JP2015082550A - 発光モジュール、照明装置および照明器具 - Google Patents

発光モジュール、照明装置および照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015082550A
JP2015082550A JP2013219097A JP2013219097A JP2015082550A JP 2015082550 A JP2015082550 A JP 2015082550A JP 2013219097 A JP2013219097 A JP 2013219097A JP 2013219097 A JP2013219097 A JP 2013219097A JP 2015082550 A JP2015082550 A JP 2015082550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing member
light emitting
light
emitting element
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013219097A
Other languages
English (en)
Inventor
友也 岩橋
Tomoya Iwahashi
友也 岩橋
平松 宏司
Koji Hiramatsu
宏司 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2013219097A priority Critical patent/JP2015082550A/ja
Publication of JP2015082550A publication Critical patent/JP2015082550A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Abstract

【課題】波長変換材料による光出力の低下が生じ難い発光モジュールを提供する。【解決手段】第1の発光素子130を封止する第1の封止部材150は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面151がドーム形状であって凹部122内に部分的に存在し、第2の発光素子140を封止する第2の封止部材160は、第2の発光素子140が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料163を含み、凹部122の底面123における第1の封止部材150が存在していない領域を埋めるように存在し、第1の封止部材150の上面151の一部が第2の封止部材160の上面161から露出している構成とする。【選択図】図5

Description

本発明は、LED(Light Emitting Diode)等の発光素子を利用した発光モジュール、照明装置および照明器具に関し、特に、そのような発光モジュールの光出力を向上させる技術に関する。
従来から、発光色の異なる複数種類のLEDを利用した発光モジュールが、照明用の光源として種々製品化されている。
例えば特許文献1には、図16に示すように、赤色LED1230および青色LED1240を利用した発光モジュール1200が開示されている。それら赤色LED1230および青色LED1240は、封止部材1260で封止されることによって、水分や埃などから保護されている。当該封止部材1260は、黄色蛍光体が混入された透光性材料によって構成されており、その黄色蛍光体によって青色LED1240が発する青色光の一部が黄色光に変換される。そのため、変換後の黄色光と、未変換の青色光と、赤色LED1230が発する赤色光との混色により白色光が得られ、その白色光が照明光として利用される。
特表2013−511846号公報
ところで、赤色LED1230が封止部材1260に封止されている場合、波長変換の必要のない赤色光までもが黄色蛍光体に入射して、入射した赤色光の一部が黄色蛍光体によって吸収されてしまう。そうすると、赤色光が減衰して発光モジュール1200の光出力が低下する。すなわち、従来の発光モジュールには、波長変換の必要のない光の一部が波長変換材料によって吸収されることにより光出力が低下するという課題が存在する。
本発明は、上記した課題に鑑み、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い発光モジュール、照明装置および照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る発光モジュールは、パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた発光モジュールであって、前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出している。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記波長変換材料は、前記第2の封止部材内において前記凹部の底面側に偏って分布している。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記波長変換材料は、前記第2の発光素子の近傍および前記凹部の底面の近傍に、前記第2の発光素子および前記凹部の底面を覆うように層状に分布している。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記第2の封止部材は、前記凹部の底面と直交する方向において前記第1の発光素子と重ならない領域に存在している。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記パッケージは反射部材であって、前記凹部の底面および側周面が反射面となっている。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記第1の封止部材を構成する透光性材料にはフィラーが混入されている。
本発明の一態様に係る発光モジュールの特定の局面では、前記第1の発光素子は、ピーク波長が615nm以上660nm以下の赤色光を発し、前記第2の発光素子は、ピーク波長が440nm以上480nm以下の青色光を発し、前記波長変換材料は、前記第2の発光素子が発する青色光の一部を黄色光に波長変換する。
本発明の一態様に係る照明装置は、パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた照明装置あって、前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出している。
本発明の一態様に係る照明器具は、パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた照明器具であって、前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出している。
本発明の一態様に係る発光モジュールは、第1の発光素子を封止する第1の封止部材が透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、しかも、前記第1の封止部材の上面の一部が第2の封止部材の上面から露出している。そのため、第1の発光素子が発した光の少なくとも一部は、波長変換材料を含んでいる第2の封止部材を透過せずに、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでいない第1の封止部材のみを透過して外部へ取り出される。そうすると、第1の発光素子が発した光が波長変換材料によって吸収され難く、減衰し難い。したがって、波長変換材料を含んでいる封止部材によって第1の発光素子が封止されている場合と比べて、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
本実施の形態に係る照明器具を示す断面図 本実施の形態に係る照明装置を示す斜視図 本実施の形態に係る照明装置を示す分解斜視図 本実施の形態に係る照明装置本体を示す平面図 (a)は本実施の形態に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 (a)〜(d)は本実施の形態に係る発光モジュールの製造方法の要部を説明するための工程図 (a)は変形例1に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 (a)は変形例2に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 (a)は変形例3に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 (a)は変形例4に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 (a)は変形例5に係る発光モジュールを示す平面図であって、(b)は(a)におけるX−X線で切断した断面図 変形例6に係る照明装置を示す分解斜視図 変形例7に係る照明装置を示す断面図 変形例8に係る照明装置を示す断面図 変形例9に係る照明装置を示す分解斜視図 従来の発光モジュールを示す断面図
以下、本実施の形態に係る発光モジュール、照明装置および照明器具について、図面を参照しながら説明する。
なお、国際照明委員会(CIE)では、赤色の波長は700nm、青色の波長は435.8nm、黄色の波長は546.1nmと規定されている。しかしながら、本願における赤色、青色、黄色など光の色を特定する表現は、国際照明委員会で規定されているような厳密なものではなく、光の波長領域をおおよその範囲で特定するものに過ぎない。したがって、光の波長領域を厳密に特定する必要がある場合は、数値範囲を用いて波長領域を特定している。
<照明器具>
図1は、本実施の形態に係る照明器具を示す断面図である。図1に示すように、本実施の形態に係る照明器具1は、例えば、天井2に埋め込むようにして取り付けられるダウンライトであって、器具3、回路ユニット4、調光ユニット5および照明装置10を備えている。
器具3は、例えば、金属製であって、回路収容部3a、光源収容部3bおよび外鍔部3cを有する。回路収容部3aは、例えば有底筒状であって、内部に回路ユニット4が収容されている。光源収容部3bは、例えば筒状であって回路収容部3aの下端に延設されており、内部に照明装置10が収容されている。外鍔部3cは、例えば円環状であって、光源収容部3bの下側開口部に外方へ向けて延設されている。器具3は、回路収容部3aおよび光源収容部3bが天井2に貫設された埋込穴2aに埋め込まれ、外鍔部3cが天井2の下面2bにおける埋込穴2aの周部に当接された状態で、例えば取付ねじ(不図示)によって天井2に取り付けられる。
