JP2015080056A - 非可逆回路素子およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フェライト基板2と、第1回路基板3と、マグネットとを備える非可逆回路素子であって、フェライト基板2は、第1の主面2Aと、第1の主面2Aの反対側に位置する第2の主面2Bとを含み、フェライト基板2は、第1の主面2A上に形成された中心電極21と、中心電極21と電気的に接続されている入出力端子22と、第2の主面2B上に形成された接地用電極23とを含み、第1回路基板3は、誘電体からなり第3の主面3Aと第3の主面3Aの反対側に位置する第4の主面3Bを有するベース体と、ベース体に設けられている配線パターン31とを含み、マグネット4は、第4の主面3B上に配置され、フェライト基板2は、第3の主面3A上に平面視においてマグネット4と重なるように配置されるとともに、接地用電極23と配線パターン31とが電気的に接続されている。
【選択図】図1
Description
はじめに、図1および図2を参照して、実施の形態1に係る非可逆回路素子1について説明する。非可逆回路素子1は、フェライト基板2と、第1回路基板3と、マグネット4と、第2回路基板5と、磁性板6とを備えている。
次に、図11を参照して、実施の形態2に係る非可逆回路素子1およびその製造方法について説明する。実施の形態2に係る非可逆回路素子1およびその製造方法は、基本的には実施の形態1に係る非可逆回路素子1およびその製造方法と同様の構成を備えるが、第2回路基板5には第5の主面5Bに第3凹部5Cが形成されており、フェライト基板2は、第3凹部5C内に配置されている点で異なる。このようにすることで、実施の形態2に係る非可逆回路素子1は、実施の形態1に係る非可逆回路素子1と同様の効果を奏することができるとともに、マグネット4から磁性板6までの厚みを薄くすることができ、小型化(低背化)することができる。
次に、図12を参照して、実施の形態3に係る非可逆回路素子1およびその製造方法について説明する。実施の形態3に係る非可逆回路素子1およびその製造方法は、基本的には実施の形態1に係る非可逆回路素子1およびその製造方法と同様の構成を備えるが、第1回路基板3には、第4の主面3Bに第2凹部3Dが形成されており、マグネット4は、第2凹部3D内に配置されている点で異なる。このようにすることで、実施の形態3に係る非可逆回路素子1は、実施の形態1に係る非可逆回路素子1と同様の効果を奏することができるとともに、マグネット4から磁性板6までの厚みを薄くすることができ、小型化(低背化)することができる。また、フェライト基板2と第1回路基板3とを接合させる前であれば、フェライト基板2とマグネット4とに挟まれている第1回路基板3の厚みをより精密に調整することができる。つまり、中心電極21が作る電磁界がマグネット4側に漏洩することを抑制するために必要な誘電体層としての必要十分な膜厚に精密に調整することができる。また、マグネット4は第2凹部3Dの内部に配置されることにより、マグネット4を接着する工程においてマグネット4の配置姿勢を安定化することができ、組立性を向上させることができる。
次に、図13を参照して、実施の形態4に係る非可逆回路素子1およびその製造方法について説明する。実施の形態4に係る非可逆回路素子1およびその製造方法は、基本的には実施の形態1に係る非可逆回路素子1およびその製造方法と同様の構成を備えるが、第2回路基板5には第6の主面5Aに第4凹部5Dが形成されており、磁性板6は、第4凹部5D内に配置されている点で異なる。このようにすることで、実施の形態4に係る非可逆回路素子1は、実施の形態1に係る非可逆回路素子1と同様の効果を奏することができるとともに、マグネット4から磁性板6までの厚みを薄くすることができ、小型化(低背化)することができる。
次に、図14を参照して、実施の形態5に係る非可逆回路素子1およびその製造方法について説明する。実施の形態3に係る非可逆回路素子1およびその製造方法は、基本的には実施の形態1に係る非可逆回路素子1およびその製造方法と同様の構成を備えるが、配線パターン31は第1回路基板3内に埋設されており、配線パターン31とフェライト基板2の接地用電極23とは、第1回路基板3において配線パターン31から第3の主面3Aにまで到達する開口部(ビア)の内部に形成された導電性プラグ33を介して電気的に接続されている。これにより、導電性プラグ33、配線パターン31、導電体部材32、はんだボール9、および第2導電体部材54は、フェライト基板2の周囲に電磁シールドを形成することができる。これにより、実施の形態5に係る非可逆回路素子1は、実施の形態1に係る非可逆回路素子1と同様の効果を奏することができるとともに、非可逆回路素子1の特性劣化を抑制することができる。また、本実施の形態に係る非可逆回路素子1では、第1回路基板3の第1凹部3Cの寸法に依らず、第1回路基板3の内部の所定の位置に配線パターン31、導電体部材32および導電性プラグ33を配設しておくことができる。これにより、たとえば第1回路基板3がフェライト基板2と接続する配線パターン31以外にも他のチップと接続する他の配線パターンを有している場合であっても、配線パターン31等によって当該他の配線パターンのレイアウトの自由度が制限されることを抑制することができ、第1回路基板3についての設計上の制約を少なくすることができる。
