JP2017054846A - 電子機器ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】振動によるきしみを抑制できる電子機器ケースを提供する。
【解決手段】電子機器ケース1は、第1ケース10と、第1ケースに、複数箇所でねじ止めされる第2ケース20と、第1ケースおよび第2ケースの対向縁部11a、21において、ねじ止めされていない箇所に、局部的に形成された嵌合部と、を備え、嵌合部は、凹凸によって互いに嵌合して、第1ケースと第2ケースとを対向縁部の板厚方向に拘束する。局部的に凹凸嵌合することで、第1ケースと第2ケースとの接触面積を大幅に減少できるので、車両等に固定されたときに、振動によるきしみを効果的に抑制できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部に電子部品を収納し、車両用などとして使用される電子機器ケースに関する。
特許文献1には、上カバーと下カバーを嵌合して成る電子機器用筐体が記載されている。この電子機器用筐体は、上カバーと下カバーの周縁部にそれぞれ、平坦部と傾斜部から成る嵌合部が形成されている。上カバーと下カバーとがねじで締め付けられると、上カバーと下カバーのそれぞれの嵌合部の傾斜部どうしが圧接する。上カバーと下カバーの周縁部全体に嵌合部を形成することで、上カバーと下カバーとをねじで固定したときに、上カバーと下カバーとがずれないようするというものである。
特開平11−251764号公報
特許文献1の電子機器用筐体は、上カバーと下カバーの周縁部が、その全周で凹凸嵌合するため、上カバーと下カバーとの嵌合部では強く当接する部分と、弱く当接する部分、隙間が形成される部分があるなど、全周で不均一な当接状態となる。
そのため、上カースと下ケースの嵌合が不安定になり、例えば、車載用の場合には、自動車の振動によって前記嵌合部で上ケースと下ケースとの間に擦れが発生し、きしみ音が発生する問題も生じやすくなる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、第1ケースと第2ケースとを安定して嵌合させることができ、振動によるきしみ音なども抑制できる電子機器ケースを提供することを目的としている。
本発明の電子機器ケースは、第1ケースと第2ケースとが組み合されて複数箇所のねじ止め部で固定されている電子機器ケースにおいて、
前記第2ケースの側壁部には、前記第1ケースに向けて突出する凸部が、前記ねじ止め部から離れた位置に局部的に形成され、前記第1ケースの側壁部には、前記凸部に対向する凹部が形成され、前記凸部と前記凹部とが凹凸嵌合して嵌合部が形成されており、
前記嵌合部では、前記凹部内で前記凸部が前記側壁部の板厚方向に拘束されていることを特徴とするものである。
本発明の電子機器ケースは、第1ケースの側壁部と第2ケースの側壁部との間に、局部的な嵌合部が形成され、この嵌合部で側壁部が板厚方向に拘束されている。そのため、第1ケースと第2ケースの組み合わせが安定し、ケースどうしの擦れやきしみ音の発生などが生じにくくなる。
本発明は、前記嵌合部では、前記凸部が前記凹部内で、前記側壁部が延びる周方向へ拘束されていないことが好ましい。
上記構造では、第1ケースと第2ケースをねじ止めで固定するときの力が、嵌合部を側壁部の板厚方向へのみ拘束するように作用するようになり、第1ケースと第2ケースとが安定して組み合わされるようになる。
本発明は、前記嵌合部が形成されていない部分では、前記第1ケースの前記側壁部と前記第2ケースの前記側壁部との間に、2つのケースの組み合わせ方向の隙間S2が形成されていることが好ましい。
上記構成では、第1ケースと第2ケースをねじ止めで固定するときの力で、凸部と凹部とを強く圧接させることができるようになる。
本発明では、前記第1ケースと前記第2ケースの少なくとも一方が、ねじ止めされたときに嵌合部を支点として他方に近づく方向に弾性変形することが好ましい。
上記構成では、嵌合部に過度な力が加わって破損することもなく、また緩みなども防止することができる。
本発明は、前記第1ケースの前記側壁部と前記第2ケースの前記側壁部の一方に内側突条部が、他方には前記内側突条部の外側に対向する外側突条部が形成されており、前記凸部と前記凹部とが嵌合している状態で、前記内側突条部と前記外側突条部との間に隙間S1が形成されていることが好ましい。
