JP3116087U - 液晶テレビジョン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体側ブラケットは、支持ブラケットの水平方向の両側縁部を上方へ挿入させて上下方向へスライド可能に保持する下側保持部と、支持ブラケットの上側縁部を上方へ挿入させて保持する上側保持部と、該上側保持部に挿入した支持ブラケットの上方への移動を規制するストッパ部とを有し、ブラケット挿入口に下側から挿入された支持ブラケットを下側保持部に下側から挿入させて上方へスライドさせて上側保持部に挿入させることにより固定させる。
【選択図】図15
Description
特許文献2記載のプラズマディスプレイ装置は、バックカバーを外すためにはスタンド装置を取り外す必要があり、バックカバーを外した状態でプラズマディスプレイ装置を自立させることができない。
また、取付ブラケットの切り起しは、単に、支持ブラケットが上方へ移動しないように規制しているのみである。従って、支持ブラケットは、簡単に、切り起しから後方へ脱落してしまう構造とされている。
以上より、4個程度以上の固定ねじを必ず用いて支持ブラケットと取付ブラケットとを固定する必要がある。該固定ねじを取り外すと、取付ブラケットの一対の案内レールおよび切り起しから後方へ脱落するからである。このことから、以下のような問題点がある。
(A)液晶表示ユニットを自立させたまま上記固定ねじを取り外してスタンドを外すことができない。この結果、液晶表示ユニットを壁掛け用として使用する際に、一旦、液晶表示ユニットを横倒しにして固定ねじを取り外し、スタンドを取り外す必要がある。
(B)支持ブラケットと取付ブラケットとを固定する固定ねじを4個程度以上と多く用いる必要があるため、液晶表示ユニットを製造する際の材料費が多くかかり、支持ブラケットを取付ブラケットに組み付ける際の組み付け作業に多くの労力がかかり、液晶表示ユニットの製造に多くのコストがかかってしまう。
(C)支持ブラケットを案内レールで案内するため、支持ブラケットや取付ブラケットが僅かに歪んでも摩擦抵抗が大きくなりすぎて、支持ブラケットを取付ブラケットに挿入することができなくなる。
また、請求項10にかかる考案のように、フロントキャビネットの下面にブラケット挿入口を形成してもよい。
むろん、支持ブラケットがフロントキャビネットに取り付けられているので、リヤキャビネットを外しても本体はスタンドに支持されて自立し、液晶テレビジョンの開発の際に利便性を向上させることができる。
さらに、支持ブラケットを本体側ブラケットに固定する際のねじやボスを無くし、あるいは、少なくすることができるので、液晶テレビジョンを生産する際の材料費を削減することができるとともに、支持ブラケットを本体側ブラケットに組み付ける際の組み付け作業を軽減させることができ、液晶テレビジョンの生産にかかるコストを削減することが可能になる。
さらに、支持ブラケットを下側保持部と上側保持部とに分けて保持するため、支持ブラケットや本体側ブラケットに若干歪みが生じても、支持ブラケットを本体側ブラケットに挿入することが可能になる。
請求項2、請求項10にかかる考案では、リヤキャビネットを外しても本体をスタンドで支持させて自立させ、リヤキャビネットを外すことなくスタンドを取り外して壁掛け用として使用したり本体のみで自立させたりすることができ、かつ、支持ブラケットを本体側ブラケットに固定する際のねじを無くし、あるいは、少なくさせて生産コストを低減させることが可能になる。
請求項3にかかる考案では、支持ブラケットを下側保持部で確実に保持して本体側ブラケットに固定することができる。
請求項5にかかる考案では、支持ブラケットを上側保持部でより確実に保持して位置決めさせながら本体側ブラケットに固定することができる。
請求項6にかかる考案では、本体側ブラケットが強固に固定されるので、支持ブラケットを下側保持部と上側保持部とでより確実に保持して位置決めさせながら本体側ブラケットに固定することができる。
請求項8にかかる考案では、支持ブラケットを上側保持部でより確実に保持して位置決めさせながら本体側ブラケットに固定することができる。
