JP2003166923A - 硬さ試験機及び硬さ試験方法 - Google Patents

硬さ試験機及び硬さ試験方法

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JP2003166923A
JP2003166923A JP2001366772A JP2001366772A JP2003166923A JP 2003166923 A JP2003166923 A JP 2003166923A JP 2001366772 A JP2001366772 A JP 2001366772A JP 2001366772 A JP2001366772 A JP 2001366772A JP 2003166923 A JP2003166923 A JP 2003166923A
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Eiji Furuta
英二 古田
Yasunori Sato
康則 佐藤
Masaharu Tsujii
正治 辻井
Koichi Komatsu
浩一 小松
Ryoichi Yoshiki
良一 吉木
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Akashi Corp
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Akashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さの異なる試料や不特定な形状の試料の硬
さを、効率よく測定でき、且つ測定結果の信頼性を向上
させる硬さ試験機及び硬さ試験方法を提供する。 【解決手段】 硬さ試験機1において、第1の撮像手段
(31)により試料表面を撮像して、試料表面の画像を
取得し、この画像に基づいて、輪郭抽出手段(92)が
試料の輪郭を抽出し、測定点設定手段(92)が硬さ測
定点を設定する。そして、焦点位置決め手段(32、9
2)が試料の測定点に対して焦点の合う位置の座標を決
定する。得られた座標に基づいて、硬さ測定部昇降手段
(5)により硬さ測定部(4)を試料の測定点に対して
焦点の合う位置へ鉛直方向に動かす。そして、試料の測
定点が硬さ測定部の圧子と対向する位置まで、水平移動
手段(7)により試料を水平に動かす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧子により試料表
面に試験力を負荷して圧痕を形成させることに基づい
て、試料の硬さを評価する硬さ試験機及び硬さ試験方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧子により試料表面に試験力を負
荷して圧痕を形成させることに基づいて、試料の硬さ等
の材料特性を評価する試験機として硬さ試験機が知られ
ている。この従来の硬さ試験機としては、例えば、図1
1に示したものが知られている。図11に示す硬さ試験
機100は、いわゆるビッカース硬さ試験機といわれる
もので、圧子101と、対物レンズ102と、圧子10
1と対物レンズ102との交換が可能なターレット10
3と、表面検知センサ104等を備えた硬さ測定部10
5と、試料台106と、側微顕微鏡107等を備えてい
る。
【0003】このビッカース硬さ試験機100を用いて
試料の硬さを測定する時は、試料の厚さが未知の場合、
硬さ測定部105と試料とが接触して試料が破損するの
を避けるため、まず、硬さ測定部105を一旦上方へ位
置させる。次に、試料表面の測定点を決め、測定者の目
視及び手動で試料台106上の試料表面の測定点が圧子
101の真下になるよう試料を位置決めする。そして、
試料に対し、表面検知センサ104がONになるまで硬
さ測定部105を下げる。
【0004】その後、側微顕微鏡107によって対物レ
ンズ102を通して試料を観察しながら徐々に硬さ測定
部105を下げ、焦点の合う位置(合焦位置)を探す。
合焦位置を決定した後、ターレット103を回転させて
圧子101を試料に対向配置させ、圧子101により試
料表面に所定の試験力を負荷して圧痕を形成する。そし
て、形成された圧痕に基づいて、所定の方法により試料
の硬さを算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の硬さ試
