JP2015082631A - 筐体構造 - Google Patents

筐体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015082631A
JP2015082631A JP2013221021A JP2013221021A JP2015082631A JP 2015082631 A JP2015082631 A JP 2015082631A JP 2013221021 A JP2013221021 A JP 2013221021A JP 2013221021 A JP2013221021 A JP 2013221021A JP 2015082631 A JP2015082631 A JP 2015082631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
peripheral wall
casing
end surface
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013221021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6129053B2 (ja
Inventor
竜也 中辻
Tatsuya Nakatsuji
竜也 中辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2013221021A priority Critical patent/JP6129053B2/ja
Publication of JP2015082631A publication Critical patent/JP2015082631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6129053B2 publication Critical patent/JP6129053B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】分解しやすい筐体構造を提供する。
【解決手段】第1の筐体4の周壁から第2の筐体5側へ突出した突出片11の係合穴12と、第2の筐体5の周壁から内側へ突出した係合穴12との係合によって、第1の筐体4と第2の筐体5の組み付きが固定されている。また、第2の筐体5の周壁端面5aの内周縁部が傾斜面5bになっている。このため、第1の筐体4の周壁に外側から力が加わると、第1の筐体4の周壁端面4aが傾斜面5bに沿って摺動し、係合穴12と係合爪13の間にクリアランスが生じるので、分解しやすい。
【選択図】図5

