JP2009267576A - 薄型表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部と載置台とを一体的に搬送可能であり、載置台の装着をエンドユーザが容易に行える薄型表示装置を提供する。
【解決手段】上方に開口した断面コ字型の溝状の凹み21を、上面に有するスタンド20と、前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部10と、を備え、凹み21が本体部10の下端奥行き方向を挟持する薄型表示装置100において、凹み21の前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する固定突起22,可動突起23と、可動突起23含む舌片25と、本体部10の前面および後面の下部に各々形成され、本体部10が凹み21に挾持された際に固定突起22,可動突起23と各々係合する穴と、を備え、舌片25を凹み21の外方に弾性変形させると固定突起22,可動突起23の間隔が本体部10の奥行きを通過可能な間隔になる。
【選択図】図5
【解決手段】上方に開口した断面コ字型の溝状の凹み21を、上面に有するスタンド20と、前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部10と、を備え、凹み21が本体部10の下端奥行き方向を挟持する薄型表示装置100において、凹み21の前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する固定突起22,可動突起23と、可動突起23含む舌片25と、本体部10の前面および後面の下部に各々形成され、本体部10が凹み21に挾持された際に固定突起22,可動突起23と各々係合する穴と、を備え、舌片25を凹み21の外方に弾性変形させると固定突起22,可動突起23の間隔が本体部10の奥行きを通過可能な間隔になる。
【選択図】図5
Description
本発明は、薄型表示装置に関し、特に、上方に開口した断面コ字型の溝を有する載置台と、前面に表示面を備えており、高さに比べると奥行きが薄い厚板状の本体部と、を備え、前記溝が前記本体部の下端奥行き方向を挟持する薄型表示装置に関する。
従来、この種の薄型表示装置のスタンドとしては、例えば図14に示すものがある。同図に示すスタンドは、水平板金と、下端が略90°屈曲されて断面略L字に形成された垂直板金と、略中央に前記垂直板金を通過可能な穴が形成された略楕円型の樹脂材と、を備えている。該スタンドは、前記垂直板金における屈曲された部位と前記水平板金とをネジ止め固定してスタンドの骨組みとし、前記樹脂材の穴に前記垂直板金を挿通させて前記水平板金の上面を前記樹脂材で覆い、前記樹脂材を前記水平板金にネジ止め固定して組立てる。組み上がったスタンドは、前記垂直板金を薄型表示装置の下端にネジ止め固定される。スタンドを取付けられた薄型表示装置は、表示面を前方に配向させて据置き可能となる。
特許文献1には、ブラウン管テレビジョン等のように自立に充分な奥行きを有する電子機器に適用する固定載置台について記載されている。特許文献1の固定載置台は、後方固定フックを電子機器の後背面下端に係止しつつ、前方固定フックを電子機器の下面の穴に挿入して下面内壁面に係止するものである。また固定載置台は、離脱レバーを備えており、前記後方固定フックの係止を解除して、前記固定載置台を電子機器の下面から取外し可能にする。
特許文献2には、表示装置を様々な角度に傾かせた状態で安定的に載置する置き台について記載されている。
特許文献3には、スタンドの支柱を筐体下面の開口に挿入してネジ固定する薄型表示装置について記載されている。
実開平1−71478号公報
特開2007−57963号公報
特開2007−310318号公報
特許文献2には、表示装置を様々な角度に傾かせた状態で安定的に載置する置き台について記載されている。
特許文献3には、スタンドの支柱を筐体下面の開口に挿入してネジ固定する薄型表示装置について記載されている。
