JP6229388B2 - 載置装置、電子機器 - Google Patents

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本願の開示する技術は、載置装置、電子機器に関する。
従来、開閉扉などの回動する部材の支軸を挟持する軸受を有する電子機器が知られている。
特開2000-13045号公報
上記のような電子機器としては、一方へ回動して載置装置本体に載置された状態の載置部材を係止する係止部材と、その係止部材の回動軸を回動可能に挟持する一対の挟持部と、を備える電子機器がある。このような電子機器では、係止部材の回動軸を挟持部に装着する装着作業の作業性を向上させることが望まれている。
本願の開示する技術は、係止部材の回動軸を挟持部に装着する装着作業の作業性を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本願の開示する技術によれば、載置装置本体と、係止部材と、一対の挟持部と、規制部と、を備える載置装置が提供される。載置装置本体は、載置部材が載置される。係止部材は、回動軸を有し、回動軸周りに一方へ回動して載置装置本体に載置された状態の載置部材を係止する。一対の挟持部は、載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の一方に設けられる。また、一対の挟持部は、回動軸を回動可能に挟持する。さらに、一対の挟持部は、一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能とされている。規制部は、一対の挟持部の一方に当接して該一方の弾性変形を規制する。この規制部は、載置装置本体及び固定部品の他方に設けられる。
本願の開示する技術によれば、係止部材の回動軸を挟持部に装着する装着作業の作業性を向上させることができる。
電子機器を示す斜視図である。 表示装置がフックで係止された状態を示す斜視図である。 フック及び支持部品を示す斜視図である。 支持部品及び取付部品を示す斜視図である。 挟持片の弾性変形を規制する規制部を示す斜視図である。 各挟持片を示す正面図である。 第2軸部の第2軸受部からの離脱を制限する制限部を示す側断面図である。
以下、本願の開示する技術の一実施形態を説明する。
(電子機器10)
本実施形態に係る電子機器10について説明する。図1は、電子機器10を示す斜視図である。なお、下記の説明で用いるX方向、−X方向、Y方向(上方)、−Y方向(下方)、Z方向及び−Z方向は、図中に示す矢印方向である。また、図中の「○」の中に「×」が記載された記号は、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味する。図中の「○」の中に「・」が記載された記号は、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
電子機器10は、図1に示されるように、表示装置12(載置部材の一例)と、表示装置12が載置される載置装置20と、を有している。
表示装置12は、表示装置本体14と、表示部16と、を有している。表示装置本体14は、正面視(Z方向視)にて長方形の板状に形成されている。表示部16は、表示装置本体14の−Z方向側の表面に配置されている。表示部16は、具体的には、画面表示する機能と、入力操作がされる機能と、を有するタッチパネルである。
表示装置12の下端部12AにおけるX方向中央部には、図2に示されるように、雄型コネクタ18が配置されている。雄型コネクタ18は、載置装置20の雌型コネクタ26と電気的に接続可能となっている。雄型コネクタ18に対する−X方向側には、載置装置20の後述のフック30及び後述のガイド28が−Y方向側(下側)から差し込まれる凹部19が形成されている。雄型コネクタ18に対するX方向側には、載置装置20の後述のフック130及び後述のガイド128が−Y方向側(下側)から差し込まれる凹部119が形成されている。
凹部19、119内には、後述のフック30、130によって係止される被係止部17が形成されている。被係止部17は、表示装置本体14のX方向中央側(雄型コネクタ18側)に張り出している。これにより、後述のフック30、130の係止部36が被係止部17のY方向側の面(上面)17Aに引っ掛かるようになっている。
載置装置20は、図1に示されるように、表示装置12が載置される載置装置本体22と、フック30、130(係止部材の一例)と、フック30、130を支持する支持部品40(固定部品の一例、図3参照)と、を有している。載置装置本体22は、フレーム(シャーシ)を含む筐体23と、筐体23に取り付けられる取付部品50(図4参照)と、カバー24と、を有している。