請求項9にかかる考案では、本体がチルト動作するので、利便性を向上させることができる。
(1)液晶テレビジョンの説明:
(2)液晶テレビジョンの作用:
(3)変形例:
図1は本考案の一実施形態にかかる液晶テレビジョン(以下、TV)100を正面から見て示す正面図、図2は本TVを背面から見て示す背面図、図3は本TVを右側面から見て示す右側面図、図4は本体10を底面から見て示す底面図、図5〜図7は本TVを組み立てる様子を背面から見て示す背面図、図8はスタンド30の要部を一部透視してチルト機構32を説明する要部右側面図、図9は支持ブラケット40を背面から見て示す背面図、図10は本体側ブラケット20を正面から見て示す正面図、図11は同本体側ブラケットの外観を示す斜視図、図12は同本体側ブラケットを上面から見て示す平面図、図13は同本体側ブラケットを図10のA1−A1の位置で断面視して示す水平断面図、図14は同本体側ブラケットを図10のA2−A2の位置で断面視して示す垂直断面図、図15は本体側ブラケット20に支持ブラケット40を固定した様子を背面から見て示す背面図、図16はスタンド30から本体10を外した様子を背面から見て示す背面図である。なお、図1を基準として上下左右の関係を説明する。
本TV100は、概略、本体10、該本体に取り付けられた金属製の本体側ブラケット20、該本体側ブラケットを介して本体10を下側から支持するスタンド30、を備える。本体10は、前後方向に薄い略箱形のキャビネット12、映像を画面表示する液晶表示面を前方へ向けてキャビネット12内に収容された液晶パネル16、キャビネット12内でフロントキャビネット13に取り付けられて液晶パネル16を支持する金属製のパネル支持板17、制御回路が形成されたプリント基板18、放送信号を受信する図示しない受信部、音声を出力する図示しない音声出力部、等を備える。パネル支持板17は、金属板をプレス成形することによってフレーム状に形成され、下部において左右に並んだ一対のパネルねじ止め用貫通穴17a,17aを有し、複数のねじ51によりフロントキャビネット13の前面の内側面に取り付けられて固定されている。そして、同基板に実装された制御回路の制御により、放送電波を受信したり外部入力端子から所定のフォーマットの信号を入力したりして、液晶表示面にて映像を表示し、音声出力部にて音声を出力する。
スタンド30は、本体側ブラケット20に固定される金属製の支持ブラケット40を上方へ延出させて、本体側ブラケット20を介して本体10を下側から支持する。支持ブラケット40は、板状に形成され、金属板をプレス成形することにより一体的に形成される。
キャビネット12の下面には、フロントキャビネット13とリヤキャビネット14との間で支持ブラケット40を上方へ挿入させるブラケット挿入口15が形成されている。このブラケット挿入口は、フロントキャビネット側を切り欠くことによりフロントキャビネットとリヤキャビネットとの間に形成されている。
むろん、支持ブラケット40がフロントキャビネット13に取り付けられているので、リヤキャビネット14を外しても本体はスタンド30に支持されて自立し、液晶テレビジョンの開発の際に利便性を向上させることができる。
さらに、支持ブラケット40を本体側ブラケット20に固定する際のねじやボスを無くし、あるいは、少なくすることができるので、液晶テレビジョンを製造する際の材料費を削減することができるとともに、支持ブラケット40を本体側ブラケット20に組み付ける際の組み付け作業を軽減させることができ、液晶テレビジョンの製造にかかるコストを削減することが可能になる。
図8に示すように、スタンド30は、基部カバー36内で固定された金属製スタンド基部34に対して左右方向を所定の回転軸L1として支持ブラケット40をチルト動作させるチルト機構32を有している。このチルト機構は、ボルト32a、ナット32b、ボルトに外嵌された図示しないワッシャ、支持ブラケット40のチルト回転を所定の回転範囲に規制する回転規制機構32cを備え、本体10のチルト角度を所定の回転範囲内にするとともに、ボルト32aに対するナット32bの締め付け度合いによって本体10が勝手にチルト回転しないようにされる。同チルト機構により、支持ブラケット40が下側縁部40aにて前記回転軸L1を中心としてチルト動作可能とされる。なお、図9に示すように、支持ブラケット40は、基部カバー36の上面に形成されたカバー開口36aを貫通してスタンド基部34から上方へ延出している。
