JP2015076569A - 撮像装置およびその製造方法ならびに電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】集光特性を維持しつつ、工程削減が可能な撮像装置およびその製造方法ならびに電子機器を提供する。【解決手段】本技術の撮像装置は、受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の受光領域の各画素間に第1溝と、半導体基板の周辺領域に第2溝とを有するものであり、半導体基板の第1溝および第2溝の形成部分の厚みが互いに異なる。【選択図】図1

Description

本開示は、裏面照射型の撮像装置およびその製造方法ならびにこれを備えた電子機器に関する。
CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサおよびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の固体撮像装置(撮像装置)では、光電変換部(例えば、フォトダイオード(Photo Diode;PD)を備えた固体撮像素子(撮像素子)が画素ごとに配置されている。
撮像装置では、画面中の一部の画素に、フォトダイオードの電荷収容能力以上の信号電荷量を発生する強い光が入射すると、その過剰な信号電荷がフォトダイオードの作る電位井戸から溢れ、周囲のフォトダイオードに漏れ込み、画質が著しく損なわれる。この信号電荷の漏れ込みは、例えばフォトダイオードが埋め込まれたSi基板の隣り合う画素間に溝を設け、この溝の表面を負の固定電荷を有する絶縁膜によって被覆することで抑制することができる。
一方、固体撮像装置の多くは、配線層が形成されている側から光が入射する構造となっている(表面照射型撮像装置)。このような撮像装置では、入射光が配線層によって遮られて各画素の感度が低下したり、これら配線層によって反射された光が隣接画素に入射することによる混色の発生が問題となっていた。そこで、フォトダイオードや各種のトランジスタが形成されたSi基板の裏側を研磨することによって薄膜化し、基板裏面側から光を入射させて光電変換する裏面照射型の撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
裏面照射型の撮像装置では、配線層と同層に形成された外部接続電極はSi基板の光入射面(裏面)とは反対側(表面)に配設されるため、Si基板を貫通する深さの開口を設けて電極パッドとして露出される。露出された外部接続電極は、例えばワイヤボンディング法によって外部回路と接続されるが、このときキャピラリの先端が開口の縁に接触しやすくリークが起こりやすい。このため、開口の周囲に外部接続電極をSi基板から絶縁するための絶縁膜が設けられた撮像装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−209677号公報 特開2010−109137号公報
上記画素を分離するための溝(画素分離溝)および外部接続電極をSi基板から絶縁する絶縁膜を形成するための溝(絶縁分離溝)は、共にSi基板の深さ方向に延びるため同時に形成が可能であり、製造工程を削減することが可能となる。しかしながら、画素分離溝をSi基板を貫通する絶縁分離溝と共に形成した場合には、Si基板の表面の画素間に形成されたフローティングディフュージョン(FD)を損傷するという問題があった。
一方、画素分離溝および絶縁分離溝を作り分ける場合には、溝内に絶縁物を埋設する際に、溝が深い分、絶縁分離溝を完全に埋め込むまでに時間を要し、Si基板上に形成される絶縁膜が厚膜化する。このため、斜入射による混色が起こりやすくなり、集光特性が低下するという問題があった。
本技術はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、集光特性を維持しつつ、工程削減が可能な撮像装置およびその製造方法ならびに電子機器を提供することにある。
本技術の撮像装置は、受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の受光領域の各画素間に第1溝と、半導体基板の周辺領域に第2溝とを有するものであり、半導体基板の第1溝および第2溝の形成部分の厚みが互いに異なる。
本技術の撮像装置の製造方法は、受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の一の面の周辺領域に掘り込み部を形成する工程と、半導体基板の他の面の受光領域に第1溝、周辺領域の掘り込み部に対応する位置に第2溝をそれぞれ形成する工程とを含むものである。
本技術の電子機器は、上記本技術の撮像装置を備えたものである。
本技術の撮像装置およびその製造方法ならびに電子機器では、半導体基板の受光領域の画素間に設けられた第1溝(画素分離溝)および周辺領域に設けられた第2溝(絶縁分離溝)を、半導体基板の一の面の周辺領域をエッチングしたのち、他の面から形成する。これにより、同一工程且つ同じ条件で所望の形状を有する第1溝および第2溝を形成することが可能となる。
