JP2015082565A - 電子機器 - Google Patents

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    • H05K7/20727Forced ventilation of a gaseous coolant within server blades for removing heat from heat source

Abstract

【課題】空冷される空冷部品と、液冷される液冷部品とを備えた電子機器において、空冷部品の冷却効率を向上させる。【解決手段】空冷部品が搭載される空冷基板18と、液冷部品が搭載される液冷基板20とが、平面上で分離される。液冷基板20上には、液冷部品を液冷する冷媒を液冷部品に供給する冷媒供給部材43が配置される。【選択図】図1

Description

本願の開示する技術は電子機器に関する。
基板の裏面に水冷プレートを備えると共に、表面に排気熱冷却用熱交換器を備えた電子部品冷却装置がある。また、第1の実装ボードの一方の面に水冷を要する部品を実装し、他方の面に、空冷で足りる電子部品を実装した第2の実装ボードを実装した実装構造がある(たとえば特許文献1及び特許文献2参照)。
さらに、空冷で足りるコンポネントはエアコン室内機から吹き下ろされる冷風で冷却され、空冷すべきコンポネントは冷却水により冷却される構造がある(たとえば特許文献3参照)。
特開2012−128710号公報 特開昭63−289999号公報 特開2007−330656号公報
空冷される空冷部品と、液冷される液冷部品とを備えた電子機器において、空冷部品の冷却効率を向上させることが望まれる。
本願の開示技術は、空冷される空冷部品と、液冷される液冷部品とを備えた電子機器において、空冷部品の冷却効率を向上させることが目的である。
本願の開示する技術によれば、空冷部品が搭載される空冷基板と、液冷部品が搭載される液冷基板とが、平面上で分離される。液冷基板上には、液冷部品を液冷する冷媒を液冷部品に供給する冷媒供給部材が配置される。
本願の開示する技術によれば、空冷部品の冷却効率を向上させることができる。
図1は、第1実施形態の電子機器を示す平面図である。 図2は、第1実施形態の電子機器を示す斜視図である。 図3は、第1実施形態の複数の電子機器がラックに搭載された状態を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態の電子機器の構造の一部を示す斜視図である。 図5は、第1実施形態の電子機器の液冷基板を示す平面図である。 図6は、第1実施形態の電子機器の液冷基板を示す平面図である。 図7Aは、第1実施形態の電子機器を示す平面図である。 図7Bは、第1実施形態の電子機器を示す図7Aの7B−7B線断面図である。 図8は、図5の8−8線断面図である。 図9は、第1実施形態の電子機器の中間基板と液冷基板の接続状態を示す正面図である。 図10は、第1実施形態の電子機器の電気接続部材を示す平面図である。 図11Aは、第1実施形態の電子機器における電力供給状態を示すブロック図である。 図11Bは、第1実施形態の電子機器における電力供給状態を示すブロック図である。 図12は、第1実施形態の電子機器の中間基板と液冷基板の接続状態を示す斜視図である。 図13は、比較例の電子機器の中間基板と液冷基板の接続状態を示す斜視図である。
第1実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2には、第1実施形態の電子機器12が示されている。また、図3には、複数(図3の例では4つであるが、数は限定されない)の電子機器12がラック14に搭載された構造が示されている。以下、図面において、電子機器12の前方向、幅方向及び上方向をそれぞれ、矢印FR、W、UPで示す。これらの方向は、説明の便宜上のものであり、実際の電子機器12の設置状況における方向を限定するものではない。また、単に「平面視」というときは、電子機器12を高さ方向に沿って上方から下方に(矢印A方向に)見ることをいう。
電子機器12は、平面視で長方形の枠状に形成された筐体16を有する。筐体16の手前側(矢印FR方向側)で、且つ幅方向の中央には、空冷基板18が配置される。また、筐体16内の前方側且つ空冷基板18の幅方向両側には、複数(図1に示す例では幅方向に2つ、高さ方向に2つ、合計で4つ)電源ユニット68が配置される。
筐体16内で、図4にも示すように、空冷基板18よりも奥側(矢印FRの反対方向側)には、複数(図4に示す例では幅方向に2つ、高さ方向に2つ、合計で4つ)の液冷基板20が配置される。幅方向に並ぶ液冷基板20の間には、中間基板22が配置される。中間基板22は、複数の液冷基板20を相互に電気的に接続する。なお、図2では、液冷基板20上に、蓋板76が配置された状態を示している。
