JP2015074506A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015074506A
JP2015074506A JP2013209732A JP2013209732A JP2015074506A JP 2015074506 A JP2015074506 A JP 2015074506A JP 2013209732 A JP2013209732 A JP 2013209732A JP 2013209732 A JP2013209732 A JP 2013209732A JP 2015074506 A JP2015074506 A JP 2015074506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
transport
attachment plate
attachment
storage case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013209732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5674892B1 (ja
Inventor
年秀 小杉
Toshihide Kosugi
年秀 小杉
遠藤 誠
Makoto Endo
誠 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Araki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Araki Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Araki Manufacturing Co Ltd filed Critical Araki Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013209732A priority Critical patent/JP5674892B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5674892B1 publication Critical patent/JP5674892B1/ja
Publication of JP2015074506A publication Critical patent/JP2015074506A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】搬送チエンは、汎用のアタッチメント付きローラチエンを用い、このアタッチメントの各々に座屈防止用の直方体形状のアタッチメントプレートを隣接するアッタッチメントプレートの面に当接して取付け、搬送チエンの最先端のアタッチメントプレートは搬送基台に対して垂直に固定し、搬送チエンは、これらのアタッチメントプレートが互いに干渉して硬直し、ワークの荷重により座屈することを防止する。【解決手段】搬送装置1は設置台20の上に支柱60、搬送チエン格納ケース50が設置され、搬送チエン10は搬送チエン格納ケース50に格納、繰出される。搬送チエン10は搬送基台80に垂直に取付けられ、スプロケット30により搬送基台を上下搬送又は水平搬送をする。搬送基台80はガイド70に取付けられ、搬送基台にパレット等を取付けてワークを搬送する。通常、ワーク搬送距離はスプロケット30をアクチュエータで自動制御される。【選択図】図1