回路ユニット4は、外部からの電源供給を受けて、照明装置10を点灯させるためのものであって、照明装置10と電気的に接続される電源線4aを有し、当該電源線4aの先端には照明装置10のリード線71のコネクタ72と着脱自在に接続されるコネクタ4bが取り付けられている。なお、電源は、直流電源および交流電源のいずれであってもよい。
調光ユニット5は、ユーザーが照明装置10の照明光の輝度を調整するためのものであって、回路ユニット4と電気的に接続されており、ユーザーの操作を受けて調光信号を回路ユニット4に出力する。
<照明装置>
図2は、本実施の形態に係る照明装置を示す斜視図である。図2に示すように、本実施の形態に係る照明装置10は、例えば略円盤状の外観形状を有するランプユニットであって、内部に照明装置本体100が収容されている。
図3は、本実施の形態に係る照明装置を示す分解斜視図である。図3に示すように、照明装置10は、照明装置本体100以外に、ベース20、ホルダ30、化粧カバー40、カバー50、カバー押え部材60および配線部材70等を備えている。
照明装置本体100は、基板110と、当該基板110上に設けられた複数の光源部101とを有する。照明装置本体100の詳細については後述する。
ベース20は、例えば、円板状のアルミダイキャスト加工品であって、上面側の中央に搭載部21を有し、当該搭載部21に照明装置本体100が搭載されている。また、ベース20の上面側には、搭載部21を挟んだ両側に、ホルダ30固定用の組立ねじ35を螺合させるためのねじ孔22が設けられている。さらに、ベース20の周部には、挿通孔23、ボス孔24および切欠部25が設けられている。
ホルダ30は、例えば、有底円筒状であって、円板状の押え板部31と、当該押え板部31の周縁からベース20側に延設された円筒状の周壁部32とを有する。照明装置本体100は、ホルダ30の押え板部31で照明装置本体100の基板110をベース20の搭載部21に押えつけることによって、ベース20に固定されている。押え板部31の中央には、照明装置本体100の光源部101を露出させるための窓孔33が形成されている。また、押え板部31の周部には、照明装置本体100に接続されたリード線71がホルダ30に干渉するのを防止するための開口部34が、窓孔33と連通した状態で形成されている。さらに、ホルダ30の押え板部31の周部には、ベース20のねじ孔22に対応する位置に、組立ねじ35を挿通するための挿通孔36が貫設されている。
化粧カバー40は、例えば、白色不透明の樹脂等の非透光性材料からなる円環状であって、ホルダ30とカバー50との間に配置されており、開口部34から露出したリード線71や組立ねじ35等を覆い隠している。化粧カバー40の中央には、光源部101を露出させるための窓孔41が形成されている。
カバー50は、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ガラス等の透光性材料により形成されており、光源部101の表面から発せられた光はカバー50を透過して照明装置10の外部へ取り出される。当該カバー50は、光源部101を覆うドーム形状であってレンズ機能を有する本体部51と、当該本体部51の周縁部から外方へ延設された外鍔部52とを有し、当該外鍔部52がベース20に固定されている。外鍔部52には、カバー押え部材60のボス部61に対応する位置に、ボス部61を避けるための半円状の切欠部53が形成されている。さらに、外鍔部52には、ベース20の挿通孔23に対応する位置に、挿通孔23に挿通される取付ねじ(不図示)を避けるための半円状の切欠部54が形成されている。
カバー押え部材60は、例えば、アルミニウム等の金属や白色不透明の樹脂のような非透光性材料からなり、カバー50の本体部51から発せられる光を妨げないように円環板状になっている。カバー押え部材60でカバー50の外鍔部52をベース20に押えつけることによって、カバー50はベース20に固定されている。カバー押え部材60の下面側には、ベース20のボス孔24に対応する位置に、円柱状のボス部61が設けられている。カバー押え部材60は、カバー押え部材60のボス部61をベース20のボス孔24に挿通させた状態で当該ボス部61の先端部分を潰して行う所謂カシメ留めによって、ベース20に固定されている。カバー押え部材60の周縁部には、ベース20の挿通孔23に対応する位置に、挿通孔23に挿通される取付ねじ(不図示)を避けるための半円状の切欠部62が形成されている。
配線部材70は、照明装置本体100と電気的に接続された一組のリード線71を有し、それらリード線71の照明装置本体100に接続された側とは反対側の端部にはコネクタ72が取り付けられている。照明装置本体100に接続された配線部材70のリード線71は、ベース20の切欠部25を介して照明装置10の外部へ導出されている。
<照明装置本体>
図4は、本実施の形態に係る照明装置本体を示す平面図である。図4に示すように、本実施の形態に係る照明装置本体100は、基板110と、当該基板110の上面111に設けられた複数のSMD(Surface Mount Device)型の光源部101とを備える。当該光源部101が本実施の形態に係る発光モジュールである。
基板110は、例えば、略方形板状であって、セラミック基板や熱伝導樹脂等からなる絶縁層とアルミ板等からなる金属層との2層構造を有する。基板110の上面111には、外部接続端子191〜193および配線194,195等で構成される導体パターン190が形成されている。外部接続端子191〜193は、基板110の上面111における周縁部に形成されており、それぞれリード線71によって回路ユニット4と接続される。配線194,195は、外部接続端子191〜193と各光源部101とを電気的に接続しており、光源部101には、外部接続端子191〜193および配線194,195を介して電力が供給される。
図5(a)は、本実施の形態に係る発光モジュールを示す平面図であって、図5(b)は、図5(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図5(a)および図5(b)に示すように、光源部101は、反射部材120、第1の発光素子130、第2の発光素子140、第1の封止部材150、第2の封止部材160、電極171〜174、およびボンディングワイヤ181〜184等で構成される。
反射部材120は、本発明に係るパッケージの一例であって、略直方体形状を有し、上面121には倒立円錐台形状の凹部122が設けられている。そして、凹部122の底面123には、第1の発光素子130および第2の発光素子140が実装されている。具体的には、凹部122の底面123には電極171の一端部171aが位置しており、その一端部171a上に第1の発光素子130が実装されている。また、凹部122の底面123には電極173の一端部173aも位置しており、その一端部173a上に第2の発光素子140が実装されている。また、凹部122は、底面123および側周面124が反射面となっている。第2の発光素子140が発する光の一部および第2の発光素子140が発する光の一部は、反射面によって反射され、凹部122の外部へと導かれる。
反射部材120を構成する材料としては、シリコン材料、セラミック材料、樹脂材料等が挙げられる。凹部122の反射面の反射率を高めたい場合は、アルミナ、チタニア、ジルコニア、窒化アルミニウム、酸化亜鉛等の白色セラミック材料や、白色染料を含有させた樹脂材料等を用いることが好ましい。
第1の発光素子130は、本実施の形態では、ピーク波長が615nm以上660nm以下の赤色光を出射する赤色LEDである。なお、第1の発光素子130は、ピーク波長が615nm以上660nm以下の赤色光を発する赤色LEDに限定されず、それ以外の波長の赤色光を発する赤色LEDであってもよい。また、第1の発光素子130は、LED以外の固体発光素子であってもよく、例えば、LD(レーザダイオード)、EL素子(エレクトリックルミネッセンス素子)等であってもよい。
第2の発光素子140は、本実施の形態では、ピーク波長が440nm以上480nm以下の青色光を出射する青色LEDである。なお、第2の発光素子140は、ピーク波長が440nm以上480nm以下の青色光を発する青色LEDに限定されず、それ以外の波長の青色光を発する青色LEDであってもよいし、紫外光を発するLEDであってもよい。第2の発光素子140が紫外光の場合は、紫外光を白色光に変換する第2の封止部材と組み合わせられる。また、第2の発光素子140は、LED以外の固体発光素子であってもよく、例えば、LD、EL素子等であってもよい。
第1の封止部材150は、ドーム形状であって、第1の発光素子130および電極171の一端部171aを封止している。当該第1の封止部材150は、反射部材120の凹部122内において第1の発光素子130の近傍に部分的に存在している。具体的には、第1の封止部材150は島状に存在している。すなわち、凹部122の底面123の全領域に第1の封止部材150が存在しているのではなく、底面123の一部の第1の発光素子130の近傍のみに存在している。第1の封止部材150の形状は、具体的には略半楕円球形状であって、上面151が回転楕円面となっている。
第2の封止部材160は、反射部材120の凹部122の底における第1の封止部材150が存在していない領域を埋めるように存在しており、凹部122内における第1の封止部材150で封止されていない部分を封止している。具体的には、第2の発光素子140および電極172〜174の一端部172a〜174aを封止している。さらに、第1の封止部材150の上面151における外周縁付近の上方にも第2の封止部材160の一部が存在しており、第1の封止部材150の裾部が第2の封止部材160中に埋没している。一方、第1の封止部材150の上面151における中央付近の上方には第2の封止部材160は存在しておらず、第2の封止部材160の上面161から第1の封止部材150の頂部が突出している。
電極171〜174は、リードフレームタイプの電極であって、互いに離間して配置されている。電極171と電極172とが対となり第1の発光素子130用の電極として機能し、電極173と電極174とが対となり第2の発光素子140用の電極として機能している。なお、電極171〜174は、リードフレームタイプに限定されず、リードフレームタイプ、金属薄膜タイプ、PCB(Printed circuit board)の銅箔層タイプ等であってもよい。
各電極171〜174は、それぞれ一端部171a〜174aが反射部材120の凹部122内に位置し、他端部171b〜174bが反射部材120の外部に露出している。そして、電極171の一端部171aに第1の発光素子130が接着剤により接着されており、電極173の一端部173aに第2の発光素子140が接着剤により接着されている。
