JP2015076063A - 車両位置管理システム、車載装置、及びプログラム - Google Patents

車両位置管理システム、車載装置、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末の電力消費を抑制しつつ、かつ、駐車する際に携帯端末の操作を必要としない車両位置管理システム、車載装置、及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両が駐車されたことを駐車検出部15Cが検出すると(ステップC1)、自動的に送信処理部15Sが車両位置情報をサーバ2に送信し(ステップC2)、サーバ2は、当該車両位置情報をユーザと対応付けて保存しておく(ステップS2)。そして、携帯端末3は、ユーザから車両の位置を確認するための操作を受け付けた場合に、サーバ2からユーザに対応付けられている車両の車両位置情報を取得し(ステップM2、M3)、車両地図画像を表示させる(ステップM4)。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の位置をユーザが確認するための車両位置管理システム、車載装置、及びプログラムに関する。
従来、駐車されている車両の位置をユーザが確認するためのシステム(すなわち、車両位置管理システム)として、特許文献1に開示されているものがある。
この特許文献1に開示の車両位置管理システムは、車両に搭載される車載装置と、ユーザに携帯され、車載装置と無線通信を実施する携帯端末(例えば携帯電話)と、を備えている。車載装置は、車両の位置を取得する位置情報取得部と、エンジンの停止(すなわち、駐車)を検出する状態検出部と、を備えており、状態検出部が車両の駐車を検出すると、位置情報取得部が取得した車両の位置情報を無線通信で携帯端末に送信する。
そして、携帯端末は、車載装置から受信した位置情報を保存しておき、ユーザから車両の位置を確認するための操作を受け付けた場合に、当該位置情報を用いて車両の位置を表す地図画像を表示する。
これによって、ユーザは、車両を駐車した位置が分からなくなってしまったときでも、携帯端末を操作し、車両の位置を示す地図画像を表示させることで、車両を駐車した位置を確認することが出来る。
なお、携帯端末には、以上の車両位置管理システムに対応した処理を実施するためのアプリケーションがインストールされており、携帯端末は、当該アプリケーションが動作中の場合において上述した処理を実行する。
特開2010−226974号公報
特許文献1の技術では、車両が駐車されたことを状態検出部が検出した場合に、その時点における車両の位置情報を、携帯端末に送信する。このため、ユーザは、少なくともエンジンが停止する時点において、携帯端末のアプリケーションを起動させておき、車載装置と携帯端末とが通信を実施できる状態にしておく必要がある。すなわち、携帯端末に位置情報を登録させるためには、ユーザは、エンジンを停止する前にアプリケーションを起動させる操作をする必要がある。
もちろん、当該アプリケーションを常に起動させたままにしておけば、アプリケーションを起動させる手間を省くことができるが、この場合、アプリケーションを起動させていることによって、携帯端末の電力消費が増大してしまうといった問題が生じる。
携帯端末の電力消費を抑制するためには、やはり駐車操作時においてエンジンを停止する前にアプリケーションを起動させることが好ましいが、上述したように、アプリケーションを起動させる手間が生じてしまう。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、携帯端末の電力消費を抑制しつつ、かつ、駐車する際に携帯端末の操作を必要としない車両位置管理システム、車載装置、及びプログラムを提供することにある。
その目的を達成するための車両位置管理システムの発明は、車両に搭載される車載装置(1)と、ユーザに携帯される携帯端末(3)と、車両外部に設置され、車載装置及び携帯端末のそれぞれと通信を実施するサーバ(2)と、を備える車両位置管理システムであって、車載装置は、車両が駐車されたことを検出する駐車検出部(15C)と、車両の位置情報を取得する位置情報取得部(15B)と、車両が駐車されたことを駐車検出部が検出した場合に、位置情報取得部が取得した位置情報を、サーバに送信する車両側送信処理部(15S)と、を備え、携帯端末は、表示装置(33)と、車両の位置を確認するためのユーザ操作を受け付けるユーザ操作受付部(35A)と、ユーザ操作受付部でユーザ操作を受け付けた場合に、位置情報を携帯端末に送信するように要求する要求信号をサーバに送信する携帯機側送信処理部(35S)と、を備え、サーバは、車両側送信処理部が送信した位置情報、及び携帯機側送信処理部が送信した要求信号を受信するサーバ側受信処理部(22R)と、サーバ側受信処理部が受信した位置情報を記憶する記憶部(23)と、サーバ側受信処理部が要求信号を受信した場合に、記憶部に記憶されている位置情報を携帯端末に送信するサーバ側送信処理部(22S)と、を備え、携帯端末は、更に、サーバ側送信処理部が送信した位置情報を受信する携帯機側受信処理部(35R)と、サーバ側送信処理部が送信した位置情報を携帯機側受信処理部が受信した場合には、位置情報に基づいて車両の位置を示す位置確認画面を表示装置に表示させる表示処理部(35B)と、を備えることを特徴とする。
