JP2015074931A - モルタル用水切材 - Google Patents

モルタル用水切材 Download PDF

Info

Publication number
JP2015074931A
JP2015074931A JP2013212451A JP2013212451A JP2015074931A JP 2015074931 A JP2015074931 A JP 2015074931A JP 2013212451 A JP2013212451 A JP 2013212451A JP 2013212451 A JP2013212451 A JP 2013212451A JP 2015074931 A JP2015074931 A JP 2015074931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mortar
vertical
draining
vertical portion
building
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013212451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5555800B1 (ja
Inventor
睦史 神戸
Mutsuhito Kanbe
睦史 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hauseco Co Ltd
Original Assignee
Hauseco Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hauseco Co Ltd filed Critical Hauseco Co Ltd
Priority to JP2013212451A priority Critical patent/JP5555800B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5555800B1 publication Critical patent/JP5555800B1/ja
Publication of JP2015074931A publication Critical patent/JP2015074931A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Building Environments (AREA)

Abstract

【課題】 モルタル施工が効率化すると共に、仕上がり状態の美観を保持するモルタル用水切材を提供する。【解決手段】 モルタル用水切材11の水切本体16は、第1垂直部21と、第1傾斜部22と、第2垂直部23と、第2傾斜部24と、垂直部25と、折り返し部19とから構成される。モルタル用水切材11は、水切本体16と、第1垂直部21の後面に貼り付けられた絶縁テープ29と、第1垂直部21及び第1傾斜部22の前面に貼り付けられた絶縁テープ30と、第2垂直部23、第2傾斜部24及び第3垂直部25の前面に脱着自在に貼り付けられた保護テープ28とから構成される。これにより、第2垂直部23がモルタル塗布の基準になると共に、保護テープ28が飛散したモルタル(図示せず)の付着を防止するため、モルタル施工が効率化すると共に、仕上がり状態の美観を保持する。【選択図】 図2

