JP2015090278A - 硬さ試験機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 低倍率対物レンズを介して取得した試験片の画像を利用して設定した試験位置の設定精度を向上させた硬さ試験機を提供する。
【解決手段】 制御部70は、機能的構成として、試験片の表面に試験位置を設定するための試験位置設定部71と、各対物レンズを介して取得した画像における試験片100の形状外縁を検出するエッジ検出部72と、試験位置を補正するための補正量を高倍率の対物レンズを介して取得した狭範囲画像を利用して計算する補正量算出部74と、補正量算出部74において算出された補正量を全ての試験位置に適用して試験位置の補正を実行する試験位置補正部75を備える。
【選択図】 図7

Description

この発明は、試験片の硬さを測定する硬さ試験機に関する。
硬さ試験機は、試験片を載置してXY平面上に位置決めするXYステージと、試験片の表面にくぼみを形成するための圧子と、試験位置において圧子を試験片に押し付けることにより圧子に試験力を付与する負荷機構と、試験片の表面に形成されたくぼみを観察するための対物レンズと、対物レンズおよび圧子の何れか一つを試験位置と対向させるように切り替えるターレットとを備えている。そして、試験片の表面に形成されたくぼみの大きさを計測し、そのくぼみ大きさに基づいて試験片の硬さを求める構成となっている(特許文献1参照)。
このように、硬さ試験機では、試験片に試験力を付与する負荷系の負荷軸と、試験片に形成されたくぼみを観察するための光学系の光軸とを同軸とし、試験片に対して圧子と対物レンズを移動させることで、負荷系と光学系とを切り替える構成が採用されている。
このような硬さ試験機においてビッカース硬さ試験を行うときには、先ず、ステージ上に載置した試験片を低倍率対物レンズにより観察して、試験片の形状検出と圧子を押し付ける試験位置を決めている。そして、決められた試験位置に圧子を押し付ける動作を実行した後に、試験片の表面に形成されたくぼみを、くぼみの大きさの計測に適した倍率の対物レンズにより観察することで、くぼみ計測を実行している。
特開平9−15128号公報
ところで、対物レンズは高倍率であるほど、開口数が大きくされているため、対物レンズとXYステージ上の試験片との距離とが変化したときの、焦点が合っている範囲(焦点深度)は、低倍率対物レンズのほうが高倍率対物レンズより広い。また、高倍率対物レンズは視野範囲が狭いため、複数の試験位置を試験片の表面に設定する場合には、低倍率対物レンズを介して取得した広範囲画像を利用するほうが効率的である。
一方で、低倍率対物レンズではZ方向の広い範囲で焦点が合ってしまうため、低倍率対物レンズを介して取得した画像を利用して設定した試験位置では、Z方向の位置の違いに起因したXY方向の設定精度が、高倍率対物レンズを介して取得した画像を利用した場合よりも低下する。このため、低倍率対物レンズを介して取得した画像を利用して試験位置を設定したときに、意図していない位置にくぼみが形成されることがある。
この発明は上記課題を解決するためになされたものであり、低倍率対物レンズを介して取得した試験片の画像を利用して設定した試験位置の設定精度を向上させた硬さ試験機を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、試験片を載置するとともに、当該試験片をXY方向に位置決めするステージと、前記ステージをZ方向に移動させる昇降機構と、前記試験片の表面にくぼみを形成するための圧子と、試験位置において前記圧子を前記試験片の表面に押し付けることにより前記圧子に試験力を付与する負荷機構と、前記試験片の形状および前記試験片の表面に形成されたくぼみを観察するための倍率の異なる複数の対物レンズと、前記圧子および前記対物レンズを支持するとともに、前記圧子または前記対物レンズのいずれかを前記試験片と対向する位置に移動させる切替部材と、前記対物レンズを介して取得した画像を表示する表示部と、を備えた硬さ試験機において、複数の前記対物レンズは、前記試験片の広範囲画像を取得するための第1の対物レンズと、前記第1の対物レンズよりも高倍率であって、前記試験片の狭範囲画像を取得するための第2の対物レンズを含み、前記対物レンズにより取得した画像から前記試験片の形状外縁を検出するエッジ検出部と、前記第1の対物レンズを介して取