Description

本願発明の搬送装置は、搬送チエンを用いてワークの上下搬送又は水平搬送をする搬送装置に関する。詳しくは、アタッチメント付きローラチエンのアタッチメントの各々に、座屈防止用のプレートを取付け、搬送チエンの先端プレートが垂直に搬送基台に固定され、硬直性を保持された搬送装置に関する。
上下方向又は水平方向にワークを搬送するとき、従来は、駆動装置として油圧駆動、空気圧駆動又はソレノイドアクチュエータなどを使用し、あるいはラックアンドピニオンなどを用いているが、これらの駆動装置を用いるとき、設置スペース等の問題が生じることがあり、近年になりチエンによる搬送装置が使用されるようになった。このチエン搬送装置の利点は、構造が簡易であること及びチエン格納ケースを設け、ワークの搬送に不必要なチエンの部分を格納することにより、搬送装置をコンパクトにして、格納時の設置スペースを小さくすることができる。
水平方向の搬送チエンとしては、下記特許文献1、特許文献2に開示されている。これらの搬送装置は内側に屈曲してスプロケットには巻きつくことができるが、外側に屈曲することができないリンク形状のチエンを用いている。
上下方向の搬送チエンとしては、下記特許文献3に示すように噛合せチエンが開示されている。
また、下記特許文献4には上下方向及び水平方向にワークの搬送可能な搬送装置が開示されているが、構造が複雑なリンク形状のチエンである。
本願発明の搬送装置は、上下及び水平搬送が可能なチエンを用いた搬送装置であるが、下記特許文献4が開示するような複雑なチエン構造を採用することなく汎用のアタッチメント付きチエンを使用し、このアタッチメントにアタッチメントプレートを取付けて、搬送チエンの最先端のアタッチメントプレートを搬送基台に垂直に固定し、ワークの搬送時には、搬送チエンの硬直性を保持し、被搬送物の荷重による座屈を防止する。
特開平8−320052号広報 特開2003−314630号広報 特開2012−141036号広報 特開2002−54694号広報
本願発明に係る搬送チエンは、汎用のアタッチメント付きローラチエンを用い、このアタッチメントの各々に座屈防止用の直方体形状のアタッチメントプレートを隣接するアッタッチメントプレートの面に当接して取付ける。このアタッチメント付きローラチエンの最先端に設けられたアタッチメントプレートを、搬送基台に対して垂直に固定する。搬送チエンは、これらのアタッチメントプレートが互いに干渉して硬直するため、被搬送物の荷重により座屈することはない。
本願発明の搬送装置1は、被搬送物(以下「ワーク」という。)の垂直搬送乃至は水平搬送も可能であり、いずれの方向の搬送においてもワークの荷重により座屈することはない。本願発明に使用する搬送チエン10は汎用のアタッチメント付きローラチエン11が使用でき、特殊構造のチエンを必要としない。このアタッチメントの各々には直方体形状のアタッチメントプレート12を取付ける。アタッチメントの最先端に設けられたアタッチメントプレート12は、搬送基台80に対して垂直に固定される。この搬送基台80は、搬送基台80に対して垂直に設けられた支柱60に取付けたガイド70を介して移動する。
搬送チエン格納ケース50から繰出された搬送チエン10(図6に示すスプロケットより上方の部分の搬送チエン)が備えるアタッチメントプレート12の縦方向端部面は、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部の面と当接して配設される。搬送チエン格納ケース50から繰出された搬送チエン10は硬直性(硬くて直線的な状態をいう。)を有し、ワークを載せた搬送基台80を移動させる。このため、搬送チエン10はワークの荷重により座屈することはない。
一方、搬送チエン格納ケース50に格納される本願搬送装置に係る搬送チエン10は、スプロケット30により内側に巻きつけられるため、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面同士は当接が解除され、硬直性を失い搬送チエン格納ケースに格納可能となる。また、搬送チエン10を搬送チエン格納ケース50にスムーズに格納し、搬送チエン10及び搬送チエン格納ケース50の摩耗を防止するために、アタッチメントプレート12の幅方向端部面12cに搬送チエン格納用玉軸受13を取付けることもできる。
本願発明に係る搬送チエン10は、通常の使用状態では硬直性を有するが、ワークの搬送距離が大きいとき、アタッチメントプレート12の縦方向端部面12dの摩耗が大きいとき等は、搬送チエン10の全体がやや湾曲する傾向がある。このとき、搬送距離の制御等に正確性を欠き、或いはアタッチメントプレート12の摩耗がさらに激しくなる場合がある。これらのときは、本願発明に係る搬送チエン10に硬直性保持機構200を設けることが好ましい。
上記硬直性保持機構200は、切欠き部100aを備えた硬直性保持具100がアタッチメントプレート12の中央に固定具100bで回動自在に固定され、ねじりバネ101が、上記固定具100bに設けられ、硬直性保持具100が備えるバネ留部材101bにねじりバネ101の一方の端部を留め、他方の端部はアタッチメントプレート12が備えるバネ留部材101bで留め、硬直性保持具100を付勢して、硬直性保持具の切欠き部を隣接するアタッチメントプレートに突設された掛止部材102に掛止させる(図8、図9を参照)。この硬直性保持機構200を備えることにより、搬送チエン10は搬送距離が大きくなった場合等でも、湾曲することなく搬送チエンの硬直性が保持される。