ボンディングワイヤ181〜184は、発光素子130,140と電極171〜174とを電気的に接続している。具体的には、第1の発光素子130は、ボンディングワイヤ181によって電極171と接続されていると共に、ボンディングワイヤ182によって電極172と接続されている。第2の発光素子140は、ボンディングワイヤ183によって電極173と接続されていると共に、ボンディングワイヤ184によって電極174と接続されている。なお、発光素子130,140と電極171〜174とは、上記のようにワイヤボンディングで接続される以外に、例えばダイボンディング、フリップボンディング等で接続されていてもよい。
図4に示すように、各光源部101の第1の発光素子130は、電極171,172の他端部171b,172bが配線194と電気的に接続されることによって、外部接続端子191,192間において直列接続されている。また、各光源部101の第2の発光素子140は、電極172,174の他端部172b,174bが配線195と電気的に接続されることによって、外部接続端子191,193間において直列接続されている。
<光源部>
図5(b)に示すように、第1の封止部材150は、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料152で構成されている。すなわち、第1の封止部材150は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでいない。波長変換機能を有する物質が混入されていないとは、第1の発光素子130が発する赤色光を波長変換する波長変換材料も、第2の発光素子140が発する青色光を波長変換する波長変換材料も、それ以外の波長変換材料も、混入されていないことを意味する。また、実質的に混入されていないとは、第1の発光素子130が発する赤色光を別の色の光に変えることを意図して混入されていないことを意味し、照明装置本体100の機能に悪影響を及ぼさない程度に不純物等が混入していてもよい。
第1の封止部材150中に波長変換機能を有する物質が実質的に存在しないため、第1の発光素子130が発した赤色光は、第1の封止部材150内を透過する際に減衰し難い。したがって、第1の封止部材150中に波長変換材料が存在する場合と比べると、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
第2の封止部材160は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する黄色蛍光体が波長変換材料163として混入された第2の透光性材料162で構成されている。すなわち、第2の封止部材160は、波長変換材料163を含んでいる。第2の発光素子140が発する青色光は、第2の封止部材160内を透過する際に、波長変換材料163によって、例えばピーク波長が535nm以上555nm以下の黄色光に波長変換される。一方、第1の封止部材150には波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていないため、第1の発光素子130が発する赤色光は、波長変換されることなく第1の封止部材150内を透過する。その結果、第1の発光素子130が発する赤色光と、第2の発光素子140が発する青色光と、波長変換材料163による波長変換後の黄色光との混色により、白色光が得られる。本実施の形態において、光源部101から発せられる白色光の色温度は、例えば2500K以上6000K以下であり、このような白色光は照明用の光として好適であるが、白色光の色温度は上記範囲に限定されない。
第2の封止部材160は、凹部122の底面123と直交する方向において、すなわち平面視において、第1の発光素子130と重ならない領域に存在している。言い換えると、平面視において第1の発光素子130と重なる領域Aには、第2の封止部材160は存在していない。
第1の封止部材150の高さ(凹部122の底面123と直交する方向の最大寸法)は、第2の封止部材160の高さよりも高く、第1の封止部材150の頂部は第2の封止部材160の上面161から突出している。そして、領域Aに、突出している第1の封止部材150の頂部が位置している。言い換えると、領域Aでは、第1の封止部材150の上面151が第2の封止部材160の上面161から露出している。
第2の封止部材160中には、粒子状の波長変換材料163が凹部122の底面123側に偏った状態で分布している。すなわち、波長変換材料163の粒子は、第1の透光性材料162中に均等に分散されておらず、凹部122の底面123側が密となり第2の封止部材160の上面161側が疎となる状態で、第1の透光性材料162中に分散されている。このような構成であれば、第2の封止部材160における上面161側に存在する波長変換材料163の量を少なくすることができる。そうすると、第2の封止部材160における第1の封止部材150の上方に位置する部分において波長変換材料163の量が少なくなるため、光路L2の赤色光が第2の封止部材160を透過する際に、波長変換材料163によって吸収され難い。
さらに、本実施の形態では、波長変換材料163が、第2の封止部材160中において、第2の発光素子140の近傍および凹部122の底面123の近傍に、第2の発光素子140および凹部122の底面123を覆うように層状に分布している。そのため、第2の封止部材160中における第2の発光素子140の近傍および凹部122の底面123の近傍以外には、波長変換材料163が殆ど存在していない。すなわち、第2の封止部材160における上面161側に存在する波長変換材料163の量が僅かであるため、光路L2を通る赤色光が、第2の封止部材160を透過する際に波長変換材料163によってより吸収され難い。
加えて、波長変換材料163が第2の発光素子140の近傍および凹部122の底面123の近傍に層状に分布していると、出射方向に影響されず青色光を一様に波長変換することができる。したがって、色むらが生じ難い。すなわち、例えば波長変換材料163が第2の透光性材料162中に均等に分散されている場合、例えば光路L3と光路L4とでは青色光が第2の封止部材160内を透過する距離が異なるため、波長変換される程度も異なる。青色光が第2の封止部材160内をより長い距離透過する光路L3の方が光路L4よりも波長変換され易く、より多くの青色光が黄色光に変えられる。このような波長変換の程度の差が色むらの原因となる。しかしながら、波長変換材料163が第2の発光素子140の近傍に層状に分布している場合は、青色光が波長変換材料163の層を透過する距離は光路L3と光路L4とで大きく変わらないため、波長変換の程度も大きく変わらない。したがって、色むらが生じ難い。
なお、波長変換材料163は、必ずしも、第2の発光素子140の近傍および凹部122の底面123の近傍に、第2の発光素子140および凹部122の底面123を覆うように層状に分布している必要はない。また、波長変換材料163は、第2の封止部材160中において必ずしも凹部122の底面123側に偏った状態で分布している必要もない。波長変換材料163は、第2の封止部材160中において均一に分散されていてもよい。
<製造方法>
図6(a)〜図6(d)は、本実施の形態に係る発光モジュールの製造方法の要部を説明するための工程図である。照明装置本体100の製造工程において、発光モジュールとしての光源部101の第1の封止部材150および第2の封止部材160は、例えば以下に説明するようなディスペンス法によって形成することができる。
まず、凹部122を有し、当該凹部122の底面123に第1の発光素子130および第2の発光素子140が実装された反射部材120を用意する。
次に、図6(a)に示すように、凹部122内における第1の発光素子130の近傍に、ディスペンサー102を用いて、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料152のペースト150aを充填する。ペースト150aは、部分的に、具体的には上面151が回転楕円面である略半楕円球形状になるように充填する。その後、第1の透光性材料152を固化させることによって、第1の封止部材150が形成される。
透光性材料152としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッソ樹脂、シリコーン・エポキシのハイブリッド樹脂、ユリア樹脂等を用いる。なお、透光性材料152には、拡散材等が混入されていても良い。
第1の封止部材150を部分的に充填するためには、ペースト150aの粘度が20Pa・sec以上、60Pa・sec以下であることが好ましい。ペースト150aの粘度が20Pa・sec未満であると、ペースト150aを充填した直後からそのペースト150aの形状が崩れてしまうため、設計どおりの形状の第1の封止部材150を形成することが困難である。ペースト150aの粘度が60Pa・secを超えると、ディスペンサー102のノズル内部でのペースト150aの抵抗が高くなり過ぎて、ペースト150aの充填が困難になる。
なお、ペースト150aの粘度を上げる方法として、透光性材料152にフィラーを混入することが考えられる。そのフィラーは、第1の発光素子130が発する赤色光を減衰させないためにも透明のものが好ましい。また、第1の封止部材150の形状を好適に維持するためには、第1の封止部材150のショアA硬度が20以上であることが好ましい。
次に、図6(b)に示すように、ディスペンサー103を用いて、第2の発光素子140が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料163が混入されている第2の透光性材料162のペースト160aを充填する。ペースト160aは、凹部122の底面123における第1の封止部材150が存在していない領域の全てを埋めるように充填する。その際、第1の封止部材150の頂部がペースト160aから突出するように充填する。なお、ペースト160aを充填するタイミングは、必ずしも第1の透光性材料152が完全に固化した後に限定されず、完全に固化する前であってもよい。
次に、波長変換材料163が第2の透光性材料162中において凹部122の底面123側に偏って分布するように波長変換材料163を沈降させる。具体的には、波長変換材料163が、第2の発光素子140の近傍および凹部122の底面123の近傍に、第2の発光素子140および凹部122の底面123を覆うように層状に分布するまで沈降させる。ペースト160aを下記で説明するような粘度に調整し、基板110を水平な姿勢に保ちながら静置することによって、波長変換材料163を沈降させる。第1の封止部材150の上面151が平らな部分のない回転楕円面であって全体が傾斜しているため、波長変換材料163が沈降する際に、第1の封止部材150の上面151には波長変換材料163が積もり難い。したがって、凹部122の底面123近傍に層状に波長変換材料163を分布させ易く、第2の発光素子140が発する赤色光が波長変換材料163によって吸収され難い。