得された広範囲画像上で、前記エッジ検出部により検出された第1の形状外縁からの距離Lに基づいて複数の試験位置を設定する試験位置設定部と、前記試験位置設定部により設定された複数の試験位置のうちの一つの位置を、前記広範囲画像の中心となるように前記試験片が載置された前記ステージの位置調整を行う位置調整部と、前記位置調整部による位置調整が行われた後に前記切替部材により前記第2の対物レンズを前記試験片と対向する位置に移動させ、前記第2の対物レンズを介して取得された狭範囲画像上で当該試験片の形状外縁に基づいて特定される試験すべき位置と前記一つの位置との差分を、前記試験位置設定部において設定した試験位置を補正するための補正量として算出する補正量算出部と、前記補正量算出部において算出された補正量を、前記試験位置設定部により設定された全ての試験位置に加えることにより試験位置を補正する試験位置補正部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補正量算出部は、前記試験すべき位置を、前記エッジ検出部により検出された第2の形状外縁からの距離が前記距離Lと等しくなる位置であるとして前記補正量を算出する。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補正量算出部は、前記試験すべき位置を、入力手段により指定された前記試験片の形状外縁相当部からの距離が前記距離Lと等しくなる位置であるとして前記補正量を算出する。
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、補正量算出部において算出された補正量を、試験位置設定部により設定された全ての試験位置に加えることにより試験位置を補正することから、第1の対物レンズを介して取得した広範囲画像上で設定した試験位置を、第2の対物レンズを介して取得した狭範囲画像を利用して求めた補正量により補正することができ、試験位置の設定精度を向上させることが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、コーティング膜やメッキ層を考慮して、試験片に試験位置を設定することが可能となる。
この発明に係る硬さ試験機の概要図である。 XYステージ12を昇降する昇降機構の概要図である。 ターレット20に支持された対物レンズ等の配置を示す説明図である。 圧子19および圧子21に対して試験力を付与するための負荷機構と、試験片100に形成されたくぼみを観察するための光学系の概要図である。 圧子21により試験片100にくぼみを形成する様子を説明する模式図である。 試験片100に形成されたくぼみを示す平面図である。 この発明に係る硬さ試験機の主要な制御系を示すブロック図である。 試験位置を設定する手順を説明するフローチャートである。 試験位置の補正する補正量の算出手順を説明するフローチャートである。 広範囲画像上での試験位置の設定例を示す模式図である。 試験位置の補正を説明する模式図である。 試験位置の補正する補正量の算出手順の変形例を説明するフローチャートである。 試験位置の補正の変形例を説明する模式図である。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、この発明に係る硬さ試験機の概要図である。図2は、XYステージ12を昇降する昇降機構の概要図である。
この硬さ試験機は、テーブル11と、このテーブル11上に配置され試験片100を載置するXYステージ12とを備える。XYステージ12は、試験片100をX方向(図1における左右方向)およびY方向(図1における紙面に垂直な方向)に移動させ、このXY平面上において試験片100を位置決めするためのものである。このXYステージ12には、XYステージ12をX方向に水平移動させるためのモータ13と、XYステージ12をY方向に移動させるためのモータ14とが付設されている。
微小寸法の試験片100に試験を行うときには、試験片100の硬さに影響を及ぼさない方法で試験片100を樹脂モールドしたものを試料とし、試料形状に応じた固定具を利用して、試験片100をXYステージ12上に配置している。
また、XYステージ12は、図2に示す昇降機構の作用により、上下方向(Z方向)に移動する構成となっている。すなわち、XYステージ12を支持する支持部51は、その側面にラック53が形成された昇降部材52により支持されている。この昇降部材52におけるラック53は、モータ15の駆動により回転するピニオン54と噛合している。このため、XYステージ12は、モータ15の駆動により昇降する。