本技術の撮像装置およびその製造方法ならびに電子機器では、半導体基板の受光領域の画素間に設けられた第1溝および周辺領域に設けられた第2溝を、半導体基板の一の面の周辺領域をエッチングしたのち、他の面から形成するようにした。これにより、同一工程且つ同じ条件で所望の形状を有する第1溝および第2溝が形成される。具体的には、半導体基板を貫通しない第1溝および半導体基板を貫通する第2溝を同一工程で形成することが可能となる。よって、集光特性を悪化させることなく、工程数を削減することができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれの効果であってもよい。
本開示の第1の実施の形態に係る撮像装置の断面図である。 図1に示した撮像装置の全体構成を表す平面図である。 図2に示した撮像装置の画素領域の構成を模式的に表す平面図である。 図2に示した撮像装置のパッド部周辺の構成を模式的に表す平面図である。 図1に示した撮像装置の製造方法を説明するための断面図である。 図4に続く工程を表す断面図である。 図5に続く工程を表す断面図である。 図1に示した撮像装置の機能ブロック図である。 本開示の比較例に係る撮像装置の断面模式図である。 図1に示した撮像装置の断面模式図である。 本開示の第2の実施の形態に係る撮像装置の断面図である。 図9に示した撮像装置の製造方法を説明するための断面図である。 図10に続く工程を表す断面図である。 本開示の変形例1に係る撮像装置の一例を表す断面図である。 本開示の変形例1に係る撮像装置の他の例を表す断面図である。 本開示の変形例2に係る撮像装置の一例を表す断面図である。 本開示の変形例2に係る撮像装置の他の例を表す断面図である。 本開示の変形例3に係る撮像装置の一例を表す断面図である。 本開示の変形例3に係る撮像装置の他の例を表す断面図である。 本開示の変形例4に係る撮像装置の断面図である。 適用例に係る電子機器の機能ブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(パッド部の半導体基板の表面に2段階の凹部を設けた例)
1−1.基本構成
1−2.製造方法
1−3.作用・効果
2.第2の実施の形態(パッド部の半導体基板の表面および裏面にそれぞれ凹部を設けた例)
3.変形例1(半導体基板の裏面上に固定電荷を設けた例)
4.変形例2(遮光膜が溝内に延在した例)
5.変形例3(溝内にエアギャップを設けた例)
6.変形例4(積層構造を有する例)
7.適用例(電子機器への適用例)
<1.第1の実施の形態>
図1は、本開示の第1の実施の形態に係る撮像装置(撮像装置1)の断面構成(図2 I−I線)を表したものである。図2は、撮像装置1の全体構成を表したものである。撮像装置1は、例えばCCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサ等に用いられるものであり、複数の画素(例えば、画素P(図7参照))を有する受光領域110Aと、周辺回路(例えば、周辺回路部130)を有する周辺領域110Bとから構成されている。受光領域110Aには、複数の画素Pが2次元アレイ状に配置された構成を有しており、各画素間には画素分離溝11A(第1溝)が設けられている。周辺領域110Bには、周辺回路のほかに外部接続領域110Cが含まれ、複数の外部接続用の電極(電極パッド1B)が配置されている。各電極パッド1Bの周囲には、電極パッド1Bを半導体基板11から電気的に絶縁するための絶縁分離溝11B(第2溝)が設けられている。
本実施の形態では、半導体基板11の表面(面S2)の絶縁分離溝11Bに対応する位置には、絶縁膜15が埋設された掘り込み部(凹部11C)が設けられており、絶縁分離溝11Bの形成部分の半導体基板11の厚みは画素分離溝11Aの形成部分より薄くなるように加工されている。また、これら画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bは好ましくは同一工程および同一条件にて形成される。
(1−1.基本構成)
図3Aは本実施の形態の撮像装置1の受光領域110Aの平面構成を表したものであり、図3Bは周辺領域110Bの外部接続領域110Cにおける電極パッド1Bとその周辺の平面構成を表したものである。本実施の形態の撮像装置1は裏面照射型の撮像装置であり、4つの光電変換部(フォトダイオード(PD)12)に対して所要の画素トランジスタを共有させた、いわゆる4画素供給を1単位としたものである。
図1に示したように、撮像装置1は、受光部10を構成する半導体基板11の表面(面S2)側に配線層20および支持基板41を有する。配線層20には、層間絶縁膜22を介して複数の配線21が設けられている。半導体基板11の裏面(光入射面;受光面S1)側には、オンチップレンズ35等を備えた集光部30を有する。
受光部10は、入射光を電子に変換する機能(光電変換機能)を有する、例えばPD12が埋設された半導体基板11と、半導体基板11の裏面上に設けられた保護膜17とから構成されている。
半導体基板11は、例えばp型のシリコン(Si)によって構成され、上述したように、受光面S1側には、各画素P間に半導体基板11の厚み方向(Z方向)に延びる画素分離溝11Aが設けられている。この画素分離溝11Aは、図3Aに示したように画素Pを取り囲むように格子状に形成されており、後述するフローティングディフュージョン(FD)13やソース・ドレイン領域21E〜21Hに重なるように配置されている。画素分離溝11Aの深さ(高さ(h))はクロストークを抑制しうる深さであればよく、FD13やソース・ドレイン領域21E〜21Hの厚みを1μm以下とする場合には、例えば0.25μm以上5μm以下であることが好ましい。幅(W)は、クロストークを抑制し得る幅となっていればよく、100nm以上500nm以下である。