上記構成では、第1ケースの側壁部と第2ケースの側壁部との隙間S2を内側突条部と外側突条部で塞ぐことができるようになり、しかも内側突条部と外側突条部とが擦れることがないため、外部振動が作用したときに突条部どうしの擦れによるきしみ音が発生するのも防止できる。
この場合に、前記ねじ止め部に近い箇所では、前記内側突条部と前記外側突条部の少なくとも一方に、前記隙間を埋める突起が形成されていることが好ましい。
上記突起を形成することで、第1ケースと第2ケースにねじ止めによる嵌合力が作用するときに、この力が大きく作用する領域で、内側突条部と外側突条部とが当たるのを防止できるようになる。
本発明は、前記嵌合部は、前記ねじ止め部と前記ねじ止め部との中間部に形成されているものが好ましい。
上記構成では、第1ケースと第2ケースとをねじ止めする力で、凸部と凹部とを確実に圧接させることができるようになる。
本発明の電子機器ケースは、第1ケースと第2ケースとの組み合わせ部において、部分的な凹凸嵌合を形成できるようになり、第1ケースと第2ケースとの結合を安定させることができ、外部振動により擦れなどが生じるのを防止しやすくなる。
本発明の実施の形態に係る電子機器ケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器ケースの外観斜視図である。 図2の拡大図に示す嵌合部をIII−III線で切断した断面図である。 図2の拡大図に示す嵌合部をIV−IV線で切断した断面図である。 図2の拡大図に示す外側突条部と内側突条部をV−V線で切断した断面図である。 本発明の実施の形態に係る電子機器ケースの組立説明図であり、図2に示す第1ケースと第2ケースをVI−VI線で切断した断面図である。 図1に示す第1ケースを、第2ケース側から見た平面図であり、第1ケースに配置される突起の位置を破線で囲んで示したものである。 図7に示す一部拡大図の突起をVIII−VIII線で切断して、板面方向から見た断面図である。
図1は本発明の実施の形態に係る電子機器ケース1の構成を示す分解斜視図であり、図2は外観斜視図である。図1に示す電子機器ケース1は、各種車両に装備される撮像装置の電子部品などの電子機器を収容し、車両にベルトなどで固定される車両用電子機器ケースとして使用される。
図1と図2に示すように、電子機器ケース1は、合成樹脂で形成された第1ケース10と第2ケース20とからなる四角箱状のケースである。第1ケース10と第2ケース20はそれぞれ一側面の全体が開口しており、それぞれの開口を閉じるように対面させた状態で、複数箇所でねじ止めされる。
なお、本実施の形態では、第2ケース20の天井がドーム状である場合を例示しているが、これに限られるものではなく、例えば第2ケース20の天井は平板状であってもよい。また、第2ケース20の端部には、配線用のコネクタなどを装着するための切欠25を形成した場合を例示しているが、この切欠25は無くてもよい。
図1と図2に示すように、第1ケース10には側壁部11が形成されており、側壁部11でケースの開口部が囲まれている。側壁部11に、上方(Z2側)に向く壁端面11aが形成されている。壁端面11aはX−Y面に平行な平面である。第2ケース20に側壁部21が形成されている。側壁部21でケースの開口部が囲まれている。側壁部21に、下方(Z1側)に向く壁端面21aが形成されている。図3に示すように壁端面21aはX−Y平面と平行な平面である。
電子機器ケース1は、第1ケース10の壁端面11aと第2ケースの壁端面12aとが対向した状態で、第1ケース10と第2ケース20の4つの角隅部Pがそれぞれねじ止めされている。第1ケース10には、4つの角隅部Pのそれぞれに、側壁部11から内側に一体に形成されたボス12が設けられ、各ボス12にねじ2を通す通し孔12aが形成されている。第2ケース20には、各ボス12に対向する位置にボス22が形成され、ボス22は側壁部21の内側に一体に形成されている。各ボス22には雌ねじ孔22aが形成されている。ねじ2を第1ケース10のボス12の通し孔12aを通して、第2ケース20のボス22の雌ねじ孔22aに螺合させることによって、第1ケース10と第2ケース20とが4つ角でねじ止めされて固定される。