また、この硬さ試験機は、試験片100を目視により観察するための接眼レンズ16と、試験片100を撮影するためのカメラ17と、圧子21および対物レンズ23、24等を支持して回転するターレット20とを備える。このターレット20は、つまみ26を操作することにより、あるいは、後述するモータ30の駆動により、鉛直方向を向く軸を中心に回転する。また、この硬さ試験機は、入力部および表示部としても機能するタッチパネル式の液晶表示部59を備える。
図3は、ターレット20に支持された対物レンズ等の配置を示す説明図である。
ターレット20には、XYステージ12上に載置された試験片100に押し込まれる圧子19、21と、2倍の対物レンズ22、5倍の対物レンズ23、40倍の対物レンズ24および50倍の対物レンズ25とが配設されている。これらの圧子19、21および対物レンズ22、23、24、25は、ターレット20の回転中心Cを中心とした円上に配置されている。なお、対物レンズ22、23、24、25の倍率および配設個数はこれに限定されるものではない。
再度、図1を参照して、この材料試験機は、試験片100の表面の像を表示するための液晶モニタ等の表示部55と、各種のデータを入力するための入力手段として機能するキーボード57およびマウス58と、本体56とから構成されるコンピュータ50と接続されている。このコンピュータ50は、本体56内にROM、RAM等の記憶装置と論理演算を実行するCPUを備える。
図4は、圧子19および圧子21に対して試験力を付与するための負荷機構と、試験片100に形成されたくぼみを観察するための光学系の概要図である。なお、図4は、図3において一点鎖線で示す位置における断面を示している。
この硬さ試験機は、圧子19、21の先端を試験片100に対して押し込むための試験力を圧子19、21に対して付与する負荷機構と、XYステージ12上に載置された試験片100を照明するとともにくぼみを観察するための光学系とを備える。
ターレット20は、軸筒27がベアリング29を介して回転軸28に接続されており、つまみ26を操作することにより、あるいは、後述するモータ30の駆動により、鉛直方向を向く回転軸28を中心に回転する。図4においては、ターレット20の回転により負荷伝達軸36を介して圧子21に試験力が与えられる場合、すなわち、圧子21が試験片100と対向する位置に配置されている場合を示している。圧子19に対して試験力を付与する場合には、圧子19が、図4に示す圧子21の位置に配置される。
負荷機構は、水平方向を向く軸31を中心に揺動可能なレバー32を備える。レバー32の一端には、中空の押圧部35が配設されている。この押圧部35は、レバー32の揺動に伴って、圧子21に連結した負荷伝達軸36の端部に付設された当接部37を押圧する構成となっている。また、レバー32の他端には、永久磁石33が付設されている。この永久磁石33の外部には、電磁コイル34が配設されている。この永久磁石33と電磁コイル34とにより、ボイスコイルモータが構成される。このボイスコイルモータは、電磁式の負荷機構となり、電磁コイル34に流れる電流を制御することにより、負荷伝達軸36の先端に配設された圧子21による試験片100への試験力を制御することが可能となる。
なお、この実施形態においては、この時の試験力を、例えば、2kgf、1kgf、0.5kgf、0.3kgf、0.2kgf、0.1kgf、0.05kgf、0.025kgf、0.01kgfと、段階的に変化させることができる構成となっている。
負荷伝達軸36は、上下の板バネ61が支持部材62を介してターレット20の軸筒27に固定されたロバーバル構造により支持されており、負荷機構により与えられた試験力に応じて昇降可能となっている。負荷伝達軸36には、この負荷伝達軸36の移動量を検出する差動トランス式の変位検出器60が接続されている。この変位検出器60は、支持部材63を介してターレット20の軸筒27に接続され、ターレット20の回転により負荷伝達軸36と同期して移動する。なお、この変位検出器60は、試験片100の表面の検出に使用される。すなわち、圧子21を極めて小さい力で下降させたときの移動量を常に検出し、圧子21の移動が停止したときに圧子21が試験片100の表面と当接したと判断している。
