JP2015077723A - 繰出し式筆記具 - Google Patents

繰出し式筆記具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015077723A
JP2015077723A JP2013215884A JP2013215884A JP2015077723A JP 2015077723 A JP2015077723 A JP 2015077723A JP 2013215884 A JP2013215884 A JP 2013215884A JP 2013215884 A JP2013215884 A JP 2013215884A JP 2015077723 A JP2015077723 A JP 2015077723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grease
slide piece
writing instrument
slide
storage chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013215884A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6220626B2 (ja
Inventor
巧 山脇
Takumi Yamawaki
巧 山脇
奈緒子 中村
Naoko Nakamura
奈緒子 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Zebra Pen Corp
Original Assignee
Zebra Pen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Zebra Pen Corp filed Critical Zebra Pen Corp
Priority to JP2013215884A priority Critical patent/JP6220626B2/ja
Publication of JP2015077723A publication Critical patent/JP2015077723A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6220626B2 publication Critical patent/JP6220626B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

【課題】 スライド駒の摺動部分を安定的に潤滑する。
【解決手段】 軸筒10と、該軸筒10内で前後方向へ摺動可能なスライド駒20と、スライド駒20の前端側に接続されたリフィール31又は32とを備え、スライド駒20を前進させて、リフィール31又は32の前端の筆記部を軸筒10の前端から突出させる出没式筆記具において、スライド駒20にグリス貯溜室を形成するとともに、該グリス貯溜室内にグリスGを充填し、スライド駒20の摺動面と前記グリス貯溜室との間に、グリスGを流通させるグリス通路24aを形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スライド駒をスライドさせてリフィール前端の筆記部を軸筒から突出させる繰出し式筆記具に関し、特に、ボールペン用リフィールやシャープペンシル用リフィールを軸筒内に備え、これらリフィールの筆記部を回転操作により選択的に出没させるのに好適な繰出し式筆記具に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、軸筒(10)と、該軸筒内で前後方向へスライド可能なスライド駒(21)と、前記スライド駒の前端側に接続された複数種類のリフィール(31,32)と、前記スライド駒を軸筒後方へ付勢する付勢部材(40)と、回動するカム斜面(傾斜面51)により前記スライド駒を軸筒前方へ押し進める回転カム(50)とを備え、前記回転カムの回転操作により、前記回転カムに押し上げられる前記リフィールの筆記部を、前記軸筒の前端から突出させるようにしたものがある。
ところで、前記従来技術によれば、筆記部を出没させるために回転カム(50)の回転操作した際、その回転抵抗が小さすぎることや、スライド駒(21)の係脱等による回転抵抗の変動、及び軽い係脱音の発生等に起因して、商品としての高級感を損ねてしまう場合がある。
そこで、例えば、特許文献2に記載される発明では、摺動部分にグリスを介在して、ある程度の回転抵抗を付与するようにしている。
しかしながら、前記後者の従来技術では、二部材間の摺接部分の隙間にグリスを介在する構造であるため、製造時にグリスを注入する作業のばらつき等に起因して、グリスが摺動部分に万遍なく行きわたらなかったり、長期間の使用等に起因して、二部材間のグリスが、潤滑の不要な箇所に流出したり等するおそれがある。
特開2009−154458号公報 特開2010−294721号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、スライド駒の摺動部分を安定的に潤滑することができる繰出し式筆記具を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、軸筒と、該軸筒内で前後方向へ摺動可能なスライド駒と、前記スライド駒の前端側に接続されたリフィールとを備え、前記スライド駒を前進させて、前記リフィールの前端の筆記部を前記軸筒の前端から突出させる出没式筆記具において、前記スライド駒にグリス貯溜室を形成するとともに、該グリス貯溜室内にグリスを充填し、前記スライド駒の摺動面と前記グリス貯溜室との間に、前記グリスを流通させるグリス通路を形成したことを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、スライド駒の摺動部分を安定的に潤滑することができる。
本発明に係る繰出し式筆記具の一例を示す断面図である。 回転カムの一例を示す平面図である。 図2の(III)−(III)線に沿う断面図である。 スライド駒の一例を示す平面図である。 同スライド駒の側面図である。 図4の(VI)−(VI)線に沿う断面図である。 三つのスライド駒を周方向に組み合わせた状態を示す後端面図である。 スライド駒の他例を示す後端面図である。
本実施の形態の第一の特徴は、軸筒と、該軸筒内で前後方向へ摺動可能なスライド駒と、前記スライド駒の前端側に接続されたリフィールとを備え、前記スライド駒を前進させて、前記リフィールの前端の筆記部を前記軸筒の前端から突出させる出没式筆記具において、前記スライド駒にグリス貯溜室を形成するとともに、該グリス貯溜室内にグリスを充填し、前記スライド駒の摺動面と前記グリス貯溜室との間に、前記グリスを流通させるグリス通路を形成した。
