JP6078274B2 - 有機elモジュール及び鏡面部材 - Google Patents

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Description

本発明は、主に照明として用いられる有機EL(Electro Luminescence)モジュールの光取出側の面全体を発光させるための鏡面部材に関するものである。また本発明は、当該鏡面部材を取り付けた有機ELモジュールに関するものである。
近年、白熱灯や蛍光灯に代わる照明装置として有機ELモジュールが注目され、多くの研究がなされている。
ここで、有機ELモジュールは、有機EL装置に封止構造やケーシングを施したものである。また、有機EL装置は、ガラス基板等の基材に、有機EL素子を積層し、この有機EL素子に給電するための給電構造を形成したものである。
そして、有機EL素子は、一方又は双方が透光性を有する2つの電極を対向させ、この電極の間に有機化合物からなる発光層を積層したものである。有機EL装置は、電気的に励起された電子と正孔との再結合のエネルギーによって発光する。
すなわち、有機ELモジュールは、自発光デバイスであり、発光層の材料を適宜選択することにより、種々の波長の光を発光することができる。
また、有機ELモジュールは、白熱灯や蛍光灯、LED照明に比べて厚さが極めて小さくて軽量であり、且つ面状に発光するので、設置場所の制約が少ないという特長を有している。さらに、有機ELモジュールは、白熱灯や蛍光灯に比べて発光効率が高いので消費電力が少なく、発熱が少ないという特長も有している。
ところで、近年の居住空間の照明機器は、単なる直接照明としての機能だけではなく、居住空間のデザイン性を高めるといった付加的な機能が求められている。例えば、照明機器は、主に夜等の暗い時間帯に使用されることが多く、太陽の光が差す時間帯(例えば、昼間)には、消灯(不使用状態)されていることが多い。このような時間帯では、照明機器は、点灯時のみならず、消灯時においてもデザイン性が求められる。
特開2012−119237号公報
例えば、照明装置として使用される有機EL装置としては特許文献1に記載されたものなどがある。
特許文献1に記載された有機EL装置は、同一平面上に実際に発光する発光領域と、当該発光領域への給電のための給電領域が混在している。給電領域においては、透明電極層のみが積層しており、給電用配線によって給電されている。
また、特許文献1に記載の有機EL装置の構造は、ガラス基板上に透明導電層、発光機能層、金属層が積層されている。消灯時には、ガラス基板と透明導電層と発光機能層はいずれも透光性を有している。すなわち、特許文献1に記載の有機EL装置を照明として使用した場合、消灯時における有機EL装置の発光領域の外観は、金属層の色が反映され、給電領域の外観は、給電用配線が反映される。そのため、有機EL装置の外観に給電用配線が現れてしまい、見栄えが悪い。それ故に、従来の有機ELモジュールは、見栄えを良くするために、給電領域を樹脂フレーム等によって隠す必要がある。
ところが、樹脂フレームを取り付けると、点灯時において、樹脂フレームの部位は、発光領域の外側に位置するため、光らず、発光領域とのコントラスト差が顕著となる。
また、消灯時において、金属層は、真空蒸着装置等によって表面凹凸がきわめて少ない状態で積層されているため、鏡面光沢を有した状態で形成されている。そのため、消灯時における発光領域と樹脂フレームと間で外観が著しく異なるものとなってしまい、統一感がなく、デザイン性も悪いものとなっていた。
特に複数の有機EL装置を敷き詰めて大型の有機ELモジュールを形成する場合には、有機EL装置間の境界部位を樹脂フレームで覆うと、点灯時に発光面間に間隔が空き、有機EL装置間の境界部位が目立つ。すなわち、よりいっそう統一感が損なわれ、見栄えが悪い。
そこで、本発明は、たとえ消灯時においてもデザインの統一性に優れた有機ELモジュールを提供することを課題とする。また、前記した機能を持たせるための鏡面部材を提供することを課題とする。
発明者は、点灯時において、有機EL装置から照射される光が透明導電層を透過した正透過光と拡散透過光を含んでいる点に注目した。すなわち、拡散透過光を含んでいるため、実際に発光する面である発光面から全方位に拡散透過光が照射される。そこで、正透過光に加えて、この拡散透過光を利用して、実際にフレーム部材の一部を疑似的に光らせることで、使用者に発光領域とフレーム部材の双方が光っているかのような一体感を感じさせることを試みた。また、消灯時においては、発光面の色をフレーム部材の一部に映りこませることによって疑似的に同一色であるかのような一体感を持たせることを試みた。