光学系は、LED光源41と、LED光源41からの光を水平方向に導く光筒42と、試験片100を上から照明するために光筒42により導かれた光を押圧部35の中空部に導光するとともに、試験片100の表面およびその周辺領域からの反射光をカメラ17側に透過させるハーフミラー43と、ハーフミラー43を透過した試験片100の表面からの反射光を接眼レンズ16およびカメラ17に分割するハーフミラー44とを備える。対物レンズ22が図4における負荷伝達軸36の位置、すなわち試験片100に形成されたくぼみの観察位置に配置された場合には、試験片100の表面からの反射光が、対物レンズ22、押圧部35の中空部、ハーフミラー43、44を介して、接眼レンズ16およびカメラ17に入射する。これにより、接眼レンズ16により試験片100の拡大像を観察できるとともに、カメラ17により撮影した拡大像をコンピュータ50における表示部55に表示することができる。その他の対物レンズ23、24、25がくぼみの観察位置に配置された場合も、対物レンズ22による場合と同様である。
図5は、圧子21により試験片100にくぼみを形成する様子を模式的に示す説明図であり、図6は、試験片100に形成されたくぼみを示す平面図である。
圧子19、21のうち、圧子21は、硬さ試験としてのビッカース硬さ試験を実行するためのものであり、その先端は四角錐形状となっている。この圧子21は、図5に示すように、図4に示す負荷機構の作用により試験片100の表面に深さhだけ押し込まれる。そして、その試験力を解除し、図1に示すターレット20を回転させて所望の倍率の対物レンズを試験片100と対向する位置に移動させる。対物レンズ、カメラ17を介して得られた試験片100の表面に形成されたくぼみの画像から、くぼみの対角線長さd[d=(dx+dy)/2]を測定する(図6参照)。ビッカース硬さは、試験力を、底面が正方形で頂点の角度が圧子21と同じ角錐であると仮定したくぼみの表面積で割って得られる値に比例する。そして、くぼみの対角線長さd(mm:ミリメートル)から求められたくぼみの表面積と試験力から、ビッカース硬さが算出される。
ここで、試験力をF(N:ニュートン)とした場合に、ビッカース硬さHVは、下記の式(1)で表される。
HV = 0.1891(F/d) ・・・・・(1)
なお、圧子19、21のうち、他方の圧子19としては、例えば、ヌープ硬さ試験に使用される菱形のピラミッド型の圧子が使用される。
図7は、この発明に係る硬さ試験機の主要な制御系を示すブロック図である。
この硬さ試験機は、試験機本体内に試験機の動作を制御する試験機制御部80を備える。この試験機制御部80は、上述したカメラ17、液晶表示部59、LED光源41、変位検出器60、電磁コイル34、コンピュータ50の本体56、ターレット20を回転させるためのモータ30およびXYステージ12をX、Y、Z方向に移動させるためのモータ13、14、15と接続されている。さらに、この試験機制御部80は、硬さ試験機を動作させるための各種情報を記憶する記憶部81と接続されている。
コンピュータ50は、本体56内に、制御部70と記憶部76を備える。そして制御部70は、機能的構成として、試験片100の表面に試験位置を設定するための試験位置設定部71と、各対物レンズ22、23、24、25を介して取得した画像における試験片100の形状外縁(エッジ)を検出するエッジ検出部72と、試験位置を補正するための補正量を高倍率の対物レンズ24または高倍率の対物レンズ25を介して取得した狭範囲画像を利用して計算する補正量算出部74と、補正量算出部74において算出された補正量を全ての試験位置に適用して試験位置の補正を実行する試験位置補正部75を備える。さらに、制御部70は、試験片100に対向させる対物レンズを切り替えるときに試験位置設定部71により設定された試験位置のうちの一つの位置が低倍率の対物レンズ22、23を介して取得した広範囲画像の中心となるようにXYステージ12の位置調整を行う位置調整部73を備える。
記憶部76は、試験位置設定部71により試験位置を設定するときに利用される試験位置と試験片100のエッジEとの間の距離を含むパラメータや、設定された各試験位置の座標等の各種情報を記憶する。