一方、硬直性保持機構200を備えた搬送チエン10を搬送チエン格納ケース50に格納する場合には、この搬送チエン格納ケース50にロック解除溝201を設け、上述のねじりバネ101によりロックされた切欠き部100aを掛止部材102から解放して、搬送チエン10が片側に屈曲可能としてスプロケット30により搬送チエン格納ケース50に格納する。このロック解除溝201は、搬送チエン格納ケース50の入り口の曲部50aから徐々に狭くなり、硬直性保持具100の備える玉軸受103がロック解除溝201の壁に接触し、ねじりバネ101の付勢に逆らって硬直性保持具100の切欠き部100aが、アタッチメントプレート12に設けられた掛止部材102から解放されてロックが解除される。
本願搬送装置は、構造が簡易であり、又搬送チエンを格納できるため設置スペースが小さくなり、さらに汎用チエンを使用するため、作製費用が少ない。
硬直性保持機構を備えた本願搬送装置は、搬送チエンが湾曲することなく、硬直性が保持された状態で上下搬送又は水平搬送が可能であり、搬送距離の精度を保てる。
また、硬直性保持機構を備えた本願搬送装置に係る搬送チエンは、いずれの方向の応力によっても座屈することはない。
本願搬送装置の斜視図及び部分拡大図である。 本願搬送装置に係る搬送チエンの一部の分解組立図である。 本願搬送装置に係る他の態様の搬送チエンの一部の分解組立図である。 本願搬送装置の正面図、部分拡大図、及びA−A線一部断面図である。 本願搬送装置の側面図と部分拡大図である。 スプロケット及び搬送チエン収納ケースの位置を示す一部断面図である。 本願搬送装置の搬送基台を下方向に移動させた場合の側面図である。 硬直性保持機構を備えた搬送チエンの正面図である。 硬直性保持機構に係る部材の分解説明図である。 搬送チエン格納ケースに設けたロック解除溝により、硬直性保持機構のロックを解除するための説明図である。
以下、本願発明を実施するための形態を図に基づいて詳細に説明する。これらの図中の記号(または番号)は、共通する部材の場合は省略している。また、図中において部材が明瞭である場合も省略している。これらの図は本願発明を説明するために模式的に描いたものであり、本願発明がこれらの図に拘束されるものではない。
図1は本願搬送装置の斜視図及び部分拡大図である。本願搬送装置1は設置台20の上に支柱60、搬送チエン格納ケース50が設置され、搬送チエン10は搬送チエン格納ケース50に格納し、又は搬送チエン格納ケース50から繰出される。
搬送チエン10を構成するアタッチメント付きローラチエン11の備えるアタッチメント(11a、11b、11c、11d、11e、11f)には直方体形状のアタッチメントプレート12が、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dは当接して配設される。アタッチメント付きローラチエン11の最先端に設けられたアタッチメントプレート12は搬送基台80に垂直に取付けられ、スプロケット30により搬送基台80を上下搬送又は水平搬送をする。この搬送基台80は、搬送基台
80に対して垂直に設けられた支柱60に取付けられたガイド70を介して移動する。
ワークは搬送基台80に設けられたパレット90等に載置されて、搬送される。この搬送距離は、通常は上述のスプロケット30をアクチュエータで自動制御するが、手動においても行うことができる。
図2は、本願搬送装置に係る搬送チエン10の一部の分解組立図である。上記搬送チエン10はアタッチメント付きのローラチエン11とアタッチメントプレート12からなり、上記ローラチエン11が備えるアタッチメント(11a、11b、11c、11d、11e、11f)の各々には直方体形状のアタッチメントプレート12が設けられ、アタッチメントプレート12はアタッチメント11a及びアタッチメント11bに架渡して設けられ、貫通孔を介して、ボルトBで固定する。このアタッチメントプレート12の形状は直方体であり、搬送チエン格納ケース50から繰出された搬送チエン10(図5、図6、図7に示すスプロケットと搬送基台80との間にある部分の搬送チエン)が備えるアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dは、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dと当接する状態に設ける。
このアタッチメントプレート12の幅方向端部面12cの各々に搬送チエン格納用玉軸受13を設けることが好ましい。搬送チエン格納ケース50への格納又は繰出しがスムーズとなり搬送チエン格納ケース50の摩耗を減少させる。
この搬送チエン格納用玉軸受13の数、位置等は特に限定されず、一例として玉軸受取付け板15をアタッチメントプレート12に貫通孔14aを介してボルト14で取付け、この玉軸受取付け板15に搬送チエン格納用玉軸受13を取付ける。