験機では、試料の硬さ測定点の位置決めは測定者の目視
及び手動により行われるため、測定者によって個人差が
あり、測定誤差発生の原因となっていた。また、同様の
理由により硬さ測定点の再現性に問題があった。特に、
硬さ測定点は試料の輪郭形状や大きさにより、厳密に設
定されるべきものであるが、複雑な形状の試料の場合
は、その要求を満たすことは困難であった。さらに、位
置決め作業自体に時間がかかるという問題もあった。ま
た、硬さ測定部を一旦上方に位置させてから徐々に下げ
るため、合焦位置を探す作業に時間がかかるという問題
があった。また、試料の厚さや大きさにより、表面検知
センサを選択する必要があるとともに、試料の大きさに
制限を受けるという問題があった。さらに、表面検知セ
ンサの信頼性自体に問題もあった。
【0006】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであって、厚さや大きさの異なる試料や不特定な
形状の試料の硬さを、効率よく測定でき、且つ測定結果
の信頼性を向上させる硬さ試験機及び硬さ試験方法を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、圧子を備えた硬さ測定部を
有し、圧子により試料表面に所定の試験力を負荷して圧
痕を形成させることに基づいて、試料の材料特性を測定
する硬さ試験機であって、XY平面内を水平移動可能な
水平移動手段と、前記水平移動手段上に配置された試料
の表面を撮像して、画像情報を取得する第1の撮像手段
と、前記第1の撮像手段によって得られた画像情報に基
づいて、前記試料表面の測定点に対して焦点の合う位置
の座標を算出する合焦座標算出手段と、前記合焦座標算
出手段によって得られた座標に基づいて、前記硬さ測定
部が試料表面の測定点に対する合焦位置に配置されるよ
うに、XY平面と直交するZ方向に前記硬さ測定部を昇
降させる硬さ計測部昇降手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0008】請求項1記載の発明によれば、第1の撮像
手段と合焦座標算出手段により求められた、試料表面の
測定点に対する合焦位置座標に基づいて、硬さ測定部昇
降手段により硬さ測定部をあらかじめ試料の測定点に焦
点の合う位置まで移動させる。つまり、試料の厚さに合
わせてあらかじめ硬さ測定部を移動させ、その後、水平
移動手段により試料を圧子と対向する位置に移動して位
置決めした後、硬さを測定できる。従って、試料の厚さ
が未知であっても、硬さ測定部を一旦上方に位置させて
から徐々に下げる必要がなく、合焦位置を探す時間を短
縮できる。また、硬さ測定部と試料とが接触することに
よる試料の破損がなくなり、硬さ試験機の信頼性が向上
する。さらに、硬さ測定部を昇降させる構成としている
ので、例えば、硬さ試験機をラインに組み入れた時、試
料搬送装置(試料台)を試料の厚さに応じて変更する必
要がなくなり、試料搬送装置が安価にできる。
【0009】ここで、硬さ試験機としては、ビッカース
硬さ試験機、ブリネル硬さ試験機、ヌープ硬さ試験機
等、試料表面に形成された窪み(圧痕)の大きさを測定
して試料の硬さを求める試験機である。第1の画像読取
手段は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)カ
メラが代表的であるが、これに限らず、試料表面を撮像
した画像を読み取り画像情報を取得するものであれば他
でもよい。また、水平移動手段は、自動、手動のどちら
でも良い。
【0010】請求項2記載の発明は、圧子を備えた硬さ
測定部を有し、圧子により試料表面に所定の試験力を負
荷して圧痕を形成させることに基づいて、試料の材料特
性を測定する硬さ試験機であって、XY平面内を水平移
動可能な水平移動手段と、前記水平移動手段上に配置さ
れた試料の表面を撮像して、画像情報を取得する第1の
撮像手段と、この第1の撮像手段により得られた画像情
報を用いてエッジ検出処理を連続して行い、試料の輪郭
データを抽出する輪郭抽出手段と、前記輪郭抽出手段に
より得られて輪郭データと、あらかじめ設定された所定
条件とに基づいて、試料表面の測定点を設定する測定点
設定手段と、前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向する
位置に配置されるように水平移動手段の位置決め動作を