次に、以上のような構成を有する硬さ試験機を使用して、硬さ試験を行う場合の、試験位置の設定動作について説明する。図8は、試験位置を設定する手順を説明するフローチャートである。図9は、試験位置を補正する補正量の算出手順を説明するフローチャートである。図10は、広範囲画像上での試験位置の設定例を示す模式図である。図11は、試験位置の補正を説明する模式図である。なお、図10においては、各試験位置をビッカース圧子の圧痕形状である白四角で示している。また、図11においては、試験位置を十字で示し、図11における矩形枠は、表示部55の画面上での試験片100の画像表示枠を示している。図11(a)は低倍率の対物レンズ23を介して取得した広範囲画像、図11(b)は高倍率の対物レンズ24を介して取得した狭範囲画像を各々示している。
微小寸法の試験片100に試験を行うときには、試験片100の硬さに影響を及ぼさない方法で試験片100を樹脂モールドし、表面を材料の特性に適した研磨法により研磨して被検査面としている。図10に示すように、歯車の一部である鋼製の試験片100に試験を行うときには、樹脂モールドした試験片100を試験中にズレないように固定具を利用してXYステージ12上に載置する。
まず、ターレット20を回転させて、低倍率の対物レンズ23を試験片100と対向する位置に移動させ、対物レンズ23を介して試験片100の広範囲画像を取得する(ステップS1)とともに、表示部55に画像を表示させる。続いて、試験片100の広範囲画像における試験片100のエッジE(第1の形状外縁)を検出する(ステップS2)。
次に、オペレータがキーボード57およびマウス58を利用して表示部55に表示された試験片100に対して圧子21を押し込んで硬さを計測する試験位置を、試験位置設定部71の作用により設定する(ステップS3)。この実施形態において試験片100として示す歯車は、互いに噛み合う歯面の耐摩耗性を確保するために焼入れが行われる。試験位置とこれに対応する試験力等の試験条件は、焼入れによる硬化層深さに応じて、試験片100内の位置により異なるものとなる。このため、この硬さ試験機では、複数の試験位置がパターン化された設定パターンを、予めパーソナルコンピュータ50の本体56内の記憶部76または試験機制御部80に接続された記憶部81に記憶させている。
設定パターンは、試験片100の材質や形状に応じて複数用意されている。したがって、設定パターンの試験片100への適用は、所望の設定パターンをオペレータが入力手段57(58)を介して選択することにより作動するプログラムにより実現される。このようなプログラムの実行により、試験片100の形状外縁(エッジ)からの距離やくぼみ中心間の距離等、試験規格に定められた条件を充足する位置が試験位置として設定される。
図10(a)は、試験片100の硬化層の硬さを計測するために、試験片100の形状外縁に沿って複数の試験位置を設定する設定パターンを適用した例を示し、図10(b)は、試験片100の硬さから焼入れ深さを知るために、試験片100の歯車の先端部から垂直な方向に複数の試験位置を設定する設定パターンを適用した例を示している。こうして設定された各試験位置の座標情報は、記憶部76に記憶される(ステップS4)。
対物レンズ23を介して取得した広範囲画像上での試験位置の設定が終わると、ステップS4で記憶した座標のうち、一つの試験位置、例えば、最初に圧子21が押し込まれる1番目の試験位置(X1,Y1)が対物レンズ23の視野中心に一致するように、位置調整部73の作用によりXYステージ12を動作させて試験片100を移動させる(ステップ5)。このときに選択する位置は、後述する補正量を計算するために選択される任意の試験位置であって、最初に圧子21が押し込まれる1番目の試験位置に限定されるものではない。例えば、入力手段57(58)を介してオペレータから入力された位置(選択された位置)に応じたXYステージ12の動作信号を位置調整部73において作出することにより、位置調整を行えばよい。
次に、ターレット20を回転させて、対物レンズ23より高倍率の対物レンズ24を試験片100に対向する位置に移動させる(ステップS6)。このとき、対物レンズ23の視野中心と対物レンズ24の視野中心は同一の位置になるよう十分に調整されているものとする。