この構成によれば、グリス貯溜室内に蓄えられたグリスが、グリス通路を流通して徐々に摺動面に導かれる。よって、スライド駒の摺動部分の潤滑を、長期間にわたって安定的に維持することができる。
第二の特徴としては、前記スライド駒に前後方向へ連続する筒状部を形成し、該筒状部内を前記グリス貯溜室とした。
この構成によれば、グリス貯溜室によるグリスの保持力を向上することができ、例えば、グリスが不要な部分に無駄に流出してしまうようなことを防ぐことができる。
第三の特徴としては、前記グリス通路は、前記筒状部の周壁を内外へ貫通するように形成されている。
前記構成によれば、グリスの流通経路を特定の方向に限定して、効率的な潤滑を行うことができる。
第四の特徴としては、前記スライド駒は、前記軸筒内に周方向にわたって複数設けられ、前記グリス通路は、周方向に隣り合う前記スライド駒の前記筒状部間を連通するように形成されている。
この構成によれば、特に、隣り合うスライド駒間の摩擦を効果的に低減することができる。
第五の特徴としては、回動するカム斜面により前記スライド駒を軸筒前方へ押し進める回転カムを備え、前記回転カムが外部から回転操作されることにより、前記回転カムに押し上げられた前記スライド駒が、前記軸筒の内周面に摺接して前進し、前端の筆記部を前記軸筒の前端から突出させる繰出し式筆記具であって、前記グリス通路は、前記筒状部の周壁を貫通して前記軸筒の内周面へ向かうように形成されている。
この構成によれば、特に、スライド駒と軸筒内周面との間の摩擦を効果的に軽減することができる。
次に、上記特徴を有する好ましい実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
以下の説明中、軸筒軸方向とは、軸筒の中心線の延びる方向を意味する。また、「前」とは、軸筒軸方向の一方側であって筆記部の先端方向を意味する。また、「後」とは、軸筒軸方向の前記一方側に対する逆方向側を意味する。また、「軸筒径方向」とは、軸筒軸方向に対し直交する方向を意味する。また、「軸筒径外方向」とは、軸筒径方向に沿って軸筒中心から離れる方向を意味する。「軸筒径内方向」とは、軸筒径方向に沿って軸筒中心へ近づく方向を意味する。
この繰出し式筆記具は、図1に示すように、軸筒10と、該軸筒10内で前後方向へ摺動可能な複数のスライド駒20と、各スライド駒20の前端側に接続されたボールペン用リフィール31又はシャープペンシル用リフィール32と、各スライド駒20を軸筒後方へ付勢する付勢部材40と、回動するカム斜面52aによりリフィール31(又は32)を軸筒10前方へ押し進める回転カム50と、回転カム50の後端側に接続されて外部に露出した回転操作部60とを備え、回転操作部60の回転操作によって回転カム50が回転すると、回転カム50に摺接されて前進したリフィール31(又は32)が、その前端の筆記部31b(又は32b)を軸筒10の前端から突出させる。
また、この繰出し式筆記具は、シャープペンシル用リフィール32の突出状態(前進位置)において、後方へ突出するノック部70がノックされると、シャープペンシル用リフィール32の前端から鉛芯を繰出す。
軸筒10は、前軸11と、該前軸11を前端側に螺合接続した後軸12とから長尺筒状に形成される。
前軸11は、合成樹脂材料によって前端側を先窄み状とした略筒状に形成され、後端側の外周面に弾性材料(例えばエラストマー樹脂)等からなるグリップ13を環状に装着している。
後軸12は、合成樹脂材料によって略筒状に形成され、その後端側の内周面には、付勢部材40の前端を受ける受部12aや、スライド駒20を前後方向へ案内するガイド溝12b等が設けられる(図1及び図10参照)。
なお、軸筒10の他例としては、単数の筒状部材からなる態様や、3以上の筒状部材を接続した態様とすることも可能である。
また、スライド駒20は、合成樹脂材料から一体成形され、図4〜図7に示すように、回転カム50のカム斜面52aに摺接されて進退可能な被摺動部21と、該被摺動部21の前部側に設けられるスプリング受部22及びリフィール装着部23と、該被摺動部21の後部側に設けられる筒状部24(グリス貯溜室)とから一体に構成される。
被摺動部21は、回転カム50のカム斜面52aに摺接する山形部21aと、該山型部から前方(図4によれば下方)へ延設された摺接面部21bと、後軸12内周面のガイド溝12b(図1参照)に嵌合可能な被ガイド凸部21cとを有する。
山形部21aは、後方へ頂部を向けた山形状であって、その後端の頂部を、回転カム50のカム部52に係脱する係脱突部21a1としている(図4参照)。
摺接面部21bは、山形部21aから前方(図4によれば下方)へ延設されるとともに、軸筒10の内周面にならう曲面状に形成される。
被ガイド凸部21cは、摺接面部21bの表面から軸筒径外方向へ突出するとともに前後方向へ連続する突条である。
スプリング受部22は、付勢部材40(コイルスプリング)の後端側、二つの片状部分の間に保持して受けるように形成される(図4参照)
また、リフィール装着部23は、前方を開口した有底筒状に形成され(図6参照)、ボールペン用リフィール31又はシャープペンシル用リフィール32を着脱可能に挿入する。図6中、符号23aは、ボールペン用リフィール31又はシャープペンシル用リフィール32を外周側から押圧し保持する突起である。
また、筒状部24は、後方を開口した有底筒状に形成され(図6参照)、その内部を、グリスGを貯溜するためのグリス貯溜室としている。この筒状部24は、前後方向へ連続する横断面略扇形状(図7参照)に形成され、周方向において他のスライド駒20の筒状部24と接触する壁面に、グリスGを流通させるためのグリス通路24aを有する。
グリス通路24aは、図6及び図7に示すように、前後方向(図6によれば上下方向)へ連続するスリット状であって、且つ筒状部24周壁を貫通する切欠状に形成され、図示例によれば、筒状部24の前後方向の全長にわたって連続している。
そして、筒状部24内には、当該繰出し式筆記具の製造時に、高粘稠性のグリスGが充填される。このグリスGの充填量は、スライド駒20の摺動抵抗や摺動音等を適宜に維持するように設定される。
上記構成のスライド駒20は、図1に示すように、筒状部24の開口を、後述する回転カム50内へ向けるとともに、山形部21aを回転カム50のカム斜面52aに摺接させ、且つ、被ガイド凸部21cを軸筒10内のガイド溝12bに嵌め合せた状態で、後軸12内に複数挿入されている。
なお、図7中、符号20bは、複数のスライド駒20について、軸筒中心寄りの部分での摩擦を軽減する切欠部であり、前後方向へ連続して設けられる。