制御する制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明によれば、硬さを測定
する前の試料表面の画像を用いて、エッジ検出処理を連
続して行って試料の輪郭を求める。そして、この求めた
輪郭と所定条件とに基づいて、硬さを測定すべき試料表
面の測定点の配置を設定する。つまり、試料の輪郭から
硬さ測定点を設定することができるため、試料の形状に
合わせた最適な測定点の設定が可能となり、試料が複雑
な形状であっても、測定点を設定することができる。
【0012】また、水平移動手段上の試料の位置決め
は、制御手段により制御されることとなり、設定された
測定点は圧子と対向する位置に自動で位置決めされる。
従って、位置決めに要する時間を短縮できると共に、測
定者による誤差を防止でき、さらに測定位置の再現性を
向上できる。また、一つの試料に対して硬さの多点測定
を行って材料特性を求める場合であっても、容易に硬さ
測定点の設定及び位置決めができるため、従来の手動に
よる位置決めに比べて時間を短縮することができる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1記載の硬
さ試験機において、上述した輪郭抽出手段と、測定点設
定手段と、制御手段とをさらに備えていることを特徴と
している。この発明によれば、請求項1記載の硬さ試験
機により得られる効果に加えて、試料の輪郭に応じた測
定点の設定と位置決めを自動で行うことができるので、
測定点の設定から硬さ測定までを全て自動とすることが
可能となり、硬さ測定の時間が非常に短縮できる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1から3の
いずれかに記載の硬さ試験機において、前記硬さ測定部
に設置され、前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向する
位置に配置された試料の表面を撮像して、画像情報を取
得する第2の撮像手段と、前記第2の撮像手段によって
得られた画像情報に基づいて、前記試料表面の測定点が
硬さ測定部に対する合焦位置に配置されるように、XY
平面と直交するZ方向に試料を昇降させる試料昇降手段
とを備えたことを特徴としている。
【0015】請求項4記載の発明によれば、既に試料の
測定点に対して合焦位置に位置する硬さ測定部に対し、
第2の撮像手段と試料昇降手段によってさらに試料の位
置を微調整して焦点を合わせるため、焦点合わせがより
精密となり、硬さ測定がより正確にできる。ここで試料
昇降手段は、自動、手動のどちらでも良い。
【0016】請求項5記載の発明は、硬さ試験方法であ
って、XY平面内を水平移動可能な水平移動手段上に配
置された試料の表面を撮像して、画像情報を取得する撮
像ステップと、前記撮像ステップで得られた画像情報に
基づいて、試料表面の測定点に対して焦点の合う位置の
座標を算出する合焦座標算出ステップと、前記合焦座標
算出ステップによって得られた座標に基づいて、硬さ測
定部が試料表面の測定点に対する合焦位置に配置される
ように、XY平面と直交するZ方向に前記硬さ測定部を
昇降させる硬さ測定部昇降ステップと、前記測定点が硬
さ測定部の圧子と対向する位置まで、水平移動手段によ
り試料を水平移動させて試料の位置決めを行う位置決め
ステップと、圧子により、所定の試験力を試料表面に負
荷して圧痕を形成し、形成された圧痕の大きさに基づい
て試料の硬さを測定する硬さ測定ステップとを備えたこ
とを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明によれば、試料の厚さ
に応じてあらかじめ硬さ測定部を試料に対する合焦位置
に移動させた後に、試料を硬さ測定部側に移動させて硬
さを測定することができる。従って、硬さ測定部を一旦
上方に位置させてから徐々に下げる必要がなくなり、試
料の硬さ試験に要する時間を短縮することができる。
【0018】請求項6記載の発明は、硬さ試験方法であ
って、XY平面内を水平移動可能な水平移動手段上に配
置された試料の表面を撮像して、画像情報を取得する撮
像ステップと、この撮像ステップで得られた画像情報を
用いてエッジ検出処理を連続して行い、試料の輪郭デー
タを抽出する輪郭抽出ステップと、前記輪郭抽出ステッ
プで得られた輪郭データと、あらかじめ設定された所定