そこで、発明者は、特開2005−327686号公報にならって、凸面鏡を使用してフレーム部材を光らせることを試みた。すなわち、凸面鏡の鏡面反射光を使用者に感じさせることによって、フレーム部材が光っているように見せることを試みた。
ところが、うまくいかなかった。すなわち、点灯時において、凸面鏡では鏡面反射光の大部分が使用者側とは別の方向に反射してしまい、フレーム部材は光っているように見えるものの、発光面の間であきらかに輝度に差がみられた。つまり、点灯時において、凸面鏡の場合、鏡面反射光の大半が外側に逃げるため、使用者に光りが届かず、見た目上、発光面とフレーム部材との間で輝度に差がみられた。
また、消灯時において、凸面鏡の端部(有機EL装置と反対側の端部)では、発光領域の色が映り込まず、フレーム部材全体を同一色であるかのような一体感を持たせることができなかった。
このような結果を踏まえ、導き出された請求項1に記載の発明は、基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、給電領域の光取出側の面に鏡面を有する鏡面部材を備え、当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっており、前記傾斜面の傾斜方向の基端は、発光領域内又は、発光領域と給電領域との境界部位に位置しており、前記有機EL装置の辺又は周の一部又は全部を保持するフレーム部材を有し、前記フレーム部材は、前記有機EL装置の光取出側の面の一部を覆っており、前記鏡面部材は、当該フレーム部材の有機EL装置とは反対側に載置されていることを特徴とする有機ELモジュールである。
すなわち、本発明は、基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、給電領域の光取出側の面に鏡面を有する鏡面部材を備え、当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっている。
本発明の構成によれば、給電領域の光取出側の面に鏡面部材を有している。ここで、「光取出側の面」とは、有機発光層から放出される光が取り出される面であり、いわゆるボトムエミッション型の有機EL装置の場合、基材側の面となり、いわゆるトップエミッション型の有機EL装置の場合、第2電極層側の面となる。
すなわち、給電領域の光取出側の面の部材厚方向の投影面上に鏡面部材が位置している。言い換えると、使用者側の面に鏡面部材が位置している。
そして、本発明の構成によれば、鏡面部材の鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜しており、当該傾斜面は、断面形状が外側(給電領域の端部側)に凸の弧状の曲面となっている。すなわち、鏡面部材の鏡面は、光取出側の面に対して垂直な成分と平行な成分を持っており、給電領域の内側端部(発光領域側)から外側端部(発光領域側と反対側)に向かうにつれて光取出側の面に対する曲面の接線の角度が大きくなっている。要するに、凹面鏡となっている。そのため、点灯時においては、発光領域で発せられる拡散透過光を鏡面で使用者側に反射させることが可能である。それ故に、使用者にあたかも鏡面部材の鏡面も光っているかのような印象を与えることが可能である。また、基材を平面視した場合に拡散透過光が凸面鏡に比べて内側(発光領域の中心側)に集光するため、発光領域の輝度が低下することがない。
さらに、消灯時においては、鏡面全体に発光領域を映りこませることが可能であり、有機EL装置の光取出側の面全体が同一色であるかのように使用者に感じさせることが可能である。
請求項2に記載の発明は、前記傾斜面は、断面形状が円弧を形成する部分があり、当該円弧を形成する部分の中心角の大きさが75度以上90度以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機ELモジュールである。
本発明の構成によれば、中心角の大きさが75度以上90度以下である。中心角の大きさが90度より大きくなると、拡散透過光及び鏡面反射光を傾斜面で遮ることになり、使用者まで鏡面反射光が届かない場合がある。中心角の大きさが75度より小さくなると、拡散透過光が傾斜面に届きにくく、傾斜面まで光っているように見えない場合がある。
請求項に記載の発明は、前記傾斜面の傾斜方向の基端は、発光領域内又は、発光領域と給電領域との境界部位に位置している。
本発明の構成によれば、前記傾斜面の傾斜方向の基端は、発光領域内又は、発光領域と給電領域との境界部位に位置しているため、給電領域を鏡面部材で隠すことが可能であり、輝度にムラが生じにくい。