以上の構成では、車両が駐車されたことを駐車検出部が検出すると、車両側送信処理部がサーバに車両の位置情報を送信する。サーバは、車両側送信処理部が送信した位置情報を保存しておき、ユーザに携帯される携帯端末から、当該位置情報を携帯端末に送信するように要求する要求信号を受信した場合に、保存しておいた位置情報を携帯端末に送信する。携帯端末は、車両の位置を確認するためのユーザ操作が為された場合に、前述の要求信号をサーバに送信して、位置情報を取得し、表示処理部がその位置情報に基づいて車両の位置を示す情報を表示装置に表示させる。
したがって、以上の構成によれば、車両を駐車させる際に、携帯端末と車載装置とが通信しない。このため、駐車する際に、携帯端末と車載装置とが通信できるように、予め携帯端末を動作させておく必要も、携帯端末を動作させるために操作する必要も生じない。
また、携帯端末と車載装置とが通信できるように、予め携帯端末を動作させておく必要が生じないため、携帯端末の電力消費を抑制することが出来る。
車載装置の発明は、上述した車両位置管理システムで用いられることを特徴とする。
さらに、プログラムの発明は、コンピュータを、上述したユーザ操作受付部、携帯機側送信処理部、携帯機側受信処理部、及び表示処理部として機能させることを特徴とする。
車両位置管理システム100の概略的な構成の一例を示すブロック図である。 各制御部の概略的な構成の一例を示す機能ブロック図である。 車両位置確認時の車両位置管理システム100の動作の流れを説明するための図である。 車両が駐車されている階層を特定する処理を説明するための概念図である。 車両位置確認時の車両位置管理システム100の動作の流れを説明するための図である。 ディスプレイ33に表示される車両位置確認画面の一例である。 変形例1において階層情報を取得する方法を説明するための図である。 変形例2においてディスプレイ13に表示される階層情報入力用画面の例である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。図1は、本発明に係る車両位置管理システム100の概略的な構成の一例を示す図である。図1に示すように車両位置管理システム100は、車載装置1、サーバ2、及び携帯端末3を備えている。サーバ2と、車載装置1及び携帯端末3とはそれぞれ無線通信を実施し、データの送受信可能な構成となっている。
(車載装置1の構成)
車載装置1は、車両に搭載されており、車両が駐車されたことを検出すると、車両が駐車されている位置を表す情報(これを車両位置情報とする)をサーバに送信する。車載装置1は、図1に示すように、車両側通信部11、外部入出力インターフェース(以降、外部I/Fと略す)12、ディスプレイ13、スイッチ14、及び車両側制御部15を備えている。車両側制御部15と、車両側通信部11、外部I/F12、ディスプレイ13、スイッチ14とは、それぞれ相互通信可能に接続されている。
車両側通信部11は、送受信アンテナを備え、例えば電話回線やインターネットなどのネットワークを介して、サーバ2との間で通信を行う。車両側通信部11は、ここでは一例として、公知の第3世代移動体通信システムで用いられる通信モジュールによって実現されるものとする。もちろん、車両側通信部11として、この他、DCM(Data Communication Module)といった車載通信モジュールなどの様々なものを採用することができる。
外部I/F12は、自車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)やセンサから、種々の車両状態についての情報を車両側制御部15が取得するためのインターフェースである。外部I/F12は、所定の通信プロトコルに準拠した車内LANを介して自車両に搭載されたECUやセンサと接続されている。
例えば、外部I/F12は、衛星からの電波に基づいて自装置の位置を検出するGNSS(Global Navigation Satellite System)で用いられるGNSS受信機と接続されており、GNSS受信機が受信した信号を取得する。さらに、ジャイロスコープや、車速センサなどいずれも周知のセンサからの信号を取得してもよい。
また、車両状態についての情報としては、上述した信号の他、シフトレバーのポジションを検出するシフトポジションセンサの信号、パーキングブレーキスイッチのオンオフの信号、イグニッション電源のオンオフの信号等がある。
ディスプレイ13は、車両側制御部15からの入力に基づいてテキストや画像を表示し、種々の情報をユーザに報知する。ディスプレイ13は、例えばインスツルメントパネルの中央、又は運転席の前方に設けられたコンビネーションメータ内等に配置されている。ディスプレイ13は、例えばフルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いて構成することができる。
スイッチ14は、例えばディスプレイ13と一体になったタッチパネル式のスイッチ若しくはメカニカルなスイッチ等が用いられ、ユーザはこれらのスイッチ14を操作することにより車両側制御部15に各種機能の実行指示を行う。
