JP2015073705A - 医療用デバイス - Google Patents

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吏悟 小林
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一郎 平原
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yoichiro Kuwano
陽一郎 桑野
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Abstract

【課題】光線力学的治療において血管の内壁に所望の光量の光を正確に照射することができる医療用デバイスを提供する。【解決手段】血管内に挿入される長尺の挿入部材2と、前記挿入部材の遠位端側に該挿入部材と同軸に設けられる拡張可能な拡張部材12と、前記挿入部材または前記拡張部材に支持され、前記挿入部材の外周側に向けて光を照射する光照射部10とを有することを特徴とする医療用デバイス1。【選択図】図1

Description

本発明は、医療用デバイスに関し、特に、光線力学的治療において血管の内壁に光を照射するために用いられるものに関する。
近年、光線力学的治療(PDT:Photodynamic therapy)は、癌等の腫瘍に対する治療だけでなく、不整脈アブレーション治療や腎デナベーション術等の様々な治療に有効なものとして注目されている。
光線力学的治療は、静脈注射等により病変部等の標的となる生体組織に光増感薬(光感受性物質)を投与するとともに、当該組織に取り込まれた光増感薬に特定の波長帯域の光を照射することにより、光増感薬を励起させて一重項酸素を生成させ、その組織の細胞をネクローシス(壊死)させるというメカニズムによる治療法である。このような光線力学的治療には、患者の体内において、光増感薬が投与された生体組織に光を照射するための医療用デバイスが用いられる。
例えば非特許文献1には、体内に挿入されるカテーテル等の長尺の挿入部材の先端に、その挿入方向前方側に向けてレーザー光等の光を照射する光照射部を設けた構成の医療用デバイスが記載されている。
荒井 恒憲、「我が国から革新的治療器を創成するチャレンジ:光線力学的治療を応用した不整脈治療器の開発」、[online]、平成24年4月12日、第3回メディカルバイオフォトニクスEXPO、[平成25年9月13日検索]、インターネット〈URL:http://www.arai-medphoton.com/news20120412-shiryou.pdf〉
しかしながら、非特許文献1に記載される従来の医療用デバイスは、光照射部が挿入部材の先端に設けられてその挿入方向前方側に向けて光を照射する構成とされているので、例えば腎デナベーション術において腎動脈に沿って存在する交感神経を壊死させる場合など、血管の内壁に所定の光量の光を照射する治療には不適なものであった。
これに対して、挿入部材に設けられる光照射部を、挿入部材の外周側に向けて光を照射する構造とすることが考えられる。しかしながら、この構造においても、血管の内径が挿入部材の外径よりも太い部位においては、挿入部材が血管内で径方向に動いて光照射部の血管の内壁からの距離が一定とならず、よって血管の内壁に照射される光量が部位によって相違して、安定した治療効果を得ることができないという問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光線力学的治療において血管の内壁に所望の光量の光を正確に照射することができる医療用デバイスを提供することにある。
本発明の医療用デバイスは、血管内に挿入される長尺の挿入部材と、前記挿入部材の遠位端側に該挿入部材と同軸に設けられる拡張可能な拡張部材と、前記挿入部材または前記拡張部材に支持され、前記挿入部材の外周側に向けて光を照射する光照射部とを有することを特徴とする。なお、挿入部材の「遠位端側」とは、挿入部材の遠位端(先端)を含む当該遠位端の周辺領域のことである。
