JP2015090778A - 発光モジュール及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高効率で、意匠性を向上する発光モジュールを提供する。【解決手段】発光モジュールは、平板状の発光パネル4と、透明材料からなり、発光パネル4の主面と対向する内底面211及び発光パネル4の側面と対向する内壁面212により発光パネル4を収容する収容部21と、内壁面212を内側面として収容部の周囲に位置する枠部22と、内底面211に平行であり内底面211より面積が大きな底面20とを有するカバー2と、平面視において発光パネル4以内に位置し、中央部から周縁部に向かうほど高さが低くなるように形成され、収容部21を塞ぐように配置される本体6とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、高効率で、意匠性を向上する発光モジュール及び照明装置に関する。
面発光する薄型の有機ELパネルを使用した照明装置が知られている(特許文献1参照)。このような照明装置が備える発光モジュールは、一般的に、有機ELパネルの背面及び側面側が光不透過性のケースに覆われて構成される。
特開2013−182870号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、有機ELパネルに比べて、発光モジュールの厚さが大きくなることから、用途によっては意匠性が悪く、配置の適応性が乏しい。一方、発光モジュールは平板状であるため、有機ELパネルの薄さを活かすために発光モジュール全体の厚さを薄くすると、ジュール熱等により反りが生じやすい。
本発明は、上記問題点を鑑み、高効率で、意匠性を向上する発光モジュール及び照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、平板状の発光パネルと、透明材料からなり、発光パネルの主面と対向する内底面及び発光パネルの側面と対向する内壁面により発光パネルを収容する収容部と、内壁面を内側面として収容部の周囲に位置する枠部と、内底面に平行であり内底面より面積が大きな底面とを有するカバーと、平面視において発光パネル以内に位置し、中央部から周縁部に向かうほど高さが低くなるように形成され、収容部を塞ぐように配置される本体とを備える発光モジュールであることを要旨とする。
本発明の第2の態様に係る発光モジュールは、第1の態様に係る発光モジュールにおいて、枠部が、内側面から外側面に向かうほど高さが低くなるように形成されることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る発光モジュールは、第1又は第2の態様に係る発光モジュールにおいて、収容部が、発光パネルが複数配置されることを特徴とする。
本発明の第4の態様に係る発光モジュールは、第1〜第3のいずれかの態様に係る発光モジュールにおいて、発光パネルと本体とを接着する接着材を更に備えることを特徴とする。
本発明の第5の態様に係る発光モジュールは、第1〜第4のいずれかの態様に係る発光モジュールにおいて、発光パネルと内底面との間に配置される偏光板を更に備えることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、第1〜第5のいずれかの態様に係る発光モジュールと、一端側において本体を支持する支柱と、支柱の他端側を支持することにより発光モジュールを支持する支持部と、支柱を介して発光パネルに電力を供給する電源ユニットとを備える照明装置であることを要旨とする。
本発明の第7の態様に係る照明装置は、第6の態様に係る照明装置において、支持部が、発光モジュール側の表面が梨地処理されることを特徴とする。
本発明の第8の態様に係る照明装置は、第6又は第7の態様に係る照明装置において、支柱が、発光パネルの法線方向を調整可能に、発光モジュールを支持することを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る照明装置は、第6〜第8のいずれかの態様に係る照明装置において、支柱が、長さが調整可能であることを特徴とする。
本発明の第10の態様に係る照明装置は、第6〜第9のいずれかの態様に係る照明装置において、支持部が、複数の発光モジュールをそれぞれ支持する複数の支柱を支持し、電源ユニットが、複数の発光モジュールそれぞれに電力を供給することを特徴とする。
本発明によれば、高効率で、意匠性を向上する発光モジュール及び照明装置を提供することができる。