半導体基板11の表面(面S2)近傍にはPD12で発生した信号電荷を、例えば垂直信号線Lsig(図7参照)に転送する転送トランジスタTr1(図3A,図8B参照)が配置されている。転送トランジスタTr1のゲート電極TG1は、例えば配線層20に含まれている。信号電荷は、光電変換によって生じる電子および正孔のどちらであってもよいが、ここでは電子を信号電荷として読み出す場合を例に挙げて説明する。
半導体基板11の面S2近傍には上記転送トランジスタTr1と共に、例えばリセットトランジスタTr2、増幅トランジスタTr3および選択トランジスタTr4等が設けられている。この様なトランジスタは例えばMOSEFT(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、各画素P毎に回路を構成する。各回路は、例えば転送トランジスタ、リセットトランジスタおよび増幅トランジスタを含む3トランジスタ構成であってもよく、あるいはこれに選択トランジスタが加わった4トランジスタ構成であってもよい。転送トランジスタ以外のトランジスタは、画素間で共有することも可能である。また、4つの画素間(具体的には、図3Aに示したように2行2列に形成されたPD12の中心部)にはFD13が半導体基板11の面S2近傍に形成されている。このFD13は、半導体基板11の表面側に形成されたp−ウェル層11y(図4(C)参照)にn型の不純物を高濃度に注入することによって形成されたn型半導体領域である。
PD12は、画素Pごとに、半導体基板11(ここではSi基板)の厚み方向(Z方向)に形成された、例えばn型半導体領域であり、半導体基板11の表面および裏面近傍に設けられたp型半導体領域とのpn接合型のフォトダイオードである。なお、半導体基板11は各画素P間にもp型半導体領域(p型層11x,p−ウェル層11y,例えば、図4(D)参照)が形成されている。なお、上記画素分離溝11Aはこのp型半導体領域に形成されている。画素分離溝11Aの深さ(Z方向)は、例えば0.25μm以上5μm以下である。画素分離溝11Aはp型半導体領域に形成されていれば、必ずしも画素分離溝の先端がFD13の周囲に形成されているp−ウェル層11yに達する必要はなく、p型層11x内で十分な画素間絶縁分離効果が得られる。
転送トランジスタTr1は、FD13と転送ゲート電極21Aとから構成されている。転送ゲート電極21Aは、配線21の1つとして、PD12とFD13との間の半導体基板11の面S2近傍の配線層20に層間絶縁膜22を介して形成されている。
画素トランジスタのうち、リセットトランジスタTr2,増幅トランジスタTr3および選択トランジスタTr4は、FD13を共有する4つのPD12ごとに形成されている。これらの画素トランジスタは、図3Aに示したように4つのPD12で構成される群の一方の側に配置されている。
リセットトランジスタTr2は、一対のソース・ドレイン領域21E,21Fと、このソース・ドレイン領域21E,21Fの間に形成されたリセットゲート電極21Bとによって構成されている。増幅トランジスタTr3は、一対のソース・ドレイン領域21F,21Gと、このソース・ドレイン領域21F,21Gの間に形成された増幅ゲート電極21Cとによって構成されている。選択トランジスタTr4は、一対のソース・ドレイン領域21G,21Hと、このソース・ドレイン領域21G,21Hの間に形成されたリセットゲート電極21Cとによって構成されている。
リセットトランジスタTr2,増幅トランジスタTr3および選択トランジスタTr4は、転送トランジスタTr1と同様の構成を有している。即ち、ソース・ドレイン領域21E〜21Hは、FD13と同様に、半導体基板11のp−ウェル層11y内に形成されたn型の高濃度不純物領域で構成されている。
保護膜17は、画素分離溝11Aを埋設すると共に、半導体基板11の受光面S1を平坦化するものである。保護膜17は、例えば窒化シリコン(Si23),酸化シリコン(SiO2)および酸窒化シリコン(SiON)等の単層膜あるいはこれらの積層膜により構成されている。保護膜17の厚みは、例えば0.05μm以上0.30μm以下であることが好ましい。
集光部30は、受光部10の受光面S1側に設けられると共に、光入射側に光学機能層として各画素PのPD12にそれぞれ対向配置されたオンチップレンズ35を有する。受光部10(具体的には、保護膜17)とオンチップレンズ35との間には、受光部10側から順に、平坦化膜32およびカラーフィルタ34が積層されている。また、各画素P間の保護膜17上には遮光膜33がそれぞれ設けられている。
オンチップレンズ35は、受光部10(具体的には、受光部10のPD12)に向かって光を集光させる機能を有するものである。このオンチップレンズ35のレンズ系は、画素Pのサイズに応じた値に設定されており、例えば0.05μm以上1.00μm以下である。また、オンチップレンズ35の屈折率は、例えば1.4以上2.0以下である。レンズ材料としては、例えば有機材料やシリコン酸化膜(SiO2)等が挙げられる。