Description

この発明はモルタル用水切材に関し、特に建築物の外壁としてモルタルが塗布される際にその下部に設置されて用いられるモルタル用水切材に関するものである。
図9は、特許文献1で開示された通気用水切り板の断面図であり、図10は、図9で示した通気用水切り板を建築物の外壁に設置したときの概略断面図である。
これらの図を参照して、通気用水切り板71は、外壁材75がその前面に設置される垂直部81と、垂直部81の上部に前面側に折り返すようにして形成された折り返し部78と、垂直部81の下部に接続されて前面側に略水平に延びる略水平部82と、略水平部82の前面部に接続されて下方に一段下がる段差部83と、段差部83の下部に接続されて下方に適宜角度で傾斜して延びるテーパ部84と、テーパ部84の下部に接続されて垂直下方に延びる垂下片85と、垂下片85の下部に後面側に折り返すようにして形成された折り返し部79とから構成される。
設置に際して、図10を参照して、通気用水切り板71は、垂直部81を介して通気用受材76に釘で固定される。通気用水切り板71の垂直部81の前面には、外壁材75が設置される。この外壁材75の前面及び通気用水切り板71の略水平部82の上面に、外壁2となるモルタル4が塗布される。
使用に際して、外壁2から伝わった雨は、通気用水切り板71の段差部83、テーパ部84及び垂下片85を伝わり、下方にある下屋72へ流れていくことになる。すなわち、通気用水切り板71によって、外壁2から伝わった雨の建築物1内部への侵入を防止できることになる。
又、通気用水切り板71の折り返し部79の下部と、建築物1の下屋72の板金下地材73に固定設置された雨押さえ板金74との間を介して、外気は、外壁用下地材77に貼着された透湿防水シート41に固定された通気用受材76によって確保された通気層38へ出入り自在に通気できるようになっている。
特開2002−348974号公報
上記のような従来の通気用水切り板71では、建築物1の外壁2としてモルタル4を塗布する際に問題が生じる虞がある。
ここで、モルタル4を塗布する際の通気用水切り板71における問題点について説明する。
図10を参照して、モルタル4は、外壁材75の前面及び通気用水切り板71の略水平部82の上面に塗布される。このとき、略水平部82との接続位置にある段差部83は、モルタル4の塗布厚さを示す目安として使用されていたが、モルタル4の塗布を容易にするものではなかった。
又、モルタル4を塗布する際に、モルタル4が飛散して、通気用水切り板71の段差部83やテーパ部84等に付着する虞があった。付着したモルタル4は直ぐに固形化するため、取りにくく、又、美観上好ましいものではなかった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モルタル施工が効率化すると共に、仕上がり状態の美観を保持するモルタル用水切材を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、建築物の外壁としてモルタルが塗布される際にその下部に設置されるモルタル用水切材であって、モルタル塗布時のベースとなるシート状の支持材がその前面に設置される第1垂直部と、第1垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延び、その上面に塗布されたモルタルの下端が位置する第1傾斜部と、第1傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第2垂直部と、第2垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延びる第2傾斜部と、第2傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第3垂直部と、少なくとも第2垂直部及び第2傾斜部の外面に脱着自在に貼り付けられた保護テープとを備え、第2垂直部の垂直長さは、モルタル塗布時のコテの一部をガイドすることができる大きさを有するものである。
このように構成すると、第2垂直部は、モルタル塗布の基準になると共に、保護テープが飛散したモルタルの付着を防止する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、垂直長さは、5〜100mmに設定されるものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の構成において、第1垂直部の両面及び第1傾斜部の前面に貼り付けられた絶縁テープを更に備えたものである。
このように構成すると、第1垂直部及び第1傾斜部が、建築材料の有害成分による腐食から保護される。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、第2垂直部は、モルタル塗布の基準になると共に、保護テープが飛散したモルタルの付着を防止するため、モルタル施工が効率化すると共に仕上がり状態の美観を保持する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、モルタル施工がより効率化する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、第1垂直部及び第1傾斜部が、建築材料の有害成分による腐食から保護されるため、モルタル用水切材の耐久性が向上する。
この発明の第1の実施の形態によるモルタル用水切材の概略正面図である。 図1で示したII−IIラインから見た拡大断面図であって、図9に対応した図である。 図1で示したモルタル用水切材を建築物の外壁に設置したときの一部破断の概略斜視図である。 図1で示したモルタル用水切材を建築物の外壁に設置したときの概略断面図である。 図4で示したV−Vラインから見た断面図である。 図1で示したモルタル用水切材の設置工程の一部を示す概略工程断面図である。 図6で示した概略工程に続くモルタル用水切材の概略工程の他の一部であって、図6で示した“X”部分の拡大断面図である。 この発明の第2の実施の形態によるモルタル用水切材の概略断面図であって、図4に対応した図である。 特許文献1で開示された通気用水切り板の断面図である。 図9で示した通気用水切り板を建築物の外壁に設置したときの概略断面図である。
図1は、この発明の第1の実施の形態によるモルタル用水切材の概略正面図であり、図2は、図1で示したII−IIラインから見た拡大断面図であって、図9に対応した図である。