(a)は、本発明の第1実施形態に係る発光モジュールの基本的な構成を説明する平面図である。(b)は、(a)の正面図である。(c)は、(a)の底面図である。 本発明の第1実施形態に係る発光モジュールを説明する分解断面図である。 本発明の第1実施形態に係る発光モジュールを説明する拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る照明システムを説明する図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る照明システムが備える照明装置を説明する正面図である。(b)は、(a)の底面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る照明システムが備える照明装置を説明する側面図である。(b)は、(a)の底面図である。 本発明の第2実施形態に係る照明システムの配置を図示した一例である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る照明装置の基本的な構成を説明する正面図である。(b)は、(a)の底面図である。 (a)は、本発明の第3実施形態に係る照明装置の基本的な構成を説明する側面図である。(b)は、(a)の底面図である。 本発明の他の実施形態に係る発光モジュールの配置を図示した一例である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る発光モジュールの配置を図示した一例である。(b)は、(a)を別角度から見た図である。 (a)は、本発明の他の実施形態に係る発光モジュールの配置を図示した一例である。(b)は、(a)を別角度から見た図である。 本発明の他の実施形態に係る発光モジュールの配置を図示した一例である。
次に、図面を参照して、本発明の第1〜第3実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付し、重複する説明を省略している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。また、以下に示す第1〜第3実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る発光モジュール1は、図1(a)〜図(c)に示すように、矩形平板状の発光パネル4と、発光パネル4をそれぞれ両面側から挟み込むように覆うカバー2及び本体6とを備える。発光モジュール1は、概略として、発光パネル4の形状に対応する矩形平板状である。発光モジュール1は、重心を通る垂線を回転軸とする2回回転対称性を有する。
発光パネル4は、図2に示すように、透明基板41と、透明基板41の上面に積層された発光部42と、熱安定板43と、一対の電極基板44と、配線45と、電源線46とを備える。透明基板41は、矩形平板状であり、例えば、ガラス、石英、樹脂材料等の透明材料からなる。透明基板41は、発光パネル4の主面をなす下面411と、発光パネル4の側面をなす側面412とを有する。
発光部42は、透明基板41の平面パターンに対応するように、透明基板41より小さな平面パターンを有する矩形平板状である。発光部42は、両面側にそれぞれ形成された一対の電極膜を備える。発光部42の一対の電極膜のうち、少なくとも透明基板41側の電極膜は、光透過性及び電気伝導性を有する材料からなり、例えば、酸化インジウムスズ(ITO)等の金属化合物を採用可能である。発光部42は、一対の電極膜の間に形成された有機エレクトロルミネッセンス(EL)層を備える。
発光部42の有機EL層は、例えば、正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層等の有機材料からなる複数の層を備える。発光部42は、一対の電極膜をアノード及びカソードとして電圧が印加されることで、有機EL層の発光層において正孔と電子とが再結合することにより発光する。発光部42において発せられた光は、透明基板41の下面411及び側面412から出射される。発光部42の平面パターンの寸法は、例えば、80×80mm程度である。
熱安定板43は、例えば、発光部42の上面の全面に積層される。熱安定板43は、発光部42より高い熱伝導率を有する材料からなる。熱安定板43は、発光時における発光部42の熱分布を均一化することにより、ジュール熱による発光部42の光のばらつき及び劣化を低減することができる。
一対の電極基板44は、例えば、熱安定板43の上面のうち、互いに対向する2辺近傍にそれぞれ配置される。電極基板44は、発光部42の一対の電極膜にそれぞれ電気的に接続される。配線45は、金属材料からなり、電極基板44の端子と発光部42の電極膜とをそれぞれ電気的に接続する。電源線46は、一対の電極基板44の端子にそれぞれ電気的に接続される。発光部42は、電極基板44及び配線45を介して、電源線46から電力が供給される。
カバー2は、概略として矩形平板状であり、発光パネル4に対応するように発光パネル4より大きな平面パターンを有する。カバー2は、例えば、ガラス、石英、樹脂材料等の透明材料からなる。カバー2を形成する樹脂材料は、例えば、アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ナイロン等を採用可能である。
カバー2は、厚さが他所より低く形成されることにより上面側を開口する凹部である収容部21を有する。収容部21は、発光パネル4の主面(下面411)と対向する内底面211と、内底面211に対して垂直であり、発光パネル4の側面(側面412)と対向する内壁面212とを有する。収容部21は、内底面211と内壁面212とにより囲まれた内部に発光パネル4を収容する。発光パネル4と収容部21の内底面211とは、例えば、同一の平面パターンを有する。