図3は、本願搬送装置1に係る他の態様の搬送チエン10の分解組立図である。上述の図2に示すアタッチメントプレート12は、直方体の1枚のプレートからなり、この一枚のプレートをアタッチメント11aとアタッチメント11bに架渡して設けるが、図3に示すごとく、アタッチメントプレート12aをアタッチメント11a、アタッチメント11b、アタッチメント11c、アタッチメント11d、アタッチメント11e、アタッチメント11fの各々に取付けることもできる。このアタッチメントプレート12aも直方体からなり、隣接するアタッチメントプレート縦方向端部面12dの面を当接させる。このアタッチメントプレート12aを使用したとき、補助プレート12bをアタッチメントプレート12aの下部あるいは上部、又は下部及び上部に設けることが好ましい。このアタッチメントプレート12aを使用したときは、上述のアタッチメントプレート12を使用したときよりも、搬送チエン10自身の重量が減ることにより、搬送チエン10の取り扱いが容易となる。後述の搬送チエン10に硬直性保持機構200を設ける場合は、アタッチメントプレート12aの上部にこの補助プレート12bを設ける必要がある。
また、搬送チエン格納用玉軸受13の取付けは上述の例がそのまま適用できる。
図4は、本願搬送装置の正面図、部分拡大図、及びA−A線一部断面図である。搬送チエン10が備える先端のアタッチメントプレート12(又は12a)は、搬送基台80に垂直に取付けられる。取付け方法は特に限定されないが、例えばアングル鋼材80aを搬送基台80にボルト又は溶接で固定し、このアングル鋼材80aに搬送チエン10が備える先端のアタッチメントプレート12(又は12a)を当接して、固定具70aを用いてボルトで固定する。または、アタッチメントプレート12を直接に、搬送基台80に溶接して取付けることもできる。
図4中の(a)は、搬送チエン10の正面図を拡大したものであり、隣接する各々の直方体形状のアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dが、当接して取付けられている。
図4中の(b)は、A−A線の一部断面図であり、アタッチメントプレート12をローラチエン11の備えるアタッチメント11aに取付ける方法の具体例を示すものである。
図4でわかるように、搬送チエン10は最先端のアタッチメントプレート12が搬送基台80に垂直に固定され、各々のアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dが当接されているため、格納ケース50から繰出された搬送チエン10は直線的で硬い状態を保ち、ワークの荷重によって座屈することはない。
図5は、本願搬送装置の側面図と部分拡大図である。搬送チエン10は最先端のアタッチメントプレート12が搬送基台80にアングル鋼材80aを介して垂直に固定具70aによりボルトで固定される。搬送チエン10が搬送チエン格納ケース50から繰出されたとき(スプロケット30と搬送基台80の間にある搬送チエン)は、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dが当接して搬送チエン10は硬直する。このため、ワークの荷重により搬送チエン10が座屈することはない。また、横からの応力F1によっても搬送チエン10は、アタッチメントプレート12が互いに干渉するために、座屈することがない。この搬送チエン10がスプロケット30で搬送チエン格納ケース50に格納される場合は、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dの当接が解除され、搬送チエン10のリンクは干渉するものがなく、内側に屈曲してスプロケット30に巻きつくことができる。
当接とは縦方向端部面12d同士が密着して接触すること、及び、縦方向端部面12d同士の一部が接触することも含む。
図6は、スプロケット及び搬送チエン収納ケースの位置を示す一部断面図である。搬送チエン10が備える最先端のアタッチメントプレート12はアングル鋼材80aを介して搬送基台80に対して垂直に固定具70aによりボルトで固定される。図6中の線Xは搬送基台80に対する垂直仮想線である。スプロケット30はアタッチメントプレート12の各々が垂直仮想線Xに接する状態に配設される。この搬送チエン格納ケース50から繰出された搬送チエン10(図6に示すスプロケットより上方の部分の搬送チエン)が備えるアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dは、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面12dと当接しているため、各々のアタッチメントプレート12は一体となり、細長の直方体形状となる。また、搬送基台80は図1に示すように搬送基台80に垂直に設けられた支柱60にガイド70を介して移動するため、上述のアタッチメントプレート12は全体として細長の直方体形状を維持する。搬送チエン格納ケース50から繰出された搬送チエン10は直線状で搬送基台80に垂直に固定される。このため、搬送基台80に積載されたワークの荷重により搬送チエン10が座屈することはない。さらに、アタッチメントプレート12に取付けられた搬送チエン格納用搬送チエン格納用玉軸受13は、設置台20に垂直(搬送基台にも垂直)に設けられた搬送チエン格納ケース50の内壁50cに接触しつつ繰出し、又は、格納が行われるため、搬送チエン10の硬直性は担保される。