上記した発明は、前記有機EL装置の辺又は周の一部又は全部を保持するフレーム部材を有し、前記鏡面部材は、当該フレーム部材の露出面側に位置している有機ELモジュールに関連する。
この発明の構成によれば、鏡面部材は、フレーム部材の露出面側に位置している。すなわち、フレーム部材と有機EL装置との接触面以外に位置しており、使用者が視認可能な領域に位置している。そのため、鏡面を視認することによって、鏡面で反射される鏡面反射光が使用者に届き、全面が光っているように見える。
上記した有機ELモジュールにおいて、前記有機EL装置は、前記フレーム部材から露出する光取出面を有し、有機EL装置の光取出面に偏光機能を有した光学フィルムが載置されていることが好ましい。
請求項3に記載の発明は、前記有機EL装置は、前記フレーム部材から露出する光取出面を有し、有機EL装置の光取出面に偏光機能を有した光学フィルムが載置されており、前記光学フィルムは、平面視したときに、前記発光領域から前記発光領域と前記給電領域の境界まで覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュールである。
請求項に記載の発明は、傾斜面及び発光領域を直接的又は間接的に覆う透明板を有し、
当該透明板は、光取出側の面が平滑となっており、前記鏡面部材上に載置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュールである。
すなわち、本発明は、傾斜面及び発光領域を直接的又は間接的に覆う透明板を有し、当該透明板は、光取出側の面が平滑となっている有機ELモジュールである。
本発明の構成によれば、光取出側の面が平滑となっている透明板を備えるため、居住空間等の使用者側に鏡面部材が張り出すことがなく、邪魔にならない。また、剛性を補強することができる。
請求項7に記載の発明は、鏡面部材は、傾斜面と有機EL装置との間に空間を有し、
当該空間内には、有機EL装置に給電するための給電部材を設置することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュールである。
上記した発明は、鏡面部材は、傾斜面と有機EL装置との間に空間を有し、当該空間内には、有機EL装置に給電するための給電部材を設置可能であることに関連する。
本発明の構成によれば、傾斜面と有機EL装置との間に空間があるため、給電配線等の給電部材を当該空間に収納することが可能であり、光取出側の面であって使用者が視認可能な領域に給電部材が露出せず、見栄えがよい。
請求項6に記載の発明は、基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、給電領域の光取出側の面に鏡面を有する鏡面部材を備え、当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっており、前記有機EL装置の辺又は周の一部又は全部を保持するフレーム部材を有し、前記フレーム部材は、前記有機EL装置の光取出側の面の一部を覆っており、前記鏡面部材は、当該フレーム部材の有機EL装置とは反対側に載置されており、傾斜面及び発光領域を直接的又は間接的に覆う透明板を有し、当該透明板は、光取出側の面が平滑となっており、前記鏡面部材上に載置されていることを特徴とする有機ELモジュールである。
上記した発明に関連する発明は、基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールに取り付けられる鏡面部材であって、給電領域の光取出側の面に直接的又は間接的に取り付けられるものであり、鏡面を有し、当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっている鏡面部材である。
この発明の構成によれば、点灯時においては、発光領域で発せられる拡散透過光を鏡面で使用者側に反射させることが可能である。それ故に、使用者にあたかも鏡面部材の鏡面も光っているかのような印象を与えることが可能である。また、鏡面反射光が凸面鏡に比べて内側(発光領域の中心側)に集光するため、発光領域の輝度が低下することがない。
さらに、消灯時においては、鏡面全体に発光領域を映りこませることが可能であり、有機EL装置の光取出側の面全体が同一色であるかのように使用者に感じさせることが可能である。
本発明の有機ELモジュール及び鏡面部材によれば、点灯時及び消灯時の外観に統一性があり、見栄えがよい。