条件とに基づいて、試料表面の測定点を設定する測定点
設定ステップと、前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向
する位置に配置されるように水平移動手段の動作を制御
して試料の位置決めを行う位置決めステップと、圧子に
より、所定の試験力を試料表面に負荷して圧痕を形成
し、形成された圧痕の大きさに基づいて試料の硬さを測
定する硬さ測定ステップとを備えたことを特徴としてい
る。
【0019】請求項6記載の発明によれば、試料の表面
を撮像して得られた画像情報を利用して試料の輪郭に応
じた測定点を容易に設定でき、また、この設定された測
定点で硬さが測定されるように試料を自動で位置決めで
きる。従って、従来の手動による位置決めに比べて、測
定者による誤差の防止、測定位置の再現性を向上できる
ことに加え、硬さ測定にかかる時間を短縮することがで
きる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明に係る
硬さ試験機の実施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明に係る硬さ試験機
1の全体構成を示す斜視図であり、図2は、硬さ試験機
1の本体を模式的に示す図であり、図3は硬さ試験機1
の主要動作に必要な構成を示すブロック図である。硬さ
試験機1は、本体2を構成する、形状認識部3と、硬さ
測定部4と、硬さ測定部昇降機構5と、試料固定装置6
と、水平移動手段としてのXYステージ7と、試料昇降
手段としての自動焦点合わせ(AF)ステージ8等を備
えている。また硬さ試験機1は本体2外部に、ホスト制
御装置9と、モニタ10と、ユーザが各種条件を設定す
るためのキーボード11及びマウス12と、操作スティ
ック13と、プリンタ14等を備えている。
【0021】形状認識部3は、図2に示すように、上下
(図2のZ方向)に移動可能な、第1の撮像手段として
のCCDカメラ31、AF制御機構32、試料Sを照明
する照明ランプ33等により構成されている。AF制御
機構32はCCDカメラ31の昇降を制御し、CCDカ
メラ31は試料固定装置6に固定された試料Sの表面を
撮像して、画像情報を取得する。そして、この画像情報
をホスト制御装置9へ出力する。
【0022】硬さ測定部4は、第2の撮像手段としての
CCDカメラ41、試料表面を照明する照明装置42、
圧子43、対物レンズ44、回転することにより圧子4
3と対物レンズ44との切替が可能なターレット45等
により構成されている。CCDカメラ41は、対物レン
ズ44を通して、試料S表面の硬さの測定点を決定する
ため試料S表面を撮像して、画像情報を取得し、ホスト
制御装置9へ出力する。また、CCDカメラ41は、圧
子43によって試料Sの表面に形成された窪みを撮像し
て、この画像情報を取得し、ホスト制御装置9へ出力す
る。
【0023】硬さ測定部昇降機構5は、硬さ測定部4に
連結され、硬さ測定部4を昇降させて、試料S表面の測
定点に対して合焦位置へ移動させる。試料固定装置6
は、AFステージ8上に配置され、図4に示すように試
料Sが締付け部材61により試料固定装置6に着脱可能
に固定される。XYステージ7は、Z方向に対して垂直
なXY平面上を移動可能に設置されている。XYステー
ジ7は、上部に配置されたAFステージ8、試料固定装
置6、試料固定装置6に着脱自在に固定された試料Sを
XY両方向へ自在に水平移動させ、形状認識部3及び硬
さ測定部4の下方へ試料Sを動かす。AFステージ8は
昇降可能であり、AFステージ8上の試料固定装置6に
配置された試料SのZ方向の位置を調節する。
【0024】ホスト制御装置9は、ホスト制御部91
と、形状認識制御部92と、硬さ測定制御部93とを有
し、図3に示すように各部と連結されている。また、ホ
スト制御装置9は、各部の動作を制御する図示しないC
PU(Central Processing Unit)、各種データ等を格
納する記憶媒体等を有している。ホスト制御部91は硬
さ試験機1全体を制御するプログラムを有し、CCDカ
メラ41から得られる試料Sの画像、形状認識制御部9
2で得られる測定点の算出結果等を基に、試料Sの硬さ
に関するデータ処理を行い、試料Sの材料特性を求め
る。さらに、CCDカメラ31、41によって得られた
画像情報に基づいた試料S表面の画像や、形状認識制御