これらの図を参照して、モルタル用水切材11は、正面視長尺の矩形形状の鋼板素材からなる平板を折り曲げて形成される水切本体16と、水切本体16の上方位置の両面に貼り付けられた後述する絶縁テープ29及び絶縁テープ30と、水切本体16の下方位置の前面に脱着自在に貼り付けられた保護テープ28とから構成される。
モルタル用水切材11の水切本体16は、図2を参照して、後述する裏打ち材(図示せず)がその前面に設置される第1垂直部21と、第1垂直部21の下部に接続されて前方下方に傾斜して延び、その上面に塗布される後述するモルタル(図示せず)の下端が位置する第1傾斜部22と、第1傾斜部22の下部に接続されて垂直下方に延びる第2垂直部23と、第2垂直部23の下部に接続されて前方下方に傾斜して延びる第2傾斜部24と、第2傾斜部24の下部に接続されて垂直下方に延びる第3垂直部25と、第3垂直部25の下部に後面側に折り返すようにして形成された折り返し部19とから構成される。尚、折り返し部19により、水切本体16の曲げ強度が高まり、耐久性を向上させている。又、モルタル用水切材11の後述する設置の際に、折り返し部19によって端部に丸みを持たせたことで、安全な施工を実現できるようになっている。
ここで、第1垂直部21と第1傾斜部22とのなす角θ、第1傾斜部22と第2垂直部23とのなす角θ、第2垂直部23と第2傾斜部24とのなす角θ、及び、第2傾斜部24と第3垂直部25とのなす角θは、各々120度に設定されている。第1傾斜部22の水平長さLは、13mmであり、第2傾斜部24の水平長さLは、9mmである。第1垂直部21の垂直長さHは、60mmであり、第2垂直部23の垂直長さHは、10mmであり、第3垂直部25の垂直長さHは、30mmである。尚、第2垂直部23の垂直長さHは、5〜100mmの範囲内で設定することが好ましいが、施工上の観点からは、5〜50mmの範囲内で設定することがより好ましい。このように設定する理由については、後述する。
モルタル用水切材11の絶縁テープ29は、水切本体16の第1垂直部21の後面に貼り付けられている。絶縁テープ29が果たす機能については、後述する。
モルタル用水切材11の絶縁テープ30は、水切本体16の第1垂直部21の前面及び水切本体16の第1傾斜部22の前面に貼り付けられている。絶縁テープ30が果たす機能については、後述する。
モルタル用水切材11の保護テープ28は、水切本体16の第2垂直部23の前面、水切本体16の第2傾斜部24の前面(上面)、及び、水切本体16の第3垂直部25の前面に脱着自在に貼り付けられている。保護テープ28が果たす機能については、後述する。
次に、モルタル用水切材11を建築物の外壁に設置したときの状態について説明する。
図3は、図1で示したモルタル用水切材を建築物の外壁に設置したときの一部破断の概略斜視図であり、図4は、図1で示したモルタル用水切材を建築物の外壁に設置したときの概略断面図であり、図5は、図4で示したV−Vラインから見た断面図である。
これらの図を参照して、建築物1は、基礎62の上部に土台63が形成され、土台63に支持された柱や間柱等の構造材50によって、骨組が建築されている。断熱材48は、構造材50間に設置されている。床材66や、構造材50に設置された内装材69によって、建築物1内部の居住空間が形成される。
一方、建築物1の外壁2側では、構造用合板44は、土台63及び構造材50に固定設置されており、その前面には透湿防水シート41が設置されている。胴縁37が、構造用合板44及び透湿防水シート41を介して、釘等(図示せず)で構造材50に所定間隔で固定されている。この胴縁37の下方前面に、モルタル用水切材11が設置されている。尚、モルタル用水切材11の設置に関する詳細については、後述する。モルタル用水切材11及び胴縁37の前面に、後述するモルタル塗布時のベースとなるシート状の支持材である裏打ち材33及びリブラス34が設置されている。そして、建築物1の外壁2としてモルタル4が、裏打ち材33(リブラス34)の前面及びモルタル用水切材11の上面に塗布されている。
図4を参照して、外気は、モルタル用水切材11の下端と基礎62との間から入り、土台63に設置された構造用合板44の下端付近を通って、透湿防水シート41とモルタル用水切材11との間に形成された胴縁37間の通気層38へと、図4で示した矢印の方向に通気できるようになっている。又、矢印とは逆方向への通気も可能である。
図6は、図1で示したモルタル用水切材の設置工程の一部を示す概略工程断面図であり、図7は、図6で示した概略工程に続くモルタル用水切材の概略工程の他の一部であって、図6で示した“X”部分の拡大断面図である。
設置に際して、まず図6の(1)を参照して、モルタル用水切材11を、図6の(1)で示した一点鎖線の矢印の方向へ、建築物1の胴縁37に釘等で固定設置する。ここで、第1垂直部21の背面位置にある絶縁テープ29(図2参照)は、胴縁37に当接することになる。よって、この絶縁テープ29により、第1垂直部21が胴縁37と直接触れることがなくなるので、胴縁37に含まれる建築材料の防腐防蟻処理薬剤等の塗膜や鋼板に有害な成分等による腐食から第1垂直部21が保護される。従って、モルタル用水切材11の耐久性が向上することになる。
次に、裏打ち材33及びリブラス34を、図6の(1)で示した実線の矢印の方向へ、胴縁37及びモルタル用水切材11の前面に設置する。
図6の(2)を参照して、モルタル用水切材11、裏打ち材33及びリブラス34が、建築物1の胴縁37に設置された状態を示している。ここで、後述するモルタル4(図示せず)を、モルタル用水切材11の第1傾斜部22に位置する絶縁テープ30の上面に、図6の(2)で示した一点鎖線の位置まで塗布する。
ここで、モルタル塗布の詳細について説明する。
図7の(1)を参照して、コテ6を用いて、モルタル4を裏打ち材33及びリブラス34に対して塗布し、モルタル用水切材11の第1傾斜部22に位置する絶縁テープ30の上面まで塗布する。このとき、コテ6の塗布面7の一部が、モルタル用水切材11の第2垂直部23の前面に係合できるように第2垂直部23の垂直長さHが形成されている。このように構成したことで、モルタル塗布時のコテ6の一部を第2垂直部23がガイドすることができ、第2垂直部23はモルタル塗布の基準になる。よって、モルタル施工が効率化する。又、図2で示したように垂直長さHを、5〜100mmの範囲内で形成することにより、コテ6の塗布面7がモルタル用水切材11の第2垂直部23により係合しやすくなり、モルタル施工がより効率化する。
尚、モルタル用水切材11の絶縁テープ30は、裏打ち材33と当接するので、裏打ち材33に含まれる防腐防蟻処理薬剤等の塗膜や鋼板に有害な成分等による腐食から、モルタル用水切材11を保護することになる。又、第1傾斜部22の上面の絶縁テープ30は、モルタル4とも当接するので、同様に、モルタル4の腐食成分からモルタル用水切材11を保護することになり、モルタル用水切材11の耐久性が向上する。
