JP2015089784A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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【課題】ビード部の耐久性に優れる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム(U1)と硫黄(U2)とを含有するゴム組成物(U)を上ビードフィラーに用い、ジエン系ゴム(L1)と硫黄(L2)とを含有するゴム組成物(L)を下ビードフィラーに用いた、空気入りタイヤであって、上記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対する上記硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])と、上記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対する上記硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])との差が、下記式(1)を満たし、上記ゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と、上記ゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比が、下記式(2)を満たす、空気入りタイヤ。
式(1):1.5<SL−SU<3.0
式(2):1<ML/MU<3.5
【選択図】なし

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
一般に、空気入りタイヤは、左右一対のビード部およびサイドウォール部と、両サイドウォール部に連なるタイヤトレッド部からなり、ビード部間には繊維コードが埋設されたカーカス層が装架され、カーカス層の端部はビードコアおよびビードフィラーの廻りに内側から外側に折り返されて巻き上げられている。上記ビードフィラーは、上ビードフィラーと下ビードフィラーの2つの部材から構成されることがある(例えば、特許文献1)。
ここで、上記ビードフィラーは、一般に、ビード部およびカーカスの端部の動きを抑える観点から高剛性であることが求められる。また、空気入りタイヤの燃費や耐久性の観点から低発熱性や耐疲労性なども求められる。
例えば、特許文献2には、「ジエン系ゴム100重量部に対し、窒素吸着比表面積が50〜120m2/gで、DBP吸油量が70〜130ml/100gであるカーボンブラック55〜90重量部と、コバルト換算で0.05〜0.4重量部に相当する量の有機酸コバルト塩と、レゾルシンまたはレゾルシン誘導体0.3〜3重量部と、前記レゾルシンまたはレゾルシン誘導体の配合量の0.25〜2倍に相当する量のメチレン供与体と、を含有し、加硫物の23℃における貯蔵弾性率E’(23℃)が20〜40MPaであり、かつ、80℃における貯蔵弾性率E’(80℃)との比であるE’(80℃)/E’(23℃)が0.7〜1.0であることを特徴とするタイヤのビードフィラー用ゴム組成物。」が開示されている(請求項1)。
特開2012−246415号公報 特開2006−152043号公報
このようななか、本発明者が特許文献1および2をもとに、上ビードフィラーおよび下ビードフィラーにジエン系ゴムを含有するゴム組成物を用いて空気入りタイヤを製造したところ、耐久試験において所望の時間よりも短時間でビード部が破壊される場合があり、ビード部の耐久性は昨今求められるレベルを必ずしも満たしていないことが明らかになった。
そこで、本発明は、上記実情を鑑みて、ビード部の耐久性に優れる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題について鋭意検討した結果、硫黄の含有量および未加硫状態におけるモジュラスに関して特定の関係にある2種類のゴム組成物をそれぞれ上ビードフィラーと下ビードフィラーに用いることで、ビード部の耐久性に優れる空気入りタイヤが得られることを見出し、本発明に至った。すなわち、本発明者らは、以下の構成により上記課題が解決できることを見出した。
(1) ジエン系ゴム(U1)と硫黄(U2)とを含有するゴム組成物(U)を上ビードフィラーに用い、ジエン系ゴム(L1)と硫黄(L2)とを含有するゴム組成物(L)を下ビードフィラーに用いた、空気入りタイヤであって、