図4に詳細に示すように、空冷基板18は、前方側から順に幅狭部18A、中間部18B及び幅広部18Cを有する。幅広部18Cは幅狭部18Aよりも幅広であり、中間部18Bは幅狭部18Aと幅広部18Cの中間の幅を有する。
幅狭部18Aには、カード用コネクタ24が取り付けられる。空冷基板18には、このカード用コネクタ24を介して、接続用カード26が接続される。図4に示す例では、接続用カード26は5枚であり、空冷基板18に対して垂直に、且つ互いに前後方向に沿っており、幅方向には間隔をあけて平行に立設される。接続用カード26のそれぞれは、外部機器との接続口28を有しており、この接続口28に、外部機器を直接的に、あるいは接続用ケーブル等を介して接続することができる。接続用カード26は、接続用部材の一例である。接続用カード26には、電子部品26Pが搭載される。
本実施形態では、それぞれの接続用カード26は、接続口28が前方向を向くように配置される。外部機器を接続口28へ接続する際、後述する液冷基板20や、液冷基板20上の空冷部品30等が邪魔にならない。
空冷基板18の中間部18Bには、空冷部品30が搭載される。空冷部品30の上には、ヒートシンク32が取り付けられる。空冷部品30の熱は、ヒートシンク32に伝わる。そして、空冷基板18上を流れる風によりヒートシンク32が冷却されることで、空冷部品30も冷却される。空冷部品30の一例としては、集積回路を挙げることができる。なお、風により、空冷部品30を直接的に冷却できる場合は、ヒートシンク32を省略してもよい。
空冷基板18の幅広部18Cから中間部18Bにかけては、中間基板用コネクタ34が取り付けられる。空冷基板18には、中間基板用コネクタ34を介して、中間基板22が電気的に接続される。中間基板22は、複数の液冷基板20を相互に電気的に接続すると共に、液冷基板20のそれぞれと空冷基板18とを電気的に接続する。
空冷基板18の幅広部18C上には、液冷基板20に近い位置に、ファン36が配置される。図1及び図2に示す例では、ファン36は、幅方向に間隔をあけて、2つ配置される。ファン36の駆動により、風が筐体16の導入口16Aから導入される(図7A及び図7Bに示す導入風F0参照)。筐体16内では、ファン36よりも上流側の導入風F1は、空冷基板18上を流れ、空冷部品30を冷却する。さらに、導入風F1は、接続用カード26や、この接続用カード26に搭載された電子部品26Pも冷却する。ファン36よりも下流側の排出風F2は、液冷基板20上を流れる。そして、風排出口38から筐体16の外部に、排出風F3として排出される。
ファン36を、このように空冷基板18上で、液冷基板20に近い位置、すなわち後側(奥側)に配置することで、手前側にカード用コネクタ24を配置することが可能であると言える。ファン36の送風能力としては、空冷基板18に搭載された空冷部品30を冷却すれば良いため、空冷部品30以外を冷却する構造と比較して、ファン36を小型化することが可能である。
図1に示すように、ファン36のそれぞれは、風の流れ方向に沿って複数(図1の例では2つ)のファン本体36Pを有している。ファン本体36Pは、それぞれ単独で風を発生させることができる。ファン36のそれぞれは、このように風の流れ方向に沿った複数のファン本体36Pを有することで、冗長化が図られている。
図5にも示すように、液冷基板20のそれぞれには、1又は複数の液冷部品40が搭載される。液冷部品40の例としては、集積回路を挙げることができる。図5に示した例では、1つのプロセッサ40Aの近傍に複数(図5に示す例では6つ)のメモリ40Bが配置された液冷対象ユニット42が、1枚の液冷基板20につき3つ配置される。本実施形態では、電子機器12は液冷基板20を4枚有しているので、液冷対象ユニット42(プロセッサ40A)は、電子機器12の全体では合計で12個となる。
液冷部品40は、冷媒供給部材43により供給される冷媒により冷却される。冷媒としては、本実施形態では水を用いているが、水以外の液体であってもよい。
冷媒供給部材43は、液冷対象ユニット42の上に配置される液冷プレート44と、導入配管46、排出配管48、導入分岐管50、排出分岐管52を有する。
図5及び図6に詳細に示すように、液冷基板20には、冷却水が導入される導入配管46と、冷却水を排出する排出配管48が設けられる。導入配管46の一端は、図3に示す冷媒供給装置72から送られた冷却水が導入される導入口46Aである。排出配管48の一端は、冷却水を冷媒供給装置72に戻す排出口48Aである。本実施形態では、導入口46Aと排出口48Aとが、共に後方向を向くように配置される。