本発明の医療用デバイスでは、前記光照射部は、前記挿入部材の長手方向に垂直な方向に向けて光を照射するのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に軸心を中心として周方向に回転可能に光ファイバーが挿入されており、前記光照射部は、前記光ファイバーの先端に該光ファイバーの軸方向に対して傾斜するミラーを設けて構成されるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入管の前記光照射部が設けられる部位の外周面に、液体の供給により拡張する血液除去用バルーンを備えるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に光ファイバーが挿入されており、前記拡張部材は前記挿入管の遠位端に設けられ、前記光照射部は、前記挿入管の遠位端から突出した前記光ファイバーの先端部分を前記拡張部材の外周に環状に配置し、該環状部分における前記光ファイバーの内部に外面が鏡面状の微粒子を拡散させるとともに該環状部分の内周側に環状ミラーを設けて構成されるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に軸心を中心として周方向に回転可能に光ファイバーが挿入されており、前記光照射部は前記光ファイバーの先端に該光ファイバーの軸方向に対して傾斜するミラーを設けて構成され、前記拡張部材として、前記挿入管の外周面に軸方向に間隔を空けて2つの拡張用バルーンが設けられ、前記挿入管の2つの前記拡張用バルーンの間の部分に前記光照射部が配置されているのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入管に沿って光増感薬を供給する薬液供給管が設けられ、該薬液供給管のポートが2つの前記拡張用バルーンの間に配置されているのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記光照射部が照射する光は、光増感薬を化学変化させる波長を有するのが好ましい。
本発明の医療用デバイスを用いて行うことができる光線力学的治療方法には、例えば以下のものがある。
光と光増感薬とを用いる光線力学的治療方法であって、前記光増感薬を投与する薬剤投与工程と、血管内に長尺の挿入部材を挿入する挿入工程と、前記挿入部材の遠位端側に該挿入部材と同軸に設けられた拡張部材を、血管の内壁に接するまで拡張させる拡張工程と、前記挿入部材または前記拡張部材に支持された光照射部から血管の内壁に向けて光を照射する光照射工程とを有することを特徴とする光線力学的治療方法。
上記構成を前提とし、前記光照射工程において、前記光照射部を前記挿入部材の軸心を中心として周方向に回転させて血管の内壁全周に光を照射する光線力学的治療方法。
上記構成を前提とし、前記拡張工程において、前記挿入部材の外周面に軸方向に間隔を空けて設けられた2つの拡張用バルーンを血管の内壁に接するまで拡張させた後、前記薬剤投与工程において、前記挿入部材に沿って設けられた薬液供給管のポートから、2つの前記拡張用バルーンの間における血管内に前記光増感薬を投与する光線力学的治療方法。
本発明によれば、光照射部から挿入部材の外周側に向けて光を照射することができるとともに、拡張部材により光照射部を、その軸心が血管の軸心に一致するように保持して、光照射部から血管の内壁までの距離を一定に保つことができるので、血管の内壁に所望の光量の光を正確に照射することができる。したがって、静脈注射等により光増感薬を投与した後、血管の内壁に所望の光量の光を均一に照射することにより、当該光が照射された部位の細胞を均一に壊死させて、この医療用デバイスを用いた治療効率を高めることができる。
本発明の一実施の形態である医療用デバイスの概略図である。 図1に示す医療用デバイスを用いて血管の内壁に光を照射している状態を概略で示す横断面図である。 図2におけるA−A線に沿う断面図である。 図2に示す医療用デバイスの変形例であって、挿入部材に血液除去用バルーンを設けた場合を示す横断面図である。 図2に示す医療用デバイスの変形例であって、挿入部材に軸方向に間隔を空けて2つの拡張用バルーンを設けた場合を示す横断面図である。 (a)は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、光ファイバーの先端部分を環状として光照射部を構成した場合を示す横断面図であり、(b)は同図(a)におけるB−B線に沿う断面図である。 