上記ゴム組成物(U)における上記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対する上記硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])と、上記ゴム組成物(L)における上記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対する上記硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])との差(SL−SU[質量部])が、下記式(1)を満たし、
上記ゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と、上記ゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比(ML/MU)が、下記式(2)を満たす、空気入りタイヤ。
式(1):1.5<SL−SU<3.0
式(2):1<ML/MU<3.5
(2) 上記ジエン系ゴム(L1)が、芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムを含む、上記(1)に記載の空気入りタイヤ。
以下に示すように、本発明によれば、ビード部の耐久性(以下、単に耐久性とも言う)に優れる空気入りタイヤを提供することができる。
本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表す部分断面概略図である。
以下に、本発明の空気入りタイヤについて説明する。
なお、本明細書において「〜」を用いて表される数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値を下限値および上限値として含む範囲を意味する。
本発明の空気入りタイヤ(以下、単に本発明のタイヤとも言う)は、ジエン系ゴム(U1)と硫黄(U2)とを含有するゴム組成物(U)を上ビードフィラーに用い、ジエン系ゴム(L1)と硫黄(L2)とを含有するゴム組成物(L)を下ビードフィラーに用いた、空気入りタイヤである。
ここで、上記ゴム組成物(U)における上記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対する上記硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])と、上記ゴム組成物(L)における上記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対する上記硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])との差(SL−SU[質量部])は、後述する式(1)を満たす。また、上記ゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と、上記ゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比(ML/MU)は、後述する式(2)を満たす。
本発明のタイヤはこのような構成をとるため、所望の効果が得られるものと考えられる。
その理由は明らかではないが、およそ以下のとおりと推測される。
まず、上述のとおり、本発明のタイヤにおいて、上ビードフィラーに用いられるゴム組成物の硫黄の含有量(SU[質量部])と下ビードフィラーに用いられるゴム組成物の硫黄の含有量(SL[質量部])との差(SL−SU[質量部])は特定の値(1.5[質量部])よりも大きい。また、上ビードフィラーに用いられるゴム組成物の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と下ビードフィラーに用いられるゴム組成物の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比(ML/MU)は特定の値(1)よりも大きい。そのため、本発明のタイヤにおいて、下ビードフィラーは高い剛性によりビード部の動きや変形を抑え、また、上ビードフィラーは高い柔軟性によりタイヤの変形を緩和するものと考えられる。このような上ビードフィラーと下ビードフィラーの機械的物性のバランスがビード部の優れた耐久性に繋がっているものと考えられる。
一方、本発明者らの検討から、上述したSL−SUやML/MUが所定の値以上となるとビード部の耐久性が逆に低下するとの知見が得られており、本発明はこのような知見に基づくものである。
すなわち、本発明のタイヤにおいて、上述したSL−SUは所定の値(3.0[質量部])よりも小さいため、下ビードフィラーから上ビードフィラーへの硫黄のマイグレーションが少ない。結果として、タイヤを使用したときに上ビードフィラーの熱・酸化劣化が少なく、ビード部の耐久性が担保されるものと考えられる。このことは、後述する比較例が示すように、SL−SUが所定の値(3.0[質量部])以上となる場合(比較例1および2)にはオーブン劣化後のビード部の耐久性が不十分になることからも推測される。