遮光膜33は、保護膜17の画素P間、例えば画素分離溝11Aに対応する位置に設けられている。遮光膜33は、隣接画素間における斜入射光のクロストークによる混色を抑制するものである。遮光膜33の材料としては、例えばタングステン(W),アルミニウム(Al)またはAlと銅(Cu)との合金等よりなり、その膜厚は、例えば20nm以上5000nm以下である。
平坦化膜32は、例えば窒化シリコン(Si23),酸化シリコン(SiO2)および酸窒化シリコン(SiON)等の単層膜あるいはこれらの積層膜により構成されている。
カラーフィルタ34は、例えば赤色(R)フィルタ、緑色(G)フィルタ、青色(B)フィルタおよび白色フィルタ(W)のいずれかであり、例えば画素P毎に設けられている。これらのカラーフィルタ34は、規則的な色配列(例えばベイヤー配列)で設けられている。このようなカラーフィルタ34を設けることにより、撮像素子1では、その色配列に対応したカラーの受光データが得られる。
支持基板41は、配線層20の半導体基板11に面する側とは反対側の面に配置されている。この支持基板41は、製造段階で半導体基板11の強度を確保するためのものであり、例えばシリコン(Si)基板によって構成されている。
また、受光領域110Aの周囲には外部接続領域110Cを含む周辺領域110Bが設けられている。外部接続領域110Cには外部と接続される電極パッド1Bが複数配置されている。この電極パッド1Bは、配線層20に設けられた配線14と同層に設けられた配線23上に開口14を設け、配線23を露出させたものである。電極パッド1Bの周囲には、図3Bに示したように、絶縁分離溝11Bが設けられている。
絶縁分離溝11Bは、電極パッド1Bを半導体基板11から電気的に絶縁するものであり、上記画素分離溝11Aと同様に半導体基板11の裏面(受光面S1)側から設けられている。本実施の形態では、半導体基板11の表面(面S2)の絶縁分離溝11Bに対応する位置には段差を有する凹部11Cが設けられ、凹部11Cには絶縁膜15が埋設されている。凹部11Cの深さ(Z方向)は、この凹部11Cと絶縁分離溝11Bとによって半導体基板11を分離することができればよい。これにより、電極パッド1Bから周囲の半導体基板11へのリークを防ぐことが可能となる。なお、凹部11Cは2段以上の段差を設けてもよいし、段差のない単純な掘り込み構造としてもよい。また、絶縁膜15を構成する絶縁材料の埋め込み性を確保すると共に、絶縁分離溝11Bとの合わせずれを防ぐため、凹部11Cは、例えばアスペクト比が0.5以上であることが好ましい。具体的には、絶縁分離溝11Bの深さを5μmとする場合には、凹部11Cの深さは1μm以上、幅は0.5μm以上とする。
このような撮像素子10は、例えば以下のようにして製造することができる。
(製造方法)
まず、半導体基板11の面S2側に2段階エッチングを行い凹部11Cを形成する。具体的には、図4(A)に示したように半導体基板の面S2の外部接続領域110Cに、例えばドライエッチングにより凹部11aを、例えば深さ(h)300nmで形成したのち、図4(B)に示したように、凹部11a内を再度エッチングして凹部11bを、例えば深さ(h)500nmで形成し、凹部11Cを形成する。続いて、図4(C)に示したように、凹部11CにPVD法を用いて、例えばSiNを埋設し、絶縁膜15を形成する。
次いで、半導体基板11の面S2側に配線層20を形成する。具体的には、図4(D)に示したように、たとえばSi基板を用い、半導体基板11の面S2近傍に転送トランジスタTr1等のトランジスタおよびロジック回路等の周辺回路を設ける。続いて、半導体基板11へのイオン注入により不純物半導体領域(n型半導体領域PD12,p型半導体領域11xおよびp−ウェル層11y)を形成する。具体的には、各画素Pに対応する位置にn型半導体領域(PD12)を、各画素間にp型半導体領域を形成する。次いで、図5(A)に示したように配線層20に支持基板41を貼り合わせる。
続いて、図5(B)に示したように、半導体基板11の受光面20Sの所定の位置、具体的には、各画素P間に設けられたP型半導体領域および外部接続領域110Cに形成した凹部の形成領域内に、例えばドライエッチングによって画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11B、例えば深さ(h)3000nmに形成する。
次に、図5(C)に示したように、半導体基板11の受光面S1側に、例えばSiO2膜を、CVD法を用いて保護膜17を形成すると共に、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bに埋設する。続いて、図6(A)に示したように、保護膜17上に、例えばスパッタリング法あるいはCVD法を用いて形成したのち、フォトリソグラフィ等によってパターニングして遮光膜33を形成する。次に、図6(B)に示したように、保護膜17および遮光膜33上に平坦化膜32を形成したのち、平坦化膜32上に、例えばベイヤー配列のカラーフィルタ34およびオンチップレンズ35を順に形成する。このようにして撮像素子1Aおよび電極パッド1Bを備えた撮像装置1を得ることができる。
(全体構成)