カバー2は、収容部21の内壁面212を内側面として収容部21の周囲に位置する枠部22と、内底面211に平行であり内底面211より面積が大きな底面20とを有する。底面20は、収容部21及び枠部22の下方に位置する。枠部22は、図3に示すように、上面23が、内側面(内壁面212)から外側面24に向かうほど高さが低くなるように形成された傾斜面をなすように形成される。即ち、カバー2は、外側面24の高さt3が内壁面212の高さt4より低い。高さt3は、例えば1mm〜4mm程度である。底面20の寸法は、例えば、110×110mm程度である。
発光パネル4と内底面211とは平面パターンが対応しているので、発光パネル4の側面と内壁面212とが近接する程、発光パネル4から出射された光は、不要な拡散を低減し、効率よくカバー2の外側面24及び底面20から外部に出射される。発光パネル4は、電極基板44等が上部に形成されるので、発光パネル4から外側面24までの間に光を阻害する部材がなく、効率よく外部に光を出射することができる。
本体6は、概略として矩形平板状である。本体6は、例えば、樹脂材料、金属等の不透明材料からなる。本体6は、上面63の高さが中央部から周縁部に向かうほど低くなるように形成される。即ち、本体6は、図2に示すように、周縁部の高さt1が中央部の高さt2より低い。上面63は、例えば、上方に向けて膨らむように緩やかに湾曲する。カバー2の底面20から本体6の上面63の中央部までの高さは、例えば8〜10mm程度である。
本体6は、平面視において発光パネル4と重畳する領域以内に位置する。図1〜図3に示す例において、本体6と発光パネル4とは、同一の平面パターンを有する。本体6は、中央部に、上面63から下面61に貫通し、発光パネル4の電源線46が内部に挿入される貫通孔60を有する。
発光モジュール1は、偏光板3と、接着材5と、支柱7とを更に備える。偏光板3は、例えば、発光パネル4の主面(下面411)と同一の平面パターンを有する矩形平板である。偏光板3は、発光パネル4の主面と収容部21の内底面211との間に、発光パネル4と平行に配置される。偏光板3は、発光パネル4から出射された光を偏光させ、カバー2の底面20から出射する他、外部からの光の反射を低減する。発光パネル4の主面と収容部21の内底面211との間には、偏光の他、集光、散光等の機能を有する光学パネルを備えるようにしてもよい。
接着材5は、発光パネル4の上面と本体6の下面とを接着する。接着材5は、例えば、発光パネル4の一対の電極基板44の間に位置し、本体6の貫通孔60を除く領域に矩形状に形成される。発光パネル4は、接着材5により本体6と接着されることにより、落下等による破損が低減される他、破損した場合であっても、破片の飛散を低減できる。
支柱7は、貫通孔70を有する円筒状である。支柱7は、一端側において、本体6の上面63の中央部と連結されることにより、発光モジュール1の重心において本体6を支持する。支柱7の貫通孔70は、本体6の貫通孔60と連結し、発光パネル4の電源線46が内部に挿入される。
本体6は、偏光板3及び発光パネル4が収容部21の内部に収容された状態で、収容部21の上端を塞ぐように配置される。本体6は、上面63と枠部22の上面23とが連続するようにカバー2に設置される。
発光モジュール1は、それぞれ、本体6の上面63より低い位置となるように、例えば本体6の周縁部のうち対向する2辺近傍に固定された、複数のフック部65を備える。フック部65は、それぞれ、本体6から外側方向に水平に突出する。カバー2は、内壁面212に、それぞれ、複数のフック部65に対応する位置に形成された凹部である複数のフック受け部25を有する。互いに対応するフック部65及びフック受け部25は、本体6とカバー2とを固定する固定部(25,65)として機能する。
第1実施形態に係る発光モジュール1によれば、底面20が平坦であり、本体6の周縁部の高さt1が中央部の高さt2より低く形成されるので、実際の厚さより薄く見え、意匠性を向上できると共に、熱等による反りを低減できる。また、カバー2は、発光パネル4から出射される光を底面20及び外側面24から出射するように形成されているので、高効率に光を出射することができる。また、カバー2は、端部が光って見えるので、更に意匠性を向上できる。
また、第1実施形態に係る発光モジュール1によれば、カバー2の外側面24の高さt3が内壁面212の高さt4より低くなるように形成されるので、意匠性を更に向上できる。
また、第1実施形態に係る発光モジュール1によれば、薄さが特徴である有機ELパネルを発光パネル4として採用することにより、熱等に対する耐性を確保しつつ、意匠性において発光パネル4の薄さを最大限に活かすことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る照明システムとして、第1実施形態に係る発光モジュール1を使用した照明システムについて説明する。第2実施形態に係る照明システムは、図4に示すように、それぞれ複数の照明装置8a,8bを備える。照明装置8a,8bは、室内における天井面Cに設置される。室内における床面Fには、長手方向が壁面Wと平行な上面91を有し、壁面Wとの間に職員Sを囲むカウンター9が設置される。