また、本発明のタイヤにおいて、上述したML/MUは所定の値(3.5)よりも小さいため、未加硫の成形時に上ビードフィラーと下ビードフィラーとの境界面に生じる歪エネルギーが小さく、加硫後に亀裂や剥離などの欠陥と成りうる成形工程における貼り合わせ不良などが生じない。結果として、ビード部の耐久性が担保されるものと考えられる。このことは後述する比較例が示すように、ML/MUが所定の値(3.5)以上となる場合(比較例4〜6)にはビード部の耐久性が不十分になることからも推測される。
本発明のタイヤについて図面を参照して説明する。図1は、本発明の空気入りタイヤの実施態様の一例を表す部分断面概略図である。
図1において、空気入りタイヤは左右一対のビード部1およびサイドウォール部2と、両サイドウォール部2に連なるタイヤトレッド部3からなり、左右一対のビード部1間にスチールコードが埋設されたカーカス層4が装架され、カーカス層4の端部がビードコア5およびビードフィラー6の廻りに内側から外側に折り返されて巻き上げられている。ビードフィラー6は2つの部材から構成され、その上部は上ビードフィラー6aであり、下部は下ビードフィラー6bである。
タイヤトレッド部3においては、カーカス層4の外側に、ベルト層7がタイヤ1周に亘って配置されている。ベルト層7の両端部には、ベルトクッション8が配置されている。
空気入りタイヤの内面には、タイヤ内部に充填された空気がタイヤ外部に漏れるのを防止するために、インナーライナー9が設けられ、インナーライナー9を接着するためのタイゴム10が、カーカス層4とインナーライナー9との間に積層されている。
ここで、上ビードフィラー6aは、後述するゴム組成物(U)を用いたものであり、下ビードフィラー6bは、後述するゴム組成物(L)を用いたものである。
以下、ゴム組成物(U)およびゴム組成物(L)について詳述する。
<ゴム組成物(U)>
ゴム組成物(U)は、上ビードフィラーの形成に用いられるゴム組成物である。
ゴム組成物(U)は、ジエン系ゴム(U1)と硫黄(U2)とを含有する。
(ジエン系ゴム(U1))
ゴム組成物(U)に含有されるジエン系ゴム(U1)はジエン系ゴムであれば特に制限されず、その具体例としては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(Br−IIR、Cl−IIR)、クロロプレンゴム(CR)などが挙げられる。上記ジエン系ゴムは、1種のジエン系ゴムを単独で用いても、2種以上のジエン系ゴムを併用してもよい。
上記ジエン系ゴム(U1)は、変性ゴムであってもよい。変性ゴムとしては、例えば、ヒドロキシ基で末端などが変性された変性ゴムなどが挙げられる。
上記ジエン系ゴム(U1)は、天然ゴムまたは芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムであることが好ましく、天然ゴムであることがより好ましい。
上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムとしては、例えば、スチレンブタジエンゴム(SBR)、スチレンイソプレン共重合体ゴムなどが挙げられる。なかでも、スチレンブタジエンゴム(SBR)であることが好ましい。
上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体の芳香族ビニル含有量(例えば、スチレン含有量)は、20〜45質量%であることが好ましい。
また、上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体の共役ジエン中のビニル結合量は、10〜50%であることが好ましく、15〜45%であることがより好ましい。ここで、ビニル結合量とは、共役ジエンの結合様式であるシス−1,4−結合、トランス−1,4−結合および1,2−ビニル結合のうち、1,2−ビニル結合の割合をいう。
上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体は、その製造方法について特に制限されず、従来公知の方法で製造することができる。
また、上記芳香族ビニル−共役ジエン共重合体を製造する際に使用される単量体としての、芳香族ビニル、共役ジエンは特に制限されない。
ここで、上記共役ジエン単量体としては、例えば、1,3−ブタジエン、イソプレン(2−メチル−1,3−ブタジエン)、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−クロロ−1,3−ブタジエン、1,3−ペンタジエンなどが挙げられる。