本発明の有機ELモジュールの居住空間への設置例の説明図である。 図1の有機ELモジュールの拡大斜視図であり、発光面が上側を向いている図(図1とは天地逆向き)である。 図2の有機ELモジュールの分解斜視図である。 図2の有機ELモジュールのA−A断面図である。 図3の有機EL装置の電極部と有機EL素子の積層構造との関係を表す説明図である。 図2の有機ELモジュールの一部破断斜視図であり、理解を容易にするため、透明板を省略している。 図2の有機ELモジュールの有機EL装置を外した際の一部破断斜視図である。 図2の有機ELモジュールの鏡面部材と給電部材の位置関係を表す斜視図(図2とは天地逆向き)である。 図2の有機ELモジュールの点灯時における拡散透過光と鏡面反射光の光路を表す説明図である。 本発明の有機ELモジュールを敷き詰めた際の分解斜視図である。 他の実施形態における有機ELモジュールの断面図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明において、特に断りがない限り、有機ELモジュール1の上下左右の位置関係は、図1の姿勢を基準に説明する。すなわち、有機ELモジュール1を天井40と平行にし、有機ELモジュール1の光取出側(発光面31側)の面が居住空間41側を向いている状態を基準とする。
本実施形態の有機ELモジュール1は、図1のように主に居住空間(生活空間)の照明装置として使用されるものである。有機ELモジュール1は、図2,図3のように有機EL装置2と、フィルム部材3と、給電部材5,6と、鏡面部材7と、透明板8と、フレーム部材10によって形成されている。
そして、本実施形態の有機ELモジュール1は、鏡面部材7によって有機ELモジュール1の光取出側の面全体が発光したようにみせることによって、フレーム部材10を目立たなくし、デザインの統一性を持たせている。
このことを踏まえて、以下に各構成部材について説明する。
有機EL装置2は、有機ELモジュール1の光源となるものであり、図5のように点灯時に実際に発光する発光面31を囲むように給電領域26,27と額縁領域28,29を有している。すなわち、有機EL装置2は、図4,図5のようにその面内において、点灯時に実際に発光する発光面31を有した発光領域25と、点灯時に発光領域25への給電に寄与する電極部15,16をそれぞれ有した給電領域26,27と、額縁領域28,29を有している。
具体的には、発光領域25は、長さ方向lにおいて有機EL装置2の中央に位置しており、その周囲であって、長さ方向lに対向する2辺近傍にそれぞれ給電領域26,27が配されている。また、発光領域25は、幅方向w(長さ方向及び部材厚方向に対して直交する方向)の中央に位置しており、その周囲であって、幅方向wに対向する2辺近傍にそれぞれ額縁領域28,29が配されている。
有機EL装置2の発光領域25の長さ方向lの外側に位置する給電領域26,27の構成について説明すると、有機EL装置2の給電領域26,27は、図5のように後述する有機EL素子30内の第1電極層33又は第2電極層36と電気的に接続された電極部15,16をそれぞれ有している。電極部15,16は、幅方向wに給電領域26,27のほぼ全体に延伸している。本実施形態の有機EL装置2では、電極部15が第1電極層33と電気的に接続されており、電極部16が第2電極層36と電気的に接続されている。
本実施形態の有機EL装置2は、図5のように透光性を有した基板32(基材)上に有機EL素子30(積層体)を積層している。
有機EL素子30は、図5のように少なくとも第1電極層33と第2電極層36との間に実際に発光する機能層35(有機発光層)を備えたものである。本実施形態の有機ELモジュール1では、少なくとも基板32側から光を取り出すいわゆる「ボトムエミッション型」の有機EL装置2を採用しており、有機EL素子30は、基板32側から第1電極層33、機能層35、第2電極層36がこの順に積層されて形成されている。
基板32の材質は、透明性と絶縁性を備えたものであれば、特に限定されるものではなく、例えば、フレキシブルなフィルム基板やプラスチック基板などから適宜選択され用いられる。特にガラス基板や透明なフィルム基板は透明性や加工性の良さの点から好適である。
第1電極層33は、透明導電性酸化物によって形成された層であり、消灯時において、透明性を有した層である。具体的には、インジウム錫酸化物(ITO)などが採用できる。本実施形態の第1電極層33は、陽極として使用されており、ITOで形成されている。
機能層35は、第1電極層33と第2電極層36との間に設けられ、少なくとも一層の有機発光層を備えた層である。本実施形態の機能層35は、主に有機化合物からなる複数の層から構成されている。この機能層35は、一般的な有機EL装置に用いられている低分子系色素材料や、共役系高分子材料などの公知のもので形成することができる。また、この機能層35は、ホール注入層、ホール輸送層、有機発光層、電子輸送層、電子注入層などの複数の層からなる積層多層構造であってもよい。