部92で得られる測定点の算出結果、試料Sの材料特性
算出結果等をモニタ10に表示させる。
【0025】形状認識制御部92は、試料Sのエッジの
連続的な検出による輪郭データの抽出、硬さ測定点算
出、及び合焦位置座標算出等のためのプログラムを有す
る。すなわち、形状認識制御部92は、CCDカメラ3
1で得られた画像情報を用いて、以下のように画像自律
倣い測定によりエッジ検出処理を連続して行い、試料S
の輪郭データを抽出する。まず、図5(a)に示すよう
に、ユーザがモニタ10に表示された試料S表面の画像
100の輪郭に沿って、始点(x0、y0)を指定し、
始点(x0、y0)を中心とするエッジ検出用の直径が
hである円形ツール101を位置決めする。円形ツール
101内に長さhの探索ツール102を生成させ、それ
ぞれの探索ツール102に沿って、図5(b)に示すよ
うに画像100のエッジp1、p2、・・・pnを検出する。
そして、このエッジ点列p1、p2、・・・pnから最小二乗
法等を用いてエッジを示す近似曲線f(x、y)を推定
する。曲線fと直交しかつ(x0、y0)を通るツール
103を、図5(c)に示すように新たに作成し、最終
的なエッジ点P1を求める。この近似曲線に沿って一部の
領域が現在の円形ツール101と重なるように円形ツー
ル101を移動させて次々と位置決めすることにより、
円形ツール101はエッジに沿って自律的に移動して必
要なエッジ点P1、P2・・・Pnを次々と検出する。このエッ
ジ点の検出は、ユーザにより指定された終点まで行う。
そして、補間曲線を選択してエッジ点列データP1、P2・・
・Pnに例えば最小二乗法を当てはめ、図6に示すような
試料の輪郭データ104を検出する。そして、形状認識
制御部92は、得られた輪郭データ104とあらかじめ
設定された測定パターンと測定パラメータとに基づい
て、試料Sの幅W及び所定の高さHを基に試料S表面の
硬さ測定点Mを算出して図7に示すように設定する。図
中の数字は測定パラメータである。そして、設定した測
定点Mの配置情報を、硬さ測定制御部93及びホスト制
御部91へ出力する。
【0026】また、形状認識制御部92は、CCDカメ
ラ31から受信した画像情報に応じて照明ランプ33の
光量を調節しながら、この画像情報に基づいてAF制御
機構32を制御してCCDカメラ31を昇降させ、設定
した各測定点Mに焦点を合わせる。そして、形状認識制
御部92は、試料S表面の各測定点Mに対して焦点の合
う位置の各座標(合焦位置座標)を求め、硬さ計測制御
部93へ出力する。合焦位置は、例えば、以下のように
求める。隣接する画素の輝度の差分の2乗値により表さ
れる符号付のもの、すなわち差分をaとして、a・|a
|をコントラスト値とし、コントラスト値のz方向分布
のピーク位置を合焦位置とする。
【0027】硬さ測定制御部93は、硬さ測定部4、硬
さ測定部昇降機構5、XYステージ7、及びAFステー
ジ8を制御するプログラムを有する。すなわち、硬さ測
定制御部93は、形状認識制御部92により得られる試
料S表面の測定点Mの配置情報及び各測定点Mに対する
合焦位置座標に基づいて、硬さ測定部昇降機構5を制御
して硬さ測定部4をあらかじめ試料S表面の測定点Mに
対する合焦位置へ移動させる。そして、XYステージ7
を制御して、試料Sの測定点Mが圧子43と対向する位
置、つまり、試料と接触する圧子43の部分の真下に試
料S表面の測定点Mが位置するように位置決めする。
【0028】さらに、硬さ測定制御部93は、硬さ測定
部4のCCDカメラ41によって得られる画像情報を受
信し、AFステージ8を制御して、試料SのZ方向の位
置を微調節して試料S表面の測定点Mと硬さ測定部4の
所定の位置との焦点を合わせる。なお、CCDカメラ4
1による画像信号は、対物レンズ44を通して得られる
ので、Z方向でのより精密な位置決めができる。プリン
タ14はCCDカメラ31、41により得られた画像
や、試料の硬さ測定結果を出力する。
【0029】上記構成を有する硬さ試験機1の測定動作
について、図8に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、硬さを測定する試料Sが試料固定装置6に着
脱自在にユーザによって固定される(S1)。次に、X
Yステージ7により、試料Sを形状認識部3の下方へ配
置する(図2の点線で示した状態)。照明ランプ33で