一方、上記芳香族ビニル単量体としては、例えば、スチレン、2−メチルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレン、α−メチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、2,4−ジイソプロピルスチレン、4−tert−ブチルスチレン、ジビニルベンゼン、tert−ブトキシスチレン、ビニルベンジルジメチルアミン、(4−ビニルベンジル)ジメチルアミノエチルエーテル、N,N−ジメチルアミノエチルスチレン、ビニルピリジンなどが挙げられる。
上記ジエン系ゴム(U1)が天然ゴムを含む場合、ジエン系ゴム(U1)中の天然ゴムの含有量は特に制限されないが、50〜100質量%であることが好ましく、80〜100質量%であることがより好ましい。
上記ジエン系ゴム(U1)の重量平均分子量は特に制限されないが、ゴム組成物の取り扱いの観点から、100,000〜1,500,000であることが好ましく、600,000〜1,300,000であることがより好ましい。なお、本明細書において、ジエン系ゴムの重量平均分子量(Mw)は、テトラヒドロフランを溶媒とするゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)により標準ポリスチレン換算により測定したものとする。
(硫黄(U2))
ゴム組成物(U)に含有される硫黄(U2)は硫黄であれば特に制限されず、その具体例としては、油処理硫黄、粉末硫黄、沈降性硫黄、高分散性硫黄、表面処理硫黄、不溶性硫黄、ジモルフォリンジサルファイド、アルキルフェノールジサルファイドなどが挙げられる。これらを1種単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
ゴム組成物(U)における、上記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対する硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])は、後述する式(1)を満たせば特に制限されないが、1.0〜10.0質量部であることが好ましく、2.0〜5.0質量部であることがより好ましい。
(任意成分)
ゴム組成物(U)は、本発明の効果や目的を損なわない範囲でさらに添加剤を含有してもよい。
そのような添加剤としては、例えば、カーボンブラック、シリカ、シランカップリング剤、酸化亜鉛(亜鉛華)、ステアリン酸、老化防止剤、加工助剤、アロマオイル、プロセスオイル、液状ポリマー、テルペン樹脂、熱硬化性樹脂、硫黄以外の加硫剤、加硫促進剤などのタイヤ用ゴム組成物に一般的に使用される各種添加剤が挙げられる。
ゴム組成物(U)は、カーボンブラックを含有するのが好ましい。
上記カーボンブラックは、特に限定されず、例えば、SAF−HS、SAF、ISAF−HS、ISAF、ISAF−LS、IISAF−HS、HAF−HS、HAF、HAF−LS、FEF等の各種グレードのものを使用することができる。
上記カーボンブラックの窒素吸着比表面積(N2SA)は、80〜200m2/gであることが好ましい。
ここで、窒素吸着比表面積(N2SA)は、カーボンブラック表面への窒素吸着量をJIS K6217−2:2001「第2部:比表面積の求め方−窒素吸着法−単点法」に従って測定したものである。
ゴム組成物(U)において、上記カーボンブラックの含有量は特に制限されないが、上記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対して、20〜60質量部であることが好ましく、35〜50質量部であることがより好ましく、なかでも、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、42質量部以上であることがさらに好ましい。
(ゴム組成物(U)の調製方法)
ゴム組成物(U)の調製方法は特に限定されず、その具体例としては、例えば、上述した各成分を、公知の方法、装置(例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロールなど)を用いて、混練する方法などが挙げられる。なかでも、硫黄(ゴム組成物(U)が加硫促進剤を含有する場合は硫黄および加硫促進剤)以外の成分を先に高温(好ましくは140〜160℃)で混合し、冷却してから、硫黄(ゴム組成物(U)が加硫促進剤を含有する場合は硫黄および加硫促進剤)を混合するのが好ましい。
(ゴム組成物(U)の未加硫モジュラス)
ゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])は、後述する式(2)を満たせば特に制限されないが、0.10〜0.50MPaであることが好ましく、0.20〜0.40MPaであることがより好ましく、なかでも、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、0.30MPa以上であることが好ましい。