上述した図14の従来のスタンドにおいては、フレームを構成する板金や樹脂材、これらを固定するネジ等、多数の部品から構成されるため部品点数が多い。そのため、製造コストが上昇する(部品点数が多く、生産性が悪い)というデメリットがあった。加えて、構造が複雑であるため、エンドユーザにとって載置台の装着・脱着が容易でない。なお、奥行きの短い薄型表示装置の下端を支持するには、薄型表示装置の前後を支持する部位に強度が必要であるが、特許文献1に記載の固定載置台の後方固定フックでは薄型表示装置の支持には強度が不十分である。特許文献2に記載の置き台は、表示装置を載置するのみであり、表示装置と置き台とを一体的に搬送可能ではなかった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、表示部と載置台とを一体的に搬送可能であり、載置台の装着をエンドユーザが容易に行える薄型表示装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の薄型表示装置は、上方に開口した断面コ字型の溝状の凹みを、上面に有する載置台と、前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部と、を備え、前記凹みが前記本体部の下端奥行き方向を挟持する薄型表示装置において、突起と舌片と穴とを備える構成としてある。厚板状の本体部は、高さに比べると奥行きが薄く形成されており、載置台無しでは自立が難しい。前記載置台で前記本体部を前記溝の前後側壁を挾持すると、前記薄型表示装置は、前記表示面が前方を向くように配向して自立据置き可能になる。
前記突起は、前記凹みの前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する。すなわち断面コ字型の凹みは、前側壁と底壁と後側壁とで構成されており、前側壁に形成された突起は後側壁に向かって突出し、後側壁に形成された突起は、前側壁に向かって突出する。前記穴は、前記本体部の前面および後面の下部に各々形成され、前記本体部が前記凹みに挾持された際に前記突起と係合する。すなわち、前記穴は、前記薄型表示装置を据置き可能に組立て完了した状態で、前記突起と係合する位置に形成されており、前記突起と前記穴とが凹凸係合して前記載置台が前記本体部に固定される。前記舌片は、前記突起の一方を含む前記凹みの所定部位を、一端を除いて周囲から隔てることで形成される。すなわち、前側壁に形成される突起と後側壁に形成される突起のいずれか一方は、該一方の突起の周囲所定部位とともに、所定部位の周囲から舌片状に隔てられる。所定部位は、周囲の何れか一端と接続されており、該接続部位を固定端として弾性変形可能である。前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形させると前記各突起の間隔が前記本体部の奥行きを通過可能な間隔になる。
以上の構成により、ネジ止め等の煩わしい作業無しで、本体部と載置台とを、確実且つ安全にワンタッチ装着可能になる。また、ネジ止めが無いため部品点数は削減される。また、載置台に板金を使わないため、板金点数が削減される。
本発明の選択的な一側面として、前記突起の一方は、該突起の上面と該突起の形成される前記側壁との成す角が鈍角であり、該突起の下面と該突起の形成される前記側壁との成す角が略直角である構成としてもよい。前記本体部を前記凹みに挾持させる際に、まず前記本体部の下端を前記凹みに挿入する。挿入時には前記各突起が前後側壁から突出しているので、前記突起の一方を弾性変形で後退させて挿入する。この挿入に際して、突起の上面が鈍角であれば、本体部挿入の力が突起の一方を弾性変形する力に分力される。すなわち、予め所定部位を載置台の内部に弾性変形させる手間をかけずとも、本体部を挿入するだけで載置台と本体部の組立てが容易に行える。
本発明の選択的な一側面として、前記凹みの後側壁は、前側壁よりも高くしてもよい。通常、薄型表示装置の表示面は、直立もしくはやや後傾させた状態で据置きされることが多い。表示面を後傾させると、前記凹み内における作用点は、前記凹みの前側壁においては下方になり、前記凹みの後側壁においては上端になる。後側壁が低いと本体部の支点が低くなり、薄型表示装置が転倒しやすくなる。そこで、前記凹みの深さは、前側壁よりも後側壁を高くすると好適である。
また、前記後側壁に形成された突起は、前記後側壁の上端よりも高い位置に形成されてもよい。突起の高さに変化をつけると、突起間の間隔が長くなり、前記凹みへ前記本体部を挿入しやすくなる。また、前述のように前記凹みの深さにおいて前側壁よりも後側壁を高くした上で、後側壁に形成される突起の形成高さを前側壁よりも高くすると、凹みに対する本体部の挿入がより容易になる。