照明装置8aは、図5(a)及び図5(b)に示すように、複数の発光モジュール1a〜1dと、発光モジュール1a〜1dをそれぞれ支持する支柱7a〜7dと、支柱7a〜7dをそれぞれ支持する支持部81と、電源ユニット85とを備える。支持部81は、概略として矩形平板状であり、天井面Cと平行かつ壁面Wと垂直に設置される。支持部81は、例えば金属材料からなる。支持部81の平面パターンの寸法は、例えば、600×130mm程度である。
支柱7a〜7dは、それぞれ一端側において、発光モジュール1a〜1dの各本体6a〜6dを支持する。支柱7a〜7dは、順に、支持部81の長手方向に等間隔に、支持部81に対して垂直に配列される。支柱7a〜7dの配列ピッチは、例えば150mm程度である。支持部81は、下面810において支柱7a〜7dのそれぞれ他端側を支持することにより、発光モジュール1a〜1dそれぞれを支持する。発光モジュール1a〜1d側の表面となる下面810及び支柱7a〜7dの側面は、発光モジュール1a〜1dの各外側面24及び上面23から出射される光による映り込みを低減させるため、梨地処理されている。
支持部81は、長手方向における一端側に、屈曲された金属板からなるハンガー部83を備える。支持部81は、長手方向における他端側に、支持部81の上面から下面810に貫通する貫通孔84を有する。支持部81は、ハンガー部83が掛かるハンガー受け部と、下方から貫通孔84に挿入されたねじに対応するねじ穴とを備えるガイド(図示省略)によって、天井面Cに設置される。
電源ユニット85は、支持部81の上面に設置される。支持部81は、上面に形成された電源端子台86を備える。電源端子台86は、例えば、商用電源及び電源ユニット85にそれぞれ接続され、商用電源から供給された電力を電源ユニット85に供給する。電源ユニット85は、電源端子台86を介して供給された商用電源から、発光モジュール1a〜1dの定格に応じた電圧に変換する。このように、電源ユニット85は、支柱7a〜7dの各貫通孔70を介して、発光モジュール1a〜1dの各発光パネル4に電力を供給する。
発光モジュール1a〜1dは、支柱7a〜7dに対して、それぞれ傾斜角θ〜θを有するように、支柱7a〜7dにそれぞれ支持される。傾斜角θ,θ,θ,θは、例えば、それぞれ0°,0°,3°,5°程度である。また、支柱7a,7b,7c,7dの長さは、例えば、それぞれ30mm,30mm,37mm,50mm程度である。
照明装置8bは、図6に示すように、複数の発光モジュール1e〜1hと、発光モジュール1e〜1hをそれぞれ支持する支柱7e〜7hと、支柱7e〜7hをそれぞれ支持する支持部81と、電源ユニット85とを備える。照明装置8bについて説明しない他の構成は、照明装置8aと実質的に同様であるので重複する説明を省略する。
照明装置8bは、照明装置8aと長手方向を共有し、支柱7e側が支柱7d側となり、支柱7a〜7d及び支柱7e〜7hがそれぞれ等間隔になるように設置される。支柱7a〜7d及び支柱7e〜7hの配列ピッチは、例えば150mm程度である。
発光モジュール1e〜1hは、支柱7e〜7hに対して、それぞれ傾斜角θ〜θを有するように、支柱7e〜7hにそれぞれ支持される。傾斜角θ,θ,θ,θは、例えば、それぞれ10°,15°,22°,32°程度である。また、支柱7e,7f,7g,7gの長さは、例えば、それぞれ70mm,100mm,150mm,220mm程度である。
照明装置8a,8bは、図7に示すように、短手方向にそれぞれ複数配列される。発光モジュール1a〜1hは、カウンター9の上面91を照射対象として照射するように配置されている。即ち、発光モジュール1a〜1hは、各発光パネル4の法線方向(照射方向)が上面91側を向くように配置される。発光モジュール1a〜1hは、壁面Wと反対側の上面91の端部との距離がそれぞれ略同一となる湾曲面を形成するようにそれぞれ配置される。
照明装置8a,8bのみによって室内を照射する場合において、図7に示すように、特に壁面Wの上部の照度が不十分となり、暗い印象を与える要因となってしまう。この為、第2実施形態に係る照明システムは、壁面W側の天井面Cに設置された複数の照明装置8cを更に備える(図4参照)。
照明装置8cは、例えば、天井面Cに平行に設置された発光モジュール1iと、商用電源を変換することにより、発光モジュール1iに電力を供給する電源ユニット(図示省略)等を備える。照明装置8cは、照明装置8a,8bの長手方向において、発光モジュール1a〜1h及び発光モジュール1iが配列されるようにそれぞれ設置される。照明装置8cは、発光モジュール1iが壁面Wの上部を照射することにより、見る人に明るい印象を与えることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る照明装置8Aは、図8(a)、図(b)及び図9に示すように、発光モジュール1Aが複数の発光パネル4を備える点等で第1及び第2実施形態と異なる。第3実施形態において説明しない他の構成、作用及び効果は、第1及び第2実施形態と実質的に同様であるので、重複する説明を省略する。