導入配管46からは、液冷プレート44に向けて導入分岐管50が分岐され、排出配管48からは、液冷プレート44に向けて排出分岐管52が分岐される。冷媒供給装置72から送られた冷却水は、導入配管46から導入分岐管50に分かれて液冷プレート44内を流れた後、排出分岐管52から排出配管48を経て、冷媒供給装置72に戻る。
図6に詳細に示すように、液冷プレート44には、液入口54及び液出口56が形成される。図6に示す例では、液冷プレート44は平面視で長方形状であり、液入口54及び液出口56は対角位置にそれぞれ形成される。
液冷プレート44の内部には、液冷プレート44の長辺に沿った複数の液路58が形成される。液入口54から入った冷媒は、複数の液路58に分かれて流れ、液出口56から排出分岐管52に流れ出る。冷媒が液冷プレート44内を流れるときに、液冷部品40の熱が冷媒に伝わり、液冷部品40が冷却される。
図8にも示すように、導入配管46、導入分岐管50、排出分岐管52及び排出配管48は、液冷部品40を液冷できる冷媒を流すことができる範囲で細く形成されており、風の流れの抵抗が小さい。
導入配管46において、風(排出風)の流れ方向に延在する部分の外径及び高さは、風の流れ方向で一定である。したがって、導入配管46の外径又は高さが風の流れ方向で変化している構造と比較すると、風の流れ方向で導入配管46の占める部分の面積が小さいので、風の流れの抵抗が小さい。また、排出配管48において、風(排出風)の流れ方向に延在する部分の外径及び高さは、風の流れ方向で一定である。したがって、排出配管48の外径又は高さが、風の流れ方向で変化している構造と比較して、排出風の流れ方向で排出配管48の占める部分の面積が小さいので、風の流れの抵抗が小さい。
導入分岐管50の外径及び高さと排出分岐管52の外径及び高さも一致している。これにより、導入分岐管50と排出分岐管52とで外径及び高さが不一致である構造と比較して、排出風の流れ方向で導入分岐管50と排出分岐管52の占める部分の面積が小さいので、排出風の流れの抵抗が小さくなる。
図5及び図6から分かるように、導入分岐管50の一部及び排出分岐管52の一部は、液冷プレート44上に位置している。そして、液冷プレート44と、導入分岐管50及び排出分岐管52との間には、図8に示すように、隙間G1が生じるように、導入分岐管50及び排出分岐管52の高さ(位置)が決められる。隙間G1は風通路の一例である。
さらに、液冷基板20上には、風の流れ方向に沿って、隙間G3が生じている。この隙間G3も、風通路の一例である。すなわち、隙間G1と隙間G3とは、風の流れを阻害しない(あるいは流れに対する抵抗が小さくなる)ように形成されている。
特に、1つの冷却基板20における複数(図1の例では3つ)の液冷プレート44上では、風の流れ方向に沿って見たとき隙間G1が同位置にあり、直線的な(あるいは直線に近い)風の流れを実現することで、風の流れを阻害しない構造である。
図1、図4〜図6に示すように、液冷基板20の一辺20Hには、1又は複数の信号コネクタ60、60Aが設けられる。これに対し、中間基板22には、信号コネクタ60と一対一で対応する接続コネクタ62、62Aが設けられる。信号コネクタ60、60Aと接続コネクタ62、62Pとを接続することで、空冷基板18が中間基板22に対し電気的に接続される。図1及び図4に示した例では、信号コネクタ60及び接続コネクタ62は、プロセッサ40Aのそれぞれに対応している。これに対し、信号コネクタ60A及び接続コネクタ62Aは、液冷基板20を、中間基板22経由で、さらに他の部材(たとえば空冷基板18)に接続するためのコネクタである。
図9から分かるように、幅方向の一方側にある液冷基板(一方側液冷基板20P)と、幅方向の他方側にある液冷基板(他方側液冷基板20Q)は、長手方向に沿った軸SHを中心として、互いに反転した姿勢で、中間基板22に接続される。なお、一方側液冷基板20Pと他方側液冷基板20Qの関係は相対的である。したがって、液冷基板20Qを一方側液冷基板とし、液冷基板20Pを他方側液冷基板と言うことも可能である。
信号コネクタ60は液冷基板20上に設けられているので、液冷基板20Pと液冷基板20Qとを同一高さで中間基板22に接続すると、信号コネクタ60の高さは液冷基板20P側と液冷基板20Q側で異なる。中間基板22では、これに対応して、一方の面22Pの接続コネクタ62と、他方の面22Qの接続コネクタ62とが、中間基板22を法線方向(矢印N1方向)に見て異なる高さに設定される。