本発明の選択的な一側面として、前記載置台は下面が開口した中空であり、前記所定部位の前記中空の側に操作レバーが形成されており、該操作レバーの操作により、前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形可能であってもよい。前記載置台の下面が開口しているので、利用者は前記所定部位の前記中空の側に容易にアクセスできる。ここで操作レバーの操作力が所定部位に伝わるように、例えば所定部位と操作レバーとを一体成型すると、操作レバーを押し引きする力が所定部位にも作用するため、操作レバーの操作で所定部位を前記凹みの外方に弾性変形可能となる。すなわち、利用者は操作レバーを操作して前記突起の一方の前記本体部に対する係止を解除できるようになる。
本発明の選択的な一側面として、前記所定部位は、前記凹みの底壁で前記凹みと接続された舌片状であり、前記操作レバーは、前記所定部位の前記中空の側における前記底壁と前記後側壁の角から下方に向かって延出されていてもよい。所定の物体を弾性変形させるにあたり、力の作用点は固定端付近から離れた方がより少ない力で弾性変形可能となる。そこで、舌片状の所定部位が前記凹みと接続される端を前記凹みの底壁とし、底壁と前記後側壁の角に前記操作レバーを設ける。すなわち、作用点は上記凹みの角であり、固定端は前記角を除いた前記底壁となる。また、前記載置台の下面から近いほうが利用者が操作しやすいため、前記操作レバーは、前記角から下方に延出させる。
本発明の選択的な一側面として、前記載置台は、下面が開口した中空であり、前記突起は、前記凹みの前側壁に形成されて後側壁へ突出する第1突起と、前記凹みの後側壁に形成されて前側壁へ突出する第2突起と、から成り、前記薄型表示装置は、前記第2突起と、前記凹みの後側壁と底壁との角と、前記底壁の一部と、を含む所定部位を、前記底壁との接続を残して周囲から舌片状に切断する切り溝と、前記本体部の前面の下部に形成されて前記凹みに挾持された際に前記第1突起と係合する第1穴と、前記本体部の後面の下部に形成されて前記凹みに挾持された際に前記第2突起と係合する第2穴と、前記所定部位の前記中空の側において前記後側壁と底壁との角から下方へ延びる操作レバーと、を更に備え、前記第2突起は、上面と前記後側壁との成す角が鈍角であり、下面と前記後側壁との成す角が略直角であり、前記第2突起は、前記後側壁の上端よりも高い位置に形成され、前記凹みの後側壁は、前側壁よりも高く形成され、前記第1突起と第2突起の間隔は、前記操作レバーの操作により、前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形させると、前記本体部の奥行きが通過可能な間隔となる構成としてもよい。
このように具体的な構成によれば、前述した各作用効果を奏する。
このように具体的な構成によれば、前述した各作用効果を奏する。
以上説明したように本発明によれば、表示部と載置台とを一体的に搬送可能であり、載置台の装着をエンドユーザが容易に行える薄型表示装置を提供することができる。
また請求項2にかかる発明によれば、本体部と載置台の組立てがさらに容易になる。
そして請求項3にかかる発明によれば、据置きの安定性が向上する。
さらに請求項4にかかる発明によれば、本体部と載置台の組立てがさらに容易になる。
また請求項5にかかる発明によれば、本体部から載置台の脱着が容易になる。
そして請求項6にかかる発明によれば、本体部から載置台の脱着がさらに容易になる。
さらに請求項7のような、より具体的な構成において、上述した請求項1〜請求項6の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
また請求項2にかかる発明によれば、本体部と載置台の組立てがさらに容易になる。
そして請求項3にかかる発明によれば、据置きの安定性が向上する。
さらに請求項4にかかる発明によれば、本体部と載置台の組立てがさらに容易になる。
また請求項5にかかる発明によれば、本体部から載置台の脱着が容易になる。
そして請求項6にかかる発明によれば、本体部から載置台の脱着がさらに容易になる。
さらに請求項7のような、より具体的な構成において、上述した請求項1〜請求項6の各発明と同様の作用を奏することはいうまでもない。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)薄型表示装置の構成:
(2)スタンド取付構造:
(3)スタンド取付構造の変形例:
(4)まとめ:
(1)薄型表示装置の構成:
(2)スタンド取付構造:
(3)スタンド取付構造の変形例:
(4)まとめ:
(1)薄型表示装置の構成:
図1,2は本発明の薄型表示装置を具体的に実現する液晶テレビジョンの外観を示している。図1は液晶テレビジョンの正面図、図2は液晶テレビジョンの右側面図である。液晶テレビジョン100は、上下左右に広く奥行き(前後長さ)が短い厚板状の本体部10と、奥行き(前後長さ)を長く幅(左右長さ)を狭いスタンド20L,20Rを備える。スタンド20L,20Rは、本体部10の下端に取付けられて、本体部10の表示面を、例えば略垂直に配向させた状態に支持し、本体部10が前後に転倒しないように支持する。無論、表示面の配向角度は一例であり、任意の角度に配向させて支持すればよい。
図1,2は本発明の薄型表示装置を具体的に実現する液晶テレビジョンの外観を示している。図1は液晶テレビジョンの正面図、図2は液晶テレビジョンの右側面図である。液晶テレビジョン100は、上下左右に広く奥行き(前後長さ)が短い厚板状の本体部10と、奥行き(前後長さ)を長く幅(左右長さ)を狭いスタンド20L,20Rを備える。スタンド20L,20Rは、本体部10の下端に取付けられて、本体部10の表示面を、例えば略垂直に配向させた状態に支持し、本体部10が前後に転倒しないように支持する。無論、表示面の配向角度は一例であり、任意の角度に配向させて支持すればよい。
本体部10は、樹脂製の略矩形の筐体で覆われている。該筐体の前面に設けられた矩形の開口から液晶パネルの表示面が露出し、本体部10の表示面を構成している。開口を除いた筐体前面は、枠状に表示面を囲う枠部を構成する。下枠には、スピーカ穴や操作入力パネルが設けられている。無論、スピーカ穴は上枠や左右枠に設けられてもよい。また、操作入力パネルは上枠や左右枠、筐体の左右側面や上面に設けられてもよい。スピーカ穴は、筐体内部に取付けられたスピーカが再生する音を、効率よく前方に放射する穴である。操作入力パネルには、電源ボタン、チャンネルボタン、音量ボタン、メニュー表示ボタン等が設けられる。
筐体内部には、液晶パネル以外にも、液晶テレビジョン100を実現するための各種電気的構成が内蔵されている。より具体的には、テレビ放送信号を入力されて該テレビ放送信号から所定の周波数帯の放送信号を抽出するチューナ、抽出された放送信号から映像信号を抽出してスケーリング処理・画質調整処理・OSD(on-screen-display)信号の重畳処理等を行う映像処理部、映像を表示する液晶パネル、映像処理部の生成した映像信号に基づいて液晶パネルを駆動する駆動回路、液晶パネルの背面から光を照射するバックライト、所定の交流電圧を生成して該生成した交流電圧でバックライトを点灯させるインバータ回路、入力された商用電源から各種電源電圧を生成して液晶テレビジョンの各種電気的構成に供給する電源回路、を備える。
スタンド20R,20Lの奥行きは、前記本体部10よりも長く、例えば図2においては、本体部10のほぼ倍の奥行きを有する。スタンド20R,20Lは、前後方向の安定性のために、高さ(上下長さ)が奥行き(前後長さ)よりも短い。スタンド20R,20Lの底壁は平らであり、平らな場所に安定して据置き可能になっている。なお図1において、スタンド20R,20Lは幅狭であり、本体部10の右下端と左下端とに所定間隔を開けて配置する。無論、各スタンド左右幅とスタンドの数は任意であり、例えば3つのスタンドを左右と中央にそれぞれ配置してもよいし、左右に幅広の1つのスタンドを本体部10の下端略中央に配置してもよい。以下の説明において、左右スタンドに共通する構成を説明する場合は、R,Lを省いて説明することにする。
スタンド20の上面には、本体部10を嵌着する溝21(凹み)が、左右方向に延びている。溝21の幅(前後長さ)は、本体部10の奥行きに基づいて決定される。例えば、溝21の幅(前後長さ)は、本体部10の奥行きに所定の遊びを加えた幅である。所定の遊びは、スタンド20を本体部10に取付ける際に必要であり、例えば、後述する固定突起の突起長さに略一致させる。ただし、スタンド20や本体部10の筐体の材料特性によっては、遊びは必須ではない。スタンド20や筐体が、後述の固定突起の突起長さ分の弾性変形が可能であれば遊びが無くとも本体部10にスタンド20を取付け可能であるからである。弾性変形可能な材料とは、例えば、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)・ポリエチレン・アクリル等の樹脂や、アルミニウム・鉄・チタニウム等の金属、竹・木材・繊維板等の木質材料等である。