試料表面を照明し、光量を調節しながら、CCDカメラ
31で試料Sの表面を撮像して、試料Sの画像を取得す
る(S2)。そして、モニタ10に試料Sの画像を表示
する。その後、ユーザにより試料Sのエッジの始点及び
終点が指定される(S3)。
【0030】試料Sの画像及び入力されたエッジの始点
及び終点に基づいて、エッジを連続的に検出して試料S
の輪郭を算出する(S4)。算出された輪郭と、所定の
測定パターン及び測定パラメータに基づいて硬さ測定点
を計算して設定し(S5)、結果をモニタ10に表示す
る。また、CCDカメラ31を昇降させ、各測定点に対
して焦点を合わせる。そして、各試料表面の測定点まで
の距離を算出し、各測定点に対する合焦位置座標を求め
る(S6)。
【0031】モニタ10に表示された設定された測定点
のなかから、実際に測定する測定点をユーザが指定する
(S7)。そして、求められた合焦位置座標に基づい
て、硬さ測定部4をあらかじめ試料Sの一測定点に対す
る合焦位置へ動かす(S8)。
【0032】その後、試料Sの一測定点が硬さ測定部4
の圧子43と対向する位置までXYステージ7を水平に
動かし、試料Sを位置決めする(図2の実線で示した状
態)。照明装置42で試料Sの表面を照らしながら、対
物レンズ44を通して、CCDカメラ41により試料S
の表面を撮像して、試料Sの表面の画像を取得する。得
られた画像をもとに、AFステージ8を昇降させて試料
SのZ方向の位置を微調整し、試料Sの高さ方向の位置
決めをする(S9)。
【0033】そして、ターレット45を回転させて圧子
43を試料Sの上方に位置させ、圧子43を試料Sの一
測定点に押し付けて、所定の試験力を一定の時間加え、
試料Sの表面に圧痕を形成させる(S10)。形成され
た試料Sの表面の圧痕をCCDカメラ41により撮像し
て、画像情報を取得する。硬さ測定部4の昇降動作から
圧痕の画像情報取得までを試料Sの各測定点に対して行
う。そして、得られた画像に基づいて、所定の方法を用
いて試料Sの硬さを算出して、結果をモニタ10に表示
する(S11)。
【0034】(第2の実施の形態)第2の実施の形態に
おいては、図9に示すように、治具62を使用し、6つ
の試料S1〜S6を試料固定装置63に直接着脱可能に
固定する。この実施の形態では、図10に示すような測
定パターン、最小限測定位置(スキャン開始点a、スキ
ャン終了点b)及び測定位置発生方向cが各試料毎にユ
ーザにより指定される。形状認識制御部92は、CCD
カメラ31から出力された試料の画像105を基に、こ
の画像105に対して第1の実施の形態と同様の円形ツ
ールを用いたエッジ検出処理を行い、エッジPを検出す
る。そして、得られたエッジ点P及び所定の条件に基づ
いて、試料の硬さ測定点Mを算出する。所定の条件は、
あらかじめ記憶媒体に記憶されている。そして、6つの
試料S1〜S6の硬さ測定を連続して行う。
【0035】その他の構成、動作については、第1の実
施の形態とほぼ同じであるので詳述しない。
【0036】本発明は、上述の実施形態に限定されるも
のではない。明らかに本発明の趣旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の変形が可能であることはもちろんである。
例えば、上記説明した実施の形態では、硬さ測定部4を
あらかじめ測定したい場所に焦点の合う位置まで移動さ
せた後、AFステージ8によって焦点合わせを再び行
い、2回焦点合わせを行うこととしたが、これに限ら
ず、AFステージ8による焦点合わせを行わないで、焦
点合わせを1回のみ行うこととしても良い。また、近似
曲線に沿った円形ツールを移動させての位置決めは、手
動でも良く、さらにエッジ検出ツールの形状や測定パタ
ーン、装置の具体的な細部構造等についても適宜に変更
可能であることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、試料の厚さに合わせて
あらかじめ硬さ測定部を移動させ、その後、水平移動手
段により試料を圧子と対向する位置に移動して位置決め
した後、硬さを測定できる。従って、試料の厚さが未知
であっても、硬さ測定部を一旦上方に位置させてから徐
々に下げる必要がなく、合焦位置を探す時間を短縮でき
る。また、硬さ測定部と試料とが接触することによる試
料の破損がなくなり、硬さ試験機の信頼性が向上する。
さらに、硬さ測定部を昇降させる構成としているので、