透光性材料162としては、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、フッソ樹脂、シリコーン・エポキシのハイブリッド樹脂、ユリア樹脂等が挙げられる。波長変換材料163としては、例えば、サイアロン蛍光体等の酸窒化物蛍光体、硫化物蛍光体、シリケート系蛍光体、および、それら蛍光体のうちの2種類以上を混合した混合物、および、燐光体等が挙げられる。
ペースト160aの粘度は、0.01Pa・sec以上、1.0Pa・sec以下であることが好ましい。ペースト160aの粘度が1.0Pa・secを超えると、波長変換材料163の沈降が遅くなり過ぎて、波長変換材料163が設計どおりに沈降するまでに第2の透光性材料162が固化してしまうおそれがある。そうなった場合、沈降しきれなかった波長変換材料163が第2の封止部材160における上面161側にも多く存在することになるため、第1の発光素子130が発する赤色光が波長変換材料163によって吸収され易くなる。
その後、第2の透光性材料162を固化させることによって、図6(d)に示すような上面161が平らな第2の封止部材160が完成する。以上のような工程により、第1の発光素子130が第1の封止部材150で封止され、第2の発光素子140が第2の封止部材160で封止された光源部101が完成する。
ディスペンス法により第1の封止部材150および第2の封止部材160を形成すれば、接着剤等を使用しないでも第1の封止部材150および第2の封止部材160を凹部122の底面123に密着させることができる。また、ディスペンス法は、第1の封止部材150および第2の封止部材160に位置ずれが生じ難い点においても好適である。
なお、ペースト150a,160aの粘度、ディスペンサー102,103のノズル径、凹部122の底面123からノズルまでの高さ、ノズルの動作速度等を調整することによって、所望の形状の第1の封止部材150および第2の封止部材160を形成することが可能である。
以上のようにして製造した発光モジュールとしての光源部101を基板110の上面111に設けることによって照明装置本体100が完成する。
<変形例>
以下に、本発明に係る発光モジュール、照明装置および照明器具の変形例について説明する。
[発光モジュールの変形例]
本発明に係る発光モジュールは、上記本実施の形態に係る光源部101に限定されない。
(変形例1)
図7(a)は、変形例1に係る発光モジュールを示す平面図であって、図7(b)は、図7(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図7(a)および図7(b)に示すように、変形例1に係る発光モジュールとしての光源部201は、第1の封止部材250が凹部122の側周面124に接触している点において、上記実施の形態に係る光源部101と異なる。
光源部201は、反射部材120、第1の発光素子130、第2の発光素子140、第1の封止部材250、第2の封止部材260、電極171〜174、およびボンディングワイヤ181〜184等で構成される。反射部材120、第1の発光素子130、第2の発光素子140、電極171〜174、およびボンディングワイヤ181〜184は、上記実施の形態に係る光源部101と同じであるため説明を省略する。
第1の封止部材250は、ドーム形状であって、反射部材120の凹部122内において第1の発光素子130の近傍に部分的に存在しており、第1の発光素子130および電極171,172の一端部171a,172aを封止している。当該第1の封止部材250は、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料252で構成されている。第1の透光性材料252については、上記実施の形態に係る第1の透光性材料152と同様であるため説明を省略する。
第2の封止部材260は、反射部材120の凹部122の底面123における第1の封止部材150が存在していない領域の全てを埋めるように存在しており、凹部122内における第1の封止部材150で封止されていない部分の全てを封止している。具体的には、第2の発光素子140および電極173,174の一端部173a,174aを封止している。
図7(b)に示すように、第2の封止部材260は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する波長変換材料263が混入された第2の透光性材料262で構成されている。第2の透光性材料262については上記実施の形態に係る第2の透光性材料162と同様であり、波長変換材料263については上記実施の形態に係る波長変換材料163と同様であるため、説明を省略する。
第2の封止部材260は、凹部122の底面123と直交する方向において、すなわち平面視において第1の発光素子130と重ならない領域に存在している。すなわち、平面視において第1の発光素子130と重なる領域Aには、第2の封止部材260は存在していない。
第1の封止部材250の高さ(凹部122の底面123と直交する方向の最大寸法)は、第2の封止部材260の高さよりも高く、第1の封止部材250の頂部は第2の封止部材260の上面261から突出している。そして、領域Aに、第1の封止部材250における第2の封止部材260の上面261から突出した部分が位置している。言い換えると、領域Aでは、第1の封止部材250の上面251が第2の封止部材260の上面261から露出している。
このような構成である場合、第1の発光素子130から凹部122の底面123と直交する方向に向けて発せられる主出射光の光路L1上には、第2の封止部材260が存在していない。すなわち第1の発光素子130の主出射光が第2の封止部材260内を透過しない構成であるため、赤色光が波長変換材料263により吸収され難い。
上記のような構成の光源部201は、図6に示す発光モジュールの製造方法において、第1の封止部材250の高さが第2の封止部材260の高さよりも高くなるように、ペースト150a,160aを充填して製造する。
上記実施の形態に係る光源部101では、第1の封止部材150が反射部材120の凹部122の側周面124に接触していなかったが、変形例1に係る光源部201では、第1の封止部材250が側周面124に接触している。このように第1の封止部材250が側周面124に接触している構成であれば、第1の封止部材250を形成する際に充填したペースト150aの形状を維持し易く、光源部201を製造し易い。
変形例1に係る光源部201は、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材250に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない。そのため、第1の発光素子130が発した赤色光が第1の封止部材250内を透過する際にその赤色光が減衰し難い。したがって、波長変換材料が混入されている封止部材によって第1の発光素子130が封止されている場合と比べて、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
(変形例2)
図8(a)は、変形例2に係る発光モジュールを示す平面図であって、図8(b)は、図8(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図8(a)および図8(b)に示すように、変形例2に係る発光モジュールとしての光源部301は、第2の封止部材360の一部が平面視において第1の発光素子130と重なる領域に存在している点において、上記実施の形態に係る光源部101と異なる。
光源部301は、反射部材120、第1の発光素子130、第2の発光素子140、第1の封止部材250、第2の封止部材360、電極171〜174、およびボンディングワイヤ181〜184等で構成される。反射部材120、第1の発光素子130、第2の発光素子140、電極171〜174、およびボンディングワイヤ181〜184は、上記実施の形態に係る光源部101と同じであるため説明を省略する。また、第1の封止部材250は、変形例1に係る第1の封止部材250と同じであるため説明を省略する。
第2の封止部材360は、反射部材120の凹部122の底面123における第1の封止部材150が存在していない領域の全てを埋めるように存在しており、凹部122内における第1の封止部材250で封止されていない部分の全てを封止している。具体的には、第2の発光素子140および電極173,174の一端部173a,174aを封止している。
図8(b)に示すように、第2の封止部材360は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する波長変換材料363が混入された第2の透光性材料362で構成されている。第2の透光性材料362については上記実施の形態に係る第2の透光性材料162と同様であり、波長変換材料363については上記実施の形態に係る波長変換材料163と同様であるため、説明を省略する。
第1の封止部材250の高さ(凹部122の底面123と直交する方向の最大寸法)は、第2の封止部材360の高さよりも高く、第1の封止部材250の頂部は第2の封止部材360の上面361から突出している。しかしながら、領域Aには、上面361から突出している第1の封止部材250の頂部は位置していない。言い換えると、領域Aでは、第1の封止部材250の上面251が第2の封止部材260によって覆われている。すなわち、第2の封止部材350の一部は、凹部122の底面123と直交する方向において第1の発光素子130と重なる領域に存在している。
このような構成である場合、第1の発光素子130から凹部122の底面123と直交する方向に向けて発せられる主出射光の光路L1上に、第2の封止部材260が存在することになる。すなわち、第1の発光素子130の主出射光が第2の封止部材360内を透過してしまう構成であるため、赤色光の一部は波長変換材料363により吸収される。しかしながら、例えば光路L5を通る赤色光のように、第2の封止部材360内を全く透過しない赤色光もある。したがって、波長変換材料が混入されている封止部材によって第1の発光素子130が封止されている場合と比べると、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
(変形例3)
図9(a)は、変形例3に係る発光モジュールを示す平面図であって、図9(b)は、図9(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図9(a)および図9(b)に示すように、変形例3に係る発光モジュールとしての照明装置本体500は、基板110と、当該基板110の上面111に設けられた枠体520とで構成されるパッケージ501を有する。基板110の上面111の上方における枠体520で囲繞された部分がパッケージ501の凹部522に該当し、基板110の上面111における枠体520で囲繞された領域が凹部522の底面523に該当する。