次に、図7の(2)を参照して、モルタル4を塗布する際に、図7の(1)で示したコテ6を第2垂直部23に係合させるため、第2垂直部23及び第2傾斜部24等に位置する保護テープ28に、飛散したモルタル5が付着することがある。
図7の(3)を参照して、モルタル塗布を終えた後に、飛散したモルタル5の付着した保護テープ28をモルタル用水切材11から、図7の(3)の実線の矢印で示したようにはがす。これにより、保護テープ28が飛散したモルタル5の水切本体16への付着を防止することになり、モルタル用水切材11及びモルタル4の仕上がり状態の美観を保持することになる。
図8は、この発明の第2の実施の形態によるモルタル用水切材の概略断面図であって、図4に対応した図である。
尚、この第2の実施の形態によるモルタル用水切材12は、図1で示したモルタル用水切材11と同一の構成である。ここでは、その相違点を中心に説明する。
図を参照して、建築物1において、図4で示した構造用合板44は設置されていない。モルタル用水切材12は、図4で示したモルタル用水切材11と同様に、胴縁37の下方前面に設置されている。
尚、上記の各実施の形態では、モルタル用水切材は、鋼板等の特定の材質のプレス加工から形成されたものであったが、合成樹脂による押出成形等の他の材質から形成されたものであっても良い。
又、上記の各実施の形態では、モルタル用水切材は、1枚の平板を折り曲げて形成されたものであったが、複数の部材を接続して形成されたものであっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、保護テープは、モルタル用水切材の第3垂直部の外面(前面に対応)にも貼り付けられたものであったが、少なくとも第2垂直部及び第2傾斜部の外面(前面に対応)に脱着自在に貼り付けられるものであれば良い。
更に、上記の各実施の形態では、モルタル用水切材の第2垂直部の垂直長さは、特定長さであったが、少なくともモルタル塗布時のコテの一部をガイドすることができる大きさであれば、他の長さであっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、絶縁テープは、モルタル用水切材の第1垂直部の両面及び第1傾斜部の前面に貼り付けられたものであったが、例えば第1傾斜部の前面のように部分的に貼り付けられていなくても良い。又は、絶縁テープはなくても良い。
更に、上記の各実施の形態では、折り返し部が形成されたものであったが、折り返し部はなくても良い。
更に、上記の各実施の形態では、第1垂直部と第1傾斜部とのなす角、第1傾斜部と第2垂直部とのなす角、第2垂直部と第2傾斜部とのなす角、及び、第2傾斜部と第3垂直部とのなす角は、各々120度の特定角度であったが、各々異なっていても良い。又は、各々他の角度であっても良い。
更に、上記の各実施の形態では、第1傾斜部の水平長さ、第2傾斜部の水平長さ、第1垂直部の垂直長さ、第3垂直部の垂直長さは、各々特定長さであったが、各々他の長さであっても良い。
1…建築物
2…外壁
4…モルタル
6…コテ
11、12…モルタル用水切材
21…第1垂直部
22…第1傾斜部
23…第2垂直部
24…第2傾斜部
25…第3垂直部
28…保護テープ
29、30…絶縁テープ
尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、建築物の外壁としてモルタルが塗布される際にその下部に設置されるモルタル用水切材であって、モルタル塗布時のベースとなるシート状の支持材がその前面に設置される第1垂直部と、第1垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延び、その上面に塗布されたモルタルの下端が位置する第1傾斜部と、第1傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第2垂直部と、第2垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延びる第2傾斜部と、第2傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第3垂直部と、少なくとも第2垂直部及び第2傾斜部の外面に脱着自在に貼り付けられた保護テープとを備え、第2垂直部の垂直長さは、モルタル塗布時のコテの一部をガイドすることができる大きさとして5〜100mmに設定されるものである。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明の構成において、第1垂直部の両面及び第1傾斜部の前面に貼り付けられた絶縁テープを更に備えたものである。
以上説明したように、請求項1記載の発明は、第2垂直部は、モルタル塗布の基準になると共に、保護テープが飛散したモルタルの付着を防止するため、モルタル施工がより効率化すると共に仕上がり状態の美観を保持する。
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、第1垂直部及び第1傾斜部が、建築材料の有害成分による腐食から保護されるため、モルタル用水切材の耐久性が向上する。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明は、建築物の外壁としてモルタルが塗布される際にその下部に設置され、鋼板を折り曲げて形成されるモルタル用水切材であって、モルタル塗布時のベースとなるシート状の支持材がその前面に設置される第1垂直部と、第1垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延び、その上面に塗布されたモルタルの下端が位置する第1傾斜部と、第1傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第2垂直部と、第2垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延びる第2傾斜部と、第2傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第3垂直部と、少なくとも第2垂直部及び第2傾斜部の外面に脱着自在に貼り付けられた保護テープとを備え、第2垂直部の垂直長さは、モルタル塗布時のコテの一部をガイドすることができる大きさとして5〜100mmに設定されるものである。