上述したステップS2における試験片100のエッジ検出においては、画像の輝度差を利用して試験片100とモールド樹脂との境界に等間隔に点を配置し、それらの点を接点とする接線をつなぎ合わせることで、画像上での試験片100の輪郭情報を得ている。したがって、図11(a)に示す対物レンズ23を介して取得した広範囲画像における試験位置(X1,Y1)とエッジE間の距離Lは、試験位置の設定(ステップS3)において試験位置を設定するときのパラメータとして記憶されている試験片100のエッジEからの距離であって、試験位置(X1,Y1)に最も近い試験片100の輪郭を構成する接線から試験位置(X1,Y1)までの距離である。また、距離Lは、試験位置(X1,Y1)に最も近い接線から試験位置(X1,Y1)までの垂線の長さでもある。なお、このようなエッジ検出は、エッジ検出部72により実行される。
対物レンズの切り替えが終わると、対物レンズ24を介して試験片100の狭範囲画像を取得する(ステップS7)。なお、この対物レンズ24は、圧子21により形成されたくぼみを観察するために使用される高倍率の対物レンズである。
低倍率の対物レンズ23はZ方向の移動に対して焦点が合っている距離が長いのに対し、高倍率の対物レンズ24ではZ方向の移動に対して焦点が合っている距離が短い。したがって、対物レンズ23では焦点が合っていても、Z方向の位置の違いによるXY方向の設定精度への影響が、高倍率の対物レンズ24よりも大きくなる傾向にある。このため、対物レンズ23から対物レンズ24に切り替えたときに、対物レンズ23を介して取得した広範囲画像上で求めた試験位置を、対物レンズ24を介して取得した狭範囲画像上にそのまま当てはめると、試験位置(X1,Y1)とエッジE間の距離Lが広範囲画像上と狭範囲画像上では等しくならない。そうすると、例えば、図10(a)に示すように、焼き入れによる硬化層の硬さを計測するために、広範囲画像での試験片100のエッジEから所定の位置の硬化層内に試験位置を設定しても、狭範囲画像上では、試験位置が硬化層から外れた位置となることがある。また、図10(b)に示すように、広範囲画像での試験片100の歯車先端から垂直方向に試験位置を設定しても、エッジEから試験位置までの距離Lが違ってくると、焼入れがどの深さまでされているのかを正確に知ることができなくなる。
試験片100に広範囲にわたって複数の試験位置を設定するには、低倍率の対物レンズ23を介して取得した広範囲画像上で各試験位置を設定するのが効率的であるが、高倍率の対物レンズ24を介して取得した狭範囲画像上で試験位置を設定するほうが、試験位置の位置精度は高くなる。このため、この発明では、広範囲画像上で設定した試験位置を、狭範囲画像を利用して算出した補正量により補正するようにしている。
補正量の計算(ステップS8)は、以下の手順で実行される(図9参照)。まず、狭範囲画像における試験片100のエッジE(第2の形状外縁)を検出する(ステップS181)。なお、このようなエッジ検出は、エッジ検出部72により実行される。
続いて、先に広範囲画像において設定された試験位置(X1,Y1)とこの試験位置を設定するときに利用した距離Lを、記憶部76から読み出す(ステップS182)。そして、図11(b)に示すように、狭範囲画像における試験片100のエッジEから距離Lの位置にある座標(X2,Y2)を算出する(ステップS183)。すなわち、ステップ183では、この発明の狭範囲画像上でエッジ検出部72が検出した試験片100の第2の形状外縁からの距離が距離Lと等しい位置を、試験すべき位置として特定している。この試験すべき位置は、仮に狭範囲画像上で試験位置を設定した場合の試験位置と同等の位置である。なお、試験片100のエッジEは、上述したように画像上では接線をつなぎ合わせて試験片100の輪郭を表したものであるから、試験位置(X1,Y1)に最も近い接線からの垂線上の位置であって、接線から距離Lだけ離れた位置が、目的とする座標(X2,Y2)となる。
そして、広範囲画像上で設定された試験位置(X1,Y1)と狭範囲画像における位置(X2,Y2)の差分(ΔX,ΔY)を求める(ステップS184)。すなわち、広範囲画像において試験片100のエッジE(第1の形状外縁)から距離Lだけ離れた位置として記憶された試験位置(X1,Y1)と、狭範囲画像において試験片100のエッジE(第2の形状外縁)から距離Lだけ離れている位置として算出された位置(X2,Y2)との差分(△X,△Y)を求めることは、試験片100のエッジEからの距離Lを基準として広範囲画像で設定した位置と狭範囲画像における位置とのズレ量を求めることに等しい。ここで、△X=X2−X1、△Y=Y2−Y1、である。なお、このような補正量計算は、補正量算出部74において実行される。しかる後、この差分を広範囲画像において設定した全ての試験位置に対する補正量として記憶部76に記憶させる(ステップS185)。