以上により、本体10は、本体側ブラケット20を介して前記回転軸L1を中心としてスタンド30に対してチルト動作可能に支持される。これにより、液晶テレビジョンのユーザは液晶表示面を所望の角度にチルト回転させて保持させることができるので、本液晶テレビジョンは便利である。
なお、スタンド基部が金属製であるため、本体のパネル支持板17から本体側ブラケット20、支持ブラケット40、スタンド基部34を介してアース接続されており、この点で、本TV100は合理的な構造とされている。
折曲延出部21aには、支持ブラケット40の上側挿入部44,45を上方へ挿入させる貫通穴とされた上側保持部24,25と、支持ブラケット40のストッパ当接部42を下面に突き当てさせて前記貫通穴とされた上側保持部24,25に挿入した支持ブラケット40の上方への移動を規制する前記ストッパ部26と、が形成されている。第二折曲延出部21bは、前記貫通穴とされた第一および第二の上側保持部24,25に挿入された第一および第二の上側挿入部44,45を支持ブラケット40が固定される背面とは反対側の前面に接触させる。
支持ブラケット40の背面には、長手方向を上下方向に向けて後方へ膨出した一対の膨出部48,48が形成されている。これにより、支持ブラケット40を前後逆に配置して本体側ブラケット20に挿入しようとしても膨出部48,48により挿入されないので、本体10に対してスタンド30が前後逆に取り付けられるようなことが無い。
フロントキャビネット13に取り付けられたパネル支持板17には、本体側ブラケット20のみをねじ止めするための一対のパネルねじ止め用貫通穴17a,17aが形成されている。
一方、本体側ブラケット20には、上記ねじ止め用ボス13c,13cの位置に合わせて一対の下側ねじ止め用貫通穴27,27が形成され、上記パネルねじ止め用貫通穴17a,17aの位置に合わせて一対の上側ねじ止め用貫通穴28,28が形成されている。そして、下側ねじ止め用貫通穴27,27にねじ52を貫通させてねじ止め用ボス13c,13cにねじ止めするとフロントキャビネット13に対して直接取り付けられて固定され、上側ねじ止め用貫通穴28,28にねじ52を貫通させてパネルねじ止め用貫通穴17a,17aにねじ止めするとパネル支持板17に取り付けられて固定される。
本体側ブラケット20には、上記両ブラケット固定用ボス13e,13eの位置に合わせて形成された一対の本体側下側ねじ止め用貫通穴29,29が形成されている。
支持ブラケット40には、上記両ブラケット固定用ボス13e,13eの位置に合わせて左右方向の径よりも上下方向の径の方が大きい長円形状に形成された一対のスタンド側下側ねじ止め用貫通穴46,46が形成されている。
一方、図2や図7に示すように、リヤキャビネット14には、両ブラケット固定用ボス13e,13eの位置に本体側下側ねじ止め用貫通穴29,29とスタンド側下側ねじ止め用貫通穴46,46とを合わせてねじ53を挿入して両ブラケット固定用ボス13e,13eと本体側ブラケット20と支持ブラケット40とをねじ止め可能な一対の両ブラケット固定操作穴14e,14eが一体的に形成されている。両ブラケット固定操作穴14e,14eは、フロントキャビネットの両ブラケット固定用ボス13e,13eの位置に合わせて前後方向に向けた貫通穴とされている。
まず、図5に示すようにして、フロントキャビネット13に本体側ブラケット20を取り付ける。すなわち、本体側ブラケット20を所定の取付位置に配置し、下側ねじ止め用貫通穴27,27にねじ52,52を貫通させてねじ止め用ボス13c,13cにねじ止めするとともに、上側ねじ止め用貫通穴28,28にねじ52,52を貫通させてパネルねじ止め用貫通穴17a,17aにねじ止めする。すると、支持ブラケット40は、下側がフロントキャビネット13に直接取り付けられ、上側が金属製パネル支持板17を介して間接的にフロントキャビネット13に取り付けられ、固定される。このとき、本体側ブラケットの本体側下側ねじ止め用貫通穴29,29の位置は、フロントキャビネットの両ブラケット固定用ボス13e,13eの位置に合わせられる。