図7は、本願搬送装置の搬送基台80を下方向に移動させた場合の側面図である。搬送チエン10はスプロケット30により、搬送チエン格納ケース50に格納される。搬送チエン格納ケース50の曲部50aにおいては、隣接するアタッチメントプレート12の縦方向端部面の当接が解除され、搬送チエン10のリンクは干渉物がなくなるため、内側に屈曲可能となり搬送チエン10は、ガイド50bにガイドされつつ搬送チエン格納ケース50に順次格納されていく。搬送チエン格納ケース50の曲部50aの数に限定はなく、搬送装置1の設置スペース等の事情で、搬送チエン格納ケースの形態は曲部50aを増減することにより変更することができる。
図8は、硬直性保持機構を備えた搬送チエンの正面図である。本願搬送装置に係る搬送チエン10は、アタッチメントプレート12の取付け精度、アタッチメントプレート12の縦方向端部面12dの摩耗等による原因により、ワークの搬送距離が大きくなると湾曲する傾向がある。また、図5に示す横からの応力F2により搬送チエン10が座屈する可能性が生じる。搬送チエン10が湾曲すると、搬送距離の正確な制御が困難になる等の不都合が生じることがある。この場合、硬直性保持機構200を備えることが好ましい。この硬直性保持機構200は、搬送チエン10のアタッチメントプレート12のすべてに取付ける必要はなく、ワークの搬送距離、アタッチメントプレート12の取付け精度、アタッチメントプレート12の摩耗度、ワークの搬送チエンに対する荷重負荷等により、数、位置等を適宜に選択できる。
図9は、硬直性保持機構に係る部材の分解説明図である。
この硬直性保持機構200は、切欠き部100aを設けた硬直性保持具100、硬直性保持具を回動自在に固定するための固定具100b(ねじりバネ101を備え付ける機能も共有する。)、ねじりバネ101、ねじりバネ留部材101b、玉軸受103、掛止部材102で構成される。
切欠き部100aを備えた硬直性保持具100がアタッチメントプレート12の中央に固定具100bで回動自在に固定される。この固定具100bにはねじりバネ101を取付け、硬直性保持具100にねじりバネ留部材101bを取付け、ねじりバネ101の一方の端部をこのねじりバネ留部材101bで留め、他方の端部はアタッチメントプレート12に取付けたねじりバネ留部材101bで留めて、上記切欠き部100aは隣接するアタッチメントプレート12の備える掛止部材102で掛止される状態に付勢される(この状態を以下「ロック」ともいう。)。
図10は、搬送チエン格納ケースに設けたロック解除溝により、硬直性保持機構のロックを解除するための説明図である。
図10(a)は、本願搬送装置1による、ワークの搬送時において硬直性保機構200がロックされた状態を示す。この状態では搬送チエン10の湾曲は発生することなく硬直性が保持されている。
図10(b)は、搬送チエン10の硬直性保持機構200のロックを解除した状態を示す図である。搬送チエン100を搬送チエン格納ケース50に格納する場合には上述のロックを解除して、搬送チエン100を一方向に屈曲させる必要がある。
この搬送チエン10を搬送チエン格納ケース50に格納する場合には、この搬送チエン格納ケース50にロック解除溝201を設け、上述のねじりバネ101によりロックされた切欠き部100aを掛止部材102から解放して、搬送チエン10が片側に屈曲可能としてスプロケットにより搬送チエン格納ケース50に格納する。このロック解除溝201は、搬送チエン格納ケース50の入り口の曲部50aから徐々に狭くなり、硬直性保持具100の備える玉軸受103がロック解除溝201の壁に接触し、ねじりバネ101の付勢に逆らって硬直性保持具100の切欠き部100aが、アタッチメントプレート12に設けられた掛止部材102から解除され、搬送チエン10は、片側に屈曲可能となる。このロック解除溝201は、搬送チエン格納ケース50の全体に設けることもできるし、場合によっては、搬送チエン格納ケース50の曲部50aにのみ設けることもできる。
1 本願搬送装置
10 搬送チエン
11 アタッチメント付きローラチエン
11a アタッチメント
12 アタッチメントプレート
12a アタッチメントプレート
12b 補助板
12c 幅方向端部面
12d 縦方向端部面
13 搬送チエン格納用玉軸受
14 玉軸受取付け用ボルト
15 玉軸受取付け板
20 設置台
30 スプロケット
50 搬送チエン格納ケース
50a 曲部
50b 格納ガイド
60 支柱
70 ガイド
80 搬送基台
90 パレット
100 硬直性保持具
100a 切欠き部
100b 固定具
101 ねじりバネ
101b ねじりバネ留部材
102 掛止部材
103 玉軸受
200 硬直性保持機構
201 ロック解除溝






