補正量の計算が終わると、ステップS3において設定した全試験位置に補正量を加算することで、全試験位置を補正する(ステップS9)。この全試験位置の補正は、試験位置補正部75により実行される。なお、補正後の各試験位置の座標は、XYステージ12の移動に対応付けられた座標系に変換され、試験機制御部80を介して記憶部81に記憶される。そして、後に試験が実行されるときに、XYステージ12の移動量の算出に利用される。
次に、試験位置を補正する補正量の計算(ステップS8)の変形例について説明する。図12は、試験位置の補正する補正量の算出手順の変形例を説明するフローチャートである。図13は、試験位置の補正の変形例を説明する模式図である。なお、図13における矩形枠は、図11と同様に、表示部55の画面上での試験片100の画像表示枠を示している。また、図13は、高倍率の対物レンズ24を介して取得した狭範囲画像を示している。
歯車のような部品には、例えば、錆止めを目的としたコーティングやメッキ加工が施されている場合がある。上述した実施形態では、ステップS2およびステップS181において、エッジ検出部72の作用により、試験片100のエッジE(第1の形状外縁および第2の形状外縁)を自動的に検出ししている。しかしながら、このようなエッジEの自動検出では、コーティング膜やメッキ層の外側を試験片100の形状外縁として認識してしまう。そうすると、例えば、図10(a)に示すように、試験片100のエッジEから所定の位置に試験位置を設定しても、コーティング膜やメッキ層の厚みの分だけ、試験位置が意図した位置より外側に設定されることになる。このため、この変形例では、上述した実施形態のように、狭範囲画像での試験片100のエッジE(第2の形状外縁)を自動検出する(ステップS181)のではなく、オペレータが入力手段を利用して指定した画面上の位置に基づいて、試験片100のエッジE2を設定するようにしている(ステップS281)。
図13にハッチングで示すように、金属部分ではないコーティング膜やメッキ層が存在する試験片100では、自動検出により試験片100の外縁とされるエッジEよりもコーティング膜やメッキ層の厚みの分だけ内側に、金属部分の外縁である真の試験片100のエッジE2があることになる。この変形例では、オペレータが、試験片100の金属部分とコーティング膜またはメッキ層との境界点(図13に白丸で示す)を、マウス58を用いて指定することにより、この境界点を接点とする接線を試験片100のエッジE2としている。しかる後、先にステップS3において試験位置を設定したときの距離Lを記憶部76から読み出し(ステップS282)、狭範囲画像において指定した試験片100のエッジE2から距離Lの位置の座標(X2,Y2)を算出する(ステップS283)。この場合において、図13に白丸で示された境界点は、形状外縁に相当するとされる点であり、形状外縁相当部ということができる。すなわち、ステップ283では、形状外縁相当部からの距離が距離Lと等しい位置を、試験すべき位置として特定している。
そして、広範囲画像上で設定された試験位置(X1,Y1)と狭範囲画像における位置(X2,Y2)の差分(ΔX,ΔY)を求め(ステップS284)、この差分を補正量として記憶部76に記憶させる(ステップS285)。
このように、この変形例では、コーティング膜やメッキ層の厚みを補正量に加味して試験位置の補正を行うことができるため、意図する金属部分での硬さ試験をより確実に実行することが可能となる。
試験片100の全ての試験位置の設定が完了すると、各試験位置に圧子21を押し込む試験が、順次実行される。このとき、試験機制御部80は、モータ30を駆動してターレット20を回転させ、圧子21を試験片100の表面に対向配置させるとともに、モータ13およびモータ14を駆動して設定された試験位置と圧子21の負荷軸の軸心が一致するように、XYステージ12を移動させる。そして、XYステージ12の移動が完了すると、試験機制御部80は、負荷機構を制御することにより、所定の試験力で圧子21を試験片100の表面に押し付ける。