なお、この段階では、両ブラケット40,20をねじ止めする作業を行わなくてもよい。
なお、両ブラケット46,29をねじ止めしていなかった場合には、両ブラケット固定操作穴14e,14eからねじ53,53を挿入してスタンド側下側ねじ止め用貫通穴46,46および本体側下側ねじ止め用貫通穴29,29に貫通させて両ブラケット固定用ボス13e,13eにねじ止めすることができる。
支持ブラケット40を保持する下側保持部22,23と上側保持部24,25とは、左右方向へ移動しないように規制するのみならず、前後方向へも移動しないように規制している。これにより、両ブラケット40,20がねじ止めされていなくても、本体側ブラケット20から支持ブラケット40が後方へ脱落しない。このように、支持ブラケット40はねじを用いなくても本体側ブラケット20に固定されるので、図16に示すように、両ブラケット固定操作穴14e,14eからねじ53,53を回して取り外すことができる。そして、TV100を自立させたまま、TV100を自立させたまま上方へ持ち上げると、支持ブラケット40が自然に下方へ抜けてスタンド30が外れる。従って、リヤキャビネットを外すことなく容易にスタンドを外して液晶テレビジョンを壁掛け用として使用することが可能になる。
また、本体側のブラケット挿入口に支持ブラケットが挿入されるので、本体の下面から下方へ突出した構造にする必要が無い。従って、スタンド無しに本体のみで自立させたりすることが可能になる。
むろん、支持ブラケットがフロントキャビネットに取り付けられているので、リヤキャビネットを外しても本体はスタンドに支持されて自立し、液晶テレビジョンの開発の際に利便性を向上させることができる。
さらに、支持ブラケットを下側保持部と上側保持部との上下に分けて保持するため、支持ブラケットや本体側ブラケットに若干歪みが発生しても、支持ブラケットを本体側ブラケットに挿入して固定させることが可能になる。
ところで、本考案は、様々な変形例が考えられる。
液晶テレビジョンは、画面が25インチサイズ程度以下の小型〜中型であると軽量であるため容易にチルト操作できて好適であるものの、中型〜大型であってもよい。また、ビデオデッキが一体化された液晶テレビジョン、DVD再生装置が一体化された液晶テレビジョン等でもよい。さらに、スイベル回転機構を有する液晶テレビジョン、チルト機構が設けられていない液晶テレビジョン、等にも本考案を適用可能である。
本体側ブラケットに形成する上側保持部を一つのみとし、支持ブラケットに形成する上側挿入部を一つのみとしてもよい。本体側ブラケットに形成するストッパ部を複数とし、支持ブラケットに形成するストッパ当接部を複数としてもよい。例えば、本体側ブラケットの上側において、水平方向の中央部分に単一の上側保持部形成し、水平方向における該上側保持部の両外側にそれぞれストッパ部を形成する一方、支持ブラケットの上側縁部において、水平方向の中央部分に単一の上側挿入部を形成し、水平方向における該上側挿入部の両外側にそれぞれストッパ当接部を形成してもよい。
また、図17に示すように、フロントキャビネット13の下面に、支持ブラケット40を上方へ挿入させるブラケット挿入口115を形成してもよい。
以上の各種変形例においても、同様の作用、効果が得られ、リヤキャビネットを外しても本体をスタンドで支持させて自立させ、リヤキャビネットを外すことなくスタンドを取り外して壁掛け用として使用したり本体のみで自立させたりすることができ、かつ、支持ブラケットを本体側ブラケットに固定する際のねじを無くし、あるいは、少なくさせて生産コストを低減させることが可能となる。
12…キャビネット
13…樹脂製のフロントキャビネット
13a…表示窓
13b…キャビネット取付用ボス
13c…ねじ止め用ボス
13e…両ブラケット固定用ボス
14…樹脂製のリヤキャビネット
14a…キャビネット固定穴
14e…両ブラケット固定操作穴
14g…壁掛け用ねじ穴
15,115…ブラケット挿入口
16…液晶パネル
17…金属製のパネル支持板