(2)スタンド取付構造:
以下、図3〜7を参照しつつ、本体部10に対しスタンド20を取付ける構造について詳細に説明を行う。図3,4はスタンド20の斜視図である。図5は図1のA−A断面のスタンド付近を示した図、図6,7は本体部10にスタンド20を嵌め込む様子を図5と同じ断面で示した図である。図3〜7に示すように、溝21の延びる方向に垂直な断面において、溝21は、上方に開口したコ字型であり、底壁21bと前側壁21aと後側壁21cとを備えている。本実施形態においては、溝21の前側壁21aを、後側壁21cよりも低くしてある。これは下記1〜3の理由による。
以下、図3〜7を参照しつつ、本体部10に対しスタンド20を取付ける構造について詳細に説明を行う。図3,4はスタンド20の斜視図である。図5は図1のA−A断面のスタンド付近を示した図、図6,7は本体部10にスタンド20を嵌め込む様子を図5と同じ断面で示した図である。図3〜7に示すように、溝21の延びる方向に垂直な断面において、溝21は、上方に開口したコ字型であり、底壁21bと前側壁21aと後側壁21cとを備えている。本実施形態においては、溝21の前側壁21aを、後側壁21cよりも低くしてある。これは下記1〜3の理由による。
1.表示面のある前面は、下端にスピーカ穴や操作パネルが配置されることが多く、スタンド20の取付け位置を確保しにくい。
2.スタンド20は本体部10の下端を前後で挾持するので前側壁21aが本体部10の前面側に張り出すが、前面側の張出し量が多いと見栄えが悪くなる。
3.液晶テレビジョン100を据置きする場合、本体部10は、垂直に立てるか、やや後方に傾けることが多い。本体部10を後方に傾けた場合、本体部10が前側壁21aに接する点(力が作用する点)は低いため前側壁21aを高くする必要は無い。しかし、本体部10が後側壁21cに接する点は後側壁21cの上端である。よって、後側壁21cは高い方が本体部10の支持が安定する。
2.スタンド20は本体部10の下端を前後で挾持するので前側壁21aが本体部10の前面側に張り出すが、前面側の張出し量が多いと見栄えが悪くなる。
3.液晶テレビジョン100を据置きする場合、本体部10は、垂直に立てるか、やや後方に傾けることが多い。本体部10を後方に傾けた場合、本体部10が前側壁21aに接する点(力が作用する点)は低いため前側壁21aを高くする必要は無い。しかし、本体部10が後側壁21cに接する点は後側壁21cの上端である。よって、後側壁21cは高い方が本体部10の支持が安定する。
また、本発明においては、本体部10とスタンド20とを固定する係合構造を備える。係合構造は、スタンド20に形成される突起と、本体部10に形成される穴と、で構成される。無論、溝21に本体部10を嵌め合わせるだけでも、液晶テレビジョン100を据置き可能ではあるが、スタンド20を本体部10に固定する係合構造を設けると液晶テレビジョン100の据置きをより安定させることができる。また、係合構造を設けることにより、本体部10とスタンド20とを一緒に移動させたり、ゆれや衝撃に強くしたりできる。
スタンド20には、溝21の前後側壁21a,21cに、相対する側壁へ突出する突起が各々形成される。すなわち、図4に示すように、溝21の前側壁21aに固定突起22を設け、図3に示すように、溝21の後側壁21cに可動突起23を設ける。また、本体部10の前面および後面の下部に、前記突起と各々係合する穴が形成される。すなわち、図3に示すように、固定突起22と係合する穴12を本体部10の前面下部に設け、図4に示すように、可動突起23と係合する穴13を本体部10の後面下部に設ける。なお、図3,4においては、固定突起22,可動突起23を左右に長い1つの突起にしてあるが、突起形状を円丘状にしたり、複数の突起で構成したりする等、形状や数は任意に変更可能である。また、本体部10に設けられる穴12,13は、筐体を貫通する穴である必要はなく、所定深さの凹みでもよい。さらに、穴12,13の代わりに、突起を引掛けるための係止突起を設けてもよい。
可動突起23は、後側壁21cの舌片25上に設けられる。舌片25は、可動突起23を含む後側壁21cを、切り溝24で隔てた所定部位である。切り溝24は、可動突起23の下側を除いた上側と左側と右側とに設けられている。舌片25の下端は、底壁21bに接続されており、下端を固定端として弾性変形可能である。舌片25を弾性変形させると、舌片25上の可動突起23は、スタンド20の内部へ所定距離シフトされる。