車両側制御部15は、コンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやEEPROMなどの不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリ、I/O、及びこれらの構成を接続するバスライン(何れも図示略)などを備えている。不揮発性メモリには、種々の処理を実行するためのプログラムの他、車両毎に設定されている車両識別子(詳細は後述)が格納されている。
車両側制御部15は、車両側通信部11、外部I/F12、スイッチ14から入力される各種情報と不揮発性メモリに格納されているプログラムに基づいて種々の処理を実施する。車両側制御部15は、種々の処理を実行する機能ブロックとして図2に示すように、操作受付部15A、位置検出部15B、駐車検出部15C、送信処理部15S、及び受信処理部15Rを備えている。
操作受付部15Aは、スイッチ14から入力される信号から、ユーザがスイッチ14に対して為した操作に対応する処理を受け付ける。操作受付部15Aが受け付けた処理は、キューに蓄積され、逐次実施されていく。この操作受付部15Aが請求項に記載の階層入力受付部に相当する。
位置検出部15Bは、外部I/F12を介して、GNSS受信機や、車速センサ、ジャイロスコープなどから入力される信号に基づいて、車両の現在位置(以下、車両位置)を検出する。車両位置は、例えば緯度、経度及び標高(すなわち、基準とする海面からの高さ)で表されるものとする。本実施形態では、位置検出部15Bは、逐次(例えば100ミリ秒毎)に車両位置を検出する構成とする。もちろん他の態様として、車両が駐車されたことを、後述する駐車検出部15Cが検出したことをトリガとして、位置検出部15Bが車両位置を検出してもよい。
車両位置を検出するために用いられるセンサ群(GNSS受信機など)は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。もちろん、各センサの精度によっては、上述したセンサの一部で構成しても良い。この位置検出部15Bが請求項に記載の位置情報取得部に相当する。
駐車検出部15Cは、外部I/F12を介して取得する、イグニッション電源のオンオフの信号やシフトポジションセンサの信号などから、車両が駐車されたことを検出する。例えば、駐車検出部15Cは、イグニッション電源がオフとなった場合に、車両が駐車されたことを検出する。もちろん、この他、シフトレバーが駐車ポジションとなったことをシフトポジションセンサが検出した場合に、車両が駐車されたと検出してもよいし、これらの条件を組み合わせてもよい。
送信処理部15Sは、種々の情報を、車両側通信部11を介してサーバ2に送信する処理を実施する。例えば、送信処理部15Sは、車両が駐車された時点での車両位置を表す情報(すなわち車両位置情報)に、車両識別子を付与した送信用位置情報を生成し、車両側通信部11に出力する。そして車両側通信部11は送信用位置情報が入力されると、所定の通信規格に則った方式に変調してサーバ2に送信する。この送信処理部15Sが請求項に記載の車両側送信処理部に相当する。
受信処理部15Rは、サーバ2から送信された信号を、車両側通信部11を介して取得し、その取得した信号に基づいた処理を実施する。例えば、サーバ2より再送要求信号を受信した場合には、該当するデータを再送するように送信処理部15Sへ指示を出す。
(サーバの構成)
サーバ2は、車両外部に設けられており、車載装置1から送信された送信用位置情報に含まれる車両位置情報を保存しておき、ユーザからの要求に基づいて当該車両位置情報をユーザに携帯される携帯端末3に配信する。なお、サーバ2は、インターネットなどのネットワークに接続している複数のコンピュータによって実現される、いわゆるクラウドサーバであってもよい。サーバ2は、図1に示すようにサーバ側通信部21、サーバ側制御部22、ユーザデータベース(以下、データベースはDBと略す)23、地図DB24を備えている。
サーバ側通信部21は、例えば電話回線やインターネットなどのネットワークを介して、車載装置1及び携帯端末3と通信を行う。ユーザDB23は、不揮発性の記憶媒体を用いて実現される記憶装置であって、ユーザを他のユーザと区別するためのユーザ識別子と、当該ユーザが所有する車両に割り当てられている車両識別子とを、ユーザ毎に対応付けて記憶している。このユーザDB23が請求項に記載の記憶部に相当する。
なお、車両識別子は、本実施形態では、車両の製造番号を用いる構成とするがこれに限らない。車両識別子は、車載装置1に割り当てられているものであってもよく、例えば、車載装置1の製造番号や、車両側通信部11に割り当てられているMACアドレスなどであってもよい。
また、ユーザ識別子は、本実施形態では、携帯端末3に割り当てられているMACアドレスとするが、これに限らない。携帯端末3の製造番号であってもよい。さらに、他のユーザに設定されているユーザ識別子と重複しないものであれば、ユーザによって任意に設定可能なものであってもよい。ユーザは、当該車両位置管理システム100の利用を開始する際に、以上のユーザ情報(ユーザ識別子及び車両識別子など)をユーザDB23に登録しておけば良い。