図6に示す医療用デバイスの変形例であって、拡張ステントに代えて拡張バルーンを用いた場合を示す横断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である医療用デバイス1は、光線力学的治療(PDT:Photodynamic therapy)において、光増感薬を投与した後に、血管の内壁に光を照射するために用いられるものである。本実施の形態においては、この医療用デバイス1を、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術において、腎動脈の内壁に光を照射し、腎動脈に沿って存在する交感神経を抑制(除神経)するのに用いる場合を示す。
この医療用デバイス1は、生体の血管の内部に挿入される長尺の挿入部材2を備えている。この挿入部材2は、その先端部(遠位端)が血管内の光を照射するべき部位にまで到達できるような任意の長さに形成され、例えばシースやガイディングカテーテル等を用いて血管内に挿入される。本実施の形態においては、挿入部材2は中空管状の挿入管とされ、その軸心には延在方向(長手方向)に沿ってその基端部(近位端)から先端部(遠位端)にまで延びる断面円形の中空孔2aが設けられている。本実施の形態においては、挿入部材2の先端つまり中空孔2aの先端は終端壁(閉塞壁)2bにより閉塞されているが、終端壁2bにより閉塞されることなく開放された構成とすることもできる。
このような挿入部材2としては、例えば、合成樹脂、シリコンゴム等の合成ゴムおよびエラストマー等の、可撓性を有する材質により形成された血管用のカテーテルを用いるのが好ましい。また、挿入部材2としては、上記の血管用のカテーテルに限らず、例えば金属を主体として構成された硬性のカテーテルやシースなど、生体の血管の内部へ挿入するのに適した強度ないし性状を有するものであれば他の材質や構造のものを用いることもできる。
挿入部材2の内部つまり中空孔2aには光ファイバー3が挿入されている。この光ファイバー3は、例えば石英ガラスや透明性の高い樹脂等の透明材料により、挿入部材2と同等の長さを有する断面円形の線状に形成され、中空孔2aに挿入された状態で挿入部材2に支持されている。光ファイバー3の外径は中空孔2aの内径よりも僅かに小径とされている。これにより、光ファイバー3は中空孔2aの内部で、挿入部材2に対して軸心を略一致させた状態のままで、その軸心を中心として周方向に回転することができるようなっている。
光ファイバー3の基端部(近位端)には制御部4が接続されている。光ファイバー3は、この制御部4に設けられる図示しない光源が照射する光を、その先端部(遠位端)にまで伝送することができる。また、制御部4には図示しない回転操作部が設けられており、この回転操作部により、光ファイバー3を中空孔2aの内部でその軸心を中心として周方向に所望の角度で回転させることができるようになっている。
光ファイバー3の先端には光照射部10が設けられ、光ファイバー3により光源から伝送されてきた光は、この光照射部10から挿入部材2の外周側つまり径方向外側に向けて照射されるようになっている。なお、挿入部材2は、少なくとも光照射部10が設けられる部位に光を透過可能な透明な部分を有し、光照射部10から照射された光は、挿入部材2の透明な部分を透過してその外周側に照射される。
このような構成により、図2に示すように、挿入部材2が血管BVの内部に挿入された状態において、光照射部10から血管BVの内壁に向けて光を照射することができる。また、制御部4に設けられた回転操作部によって光ファイバー3を回転させることにより、光照射部10から照射される光の向きをその周方向に容易に変えることができるので、血管BVの内壁の全周に亘って容易に光を照射させることができる。このとき、光ファイバー3は挿入部材2の内部で回転し、血管BVの内壁に接触する部分は回転しないので、血管BVの内壁にストレスを与えることなく、光照射部10が照射する光の方向を挿入部材2の周方向に変更させることが可能である。