なお、舌片24の固定端は、必ずしも下端である必要は無く、例えば、切り溝24を所定部位の左側と右側と下側とに設けて上端を接続する等、所定部位の任意の一端を固定端としても構わない。また、切り溝24で隔てる所定部位は、溝21(後側壁21c,底壁21b,前側壁21a)の範囲で任意に設定可能である。例えば、所定部位の左右の切り溝を短くし、舌片25の接続端を後側壁21c内としてもよいし、所定部位の左右の切り溝を長くして、舌片25の接続端を底壁21b内としたり後側壁21c内としたりしてもよい。
以下、図5〜8を参照しつつ、本実施形態に係るスタンド20で本体部10を挾持固定する構造についてより詳細に説明する。図5に示すように、本実施形態のスタンド20は中空であり、切り溝24で後側壁21cを切断すると舌片25を容易に作成できる。無論、スタンド20は中空でなくとも良く、例えば図8のように、舌片25の内部に空洞を設ける等すれば、舌片25がスタンド20内部へ所定距離シフト可能になる。
図5〜7に示すように、固定突起22と可動突起23の各先端の間隔xは、本体部10の奥行きyよりも狭くなっている。固定突起22と可動突起23の各先端の間隔xは、本体部10の奥行きyよりも狭くなっている。そこで、可動突起23の下面と後側壁21cとの成す角を略直角とし、可動突起23の上面と後側壁21cとの成す角を鈍角とする。例えば、突起22先端の上角を斜めにカットしたテーパ状にすると、可動突起23の上面と後側壁21cとの成す角が鈍角になる。テーバ形状を設けると、スタンド20と本体部10の固定がスムーズになる。
すなわち、図7のように本体部10の下端を可動突起23のテーパ形状に当接させつつ溝21に挿入すると、舌片25が弾性変形して突起23が徐々に後側壁21cよりもスタンド20の内部(外方)にシフトする。さらに挿入すると、間隔xが拡張されて本体部10が通過可能な間隔になる。
図5に示すように、本体部10の底壁が溝21の底壁21bに略当接すると、穴12に固定突起22が係合し、可動突起23と穴13とが係合する。可動突起23は、穴13の高さと略一致すると、穴13へ向かって弾性回復して穴13と係合する。可動突起23の下面は略水平なので、本体部10を上に引張っても係止は容易に外れる事はない。ここで可動突起23の下面は、略水平に限定されるものではなく、より係止力を高めるために急勾配のフック状にしても構わない。要は、可動突起23の下面は、本体部10を溝21から脱着する方向に対し、略垂直以上180°未満の角度で後側壁21cから延出されていればよい。
(3)スタンド取付構造の変形例:
ところで、据置きした液晶テレビジョン100を壁掛けに変更したい場合や、引越しの梱包時等、に本体部10とスタンド20とを分離したい場合がある。そこで、スタンド20取外しを容易にする変形例について、図9〜11を参照して、以下に説明する。
ところで、据置きした液晶テレビジョン100を壁掛けに変更したい場合や、引越しの梱包時等、に本体部10とスタンド20とを分離したい場合がある。そこで、スタンド20取外しを容易にする変形例について、図9〜11を参照して、以下に説明する。
図9は変形例にかかるスタンド120の斜視図である。同図において、後側壁121cの可動突起222の周囲には、切り溝124が設けられている。切り溝124は、底壁121bまで延びており、切り溝124により溝121の各壁から隔てられた舌片125も後側壁121cから底壁121bにかけて形成される。つまり、舌片125を弾性変形させる際の支点は、後側壁121cと底壁121bの境目ではなく、底壁121bの面内になる。このように弾性変形の支点を溝21の角からずらした上で、図10のように係止解除用の操作レバー126を設ける。
図10は、図1のA−A断面の断面図に対応する変形例の断面図である。同図において、後側壁121cの下端から、更に下方に操作レバー126が延出されている。操作レバー126はスタンド120の底壁側から容易にアクセス可能な位置である。利用者は、例えば液晶テレビジョン100を横倒しにして、係止解除レバーを操作可能である。
図11は、図10と同じ断面で、操作レバー126を操作した状態の図である。操作レバー126を前方に倒すと、図11のように舌片125の支点を固定点として、舌片125が後方に傾き、可動突起222が後側壁121cの内部にシフトする。可動突起223の下面が穴13から外れると本体部10を上方に引張れば、突起22と穴12の係合も解除され、本体部10を溝21から脱着できる。