地図DB24には、地図データが格納されている。地図データは、道路の接続構造を示す道路データ、地形(標高など)を示す地形データ、施設の情報を示す施設データ、地名等を表示するための地名データ、背景を描画するために必要な背景データなどを備えている。
道路データ、地形データ、施設データ、及び地名データは、地図上の座標と対応付けデータとして構成している。施設データは、当該施設データに登録されている施設毎に、電話番号や、住所等のデータに加えて、その施設がいくつの階層を備えているか、及び各階層の情報(これをフロア情報とする)が登録されている。フロア情報は、各階層の床の高さ(例えば地面からの高さ)の他、階段の位置、通路の位置などを示したフロア地図を備えている。この地図DB24が請求項に記載の地図データ格納部に相当する。
サーバ側制御部22は、コンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやEEPROMなどの不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリ、I/O、及びこれらの構成を接続するバスライン(図示略)などを備えている。サーバ側制御部22は、不揮発性メモリに格納されているプログラムに基づいて種々の処理を実施する。サーバ側制御部22は、図2に示すように、階層特定部22A、データ管理部22B、受信処理部22R、及び送信処理部22Sを備えている。
階層特定部22Aは、車載装置1から送信された車両位置情報のうち、標高に関する情報から、車両が駐車されている施設において当該車両が何階に駐車されているかを、地図DB24に記憶されている地図データ(より具体的には施設データ)を用いて特定する。車両が駐車されている施設は、車両位置情報の緯度と経度、及び施設データから特定すれば良い。この階層特定部22Aの、より具体的な動作については、図4を用いて後述する。
データ管理部22Bは、送信用位置情報を取得すると、当該送信用位置情報に含まれる車両識別子から、その送信用位置情報を送信した車両(厳密には車載装置1)に対応するユーザを特定する。そして、その送信用車両位置情報に含まれている車両位置情報を、該当したユーザと対応づくようにユーザDB23に保存する。このとき、ユーザと対応付けて保存される車両位置情報は、階層特定部22Aが特定した、当該施設において車両が駐車されている階層を示す情報(これを階層情報とする)を含む。
受信処理部22Rは、車載装置1及び携帯端末3から送信された信号を、サーバ側通信部21を介して取得する。また、送信処理部22Sは、サーバ側通信部21を介して、車載装置1及び携帯端末3へ種々の信号(すなわち情報)を送信する。これらサーバ側制御部22が備える受信処理部22Rが請求項に記載のサーバ側受信処理部に相当し、送信処理部22Sが請求項に記載のサーバ側送信処理部に相当する。
(携帯端末3の構成)
携帯端末3は、ユーザに携帯される情報通信端末であって、本実施形態では、一例として周知の多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)とする。もちろん、携帯端末3は、多機能携帯電話に限らず、周知のタブレット端末や、無線通信機能を備える携帯音楽プレイヤーなどであってもよい。
なお、ここでは、便宜上、一般的なスマートフォンなどの携帯端末が有している機能に関する構成のうち、本発明の説明に不要なものについては説明を省略する。以降で述べる携帯端末3とは、当該車両位置管理システム100を利用するためのアプリケーションがインストールされている携帯端末を指す。このアプリケーションが請求項に記載のプログラムに相当する。
また、スマートフォンなどには一般的に、複数なアプリケーションがインストールされていることが想定されるが、本実施形態において言及するアプリケーションとは、周知の携帯端末を本車両位置管理システム100の携帯端末3として動作させるためのアプリケーションを指す。
携帯端末3は、図1に示すように、携帯機側通信部31、GNSS受信機32、ディスプレイ33、スイッチ34、及び携帯機側制御部35を備えている。携帯機側制御部35と、携帯機側通信部31、GNSS受信機32、ディスプレイ33、及びスイッチ34とは、それぞれ相互通信可能に接続されている。
携帯機側通信部31は、車両側通信部11と同様、送受信アンテナを備え、例えば電話回線やインターネットなどのネットワークを介して、サーバ2との間で通信を行う。GNSS受信機32は、GNSS衛星からの電波を受信し、当該携帯端末3の位置(緯度、経度、及び標高)を表す信号を携帯機側制御部35に出力する。なお、本実施形態では、より好ましい形態の一例として、携帯端末3がGNSS受信機32を備えている構成とするが、他の形態として、携帯端末3はGNSS受信機32を備えていなくてもよい。
ディスプレイ33は、携帯機側制御部35からの入力に基づいてテキストや画像を表示し、種々の情報をユーザに報知する。このディスプレイ33が請求項に記載の表示装置に相当する。スイッチ34は、一例としてディスプレイ33と一体になった静電容量式のタッチパネルとする。ユーザは、このタッチパネルをタッチ操作することにより携帯機側制御部35に各種機能の実行指示を行う。もちろん、スイッチ34はメカニカルなスイッチ等が用いられてもよい。