図2に示すように、本実施の形態では、光照射部10は光ファイバー3の先端にその軸方向に対して傾斜するミラー11を設けて構成されている。光ファイバー3の先端はその軸方向(延在方向)に対して傾斜する傾斜面3aとされており、ミラー11はこの傾斜面3aに設けられている。ミラー11は、例えば光ファイバー3の傾斜面3aに貼り付けられる金属板として構成することができる他、光ファイバー3の傾斜面3aに蒸着等により形成された金属の薄膜として構成とすることもできる。このような構成により、光源から照射されて光ファイバー3により伝送されてきた光は、光ファイバー3の先端においてミラー11により反射され、挿入部材2の延在方向(長手方向)に対して傾斜した方向つまり挿入部材2の外周側に向けて照射される。
本実施の形態では、光ファイバー3の先端の傾斜面3aにミラー11を設けるようにしているが、光ファイバー3の先端に傾斜面3aを設けず、光ファイバー3の先端の前方側に、その軸方向に対して傾斜した姿勢でミラー11を配置する構成とすることもできる。この場合、ミラー11に代えてプリズム等を用いて光の照射方向を変える構成とすることもできる。
本実施の形態では、ミラー11は光ファイバー3の軸方向に対して45度の角度で傾斜しており、つまり、光照射部10は、光源から照射されて光ファイバー3により伝送されてきた光を挿入部材2の長手方向(延在方向)に垂直な方向に向けて照射するようになっている。このように、光照射部10から挿入部材2の長手方向に垂直な方向に向けて光を照射させることにより、光照射部10と血管BVとの間の光の経路を最小として、血管BVの内壁に向けて効率よく光を照射することができる。
なお、本実施の形態においては、光源から照射されて光ファイバー3により伝送されてきた光を挿入部材2の長手方向に垂直な方向に向けて照射させるようにしているが、これに限らず、挿入部材2の外周側に向けて光が照射されれば、挿入部材2の長手方向に対する光の照射角度は、垂直以外の任意の方向に設定することもできる。
光源つまり光照射部10の照射する光は、光線力学的治療に用いられる光増感薬を化学変化させることができる波長の光、つまり光増感薬の吸収波長に近い波長の光とされている。例えば、光増感薬としては「Meiji Seika ファルマ株式会社」の「レザフィリン(登録商標)」を用いることができ、この場合、光照射部10が照射する光は、波長が663nmのレーザー光とするのが好ましい。なお、光増感薬としては、上記のレザフィリン(登録商標)に限らず、光線力学的治療に適した薬剤であれば種々の光増感薬を用いることができる。また、光照射部10が照射する光の波長も、使用される光増感薬の種類に応じて種々変更することができる。
挿入部材2の遠位端側には、挿入部材2と同軸に拡張部材12が設けられている。拡張部材12は、挿入部材2の軸心を中心として、その径方向に拡張可能となっている。図3に示すように、拡張部材12は、その周方向の各部位が、挿入部材2の軸心を中心とした径方向外側に向けて均一な変位量で拡張するようになっている。したがって、挿入部材2が血管BV内に挿入された状態で拡張部材12を径方向に拡張させることにより、挿入部材2の遠位端側や光照射部10を、その軸心が血管BVの軸心と一致するように血管BVの軸心に保持させることができる。
拡張部材12は、例えば図示するように、挿入部材2の外周面に設けられる自己拡張型のステントとすることができる。この場合、自己拡張型のステントは、例えばシースやガイディングカテーテル等のガイド部材(不図示)を用いて挿入部材2を血管内に挿入するにあたり、径方向に収縮した状態で挿入部材2とともにガイド部材に挿通され、このガイド部材の先端から挿入部材2とともに血管BV内に送出されたときに径方向外側に自己拡張する構成のものとすることができる。
なお、自己拡張型のステントとしては、図示する形状のものに限らず、例えばメッシュ状の編み込み構造のものなど、種々の構成のものとすることもできる。また、拡張部材12としては、自己拡張型のステントに限らず、例えば、挿入部材2の外周に設けられ、ルーメンを通して生理食塩水等の液体が供給されることにより径方向に拡張する拡張用バルーンを用いることもできる。
なお、挿入部材2の拡張部材12が設けられる「遠位端側」とは、挿入部材2の遠位端(先端)を含む当該遠位端の周辺領域のことであり、挿入部材2の遠位端側に拡張部材12を設けることにより、血管BV内で拡張部材12が拡張したときに、挿入部材2つまり光照射部10を、その軸心が血管BVの軸心に一致するように保持して光照射部10から血管BVの内壁までの距離を一定に保つことができる。