また、ボールペン用リフィール31は、インクタンク31a内のインクを筆記部31b前端の転写ボールから吐出するように構成され、その後端側をスライド駒20に挿入している。
また、シャープペンシル用リフィール32は、後部側が進退運動することで、芯タンク32a内の鉛芯を、前端の筆記部32bから繰り出すように構成され、その後端側をスライド駒20に挿入している。なお、図1中、符号32cは、芯タンク32aを後方へ付勢するコイルスプリングである。
また、付勢部材40は、ボールペン用リフィール31とシャープペンシル用リフィール32に対し、それぞれ環状に装着された圧縮コイルスプリングである。各付勢部材40は、その前端部を軸筒10内の受部12aに当接させるとともに、後端をスライド駒20に当接させて、スライド駒20を後方へ付勢している。
なお、この付勢部材40は、スライド駒20を後方へ付勢する構成であればよく、他例としては、スライド駒20を後方へ引っ張る引張バネや、コイルスプリング以外の弾性体を用いることも可能である。
また、回転カム50は、図2〜図3に示すように、軸筒10と略同芯状の筒部51と、該筒部51から前方へ突出した山形状であってその周方向の両縁をカム斜面52a,52aとしたカム部52とを有し、合成樹脂材料から一体成形され、軸筒10(詳細には後軸12)内の後端側に、所定量進退可能且つ回転可能に挿入されている。
筒部51は、軸筒10と略同芯状の筒状に形成される。この筒部51の外周面の前側には、後述する回転操作部60が環状に装着される。図3中、符号51aは、回転操作部60を回転不能に係止する凸条である。また、筒部51の外周面の後側には、ノック部70を着脱可能に乗越え嵌合させる環状突起51bが設けられる。
さらに、筒部51後部側は、後方を開口した有底筒状に形成され、この内部には、円柱状の消しゴム71(図1参照)が交換可能に装着される。図3中の符号51cは、消しゴム71を外周から押圧して保持する凸条である。
また、カム部52は、軸筒10内周面に沿う山形状に形成され、その周方向の両縁をカム斜面52a,52aとするとともに、これらカム斜面52a,52a間の頂部に、スライド駒20の係脱突部21a1を係脱させるための凹部52bを有する(図2及び図3参照)。
この回転カム50を回転させると、スライド駒20は、カム部52の一方のカム斜面52aに押し上げられるように摺接して前方へスライドし、係脱突部21a1を、回転カム50の凹部52bに嵌め合せる。さらに、回転カム50を回転させると、スライド駒20は、係脱突部21a1を凹部52bから抜け出し、回転カム50の他方のカム斜面52aに摺接して後方へスライドする。
回転操作部60は、図1に示すように、回転カム50の後端側に環状に固定されて軸筒10外に露出される筒部61と、該筒部61の外周面に固定されたクリップ部62とから一体に構成される。
また、ノック部70は、軸筒10の後端から後方へ突出する有底筒状の部材であり、その前端の開口部分を、回転カム50後端側に環状に嵌め合せている。このノック部70の内部には、消しゴム71が収納される。
シャープペンシル用リフィール32が軸筒10から突出した状態で、このノック部70がノック操作により進退すると、回転カム50、及びシャープペンシル用リフィール32の後部側も一体的に進退し、シャープペンシル用リフィール32前端から鉛芯が繰り出される。
次に、上記構成の繰出し式筆記具について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
回転操作部60の回転操作により、軸筒10に相対し回転カム50を回転させると、複数のスライド駒20は、回転カム50のカム部52に摺接されて進退する。この際、周方向に隣り合うスライド駒20,20は、これらの間(図7参照)の摺接面20aにて擦れるが、この摺接面20aには、筒状部24内(グリス貯溜室)に蓄えられたグリスGがグリス通路24aを介して流通する。このため、前記摺接面20aにおける摩擦抵抗を適宜に調整することができる。
筒状部24内(グリス貯溜室)には、摺動部分の隙間にグリスを介在させるようにした従来技術等と比較し、多くのグリスGが蓄えられている。
よって、スライド駒20の摺接面20aを長期間安定的に潤滑することができ、回転操作部60の回転抵抗の変動を小さくするとともに係脱音を軽減することができ、ひいては、高級感のある操作性を得ることができる。
また、図7に示す好ましい一例によれば、複数のスライド駒20の軸筒中心寄りに切欠部20bによる隙間が確保されるため、この隙間に流れ込もグリスGによっても摩擦抵抗を適宜に調整することができる。
なお、上記実施例では、グリス通路24aをスリット状に形成したが、グリス通路24aの他例としては、丸孔や角孔、あるいは長孔等とすることも可能である。
また、上記実施例によれば、グリス通路24aを一つのみ設けたが、他例としては、グリス通路24aを同一の摺接面20aに複数設けることも可能である。
また、上記実施例によれば、グリス通路24aを周方向に隣り合うスライド駒20の間の壁部に設けたが、他例としては、図8に示すスライド駒20’のように、軸筒径外方向側の周壁にグリス通路24a’を設けるようにしてもよい。
このグリス通路24a’は、筒状部24内(グリス貯溜室)から、軸筒10の内周面へ向かうように、筒状部24の周壁を貫通している。
よって、図8に示すスライド駒20’を用いれば、筒状部24内のグリスGをスライド駒20と軸筒10内周面との間の摺接面にも導いて、該摺接面における摩擦抵抗も適宜に調整することができる。
また、上記実施例によれば、リフィール31,32及びスライド駒20(又は20’)等の数を3つとしたが(図7参照)、他例としては、これらリフィール31,32及びスライド駒20(又は20’)等の数を、単数や、2つ、あるいは4つ以上等とすることも可能である。
また、上記実施例によれば、特に好ましい態様として、回転操作により筆記部を突出させる回転繰出し式筆記具を構成したが、他例としては、回転操作以外の操作によりスライド駒を前後へ摺動させて筆記部を突出させる繰出し式筆記具を構成することも可能である。すなわち、この他例においても、前記スライド駒に上述した構成のグリス貯溜室及びグリス通路を設けて、スライド駒の摺動部分を安定的に潤滑することができる。
10:軸筒 20,20’:スライド駒
21:被摺動部 21a:山形部
21a1:係脱突部 21b:摺接面部
21c:被ガイド凸部 31:ボールペン用リフィール
32:シャープペンシル用リフィール 24:筒状部(グリス貯溜室)
24a,24a’:グリス通路 40:付勢部材
50:回転カム 52:カム部
52a:カム斜面 52b:凹部
60:回転操作部 G:グリス