Description

この発明は、第1の筐体の周壁と第2の筐体の周壁とを互いに突き当てて組み付ける筐体構造に関するものである。
例えば特許文献1に係る筐体構造は、上ケースの係合凹部と下ケースの係合凸部を係合して、上ケースと下ケースを組み付ける構成である。この筐体構造において、下ケースの周壁の端面は、上ケースの内壁面に完全に密着させていた。
特開2013−4617号公報
2個の筐体を組み付けて成る筐体構造において、従来は、一方の筐体の周壁端面をもう一方の筐体に完全に密着させていたので、筐体を分解する際に筐体に力を加えても変形しにくく、係合凸部と係合凹部の係合を解除しにくいという課題があった。
そのため、無理に分解しようとした場合、係合凸部と係合凹部が破損することがあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、分解しやすい筐体構造を提供することを目的とする。
この発明に係る筐体構造は、第1の筐体の周壁と第2の筐体の周壁とが互いに突き当てられた状態で組み付けられるものであって、第1の筐体の周壁から第2の筐体側へ突出した突出片と、突出片に形成された係合穴と、第2の筐体の周壁から内側へ突出し、突出片の係合穴に係合する係合爪とを備え、第1の筐体の周壁の端面は平面状であり、第2の筐体の周壁の端面のうちの外周縁部側は、第1の筐体の周壁の端面に突き当たる平面状であり、内周縁部側は、外側から内側に向かうにつれて第1の筐体の前記周壁の端面から離間する傾斜面状である。
この発明によれば、第2の筐体の周壁端面の内周縁部側が、外側から内側に向かうにつれて第1の筐体の前記周壁の端面から離間する傾斜面状になっているので、筐体構造を分解する際に第1の筐体の周壁に力が加わると、当該第1の筐体の周壁端面が第2の筐体の周壁端面に設けた傾斜面に沿って摺動し、係合爪と係合穴の間にクリアランスが生じるので、分解しやすい。
この発明の実施の形態1に係る筐体構造を用いた表示装置の構成を示す斜視図であり、液晶パネルが収納された状態である。 実施の形態1に係る筐体構造を用いた表示装置の構成を示す斜視図であり、液晶パネルが収納されていない状態である。 図2の係合部の係合状態の拡大図である。 図2の係合部の係合解除状態の拡大図である。 係合部を図3のAA線に沿って切断した断面図である。 実施の形態1に係る筐体構造の理解を助けるための参考例であり、第2の筐体の周壁端面に傾斜面を設けない構成を示す。 実施の形態1に係る筐体構造を用いた天吊り用表示装置の構成を示す斜視図である。
実施の形態1.
本実施の形態1では、液晶パネルを有する表示装置に用いる筐体構造を例にして、本発明を説明する。
図1および図2は、本実施の形態1に係る筐体構造を用いた表示装置1を示す斜視図であり、図1は液晶パネル2が収納された状態、図2は液晶パネル2が収納されていない状態を示す。表示装置1は、開口部3が形成された第1の筐体4と、この第1の筐体4に組み付ける第2の筐体5と、第1の筐体4および第2の筐体5によって形成される内部空間に収納される液晶パネル2などを備えている。第1の筐体4の開口部3は、液晶パネル2の表示画面を露出させる。第1の筐体4と第2の筐体5は、第1の筐体4の周壁と第2の筐体5の周壁を互いに突き当てた状態で、1つ以上の係合部10で係合されている。図2の例では、筐体内側に3つの係合部10が見えている。
図3は、係合部10の係合状態の拡大図であり、図4は、係合解除状態の拡大図である。
第1の筐体4は、周壁端面4aから第2の筐体5側へ突出した突出片11を有する。この突出片11には、係合穴12が形成されている。第2の筐体5は、周壁から内側へ突出した係合爪13を有する。第1の筐体4の周壁端面4aと第2の筐体5の周壁端面5aとを突き当てた際に、係合爪13が突出片11の係合穴12に係合して、第1の筐体4と第2の筐体5の組み付けが固定される。図3の例では、1つの係合部10に対して2つの係合爪13を設けているが、係合爪13の数は任意でよい。
また、図4に示すように、第1の筐体4の周壁端面4aは平面である。他方、第2の筐体5の周壁端面5aは、外周縁部側の平面を残して、内周縁部側が傾斜面5bになっている。この傾斜面5bは、周壁端面5aの外側から内側に向かって低くなる傾斜形状である。
図5(a)および図5(b)は、係合部10を図3のAA線に沿って切断した断面図である。図5(a)に示すように、係合部10の係合状態において、周壁端面4aと周壁端面5aの平面部分とが突き当たって密着している。他方、周壁端面4aと傾斜面5bとの間には、外側から内側に向かうにつれて傾斜面5bが周壁端面4aから離間するような隙間が生じている。
図5(b)に示すように、係合部10の係合を解除する場合、作業者が、第1の筐体4の周壁に外側から力を加えて(矢印B)、二点鎖線で示す第1の筐体4から実線で示す第1の筐体4へ、たわませる。これにより、周壁端面4aの外周縁部が傾斜面5bに移動し、傾斜面5bに沿って内側へ摺動するようになるので、係合爪13と係合穴12の間にクリアランスCが生じ、係合爪13が外れやすくなる。つまり、作業者は、係合部10の係合を解除するために、矢印Bで示す距離だけ、第1の筐体4の周壁をたわませればよい。
ここで、図5の係合部10と、図6に示す参考例の係合部10−1とを対比しながら、本発明の効果を説明する。
図6は、本実施の形態1に係る筐体構造の理解を助けるための参考例であり、第2の筐体5の周壁端面5aに傾斜面5bを設けない構成である。図6(a)に示すように、係合部10−1が係合状態のとき、第1の筐体4の周壁端面4aと第2の筐体5の周壁端面5aとが完全に密着している。そのため、係合部10−1の係合を解除する際に作業者が第1の筐体4の周壁に外側から力を加えても、第1の筐体4の周壁はあまり変形せず、係合穴12と係合爪13が係合したままとなり、外れにくい。係合穴12と係合爪13の係合を解除するためには、図6(b)に示すように、矢印Dで示す距離(D>B)だけ、第1の筐体4の周壁をたわませる必要があり、図5の筐体構造に比べてより大きな力が必要となる。
以上より、実施の形態1の筐体構造は、係合部10として、第1の筐体4の周壁から第2の筐体5側へ突出した突出片11と、突出片11に形成された係合穴12と、第2の筐体5の周壁から内側へ突出し、突出片11の係合穴12に係合する係合穴12とを備え、さらに、第1の筐体4の周壁端面4aは平面状であり、第2の筐体5の周壁端面5aのうちの外周縁部側は、周壁端面4aに突き当たる平面状であり、内周縁部側は、外側から内側に向かうにつれて第1の筐体4の周壁端面4aから離間する傾斜面5bになっている。
このため、第1の筐体4と第2の筐体5を分解する際に第1の筐体4の周壁に力が加わると、第1の筐体4の周壁端面4aが第2の筐体5の傾斜面5bに沿って摺動し、係合穴12と係合爪13の間にクリアランスが生じるので、分解しやすい。
さらに、係合爪13の大きさを、図5(a)に二点鎖線で示す係合爪13aのように大きくして、係合穴12との係合力を高めることも可能である。これにより、第1の筐体4と第2の筐体5の組み付きを強固にできると共に、第1の筐体4と第2の筐体5を分解する際には容易に分解できる。
なお、第2の筐体5の周壁端面5aの外周縁部を平面のまま残して、第1の筐体4の周壁端面4aに突き当てるための部位として確保しているため、作業者が第1の筐体4と第2の筐体5を分解するとき以外、意図せず係合部10の係合が解除されることを防止できる。
また、実施の形態1の筐体構造を、天吊り用の表示装置などに適用することも可能である。図7に、天吊り用表示装置1−1の斜視図を示す。この天吊り用表示装置1−1は、例えば自動車の車室天井に設置される収容部20と、ヒンジを用いて収容部20に回転自在に連結された表示装置1とから構成される。視聴者は、使用時に表示装置1を開き、不使用時に表示装置1を閉じる。このとき、表示装置1のヒンジ側21は収容部20に対面するので、視聴者が触りにくい。そこで、視聴者が触りにくいヒンジ側21のみに、第2の筐体5の傾斜面5bを設けて、係合部10を配置する。これにより、視聴者が表示装置1を開閉しているときなどに、意図せず係合が解除されることを防止できる。他方、表示装置1を分解する際には、作業者が表示装置1を収容部20から取り外して、ヒンジ側21の第1の筐体4に力を加えることにより、容易に係合を解除できる。
さらに、実施の形態1の筐体構造を、表示装置1以外の電子機器に適用することも可能である。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 表示装置、1−1 天吊り用表示装置、2 液晶パネル、3 開口部、4 第1の筐体、4a,5a 周壁端面、5 第2の筐体、5b 傾斜面、10,10−1 係合部
、11 突出片、12 係合穴、13 係合爪。