凹部522の底面523には、第1の発光素子130および第2の発光素子140が、COB(Chip on Board)技術を用いてフェイスアップ実装されている。このように、本発明の一態様に係るパッケージは、SMDタイプのパッケージに限定されず、COB技術を用いて発光素子130,140をフェイスアップ実装するためのパッケージであってもよい。
基板110、第1の発光素子130、および第2の発光素子140は、上記実施の形態と同様であるため説明を省略する。基板110の上面111には、回路ユニット4と接続される外部接続端子591〜593、および、外部接続端子591〜593と各発光素子130,140とを電気的に接続する配線(不図示)等で構成される導体パターン590が形成されている。
第1の発光素子130および第2の発光素子140は、凹部522の底面523にマトリクス状に配置されている。具体的には、複数の第1の発光素子130で構成される直線状の素子列502と、複数の第2の発光素子140で構成される直線状の素子列503とが、両端を揃えた状態で平行に並べて配置されている。それら素子列502,503は、第1の発光素子130で構成される素子列502と、第2の発光素子140で構成される素子列503とが交互に配置されており、色むらが抑制されている。
枠体520は、例えば略方形環状であって、第1の発光素子130および第2の発光素子140を囲繞している。枠体520の高さは、第1の封止部材550および第2の封止部材560の高さよりも高く、固化前の第2の透光性材料562の形状を保つ役割を果たす。
基板110の上面111における枠体520で囲繞された領域には、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材550および第2の発光素子140を封止する第2の封止部材560が設けられている。第1の封止部材550は、長尺状であって、第1の発光素子130からなる素子列502を一列ごと個別に封止しており、長手方向と直交する仮想面で切断した断面の形状が略半楕円形であると共に、長手方向両端部が略四半球形である。第2の封止部材560は、凹部522の底面523における第1の封止部材550が存在しない領域の全てを埋めるように存在しており、全ての第2の発光素子140を一括して封止している。
図9(b)に示すように、第1の封止部材550は、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料552で構成されている。第2の封止部材560は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する波長変換材料563が混入された第2の透光性材料562で構成されている。第1の透光性材料552、第2の透光性材料562および波長変換材料563については、上記実施の形態に係る第1の透光性材料152、第2の透光性材料162、および波長変換材料163と同様であるため、説明を省略する。
変形例3に係る照明装置本体500は、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材550に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない。そのため、第1の発光素子130が発した赤色光が第1の封止部材550内を透過する際にその赤色光が減衰し難い。したがって、波長変換材料が混入されている封止部材によって第1の発光素子130が封止されている場合と比べて、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
また、各第1の封止部材550の頂部は、それぞれ第2の封止部材560の上面561から突出しており、各第1の封止部材550の上面551の一部は、それぞれ平面視において直線状に第2の封止部材560の上面561から露出している。そして、各第1の封止部材550の上面551の露出している部分は、凹部122の底面123と直交する方向において、第1の発光素子130と重ならない領域に存在している。したがって、第1の発光素子130が発した凹部122の底面123と直交する方向に向けて発せられる主出射光が波長変換材料563によって吸収されることがなく、波長変換材料563による光出力の低下がより生じ難い。
また、波長変換材料563は、第2の封止部材560中において、第2の発光素子140の近傍および凹部522の底面523の近傍に、第2の発光素子140および凹部522の底面523を覆うように層状に分布している。そのため、第1の発光素子130が発する赤色光が、第2の封止部材560を透過する際に波長変換材料563によってより吸収され難い。
(変形例4)
図10(a)は、変形例4に係る発光モジュールを示す平面図であって、図10(b)は、図10(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図10(a)および図10(b)に示すように、変形例4に係る発光モジュールとしての照明装置本体600は、変形例3と同じパッケージ501を有する。凹部522の底面523には、第1の発光素子130および第2の発光素子140が、COB技術を用いてフェイスアップ実装されている。
基板110、第1の発光素子130、第2の発光素子140、および枠体520は、上記実施の形態と同様であるため説明を省略する。基板110の上面111には、回路ユニット4と接続される外部接続端子691〜693、および、外部接続端子691〜693と各発光素子130,140とを電気的に接続する配線(不図示)等で構成される導体パターン690が形成されている。
第1の発光素子130および第2の発光素子140は、凹部522の底面523にマトリクス状に配置されている。具体的には、複数の第1の発光素子130がX軸方向とY軸方向に沿って十字状に配置され、それらX軸とY軸とで区画される第1象限から第4象限の領域に、それぞれ複数の第2の発光素子140がマトリクス状に配置されている。
凹部522の底面523には、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材650および第2の発光素子140を封止する第2の封止部材660が設けられている。第1の封止部材650は平面視において十字状であって、全ての第1の発光素子130を一括して封止している。第2の封止部材660は、凹部522の底面523における第1の封止部材650が存在しない領域の全てを埋めるように存在しており、全ての第2の発光素子140を一括して封止している。
図10(b)に示すように、第1の封止部材650は、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料652で構成されている。第2の封止部材660は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する波長変換材料663が混入された第2の透光性材料662で構成されている。第1の透光性材料652、第2の透光性材料662、および波長変換材料663については、上記実施の形態に係る第1の透光性材料152、第2の透光性材料162、および波長変換材料163と同様であるため、説明を省略する。
変形例4に係る照明装置本体600は、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材650に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない。そのため、第1の発光素子130が発した赤色光が第1の封止部材650内を透過する際にその赤色光が減衰し難い。したがって、波長変換材料が混入されている封止部材によって第1の発光素子130が封止されている場合と比べて、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
また、第1の封止部材650の頂部は、第2の封止部材660の上面661から突出しており、第1の封止部材650の上面651の一部は、平面視において十字状に第2の封止部材660の上面661から露出している。そして、第1の封止部材650の上面651の露出している部分は、凹部122の底面123と直交する方向において、第1の発光素子130と重ならない領域に存在している。したがって、第1の発光素子130が発した凹部122の底面123と直交する方向に向けて発せられる主出射光が波長変換材料663によって吸収されることがなく、波長変換材料663による光出力の低下がより生じ難い。
また、波長変換材料663は、第2の封止部材660中において、第2の発光素子140の近傍および凹部522の底面523の近傍に、第2の発光素子140および凹部522の底面523を覆うように層状に分布している。そのため、第1の発光素子130が発する赤色光が、第2の封止部材660を透過する際に波長変換材料663によってより吸収され難い。
(変形例5)
図11(a)は、変形例5に係る発光モジュールを示す平面図であって、図11(b)は、図11(a)におけるX−X線で切断した断面図である。図11(a)および図11(b)に示すように、変形例5に係る発光モジュールとしての照明装置本体700は、変形例3と同じパッケージ501を有する。凹部522の底面523には、第1の発光素子130および第2の発光素子140が、COB技術を用いてフェイスアップ実装されている。
基板110、第1の発光素子130、第2の発光素子140、および枠体520は、上記実施の形態と同様であるため説明を省略する。基板110の上面111には、回路ユニット4と接続される外部接続端子791〜793、および、外部接続端子791〜793と各発光素子130,140とを電気的に接続する配線(不図示)等で構成される導体パターン790が形成されている。
第1の発光素子130および第2の発光素子140は、凹部522の底面523に例えば千鳥状に配置されている。このように、第1の発光素子130と第2の発光素子140とを千鳥状に配置することによって、色むらが抑制されている。
基板110の上面111における枠体520で囲繞された領域には、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材750および第2の発光素子140を封止する第2の封止部材760が設けられている。
第1の封止部材750は、ドーム形状、具体的には略半球状でであって、第1の発光素子130を1つずつ個別に封止するように部分的に、具体的には島状に形成されている。なお、ここでの島状とは、不連続に第1の封止部材750が形成されており、それら第1の封止部材750によって凹部522の底面523が埋めつくされてはいないことを意味する。なお、上記実施の形態に係る照明装置本体100のように、第1の封止部材150が1つしかない場合も、その第1の封止部材150によって凹部122の底面123が埋めつくされていないので島状に該当する。
第2の封止部材760は、凹部522の底面523における第1の封止部材750が存在しない領域の全てを埋めるように存在しており、全ての第2の発光素子140を一括して封止している。