筐体23は、図1に示されるように、表示装置12の下端部12Aが載置される載置部分23Aと、表示装置12の背面部12Bが立て掛けられる立掛部分23Bと、を有している。立掛部分23Bは、載置部分23AのZ方向側で載置部分23Aの上方へ延設されている。なお、取付部品50は、載置部分23Aにおいて、筐体23に対し取り付けられている。
また、筐体23の内部には、表示装置12における入力操作に基づき情報処理を行う情報処理部(図示省略)が設けられている。この情報処理部は、雄型コネクタ18と雌型コネクタ26とが接続されていない非接続状態においては、表示装置12と無線通信される。雄型コネクタ18と雌型コネクタ26とが接続された接続状態においては、当該情報処理部と表示装置12とは、雄型コネクタ18及び雌型コネクタ26を介して有線通信される。なお、雄型コネクタ18と雌型コネクタ26との接続状態においては、表示装置12は載置装置20によって充電されるようになっている。
カバー24は、側面視(−X方向視)にてL字状に形成されている。このカバー24は、筐体23の前面(−Z方向側の面)と筐体23の底面(−Y方向側の面)を覆うように筐体23に装着されている。
フック30、130は、図3に示されるように、それぞれ、本体34と、係止部36と、掛止部38と、第1軸部31(第1回動軸の一例)と、第2軸部32(第2回動軸の一例、図2参照)と、を有している。なお、図2は、フック30、130、支持部品40等を−Z方向側から見た図である。一方、図3、図4及び図5は、フック30、130、支持部品40等を、図2とは反対側(Z方向側)から見た図である。また、フック30、130は、同一構造とされているので、フック130については、説明及び図中の符号を適宜省略する。なお、フック130は、フック30を左右反転させた状態で支持部品40に配置されている。
フック30の本体34は、Y方向(上下方向)に長さを有すると共にZ方向に厚みを有する板状に形成されている。係止部36は、本体34のY方向側(上方側)に配置されている。この係止部36は、X方向側に突出する鉤状(爪状)に形成されている。
掛止部38は、後述のコイルスプリング37の一端部が掛け止めされる部分である。掛止部38は、例えば、本体34の−Y方向側(下方側)におけるX方向側に形成された切欠部分とされる。
第1軸部31は、円柱状に形成されている。この第1軸部31は、本体34の長さ方向(Y方向)の中央部で、本体34からZ方向に突出している。
第2軸部32は、円柱状に形成されている。この第2軸部32は、本体34の長さ方向(Y方向)の中央部で、本体34から−Z方向に突出している。すなわち、第2軸部32は、第1軸部31の同軸上で、第1軸部31の突出方向とは反対側に突出している。
第1軸部31及び第2軸部32の各々が、後述の第1軸受部61及び第2軸受部62に支持されることで、フック30は、第1軸部31及び第2軸部32周り(図2の矢印A方向及び矢印B方向)に回動可能とされる。
第2軸部32には、コイルスプリング37が取り付けられている。コイルスプリング37の一端部は、前述のように、掛止部38に掛け止めされている。コイルスプリング37の他端部は、支持部品40の当接部41(図2参照)に当接している。これにより、フック30は、矢印A方向に付勢される。
支持部品40は、図3に示されるように、X方向に長さを有する部品本体42を備えている。部品本体42の長さ方向(X方向)中央部には、一端側にコネクタ46を有する電気配線44が設けられている。電気配線44の他端側には、前述の雌型コネクタ26(図2参照)が設けられている。
コネクタ46は、支持部品40が載置装置本体22に対してZ方向に取り付けられることで、コネクタ46が載置装置本体22のコネクタ(図示省略)と接続される。
部品本体42の長さ方向(X方向)両端部には、図3及び図4に示されるように、取付部品50に対してねじ止めされるネジ80が通される通し孔43、143が形成されている。
−Z方向視における通し孔43とコネクタ46との間には、取付部品50の後述の凸部55が差し込まれる差込孔45が形成されている。−Z方向視における通し孔143とコネクタ46との間には、取付部品50の後述の凸部155が差し込まれる差込孔145が形成されている。
−Z方向視における差込孔45のY方向側(上方側)には、表示装置12の凹部19に差し込まれて、表示装置12を所定の載置位置に案内するガイド28が設けられている。−Z方向視における差込孔145のY方向側(上方側)には、表示装置12の凹部119に差し込まれて、表示装置12を所定の載置位置に案内するガイド128が設けられている。
