JP2015073704A - 医療用デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】エネルギ放出部が心臓内壁や血管内壁等の部位へ当たる角度を一定として、所望の強度かつ所望の量のエネルギをエネルギ放出部から患部に正確に加えることができる医療用デバイスを提供することである。
【解決手段】血管内に挿入されるとともに、遠位端側が屈曲可能な長尺の挿入部材と、前記挿入部材の軸方向に垂直な当接面を備え、該挿入部材の遠位端に弾性部材を介して傾動自在に連結されたプレート部材と、前記プレート部材に固定され、該プレート部材の当接面から該当接面に垂直な方向にエネルギを放出するエネルギ放出部とを有することを特徴とする医療用デバイス。
【選択図】図3
【解決手段】血管内に挿入されるとともに、遠位端側が屈曲可能な長尺の挿入部材と、前記挿入部材の軸方向に垂直な当接面を備え、該挿入部材の遠位端に弾性部材を介して傾動自在に連結されたプレート部材と、前記プレート部材に固定され、該プレート部材の当接面から該当接面に垂直な方向にエネルギを放出するエネルギ放出部とを有することを特徴とする医療用デバイス。
【選択図】図3
Description
本発明は、医療用デバイスに関し、特に、血管内に挿入されて血管内壁や心臓内壁等に電流や光等のエネルギを加えるために用いられるものに関する。
従来から、不整脈アブレーションや腎デナベーション術等の治療では、心臓内部の不整脈の原因となっている部分や腎動脈の内壁に電極を押し付け、当該電極から高周波電流(RF電流)を供給して不整脈の原因部分や腎動脈に沿う交感神経を焼灼することが行われている。
一方、不整脈アブレーションや腎デナベーション術等に対する治療として、光線力学的治療(PDT:Photodynamic therapy)が用いられることもある。光線力学的治療は、静脈注射等により病変部等の標的となる生体組織に光増感薬(光感受性物質)を投与するとともに、当該組織に取り込まれた光増感薬に特定の波長帯域の光を照射することにより、光増感薬を励起させて一重項酸素を生成させ、その組織の細胞をネクローシス(壊死)させるというメカニズムによる治療法である。
これらの治療では、心臓内や血管内の所定の部位に高周波電流や光等のエネルギを供給するために、血管内に挿入されるカテーテル等の挿入部材の先端に電極や光照射部等のエネルギ放出部を設けた構成の医療用デバイスが用いられる。
例えば特許文献1には、体内に挿入されるカテーテルの先端に、高周波電流を放出するアブレーション用の電極を設けた構成の医療用デバイスが記載されている。
上記治療方法では、治療を効果的に行うために、電極や光照射部等のエネルギ放出部から心臓内壁や血管内壁等の患部に向けて、所望の強度かつ所望の量のエネルギを正確に放出する必要がある。そのため、例えば特許文献1に記載される従来の医療用デバイスでは、カテーテルを鉤形に屈曲させ、その先端に設けられた電極を心臓内壁等に垂直に押し当てて常に電気抵抗値を一定にする必要がある。
しかしながら、特許文献1の医療用デバイスは、電極をカテーテルの先端に固定した構造となっているので、心臓の拍動や血流等の影響により電極が心臓内壁に対して容易に傾斜し、電極を心臓内壁に安定的に接触させ続けることは困難であった。そのため、患部に加えられるエネルギの強度や量が変化して、安定した治療効果を得ることができないという問題点があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エネルギ放出部が心臓内壁や血管内壁等の部位へ当たる角度を一定として、所望の強度かつ所望の量のエネルギをエネルギ放出部から患部に正確に加えることができる医療用デバイスを提供することにある。
本発明の医療用デバイスは、血管内に挿入されるとともに、遠位端側が屈曲可能な長尺の挿入部材と、前記挿入部材の軸方向に垂直な当接面を備え、該挿入部材の遠位端に弾性部材を介して傾動自在に連結されたプレート部材と、前記プレート部材に固定され、該プレート部材の当接面から該当接面に垂直な方向にエネルギを放出するエネルギ放出部とを有することを特徴とする。なお、挿入部材の「遠位端側」とは、挿入部材の遠位端(先端)を含む当該遠位端の周辺領域のことである。