照明装置8Aは、発光モジュール1Aと、一端側において発光モジュール1Aを支持する支柱7Aと、支柱7Aの他端側を支持することにより発光モジュール1Aを支持する支持部81Aとを備える。支持部81Aは、商用電源変換することにより発光モジュール1Aに電力を供給する電源ユニットを内部に備える。
発光モジュール1Aは、面方向に配列されたそれぞれ矩形平板状の複数の発光パネル4と、複数の発光パネル4をそれぞれ両面側から挟み込むように覆うカバー2A及び本体6Aとを備える。発光モジュール1Aは、図8(b)に示すように、概略として、配列された複数の発光パネル4の形状に対応する矩形平板状である。発光パネル4は、互いに接するように発光モジュール1Aの長手方向に配列される。発光モジュール1Aは、重心を通る垂線を回転軸とする2回回転対称性を有する。発光パネル4の各発光部42は、支柱7Aを介して支持部81Aの電源ユニットから電力を供給されることによりそれぞれ発光する。
カバー2Aは、概略として矩形平板状であり、配列された複数の発光パネル4に対応するように配列された複数の発光パネル4より大きな平面パターンを有する。カバー2Aの収容部21は、配列された複数の発光パネル4の主面と対向する内底面211と、内底面211に対して垂直であり、配列された複数の発光パネル4の側面と対向する内壁面212とを有する。
収容部21は、内底面211と内壁面212とにより囲まれた内部に配列された複数の発光パネル4を収容する。配列された複数の発光パネル4と収容部21の内底面211とは、例えば、同一の平面パターンを有する。カバー2Aの枠部22は、上面23が、内側面(内壁面212)から外側面24に向かうほど高さが低くなるように形成された傾斜面をなすように形成される。
配列された複数の発光パネル4と内底面211とは平面パターンが対応しているので、配列された複数の発光パネル4の側面と内壁面212とが近接する程、各発光パネル4から出射された光は、効率よくカバー2Aの外側面24及び底面20から出射される。
本体6Aは、概略として矩形平板状である。本体6Aは、上面63の高さが中央部から周縁部に向かうほど低くなるように形成される。即ち、本体6Aは、図8(a)に示すように、周縁部の高さt5が中央部の高さt6より低い。上面63は、例えば、上方に向けて膨らむように緩やかに湾曲する。カバー2Aの底面20から本体6Aの上面63の中央部までの高さは、例えば10〜20mm程度である。
本体6Aは、平面視において、配列された複数の発光パネル4と重畳する領域以内に位置する。図8及び図9に示す例において、本体6Aと配列された複数の発光パネル4とは、同一の平面パターンを有する。本体6Aは、中央部に、上面63から下面61に貫通する貫通孔を有する。
なお、図示を省略しているが、第1実施形態と同様に、発光モジュール1Aは、配列された複数の発光パネル4の主面と同一の平面パターンを有する矩形平板の偏光板や、発光パネル4の上面と本体6Aの下面とを接着する接着材等を備えるようにしてもよい。
支柱7Aは、本体6Aとの連結部分にボールベアリング71を備える。支柱7Aは、ボールベアリング71において、本体6Aの上面63の中央部と連結されることにより、発光モジュール1Aの照射方向を調整可能に、発光モジュール1Aの重心において本体6Aを支持する。発光モジュール1Aは、ボールベアリング71において支柱7Aに支持されることにより、水平方向から角度θ、垂直方向を回転軸として360°の範囲で姿勢を調整されることができる。角度θは、例えば30°程度である。支柱7Aは、ボールベアリング71を含めて本体6Aの貫通孔と連結する貫通孔を有し、発光モジュール1Aの各発光パネル4に電力を供給する電源線46が内部に挿入される。
第3実施形態に係る発光モジュール1Aによれば、用途に応じて複数の発光パネル4を備え、光を出射する面積を増大させることができるので、汎用性が高い。
また、第3実施形態に係る発光モジュール1Aによれば、カバー2Aの底面20が平坦であり、本体6Aの周縁部の高さが中央部より低く形成されるので、実際の厚さより薄く見え、意匠性を向上できると共に、熱等による反りを低減できる。また、カバー2Aは、各発光パネル4から出射される光を底面20及び外側面24から出射するように形成されているので、高効率に光を出射することができる。また、カバー2Aは、端部が光って見えるので、更に意匠性を向上できる。
また、第3実施形態に係る発光モジュール1Aによれば、薄さが特徴である有機ELパネルを発光パネル4として採用することにより、熱等に対する耐性を確保しつつ、意匠性において発光パネル4の薄さを最大限に活かすことができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明を第1〜第3実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、既に述べた第2実施形態において、支持部81の下面810における梨地処理は、発光モジュール1の外側面24から光が映り込む領域のみに施されるようにしてもよい。例えば、梨地処理が施される領域は、発光モジュール1の平面寸法を1とした場合、1.0以上1.4以下とすることができる。