図11(b)に示すように、第1の封止部材750は、波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない第1の透光性材料752で構成されている。第2の封止部材760は、第2の発光素子140が発する青色光を黄色光に変換する波長変換材料763が混入された第2の透光性材料762で構成されている。第1の透光性材料752、第2の透光性材料762および波長変換材料763については、上記実施の形態に係る第1の透光性材料152、第2の透光性材料162、および波長変換材料163と同様であるため、説明を省略する。
変形例5に係る照明装置本体700は、第1の発光素子130を封止する第1の封止部材750に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていない。そのため、第1の発光素子130が発した赤色光が第1の封止部材750内を透過する際にその赤色光が減衰し難い。したがって、波長変換材料が混入されている封止部材によって第1の発光素子が封止されている場合と比べて、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
また、各第1の封止部材750の頂部は、それぞれ第2の封止部材760の上面761から突出しており、各第1の封止部材750の上面751の一部は、それぞれ平面視において半球状に第2の封止部材760の上面761から露出している。そして、各第1の封止部材750の上面751の露出している部分は、凹部122の底面123と直交する方向において、第1の発光素子130と重ならない領域に存在している。したがって、第1の発光素子130が発した凹部122の底面123と直交する方向に向けて発せられる主出射光が波長変換材料763によって吸収されることがなく、波長変換材料763による光出力の低下がより生じ難い。
また、波長変換材料763は、第2の封止部材760中において、第2の発光素子140の近傍および凹部522の底面523の近傍に、第2の発光素子140および凹部522の底面523を覆うように層状に分布している。そのため、第1の発光素子130が発する赤色光が、第2の封止部材760を透過する際に波長変換材料763によってより吸収され難い。
(その他)
本発明の一態様に係る発光モジュールにおいて、第1の封止部材および第2の封止部材の形状はそれぞれ任意である。また、第1の封止部材および第2の封止部材に封止される第1の発光素子130および第2の発光素子140の数や配列も任意である。また、第1の封止部材または第2の封止部材に、第1の発光素子および第2の発光素子以外の第3の発光素子が封止されていてもよい。
また、本発明の一態様に係る発光モジュールにおいて、第1の発光素子、第2の発光素子および波長変換材料から得られる光の組み合わせは、赤色光、青色光および黄色光に限定されない。例えば、赤色光、紫外光および緑色光等の組合せが考えられる。
[照明装置の変形例]
本発明に係る照明装置は、上記実施の形態に係る照明装置10に限定されない。
例えば、上記実施の形態は、本発明の一態様に係る照明装置をダウンライト用のランプユニットに応用する形態であったが、照明装置の形態は上記実施の形態に限定されない。例えば、以下に説明するような直管形蛍光灯などの代替として期待される直管形LEDランプや、LED電球に応用してもよい。なお、直管形LEDランプとは、電極コイルを用いた従来の一般直管蛍光灯と略同形のLEDランプをいう。LED電球とは、従来の白熱電球と略同形のLEDランプをいう。
(変形例6)
図12は、変形例6に係る照明装置を示す分解斜視図である。図12に示すように、変形例6に係る照明装置800は、照明装置本体801、筐体802、基台803、および一対の口金804,805を備える。
照明装置本体801は、基板810および複数の発光モジュールとしての光源部101を備えている。
基板810は、例えば、長尺板状であって、セラミック基板や熱伝導樹脂等からなる絶縁層とアルミ板等からなる金属層との2層構造を有する。基板810の上面には、複数の光源部101が基板810の長手方向に沿って等間隔を空けながら一本の直線状に並べられている。光源部101は、図5(b)に示すような上記本実施の形態と同様の光源部101である。変形例6でも、上記本実施の形態と同様に、第1の発光素子130を封止する第1の透光性材料152に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていないため、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
図12に戻って、筐体802は、両端部に開口を有する長尺筒状であって、基台803および照明装置本体801が内部に収容されている。筐体802の材質は特に限定されるものではないが、透光性材料であることが好ましく、透光性材料としては、例えばプラスチックのような樹脂やガラス等が挙げられる。なお、筐体802の横断面形状は特に限定されず、円環状であってもよいし、多角形の環状であってもよい。
基台803は、両端が一対の口金804,805の近傍にまで延びた長尺板状であって、その長手方向の長さは、筐体802の長手方向の長さと略同等である。基台803は、照明装置本体801の熱を放熱するためのヒートシンクとして機能することが好ましく、そのためには金属等の高熱伝導性材料によって形成されていることが好ましい。
一対の口金804,805は、筐体802の両端部に設けられており、照明器具(不図示)のソケットに接続される。照明装置800を照明器具に取り付けた状態において、一対の口金804,805を介して照明装置本体801への給電が行われる。また、照明装置本体801で生じた熱が、基台803および一対の口金804,805を介して照明器具に伝わる。
(変形例7)
図13は、変形例7に係る照明装置を示す断面図である。図13に示すように、変形例7に係る照明装置900は、照明装置本体100、ホルダ920、回路ユニット930、回路ケース940、口金950、グローブ960および筐体970を主な構成とするLED電球である。
照明装置本体100は、上記実施の形態に係る照明装置本体100と同じものであって、基板110と、当該基板110上に設けられた複数の発光モジュールとしての光源部101とを有する。光源部101は、図5(b)に示すような上記本実施の形態と同様の光源部101である。変形例7でも、上記本実施の形態と同様に、第1の発光素子130を封止する第1の透光性材料152に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていないため、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
図13に戻って、ホルダ920は、モジュール保持部921と回路保持部922とを備える。モジュール保持部921は、照明装置本体100を筐体970に取り付けるための略円板状の部材であって、アルミニウムなどの良熱伝導性材料からなり、その材料特性により、照明装置本体100からの熱を筐体970へ熱を伝導する熱伝導部材としても機能する。回路保持部922は、例えば合成樹脂で形成された略円形皿状であって、ねじ923によってモジュール保持部921に固定されている。回路保持部922の外周には回路ケース940に係合させるための係合爪924が設けられている。
回路ユニット930は、回路基板931と当該回路基板931に実装された複数個の電子部品932とからなり、前記回路基板931が回路保持部922に固定された状態で筐体970内に収納されており、照明装置本体100と電気的に接続されている。回路ユニット930は、上記実施の形態に係る回路ユニット4に相当する。
回路ケース940は、回路ユニット930を内包した状態で回路保持部922に取り付けられている。回路ケース940には、回路保持部922の係合爪924と係合する係合孔941が設けられており、前記係合爪924を前記係合孔941に係合させることにより、回路保持部922に回路ケース940が取り付けられている。
口金950は、JIS(日本工業規格)で規定された口金、例えばE型口金の規格に適合する口金であり、一般白熱電球用のソケット(不図示)に装着するために使用される。口金950は、筒状胴部とも称されるシェル951と円形皿状をしたアイレット952とを有し、回路ケース940に取り付けられている。シェル951とアイレット952とは、ガラス材料からなる絶縁体部953を介して一体となっている。シェル951は、回路ユニット930の一方の給電線933と電気的に接続されており、アイレット952は、回路ユニット930の他方の給電線934と電気的に接続されている。
グローブ960は、略ドーム形状であって、照明装置本体100を覆うようにして、その開口端部961が接着剤962により筐体970およびモジュール保持部921に固定されている。
筐体970は、例えば円筒状であって、一方の開口側に照明装置本体100が配置され、他方の開口側に口金950が配置されている。当該筐体970は、照明装置本体100からの熱を放散させる放熱部材(ヒートシンク)として機能させるために、熱伝導性の良い材料、例えばアルミニウムを基材として形成されている。
(変形例8)
図14は、変形例8に係る照明装置を示す断面図である。図14に示すように、変形例8に係る照明装置1000は、照明装置本体1010、グローブ1020、ステム1030、支持部材1040、ケース1050、回路ユニット1060および口金1070を主な構成とするLED電球である。
照明装置本体1010は、基板1011が透光性材料で構成された透光性の基板である以外は、上記本実施の形態に係る照明装置本体100と同様の構成である。図5に示すように、当該照明装置本体1010は、基板1011以外に、発光モジュールとしての光源部101を複数備える。変形例8でも、上記本実施の形態と同様に、第1の発光素子130を封止する第1の透光性材料152に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていないため、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
図14に戻って、グローブ1020は、一般的な白熱電球のガラスバルブと略同じ形状であって、内部に照明装置本体1010が収容されている。当該グローブ1020は、シリカガラス、アクリル樹脂などの透光性材料で構成されており、透明であって、内部に収容された照明装置本体1010は外部から視認可能である。照明装置本体1010はグローブ1020の内部の略中央に配置されているため、照明装置1000は白熱電球に近似した配光特性を有する。さらに、基板1011が透光性の基板であるため、基板1011の上面1011aに設けられた光源部101から発せられた光が基板1011を透過して口金1070側にも照射され、照明装置1000はより白熱電球と近似した配光特性を有する。なお、グローブ1020は、必ずしも透明である必要はなく、例えばシリカからなる乳白色の拡散膜が内面に形成された半透明のグローブであってもよい。また、基板1011の下面1011bにも光源部101が実装されていてもよい。