なお、本明細書において、ゴム組成物の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(以下、「未加硫状態における100%伸長時のモジュラス」を単に「未加硫モジュラス」とも言う)は以下のとおり評価したものとする。
すなわち、ゴム組成物を、金型中でプレスして(100℃、5分間)、未加硫ゴムシート(厚さ:2mm)を作製する。作製した未加硫ゴムシートについて、JIS K6251:2010に準拠し、JIS3号ダンベル型試験片(厚さ:2mm)を打ち抜き、温度20℃、引張り速度500mm/分の条件で100%伸長時のモジュラス(100%変形時の応力)[MPa]を評価する。このようにして評価されたモジュラスをそのゴム組成物の未加硫状態における100%伸長時のモジュラスとする。
<ゴム組成物(L)>
ゴム組成物(L)は、下ビードフィラーの形成に用いられるゴム組成物である。
ゴム組成物(L)は、ジエン系ゴム(L1)と硫黄(L2)とを含有する。
(ジエン系ゴム(L1))
ジエン系ゴム(L1)の定義、具体例および好適な態様は、上述したジエン系ゴム(U1)と同様であるが、ジエン系ゴム(L1)は、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、天然ゴムおよび芳香族ビニル−共役ジエン共重合体(特にSBR)を含むのが好ましい。すなわち、天然ゴムおよび芳香族ビニル−共役ジエン共重合体を併用するのが好ましい。
ジエン系ゴム(L1)が天然ゴムおよび芳香族ビニル−共役ジエン共重合体を含む場合、ジエン系ゴム(L1)中の天然ゴムの含有量、および、ジエン系ゴム(L1)中の芳香族ビニル−共役ジエン共重合体の含有量は特に制限されないが、ジエン系ゴム(L1)中の天然ゴムの含有量は、50〜90質量%であることが好ましく、70〜80質量%であることがより好ましく、また、ジエン系ゴム(L1)中の芳香族ビニル−共役ジエン共重合体の含有量は、10〜50質量%であることが好ましく、20〜30質量%であることがより好ましい。
(硫黄(L2))
硫黄(L2)の定義および具体例は、上述した硫黄(U2)と同様である。
ゴム組成物(L)における、上記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対する硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])は、後述する式(1)を満たせば特に制限されないが、1.0〜10.0質量部であることが好ましく、2.0〜5.0質量部であることがより好ましい。
(任意成分)
ゴム組成物(L)は、本発明の効果や目的を損なわない範囲でさらに添加剤を含有してもよい。添加剤の具体例は上述したゴム組成物(U)と同じである。
ゴム組成物(L)は、カーボンブラックを含有するのが好ましい。
上記カーボンブラックの具体例および窒素吸着比表面積(N2SA)の好適な態様は上述したゴム組成物(U)と同様である。
ゴム組成物(L)において、上記カーボンブラックの含有量は特に制限されないが、上記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対して、50〜100質量部であることが好ましく、65〜80質量部であることがより好ましく、なかでも、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、75質量部以下であることがさらに好ましく、74質量部以下であることが特に好ましい。
(ゴム組成物(L)の調製方法)
ゴム組成物(L)の調製方法の具体例および好適な態様は、上述したゴム組成物(U)と同様である。
(ゴム組成物(L)の未加硫モジュラス)
ゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])は、後述する式(2)を満たせば特に制限されないが、0.10〜1.00MPaであることが好ましく、0.50〜0.90MPaであることがより好ましく、なかでも、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、0.80MPa以下であることがさらに好ましく、0.70Pa以下であることが特に好ましい。
<SL−SU>
上述した硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])と、上述した硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])との差(SL−SU[質量部])は、下記式(1)を満たす。