17a…一対のパネルねじ止め用貫通穴
18…プリント基板
20…金属製の本体側ブラケット
21…本体部
21a…折曲延出部
21b…第二折曲延出部
22…第一の下側保持部
23…第二の下側保持部
22a,23a…下側保持基部
22c,23c…近接方向延出部
24…第一の上側保持部
25…第二の上側保持部
26…ストッパ部
27…下側ねじ止め用貫通穴
28…上側ねじ止め用貫通穴
29…本体側下側ねじ止め用貫通穴
30…スタンド
32…チルト機構
34…スタンド基部
36…基部カバー
36a…カバー開口
40…金属製の支持ブラケット
42…ストッパ当接部
44…第一の上側挿入部
45…第二の上側挿入部
46…スタンド側下側ねじ止め用貫通穴
48…膨出部
51,52,53…ねじ
100…液晶テレビジョン
L1…所定の回転軸
Claims (10)
- 前面に液晶パネルの表示窓を形成した樹脂製のフロントキャビネットおよび該フロントキャビネットの後側に取り付けられる樹脂製のリヤキャビネットとからなるキャビネットを有する本体と、該本体に取り付けられた本体側ブラケットと、該本体側ブラケットに固定される支持ブラケットを上方へ延出させて前記本体側ブラケットを介して前記本体を下側から支持するスタンドとを備える液晶テレビジョンにおいて、
前記支持ブラケットは、金属板をプレス成形することにより板状に一体的に形成されるとともに、下側縁部にて所定の回転軸を中心としてチルト動作可能とされ、
前記キャビネットの下面には、前記フロントキャビネットと前記リヤキャビネットとの間で前記支持ブラケットを上方へ挿入させるブラケット挿入口が形成され、
前記本体側ブラケットは、金属板をプレス成形することにより一体的に形成されるとともに、板状の本体部と、前記支持ブラケットの水平方向の両側縁部を上方へ挿入させて上下方向へスライド可能に保持する第一および第二の下側保持部と、前記支持ブラケットの上側縁部を上方へ挿入させて保持する第一および第二の上側保持部と、該第一および第二の上側保持部に挿入した前記支持ブラケットの上方への移動を規制するストッパ部とを少なくとも有し、前記ブラケット挿入口の上方で前記フロントキャビネットに取り付けられるとともに、前記ブラケット挿入口に下側から挿入された前記支持ブラケットを前記下側保持部に下側から挿入させて上方へスライドさせて前記上側保持部に挿入させることにより固定させ、かつ、
前記支持ブラケットの上側縁部には、上方へスライドしたときに前記ストッパ部に突き当たるストッパ当接部と、該ストッパ当接部の水平方向の両側縁部から外側でそれぞれ該ストッパ当接部よりも上側に延出して前記上側保持部に挿入する第一および第二の上側挿入部とが形成され、
前記第一および第二の下側保持部は、前記本体部において前記支持ブラケットが固定される面から前記支持ブラケット側へ延出した下側保持基部と、該延出した下側保持基部の先端部から互いに近接する方向へ延出して前記本体部との間で前記支持ブラケットの水平方向の各縁部を挟むようにして上下方向へスライド可能に保持する近接方向延出部とを有し、
前記本体側ブラケットには、
前記本体部の上側縁部から前記支持ブラケットが固定される面側へ折り曲げられて延出し、前記支持ブラケットの上側挿入部を上方へ挿入させる貫通穴とされた前記上側保持部と、前記支持ブラケットのストッパ当接部を下面に突き当てさせて前記貫通穴とされた上側保持部に挿入した前記支持ブラケットの上方への移動を規制する前記ストッパ部と、が形成された折曲延出部と、
前記本体部から延出した前記折曲延出部における先端部から上方へ折り曲げられて延出して前記貫通穴とされた第一および第二の上側保持部に挿入された前記第一および第二の上側挿入部を前記支持ブラケットが固定される面とは反対側の面に接触させる第二折曲延出部が設けられ、
前記フロントキャビネットには、左右に並んで前面の内側面から後方へ突出した一対の両ブラケット固定用ボスが一体的に形成され、
前記本体側ブラケットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて形成された一対の本体側下側ねじ止め用貫通穴が形成され、