例えば、硬さ試験機をラインに組み入れた時、試料搬送
装置(試料台)を試料の厚さに応じて変更する必要がな
くなり、試料搬送装置が安価にできる。
【0038】また、硬さを測定する前の試料表面の画像
を用いて、エッジ検出処理を連続して行って試料の輪郭
を求め、試料の輪郭から硬さ測定点を精密に設定するこ
とができる。従って、試料の形状に合わせた最適な測定
点の設定が可能となり、試料が複雑な形状であっても、
精密な測定点を設定することができる。また、設定され
た測定点は圧子と対向する位置に自動で位置決めされる
ため、位置決めに要する時間を短縮できると共に、測定
者による誤差を防止でき、さらに測定位置の再現性を向
上できる。また、一つの試料に対して硬さの多点測定を
行って材料特性を求める場合であっても、容易に硬さ測
定点の設定及び位置決めができるため、従来の手動によ
る位置決めに比べて時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る硬さ試験機の全体構成を示した斜
視図である。
【図2】図1の硬さ試験機の本体を正面から模式的に示
した説明図である。
【図3】図1の硬さ試験機の主要な構成を示すブロック
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態による試料固定装置
に試料を固定した状態を示す上面図である。
【図5】本発明に係るエッジ検出動作を説明するための
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による試料のエッジ
及び輪郭を検出した結果の一例を示す図である。
【図7】図6の試料の硬さ測定点算出結果の例を説明す
る説明図である。
【図8】図1の硬さ試験機による硬さ測定動作を示すフ
ロー図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態による試料固定装置
に6つの試料を固定した状態を示す斜視図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態による硬さ測定点
算出結果の例を説明する説明図である。
【図11】従来の硬さ試験機の要部構成を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
1 硬さ試験機 2 本体 3 形状認識部 4 硬さ測定部 5 硬さ測定部昇降機構 6、63 試料固定装置 7 XYステージ 8 AFステージ 9 ホスト制御装置 31、41 CCDカメラ 32 AF制御機構 43 圧子 44 対物レンズ 45 ターレット 91 ホスト制御部 92 形状認識制御部 93 硬さ測定制御部 S 試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 康則 神奈川県座間市広野台二丁目7番1号 株 式会社アカシ相模工場内 (72)発明者 辻井 正治 神奈川県座間市広野台二丁目7番1号 株 式会社アカシ相模工場内 (72)発明者 小松 浩一 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目20番1号 株式会社ミツトヨ内 (72)発明者 吉木 良一 神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目20番1号 株式会社ミツトヨ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧子を備えた硬さ測定部を有し、圧子に
    より試料表面に所定の試験力を負荷して圧痕を形成させ
    ることに基づいて、試料の材料特性を測定する硬さ試験
    機であって、 XY平面内を水平移動可能な水平移動手段と、 前記水平移動手段上に配置された試料の表面を撮像し
    て、画像情報を取得する第1の撮像手段と、 前記第1の撮像手段によって得られた画像情報に基づい
    て、前記試料表面の測定点に対して焦点の合う位置の座
    標を算出する合焦座標算出手段と、 前記合焦座標算出手段によって得られた座標に基づい
    て、前記硬さ測定部が試料表面の測定点に対する合焦位
    置に配置されるように、XY平面と直交するZ方向に前
    記硬さ測定部を昇降させる硬さ測定部昇降手段と、 を備えたことを特徴とする硬さ試験機。