ここで、操作レバー126は、図10,11の位置に限らず、図12のように後側壁121cの位置に略垂直に形成してもよい。図12は、操作レバー126の形成位置の変形例である。図12の例では、スタンド20の中空が狭い場合は多少アクセスしにくくなるが、本体部10の脱着が容易になることに変わりはない。要は、舌片25や舌片125を所定距離スタンド20の内部にシフトさせるための構造を設けるのである。
さらに、舌片25や舌片125の係止を解除するという操作レバー126の作用に着眼すれば、操作レバー126がスタンド20やスタンド120と一体形成される必要も無い。すなわち、図13のように工具による舌片25,舌片125の係止解除を可能とした構成も本発明に含まれる。図13は係止解除レバーを不要ならしめる変形例である。同図においては、スタンド20の側面に穴を設けて、この穴を通してマイナスドライバ等を挿入可能としてある。該構成においても舌片をスタンド20の内部にシフトさせることができる。
(4)まとめ:
以上説明したように、本実施形態においては、上方に開口した断面コ字型の溝状の凹み21を、上面に有するスタンド20と、前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部10と、を備え、凹み21が本体部10の下端奥行き方向を挟持する液晶テレビジョン100において、凹み21の前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する固定突起22,可動突起23と、可動突起23含む舌片25と、本体部10の前面および後面の下部に各々形成され、本体部10が凹み21に挾持された際に固定突起22,可動突起23と各々係合する穴と、を備え、舌片25を凹み21の外方に弾性変形させると固定突起22,可動突起23の間隔が本体部10の奥行きを通過可能な間隔になる。よって、表示部と載置台とを一体的に搬送可能であり、載置台の装着をエンドユーザが容易に行える薄型表示装置を提供することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、上方に開口した断面コ字型の溝状の凹み21を、上面に有するスタンド20と、前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部10と、を備え、凹み21が本体部10の下端奥行き方向を挟持する液晶テレビジョン100において、凹み21の前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する固定突起22,可動突起23と、可動突起23含む舌片25と、本体部10の前面および後面の下部に各々形成され、本体部10が凹み21に挾持された際に固定突起22,可動突起23と各々係合する穴と、を備え、舌片25を凹み21の外方に弾性変形させると固定突起22,可動突起23の間隔が本体部10の奥行きを通過可能な間隔になる。よって、表示部と載置台とを一体的に搬送可能であり、載置台の装着をエンドユーザが容易に行える薄型表示装置を提供することができる。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
10…本体部、12…穴、13…穴、20…スタンド、20L…スタンド、20R…スタンド、21…溝、21a…前側壁、21b…底壁、21c…後側壁、22…固定突起、23…可動突起、24…切り溝、25…舌片、100…液晶テレビジョン、120…スタンド、121…溝、121b…底壁、121c…後側壁、122…固定突起、123…可動突起、124…切り溝、125…舌片、126…操作レバー
Claims (7)
- 上方に開口した断面コ字型の溝状の凹みを、上面に有する載置台と、
前面に表示面を備えて高さに比して奥行きが薄い厚板状の本体部と、
を備え、前記凹みが前記本体部の下端奥行き方向を挟持する薄型表示装置において、
前記凹みの前後側壁に各々形成されて相対する側壁へ突出する突起と、
該突起の一方を含む前記凹みの所定部位を、一端を除いて周囲から隔てることで形成された舌片と、
前記本体部の前面および後面の下部に各々形成され、前記本体部が前記凹みに挾持された際に前記突起と係合する穴と、
を備え、