液冷基板20の一辺20Hには、1つまたは複数(図5及び図6の例では前後方向に間隔をあけて2つ)の収容筒20Sが設けられている。中間基板22には、収容筒20Sに収容される位置決めピン22Pが設けられている。液冷基板20は、図1に示す矢印D1方向にスライドされて、中間基板20に接続される。接続時には、収容筒20Sに位置決めピン22Pが収容され、液冷基板20が中間基板22に対し位置決めされる。
中間基板22は、風の流れ方向(矢印F1及びF2方向)に見て、筐体16内で、この流れ方向に沿って配置される。特に図1に示した例では、風の流れ方向に見て、幅方向の中央で、且つ空冷基板18と垂直になるよう配置される。中間基板22は、冷却水の流れ方向に見ると、2つのファン36の間に位置しており、ファン36のそれぞれからの排出風が互いに混じり合うことが抑制され、排出風は、中間基板22に沿って風排出口38へと案内される。
図9に示すように、風の流れ方向に見て、液冷基板20は中間基板22の両側に2枚ずつ配置されるので、上下2枚の液冷基板20の間、及び最上の液冷基板20と蓋板76の間に隙間G2が生じる。この隙間G2も、風通路の一例である。
さらに、液冷基板20上のメモリ40Bとして、たとえば基板に直接的に実装されるメモリを用いることができる。メモリ40Bの高さを低くすると、風の通路を広く確保できる。また、液冷基板20と液冷部品40とを合わせた高さも低くなるので、電子機器12への液冷基板20の高密度実装に寄与できる。
空冷基板18及び液冷基板20には、電源部材61により電力が供給される。電源部材61は、電源ユニット68と、バスバーユニット64とを有する。バスバーユニット64は電気接続部材の一例である。電源ユニット68の駆動状態を示す信号は、制御回路に送られ、制御回路は、この信号に基づいて、電源ユニット68を制御する。
バスバーユニット64は、図1及び図2に示すように、空冷基板18よりも前方側(電源ユニット68との間の位置)に配置される。バスバーユニット64は、幅方向に沿って延在する2本のバスバー66A、66Bを有する。一方のバスバー66Aは、4つの電源ユニット68の高電位側に接続され、他方のバスバー66Bは、4つの電源ユニット68の低電位側に接続される。したがって、バスバー66Aとバスバー66Bの間に電位差が生じる。
図5及び図6に示すように、液冷基板20には、2つの電源端子70A、70Bが設けられる。液冷基板20を筐体16の所定位置に取り付けた状態で、電源端子70A、70Bがそれぞれ、バスバー66A、66Bの電源端子67A、67Bに接続され、液冷基板20に電力供給される。
本実施形態では、4つの電源ユニット68がいずれも、バスバー66A、66Bに接続されている。図11Aに矢印EC−1で示すように、4つの電源ユニット68が駆動している場合は、4つの電源ユニット68から、対応する液冷基板20にそれぞれ電力供給できる。
図11Bに示すように、たとえば1つの電源ユニット68(図11Bの例では電源ユニット68A)が停止している場合を例に挙げる。この場合は、制御回路が、駆動している3つの電源ユニット68を、バスバー66A、66B間に電位差を生じさせるように制御する。これにより、図11Bに矢印EC−2で示す電流が流れる。電流値としては、3つの電源ユニット68が駆動しているときには、4つの電源ユニット68が駆動していときの(4/3)の電流を流すように制御装置が、駆動している3つの電源ユニット68を制御すればよい。すなわち、このように制御することで、4つの液冷基板20のそれぞれへ問題なく均等に電力を分配して供給できる。
図1に示すように、バスバー66A、66Bは平面視で幅方向に沿って配置され、直線状に形成される。このため、バスバー66A、66Bが平面視で非直線状である(曲がっている)形状と比較して、電源ユニット68から電源端子67A、67Bまでの電力供給経路が短い。
さらに、図10に示すように、バスバー66A、66Bには、空冷基板18に電力供給する電源端子67C、67Dが設けられる。電源端子66B、68Bにより、空冷基板18にも電力供給できる。
図1に示すように、電源ユニット68は、平面視で、空冷基板18の幅狭部18Aの両側に2つずつ配置される。風の流れ方向に見ると、電源ユニット68はファン36と重なっていない。このため、電源ユニット68が風の流れ方向でファン36と重なっている構造と比較すると、風の流れに対し電源ユニット68から作用する抵抗が小さい。
本実施形態では、平面視で、空冷基板18と液冷基板20とは分離される。ここで、図7に示すように、本実施形態では、空冷基板18上で、カード用コネクタ24及び空冷部品30が搭載された領域A1は、搭載部品が空冷により冷却される空冷領域である。これに対し、液冷基板20の上及び下の領域A2は、冷媒供給部材が配置されており、搭載部品が液冷により冷却される液冷領域である。すなわち、本実施形態では、空冷領域と液冷領域とが、平面視で分離される。