携帯機側制御部35は、車両側制御部15と同様、コンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやEEPROMなどの不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリ、I/O、及びこれらの構成を接続するバスライン(図示略)などを備えている。不揮発性メモリには、前述のアプリケーションなど、種々の処理を実行するためのプログラムの他、ユーザに割り当てられているユーザ識別子が記憶されている。
携帯機側制御部35は、携帯機側通信部31、スイッチ34から入力される各種情報と、不揮発性メモリに格納されているプログラムと、に基づいて種々の処理を実施する。携帯機側制御部35は、種々の処理を実行する機能ブロックとして図2に示すように、操作受付部35A、表示処理部35B、送信処理部35S、及び受信処理部15Rを備えている。
操作受付部35Aは、スイッチ34から入力される信号から、ユーザがスイッチ14に対して為した操作に対応する処理(アプリケーションの起動など)を受け付ける。操作受付部35Aが受け付けた処理は、キューに蓄積され、逐次実施されていく。この操作受付部35Aが請求項に記載のユーザ操作受付部に相当する。
表示処理部35Bは、ディスプレイ33に表示させる画像データを生成し、生成した画像データをディスプレイ33に出力して表示させる。例えば、表示処理部35Bは、表示処理部35Bに、車両の駐車されている位置を示す地図画像(車両地図画像とする)を生成する。車両地図画像を生成するために必要なデータ(地図画像描画用データとする)は、サーバ2から取得すればよい。
また、表示処理部35Bは、より好ましい態様として、GNSS受信機32から入力される信号に基づいて特定される携帯端末3の現在位置と、車両が駐車されている位置との相対位置(方角や距離)が分かるように、車両地図画像を生成する。
受信処理部35Rは、サーバ2から送信された信号を、携帯機側通信部31を介して取得する。また、送信処理部35Sは、携帯機側通信部31を介して、サーバ2へ種々の信号(すなわち情報)を送信する。これら携帯機側制御部35が備える送信処理部35Sが請求項に記載の携帯機側送信処理部に相当し、受信処理部35Rが請求項に記載の携帯機側受信処理部に相当する。
(駐車操作時における車両位置管理システム100の作動)
次に、図3を用いて、ユーザが車両を駐車する際における車両位置管理システム100の作動について説明する。図3は、ユーザが目的地に到着し、車両を駐車する場面を想定している。一例として、目的地とする施設は、屋上にも駐車可能な3階建ての多階層駐車場(いわゆる3層4段駐車場)を備えており、ユーザは、当該駐車場の2階に車両を駐車させるものとする。
ユーザは、駐車場2階の空き駐車スペースに車両を停車させると、シフトレバーを駐車ポジションに入れ、イグニッション電源をオフにする(ステップU1)。ステップU1で、イグニッション電源をオフとなったことを示す信号が、外部I/F12を介して車両側制御部15に入力されると、駐車検出部15Cは、車両が駐車されたことを検出する(ステップC1)。
そして、送信処理部15Sは、位置検出部15Bが検出している車両位置に、車両識別子を付与した送信用位置情報を生成し、車両側通信部11に出力する。そして、車両側通信部11は、この送信用位置情報をサーバ2に送信する(ステップC2)。その後、サーバ2より、受信成功を示す応答信号を受信処理部15Rが受信するなどして、送信用位置情報の送信処理が完了すると、車載装置1の電源をオフにする(ステップC3)。
サーバ2の受信処理部22Rは、車載装置1が送信した送信用位置情報を受信すると(ステップS1)、ユーザDB23を参照して当該送信用位置情報に含まれる車両識別子に対応するユーザを特定する。そして、当該送信用位置情報に含まれる車両位置情報に基づいて階層特定部22Aが特定した階層情報を含む車両位置情報を、該当したユーザと対応づくようにユーザDB23に保存する(ステップS2)。例えば、ここでは車両位置情報は、緯度、経度、標高に加えて、階層情報、及び車両が駐車されている階層における車両の位置(駐車スペースの番号など)を含んでいる。
ここで、階層特定部22Aが、施設内において車両が駐車された階層を特定する処理について、図4を用いて説明する。図4は、車両の位置情報に含まれる緯度及び経度に基づいて特定された、車両が駐車されている施設に関する施設データを表している。階層特定部22Aは、当該施設データを参照することによって、各階層の地面からの高さを取得することができる。ここでは、図4に示すように、2階の床の高さは5m、3階の床の高さは10m、屋上の床の高さは15mであるとする。
ここで、階層特定部22Aは、各階層の床の高さと、車両位置の地面からの高さと、を比較することによって、何階に駐車されているかを特定する。例えば図4に示すように、車両位置の地面からの高さが6mであった場合、2階の床よりも高く、かつ、3階の床よりも低いため、車両は2階に駐車されていると判定する。
なお、車両位置の地面からの高さについては、車両位置情報に含まれる高さに関する情報に基づいて、すなわち、ここではGNSS受信機が受信した信号に基づいて決定されればよい。この車両位置情報として記述されている高さに関する情報が、本実施形態のように、標高で表されている場合には、車両位置の地面からの高さは、地図データに含まれている地形データを用いて算出すればよい。もちろん、車両位置情報に含まれている高さに関する情報が、地上からの高さで表されている場合には、地形データは用いる必要はない。