Claims (5)

  1. 軸筒と、該軸筒内で前後方向へ摺動可能なスライド駒と、前記スライド駒の前端側に接続されたリフィールとを備え、前記スライド駒を前進させて、前記リフィールの前端の筆記部を前記軸筒の前端から突出させる出没式筆記具において、
    前記スライド駒にグリス貯溜室を形成するとともに、該グリス貯溜室内にグリスを充填し、前記スライド駒の摺動面と前記グリス貯溜室との間に、前記グリスを流通させるグリス通路を形成したことを特徴とする繰出し式筆記具。
  2. 前記スライド駒に前後方向へ連続する筒状部を形成し、該筒状部内を前記グリス貯溜室としたことを特徴とする請求項1記載の繰出し式筆記具。
  3. 前記グリス通路は、前記筒状部の周壁を内外へ貫通するように形成されていることを特徴とする請求項2記載の繰出し式筆記具。
  4. 前記スライド駒は、前記軸筒内に周方向にわたって複数設けられ、
    前記グリス通路は、周方向に隣り合う前記スライド駒の前記筒状部間を連通するように形成されていることを特徴とする請求項3記載の繰出し式筆記具。
  5. 回動するカム斜面により前記スライド駒を軸筒前方へ押し進める回転カムを備え、前記回転カムが外部から回転操作されることにより、前記回転カムに押し上げられた前記スライド駒が、前記軸筒の内周面に摺接して前進し、前端の筆記部を前記軸筒の前端から突出させる繰出し式筆記具であって、
    前記グリス通路は、前記筒状部の周壁を貫通して前記軸筒の内周面へ向かうように形成されていることを特徴とする請求項3記載の繰出し式筆記具。
JP2013215884A 2013-10-16 2013-10-16 繰出し式筆記具 Active JP6220626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215884A JP6220626B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 繰出し式筆記具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013215884A JP6220626B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 繰出し式筆記具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015077723A true JP2015077723A (ja) 2015-04-23
JP6220626B2 JP6220626B2 (ja) 2017-10-25