特に、本実施形態では、空冷領域(領域A1)は、筐体16における前方側(手前側)に位置する。液冷領域(領域A2)は、筐体16における後方側(奥側)に位置する。そして、液冷領域(領域A2)は、風の流れ方向の下流に位置する。
図7Aから分かるように、本実施形態では、空冷領域(領域A1)は、ファン36よりも風の流れ方向の上流側で、且つ幅方向の中央に位置している。空冷領域には、空冷部品が集約されて配置される。そして、空冷領域(領域A1)の幅方向両側に位置する領域A3は、電源ユニット68が配置された電源ユニット領域である。さらに、空冷領域(領域A1)及び電源ユニット領域(領域A3)と、液冷領域(領域A2)の間の領域A4は、ファン36が配置されたファン領域である。なお、図7Aに示す例では、電源ユニット領域に、さらに電源接続部材64が配置される。
ここで、たとえば、空冷領域と電源ユニット領域とを入れ替えて、領域A3を空冷領域、領域A1を電源ユニット領域とすることも可能である。さらに、ファン領域の一部に空冷部品を配置することで、領域A4を空冷領域とすることも可能である。要するに、空冷領域は、領域A1、A3及びA4の少なくとも一部(全部であってもよい)を含む領域として設定できる。さらに、たとえば、領域A2(領域A5)を空冷領域とし、領域A1、A3、A4を液冷領域とすることも可能である。
また、液冷領域(領域A2)は、空冷基板20に備えられた導入配管46、排出配管48、導入分岐管50、排出分岐管52、液冷プレート44及び風排出口38を有する。
そして、導入配管46及び排出配管48は、風の流れ方向に沿って配置された部分を有しており、液冷プレート44は、平面視で導入配管46と排出配管48の間に位置している。液冷プレート44上には、導入分岐管50及び排出分岐管52が位置している。導入分岐管50及び排出分岐管52の一部は、平面視で、略U字状に形成されている。特に、風が通過する部分(隙間G1)を含んでおり、風をスムーズに風排出口38から排出できる。
特に、本実施形態では、液冷領域に中間基板22が配置されている。中間基板22は、複数の液冷基板20を相互に接続して、液冷基板20相互の信号授受を可能とする。本実施形態では、中間基板22は、風の流れ方向に沿って、すなわち複数の液冷基板20と垂直に配置されており、風の流れを制御して風排出口38に導くダクトとして機能している。
特に、本実施形態では、領域A2が、上下に隙間G2をあけて配置された複数の液冷基板20の間、及び液冷基板20と蓋板76の間の領域A5を含んでいる。これらの領域A5に、風(排出風F2)が流れる。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、空冷基板18と液冷基板20とが平面視で分離している。空冷基板18上で部品(空冷部品)が搭載される空冷領域(図7Aに示す領域A1)と、液冷基板20上で部品(液冷部品)が搭載される液冷領域(図7Aに示す領域A2)も、平面視で分離している。
したがって、本実施形態では、液冷のための部材、たとえば冷却水用の配管を空冷領域に設けない(数を少なくすることを含む)構造を採ることが可能である。空冷領域に液冷のための部材を配置しないことで、風の流れに対する抵抗が、空冷領域(領域A1)A1に液冷のための部材を設けた構造と比較して低い。また、空冷領域(領域A1)において、液冷のための部材に起因する風の乱れを抑制できる。これにより、空冷部品30に対する冷却効率が向上する。
しかも、空冷部品が空冷領域に集約して配置されているため、空冷部品が分散して配置された構造と比較して、空冷のための風を発生させる範囲が狭くて済む。これにより、ファン36を小型化し、さらには、電子機器12を小型化することが可能である。
また、空冷部品30を空冷により冷却するためのファン36を小型化したり、台数を少なくしたりすることが可能である。そして、ファン36の小型化や台数減により、筐体16内でファン36が占める空間が小さいので、電子機器12として、各種の部材を高密度に配置することが可能である。
また、本実施形態では、液冷領域には、空冷のための部材、たとえばヒートシンクやダクトを配置しない(数を少なくすることを含む)構造を採ることが可能である。液冷領域に空冷のための部材を配置しないことで、液冷部品40の冷却効率を高めると共に、液冷領域に液冷部品40を高密度に実装することが可能である。液冷領域において、空冷のための部材を避けて冷媒供給部材43を配置しなくて済むので、冷媒供給部材43の小型化や軽量化にも寄与できる。
そして、本実施形態では、電子機器12内に、空冷部品30、液冷部品40等を高密度に配置することで、部品間の配線長を短くし、信号の短時間で伝送することが可能である。