−Z方向視における通し孔43と差込孔45との間には、フック30の第1軸部31及び第2軸部32の各々を回動可能に支持する第1軸受部61及び第2軸受部62が設けられている。−Z方向視における通し孔143と差込孔145との間には、フック130の第1軸部31及び第2軸部32の各々を回動可能に支持する第1軸受部161及び第2軸受部162が設けられている。なお、第1軸受部161及び第2軸受部162の各々は、第1軸受部61及び第2軸受部62と同様の構造を有しているので、説明及び図中の符号を適宜省略する。
第1軸受部61は、図3に示されるように、第1軸部31を回動可能に挟持する一対の挟持片63、65(第1挟持部の一例)を有している。具体的には、一対の挟持片63、65は、第1軸部31をX方向に挟んだ状態で支持している。一対の挟持片63、65は、Z方向に厚みを有する板状に形成されている。第1軸受部61では、第1軸部31の外周面が一対の挟持片63、65の内周面に対して摺動することで、第1軸部31が挟持片63、65に対して回動する。
また、一対の挟持片63、65の隙間(第1軸部31が配置される空間)は、Y方向側が閉じると共に、−Y方向側が開放されている。すなわち、第1軸部31を挟持片63、65による挟持位置に第1軸部31の径方向へ差し込むための第1差込口64が第1軸受部61の−Y方向側に形成されている。
挟持片63は、挟持片63のX方向側に配置されZ方向に沿った側壁69と一体に形成されている。これにより、挟持片63の−X方向側への弾性変形が抑制されている。
また、挟持片65のX方向に沿った幅W1は、図6に示されるように、挟持片63のX方向に沿った幅W2よりも狭い。さらに、挟持片65のX方向に沿った幅W1は、第2軸受部62の後述の挟持片75のX方向に沿った幅W3よりも狭い。また、挟持片65のY方向側には、図3に示されるように、切欠67が形成されている。これにより、挟持片65は、X方向側へ弾性変形しやすくなっている。すなわち、挟持片65は、挟持片63及び後述の挟持片75よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が大きい。
さらに、挟持片65の下部(−Y方向部分、先端部)は、挟持片63から離間する方向に湾曲して延び出ており、部品本体42と連結されている。挟持片65のX方向側には、取付部品50の後述の規制部58が配置可能な空間68が形成されている。
第2軸受部62は、第2軸部32を回動可能に挟持する一対の挟持片73、75(第2挟持部の一例)を有している。具体的には、一対の挟持片73、75は、第2軸部32をX方向に挟んだ状態で支持している。一対の挟持片73、75は、Z方向に厚みを有する板状に形成されている。第2軸受部62では、第2軸部32の外周面が一対の挟持片73、75の内周面に対して摺動することで、第2軸部32が挟持片73、75に対して回動する。
また、一対の挟持片73、75の隙間(第2軸部32が配置される空間)は、Y方向側が閉じると共に、−Y方向側が開放されている。すなわち、第2軸部32を挟持片73、75による挟持位置に第2軸部32の径方向へ差し込むための第2差込口74が第2軸受部62の−Y方向側に形成されている。第2差込口74の開口幅は、第1差込口64の開口幅よりも大きくされている(図6参照)。
挟持片73は、挟持片63と同様に側壁69と一体に形成されている。これにより、挟持片73の−X方向側への弾性変形が抑制されている。
挟持片75は、挟持片73よりも、X方向に沿った幅が狭い。これにより、挟持片75は、X方向側へ弾性変形しやすくなっている。すなわち、挟持片75は、挟持片73よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が大きい。
本実施形態では、以上のように、第1軸部31及び第2軸部32の各々が、第1軸受部61及び第2軸受部62に支持されることで、フック30は、第1軸部31及び第2軸部32周り(図2の矢印A方向及び矢印B方向)に回動可能とされる。また、フック30は、図2に示されるように、第1軸受部61及び第2軸受部62に支持された状態で、支持部品40の開口部47に係止部36が挿入されている。従って、フック30は、開口部47の開口幅(X方向の幅)に範囲において回動する。
そして、本実施形態では、表示装置12が載置装置本体22に載置されることで、表示装置12における被係止部17の下側(−Y方向側)の角部17Bが、フック30の係止部36の傾斜面36Aを押圧する。これにより、コイルスプリング37の付勢力に対抗して、フック30が一旦、矢印B方向に回動する。そして、フック30の係止部36が、載置装置本体22に載置された表示装置12の凹部19に差し込まれて、傾斜面36Aへの押圧が解除されると、フック30が矢印A方向に回動する。これにより、係止部36の下面36Bが被係止部17の上面17Aに引っ掛かることで、係止部36が被係止部17を係止する。