図7は撮像装置1の全体構成をブロック図として表したものである。この撮像装置1は、例えばCMOSイメージセンサを構成するものであり、半導体基板11上の中央部に撮像エリアとしての画素部1aを有している。画素部1aの周辺領域には、例えば行走査部131、システム制御部132、水平選択部123および列走査部134を含む周辺回路部130が設けられている。
画素部1aは、例えば行列状に2次元配置された複数の単位画素P(撮像素子10,10Aに相当)を有している。この単位画素Pには、例えば画素行ごとに画素駆動線Lread(具体的には行選択線およびリセット制御線)が、画素列ごとに垂直信号線Lsigが配線されている。画素駆動線Lreadは、画素からの信号読み出しのための駆動信号を伝送するものであり、その一端は行走査部131の各行に対応した出力端に接続されている。
行走査部131は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、画素部1aの各画素Pを例えば行単位で駆動する画素駆動部である。行走査部131によって選択された画素行の各画素Pから出力される信号は、垂直信号線Lsigの各々を通じて水平選
択部123に供給される。水平選択部123は、例えば垂直信号線Lsigごとに設けられ
たアンプや水平選択スイッチ等により構成されている。
列走査部134は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、水平選択部123の各水平選択スイッチを走査しつつ順番に駆動するものである。この列走査部134による選択走査により、垂直信号線Lsigの各々を通じて伝送される各画素Pの信号
が順番に水平信号線135に出力され、当該水平信号線135を通じて半導体基板11の外部へ伝送される。
行走査部131、水平選択部123、列走査部134および水平信号線135からなる回路部分は、半導体基板11上に直に形成されていてもよいし、あるいは外部制御ICに配設されたものであってもよい。ケーブル等により接続された他の基板にこの回路部分を設けることも可能である。
システム制御部132は、半導体基板11の外部から与えられるクロックや動作モードを指令するデータ等を受け取ると共に、撮像装置1の内部情報を出力するものである。システム制御部132は、これに加え、例えば各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータを有し、当該タイミングジェネレータで生成された各種のタイミング信号を基に行走査部131、水平選択部123および列走査部134等の周辺回路の駆動制御を行う。
(撮像素子の動作)
このような撮像装置の画素Pとして用いられている撮像素子1Aは、例えば次のようにして信号電荷(ここでは電子)が取得される。撮像素子10に、オンチップレンズ35を介して光Lが入射すると、光Lはカラーフィルタ34等を通過して各画素PにおけるPD12で検出(吸収)され、赤,緑または青の色光が光電変換される。PD12で発生した電子−正孔対のうち、電子は半導体基板11(例えば、Si基板ではn型半導体領域)へ移動して蓄積され、正孔はp型領域へ移動して排出される。
(作用・効果)
図8Aおよび図8Bは、図3Aに示した撮像装置1におけるI−I線(画素Tr部A),II−II線(TG部B),III−III線(パッド部C)における比較例(図8A)および実施例(図8B)の断面構成を表したものである。受光領域の画素間に設けられた画素分離溝および周辺領域において電極パッドを周囲の半導体基板から電気的に絶縁する絶縁分離溝は、共に半導体基板の深さ方向に対して絶縁分離部を形成する技術である。このため、同時に形成することによって製造工程を削減することができる。しかしながら、絶縁分離溝は半導体基板を貫通するため、この絶縁分離溝1100Bに合わせて画素分離溝1100Aを形成する場合には、図8Aに示したように、その先端がリセットトランジスタTr2のチャネル形成部やFD1300にまで達するため、電荷転送ができなくなる等の問題を生じる。
一方、リセットトランジスタTr2やFD1300への損傷を考慮して、画素分離溝1100Aおよび絶縁分離溝1100Bを作り分けた場合には、各溝に絶縁材料を埋め込む際に、絶縁材料の成膜時間の延長によって半導体基板1100の裏面に成膜される絶縁膜が厚くなり、画素間における混色が起こりやすくなる。
これに対して、本実施の形態の撮像装置1では、図8Bに示したように、絶縁分離溝11Bに対応する半導体基板11の表面(面S2)側に、画素分離溝11Aの深さに対応する深さを有する凹部11Cを形成するようにした。具体的には、画素分離溝11Aと同じ工程において同条件で絶縁分離溝11Bを形成する際に、絶縁分離溝11Bが半導体基板11を貫通するのに必要な深さの凹部を形成する。これにより、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bを、集光特性を悪化させることなく、同一工程で形成することが可能となる。
以上のように、本実施の形態では、周辺領域110Bの外部接続領域110Cに形成された電極パッド1Bを電気的に絶縁する絶縁分離溝11Bの形成面(半導体基板11の裏面(受光面S1))とは反対側の面(表面,面S2)に凹部11Cを設け、各溝11A,11Bの形成部分における半導体基板11の厚みが異なるようにした。具体的には、絶縁分離溝11Bの形成部分の半導体基板11の厚みが、画素分離溝11Aの形成部分よりも薄くなるようにした。これにより、受光領域110Aの画素間に形成される画素分離溝11Aと絶縁分離溝11Bとを同一工程且つ同一条件にて形成することが可能となる。即ち、集光特性を悪化させることなく、製造工程を削減することが可能となる。