本実施形態では、ファン36を有する。ファン36がない構造、たとえば、筐体16内に、複数の電子機器12で共用の送風機が設けられている構造であっても、この送風機からの風を空冷領域に作用させることができる。本実施形態のようにファン36を有すると、空冷領域に局所的に風を作用させることができるので、送風能力の無駄が少ない。そして、電子機器12の外部の送風機を無くす、若しくは小型化することが可能である。
本実施形態では、ファン36は、空冷基板18上に設けられており、液冷基板20よりも空冷基板18に近い位置である。空冷部品30の近くで風を発生することができるので、たとえば、ファン36が液冷基板20から見て空冷基板の反対側に設けられた構造と比較して、冷却効率が高い。
本実施形態では、電源部材61を有する。電源部材61を有さない電子機器では、外部の電源から電力供給を受けるが、本実施形態では、外部電源から電力供給を受けるための部材、たとえば電源ケールや、電源コネクタ等が不要である。
本実施形態では、電源部材61は、電源ユニット68と、バスバーユニット64とを有する。すなわち、空冷基板18や液冷基板20に、電源ユニット68からバスバーユニット64を介して電力供給するので、電源ユニット68の配置の自由度が高い。たとえば、図1に示した例では、接続用カード26に対し幅方向両側に電源ユニット68が配置されるが、これ以外の配置も可能であり、筐体16内で効率のよいレイアウトを採ることができる。
しかも、電源ユニット68から空冷基板18や液冷基板20までの電源供給経路を短くし、電圧の低下を抑制することも可能である。
電源ユニット68は、空冷領域を避けた位置、換言すれば、風の通路を避けた位置に配置される。電源ユニット68が、風の流れに作用させる抵抗が小さくなるので、空冷部品30を効率的に空冷することが可能である。
本実施形態では、電源ユニット68は複数備えられる。そして、複数の電源ユニット68が、バスバーユニット64により、液冷基板20と電気的に接続される。このため、複数の電源ユニット68のうちの一部が停止した状態でも、他の電源ユニット68の駆動によって、空冷基板18に電力供給できる。
本実施形態では、空冷基板18に接続用カード26が設けられる。接続用カード26を用いて、電子機器12を外部機器と接続することが可能である。
接続用カード26は、空冷基板18上で、液冷基板20の反対側に設けられる。したがって、接続用カード26が空冷基板18上で、液冷基板20側に設けられる構造と比較して、接続用カード26への外部機器の接続作業に液冷基板20が邪魔にならず、接続作業が容易である。
特に、本実施形態では、接続口28が前方向(液冷基板20の反対方向)を向いているので、接続口28が後方向を向いている構造と比較して、接続口28に外部機器を接続する作業が容易である。
また、たとえば、電子機器12を継続的に動作させた状態で空冷基板18上の部品を交換あるいは点検する場合でも、空冷基板18は電子機器12の前方側に位置しているので、交換や点検の作業が容易である。
本実施形態では、電源ユニット68も、筐体16内で、且つ電子機器12の前方側に設けられる。したがって、電子機器12を継続的に動作させた状態での、電源ユニット68の交換や点検も容易である。
本実施形態では、冷媒供給部材43が、導入配管46、導入分岐管50、排出分岐管52及び排出配管48を有しており、導入分岐管50の一部及び排出分岐管52の一部と液冷プレート44との間に隙間G1(図8参照)が生じる。隙間G1がない構造と比較して、この隙間G1を風がスムーズに流れ、空冷部品30に対する冷却効率が高い。
本実施形態では、複数の液冷基板20が、中間基板22によって相互に電気的に接続される。すなわち、中間基板22を介して、複数の液冷基板20どうしを電気的に接続することが可能である。
特に、本実施形態では、図12にも示すように、幅方向に並ぶ2枚ずつの液冷基板20の間に中間基板22を配置して、幅方向の左右の液冷基板20を中間基板22に接続する。換言すれば、幅方向には液冷基板20を2つに分けると共に、分けられた2枚の液冷基板20の間に中間基板22を配置する。
ここで、図13に示す比較例のように、幅方向に分割することなく一体化した2枚の液冷基板120を上下に配置し、前方側(又は後方側)の接続基板122で上下の液冷基板を電気的に接続する構造も考えられる。ただし、比較例の構造では、たとえば、上側の液冷基板120Aにおける後方側の冷却部品124Aと、下側の液冷基板120Bにおける後方側の部品124Bとの接続経路C2は、前方側の接続基板122を経由するため長くなる。
これに対し、本実施形態では、上側の液冷基板20Pにおける後方側の部品21Aと、下側の液冷基板20Qにおける後方側の部品21Bとの接続経路C1は、幅方向中間の中間基板22を経由するので、比較例の構造よりも短い。なお、部品21A、21Bは、冷却部品であってもよいが、冷却部品でなくてもよい。