第1ケース10の壁端面11aと第2ケース20の壁端面21aとの対向部に嵌合部40、40が形成されている。嵌合部40、40は、側壁部11、21のX方向に延びる部分で、ねじ止めされていない箇所に形成されている。すなわち、それぞれの嵌合部40、40は、X方向に間隔を空けて配置されたねじ2によるねじ止め部とねじ止め部の間に配置されており、好ましくは中間点に配置されている。
嵌合部40、40は、第1ケース10と第2ケース20とを、局部的に嵌合させるものである。図1と図2の拡大図に示すように、嵌合部40、40では、凹部41と凸部42とが凹凸嵌合されている。
構成を分かり易くするため、図2の拡大図では、第2ケース20を壁端面21aの表面で切断して、凸部42と内側突条部24以外の構成を省略している。
図1の第1ケース10の拡大図に示すように、第1ケース10には、側壁部11の一部を肉厚にした肉厚部43が形成されており、肉厚部43の表面43aに凹部41が形成されている。凹部41は、側壁部11が延びる周方向(X方向)に長辺が向く長尺形状である。
図1の第2ケース20の拡大図に示すように、側壁部21の壁端面21aの前記凹部41に対向する部分に凸部42が一体に突出形成されている。凸部42は第1ケース10に向けて突出している。凸部42は、側壁部21が延びる周方向(X方向)に長辺が向く長尺形状である。
第1ケース10と第2ケース20がねじ止めされると、凸部42が凹部41に挿入されて互いに嵌合される。このとき、第1ケース10と第2ケース20は、嵌合部40を支点として互いに近づく方向に弾性変形する。
以下、本実施形態の凹部41と凸部42についてより詳細に説明する。図3は、図2の拡大図に示す凹部41と凸部42(嵌合部40)をII−II線で切断した断面図である。図4は、図2の拡大図に示す凹部41と凸部42をIII−III線で切断した断面図である。
図3に示すように、凹部41をX方向から見ると、板面方向(X方向)に沿った凹部41の内周面41aは壁端面11aに対して傾斜しており、その傾斜角をθ1とする。凸部42をX方向から見ると、板面方向(X方向)に沿った凸部42の外周面42aは壁端面21aに対して傾斜しており、その傾斜角をθ2とする。
凸部42の外周面42aの傾斜角θ2は、凹部41の内周面41aの傾斜角θ1よりも大きい。このため、図3に示すように、凸部42が凹部41に嵌合されたときには、凸部42の外周面42aの一部Gが、凹部41の内周面41aに接触する。これによって、第1ケース10と第2ケース20は壁端面11a、21の板厚方向(Y方向)に拘束される。一方、第1ケース10のボス43のZ2側(図中上側)の表面43aと、第2ケース20の壁端面21aのZ1側(図中下側)の表面21aとの間には隙間Sが生じるため、拘束されない。なお、ここでは凹部41と凸部42の傾斜を、Y方向の両側に形成した場合を例示したが、これに限られるものではなく、凹部41と凸部42の傾斜を、Y方向の片側だけに形成してもよい。
これに対して、図4に示すように、凹部41と凸部42をY方向から見ると、壁端面11aの板面方向(X方向)において、凹部41の長さL1は凸部42の長さL2よりも長い。ここでの凹部41の長さL1は、ボス43の表面43aでの長さであり、凸部42の長さL2は壁端面21aの表面21aでの長さである。また、凹部41をY方向から見ると、板厚方向(Y方向)に沿った凹部41の内周面41aは壁端面11aに対して傾斜しており、その傾斜角をθ1′とする。凸部42をY方向から見ると、板厚方向(Y方向)に沿った凸部42の外周面42aは壁端面21aに対して傾斜しており、その傾斜角をθ2′とする。凸部42の外周面42aの傾斜角θ2′は、凹部41の内周面41aの傾斜角θ1′よりも大きい。
このような構成によれば、図4に示すように、凸部42が凹部41に嵌合されても、板面方向においては、凸部42の外周面42aが、凹部41の内周面41aに接触することはない。これによって、第1ケース10と第2ケース20は壁端面11a、21の板面方向(X方向)には拘束されない。
なお、図1に示すように、第1ケース10の壁端面11aには、凹部41が形成されるボス43以外のほぼ全周に、外側突条部14が形成されている。第2ケース20の壁端面21aには、凸部42が形成されるボス43以外のほぼ全周に、内側突条部24形成されている。第1ケース10に第2ケース20を固定したときに、内側突条部24が外側突条部14の内側に配置される。