Claims (1)

  1. 第1の筐体の周壁と第2の筐体の周壁とが互いに突き当てられた状態で組み付けられた筐体構造であって、
    前記第1の筐体の周壁から前記第2の筐体側へ突出した突出片と、
    前記突出片に形成された係合穴と、
    前記第2の筐体の周壁から内側へ突出し、前記突出片の前記係合穴に係合する係合爪とを備え、
    前記第1の筐体の前記周壁の端面は平面状であり、
    前記第2の筐体の前記周壁の端面のうちの外周縁部側は、前記第1の筐体の前記周壁の端面に突き当たる平面状であり、内周縁部側は、外側から内側に向かうにつれて前記第1の筐体の前記周壁の端面から離間する傾斜面状であることを特徴とする筐体構造。
JP2013221021A 2013-10-24 2013-10-24 筐体構造 Active JP6129053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221021A JP6129053B2 (ja) 2013-10-24 2013-10-24 筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013221021A JP6129053B2 (ja) 2013-10-24 2013-10-24 筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015082631A true JP2015082631A (ja) 2015-04-27
JP6129053B2 JP6129053B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=53013069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013221021A Active JP6129053B2 (ja) 2013-10-24 2013-10-24 筐体構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6129053B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366104U (ja) * 1976-11-05 1978-06-03
JPH0644184U (ja) * 1991-12-20 1994-06-10 富士通テン株式会社 収納ケース
JP2013004617A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 筐体部品
JP2013069849A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Sharp Corp 固定構造

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366104U (ja) * 1976-11-05 1978-06-03
JPH0644184U (ja) * 1991-12-20 1994-06-10 富士通テン株式会社 収納ケース
JP2013004617A (ja) * 2011-06-14 2013-01-07 Mitsubishi Electric Corp 筐体部品
JP2013069849A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Sharp Corp 固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP6129053B2 (ja) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5393887B2 (ja) ディスプレイ装置筐体
US9807891B2 (en) Electronic apparatus
JPWO2009008118A1 (ja) 開閉型表示装置
JP2008003409A5 (ja)
JP2011134499A (ja) 電子機器
TWI471009B (zh) 顯示裝置
JP6129053B2 (ja) 筐体構造
WO2013140465A1 (ja) 電子機器
JP2008311308A (ja) 電子機器
TW201316883A (zh) 具電池扣合結構的電子裝置
JP6115376B2 (ja) パネル固定構造、及び自動取引装置
JP2013540345A (ja) 筐体内にモジュールをロックするシステム及び取付方法
JP2021061282A (ja) 電子機器
TW201618637A (zh) 平板電子裝置保護殼
JP6180184B2 (ja) フロント筐体固定構造
JP6145442B2 (ja) 電磁弁マニホールド
JP2014092658A (ja) リングカバーおよび機器
TWI448232B (zh) 電子裝置及其殼體
JP2011035467A (ja) スライド式携帯電子機器
JP6244782B2 (ja) 電子装置
JP2017054846A (ja) 電子機器ケース
JP2021061283A (ja) 電子機器
JP6229388B2 (ja) 載置装置、電子機器
JP2016171278A (ja) 蓄電処理装置
JP2013069849A (ja) 固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6129053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250