Claims (3)

  1. 搬送チエンと搬送チエン格納ケースとを備えた搬送装置において、
    上記搬送チエンはアタッチメントを備えたローラチエンとアタッチメントプレートからなり、上記ローラチエンが備える上記アタッチメントの各々に直方体形状の上記アタッチメントプレートが設けられ、上記アタッチメントの最先端に設けられた上記アタッチメントプレートは、搬送基台に対して垂直に固定され、
    上記搬送チエンは、被搬送体が上下搬送又は水平搬送されるにともない、上記搬送格納ケースから繰出され、又は上記搬送格納ケースに格納され、
    上記搬送チエン格納ケースから繰出された部分の上記搬送チエンは、上記搬送チエンの備える上記アタッチメントプレートの縦方向端部面が、隣接する上記アタッチメントプレートの縦方向端部面と当接することを特徴とする搬送装置。
  2. 上記アタッチメントプレートの幅方向端部面は、搬送チエン格納用玉軸受を備える請求項1に記載の搬送装置。
  3. 上記搬送チエンは硬直性保持機構を備え、上記硬直性保持機構は、両端に切欠き部を備えた硬直性保持具がアタッチメントプレートの中央に固定具で回動自在に固定され、
    ねじりバネは、上記固定具に設けられ、上記硬直性保持具が備えるバネ留部材に上記ねじりバネの一方の端部を留め、他方の端部を上記アタッチメントプレートが備えるねじりバネ留部材で留め、上記硬直性保持具の備える上記切欠き部を隣接する上記アタッチメントプレートの各々に突設された掛止部材に掛止させる状態に、硬直性保持具を付勢して、
    上記搬送チエン格納ケースは、硬直性解除溝を備え、上記硬直性解除溝は、上記搬送チエン格納ケースの曲部の上記搬送チエンのアタッチメントプレート側に設けられ、入り口が広く、奥行きは徐々にせまくなる形状であって、上記硬直性保持具の備える玉軸受がロック解除溝の壁面に接触することにより、上記硬直性保持具が回動して、上記切欠き部が上記掛止部材から解放されて、上記搬送チエンは片側に屈曲が可能となって上記搬送チエン格納ケースに格納される請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。














