ(登録商標)のような面ファスナーなどを取り付け、袋の開口を開閉可能とすることができる。
ベスト1は、ベスト1を人体に装着するための装着具30を備えていてもよい。さらに、装着具30は、ベスト1と人体との密着度合い調節するための調節機構を有していてもよい。図5(a)〜(c)では、前身頃2と後身頃3とが脇下において接続されていないベスト1Aを例として装着具30の構成を説明する。図5(a)は装着具30を備えたベスト1Aの正面を表す概略図である。図5(b)はベスト1Aの側面を表す概略図である。図5(c)は装着具30の使用状態を表す図であり、ベスト1Aの正面を表す概略図である。なお、ベスト1と同一の部材については同一の符号を使用し、その説明を省略する。
図5(a)および(b)に示すように、装着具30は、前身頃2に取り付けられたマジックテープ(登録商標)などの面ファスナー31と、後身頃3に取り付けられ、面ファスナー32(図5(b)において破線にて図示)を備えたベルト33とから構成されている。前身頃2の面ファスナー31および後身頃3のベルト33は、スペーサ10に取り付けられるか、または、スペーサ10の外面が通気性シート20によって覆われている場合には通気性シート20に取り付けられていてもよい。図5(c)に示すように、ベルト33の面ファスナー32を前身頃2の面ファスナー31に取り付けることにより、ベスト1は人体に装着される。さらに、前身頃2の面ファスナー31に対するベルト33の面ファスナー32の取付位置を調節することにより、ベスト1と人体との密着度合いを調節することができる。
装着具30の他実施形態は、前身頃2に取り付けられたベルトと、後身頃3に取り付けられ、バックルを備えたベルトとから構成されている。前身頃2に取り付けられたベルトを後身頃3のベルトに取り付けられたバックルに接続することにより、ベスト1は人体に装着される。さらに、後身頃3のベルトに取り付けられたバックルによって前身頃2および後身頃3のベルトの長さを調節することにより、ベスト1と人体との密着度合いを調節することができる。また、装着具30の他実施形態は、前身頃2および後身頃3にそれぞれ取り付けられたベルトから構成されている。着用者がこれらのベルトを結ぶことにより、ベスト1は人体に装着される。さらに、着用者がこれらのベルトを結んで長さを調節することによりベスト1と人体との密着度合いを調節することができる。
<保持部の他実施形態>
保持部5は例えばマジックテープ(登録商標)のような面ファスナーやスナップボタンなどであってもよい。この場合、スペーサ10の外面や通気性シート20の外面20aに面ファスナーやスナップボタンが取り付けられると共に、冷却材4にも面ファスナーやスナップボタンが取り付けられる。これにより、冷却材4はベスト1に着脱可能に保持される。
<通気性部材の他実施形態>
図6(a)〜(d)は通気性部材の他例であるメッシュ部材40を示す図である。図6(a)はメッシュ部材40の平面図、図6(b)はメッシュ部材40の正面図、図6(c)は(a)のVIc−VIc矢視断面図、図6(d)は(a)のVId部分拡大斜視図である。
通気性部材は、図6に示す、所定の厚みL2を有するメッシュ部材40により構成されていてもよい。メッシュ部材40には、その表面41(41a、41b)に複数の開口部42が設けられていると共に、端面43にも開口部44が設けられている。さらに、メッシュ部材40の内部にも複数の開口部45が設けられており、開口部42、開口部44および開口部45は互いに連通している。そして、開口部42、開口部44および開口部45は空気の流通路を成している。メッシュ部材40は一方の表面41aがベスト1(着用具)の外面となり、他方の表面41bが内面となるよう構成される。
メッシュ部材40に設けられた開口部42、開口部44および開口部45の大きさは、メッシュ部材40内を空気が流通可能である程度の大きさであればよい。また、メッシュ部材40の厚みL2は、冷却材4と人体とを離間させて冷却材4による局所的な冷却を防止すると共にメッシュ部材40内を空気が流通可能である程度の大きさであればよく、間隔L2は一例として約3mm〜約15mmである。なお、メッシュ部材40においても、メッシュ部材40の表面41aおよび/または表面41bは通気性シート20によって覆われていてもよく、また、メッシュ部材40は通気性シート20によって形成された袋内に収容されていてもよい。
<着用具の使用例>