Claims (3)

  1. 建築物の外壁としてモルタルが塗布される際にその下部に設置されるモルタル用水切材であって、
    モルタル塗布時のベースとなるシート状の支持材がその前面に設置される第1垂直部と、
    前記第1垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延び、その上面に塗布されたモルタルの下端が位置する第1傾斜部と、
    前記第1傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第2垂直部と、
    前記第2垂直部の下部に接続されて前方下方に傾斜して延びる第2傾斜部と、
    前記第2傾斜部の下部に接続されて垂直下方に延びる第3垂直部と、
    少なくとも前記第2垂直部及び前記第2傾斜部の外面に脱着自在に貼り付けられた保護テープとを備え、
    前記第2垂直部の垂直長さは、モルタル塗布時のコテの一部をガイドすることができる大きさを有する、モルタル用水切材。
  2. 前記垂直長さは、5〜100mmに設定される、請求項1記載のモルタル用水切材。
  3. 前記第1垂直部の両面及び前記第1傾斜部の前面に貼り付けられた絶縁テープを更に備えた、請求項1又は請求項2記載のモルタル用水切材。
JP2013212451A 2013-10-10 2013-10-10 モルタル用水切材 Active JP5555800B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013212451A JP5555800B1 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 モルタル用水切材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013212451A JP5555800B1 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 モルタル用水切材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5555800B1 JP5555800B1 (ja) 2014-07-23
JP2015074931A true JP2015074931A (ja) 2015-04-20