式(1):1.5<SL−SU<3.0
例えば、SUが3.0[質量部]であり、SLが4.8[質量部]である場合、SL−SUは1.8[質量部]であり、上記式(1)を満たす。
また、例えば、SUが1.5[質量部]であり、SLが6.0[質量部]である場合、SL−SUは4.5[質量部]であり、上記式(1)を満たさない。
SL−SUは、2.5以下であることが好ましい。
SL−SUが1.5以下であると、上ビードフィラーと下ビードフィラーの機械的物性のバランスが崩れ、結果として、ビード部の耐久性が不十分となる。また、SL−SUが3.0以上であると、下ビードフィラーから上ビードフィラーへの硫黄のマイグレーションが生じ、結果として、タイヤを使用したときに上ビードフィラーの熱・酸化劣化が起こり、ビード部の耐久性が不十分となる。
SUとSLとの比(SL/SU)は、上記式(1)を満たせば特に制限されないが、1.0超3.0以下であることが好ましく、1.5以上2.5以下であることがより好ましい。
<ML/MU>
上述したゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と、上述したゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比(ML/MU)は、下記式(2)を満たす。
式(2):1<ML/MU<3.5
例えば、MUが0.32[MPa]であり、MLが0.65[MPa]である場合、ML/MUは2.0であり、上記式(2)を満たす。
また、例えば、MUが0.14[MPa]であり、MLが0.65[MPa]である場合、ML/MUは4.6であり、上記式(2)を満たさない。
ML/MUは、コーナリング性などの操縦安定性と耐空気漏れ性の観点から、2.5以下であることが好ましく、2.2以下であることがより好ましい。
ML/MUが1以下であると、上ビードフィラーと下ビードフィラーの機械的物性のバランスが崩れ、結果として、ビード部の耐久性が不十分となる。また、ML/MUが3.5以上であると加硫時に上ビードフィラーと下ビードフィラーとの境界面に大きな歪エネルギーが生まれ、結果として、亀裂や剥離などの欠陥が生じ、ビード部の耐久性が不十分となる。
本発明のタイヤの製造方法は、上述したゴム組成物(U)を上ビードフィラーに用い、上述したゴム組成物(L)を下ビードフィラーに用いれば特に制限されず、例えば従来公知の方法を採用することができる。また、タイヤに充填する気体としては、通常のまたは酸素分圧を調整した空気の他、窒素、アルゴン、ヘリウムなどの不活性ガスを用いることができる。
本発明のタイヤは、乗用車など種々の車両に使用できるが、上述のとおりビード部の耐久性に優れるため、トラック、バス、建設用車両、産業用車両などに特に有用である。すなわち、重荷重タイヤとして特に有用である。
以下、実施例により、本発明についてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
<ゴム組成物の調製>
下記第1表に示す成分を、下記第1表に示す割合(質量部)で配合し、ゴム組成物1〜5およびゴム組成物A〜Fを調製した。
具体的には、まず、下記第1表に示す成分のうち硫黄および加硫促進剤を除く成分を、1.7リットルの密閉式バンバリーミキサーを用いて5分間混合し、150±5℃に達したときに放出し、室温まで冷却してマスターバッチを得た。さらに、上記バンバリーミキサーを用いて、得られたマスターバッチに硫黄および加硫促進剤を混合し、ゴム組成物を調製した。
<未加硫状態におけるモジュラスの評価>
調製したゴム組成物を、金型中でプレスして(100℃、5分間)、未加硫ゴムシート(厚さ:2mm)を作製した。作製した未加硫ゴムシートについて、JIS K6251:2010に準拠し、JIS3号ダンベル型試験片(厚さ:2mm)を打ち抜き、温度20℃、引張り速度500mm/分の条件で100%伸長時のモジュラス(100%変形時の応力)[MPa]を評価した。結果を第1表に示す(未加硫モジュラス)。
第1表中の各成分の詳細は以下のとおりである。
・ジエン系ゴム1:天然ゴム(RSS#1)
・ジエン系ゴム2:SBR(Nipol 1502、スチレン含有量:23.6質量%、ビニル結合量:15.5%、日本ゼオン社製)
・カーボンブラック:シースト7HM(東海カーボン社製)
・酸化亜鉛:酸化亜鉛3種(正同化学工業社製)
・ステアリン酸:ステアリン酸YR(NOFコーポレーション社製)
・老化防止剤:Santoflex 6PPD(Solutia Europe社製)
・プロセスオイル:エキストラクト4号S(昭和シェル石油社製)
・加硫促進剤:ノクセラーNS(大内新興化学工業社製)
・硫黄:油処理イオウ(軽井沢精錬所社製)
<実施例1〜3および比較例1〜6>