また、既に述べた第2実施形態において、照明システムは、照明装置8cを備える代わりに、発光モジュール1a〜1hのうち、壁面W側に位置する発光モジュール1hが、壁面Wの上部を照射するように角度を調整されて配置されるようにしてもよい。
また、既に述べた第1〜第3実施形態において、発光モジュール1を支持する支柱7は、長さ及び発光モジュール1の照射方向を調整可能であってもよい。これにより、例えば図10に示すように、複数の発光モジュール1が単一の面状に配列された後であっても、各発光モジュール1の高さ及び角度を調整可能であり、様々な空間を表現することができる。例えば、図11(a)及び図11(b)に示すように、各発光モジュール1は、室内の角部に近づくほど高さ及び角度が変化するように配置されることにより、見る位置によって異なる印象を与えることができる。その他、発光モジュール1は、図12(a)及び図12(b)に示すように一方向において高さが順に変化したり、図13に示すように室内の周縁部から中央部に向かうほど高さ及び角度が変化したりするようにしてもよい。
図12及び図13に示す例においては、支柱7は、発光モジュール1が人に触れないように長さが調節される。支柱7は、例えば壁面側のカウンター内等、人々の往来が少ない場所において、他所より長さが長くなるようにしてもよい。また、図10〜図13に示す例においては、支柱7が天井面Cに直接支持され、天井面Cが鏡面とされることにより、発光モジュール1の背面側が天井面にはっきりと映り込むようにしてもよい。
上述の他、第1〜第3実施形態を相互に応用した構成等、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1,1a〜1i,1A 発光モジュール
2,2A カバー
3 偏光板
4 発光パネル
411 下面(主面)
412 側面
5 接着材
6,6A 本体
7,7a〜7h,7A 支柱
8a〜8c,8A 照明装置
20 底面
21 収容部
22 枠部
24 外側面
81,81A 支持部
85 電源ユニット
211 内底面
212 内壁面
810 下面(表面)

Claims (10)

  1. 平板状の発光パネルと、
    透明材料からなり、前記発光パネルの主面と対向する内底面及び前記発光パネルの側面と対向する内壁面により前記発光パネルを収容する収容部と、前記内壁面を内側面として前記収容部の周囲に位置する枠部と、前記内底面に平行であり前記内底面より面積が大きな底面とを有するカバーと、
    平面視において前記発光パネル以内に位置し、中央部から周縁部に向かうほど高さが低くなるように形成され、前記収容部を塞ぐように配置される本体と
    を備えることを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記枠部は、前記内側面から外側面に向かうほど高さが低くなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記収容部は、前記発光パネルが複数配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光モジュール。
  4. 前記発光パネルと前記本体とを接着する接着材を更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  5. 前記発光パネルと前記内底面との間に配置される偏光板を更に備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光モジュール。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の前記発光モジュールと、
    一端側において前記本体を支持する支柱と、
    前記支柱の他端側を支持することにより前記発光モジュールを支持する支持部と、
    前記支柱を介して前記発光パネルに電力を供給する電源ユニットと
    を備えることを特徴とする照明装置。
  7. 前記支持部は、前記発光モジュール側の表面が梨地処理されることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
  8. 前記支柱は、前記発光パネルの法線方向を調整可能に、前記発光モジュールを支持することを特徴とする請求項6又は7に記載の照明装置。
  9. 前記支柱は、長さが調整可能であることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の照明装置。
  10. 前記支持部は、複数の前記発光モジュールをそれぞれ支持する複数の前記支柱を支持し、
    前記電源ユニットは、複数の前記発光モジュールそれぞれに電力を供給することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の照明装置。
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