Family

ID=51416895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013212451A Active JP5555800B1 (ja) 2013-10-10 2013-10-10 モルタル用水切材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5555800B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040116A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社大林組 コンクリート構造物の補修方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5926021Y2 (ja) * 1980-10-06 1984-07-30 フクビ化学工業株式会社 通風口付外壁下端仕上材
JPS6285626U (ja) * 1985-11-19 1987-06-01
JP3059961U (ja) * 1998-12-18 1999-07-13 フクビ化学工業株式会社 モルタル壁用水切り材
JP4087535B2 (ja) * 1999-06-29 2008-05-21 住友林業株式会社 外壁軒天取合い部通気水切り部材
JP2002348974A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Nippon Paper Industries Co Ltd 通気用水切り板及びこれを用いた通気水切り構造
JP4211870B2 (ja) * 2007-05-16 2009-01-21 泰夫 柿崎 腐食を防いで支柱を固定する方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040116A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社大林組 コンクリート構造物の補修方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5555800B1 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016079625A (ja) 通気壁用の土台水切り材及び通気壁用土台構造
JP5555800B1 (ja) モルタル用水切材
JP6957173B2 (ja) 取付具、取付具と防水材とのセット、壁構造、及び外装材の施工方法
JP2011246921A (ja) 水切材及び建物の外周壁水切構造
US20040187396A1 (en) Flashing system and method of installation
JP2009035951A (ja) 外装材の支持構造
JP2009057744A (ja) 通気壁構造
JPH06173356A (ja) 横目地用防水材
JP3522693B2 (ja) オーバーハング部材
JP2018090995A (ja) 外壁の防水構造
JP2012001901A (ja) 建物の外周壁構造
JP2009079403A (ja) 通気壁構造
JP2007120082A (ja) 土台用スペーサ及びこれを用いた基礎の施工方法
JP2009228252A (ja) 通気スターター
JP2006257850A (ja) 断熱材固定金物
JP2015143411A (ja) 間仕切り壁
JP2018009317A (ja) 出の浅い水切りあご付きパラペットの防水工法、及び同工法で使用する水切金具
JP5296715B2 (ja) 化粧板の曲がり継手
JP2013112992A (ja) 壁の下端部構造
JP5401339B2 (ja) 水切りの施工方法
JP2013129975A (ja) 壁の下端部構造
JP3129161U (ja) 配管用化粧カバー
JP4463260B2 (ja) ルーフドレイン
JP2021017753A (ja) 通気壁用水切りを用いた通気壁構造、及びその施工法
JP2010255210A (ja) 外壁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5555800

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250