このように、本発明の医療用デバイス1では、光照射部10は挿入部材2の外周側に向けて光を照射する構成とされているので、挿入部材2を血管BV内に挿入した状態で、血管BVの内壁に向けて光を効率よく照射することができる。また、血管BV内に挿入された挿入部材2や光照射部10を、拡張部材12によって、その軸心が血管BVの軸心に一致するように保持することができるので、光照射部10から血管BVの内壁までの距離をその周方向の各位置において一定とすることができる。これにより、光照射部10を周方向に回転させて血管BVの内壁の全周に光を照射するにあたり、光照射部10から何れの周方向位置における血管BVの内壁にも所望の光量の光を正確に照射することができる。したがって、静脈注射等により光増感薬を投与した後、血管BVの内壁の全周に所望の光量の光を均一に照射して、当該光が照射された部位の細胞を均一に壊死させることができる。
次に、この医療用デバイス1が照射する光と光増感薬とを用いて、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術を行う方法について説明する。
まず、静脈注射等により患者に光増感薬を投与し、投与した光増感薬を腎動脈に沿って存在する交感神経の組織(神経線維)NSに取り込ませる(薬剤投与工程)。光増感薬としては、例えば上記した「Meiji Seika ファルマ株式会社」の「レザフィリン(登録商標)」を用いることができるが、特定の波長の光を受けて化学変化するものであれば、他の種類の光増感薬を用いることもできる。光増感薬の投与量は、例えば2.5mg/kg(血中濃度30μg/ml)とすることができる。
次に、医療用デバイス1の挿入部材2を、シースやガイディングカテーテル等のガイド部材を用いて血管BV内に挿入する(挿入工程)。挿入部材2の先端が腎動脈つまり血管BV内の所望の部位に配置されたところで、拡張部材12を血管BVの内壁に接するまで拡張させ(拡張工程)、挿入部材2や光照射部10を血管BVの軸心に保持させる。
そして、光増感薬の投与から15分後に制御部4の光源を作動させ、光ファイバー3により伝送されてきた光を光照射部10から血管BVの内壁に向けて照射し(光照射工程)、腎動脈に沿って存在する交感神経の組織NSに取り込まれた光増感薬を励起させて一重項酸素を生成させ、その組織の細胞をネクローシス(壊死)させる。なお、このとき光照射部10が照射する光の波長は、投与された光増感剤を化学変化させることができる波長とされ、その波長は投与される光増感剤に対応して種々の値に設定することができる。また、制御部4に設けられた回転操作部により、光照射部10を挿入部材2の軸心を中心として周方向に回転させながら光の照射を行うことにより、血管BVの内壁の全周に均一に光を照射する。これにより、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術として、腎動脈に沿って存在する交感神経の組織NSを所望の範囲で壊死させて、当該交感神経を抑制することができる。
このように、光と光増感薬とを用いた光線力学的治療方法において、光増感薬を投与した後、血管BV内に挿入部材2を挿入するとともに、拡張部材12を拡張させて光照射部10を血管BVの軸心に保持した状態で光の照射を行うことにより、光照射部10から血管BVの内壁に所望の光量の光を正確に照射することができる。また、光照射部10を周方向に回転させながら血管BVの内壁の全周に光を照射することにより、光照射部10から何れの周方向位置における血管BVの内壁にも所望の光量の光を均一に照射することを可能として、光が照射される部位の細胞を均一に壊死させることができる。これにより、この医療用デバイス1を用いた光線力学的治療方法の治療効率を高めることができる。
図4は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、挿入部材に血液除去用バルーンを設けた場合を示す横断面図である。なお、図4においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図4に示す変形例では、図2に示す実施の形態の構成に加えて、挿入部材2の光照射部10が設けられる部位の外周面に血液除去用バルーン21が設けられている。この血液除去用バルーン21は、挿入部材2の外周面を覆う袋状とされて挿入部材2と同軸に設けられており、中空孔2aを通して生理食塩水等の液体が供給されることにより血管BVの内壁に当接するまで径方向外側に拡張することができる。中空孔2aを通した生理食塩水等の液体の血液除去用バルーン21への供給通路は、例えば、挿入部材2にこれを径方向に貫通する貫通孔として設け、または挿入部材2の先端を開放し、これを血液除去用バルーン21に連通させて構成することができる。