<2.第2の実施の形態>
図9は、本開示の第2の実施の形態に係る撮像装置(撮像装置2)の断面構成を表したものである。この撮像装置2は、上記第1の実施の形態と同様に、裏面照射型の撮像装置であり、複数の画素Pが二次元配列された構成を有する。本実施の形態における撮像装置2は、半導体基板11の外部接続領域110Cにおいて電極パッド1Bを周囲から電気的に絶縁する絶縁分離溝11Bの形成位置に、表面(面S2)および裏面(受光面S1)の両方に凹部11C,11Dを形成した点が上記実施の形態とは異なる。
このような撮像装置2は、例えば以下のようにして製造することができる。
まず、図10(A)に示したように半導体基板の面S2の外部接続領域110Cに、例えばドライエッチングにより凹部11C(第1掘り込み部)を、例えば深さ(h)300nmで形成したのち、図10(B)に示したように、凹部11CにPVD法を用いて、例えばSiNを埋設して絶縁膜15を形成する。続いて、第1の実施の形態と同様に、図10(C)に示したように、半導体基板11の面S2側に配線層20を形成および半導体基板11へのイオン注入により不純物半導体領域(n型半導体領域PD12,p型半導体領域11xおよびp−ウェル層11y)を形成する。次いで、配線層20に支持基板41を張り合わせる。
続いて、図11(A)に示したように、半導体基板11の受光面20Sの所定の位置、具体的には、半導体基板11の面S2に設けた凹部11Cに対応する位置に、例えばドライエッチングによって凹部11D(第2掘り込み部)を形成する。次いで、図11(B)に示したように、半導体基板11の各画素P間および凹部11D内に、それぞれ画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bを、例えば深さ(h)3000nmに加工する。
次に、図11(C)に示したように、半導体基板11の受光面S1側に、例えばSiO2膜を、CVD法を用いて保護膜17を形成すると共に、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bに埋設したのち、第1の実施の形態と同様の方法を用いてカラーフィルタ34やオンチップレンズ35等を形成し、撮像装置2を得ることができる。
本実施の形態における撮像装置2およびその製造方法では、パッド部1Bの周囲に形成する絶縁分離溝11Bにおける半導体基板11の厚みを、半導体基板11の表面(面S2)および裏面(受光面S1)の両方に凹部11C,11Dを形成して調整した。この点を除き、撮像装置2は撮像装置1と同様の構成を有し、その作用および効果も同様である。
<3.変形例1>
図12,13は、それぞれ上記第1および第2の実施の形態の変形例1に係る撮像装置3,4の断面構成を表したものである。これら撮像装置3,4は、上記第1の実施の形態等と同様に、裏面照射型の撮像装置であり、複数の画素Pが二次元配列された構成を有する。本変形例における撮像装置3,4は、半導体基板11の画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bを含む裏面全面に固定電荷膜16を形成した点が上記第1および第2の実施の形態とは異なる。
固定電荷膜16は、負の固定電荷を有するものであり、半導体基板11に形成された画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bの壁面および底面を含む裏面全面に配設されている。固定電荷膜16の材料としては、負の固定電荷を有する高誘電材料を用いることが好ましく、具体的には,酸化ハフニウム(HfO2),酸化ジルコニウム(ZrO2),酸化アルミニウム(Al23),酸化チタン(TiO2)および酸化タンタル(Ta25)等が挙げられる。これら酸化物は、絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲート絶縁膜等に用いられている実績があるため成膜方法が確立されており、容易に成膜することができる。特に、屈折率の比較的高いHfO2(屈折率2.05),Ta25(屈折率2.16)およびTiO2(屈折率2.20)等を用いることにより、固定電荷膜16に反射防止効果が付加される。上記以外の材料としては、例えば、希土類元素の酸化物が挙げられる。具体的には、ランタン(La),プラセオジム(Pr),セリウム(Ce),ネオジム(Nd),プロメチウム(Pm),サマリウム(Sm),ユウロピウム(Eu),ガドリニウム(Gd),テルビウム(Tb),ジスプロシウム(Dy),ホルミウム(Ho),エルビウム(Er),ツリウム(Tm),イッテルビウム(Yb),ルテチウム(Lu),イットリウム(Y)の各酸化物が挙げられる。なお、上記酸化物には、絶縁性を損なわない範囲でシリコン(Si)が添加されていてもよい。また、酸化物以外に、窒化ハフニウム,窒化アルミニウム,酸窒化ハフニウムおよび酸窒化アルミニウム等の窒化物または酸窒化物が用いてもよい。固定電荷膜16にSiやNiを添加することによって、耐熱性やプロセス中におけるイオン注入の阻止能力が向上する。