本発明の医療用デバイスでは、前記弾性部材が、一端が前記挿入部材の遠位端に固定され、他端が前記プレート部材の背面に固定されるコイルスプリングであるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記プレート部材の当接面に凹凸が設けられているのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記プレート部材は軸心に貫通孔を備えた円板部材であり、前記エネルギ放出部が前記貫通孔に配置されるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、前記エネルギ放出部は、前記挿入管内に挿入されて先端から光を照射する光ファイバーの先端部であるのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記光ファイバーが照射する光は、光増感薬を化学変化させる波長を有するのが好ましい。
本発明の医療用デバイスでは、前記エネルギ放出部は、電極であるのが好ましい。
本発明によれば、エネルギ放出部はプレート部材とともに、弾性部材の弾性変形により、挿入部材の遠位端に対して傾動することができるので、心臓の拍動や血流等により挿入部材に加えられる変位を弾性部材の弾性変形により吸収して、エネルギ放出部を常に一定の角度および距離で心臓内壁や血管内壁等の部位に当接した状態に維持することができる。これにより、エネルギ放出部から心臓内壁や血管内壁等の部位に、所望の強度かつ所望の量のエネルギを正確に加えることを可能として、この医療用デバイスを用いた治療効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して例示説明する。
図1に示す本発明の一実施の形態である医療用デバイス1は、光線力学的治療(PDT:Photodynamic therapy)において、光増感薬を投与した後に、血管の内壁に光を照射するために用いられるものである。本実施の形態においては、この医療用デバイス1を、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術において、腎動脈の内壁に光を照射し、腎動脈に沿って存在する交感神経を抑制(除神経)するのに用いる場合を示す。
この医療用デバイス1は、生体の血管の内部に挿入される長尺の挿入部材2を備えている。この挿入部材2は、その先端部(遠位端)が血管内の光を照射するべき部位にまで到達できるような任意の長さに形成され、例えばシースやガイディングカテーテル等を用いて血管内に挿入される。図2に示すように、本実施の形態においては、挿入部材2は中空管状の挿入管とされ、その軸心には延在方向(長手方向)に沿ってその基端部(近位端)から先端部(遠位端)にまで延びる断面円形の中空孔2aが設けられている。
また、挿入部材2は、その遠位端側の長手方向の所定範囲の部分を、鉤形に屈曲させることができるようになっている。したがって、挿入部材2を血管に挿入した状態で、その遠位端側を鉤形に屈曲させることにより、挿入部材2の遠位端側を血管の内壁に対して垂直となる方向に向けることができる。
挿入部材2の遠位端側を鉤形に屈曲させる構成としては、例えば、挿入部材2のその軸心から偏心した位置に当該挿入部材2に沿って延びる貫通孔を形成し、この貫通孔に挿通したワイヤーの先端を挿入部材2の遠位端側に固定した構成とすることができる。この場合、ワイヤーを引くことで、挿入部材2の遠位端側の軸心から偏心した部分のみを軸方向に収縮させて、挿入部材2の遠位端側の部分を鉤形に屈曲させることができる。なお、挿入部材2の遠位端側を鉤形に屈曲させる構成としては、上記構成に限らず、他の構成を採用することもできる。
このような挿入部材2としては、例えば、合成樹脂、シリコンゴム等の合成ゴムおよびエラストマー等の、可撓性を有する材質により形成された血管用のカテーテルをベースとして構成されたものを用いるのが好ましい。また、挿入部材2としては、上記の血管用のカテーテルに限らず、例えば金属を主体として構成された硬性のカテーテルやシースなど、生体の血管の内部へ挿入するのに適した強度ないし性状を有するとともに、その遠位端側を鉤形に屈曲させることができるものであれば、他の材質や構造のものを用いることもできる。
図2に示すように、挿入部材2の内部つまり中空孔2aには光ファイバー3が挿入されている。この光ファイバー3は、例えば石英ガラスや透明性の高い樹脂等の透明材料により、挿入部材2よりも長い断面円形の線状に形成され、その先端部3aは挿入部材2つまり中空孔2aから突出している。
図1に示すように、光ファイバー3の基端部(近位端)には制御部Dが接続されている。光ファイバー3は、この制御部Dに設けられる図示しない光源が照射する光を、その先端部(遠位端部)3aにまで伝送することができる。光ファイバー3の先端部3aはその軸方向に垂直な平坦面となっており、光源から伝送されてきた光は、この先端部3aから光ファイバー3の軸方向に沿った前方側に照射される。このような光ファイバー3の先端部3aは光のエネルギを外部に向けて照射するエネルギ放出部となっている。