  2. 【請求項2】 圧子を備えた硬さ測定部を有し、圧子に
    より試料表面に所定の試験力を負荷して圧痕を形成させ
    ることに基づいて、試料の材料特性を測定する硬さ試験
    機であって、 XY平面内を水平移動可能な水平移動手段と、 前記水平移動手段上に配置された試料の表面を撮像し
    て、画像情報を取得する第1の撮像手段と、 この第1の撮像手段により得られた画像情報を用いてエ
    ッジ検出処理を連続して行い、試料の輪郭データを抽出
    する輪郭抽出手段と、 前記輪郭抽出手段により得られた輪郭データとあらかじ
    め設定された所定条件とに基づいて、試料表面の測定点
    を設定する測定点設定手段と、 前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向する位置に配置さ
    れるように水平移動手段の位置決め動作を制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする硬さ試験機。
  3. 【請求項3】 前記第1の撮像手段により得られた画像
    情報を用いてエッジ検出処理を連続して行い、試料の輪
    郭データを抽出する輪郭抽出手段と、 前記輪郭抽出手段により得られた輪郭データとあらかじ
    め設定された所定条件とに基づいて、試料表面の測定点
    を設定する測定点設定手段と、 前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向する位置に配置さ
    れるように水平移動手段の位置決め動作を制御する制御
    手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載の硬さ試
    験機。
  4. 【請求項4】 前記硬さ測定部に設置され、前記測定点
    が硬さ測定部の圧子と対向する位置に配置された試料の
    表面を撮像して、画像情報を取得する第2の撮像手段
    と、 前記第2の撮像手段によって得られた画像情報に基づい
    て、前記試料表面の測定点が硬さ測定部に対する合焦位
    置に配置されるように、XY平面と直交するZ方向に試
    料を昇降させる試料昇降手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の硬さ試験機。
  5. 【請求項5】 XY平面内を水平移動可能な水平移動手
    段上に配置された試料の表面を撮像して、画像情報を取
    得する撮像ステップと、 前記撮像ステップで得られた画像情報に基づいて、試料
    表面の測定点に対して焦点の合う位置の座標を算出する
    合焦座標算出ステップと、 前記合焦座標算出ステップによって得られた座標に基づ
    いて、硬さ測定部が試料表面の測定点に対する合焦位置
    に配置されるように、XY平面と直交するZ方向に前記
    硬さ測定部を昇降させる硬さ測定部昇降ステップと、 前記試料表面の測定点が硬さ測定部の圧子と対向する位
    置まで、水平移動手段により試料を水平移動させて試料
    の位置決めを行う位置決めステップと、 圧子により、所定の試験力を試料表面に負荷して圧痕を
    形成し、形成された圧痕の大きさに基づいて試料の硬さ
    を測定する硬さ測定ステップと、 を備えたことを特徴とする硬さ試験方法。
  6. 【請求項6】 XY平面内を水平移動可能な水平移動手
    段上に配置された試料の表面を撮像して、画像情報を取
    得する撮像ステップと、 前記撮像ステップで得られた画像情報を用いてエッジ検
    出処理を連続して行い、試料の輪郭データを抽出する輪
    郭抽出ステップと、 前記輪郭抽出ステップで得られた輪郭データとあらかじ
    め設定された所定条件とに基づいて、試料表面の測定点
    を設定する測定点設定ステップと、 前記測定点が硬さ測定部の圧子と対向する位置に配置さ
    れるように水平移動手段の動作を制御して試料の位置決
    めを行う位置決めステップと、 圧子により、所定の試験力を試料表面に負荷して圧痕を
    形成し、形成された圧痕の大きさに基づいて試料の硬さ
    を測定する硬さ測定ステップと、 を備えたことを特徴とする硬さ試験方法。
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