以上の処理では、車両が駐車されたことを駐車検出部15Cが検出すると、自動的に送信処理部15Sが車両位置情報を含む送信用位置情報をサーバ2に送信し、サーバ2は、その車両位置情報をユーザと対応付けて保存しておく。この時、車載装置1と携帯端末3とは、車両位置を携帯端末3に送信するための通信を実施しない。
したがって、車両位置を携帯端末3に登録するために、携帯端末3にインストールされているアプリケーションを起動させる必要はなく、また、前以て当該アプリケーションを起動させておく必要も生じない。
(位置確認時における車両位置管理システム100の作動)
次に、図5を用いて、ユーザが車両位置を携帯端末3で確認する際における車両位置管理システム100の作動について説明する。
まず、ユーザは、携帯端末3を取り出して、アプリケーションを起動させる操作(スイッチ34へのタッチ操作など)を行う(ステップU2)。このステップU2におけるユーザ操作に基づいて、携帯端末3は、アプリケーションを起動させる(ステップM1)。
そして、アプリケーションが起動すると、送信処理部35Sが、車両位置情報を送信するように要求する車両位置情報リクエストを、携帯機側通信部31を介してサーバ2に送信する(ステップM2)。この車両位置情報リクエストは、携帯端末3が備える不揮発性メモリに記憶されているユーザ識別子を含んでいる。
サーバ2の受信処理部22Rが、携帯端末3が送信した車両位置情報リクエストを受信すると(ステップS3)、データ管理部22Bが、当該車両位置情報リクエストに含まれるユーザ識別子に対応する車両位置情報をユーザDB23より読み出す(ステップS4)。このとき送信される車両位置情報は、前述したように緯度や経度の他、階層特定部22Aが特定した車両の階層情報も含んでいる。
そして、送信処理部22Sは、地図データから、車両地図画像を描画するために必要な地図画像描画用データを読み出す。地図データから地図画像描画用データとして読み出すデータの範囲(該当施設のフロア地図など)は、車両位置情報に基づいて決定されればよい。送信処理部22Sは、車両位置情報及び地図画像描画用データを含む車両位置関連情報を生成し、サーバ側通信部21を介して携帯端末3に送信する(ステップS5)。
携帯端末3が備える受信処理部35Rは、サーバ2が送信した車両位置関連情報を、携帯機側通信部31を介して受信すると(ステップM3)、当該車両位置関連情報を表示処理部35Bに渡す。
表示処理部35Bは、車両位置関連情報に含まれている車両位置情報と地図画像描画用データに基づいて車両地図画像を生成し、ディスプレイ33に表示させる(ステップM4)。この車両地図画像の一例を図6に示す。図6中の、星形のマーク51が車両の位置を表しており、二等辺三角形のマーク52が、携帯端末3(すなわちユーザ)の位置及び向きを表している。画面左下に示すウインドウ53は、ユーザに対して車両が存在する方向や距離を表す。
ユーザは、車両地図画像を見ることによって、車両の位置を確認することができる(ステップU3)。なお、図6は、携帯端末3の現在位置を利用できる場合における車両地図画像の一例である。前述したように他の形態として、携帯端末3がGNSS受信機32を備えておらず、携帯端末3の現在位置が取得できない場合には、車両の位置と周辺の地図とを含む地図を表示させれば良い。また、地図画像に限らず、テキストによって、車両の位置をユーザに報知しても良い。車両地図画像など、車両の位置を含む情報を表示しているディスプレイ33の画面が、請求項に記載に位置確認画面に相当する。
(実施形態のまとめ)
以上の構成では、車両が駐車されたことを駐車検出部15Cが検出すると(ステップC1)、自動的に送信処理部15Sが車両位置情報を含む送信用位置情報をサーバ2に送信し(ステップC2)する。サーバ2は、当該送信用位置情報に含まれる車両位置情報を、ユーザと対応付けて保存しておく(ステップS2)。この時、車載装置1と携帯端末3とは、車両位置情報を携帯端末3に送信するための通信を実施しない。
したがって、ユーザは駐車操作時において、車両位置を携帯端末3に登録するために、携帯端末3にインストールされているアプリケーションを起動させる必要はなく、また、前以て当該アプリケーションを起動させておく必要も生じない。前以て当該アプリケーションを起動させておく必要がないため、携帯端末3の電力消費を抑制することができる。
そして、携帯端末3は、ユーザから車両の位置を確認するための操作を受け付けた場合に(ステップU2)、サーバ2から車両位置情報を取得し(ステップM2、M3)、車両地図画像をディスプレイ33に表示する(ステップM4)。ユーザは、この車両地図画像を見ることで車両の位置を確認することが出来る。
なお、本実施形態では、表示処理部35Bは、サーバ2から受信した地図画像描画用データに基づいて車両地図画像を生成する構成としたが、これに限らない。携帯端末3が地図DB24を備えている場合には、受信した車両位置情報に基づいて携帯端末3自身が備える地図DB24から地図画像描画用データを読み出し、車両地図画像を生成しても良い。この場合、サーバ2は、ステップS5において地図画像描画用データを送信する必要はなく、車両位置情報を送信すればよい。