ステム1030は、棒状形状であって、グローブ1020の開口部1021の近傍からグローブ1020内に向かって延びるように配置されており、基端が支持部材1040に固定され、先端に照明装置本体1010が取り付けられている。当該ステム1030は、照明装置本体1010の熱を支持部材1040に伝導させる役割を果たすため、照明装置本体1010の基板1011よりも熱伝導率の大きい材料で構成されていることが好ましい。例えば、Al、Al合金などの金属材料、セラミックなどの無機材料によって構成されていることが好ましい。照明装置本体1010のステム1030への取り付けは、照明装置本体1010の基板1011を、ステム1030の先端に設けられた搭載部1031に、例えば接着剤、接着シートなどの固着材によって固着することにより行われている。接着剤としては、例えば、金属微粒子をシリコーン樹脂に分散させてなる高熱伝導性の接着剤が挙げられる。接着シートとしては、例えば、アルミナ、シリカ、酸化チタンなどの熱伝導性のフィラーをエポキシ樹脂に分散させてシート状に形成し、その両面に接着剤を塗布してなる高熱伝導性の接着シートが挙げられる。それら高熱伝導性の接着剤および接着シートは、照明装置本体1010の熱をステム1030に効率良く伝導させることができるため好適である。なお、ステム1030の表面に研磨処理による鏡面仕上げなどによって反射面を形成することで、配光制御を行ってもよい。
支持部材1040は、円形板状であって、第1の支持部1041と第2の支持部1042とを備える。照明装置本体1010側に位置する第1の支持部1041は、口金1070側に位置する第2の支持部1042よりも径が小さく、その径の差によって支持部材1040の外周には段差が生じている。その段差にグローブ1020の開口部1021を当接させた状態で、グローブ1020と支持部材1040とが接着剤1022により接着され、グローブ1020の開口部1021が第2の支持部1042によって塞がれている。支持部材1040は、ステム1030と同様に熱伝導率の大きい材料、例えば金属材料または無機材料によって構成されている。なお、第1の支持部1041の表面に研磨処理による鏡面仕上げなどによって反射面を形成することで、配光制御を行ってもよい。
ケース1050は、内部に回路ユニット1060が収容された筒状の部材であって、ガラス繊維を含有するポリブチレンテレフタレート(PBT)などの絶縁性材料で構成されており、グローブ1020側に位置する第1のケース部1051と、口金1070側に位置する第2のケース部1052とを備える。ケース1050と支持部材1040とは、支持部材1040に第1のケース部1051を外嵌させた状態で接着剤1022により固定されている。第2のケース部1052の外周面にはねじ溝が形成されており、そのねじ溝を利用して口金1070が第2のケース部1052に螺合されている。
回路ユニット1060は、回路基板1061と当該回路基板1061に実装された複数個の電子部品1062とからなり、ケース1050内に収納されている。当該回路ユニット1060は、上記実施の形態に係る回路ユニット4に相当する。照明装置本体1010と回路ユニット1060とは、例えば、熱伝導率が高い銅(Cu)を含む金属線で構成される給電線1063により電気的に接続されている。各給電線1063の一端は、照明装置本体1010の外部接続端子(不図示)と半田などにより電気的に接続されており、各給電線1063の他端は、回路ユニット1060と電気的に接続されている。
口金1070は、JISで規定された口金、例えばE型口金の規格に適合する口金であり、一般白熱電球用のソケット(不図示)に装着するために使用される。口金1070は、筒状胴部とも称されるシェル1071と円形皿状をしたアイレット1072とを有する。シェル1071と回路ユニット1060、アイレット1072と回路ユニット1060は、それぞれ給電線1064,1065を介して電気的に接続されている。
(変形例9)
図15は、変形例9に係る照明装置を示す分解斜視図である。図15に示すように、変形例9に係る照明装置1100は、電源回路内蔵型のLEDユニット(ライトエンジン)であって、照明装置本体100、載置部材1110、ケース1120、カバー1130、熱伝導シート1140,1150、固定用ネジ1160、反射鏡1170および回路ユニット1180を備える。
照明装置本体100は、上記実施の形態に係る照明装置本体100と同じものであって、基板110と、当該基板110上に設けられた複数の発光モジュールとしての光源部101とを有する。光源部101は、図5(b)に示すような上記本実施の形態と同様の光源部101である。変形例9でも、上記本実施の形態と同様に、第1の発光素子130を封止する第1の透光性材料152に波長変換機能を有する物質が実質的に混入されていないため、波長変換材料による光出力の低下が生じ難い。
図15に戻って、載置部材1110は、照明装置1100を装置設置面に固定するための固定部材として機能する。また、当該載置部材1110は、照明装置本体100の基板110が取り付けられる台座として機能する。載置部材1110は、例えば、Alなどの熱伝導性が高い材料で構成されている。
ケース1120は、照明装置本体100を囲う円筒形状の筐体であって、光出射側に開口が形成されており、例えば、PBTなどの絶縁性を有する合成樹脂からなる樹脂筐体で構成されている。ケース1120の内部には、照明装置本体100、熱伝導シート1140、反射鏡1170および回路ユニット1180が収容されている。
カバー1130は、ケース1120の内部に収容された照明装置本体100などを保護する役割を果たす部材であって、ケース1120の光出射側に形成された開口を塞ぐように、接着剤、リベットまたはネジなどによってケース1120に取り付けられている。カバー1130は、照明装置本体100から発せられる光を効率良く透光できるように、ポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂で構成されており、カバー1130越しにケース1120の内部が透けて見える。
熱伝導シート1140は、照明装置本体100と載置部材1110との間に配置されている。当該熱伝導シート1140は、基板110と載置部材1110とを熱的に接続する熱伝導シートであって、例えば、シリコーンゴムシート或いはアクリルシートなどで構成されており、照明装置本体100の熱を載置部材1110へ効率良く伝導させる役割を果たす。
熱伝導シート1150は、載置部材1110と装置設置面(不図示)との間に配置されている。当該熱伝導シート1150も、例えば、シリコーンゴムシート或いはアクリルシートなどで構成されており、熱伝導シート1140および載置部材1110を介して熱伝導シート1150に伝導する照明装置本体100の熱を装置設置面に逃がす役割を果たす。
載置部材1110とケース1120とは固定用ネジ1160によって互いに固定されている。
反射鏡1170は、照明装置本体100からの光を外部に効率良く取り出すための光学部材であって、カバー1130に向かって径が漸次拡大した筒状形状を有し、ポリカーボネートなどの反射率の高い材料によって構成されている。なお、反射率を向上させるために、反射鏡1170の内面に反射膜をコーティングしてもよい。
回路ユニット1180は、回路基板と当該回路基板に実装された複数個の電子部品とからなり、図面では電子部品が省略されている。当該回路ユニット1180は、円形状の開口が形成された円環状の形状をしており、ケース1120の内部であって反射鏡1170の外周の空間に配置されている。
[照明器具の変形例]
本発明に係る照明器具は、上記実施の形態に係る照明器具1に限定されない。
例えば、上記実施の形態では、発光モジュールが照明装置の一部として照明器具に組み込まれていたが、発光モジュールは、照明装置の一部としてではなく、それ単体として照明装置を介さずに、照明器具に直接組み込まれていてもよい。
[その他の変形例]
以上、本発明の構成を、上記実施の形態および変形例に基づいて説明したが、本発明は上記実施の形態およびその変形例に限られない。例えば、上記実施の形態およびその変形例の部分的な構成を、適宜組み合わせてなる構成であってもよい。また、上記実施の形態に記載した材料、数値等は好ましいものを例示しているだけであり、それに限定されることはない。さらに、本発明の技術的思想の範囲を逸脱しない範囲で、構成に適宜変更を加えることは可能である。
本発明は、照明用途全般に広く利用可能である。
1 照明器具
10,800,900,1000,1100 照明装置
101,201,301,500,600,700 発光モジュール
120,501 パッケージ
122,522 凹部
123,523 底面
124 側周面
130 第1の発光素子
140 第2の発光素子
150,250,550,650,750 第1の封止部材
152,252,552,652,752 第1の透光性材料
160,260,360,560,660,760 第2の封止部材
162,262,362,562,662,762 第2の透光性材料
163,263,363,563,663,763 波長変換材料

Claims (9)

  1. パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた発光モジュールであって、
    前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、
    前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、
    前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出していることを特徴とする発光モジュール。
  2. 前記波長変換材料は、前記第2の封止部材内において前記凹部の底面側に偏って分布していることを特徴とする請求項1に記載の発光モジュール。
  3. 前記波長変換材料は、前記第2の発光素子の近傍および前記凹部の底面の近傍に、前記第2の発光素子および前記凹部の底面を覆うように層状に分布していることを特徴とする請求項2に記載の発光モジュール。
  4. 前記第2の封止部材は、前記凹部の底面と直交する方向において前記第1の発光素子と重ならない領域に存在していることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の発光モジュール。
  5. 前記パッケージは反射部材であって、前記凹部の底面および側周面が反射面となっていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の発光モジュール。