血液除去用バルーン21が血管BVの内壁に接するまで拡張すると、血管BV内の光照射部10と血管BVの内壁との間の部分の血液が血液除去用バルーン21に置換され、つまり光照射部10と血管BVの内壁との間の部分から血液が除去される。したがって、血液除去用バルーン21を設けたこの変形例では、光照射部10から照射される光は、血液除去用バルーン21つまり血液除去用バルーン21の内部の液体を通して血管BVの内壁に照射され、血液により散乱、吸収されることがないので、光照射部10から血管BVの内壁に効率よく光を照射することができる。
なお、この変形例においては、拡張部材12に加えて血液除去用バルーン21を設けるようにしているが、血液除去用バルーン21を拡張部材として機能させ、つまり血液除去用バルーン21により光照射部10の軸心を血管BVの軸心に一致させるように保持して、拡張部材12を設けない構成とすることもできる。
図5は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、挿入部材に軸方向に間隔を空けて2つの拡張用バルーンを設けた場合を示す横断面図である。なお、図5においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図5に示す変形例では、挿入部材2の遠位端側に、拡張部材として2つの拡張用バルーン22、23を挿入部材2の軸方向に間隔を空けて設け、これら2つの拡張用バルーン22、23の間に光照射部10を配置するようにしている。これらの拡張用バルーン22、23は、それぞれ挿入部材2の外周面を覆う袋状とされて挿入部材2と同軸に設けられ、中空孔2aを通して生理食塩水等の液体が供給されることにより血管BVの内壁に当接するまで径方向外側に拡張することができる。
このような変形例の構成によれば、挿入部材2の光照射部10が設けられる部位の両側部分を2つの拡張用バルーン22、23により血管BVの軸心に保持することができるので、光照射部10の軸心をより精度良く血管BVの軸心に一致させるよう保持することができる。また、この変形例の構成によれば、血管BV内の2つの拡張用バルーン22、23の間の区画部分に生理食塩水等の液体を供給し、当該部分における血液を生理食塩水等の液体に置換することにより、光照射部10から照射される光を、生理食塩水等の液体を通して血管BVの内壁に照射させることができる。これにより、光照射部10から照射された光が、血液により散乱、吸収されることをなくして、光照射部10から血管BVの内壁に効率よく光を照射することができる。
また、図示するように、この変形例では、ルーメン等の薬液供給管24を挿入部材2に沿って設け、この薬液供給管24のポート24aを2つの拡張用バルーン22、23の間に配置した構成とすることもできる。この場合、薬液供給管24の基端部(近位端)に接続したシリンジ等の供給部材(不図示)から供給される液状の光増感薬を、薬液供給管24を通し、そのポート24aから血管BV内の2つの拡張用バルーン22、23の間の区画部分に供給することができる。これにより、高濃度の光増感薬を血管BV内の所望の部位に直接かつ局所的に投与することができる。
2つの拡張用バルーン22、23と薬液供給管24とを備えた変形例の医療用デバイス1を用いて上記した光と光増感薬とを用いる光線力学的治療方法を行う場合には、薬剤投与工程の前に、拡張工程において、挿入部材2の外周面に軸方向に間隔を空けて設けられた2つの拡張用バルーン22、23が血管BVの内壁に接するまで拡張され、その後に、薬剤投与工程において、薬液供給管24のポート24aから2つの拡張用バルーン22、23の間に区画された血管BV内に光増感薬が投与されることになる。