このように、本変形例では、半導体基板11の裏面(受光面S1)上に負の固定電荷を有する絶縁膜(固定電荷膜16)を形成するようにしたので、固定電荷膜16に接する面に反転層が形成される。これにより、上記実施の形態の効果に加えて、シリコン界面が反転層によりピニングされるため、暗電流の発生が抑制されるという効果を奏する。また、画素分離溝11Aの形成時に生じる物理的ダメージによるピニング外れを防ぐことが可能となる。
<4.変形例2>
図14,15は、それぞれ上記変形例1の変形例2に係る撮像装置(撮像装置5,6)の断面構成を表したものである。これら撮像装置5,6は、上記第1の実施の形態等と同様に、裏面照射型の撮像装置であり、複数の画素Pが二次元配列された構成を有する。本変形例における撮像装置5,6は、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bの内部に遮光膜33が延在している点が上記変形例1,2とは異なる。
このように、本変形例では、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11Bの内部に遮光膜33が延在するようにしたので、上記変形例の効果に加えて、隣り合う画素P間における光学混色の発生を抑制することが可能となる効果を奏する。
なお、本変形例は上記第1の実施の形態および第2の実施の形態にも適用することが可能である。即ち、固定電荷膜16が設けられていない画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11B内に遮光膜33を延在させても本変形例と同様の効果が得られる。
<5.変形例3>
図16A,16Bは、変形例3における撮像装置7A,7Bの断面構成を表したものである。上記第1の実施の形態等の撮像装置1〜6は、画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11B内にエアギャップGを含んでいてもかまわない。画素分離溝11Aおよび絶縁分離溝11B内のエアギャップGは成膜速度の速い化学気相成長(Chemical Vapor Deposition;CVD)法やスパッタリング法を用いることにより形成される。
このように、上記実施の形態等の効果に加えて、各溝内にエアギャップGを形成することにより屈折率差が大きくなり、より高い反射機能が得られるという効果を奏する。
<6.変形例4>
図17は、上記第1の実施の形態等における変形例4に係る撮像装置8の断面構成を表したものである。本変形例における撮像装置8は、上記実施の形態等と同様に裏面照射型の撮像装置であるが、受光領域110Aと制御回路とを搭載した第1半導体チップ81と、信号処理回路を含むロジック回路を搭載した第2半導体チップ82とを相互に電気的に接続して1つの半導体チップとした、いわゆる積層型の撮像装置である。本技術は、図17に示したようにこのような積層型の撮像装置にも適用可能である。
<7.適用例>
上記第1,第2および変形例1〜4の撮像装置1〜8は、撮像機能を有するあらゆるタイプの電子機器に搭載でき、例えばデジタルスチルカメラやビデオカメラ等のカメラシステムや、携帯電話等に適用できる。図18には、その一例として、カメラ(電子機器)の概略構成を示す。電子機器9は、例えば静止画または動画を撮影可能なビデオカメラであり、撮像装置(例えば、撮像装置1)、光学系(光学レンズ)310、シャッタ装置311、信号処理部312および駆動部313を有している。
光学系310は、被写体からの像光(入射光)を撮像装置1の画素部1aへと導くものである。光学系310は複数の光学レンズを含んでいてもよい。シャッタ装置311は撮像装置1への光照射期間および遮光期間を制御し、駆動部313は、このシャッタ装置311のシャッタ動作および撮像装置1の転送動作を制御する。信号処理部312は、撮像装置1から出力された信号に対し、各種の信号処理を行うものである。信号処理後の映像信号Doutは、例えばメモリ等の記憶媒体に記憶されるか、あるいはモニタ等に出力されるようになっている。
以上、第1,第2の実施の形態および変形例1〜4を挙げて本技術を説明したが、本技術は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では半導体基板11の裏面(光入射面)側にPD12を形成した例を示したが、PD12は半導体基板11の表面側、即ち半導体基板11と配線層20との間に配設してもよい。なお、この場合も、広い禁制帯幅を有する第2領域12Bは光入射面側に設けることが好ましい。
更に、受光部10と集光部30のカラーフィルタ34との間にインナーレンズ(図示せず)を配設してもかまわない。
更に、上記実施の形態等で説明した各構成要素を全て備えている必要はなく、また、他の構成要素を備えていてもよい。
なお、本明細書中に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下の様な構成をとることも可能である。
(1)受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の前記受光領域の各画素間に第1溝と、前記半導体基板の周辺領域に第2溝とを有し、前記半導体基板の前記第1溝および前記第2溝の形成部分の厚みが互いに異な撮像装置。