前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形させると前記各突起の間隔が前記本体部の奥行きを通過可能な間隔になることを特徴とする薄型表示装置。 - 前記突起の一方は、該突起の上面と該突起の形成される前記側壁との成す角が鈍角であり、該突起の下面と該突起の形成される前記側壁との成す角が略直角である請求項1に記載の薄型表示装置。
- 前記凹みの後側壁は、前側壁よりも高い請求項1または請求項2に記載の薄型表示装置。
- 前記後側壁に形成された突起は、前記後側壁の上端よりも高い位置に形成される請求項3に記載の薄型表示装置。
- 前記載置台は下面が開口した中空であり、
前記所定部位の前記中空の側に操作レバーが形成されており、
該操作レバーの操作により、前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形可能である請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の薄型表示装置。 - 前記所定部位は、前記凹みの底壁で前記凹みと接続された舌片状であり、
前記操作レバーは、前記所定部位の前記中空の側における前記底壁と前記後側壁の角から下方に向かって延出されている請求項5に記載の薄型表示装置。 - 前記載置台は、下面が開口した中空であり、
前記突起は、前記凹みの前側壁に形成されて後側壁へ突出する第1突起と、前記凹みの後側壁に形成されて前側壁へ突出する第2突起と、から成り、
前記薄型表示装置は、
前記第2突起と、前記凹みの後側壁と底壁との角と、前記底壁の一部と、を含む所定部位を、前記底壁との接続を残して周囲から舌片状に切断する切り溝と、
前記本体部の前面の下部に形成されて前記凹みに挾持された際に前記第1突起と係合する第1穴と、
前記本体部の後面の下部に形成されて前記凹みに挾持された際に前記第2突起と係合する第2穴と、
前記所定部位の前記中空の側において前記後側壁と底壁との角から下方へ延びる操作レバーと、
を更に備え、
前記第2突起は、上面と前記後側壁との成す角が鈍角であり、下面と前記後側壁との成す角が略直角であり、
前記第2突起は、前記後側壁の上端よりも高い位置に形成され、
前記凹みの後側壁は、前側壁よりも高く形成され、
前記第1突起と第2突起の間隔は、前記操作レバーの操作により、前記所定部位を前記凹みの外方に弾性変形させると、前記本体部の奥行きが通過可能な間隔となる請求項1に記載の薄型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008112333A JP2009267576A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 薄型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008112333A JP2009267576A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 薄型表示装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009267576A true JP2009267576A (ja) | 2009-11-12 |
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JP2008112333A Pending JP2009267576A (ja) | 2008-04-23 | 2008-04-23 | 薄型表示装置 |
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JP (1) | JP2009267576A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015056610A (ja) * | 2013-09-13 | 2015-03-23 | 富士通株式会社 | 載置装置、電子機器 |
WO2015098357A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | ソニー株式会社 | 表示装置 |
-
2008
- 2008-04-23 JP JP2008112333A patent/JP2009267576A/ja active Pending
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