機能層35は、消灯時において、透明あるいはほぼ透明となっている。
第2電極層36は、特に限定されるものではなく、例えば銀(Ag)やアルミニウム(Al)などが挙げられる。本実施形態の第2電極層36は、陰極として使用されており、Alで形成されている。
第2電極層36は、真空蒸着装置等によって形成されており、表面が鏡面となっている。
続いて、本発明の特徴たる鏡面部材7について説明する。
図3に示される鏡面部材7は、平面視すると「ロ」字状の額縁状の部材である。また鏡面部材7は、図4のように内側面(有機EL装置2の発光領域25側の面)に鏡面37を有している。
具体的には、鏡面部材7は、断面形状が「へ」字状をしており、有機EL装置2に取り付けた姿勢において、天地方向上方に向かって立設した立壁部11と、その立設方向先端部から発光面31と平行に延びた載置部13と、載置部13の延伸方向先端からなだらかに折り返した傾斜部12を有している。
傾斜部12は、発光面31に対して垂直成分と平行成分を有している。すなわち、発光面31に対して垂直下向き(発光面31に近接する方向)の成分と、有機EL装置2の中央に向かった平行(発光面31の面方向)の成分を有している。また、傾斜部12は、光取出側の面の一部又は全部に鏡面37を有しており、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっている。すなわち、鏡面37は、発光領域25側から外側に向かって傾斜しており、なだらかな曲面となっている。
本実施形態では、鏡面37は、断面形状が円弧状をしている。すなわち、鏡面37の断面形状はいずれの位置においても、内側(発光領域25側)を向いており、接線に対して直交する線が中心Oを通っている。図4に示される鏡面37の中心角θの大きさは、75度以上90度以下となっている。
中心角θの大きさがこれより大きくなると、使用者に伝わる拡散透過光及び鏡面反射光を鏡面部材7で遮ることになり、使用者まで鏡面反射光が届かない場合がある。中心角の大きさがこれより小さくなると、拡散透過光が鏡面37に届きにくく、鏡面37まで光っているように見えない場合がある。
鏡面部材7の材質は、鏡面37を有していれば、特に限定されるものではなく、例えば、少なくとも1つの面が鏡面処理の施された銀板、アルミニウム板などが採用できる。また、剛性を有した骨格部材に銀箔やアルミニウム箔などを取り付けて鏡面37を形成していてもよい。
本実施形態では鏡面部材7は、有機EL素子30の第2電極層36と同一の素材によって形成されており、具体的には、アルミニウム板を折り曲げ加工して形成されている。
続いて、フレーム部材10について説明する。
フレーム部材10は、図4,図6のように有機EL装置2の各辺の一部又は全部を保持する部材である。
フレーム部材10は、その外側端部近傍の断面形状が略「コ」の字状をしており、図4、図6のように底部17と、底部17から上方に向けて立設した周壁部18と、周壁部18の突出方向先端から内側に向けて立設した天面部19によって形成されている。すなわち、フレーム部材10は、図7のように底部17と周壁部18と天面部19によって囲まれた保持空間20を形成している。
天面部19には、図3,図7のように有機EL装置2の電極部15(電極部16)に対応する位置にスリット状の挿通孔21,22が形成されている。挿通孔21,22は、給電部材5,6の一部を挿通可能となっている。具体的には、挿通孔21,22の内部には、図7のように給電部材5,6の電極側接続部45,45を嵌めこみ可能となっている。
フレーム部材10は、樹脂製のフレームであり、伸縮自在となっている。
続いて、給電部材5,6について説明する。
給電部材5,6は、外部電源と有機EL装置2の電極部15,16とを電気的に接続する部材である。給電部材5,6は、有機EL装置2の電極部15,16と直接的に接続可能な電極側接続部45と、外部電源と直接的又は間接的に接続可能な電源側接続部46とを有している。
電極側接続部45は、図7のように断面形状が略「L」字状の部材であり、通常使用時においては、フレーム部材10と一体となっている。すなわち、フレーム部材10内に埋没されており、フレームの一部を形成している。
電源側接続部46は、線状の部材であり、導線である。有機ELモジュール1を組み立てた際に、図2のようにその一部がフレーム部材10からはみ出すはみ出し部47,48を有している。すなわち、はみ出し部47,48に外部電源を接続することによって給電可能となっている。
電極側接続部45と電源側接続部46は、はんだ等の公知の接続手段によって、電気的に接続されている。
続いて、フィルム部材3について説明する。