また、試験片100の表面へのくぼみの形成が終わると、表示部55に表示される画像の視野範囲を、くぼみの計測に適した視野範囲に切り替えるため、試験機制御部80は、モータ30を駆動してターレット20を回転させることにより、対物レンズ24を試験片100の表面に対向する位置に移動させる。試験機制御部80は、図6に示すように、対物レンズ24を介して得られた画像を用いて、くぼみの対角線長さdを計測し、ビッカース硬さを算出する。
上述したように、この発明に係る硬さ試験機においては、第1の対物レンズ(対物レンズ22、23)を介して取得した広範囲画像上で設定した試験位置を、第1の対物レンズより高倍率の第2の対物レンズ(対物レンズ24、25)を介して取得した狭範囲画像を利用して求めた補正量により補正することで、試験位置の設定精度を向上させることが可能となる。
11 テーブル
12 XYステージ
13 モータ
14 モータ
15 モータ
16 接眼レンズ
17 カメラ
18 表示部
19 圧子
20 ターレット
21 圧子
22 対物レンズ
23 対物レンズ
24 対物レンズ
25 対物レンズ
26 つまみ
27 軸筒
28 回転軸
29 ベアリング
30 モータ
31 軸
32 レバー
33 永久磁石
34 電磁コイル
35 押圧部
36 負荷伝達軸
38 ネジ
41 LED光源
42 光筒
43 ハーフミラー
44 ハーフミラー
50 コンピュータ
53 ラック
54 ピニオン
55 表示部
56 本体
57 キーボード
58 マウス
59 液晶表示部
60 変位検出器
61 板バネ
62 支持部材
63 支持部材
70 制御部
71 試験位置設定部
72 エッジ検出部
74 補正量算出部
75 試験位置補正部
76 記憶部
80 試験機制御部
81 記憶部
100 試験片

Claims (3)

  1. 試験片を載置するとともに、当該試験片をXY方向に位置決めするステージと、
    前記ステージをZ方向に移動させる昇降機構と、
    前記試験片の表面にくぼみを形成するための圧子と、
    試験位置において前記圧子を前記試験片の表面に押し付けることにより前記圧子に試験力を付与する負荷機構と、
    前記試験片の形状および前記試験片の表面に形成されたくぼみを観察するための倍率の異なる複数の対物レンズと、
    前記圧子および前記対物レンズを支持するとともに、前記圧子または前記対物レンズのいずれかを前記試験片と対向する位置に移動させる切替部材と、
    前記対物レンズを介して取得した画像を表示する表示部と、
    を備えた硬さ試験機において、
    複数の前記対物レンズは、前記試験片の広範囲画像を取得するための第1の対物レンズと、前記第1の対物レンズよりも高倍率であって、前記試験片の狭範囲画像を取得するための第2の対物レンズを含み、
    前記対物レンズにより取得した画像から前記試験片の形状外縁を検出するエッジ検出部と、
    前記第1の対物レンズを介して取得された広範囲画像上で、前記エッジ検出部により検出された第1の形状外縁からの距離Lに基づいて複数の試験位置を設定する試験位置設定部と、
    前記試験位置設定部により設定された複数の試験位置のうちの一つの位置を、前記広範囲画像の中心となるように前記試験片が載置された前記ステージの位置調整を行う位置調整部と、
    前記位置調整部による位置調整が行われた後に前記切替部材により前記第2の対物レンズを前記試験片と対向する位置に移動させ、前記第2の対物レンズを介して取得された狭範囲画像上で当該試験片の形状外縁に基づいて特定される試験すべき位置と前記一つの位置との差分を、前記試験位置設定部において設定した試験位置を補正するための補正量として算出する補正量算出部と、
    前記補正量算出部において算出された補正量を、前記試験位置設定部により設定された全ての試験位置に加えることにより試験位置を補正する試験位置補正部と、
    を備えることを特徴とする硬さ試験機。
  2. 請求項1に記載の硬さ試験機において、
    前記補正量算出部は、前記試験すべき位置を、前記エッジ検出部により検出された第2の形状外縁からの距離が前記距離Lと等しくなる位置であるとして前記補正量を算出する硬さ試験機。
  3. 請求項1に記載の硬さ試験機において、
    前記補正量算出部は、前記試験すべき位置を、入力手段により指定された前記試験片の形状外縁相当部からの距離が前記距離Lと等しくなる位置であるとして前記補正量を算出する硬さ試験機。
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