本発明の着用具は衣服内に着用されて使用されることが好ましい。図7(a)は衣服の一例である衣服100の内面を表す概略図である。衣服100は、空気取込口101と、空気取込口101に取り付けられ、空気取込口101から空気を取り込み、空気を流通させる送風装置102と、送風装置102を駆動させる駆動装置(不図示)とを備えている。本発明のベスト1は、衣服100内に着用され使用されることが好適である。送風装置102としては例えばファンが使用され、駆動装置としては例えばファンを回転させるモータと、モータを駆動させる携帯型バッテリとが使用される。
図7(b)は下着Uを着用した人体Bの上からベスト1を着用し、さらにベスト1の上から図7(a)に示す衣服100を着用した状態を表す概略断面図である。図7(b)では、空気の流れを矢印で模式的に表している。衣服100内にベスト1を着用した場合、送風装置102を駆動すると強制的に空気取込口101から空気が衣服100内に取り込まれ、その空気がスペーサ10内を流通する。スペーサ10内を流通する空気は冷却材4によって冷却され、その冷却された空気は衣服100内に流通される。これにより、衣服100内を快適な環境とすることができる。
<着用具の別実施形態>
上記では人体の上半身に着用する着用具としてベスト1について説明したが、着用具はベスト1以外の形状や人体の他の部位に着用可能なように構成されていてもよい。着用具の他実施形態として、人体の脚部に着用する脚部用着用具200について説明する。図8(a)は脚部用着用具200の外面を表す概略図であり、図8(b)は脚部用着用具200の内面を表す概略図であり、図8(c)は脚部用着用具200を着用した状態を表す概略図である。なお、上記実施形態と同一の部材については同一の符号を使用し、その説明を省略する。上記実施形態で説明した特徴は、脚部用着用具200に対しても適宜利用可能である。
図8(a)および(b)に示すように、脚部用着用具200は、略長方形に形成されたスペーサ10から構成されると共に、外面と着用時に人体側となる内面とを有している。脚部用着用具200の外面には、保持部5としてポケット5Aが設けられており、ポケット5A内には、冷却材4が保持されている。脚部用着用具200は、装着具30として、脚部用着用具200の一端部の外面に設けられた面ファスナー201と脚部用着用具200の他端部の内面に設けられた面ファスナー202とを備えている。
図8(c)に示すように、脚部用着用具200は脚部Fに巻き付けるようにして使用される。このとき脚部用着用具200の内面の面ファスナー202を外面の面ファスナー201に取り付けることにより、脚部用着用具200は脚部に装着される。
なお、本発明の着用具は、ベスト1、ベスト1Aおよび脚部用着用具200に限定されず、腕、首、胸部または腹部といった体の各部位にそれぞれ取り付けることができる着用具にも適用可能である。その際、上記実施形態で説明した各部材は、着用具を取り付ける体の部位に合わせ適宜その構成を変更して利用可能である。
1 ベスト(着用具)
1A ベスト(着用具)
2 前身頃
3 後身頃
4 冷却材
5 保持部
5A ポケット
10 スペーサ(通気性部材)
11 通気性ピース
12 壁部
13 枠体部
14 柱状部
15 開口部
16 開口部
17 連結部
18 開口部
19 空間
20 通気性シート
30 装着具
40 メッシュ部材(通気性部材)
42 開口部
44 開口部
45 開口部
100 衣服
200 脚部用着用具(着用具)

Claims (5)

  1. 外面および着用時に人体側となる内面を備えた着用具であって、
    空気が流通する通気性部材から構成される共に、外面には冷却材を保持する保持部が設けられている、
    ことを特徴とする着用具。
  2. 前記通気性部材は、人体側に対して開口する開口部と、を少なくとも有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の着用具。
  3. 前記保持部は、冷却材を着脱可能に保持するよう構成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の着用具。
  4. 前記保持部は、冷却材の落下を防止する落下防止機構を有している、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の着用具。
  5. 前記保持部に冷却材が保持されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の着用具。
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