Family

ID=53009616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013215884A Active JP6220626B2 (ja) 2013-10-16 2013-10-16 繰出し式筆記具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6220626B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4270869A (en) * 1979-09-10 1981-06-02 Zebra Co., Ltd. Composite writing instrument
JPH0633933A (ja) * 1992-07-10 1994-02-08 Nhk Spring Co Ltd 緩動装置
JP2000218990A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Pentel Corp 回転繰り出し式棒状体ホルダー
JP2009154458A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Zebra Pen Corp 回転繰出し式筆記具
JP2010194721A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Pentel Corp 回転繰り出し式筆記具

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4270869A (en) * 1979-09-10 1981-06-02 Zebra Co., Ltd. Composite writing instrument
JPH0633933A (ja) * 1992-07-10 1994-02-08 Nhk Spring Co Ltd 緩動装置
JP2000218990A (ja) * 1999-01-29 2000-08-08 Pentel Corp 回転繰り出し式棒状体ホルダー
JP2009154458A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Zebra Pen Corp 回転繰出し式筆記具
JP2010194721A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Pentel Corp 回転繰り出し式筆記具

Also Published As

Publication number Publication date
JP6220626B2 (ja) 2017-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6304958B2 (ja) 消去部材を備えた筆記具
JP6827423B2 (ja) ノック式筆記具
JP2016036949A (ja) 鉛芯繰出し機構及びシャープペンシル
JP2007050610A (ja) 筆記具
JP6220626B2 (ja) 繰出し式筆記具
JP2009292001A (ja) シャープペンシル
JP2017030247A (ja) 複式筆記具
JP6853701B2 (ja) ノック式筆記具
JP6244161B2 (ja) 回転繰出し式筆記具及びその製造方法
JP2019089272A (ja) 繰出式筆記具
JP6811124B2 (ja) ノック式筆記具
JP6576148B2 (ja) 筆記具
JP6364277B2 (ja) 筆記具
JP6356532B2 (ja) 筆記具
JP5621630B2 (ja) 複式筆記具
JP2022160763A (ja) ボールペン
JP6392059B2 (ja) 複数出没式筆記具
JP2023013018A (ja) 筆記具
JP2016168748A (ja) 回転繰出し式筆記具
JP2022160764A (ja) ボールペン
KR20150072336A (ko) 복수 출몰식 필기구
JP2022147917A (ja) 筆記具
JP2017030246A (ja) 複式筆記具
JP2015116778A (ja) 複数出没式筆記具
JP6454099B2 (ja) 消去性筆記具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170831

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170905

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171002

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6220626

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250