また、載置装置本体22に載置された表示装置12を持ち上げることで、被係止部17の上面17Aが、フック30の係止部36の下面36Bを押圧する。これにより、コイルスプリング37の付勢力に対抗して、フック30が矢印B方向に回動し、係止部36による係止が解除される。
載置装置本体22の一部分である取付部品50は、図4に示されるように、X方向に長さを有する部品本体52を備えている。部品本体52における長さ方向(X方向)中央側の領域が、支持部品40が固定される固定領域53とされている。固定領域53のX方向両端部には、ネジ80がねじ込まれるネジ孔51、151が形成された第1固定部56、156が形成されている。第1固定部56、156は、ブロック状に形成されている。
−Z方向視における第1固定部56、156の間には、支持部品40の差込孔45、145に差し込まれる凸部55、155が形成された第1固定部57、157が設けられている。この凸部55、155の各々が差込孔45、145に差し込まれると共に、通し孔43、143に通されたネジ80がネジ孔51、151にねじ込まれることで、支持部品40が取付部品50に固定される。
第1固定部57、157の各々には、図4に示されるように、第1軸受部61、161の挟持片65に当接して挟持片65が挟持片63から離間する離間方向への弾性変形を規制する規制部58、158が設けられている。規制部58、158は、一例として、第1固定部57、157の表面(Z方向側の面)から立設されたリブとされる。
規制部158は、支持部品40と取付部品50との固定状態において、図5に示されるように、第1軸受部161の挟持片65の−X方向側に配置されている。規制部158は、第1軸受部161の挟持片65に当接して、挟持片65の−X方向側への弾性変形を規制している。規制部58は、支持部品40と取付部品50との固定状態において、第1軸受部61の挟持片65のX方向側に配置されている。規制部58は、第1軸受部61の挟持片65に当接して、挟持片65のX方向側への弾性変形を規制している。
さらに、部品本体52の固定領域53には、図7に示されるように、第2軸部32に当接して、第2軸部32の挟持片73、75からの離脱を制限する制限部59、159が設けられている。具体的には、制限部59、159の各々は、支持部品40と取付部品50との固定状態において、フック30、130の第2軸部32に対して−Y方向側から当接する。これにより、フック30、130の第2軸部32の第2差込口74への移動が抑制され、第2軸部32の挟持片73、75からの離脱が制限される。
制限部59、159は、一例として、取付部品50の部品本体52の表面(Z方向側の面)から立設されたリブとされる。
なお、本実施形態では、一例として、ネジ90によって、支持部品40が固定された取付部品50がカバー24に固定された後、筐体23がカバー24に固定される。これにより、支持部品40及び取付部品50が筐体23に固定される。
(本実施形態の作用)
本実施形態の作用について説明する。
本実施形態では、支持部品40が取付部品50に固定される前に、支持部品40における第1軸受部61の第1差込口64に対して、フック30の第1軸部31がその径方向に差し込まれる。また、支持部品40における第2軸受部62の第2差込口74に対して、フック30の第2軸部32がその径方向に差し込まれる。
これにより、第1軸部31が挟持片63、65に挟持されると共に、第2軸部32が挟持片63、65に挟持される。
次に、取付部品50の凸部55、155の各々が、支持部品40の差込孔45、145に差し込まれると共に、通し孔43、143に通されたネジ80がネジ孔51、151にねじ込まれることで、支持部品40が取付部品50に固定される。これにより、取付部品50の規制部158が、第1軸受部161の挟持片65の−X方向側に配置される。また、規制部58は、第1軸受部61の挟持片65のX方向側に配置される。規制部58、158の各々によって、第1軸受部61、161の挟持片65の弾性変形が規制される。
また、制限部59、159の各々は、支持部品40と取付部品50との固定状態において、フック30、130の第2軸部32に対して−Y方向側から当接する。これにより、フック30、130の第2軸部32の第2差込口74への移動が抑制され、第2軸部32の挟持片73、75からの離脱が制限される。
そして、例えば、ネジ90によって、支持部品40が固定された取付部品50がカバー24に固定された後、筐体23がカバー24に固定される。これにより、支持部品40及び取付部品50が筐体23に固定される。