図5は、図2の拡大図に示す外側突条部14と内側突条部24を、IV−IV線で切断して、板面方向(X2方向)から見た断面図である。図5に示すように、外側突条部14は、壁端面11aの表面11aからZ2方向(図中上方)に起立した薄肉部である。外側突条部14の外周面14bは、第1ケース10の壁端面11aの外周面11bと面一である。また、図2の拡大図に示すように、外側突条部14のZ2側の表面14aは、凹部41が形成されているボス43のZ2側の表面43aと面一であり、連続している。
図5に示すように、内側突条部24は、壁端面21aの表面21aからZ1方向(図中下方)に起立した薄肉部である。外側突条部14の内周面14cと内側突条部24の外周面24cとの間には、接触しないように隙間S1が形成される。さらに、第1ケース10に第2ケース20を固定したときには、上述したように図3に示す凹部41と凸部42により形成される隙間Sが形成される。このため、第1ケース10のZ1方向の表面(壁端面11aの表面11と外側突条部14の表面14a)と、第2ケース10のZ2方向の表面(壁端面21aの表面21aと内側突条部24の表面24a)との間にも、隙間S2が生じる。
第1ケース10の両側面には固定用のベルトを通すベルト通し孔13aを有するベルト装着部13が形成されている。ベルト装着部13は、一方の側面に2つずつ形成されている。これらのベルト通し孔13aにベルトを通して巻き付けることによって、電子機器ケース1を車両にしっかり固定することができる。
このような構成の本実施形態に係る電子機器ケース1の作用効果について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係る電子機器ケース1の作用説明図であり、図2に示す第1ケース10と第2ケース20をV−V線で切断した断面図である。図6(a)は、第1ケース10に第2ケース20をねじ止めする前の状態を示しており、図6(b)は、第1ケース10に第2ケース20をねじ止めした後の状態を示している。
図6(a)に示すように、嵌合部40の凸部42が凹部41に挿入されるように、第1ケース10と第2ケース20を合わせて、ねじ止めする。すると、図6(b)に示すように、凸部42が凹部41に挿入されて凹凸嵌合される。これにより、第1ケース10の壁端面11aと第2ケース20の壁端面21aとの間は、嵌合部40、40の凹部41と凸部42だけで接触し、その他の部分には隙間が生じる。このように、本実施の形態によれば、第1ケース10および第2ケース20の壁端面11a、21において、ねじ止めされていない箇所で、嵌合部40、40において局部的に凹凸嵌合されるので、第1ケース10と第2ケース20との接触面積を大幅に減少できる。これにより、車両等に固定されたときに、振動によるきしみを効果的に抑制できる。
また、第1ケース10と第2ケース20は、ねじ止めされたときに嵌合部40を支点として互いに近づく方向に弾性変形し、このときの弾性力で凹部41と凸部42が互いに加圧されて当接した状態を維持する。そのため、過度な力が加わって破損することもなく、また緩みなども防止することができる。
しかも、第1ケース10と第2ケース20は、凹部41と凸部42によって、壁端面11a、21の板厚方向(Y方向)には拘束される。このため、電子機器ケース1の幅方向、すなわち壁端面11a、21の板厚方向(Y方向)にベルトを巻き付けて車両に固定したときでも、板厚方向の変形を効果的に抑制できる。なお、第1ケース10と第2ケース20は、板面方向(X方向)には拘束されないので、凸部42が凹部41に挿入されるとき、板面方向(X方向)に接触させずに、板厚方向(Y方向)に接触させることができる。
なお、本実施形態では、図5に示すように、外側突条部14の内周面14cと内側突条部24の外周面24cとの間には、接触しないように隙間S1が形成される。このため、ねじ止めするときに、ねじ2の締め付けが強いと、ねじ止め箇所である4つの角隅部Pにおいては、第2ケース20の内側突条部24が外側に広がって変形する虞がある。このため、例えば図1に示すように、4つの角隅部Pの近傍に、第2ケース20の変形を抑制するための突起15を、第1ケース10に設けるようにしてもよい。
図7は、図1に示す第1ケース10を第2ケース20側(Z1方向)から見た平面図であり、第1ケース10に配置される突起15の位置を破線で囲んで示したものである。図8は、図7に示す一部拡大図の突起15をVI−VI線で切断して、板面方向から見た断面図である。図7の一部拡大図及び図8では、内側突条部24についても一点鎖線で示している。