そして、本実施形態では、1つの液冷基板20の液冷部品40と他の液冷基板20の液冷部品40との接続において、中間基板22を経由するので、液冷部品40どうしの接続距離が均一に近づき、接続経路が過度に長くなることを抑制できる。
本実施形態では、中間基板22が、風の流れ方向に沿って配置されている。したがって、中間基板22が、たとえば風の流れ方向に対し傾斜した構造と比較して、中間基板22が風の流れを邪魔せず、スムーズな風の流れを実現できる。
中間基板22は、複数の液冷基板20どうしだけでなく、空冷基板18も接続する。したがって、液冷基板20と空冷基板18とを接続する部材が不要で、電子機器12の構造の簡素化を図ることができる。
中間基板22は、風の流れ方向に見て、空冷基板18に対し垂直に配置される。したがって、たとえば中間基板22が空冷基板18と平行に配置する構造と比較して、中間基板22の左右(幅方向の両側)を流れる風が不用意に混じり合うことが抑制され、スムーズな風の流れを実現できる。
複数の液冷基板20は、中間基板22の両側にそれぞれ位置する。図9に示した例では、4枚の液冷基板20は、2枚ずつ、中間基板22の両側に位置する。換言すれば、中間基板22は、液冷基板20における幅方向の中央に位置する。このため、中間基板22が、幅方向の一方に偏って配置された構造と比較して、風を幅方向の左右両側で、より均等に案内でき、案内する効果が高い。
中間基板22の両面に、接続コネクタ62が設けられる。したがって、中間基板22のいずれの面であっても、容易に液冷基板20を接続できる。
中間基板22の接続コネクタ62は、中間基板22を法線方向に見たとき、一方の面と他方の面とで異なる位置に設けられる。液冷基板20を、幅方向の両側で相互に反転させた向きで中間基板22に接続する場合に、液冷基板20の信号コネクタ60の高さが違っていても、この高さの違いに対応させて、液冷基板20を中間基板22の両側で同じ高さに配置し、中間基板22に接続できる。
なお、上記において、「空冷部品」と「液冷部品」とは、求められる冷却能力や、部品の形状等によって区別することができる。同一の部品であっても、空冷基板18上に搭載されれば「空冷部品」となり、液冷基板20上に搭載されれば「液冷部品」となることもありうる。1つの電子機器12において、空冷能力よりも液冷能力が高い構造であって、特定の部品が相対的に高い冷却能力で冷却することが求められる場合は、この部品を「液冷部品」として液冷基板20に搭載すればよい。そして、空冷でも冷却能力として足りる部品を「空冷部品」として、空冷基板18に搭載すればよい。
上記実施形態では、ファン36で生成される風が、図7A及び矢印F1、F2方向、すなわち、空冷基板18側から液冷基板20側に流れる例を挙げたが、風の流れ方向はこれと逆であってもよい。
また、液冷基板20上の液冷部品40は液冷されるため、風が液冷基板に沿って流れる必要はない。したがって、液冷基板20上の液冷部品40の一部又は全部が、風の流れる範囲外に配置されていてもよい。さらに、液冷基板20一部または全部が、風の流れる範囲外に配置されていてもよく、この場合は、隙間G1(図8参照)は無くても良い。
上記各実施形態の電子機器12としては特に限定されないが、たとえば、サーバ装置や、大型コンピュータ等を挙げることができる。
上記では、空冷基板18と液冷基板20とが、別体とされた構造を挙げたが、たとえば、一体的な基板上で、特定の範囲が空冷領域とされ、空冷領域とは別の特定の範囲が液冷領域とされて、それぞれ空冷部品及び液冷部品が搭載される構造でもよい。この構造では、一体的な基板上において、空冷部品が搭載される領域が空冷基板であり、液冷部品が搭載される領域が液冷基板であり、空冷基板と液冷基板とが、平面上で分離された構造が実現される。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
風で冷やされる空冷部品が搭載される空冷基板と、
前記空冷基板と平面上で分離され、液体で冷やされる液冷部品が搭載される液冷基板と、
前記液冷基板上に配置され、前記液冷部品を冷やす冷媒を前記液冷部品に供給する冷媒供給部材と、
を有する電子機器。
(付記2)
前記空冷部品を冷却する風を発生させるファンを有する付記1に記載の電子機器。
(付記3)
前記ファンが、前記液冷基板よりも前記空冷基板側に設けられている付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記空冷基板及び前記液冷基板に電力を供給する電源部材を有する付記1〜付記3のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記5)