  6. 前記第1の封止部材を構成する透光性材料にはフィラーが混入されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の発光モジュール。
  7. 前記第1の発光素子は、ピーク波長が615nm以上660nm以下の赤色光を発し、前記第2の発光素子は、ピーク波長が440nm以上480nm以下の青色光を発し、前記波長変換材料は、前記第2の発光素子が発する青色光の一部を黄色光に波長変換することを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の発光モジュール。
  8. パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた照明装置であって、
    前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、
    前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、
    前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出していることを特徴とする照明装置。
  9. パッケージに設けられた凹部の底面に発光色の異なる第1の発光素子および第2の発光素子が実装され、且つ、前記凹部内に前記第1の発光素子を封止する第1の封止部材および前記第2の発光素子を封止する第2の封止部材が設けられた照明器具であって、
    前記第1の封止部材は、透光性であって、波長変換機能を有する物質を実質的に含んでおらず、上面がドーム形状であって前記凹部内に部分的に存在し、
    前記第2の封止部材は、前記第2の発光素子が発する光を異なる波長の光に変換する波長変換材料を含み、前記凹部の底面における前記第1の封止部材が存在していない領域を埋めるように存在し、
    前記第1の封止部材の上面の一部が前記第2の封止部材の上面から露出していることを特徴とする照明器具。
JP2013219097A 2013-10-22 2013-10-22 発光モジュール、照明装置および照明器具 Pending JP2015082550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013219097A JP2015082550A (ja) 2013-10-22 2013-10-22 発光モジュール、照明装置および照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013219097A JP2015082550A (ja) 2013-10-22 2013-10-22 発光モジュール、照明装置および照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015082550A true JP2015082550A (ja) 2015-04-27

Family

ID=53013007

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013219097A Pending JP2015082550A (ja) 2013-10-22 2013-10-22 発光モジュール、照明装置および照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015082550A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015191924A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 新日本無線株式会社 Ledモジュールおよびその製造方法
KR20160111980A (ko) * 2014-01-21 2016-09-27 코닌클리케 필립스 엔.브이. 패터닝된 캡슐화를 가지는 하이브리드 칩-온-보드 led 모듈
JP2017011030A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 豊田合成株式会社 発光装置の製造方法
KR20170009035A (ko) * 2015-07-15 2017-01-25 엘지이노텍 주식회사 발광 소자 패키지
JP2017054996A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 発光装置、及び照明装置
CN109952651A (zh) * 2016-11-17 2019-06-28 昕诺飞控股有限公司 具有uv led的照明装置

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10490710B2 (en) 2014-01-21 2019-11-26 Lumileds Llc Hybrid chip-on-board LED module with patterned encapsulation
KR20160111980A (ko) * 2014-01-21 2016-09-27 코닌클리케 필립스 엔.브이. 패터닝된 캡슐화를 가지는 하이브리드 칩-온-보드 led 모듈
JP2017506003A (ja) * 2014-01-21 2017-02-23 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. パターン付けされた封止材を伴うハイブリッドチップオンボードledモジュール
US11075327B2 (en) 2014-01-21 2021-07-27 Lumileds Llc Hybrid chip-on-board LED module with patterned encapsulation
KR102265771B1 (ko) * 2014-01-21 2021-06-16 루미리즈 홀딩 비.브이. 패터닝된 캡슐화를 가지는 하이브리드 칩-온-보드 led 모듈
JP2015191924A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 新日本無線株式会社 Ledモジュールおよびその製造方法
JP2017011030A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 豊田合成株式会社 発光装置の製造方法
KR20170009035A (ko) * 2015-07-15 2017-01-25 엘지이노텍 주식회사 발광 소자 패키지
KR102408616B1 (ko) * 2015-07-15 2022-06-14 쑤저우 레킨 세미컨덕터 컴퍼니 리미티드 발광 소자 패키지
JP2017054996A (ja) * 2015-09-10 2017-03-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 発光装置、及び照明装置
JP2019536278A (ja) * 2016-11-17 2019-12-12 シグニファイ ホールディング ビー ヴィSignify Holding B.V. Uv ledを有する照明デバイス
CN109952651A (zh) * 2016-11-17 2019-06-28 昕诺飞控股有限公司 具有uv led的照明装置
JP7155117B2 (ja) 2016-11-17 2022-10-18 シグニファイ ホールディング ビー ヴィ Uv ledを有する照明デバイス
CN109952651B (zh) * 2016-11-17 2023-10-10 昕诺飞控股有限公司 具有uv led的照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5914826B2 (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
US9423118B2 (en) Light-emitting module and lamp using same
US10094523B2 (en) LED assembly
JP5999391B2 (ja) 発光装置、照明用光源及び照明装置
US9297501B2 (en) Illuminant device
JP2014146661A (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
US10337704B2 (en) Illumination light source having fastener fastening a pedestal and cover together with a mounting substrate interposed therebetween and light emitting elements surround the cover, the entirety of which is spaced in a horizontal direction from the light emitting elements
US9013097B2 (en) Light-emitting module, lighting device, and lighting fixture
JP2015082550A (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
JP6277510B2 (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
JP2012109478A (ja) 発光体および照明装置
JP2014135437A (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
JP5530321B2 (ja) ランプ及び照明装置
JP5838309B2 (ja) 発光装置、照明用光源、および照明装置
JP5351365B1 (ja) 発光装置及びランプ
JP6176572B2 (ja) 照明用光源及び照明装置
WO2015072120A1 (ja) 発光装置、発光モジュール、照明器具及びランプ
JP2015060972A (ja) 発光モジュール、照明装置および照明器具
JP2015018693A (ja) 照明器具、照明装置および発光モジュール
JP2014127554A (ja) 発光装置、照明装置及び照明器具
JP2013073983A (ja) 発光装置及び照明装置
JP7394369B2 (ja) 照明装置
WO2014024339A1 (ja) 電球形ランプ、照明装置及び電球形ランプの製造方法
EP2759759B1 (en) Illumination light source and lighting apparatus
JP2016162979A (ja) 発光装置及び照明用光源