前記支持ブラケットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて左右方向の径よりも上下方向の径の方が大きい長円形状に形成された一対のスタンド側下側ねじ止め用貫通穴が形成され、
前記リヤキャビネットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて前後方向に向けた貫通穴とされるとともに、前記一対の両ブラケット固定用ボスの位置に前記一対の本体側下側ねじ止め用貫通穴と前記一対のスタンド側下側ねじ止め用貫通穴とを合わせてねじを挿入して前記両ブラケット固定用ボスと前記本体側ブラケットと前記支持ブラケットとをねじ止め可能な一対の両ブラケット固定操作穴が一体的に形成されていることを特徴とする液晶テレビジョン。 - 前面に液晶パネルの表示窓を形成したフロントキャビネットおよび該フロントキャビネットの後側に取り付けられるリヤキャビネットとからなるキャビネットを有する本体と、該本体に取り付けられた本体側ブラケットと、該本体側ブラケットに固定される支持ブラケットを上方へ延出させて前記本体側ブラケットを介して前記本体を下側から支持するスタンドとを備える液晶テレビジョンにおいて、
前記支持ブラケットは、板状に形成され、
前記キャビネットの下面には、前記フロントキャビネットと前記リヤキャビネットとの間で前記支持ブラケットを上方へ挿入させるブラケット挿入口が形成され、
前記本体側ブラケットは、前記支持ブラケットの水平方向の両側縁部を上方へ挿入させて上下方向へスライド可能に保持する下側保持部と、前記支持ブラケットの上側縁部を上方へ挿入させて保持する上側保持部と、該上側保持部に挿入した前記支持ブラケットの上方への移動を規制するストッパ部とを有し、前記ブラケット挿入口の上方で前記フロントキャビネットに取り付けられるとともに、前記ブラケット挿入口に下側から挿入された前記支持ブラケットを前記下側保持部に下側から挿入させて上方へスライドさせて前記上側保持部に挿入させることにより固定させることを特徴とする液晶テレビジョン。 - 前記本体側ブラケットは、板状の本体部を有し、
前記下側保持部は、第一および第二の下側保持部からなり、
該第一および第二の下側保持部は、前記本体部において前記支持ブラケットが固定される面から前記支持ブラケット側へ延出した下側保持基部と、該延出した下側保持基部の先端部から互いに近接する方向へ延出して前記本体部との間で前記支持ブラケットの水平方向の各縁部を挟むようにして上下方向へスライド可能に保持する近接方向延出部とを有することを特徴とする請求項2に記載の液晶テレビジョン。 - 前記支持ブラケットの上側縁部には、上方へスライドしたときに前記ストッパ部に突き当たるストッパ当接部と、該ストッパ当接部よりも上側に延出して前記上側保持部に挿入する上側挿入部とが形成され、
前記本体側ブラケットには、前記本体部の上側縁部から前記支持ブラケットが固定される面側へ折り曲げられて延出し、前記支持ブラケットの上側挿入部を上方へ挿入させる貫通穴とされた前記上側保持部と、前記支持ブラケットのストッパ当接部を下面に突き当てさせて前記貫通穴とされた上側保持部に挿入した前記支持ブラケットの上方への移動を規制する前記ストッパ部と、が形成された折曲延出部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の液晶テレビジョン。 - 前記上側挿入部は、前記ストッパ当接部の水平方向の両側縁部から外側でそれぞれ前記ストッパ当接部よりも上側に延出した第一および第二の上側挿入部からなり、
前記貫通穴とされた上側保持部は、前記第一および第二の上側挿入部をそれぞれ上方へ挿入させて上下方向へスライド可能に保持する第一および第二の上側保持部からなり、
前記本体側ブラケットには、前記本体部から延出した前記折曲延出部における先端部から上方へ折り曲げられて延出して前記貫通穴とされた第一および第二の上側保持部に挿入された前記第一および第二の上側挿入部を前記支持ブラケットが固定される面とは反対側の面に接触させる第二折曲延出部が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の液晶テレビジョン。 - 前記本体は、左右に並んだ一対のパネルねじ止め用貫通穴を有して前記キャビネット内で前記フロントキャビネットに取り付けられて前記液晶パネルを支持する金属製のパネル支持板を有し、