図7に示すように、第1ケース10には、ねじ止めされる4つの角隅部PのX方向とY方向に、突起15が1つずつ形成される。図7の拡大図と図8に示すように、突起15は、外側突条部14の内周面14cに、内周面14cから内側突条部24に向けて尖るように張り出している。突起15は、壁端面11aの表面11aから外側突条部14の表面14aに渡って連続している。突起15は、第1ケース10と一体で構成される。ただし、突起15は、第1ケース10と別体で構成してもよい。
このような突起15が配置される部位では、図5に示す外側突条部14の内周面14cと内側突条部24の外周面24cとの間の隙間S1が突起15によって埋められる。ねじ2の締め付けが強くても、ねじ止め箇所である4つの角隅部Pにおいては、第2ケース20の変形を抑制できる。
なお、ここでは突起15を、第1ケース10の外側突条部14の内周面14cに形成した場合を例示したが、これに限られるものではなく、突起15を、第2ケース20の内側突条部24の外周面24cに形成してもよい。
また、上記実施形態では、嵌合部40、40をX方向に延びる2つの辺の中央付近に配置した場合を例示したが、これに限られるものではない。嵌合部40、40は、X方向に延びる2つの辺の中央以外の部分に設けてもよく、各辺に2つ以上設けてもよい。さらに、嵌合部40、40をY方向に延びる2つの辺に配置するようにしてもよい。また、上記実施の形態では、ねじ止め箇所を4つの角隅部Pに設けた場合を例示したが、これに限られるものではない。例えばねじ止め箇所をX方向とY方向のすべての辺の中央付近に形成してもよい。この場合には、嵌合部40を4つの角隅部Pに配置するようにしてもよい。
1 電子機器ケース
2 ねじ
10 第1ケース
11 対向縁部
11a 表面
11b 外周面
12 ボス
12a 通し孔
13 ベルト装着部
13a ベルト通し孔
14 外側突条部
14a 表面
14b 外周面
14c 内周面
15 突起
20 第2ケース
21 対向縁部
21a 表面
22 ボス
22a 通し孔
24 内側突条部
24a 表面
24c 外周面
25 切欠
40 嵌合部
41 凹部
41a 内周面
42 凸部
42a 外周面
43 ボス
43a 表面

Claims (7)

  1. 第1ケースと第2ケースとが組み合されて複数箇所のねじ止め部で固定されている電子機器ケースにおいて、
    前記第2ケースの側壁部には、前記第1ケースに向けて突出する凸部が、前記ねじ止め部から離れた位置に局部的に形成され、前記第1ケースの側壁部には、前記凸部に対向する凹部が形成され、前記凸部と前記凹部とが凹凸嵌合して嵌合部が形成されており、
    前記嵌合部では、前記凹部内で前記凸部が前記側壁部の板厚方向に拘束されていることを特徴とする電子機器ケース。
  2. 前記嵌合部では、前記凸部が前記凹部内で、前記側壁部が延びる周方向へ拘束されていない請求項1に記載の電子機器ケース。
  3. 前記嵌合部が形成されていない部分では、前記第1ケースの前記側壁部と前記第2ケースの前記側壁部との間に、2つの前記ケースの組み合わせ方向の隙間S2が形成されている請求項1または2に記載の電子機器ケース。
  4. 前記第1ケースと前記第2ケースの少なくとも一方は、ねじ止めされたときに前記嵌合部を支点として他方に近づく方向に弾性変形する請求項3記載の電子機器ケース。
  5. 前記第1ケースの前記側壁部と前記第2ケースの前記側壁部の一方に内側突条部が、他方に前記内側突条部の外側に対向する外側突条部が形成されており、前記凸部と前記凹部とが嵌合している状態で、前記内側突条部と前記外側突条部との間に隙間S1が形成されている請求項1ないし4のいずれかに記載の電子機器ケース。
  6. 前記ねじ止め部に近い箇所では、前記内側突条部と前記外側突条部の少なくとも一方に、前記隙間を埋める突起が形成されている請求項5に記載の電子機器ケース。
  7. 前記嵌合部は、前記ねじ止め部と前記ねじ止め部との中間部に形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の電子機器ケース。
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