フィルム部材3は、偏光性を有した光学フィルムである。消灯時もおいて、乳濁色をしている。本実施形態では、OCFフィルムを採用している。
続いて、透明板8について説明する。
透明板8は、少なくとも一方の面が平滑である板状体である。
透明板8の材質は、透光性を有した材質であれば特に限定されるものではなく、例えば、透明アクリル板などが採用できる。
続いて、有機ELモジュール1の各部材の位置関係について説明する。
有機EL装置2に注目すると、図4,図6のように有機EL装置2の各辺にはフレーム部材10が取り付けられている。すなわち、フレーム部材10の保持空間20(図7参照)内に有機EL装置2の端部が挿入されている。有機EL装置2の下面を底部17が覆っており、有機EL装置2の端面を立壁部11が覆っており、有機EL装置2の上面の一部を天面部19が覆っている。そして、有機EL装置2の給電領域26,27の電極部15,16に対応する位置にフレーム部材10の挿通孔21,22が位置しており、挿通孔21,22の開口内を通過して給電部材5,6の電極側接続部45,45が取り付けられている。
有機EL装置2側から視ると、有機EL装置2の電極部15,16には、給電部材5,6の電極側接続部45a,45b(図7参照)が押しつけられている。具体的には、有機EL装置2の電極部15上には、図4のように給電部材5の電極側接続部45aが位置しており、電極部16上には、給電部材6の電極側接続部45bが位置している。
有機EL装置2の発光領域25の一部又は全部をフィルム部材3が覆っている。本実施形態では、フィルム部材3は、長さ方向lにおいて、発光領域25と給電領域26,27の境界まで覆っており、幅方向wにおいて、発光領域25と額縁領域28,29の境界まで覆っている。
フレーム部材10と鏡面部材7と給電部材5,6に注目すると、図4,図6のようにフレーム部材10の天面部19上に鏡面部材7が載置されており、天面部19と鏡面部材7とに囲まれた挿入空間50が形成されている。そして、挿入空間50内には、給電部材5,6の電源側接続部46a,46bが敷設されている。フレーム部材10の挿通孔21,22内部には、電極側接続部45a,45bが嵌挿されている(図7参照)。
給電部材5,6の電源側接続部46a,46bは、図8のように天地を逆転すると、立壁部11と、載置部13と、傾斜部12によって形成された溝に沿ってそれぞれ這っている。すなわち、給電部材5の電源側接続部46aと、給電部材6の電源側接続部46bは平行となっている。
透明板8は、鏡面部材7の載置部13上に載置されている。透明板8の平滑面と反対側の面が載置部13と接触しており、透明板8の平滑面は外側(光取出側、有機EL装置2と反対側)を向いている。
透明板8とフィルム部材3との間には、隙間が形成されている。具体的には、透明板8とフィルム部材3と鏡面37に囲まれた隙間ができている。言い換えると、フィルム部材3を透過した正透過光及び拡散透過光は、その一部が透明板8によって閉じ込められており、隙間内の空気を通過して鏡面37に反射される。
続いて、有機ELモジュール1の消灯時の外観について説明する。
消灯時には、上記したように有機EL装置2は、基板32、第1電極層33、機能層35がいずれも透明となっており、さらに透明板8も透明となっているため、発光領域25においては、フィルム部材3の色が外観に反映されており、乳濁色をしている。そして、フィルム部材3の色が鏡面部材7の鏡面37に映っており、鏡面37がフィルム部材3と同一の色となっている。そのため、透明板8の平滑面全面が同色に見える。すなわち、使用者は、有機ELモジュール1の光取出側の面(透明板8の平滑面)全面がフィルム部材3の色であるかのように見える。それ故に、外観に統一性があり、見栄えがよい。
続いて、有機ELモジュール1の発光時の光路及び外観について説明する。
有機EL装置2の発光領域25から照射された正透過光は、直接使用者に伝わる。
そして、本実施形態の有機ELモジュール1は、正透過光に加えて、上記したように拡散透過光を利用して透明板8の平滑面全面を光らせる。以下、拡散透過光の光路について説明する。
有機EL装置2の発光領域25から照射された拡散透過光は、図9のように鏡面37に対して入射角度φで入射し、鏡面37に反射して反射角度δで使用者側に照射される。
具体的には、鏡面37に入射した拡散透過光は、鏡面37を円弧とする中心Oと入射点と結んだ直線mを対称軸として反射され鏡面反射光として使用者側に向かう。そのため、鏡面反射光は、円弧の接線以上に広がって照射されることがなく、鏡面反射光が有機ELモジュール1の外側に分散しにくい。