(2)前記半導体基板の前記第2溝の形成部分の厚みは、前記第1溝の形成部分の厚みよりも薄い、前記(1)に記載の撮像装置。
(3)前記半導体基板の少なくとも一の面の前記第2溝に対応する領域に掘り込み部を有する、前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(4)前記第1溝は前記光電変換部を画素ごとに分離する、前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(5)前記第2溝は前記周辺領域に設けられた外部接続される電極の周囲に設けられている、前記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(6)前記掘り込み部は絶縁材料によって埋め込まれている、前記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(7)前記第2溝は前記半導体基板を貫通している、前記(1)乃至(6)のうちいずれか1つに記載の撮像装置。
(8)受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の一の面の周辺領域に掘り込み部を形成する工程と、前記半導体基板の他の面の受光領域に第1溝、前記周辺領域の前記掘り込み部に対応する位置に第2溝をそれぞれ形成する工程とを含む撮像装置の製造方法。
(9)前記掘り込み部を2段階エッチングにより形成する、前記(8)に記載の撮像装置の製造方法。
(10)前記掘り込み部(第1掘り込み部)を形成したのち、前記半導体基板の他の面の前記第1掘り込み部に対応する位置に第2掘り込み部を形成する、前記(8)または(9)に記載の撮像装置の製造方法。
(11)前記掘り込み部に絶縁材料を埋め込む、前記(9)または(10)に記載の撮像装置の製造方法。
(11)撮像装置を含み、前記撮像装置は、受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の前記受光領域の各画素間に第1溝と、前記半導体基板の周辺領域に第2溝とを有し、前記半導体基板の前記第1溝および前記第2溝の形成部分の厚みが互いに異なる電子機器。
1〜8…撮像装置、9…電子機器、1A…撮像素子、1B…電極パッド、11…半導体基板、11A…画素分離溝、11B…絶縁分離溝、12…光電変換部、13…フローティングディフュージョン、14…開口、20…配線層、21,23…配線、22…層間絶縁膜、30…集光部、34…カラーフィルタ、35…オンチップレンズ、41…支持基板。

Claims (12)

  1. 受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の前記受光領域の各画素間に第1溝と、
    前記半導体基板の周辺領域に第2溝とを有し、
    前記半導体基板の前記第1溝および前記第2溝の形成部分の厚みが互いに異なる
    撮像装置。
  2. 前記半導体基板の前記第2溝の形成部分の厚みは、前記第1溝の形成部分の厚みよりも薄い、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記半導体基板の少なくとも一の面の前記第2溝に対応する領域に掘り込み部を有する、請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第1溝は前記光電変換部を画素ごとに分離する、請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第2溝は前記周辺領域に設けられた外部接続される電極の周囲に設けられている、請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記掘り込み部は絶縁材料によって埋め込まれている、請求項3に記載の撮像装置。
  7. 前記第2溝は前記半導体基板を貫通している、請求項1に記載の撮像装置。
  8. 受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の一の面の周辺領域に掘り込み部を形成する工程と、
    前記半導体基板の他の面の受光領域に第1溝、前記周辺領域の前記掘り込み部に対応する位置に第2溝をそれぞれ形成する工程と
    を含む撮像装置の製造方法。
  9. 前記掘り込み部を2段階エッチングにより形成する、請求項8に記載の撮像装置の製造方法。
  10. 前記掘り込み部(第1掘り込み部)を形成したのち、前記半導体基板の他の面の前記第1掘り込み部に対応する位置に第2掘り込み部を形成する、請求項8に記載の撮像装置の製造方法。
  11. 前記掘り込み部に絶縁材料を埋め込む、請求項9または請求項10に記載の撮像装置の製造方法。
  12. 撮像装置を含み、
    前記撮像装置は、
    受光領域に画素ごとに光電変換部を有する半導体基板の前記受光領域の各画素間に第1溝と、
    前記半導体基板の周辺領域に第2溝とを有し、
    前記半導体基板の前記第1溝および前記第2溝の形成部分の厚みが互いに異なる
    電子機器。
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