図6(a)は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、光ファイバーの先端部分を環状として光照射部を構成した場合を示す横断面図であり、図6(b)は図6(a)におけるB−B線に沿う断面図である。また、図7は図6に示す医療用デバイスの変形例であって、拡張ステントに代えて拡張バルーンを用いた場合を示す横断面図である。なお、図6、図7においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図6に示す変形例では、光照射部10は、光ファイバー3の先端部分を環状に形成し、光ファイバー3のその環状に形成された部分から挿入部材2の外周側に向けて拡散光を照射するように構成されている。
この変形例では、挿入部材2の先端つまり中空孔2aは開放されており、挿入部材2の中空孔2aに挿入された光ファイバー3の先端部分は挿入部材2の先端(遠位端)から外部に突出している。一方、拡張部材12は自己拡張型の拡張ステントとされ、縮径した状態で挿入部材2の中空孔2aの遠位端側に挿入されている。詳細は図示しないが、この拡張部材12に接続された操作用線材25が挿入部材2の中空孔2aを通して中空孔2aの基端側から外部に突出している。この場合、光ファイバー3を挿入部材2の中空孔2aの内部で回転させる必要がないので、操作用線材25を光ファイバー3とともに中空孔2aに挿入する構成とすることができる。操作用線材25の基端側を挿入部材2の軸方向に沿って中空孔2aに押し込むことにより、拡張部材12を挿入部材2の中空孔2aの先端から血管BV内に送出して、拡張部材12を血管BVの内壁に接するまで自己拡張させることができる。光ファイバー3の挿入部材2の先端から突出する先端部分は、この拡張部材12の外周に環状に配置され、拡張部材12が血管BV内で拡張することにより、血管BVの内壁に沿うように環状に広げられる。このように光ファイバー3の環状の先端部分は、拡張部材12により、その軸心(環状の中心)が血管BVの軸心と一致するように保持される。
図6(b)に示すように、光ファイバー3の内部には、光源から伝送されてきた光の方向を当該光ファイバー3内で拡散させるために、外面が鏡面状の拡散微粒子26が多量に拡散されている。これらの拡散微粒子26としては、例えばアルミナ粉末等の微細な金属片を用いることができる。なお、図6(b)においては、便宜上、1つの拡散微粒子26にのみ符号を付してある。また、光ファイバー3の環状とされた先端部分のその内周側には、環状ミラー27が設けられている。環状ミラー27は半円弧状の断面を有し、環状とされた光ファイバー3の先端部分の内周側に設けられている。光ファイバー3の内部で拡散微粒子26により拡散された光は、環状ミラー27により反射され、光ファイバー3の環状部分からその径方向外側つまり挿入部材2の外周側に向けて照射される。この環状ミラー27は、例えば、光ファイバー3の環状とされた先端部分の内周側における外周面に蒸着等により金属の薄膜を形成した構成とすることができるが、鏡面状の金属の薄膜を当該外周面に貼り付ける構成など、他の構成とすることもできる。
このように、この変形例では、光ファイバー3の挿入部材2から突出する先端部分を拡張部材12の外周に環状に配置し、その内部に鏡面状の拡散微粒子26を拡散させるとともに、その内周側に環状ミラー27を設けることで光照射部10が構成されている。このような構成により、光源から光ファイバー3により伝送されてきた光を効率良く挿入部材2の外周側つまり血管BVの内壁に向かって照射させることができる。また、挿入部材2の内部で光ファイバー3を回転させることなく、血管BVの内壁の全周に容易に光を照射することができる。
図6に示す場合では拡張部材12として自己拡張型のステントが用いられているが、図7に示す変形例では、拡張部材12として拡張用バルーン28を用いるようにしている。この場合、光ファイバー3の挿入部材2から突出する先端部分は拡張用バルーン28の外周に環状に配置されており、拡張用バルーン28が血管BVの内壁に接するまで拡張すると、光ファイバー3の先端部分が血管BVの内壁に沿うように環状に広げられることになる。