このように、本実施形態では、規制部58、158による挟持片65の弾性変形が規制されていない状態で、第1軸部31を挟持片63、65に挟持できるので、第1軸部31を挟持片63、65に装着する装着作業の作業性(組立性)が向上する。
一方、支持部品40と取付部品50との固定状態においては、規制部58、158の各々が、第1軸受部61、161の挟持片65の弾性変形を規制するので、第1軸部31が挟持片63、65から離脱することが抑制される。
また、本実施形態では、支持部品40と取付部品50との固定状態において、制限部59、159の各々が、フック30、130の第2軸部32に当接して、第2軸部32の挟持片73、75からの離脱を制限する。このように、制限部59、159の各々が、直接、第2軸部32に当接するので、第2軸部32の挟持片73、75からの離脱が効果的に制限できる。
さらに、本実施形態では、挟持片65は、挟持片63及び挟持片75よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が大きい。このため、挟持片65を弾性変形させて、第1軸部31を挟持片63、65に装着する装着作業の作業性(組立性)が向上する。
また、第2差込口74の開口幅は、第1差込口64の開口幅よりも大きくされている。これにより、挟持片75が挟持片65よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が小さくても、第2軸部32を第2差込口74に差し込みやすく、第2軸部32を挟持片73、75に装着する装着作業の作業性(組立性)が向上する。
(変形例)
実施形態の変形例について説明する。
本実施形態では、第1軸受部61、161と、第2軸受部62、162とは、異なる構造となっていたが、第2軸受部62、162として、第1軸受部61、161を用いてもよい。
本実施形態では、フック30、130、複数の回動軸(第1軸部31、第2軸部32)を有していたが、1つの回動軸を有する構成であってもよい。
本実施形態では、筐体23と、筐体23に取り付けられる取付部品50と、を含んで、載置装置本体22と把握していたが、取付部品50を含まずに筐体23と支持部品40とを含んで、載置装置本体22と把握してもよい。また、支持部品40及び取付部品50の一方が、筐体23と一体となって、載置装置本体22とされていてもよい。すなわち、挟持片63、65が設けられる部品と、規制部58、158が設けられる部品が、別々の部品であれば、種々の変形が可能である。
また、上記複数の変形例は、適宜、組み合わされて実施されても良い。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、前述の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
載置部材が載置される載置装置本体と、
回動軸を有し、前記回動軸周りに一方へ回動して前記載置装置本体に載置された状態の前記載置部材を係止する係止部材と、
前記載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の一方に設けられ、前記回動軸を回動可能に挟持し、一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の挟持部と、
前記載置装置本体及び前記固定部品の他方に設けられ、前記一対の挟持部の前記一方に当接して該一方の弾性変形を規制する規制部と、
を備える載置装置。
(付記2)
前記係止部材は、一方向へ突出する前記回動軸としての第1回動軸と、前記一方向とは反対側へ突出する第2回動軸と、を有し、
前記載置装置本体及び前記固定部品の前記一方には、前記一対の挟持部としての一対の第1挟持部と、前記第2回動軸を回動可能に挟持し且つ一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の第2挟持部と、が設けられ、
前記載置装置本体及び前記固定部品の前記他方には、前記第2回動軸に対してその径方向外側から当接して、前記第2回動軸の前記一対の第2挟持部からの離脱を制限する制限部が設けられた
付記1に記載の載置装置。
(付記3)
前記一対の第1挟持部の前記一方は、前記一対の第2挟持部の前記一方よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が大きい
付記2に記載の載置装置。
(付記4)
前記一対の第1挟持部の間に形成され、前記第1回動軸を前記一対の第1挟持部による挟持位置に前記第1回動軸の径方向へ差し込むための第1差込口と、
前記一対の第2挟持部の間に形成され、前記第1差込口の開口幅よりも開口幅が大きく、前記第2回動軸を前記一対の第2挟持部による挟持位置に前記第2回動軸の径方向へ差し込むための第2差込口と、