光源つまり光ファイバー3の先端部3aが照射する光は、光線力学的治療に用いられる光増感薬を化学変化させることができる波長の光、つまり光増感薬の吸収波長に近い波長の光とされている。例えば、光増感薬としては「Meiji Seika ファルマ株式会社」の「レザフィリン(登録商標)」を用いることができ、この場合、光ファイバー3の先端部3aが照射する光は、波長が663nmのレーザー光とするのが好ましい。なお、光増感薬としては、上記のレザフィリン(登録商標)に限らず、光線力学的治療に適した薬剤であれば種々の光増感薬を用いることができる。また、光ファイバー3の先端部3aが照射する光の波長も、使用される光増感薬の種類に応じて種々変更することができる。
挿入部材2の先端部には、当該先端部に対して軸方向に所定の間隔を空けてプレート部材4が設けられている。本実施の形態においては、プレート部材4は、その軸心に貫通孔4aを備え、板厚が一様であるとともに挿入部材2の外径と略同一の外径を有する円板部材とされており、その軸心を挿入部材2の軸心と一致させた姿勢で配置されている。プレート部材4の挿入部材2とは反対側を向く面は挿入部材2の軸方向に対して垂直な当接面4bとなっており、この当接面4bにおいてプレート部材4は血管の内壁に当接することができる。このようなプレート部材4は樹脂材料で形成するのが好ましいが、金属等の他の材質で形成することもできる。
図3に拡大して示されるように、貫通孔4aは、その内径が光ファイバー3の外径と略一致する円形孔に形成され、光ファイバー3の先端部3aがこの貫通孔4aに配置されている。図2に示すように、光ファイバー3の先端部3aは、プレート部材4の当接面4bと同一面状に配置され、この状態で接着や圧入等の手段によりプレート部材4に固定されている。このような構成により、光ファイバー3の先端部3aは、プレート部材4の当接面4bから当該当接面4bに垂直な方向に光を照射することができる。つまり、光ファイバー3は、その先端部3aが貫通孔4aに配置されることにより、プレート部材4の軸心に固定された状態で、そのプレート部材4越しに光を照射することができる。
プレート部材4の挿入部材2の側を向く面は挿入部材2の軸方向に対して垂直な背面4cとなっており、この背面4cと挿入部材2の先端(遠位端)との間には弾性部材としてのコイルスプリング5が配置されている。コイルスプリング5は、挿入部材2やプレート部材4よりも小径の圧縮コイルとなっており、その一端は挿入部材2の先端に固定され、他端はプレート部材4の背面4cに固定されている。つまり、プレート部材4は、挿入部材2の先端にコイルスプリング5を介して連結されている。このような構成により、プレート部材4は、コイルスプリング5の弾性変形により、挿入部材2の軸方向に対して傾動することができる。また、プレート部材4が挿入部材2の軸方向に対して傾動することにより、プレート部材4に固定された光ファイバー3の先端部3aも挿入部材2の軸方向に対して傾動することができる。弾性部材としてコイルスプリング5を用いることにより、挿入部材2に対してプレート部材4を柔軟に傾動させることができる。
なお、弾性部材としては、コイルスプリング5に限らず、例えばゴム等の弾性体により形成されたブロック体など、他の部材を用いることもできる。
図3に示すように、このような構成の医療用デバイス1を用いて血管BVの内壁に光を照射する場合には、血管BVに挿入された挿入部材2の遠位端側が鉤形に屈曲されることにより、挿入部材2の遠位端側が血管BVの内壁に対して垂直となる方向に向けられる。これにより、図3に拡大して示すように、プレート部材4の当接面4bが血管BVの内壁に押し当てられる。そして、この状態で光源が作動されることにより、光ファイバー3の先端部3aから血管BVの内壁に向けて光が照射される。血管(腎動脈)BVに沿って存在する交感神経の組織(神経線維)NSに予め光増感薬を投与した状態で、血管BVの内壁に向けて光を照射することにより、組織NSに取り込まれた光増感薬を励起させて一重項酸素を生成させ、その組織の細胞をネクローシス(壊死)させて交感神経を抑制することができる。