また、携帯端末3が地図DB24を備えている場合には、携帯機側制御部35において、車両が駐車されている階層を特定する処理を実施しても良い。すなわち、階層特定部22Aは、携帯機側制御部35に備えられていても良い。
同様に、車載装置1が地図DB24を備えている場合には、車両側制御部15において、車両が駐車されている階層を特定する処理を実施しても良い。すなわち、階層特定部22Aは、車両側制御部15に備えられていても良い。この場合、送信用位置情報に含まれる車両位置情報は、緯度、経度、及び駐車されている階層によって表されればよい。
なお、本実施形態では、不揮発性メモリに記憶してあるユーザ識別子を読み出して、車両位置情報リクエストを送信する構成としたがこれに限らない。ユーザ識別子を記憶しておかずに、車両位置情報リクエストする際には、ユーザにユーザ識別子の入力を要求し、ユーザによって入力されたユーザ識別子を用いて車両位置情報リクエストを送信する構成としても良い。携帯機側制御部35は、操作受付部35Aを介して、ユーザが入力するユーザ識別子を取得すればよい。
さらに、以上では、ユーザは、アプリケーションを起動させることで、携帯端末3で車両位置を確認する事が出来る構成としたがこれに限らない。アプリケーションを介さずに、インターネッ上に設けられている所定のウェブページにアクセスし、自身のユーザ識別子を入力することで、車両位置を確認できる構成としてもよい。このような構成としても、駐車する際に、車両位置を登録するために携帯端末3を操作する必要は生じない。
また、以上では、車両位置情報として、何階に駐車されているといった、高さ方向の位置まで含める構成としたがこれに限らない。車両位置情報は緯度と経度だけであってもよく、位置確認画面には、高さに関する情報(すなわち階層情報)を含まずに、緯度と経度から定まる情報が表示されていても良い。
また、以上では、車両側通信部11とサーバ側通信部21とが、携帯端末3を介さずに通信を実施する構成を示したが、これに限らない。車載装置1と携帯端末3とが、所定の通信規格に従った通信を行い、車載装置1とサーバ2との通信は、携帯端末3の無線通信機能を用いて、実施されてもよい。
車載装置1と携帯端末3との通信は、例えばBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信規格や、IEEE802.11等の無線LAN規格などに従った無線通信によって行う構成としてもよいし、USB通信等の有線通信によって行う構成としてもよい。この場合においても、携帯端末3にインストールされているアプリケーションは起動させずに、サーバ2に位置検出部15Bが検出した車両位置を送信することができる。
(変形例1)
上述した実施形態では、図4に示すように、GNSS受信機から入力される信号に基づいて決定される車両の地面からの高さと、施設データとから、階層特定部22A車両が駐車されている階層を特定する構成としたが、これに限らない。
例えば、駐車場の各階層に、フロア情報を無線通信で車載装置1に提供する端末(これをネットワークスポットとする)4(図7参照)が、設置されている場合には、ネットワークスポット4から取得したフロア情報を用いて階層を特定すればよい。この場合、階層特定部22Aは、車載装置1が備えている構成となる。例えば、この変形例1における車両位置管理システム100は、次のように作動すればよい。
車両側通信部11と、ネットワークスポット4とは、例えば無線LANによって相互に通信可能な構成であって、車載装置1がネットワークスポット4の通信範囲内に入った場合、自動的に車載装置1が、ネットワークスポット4からフロア情報を取得する。
ネットワークスポット4が配信するフロア情報には、その階が何階であるかを示す情報(すなわち階層情報)が含まれている。なお、ネットワークスポット4から配信されているフロア情報を、車両側通信部11を介して受信する受信処理部15Rが、請求項に記載の車両側受信処理部に相当する。
そして、車載装置1は、ネットワークスポット4から取得した階層情報と、位置検出部15Bで検出した緯度及び経度とを含む車両位置情報を、車両識別子とともに送信用位置情報としてサーバ2に送信する。
ここで、送信用位置情報は、図7中の一点鎖線のように、車載装置1から直接サーバ2に送信してもよいし、図7中の二点鎖線のように、ネットワークスポット4を介してサーバ2に送信しても良い。
(変形例2)
さらに、階層特定部22Aは、図8に示すように、ディスプレイ13に現在何階にいるかをユーザが入力するための選択肢を表示し、ユーザからの入力に基づいて階層情報を取得しても良い。この変形例2の場合も車載装置1が階層特定部22Aを備える構成となる。
例えば階層特定部22Aは、車両が駐車されたことを駐車検出部15Cが検出した場合に、図8に例示する画面をディスプレイ13に表示させる。図8に示す画面には、階層を選択するための選択肢が表示されており、ユーザに該当する階層を選択するように案内する。スイッチ14がタッチパネル式のスイッチである場合には、ユーザがタッチパネルをタッチした位置から、ユーザが選択した階層を特定することで、階層情報を取得する。