第2表の上ビードフィラーに示されるゴム組成物を上ビードフィラーに用い、第2表の下ビードフィラーに示されるゴム組成物を下ビードフィラーに用いて、空気入りタイヤ(タイヤサイズ:275/70R22.5)を製造した。例えば、実施例1では、ゴム組成物1を上ビードフィラーに用い、ゴム組成物Aを下ビードフィラーに用いて、空気入りタイヤを製造した。
なお、第2表中のゴム組成物1〜5は上述したゴム組成物1〜5であり、第2表中のゴム組成物A〜Fは上述したゴム組成物A〜Fである。
<耐久性の評価>
(初期の耐久性)
得られた空気入りタイヤについて、以下の条件で耐久試験(ドラム試験)を実施した。
・リム:22.5(JATMA標準リム)
・速度:55km/h
・周囲温度:30℃
・負荷荷重:4800kg
・空気圧:800kPa
・ドラム径:1800mm
そして、以下の基準で耐久性を評価した。結果を第2表に示す。
・A:ビード部が破壊されるまでの走行距離が18000km以上
・B:ビード部が破壊されるまでの走行距離が15000km以上18000km未満
・C:ビード部が破壊されるまでの走行距離が15000km未満
(オーブン試験後の耐久性)
得られた空気入りタイヤをオーブンで加熱(70℃、4週間)した。
その後、加熱後の空気入りタイヤについて、上述した耐久試験(ドラム試験)を実施し、上述した基準で耐久性を評価した。結果を第2表に示す。
実用上、耐久性の観点から、初期の耐久性およびオーブン試験後の耐久性ともに「A」であることが好ましい。
なお、第2表中のSU、MU、SL、ML、SL−SUおよびML/MUは上述したSU、MU、SL、ML、SL−SUおよびML/MUを表す。
第2表から分かるように、上ビードフィラーに用いたゴム組成物と下ビードフィラーに用いたゴム組成物とが式(1)および式(2)を満たす実施例1〜4はいずれも優れた耐久性を示した。
一方、上ビードフィラーに用いたゴム組成物と下ビードフィラーに用いたゴム組成物とが式(1)を満たさない比較例1〜3、および、上ビードフィラーに用いたゴム組成物と下ビードフィラーに用いたゴム組成物とが式(2)を満たさない比較例4〜6は耐久性が不十分であった。
実施例1〜4について特開2013−52758号公報および特開2013−184601号公報を参考に、操縦安定性(コーナリング性)および耐空気漏れ性を評価したところ、下ビードフィラーに用いたゴム組成物が芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムを含む実施例4は操縦安定性(コーナリング性)および耐空気漏れ性がより優れていた。また、実施例1〜3について操縦安定性(コーナリング性)および耐空気漏れ性を対比したところ、ML/MUが2.5以下である実施例1および2は操縦安定性(コーナリング性)および耐空気漏れ性がより優れていた。なかでも、ML/MUが2.2以下である実施例1は操縦安定性(コーナリング性)および耐空気漏れ性がさらに優れていた。
1 ビード部
2 サイドウォール部
3 タイヤトレッド部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
6a 上ビードフィラー
6b 下ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルトクッション
9 インナーライナー
10 タイゴム
11 リムクッション

Claims (2)

  1. ジエン系ゴム(U1)と硫黄(U2)とを含有するゴム組成物(U)を上ビードフィラーに用い、ジエン系ゴム(L1)と硫黄(L2)とを含有するゴム組成物(L)を下ビードフィラーに用いた、空気入りタイヤであって、
    前記ゴム組成物(U)における前記ジエン系ゴム(U1)100質量部に対する前記硫黄(U2)の含有量(SU[質量部])と、前記ゴム組成物(L)における前記ジエン系ゴム(L1)100質量部に対する前記硫黄(L2)の含有量(SL[質量部])との差(SL−SU[質量部])が、下記式(1)を満たし、
    前記ゴム組成物(U)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(MU[MPa])と、前記ゴム組成物(L)の未加硫状態における100%伸長時のモジュラス(ML[MPa])との比(ML/MU)が、下記式(2)を満たす、空気入りタイヤ。
    式(1):1.5<SL−SU<3.0
    式(2):1<ML/MU<3.5
  2. 前記ジエン系ゴム(L1)が、芳香族ビニル−共役ジエン共重合体ゴムを含む、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
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