このとき、プレート部材4は、コイルスプリング5が弾性変形することにより、挿入部材2の遠位端部に対して傾動自在であるので、例えば拍動等の影響により挿入部材2の位置が変位しても、その変位をコイルスプリング5により吸収させて、プレート部材4や光ファイバー3の先端部3aを常に血管BVの内壁に密着させることができる。つまり、挿入部材2の遠位端の血管BVの内壁に対する角度と距離の変化を、コイルスプリング5の弾性変形により吸収して、プレート部材4や光ファイバー3の先端部3aを常に血管BVの内壁に対して垂直となる同一角度および同一距離で密着させることができる。これにより、血管BVの内壁に対する光ファイバー3の先端部3aの角度および距離を常に一定に維持することができるので、光ファイバー3の先端部3aから血管BVの内壁に、所望の強度かつ所望の光量の光を正確に加えることができる。したがって、この医療用デバイス1により血管BVの内壁に安定して光を照射し続けることができ、これにより、この医療用デバイス1を用いた光線力学的治療を効率よく行うことができる。
図4は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、プレート部材の当接面に凹凸を設けた場合を示す斜視図である。なお、図4においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図4に示す変形例では、プレート部材4の当接面4bに複数の凸部4dを設けることにより当該当接面4bを凹凸に形成するようにしている。このように、プレート部材4の当接面4bを凹凸とすることにより、プレート部材4の当接面4bが血管BVの内壁に保持させ易くして、当該プレート部材4の当接面4bを血管BVの内壁に確実に密着させることができる。
図5は図2に示す医療用デバイスの変形例であって、エネルギ放出部として電極を設けた場合を示す斜視図である。なお、図5においても、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図5に示す変形例のように、エネルギ放出部として電極10を用いることもできる。この場合、電極10は、円板形状を有してプレート部材4の貫通孔4aの内部に配置される構成とすることができる。また、電極10には配線11a,11bが接続され、これらの配線11a,11bは挿入部材2の中空孔2aを通して制御部Dに設けられる図示しない電源に接続されている。電極10の外面はプレート部材4の当接面4bと同一面状に配置され、これにより、電極10は、この電極10に接する血管BVの内壁等に対して、プレート部材4の当接面4bから当該当接面4bに垂直な方向に向けて電流を流すことができる。図示する場合では、電極10は単極電極とされるが、エネルギ放出部として双極電極を採用することもできる。
例えば、腎デナベーション術において、この変形例のようにエネルギ放出部として電極10を備えた医療用デバイス1を用いることにより、腎動脈に沿って存在する交感神経の組織(神経線維)NSを焼灼して、交感神経を抑制することができる。
このとき、プレート部材4は、コイルスプリング5が弾性変形することにより、挿入部材2の遠位端部に対して傾動自在であるので、上記実施形態の場合と同様に、例えば拍動等の影響により挿入部材2の位置が変位しても、その変位をコイルスプリング5により吸収させて、プレート部材4や電極10を常に血管BVの内壁に密着させることができる。これにより、血管BVの内壁に対する電極10の角度および距離を常に一定に維持することができるので、電極10と血管BVの内壁との間の電気抵抗値を一定として、この電極10から血管BVの内壁に、所望の強度かつ所望の量の電流を正確に加えることができる。したがって、この医療用デバイス1により血管BVの内壁に安定して電流を供給し続けることができ、これにより、この医療用デバイス1を用いた腎デナベーション術による交感神経の組織NSの焼灼を効率よく行うことができる。また、電極10と血管BVの内壁との間の電気抵抗値を一定に保つことができるので、電気抵抗値が高まることにより安全装置が働いて、制御部Dからの電流供給が自動停止されることを防止することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、本発明の医療用デバイス1を、光線力学的治療を用いた腎デナベーション術に用いた場合を示したが、他の光線力学的治療において光増感薬を取り込んだ部位に特定の波長帯域の光を照射するために用いることもでき、また、レーザーアブレーション等にも用いることができる。
また、前記実施の形態においては、挿入部材2として中空管状の挿入管のものを用いているが、これに限らず、血管BV内に挿入可能であるとともに、その遠位端側にエネルギ放出部を設けることができるものであれば、例えば中実の構成のものとすることもできる。