そして、ユーザ操作に基づいて取得した階層情報と、位置検出部15Bで検出した緯度及び経度とを含む車両位置情報を、車両識別子とともに送信用位置情報としてサーバ2に送信すればよい。
このような構成によると、車両が備えるGNSS受信機がGNSS電波を受信できず、かつ、変形例1で述べたネットワークスポット4が利用できない場合においても、階層特定部22Aは、階層情報を取得する事ができる。
100 車両位置管理システム、1 車載装置、2 サーバ、3 携帯端末、15 車両側制御部、15A 操作受付部(階層入力受付部)、15B 位置検出部(位置情報取得部)、15C 駐車検出部、15S 送信処理部(車両側送信処理部)、15R 受信処理部(車両側受信処理部)、23 ユーザDB(記憶部)、24 地図DB(地図データ格納部)、22 サーバ側制御部、22A 階層特定部、22S 送信処理部(サーバ側送信処理部)、22R 受信処理部(サーバ側受信処理部)、35 携帯機側制御部、35A 操作受付部(ユーザ操作受付部)、35B 表示処理部、35S 送信処理部(携帯機側送信処理部)、35R 受信処理部(携帯機側受信処理部)、33 ディスプレイ(表示装置)

Claims (7)

  1. 車両に搭載される車載装置(1)と、ユーザに携帯される携帯端末(3)と、車両外部に設けられ、前記車載装置及び前記携帯端末のそれぞれと通信を実施するサーバ(2)と、を備える車両位置管理システムであって、
    前記車載装置は、
    前記車両が駐車されたことを検出する駐車検出部(15C)と、
    前記車両の位置情報を取得する位置情報取得部(15B)と、
    前記車両が駐車されたことを前記駐車検出部が検出した場合に、前記位置情報取得部が取得した前記位置情報を、前記サーバに送信する車両側送信処理部(15S)と、を備え、
    前記携帯端末は、
    表示装置(33)と、
    前記車両の位置を確認するためのユーザ操作を受け付けるユーザ操作受付部(35A)と、
    前記ユーザ操作受付部で前記ユーザ操作を受け付けた場合に、前記位置情報を前記携帯端末に送信するように要求する要求信号を前記サーバに送信する携帯機側送信処理部(35S)と、を備え、
    前記サーバは、
    前記車両側送信処理部が送信した前記位置情報、及び前記携帯機側送信処理部が送信した前記要求信号を受信するサーバ側受信処理部(22R)と、
    前記サーバ側受信処理部が受信した前記位置情報を記憶する記憶部(23)と、
    前記サーバ側受信処理部が前記要求信号を受信した場合に、前記記憶部に記憶されている前記位置情報を前記携帯端末に送信するサーバ側送信処理部(22S)と、を備え、
    前記携帯端末は、更に、
    前記サーバ側送信処理部が送信した前記位置情報を受信する携帯機側受信処理部(35R)と、
    前記サーバ側送信処理部が送信した前記位置情報を前記携帯機側受信処理部が受信した場合には、前記位置情報に基づいて前記車両の位置を示す位置確認画面を前記表示装置に表示させる表示処理部(35B)と、を備えることを特徴とする車両位置管理システム。
  2. 請求項1において、
    前記車両が駐車されている施設において、前記車両が駐車されている階層を特定する階層特定部(22A)を備え、
    前記位置確認画面は、前記階層特定部が特定した前記階層の情報を含むことを特徴とする車両位置管理システム。
  3. 請求項2において、
    前記位置情報取得部が取得した前記位置情報は、前記車両の緯度、経度、及び高さを含んでおり、
    前記階層特定部は、
    施設の位置及び当該施設が備える階層の情報を少なくとも含む施設データを格納している地図データ格納部(24)を備え、
    前記車両が駐車されている高さと、前記施設データと、から前記車両が駐車されている階層を特定することを特徴とする車両位置管理システム。
  4. 請求項2または3において、
    前記車両が駐車される施設が、当該施設における現在の階層を特定するフロア情報を配信するネットワークスポットを、階層毎に備えており、
    前記車載装置は、前記ネットワークスポットから配信されているデータを受信する車両側受信処理部(15R)を備え、
    前記車両側受信処理部が前記フロア情報を受信した場合には、
    前記階層特定部は、前記ネットワークスポットから取得した前記フロア情報に基づいて前記階層を特定することを特徴とする車両位置管理システム。
  5. 請求項2から4の何れか1項において、
    前記車載装置は、
    前記車両の階層を入力するためのユーザ操作を受け付ける階層入力受付部(15A)を備え、
    前記階層特定部は、
    前記階層入力受付部が受け付けた前記ユーザ操作に基づいて、前記階層を特定することを特徴とする車両位置管理システム。
  6. 請求項1から5の何れか1項に記載の車両位置管理システムで用いられることを特徴とする車載装置。
  7. コンピュータを、請求項1から3の何れか1項に記載の前記ユーザ操作受付部、前記携帯機側送信処理部、前記携帯機側受信処理部、及び前記表示処理部として機能させるためのプログラム。
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