この場合、拡張用バルーン28は袋状に形成されて挿入部材2の軸方向前方側に挿入部材と同軸に配置され、食塩水等の液体が供給されることにより径方向外側に向けて拡張する構成となっている。また、拡張用バルーン28に液体を供給するためのルーメン29が光ファイバー3とともに挿入部材2の中空孔2aに挿入されている。なお、拡張用バルーン28に液体を供給するためのルーメン29は挿入部材2の外側に当該挿入部材2に沿って配置することもできる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、本発明の医療用デバイス1を、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術に用いた場合を示したが、他の光線力学的治療において光増感薬を取り込んだ部位に特定の波長帯域の光を照射するために用いることもできる。
また、前記実施の形態においては、挿入部材2として中空管状の挿入管のものを用いているが、これに限らず、血管BV内に挿入可能であるとともに、その遠位端側に光照射部10と拡張部材12とを設けることができるものであれば、例えば中実の構成のものとすることもできる。
さらに、光照射部10は、挿入部材2の中空孔2aに挿入された光ファイバー3の先端にその軸方向に対して傾斜するミラー11を設けた構成や、光ファイバー3の挿入部材2から突出する先端部分を拡張部材12の外周に環状に配置し、その内部に鏡面状の拡散微粒子26を設けるとともにその内周側に環状ミラー27を設けた構成に限らず、例えば、光ファイバー3を用いずに挿入部材2の遠位端側に発光ダイオード(LED)等の光源を直接設けた構成とするなど、他の構成とすることもできる。
1 医療用デバイス
2 挿入部材(挿入管)
2a 中空孔
2b 終端壁(閉塞壁)
3 光ファイバー
3a 傾斜面
4 制御部
10 光照射部
11 ミラー
12 拡張部材
21 血液除去用バルーン
22、23 拡張用バルーン(拡張部材)
24 薬液供給管
24a ポート
25 操作用線材
26 拡散微粒子
27 環状ミラー
28 拡張用バルーン(拡張部材)
29 ルーメン
BV 血管
NS 組織

Claims (8)

  1. 血管内に挿入される長尺の挿入部材と、
    前記挿入部材の遠位端側に該挿入部材と同軸に設けられる拡張可能な拡張部材と、
    前記挿入部材または前記拡張部材に支持され、前記挿入部材の外周側に向けて光を照射する光照射部とを有することを特徴とする医療用デバイス。
  2. 前記光照射部は、前記挿入部材の長手方向に垂直な方向に向けて光を照射する請求項1に記載の医療用デバイス。
  3. 前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に軸心を中心として周方向に回転可能に光ファイバーが挿入されており、前記光照射部は、前記光ファイバーの先端に該光ファイバーの軸方向に対して傾斜するミラーを設けて構成される請求項1または2に記載の医療用デバイス。
  4. 前記挿入管の前記光照射部が設けられる部位の外周面に、液体の供給により拡張する血液除去用バルーンを備える請求項3に記載の医療用デバイス。
  5. 前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に光ファイバーが挿入されており、前記拡張部材は前記挿入管の遠位端に設けられ、前記光照射部は、前記挿入管の遠位端から突出した前記光ファイバーの先端部分を前記拡張部材の外周に環状に配置し、該環状部分における前記光ファイバーの内部に外面が鏡面状の微粒子を拡散させるとともに該環状部分の内周側に環状ミラーを設けて構成される請求項1または2に記載の医療用デバイス。
  6. 前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、該挿入管内に軸心を中心として周方向に回転可能に光ファイバーが挿入されており、前記光照射部は前記光ファイバーの先端に該光ファイバーの軸方向に対して傾斜するミラーを設けて構成され、前記拡張部材として、前記挿入管の外周面に軸方向に間隔を空けて2つの拡張用バルーンが設けられ、前記挿入管の2つの前記拡張用バルーンの間の部分に前記光照射部が配置されている請求項1または2に記載の医療用デバイス。
  7. 前記挿入管に沿って光増感薬を供給する薬液供給管が設けられ、該薬液供給管のポートが2つの前記拡張用バルーンの間に配置されている請求項6に記載の医療用デバイス。
  8. 前記光照射部が照射する光は、光増感薬を化学変化させる波長を有する請求項1〜7の何れか1項に記載の医療用デバイス。
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