Claims (9)
- フェライト基板と、第1回路基板と、マグネットとを備える非可逆回路素子であって、
前記フェライト基板は、第1の主面と、前記第1の主面の反対側に位置する第2の主面とを含み、
前記フェライト基板は、前記第1の主面上に形成された中心電極と、前記中心電極と電気的に接続されている入出力端子と、前記第2の主面上に形成された接地用電極とを含み、
前記第1回路基板は、誘電体からなり第3の主面と前記第3の主面の反対側に位置する第4の主面を有するベース体と、前記ベース体に設けられている配線パターンとを含み、
前記マグネットは、前記第4の主面上に配置され、
前記フェライト基板は、前記第3の主面上に平面視において前記マグネットと重なるように配置されるとともに、前記接地用電極と前記配線パターンとが電気的に接続されている、非可逆回路素子。 - 前記第1回路基板は、前記第3の主面に第1凹部が形成されており、
前記第1凹部内に前記フェライト基板が配置されており、
前記配線パターンは、前記マグネットと前記フェライト基板との間に位置し、平面視において前記フェライト基板を覆うように形成され、
前記第1回路基板は、前記配線パターンの外周部において前記フェライト基板を囲むように前記配線パターンから前記第3の主面にまで到達する複数の導電体部材を含む、請求項1に記載の非可逆回路素子。 - 前記配線パターンは、前記第1回路基板内に埋設されており、
前記配線パターンと前記フェライト基板の前記接地用電極とは、前記第1回路基板において前記配線パターンから前記第3の主面にまで到達する開口部(ビア)の内部に形成された導電性プラグを介して電気的に接続されている、請求項2に記載の非可逆回路素子。 - 前記第1回路基板には、前記第4の主面に第2凹部が形成されており、
前記マグネットは、前記第2凹部内に配置されている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の非可逆回路素子。 - 前記第1の主面および前記第3の主面と対向する第5の主面と、前記第5の主面の反対側に位置している第6の主面とを含む第2回路基板と、
前記第6の主面上において、前記第2回路基板を挟んで前記フェライト基板と対向するように配置されている磁性板とをさらに備える、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の非可逆回路素子。 - 前記第2回路基板には、前記第5の主面に第3凹部が形成されており、
前記フェライト基板は、前記第3凹部内に配置されている、請求項5に記載の非可逆回路素子。 - 前記第2回路基板には、前記第6の主面に第4凹部が形成されており、
前記磁性板は、前記第4凹部内に配置されている、請求項5または請求項6に記載の非可逆回路素子。 - フェライト基板を準備する工程を備え、
前記フェライト基板は、第1の主面と、前記第1の主面の反対側に位置する第2の主面とを含み、前記第1の主面には、中心電極と、前記中心電極と電気的に接続されている入出力端子とが設けられており、前記第2の主面上には接地用電極が設けられており、さらに、
誘電体からなり第3の主面と前記第3の主面の反対側に位置する第4の主面を有するベース体と、前記ベース体に設けられている配線パターンとを含む、第1回路基板を準備する工程と、
マグネットを準備する工程と、
前記フェライト基板と、前記第1回路基板と、前記マグネットとを積層する工程とを備え、
前記積層する工程は、前記第1回路基板を介して前記フェライト基板と前記マグネットとが積層するように、前記第2の主面と前記第3の主面とが対向するように前記フェライト基板を前記第1回路基板に固定する工程と、前記第2の主面上に前記マグネットを固定する工程とを含む、非可逆回路素子の製造方法。 - 前記第1の主面および前記第3の主面と対向する第5の主面と、前記第5の主面の反対側に位置している第6の主面とを含む第2回路基板を準備する工程と、
磁性板を準備する工程とをさらに備え、
前記積層する工程は、前記第5の主面と前記第1の主面が対向するとともに、前記第5の主面と前記第3の主面3Aとが対向するように、前記第1回路基板と前記第2回路基板とで前記フェライト基板を挟み込んで固定する工程と、前記第2回路基板を挟んで前記フェライト基板と前記磁性板とが対向するように、前記第6の主面上に前記磁性板を固定する工程とをさらに含む、請求項8に記載の非可逆回路素子の製造方法。
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