上記した実施形態では、一つの有機ELモジュール1について説明したが、本発明の応用として、複数の有機ELモジュールを面上に敷き詰めて一つの照明装置として使用してもよい。具体的には、図10のように碁盤状に有機ELモジュール1を敷設してもよい。この場合、上記したように有機ELモジュール1は、点灯時に全面が発光したように見えるため、有機ELモジュール1間の境界をわかりにくくすることが可能であり、使用者に1つの照明装置として全面が光っているように見せることが可能である。
上記した実施形態では、透明板8とフィルム部材3との間に隙間が形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図11のように透明板8の形状を鏡面及びフィルム部材3に沿うような形状にして隙間を埋めてもよい。
上記した実施形態では、ボトムエミッション型の有機EL装置を採用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、電極側(基板と反対側)から光を取り出すトップエミッション型の有機EL装置であってもよい。この場合、電極側に鏡面部材7を設置することが好ましい。
1 有機ELモジュール
2 有機EL装置
3 フィルム部材(光学フィルム)
5,6 給電部材
7 鏡面部材
8 透明板
10 フレーム部材
12 傾斜部(傾斜面)
25 発光領域
26,27 給電領域
28,29 額縁領域
30 有機EL素子(積層体)
31 発光面
32 基板(基材)
33 第1電極層
35 機能層(有機発光層)
36 第2電極層

Claims (6)

  1. 基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、
    給電領域の光取出側の面に鏡面を有する鏡面部材を備え、
    当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、
    当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっており、
    前記傾斜面の傾斜方向の基端は、発光領域内又は、発光領域と給電領域との境界部位に位置しており、
    前記有機EL装置の辺又は周の一部又は全部を保持するフレーム部材を有し、
    前記フレーム部材は、前記有機EL装置の光取出側の面の一部を覆っており、
    前記鏡面部材は、当該フレーム部材の有機EL装置とは反対側に載置されていることを特徴とする有機ELモジュール。
  2. 前記傾斜面は、断面形状が円弧を形成する部分があり、当該円弧を形成する部分の中心角の大きさが75度以上90度以下であることを特徴とする請求項1に記載の有機ELモジュール。
  3. 前記有機EL装置は、前記フレーム部材から露出する光取出面を有し、
    有機EL装置の光取出面に偏光機能を有した光学フィルムが載置されており、
    前記光学フィルムは、平面視したときに、前記発光領域から前記発光領域と前記給電領域の境界まで覆っていることを特徴とする請求項1又は2に記載の有機ELモジュール。
  4. 傾斜面及び発光領域を直接的又は間接的に覆う透明板を有し、
    当該透明板は、光取出側の面が平滑となっており、前記鏡面部材上に載置されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュール。
  5. 鏡面部材は、傾斜面と有機EL装置との間に空間を有し、
    当該空間内には、有機EL装置に給電するための給電部材を設置することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の有機ELモジュール。
  6. 基材上に、第1電極層と、有機発光層と、第2電極層を備えた積層体を有する断面構造を備え、前記基材を平面視したときに、実際に発光する発光領域と、当該発光領域へ給電する給電領域が存在する有機EL装置を備えた有機ELモジュールにおいて、
    給電領域の光取出側の面に鏡面を有する鏡面部材を備え、
    当該鏡面は、発光領域側から外側に向かって傾斜する傾斜面を有し、
    当該傾斜面は、断面形状が外側に凸の弧状の曲面となっており、
    前記有機EL装置の辺又は周の一部又は全部を保持するフレーム部材を有し、
    前記フレーム部材は、前記有機EL装置の光取出側の面の一部を覆っており、
    前記鏡面部材は、当該フレーム部材の有機EL装置とは反対側に載置されており、
    傾斜面及び発光領域を直接的又は間接的に覆う透明板を有し、
    当該透明板は、光取出側の面が平滑となっており、前記鏡面部材上に載置されていることを特徴とする有機ELモジュール。
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