を備える
付記2又は付記3に記載の載置装置。
(付記5)
前記一対の第1挟持部の前記一方の先端部が、前記一対の第1挟持部の他方から離間する方向へ湾曲して延び出て、前記載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の前記一方と連結されている付記2〜4のいずれか1つに記載の載置装置。
(付記6)
前記一対の第1挟持部は、前記固定部品に設けられ、
前記規制部は、前記載置装置本体に設けられている付記2〜5のいずれか1つに記載の載置装置。
(付記7)
前記規制部は、前記載置装置本体に取り付けられる取付部品に設けられ、
前記固定部品は、前記取付部品に固定される付記6に記載の載置装置。
(付記8)
表示装置と、
表示装置が載置される載置装置本体と、
回動軸を有し、前記回動軸周りに一方へ回動して前記載置装置本体に載置された状態の前記表示装置を係止する係止部材と、
前記載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の一方に設けられ、前記回動軸を回動可能に挟持し、一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の挟持部と、
前記載置装置本体及び前記固定部品の他方に設けられ、前記一対の挟持部の前記一方に当接して該一方の弾性変形を規制する規制部と、
を備える電子機器。
10 電子機器
12 表示装置(載置部材の一例)
20 載置装置
22 載置装置本体
30、130 フック(係止部材の一例)
31 第1軸部(回動軸の一例、第1回動軸の一例)
32 第2軸部(第2回動軸の一例)
40 支持部品(固定部品の一例)
58、158 規制部
59、159 制限部
63、65 挟持片(挟持部の一例、第1挟持部の一例)
64 第1差込口
73、75 挟持片(第2挟持部の一例)
74 第2差込口

Claims (5)

  1. 載置部材が載置される載置装置本体と、
    回動軸を有し、前記回動軸周りに一方へ回動して前記載置装置本体に載置された状態の前記載置部材を係止する係止部材と、
    前記載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の一方に設けられ、前記回動軸を回動可能に挟持し、一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の挟持部と、
    前記載置装置本体及び前記固定部品の他方に設けられ、前記一対の挟持部の前記一方に当接して該一方の弾性変形を規制する規制部と、
    を備える載置装置。
  2. 前記係止部材は、一方向へ突出する前記回動軸としての第1回動軸と、前記一方向とは反対側へ突出する第2回動軸と、を有し、
    前記載置装置本体及び前記固定部品の前記一方には、前記一対の挟持部としての一対の第1挟持部と、前記第2回動軸を回動可能に挟持し且つ一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の第2挟持部と、が設けられ、
    前記載置装置本体及び前記固定部品の前記他方には、前記第2回動軸に対してその径方向外側から当接して、前記第2回動軸の前記一対の第2挟持部からの離脱を制限する制限部が設けられた
    請求項1に記載の載置装置。
  3. 前記一対の第1挟持部の前記一方は、前記一対の第2挟持部の前記一方よりも、単位荷重あたりの弾性変形量が大きい
    請求項2に記載の載置装置。
  4. 前記一対の第1挟持部の間に形成され、前記第1回動軸を前記一対の第1挟持部による挟持位置に前記第1回動軸の径方向へ差し込むための第1差込口と、
    前記一対の第2挟持部の間に形成され、前記第1差込口の開口幅よりも開口幅が大きく、前記第2回動軸を前記一対の第2挟持部による挟持位置に前記第2回動軸の径方向へ差し込むための第2差込口と、
    を備える
    請求項2又は3に記載の載置装置。
  5. 表示装置と、
    表示装置が載置される載置装置本体と、
    回動軸を有し、前記回動軸周りに一方へ回動して前記載置装置本体に載置された状態の前記表示装置を係止する係止部材と、
    前記載置装置本体及び該載置装置本体に固定される固定部品の一方に設けられ、前記回動軸を回動可能に挟持し、一方が他方から離間する離間方向へ弾性変形可能な一対の挟持部と、
    前記載置装置本体及び前記固定部品の他方に設けられ、前記一対の挟持部の前記一方に当接して該一方の弾性変形を規制する規制部と、
    を備える電子機器。
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