前記電源部材が、
前記電力を発生する電源ユニットと、
前記電源ユニットと前記液冷基板とを電気的に接続する電気接続部材と、
を有する付記4に記載の電子機器。
(付記6)
前記電源ユニットが、前記液冷基板よりも前記空冷基板側で、風の通路を避けた位置に設けられている付記5に記載の電子機器。
(付記7)
前記電源ユニットが複数備えられ、
前記電気接続部材が、複数の前記電源ユニットと前記液冷基板とを電気的に接続している付記6に記載の電子機器。
(付記8)
前記空冷基板に、外部機器との接続用部材が設けられている付記1〜付記7のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記9)
前記接続用部材が、前記空冷基板上で前記液冷基板の反対側に設けられている付記8に記載の電子機器。
(付記10)
前記冷媒供給部材が、前記風の通路となる風通路を形成している付記1〜付記9のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記11)
前記液冷基板を複数備え、
複数の前記液冷基板を互いに接続する接続基板を有する付記1〜付記10のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記12)
前記接続基板が、前記風の流れ方向に沿って配置されている付記11に記載の電子機器。
(付記13)
前記接続基板が、前記空冷基板と接続されている付記11又は付記12に記載の電子機器。
(付記14)
前記風の流れ方向に見て 前記接続基板が前記空冷基板に対し垂直に配置されている付記13に記載の電子機器。
(付記15)
複数の前記液冷基板が、前記接続基板の両側に配置されている付記14に記載の電子機器。
(付記16)
前記接続基板の両面に、前記液冷基板が接続される接続コネクタが設けられている付記15に記載の電子機器。
(付記17)
前記接続基板の一方の面に接続される一方側液冷基板が、前記接続基板の他方の面に接続される他方側液冷基板を反転させた向きで前記接続基板に接続され、
前記接続コネクタが、前記接続基板の法線方向で見て前記一方の面と前記他方の面で異なる位置にある付記16に記載の電子機器。
12 電子機器
18 空冷基板
20 液冷基板
20P 一方側液冷基板
20Q 他方側液冷基板
22 中間基板(接続基板)
26 接続用カード
30 空冷部品
36 ファン
40 液冷部品
43 冷媒供給部材
61 電源部材
62 接続コネクタ
64 バスバーユニット(電気接続部材)
68 電源ユニット

Claims (11)

  1. 風で冷やされる空冷部品が搭載される空冷基板と、
    前記空冷基板と平面上で分離され、液体で冷やされる液冷部品が搭載される液冷基板と、
    前記液冷基板上に配置され、前記液冷部品を冷やす冷媒を前記液冷部品に供給する冷媒供給部材と、
    を有する電子機器。
  2. 前記空冷部品を冷却する風を発生させるファンを有する請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ファンが、前記液冷基板よりも前記空冷基板側に設けられている請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記空冷基板に、外部機器との接続用部材が設けられている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記接続用部材が、前記空冷基板上で前記液冷基板の反対側に設けられている請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記冷媒供給部材が、前記風の通路となる風通路を形成している請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電子機器。
  7. 前記液冷基板を複数備え、
    複数の前記液冷基板を互いに接続する接続基板を有する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記接続基板が、前記風の流れ方向に沿って配置されている請求項7に記載の電子機器。
  9. 前記接続基板が、前記空冷基板と接続されている請求項7又は請求項8に記載の電子機器。
  10. 前記風の流れ方向に見て 前記接続基板が前記空冷基板に対し垂直に配置されている請求項9に記載の電子機器。
  11. 複数の前記液冷基板が、前記接続基板の両側に配置されている請求項10に記載の電子機器。
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