さらに、エネルギ放出部として挿入部材2の遠位端部に発光ダイオード(LED)等の光源を直接設けた構成とすることもできる。
さらに、前記実施の形態では、プレート部材4の貫通孔4aに光ファイバー3の先端部3aを配置するようにしているが、これに限らず、光を透過する透明な板材でプレート部材4を形成し、光ファイバー3の先端部3aをこの透明なプレート部材4の背面4cに当接させる構成とすることもできる。これにより、貫通孔4aを設けることなく、光ファイバー3の先端部3aからプレート部材4越しに光を照射させることができる。
さらに、挿入部材2の遠位端に設けたバルーン上や傘状に拡張する拡張デバイス上にエネルギ放出部として電極10を配置する構成とすることもできる。
1 医療用デバイス
2 挿入部材(挿入管)
2a 中空孔
3 光ファイバー
3a 先端部(エネルギ放出部)
4 プレート部材
4a 貫通孔
4b 当接面
4c 背面
4d 凸部
5 コイルスプリング(弾性部材)
10 電極(エネルギ放出部)
11a,11b 配線
D 制御部
BV 血管
NS 組織
2 挿入部材(挿入管)
2a 中空孔
3 光ファイバー
3a 先端部(エネルギ放出部)
4 プレート部材
4a 貫通孔
4b 当接面
4c 背面
4d 凸部
5 コイルスプリング(弾性部材)
10 電極(エネルギ放出部)
11a,11b 配線
D 制御部
BV 血管
NS 組織
Claims (7)
- 血管内に挿入されるとともに、遠位端側が屈曲可能な長尺の挿入部材と、
前記挿入部材の軸方向に垂直な当接面を備え、該挿入部材の遠位端に弾性部材を介して傾動自在に連結されたプレート部材と、
前記プレート部材に固定され、該プレート部材の当接面から該当接面に垂直な方向にエネルギを放出するエネルギ放出部とを有することを特徴とする医療用デバイス。 - 前記弾性部材が、一端が前記挿入部材の遠位端に固定され、他端が前記プレート部材の背面に固定されるコイルスプリングである請求項1に記載の医療用デバイス。
- 前記プレート部材の当接面に凹凸が設けられている請求項1または2に記載の医療用デバイス。
- 前記プレート部材は軸心に貫通孔を備えた円板部材であり、前記エネルギ放出部が前記貫通孔に配置される請求項3に記載の医療用デバイス。
- 前記挿入部材は中空管状の挿入管であり、前記エネルギ放出部は、前記挿入管内に挿入されて先端から光を照射する光ファイバーの先端部である請求項1〜4の何れか1項に記載の医療用デバイス。
- 前記光ファイバーが照射する光は、光増感薬を化学変化させる波長を有する請求項1〜5の何れか1項に記載の医療用デバイス。
- 前記エネルギ放出部は、電極である請求項1〜4の何れか1項に記載の医療用デバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013211361A JP2015073704A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 医療用デバイス |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=52999037
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JP (1) | JP2015073704A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020054674A1 (ja) | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 古河電気工業株式会社 | 光プローブ、医療用レーザプローブ、および焼灼装置 |
-
2013
- 2013-10-08 JP JP2013211361A patent/JP2015073704A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020054674A1 (ja) | 2018-09-10 | 2020-03-19 | 古河電気工業株式会社 | 光プローブ、医療用レーザプローブ、および焼灼装置 |
JPWO2020054674A1 (ja) * | 2018-09-10 | 2021-08-30 | 古河電気工業株式会社 | 光プローブ、医療用レーザプローブ、および焼灼装置 |
JP7079337B2 (ja) | 2018-09-10 | 2022-06-01 | 古河電気工業株式会社 | 医療用レーザプローブ、および焼灼装置 |
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