前記フロントキャビネットには、左右に並んで前記パネル支持板から下方で前面の内側面から後方へ突出した一対のねじ止め用ボスが形成され、
前記本体側ブラケットは、前記フロントキャビネットの一対のねじ止め用ボスの位置に合わせて形成された一対の下側ねじ止め用貫通穴と、前記パネル支持板の一対のパネルねじ止め用貫通穴の位置に合わせて形成された一対の上側ねじ止め用貫通穴とを有し、前記フロントキャビネットの一対のねじ止め用ボスにねじ止めされて固定されるとともに、前記パネル支持板にねじ止めされて固定されることを特徴とする請求項4に記載の液晶テレビジョン。 - 前記フロントキャビネットには、前記本体側ブラケットのみをねじ止めする前記一対のねじ止め用ボスよりも左右方向内側で左右に並んで前記パネル支持板から下方で前面の内側面から後方へ突出した一対の両ブラケット固定用ボスが形成され、
前記本体側ブラケットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて形成された一対の本体側下側ねじ止め用貫通穴が形成され、
前記支持ブラケットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて左右方向の径よりも上下方向の径の方が大きい長円形状に形成された一対のスタンド側下側ねじ止め用貫通穴が形成され、
前記リヤキャビネットには、前記フロントキャビネットの一対の両ブラケット固定用ボスの位置に合わせて前後方向に向けた貫通穴とされるとともに、前記一対の両ブラケット固定用ボスの位置に前記一対の本体側下側ねじ止め用貫通穴と前記一対のスタンド側下側ねじ止め用貫通穴とを合わせてねじを挿入して前記両ブラケット固定用ボスと前記本体側ブラケットと前記支持ブラケットとをねじ止め可能な一対の両ブラケット固定操作穴が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の液晶テレビジョン。 - 前記フロントキャビネットおよび前記リヤキャビネットは、樹脂を射出成形することによりそれぞれ一体的に形成され、
前記本体側ブラケットは、金属板をプレス成形することにより一体的に形成され、
前記支持ブラケットは、金属板をプレス成形することにより一体的に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の液晶テレビジョン。 - 前記支持ブラケットは、下側縁部にて所定の回転軸を中心としてチルト動作可能とされ、
前記本体は、前記所定の回転軸を中心として前記スタンドに対してチルト動作可能に支持されていることを特徴とする請求項8に記載の液晶テレビジョン。 - 前面に液晶パネルの表示窓を形成したフロントキャビネットおよび該フロントキャビネットの後側に取り付けられるリヤキャビネットとからなるキャビネットを有する本体と、該本体に取り付けられた本体側ブラケットと、該本体側ブラケットに固定される支持ブラケットを上方へ延出させて前記本体側ブラケットを介して前記本体を下側から支持するスタンドとを備える液晶テレビジョンにおいて、
前記支持ブラケットは、板状に形成され、
前記フロントキャビネットの下面には、前記支持ブラケットを上方へ挿入させるブラケット挿入口が形成され、
前記本体側ブラケットは、前記支持ブラケットの水平方向の両側縁部を上方へ挿入させて上下方向へスライド可能に保持する下側保持部と、前記支持ブラケットの上側縁部を上方へ挿入させて保持する上側保持部と、該上側保持部に挿入した前記支持ブラケットの上方への移動を規制するストッパ部とを有し、前記ブラケット挿入口の上方で前記フロントキャビネットに取り付けられるとともに、前記ブラケット挿入口に下側から挿入された前記支持ブラケットを前記下側保持部に下側から挿入させて上方へスライドさせて前記上側保持部に挿入させることにより固定させることを特徴とする液晶テレビジョン。
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