JP2013209732A 2013-10-04 2013-10-04 搬送装置 Active JP5674892B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209732A JP5674892B1 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013209732A JP5674892B1 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5674892B1 JP5674892B1 (ja) 2015-02-25
JP2015074506A true JP2015074506A (ja) 2015-04-20

Family

ID=52672622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013209732A Active JP5674892B1 (ja) 2013-10-04 2013-10-04 搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5674892B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018104777A1 (de) * 2018-03-02 2019-09-05 Iwis Antriebssysteme Gmbh & Co. Kg Aktuator mit rückensteifer Kette

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016125589A (ja) * 2014-12-29 2016-07-11 ライフロボティクス株式会社 直動伸縮機構及びロボットアーム機構

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3742775A (en) * 1972-02-23 1973-07-03 Gen Motors Corp Stiff back roller chain device
JPS6030182B2 (ja) * 1979-06-06 1985-07-15 株式会社東芝 旋回ケ−ブル搬送装置
JP3451385B2 (ja) * 1995-06-30 2003-09-29 鬼頭工業株式会社 チェーンプッシャ装置
US6109424A (en) * 1997-03-20 2000-08-29 Fori Automation, Inc. Chassis/body marriage lift machine
JP3638863B2 (ja) * 2000-08-08 2005-04-13 株式会社マキシンコー 自立型チェーン及び該自立型チェーンを用いた直線作動装置
DE20101388U1 (de) * 2001-01-26 2001-04-26 Gobbers Walter Zahnstange
JP2004108473A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Daido Kogyo Co Ltd プッシュチエーン
WO2005003672A1 (en) * 2003-07-02 2005-01-13 Denel (Pty) Ltd Ammunition loading assembly
DE102006059711A1 (de) * 2006-12-18 2008-06-26 Iht-Innovative Hebe Technik Gmbh Hubvorrichtung mit einem Schubmast als Antriebsbaugruppe
US7905156B2 (en) * 2007-02-20 2011-03-15 Teleflex Canada Single chain linear actuator

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018104777A1 (de) * 2018-03-02 2019-09-05 Iwis Antriebssysteme Gmbh & Co. Kg Aktuator mit rückensteifer Kette

Also Published As

Publication number Publication date
JP5674892B1 (ja) 2015-02-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101353109B (zh) 运输设备、运输系统以及伸长机构
JP5674892B1 (ja) 搬送装置
JP2007302103A (ja) 産業用無人ヘリコプターの車載固定具
JP4735851B2 (ja) ボルトとワッシャの組付装置
CN107250003B (zh) 集装箱
JP2012131549A (ja) 梱包容器および梱包体
JP2009215053A (ja) ローダ
JP2006327471A (ja) 運搬台車
US20220380177A1 (en) Mounting frame for displacing and fixing in a shaft
JP4526887B2 (ja) 物流用棚装置
JP2008120585A (ja) 物品収納装置用フレーム構造
JP2019059380A (ja) 板状材運搬用台車
JP2007308169A (ja) 板運搬用パレット
JP6124457B2 (ja) 床上貨物搬送装置
JP2007099383A (ja) コンテナ用防護器具
JP2012201492A (ja) フォークリフトのワーク搬送用治具及びワーク搬送方法
JP2011046281A (ja) 運搬台車装置
JP2010078901A (ja) 画像形成装置用の運搬装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2014177713A (ja) 表面処理装置
JP2009096570A (ja) 部材の反転装置
KR100774750B1 (ko) 차량용 도어 운반용 행거
AU2014201055B2 (en) Pipe support apparatus for padding and chocking
JP2011093506A (ja) バイク用前輪保持具
JP2014061529A (ja) 段替え用台車
JP4826900B2 (ja) 荷役作業用設備

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5674892

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250