JP2007528754A - 光ダイナミック療法をするために内腔内に自動調心する光発生装置 - Google Patents

光ダイナミック療法をするために内腔内に自動調心する光発生装置 Download PDF

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Abstract

光線力学療法をもたらすようにその装置の末端(5)が内腔に位置決めされる間、身体の内腔に隣接する組織を照らすための光発生装置(1)である。その装置は、バルーンを使用することなく、体液を閉じ込めるかまたは移動させるか、移動させ閉じ込めることができる。一つの実施例においては、洗浄用穴(4B)は、そうしないと光を吸収する虞がある体液を移動させるために光源(10)列に隣接してポートを有している。他の実施例は、第1の位置および第2の位置の相互間を移動するセンタリングメンバー(45)を用いる。そのセンタリングメンバーは、その装置を内腔内に位置決めし、好ましくは、形状記憶物質で形成される。さらに他の実施例において、その装置は、外装と、そのセンタリングメンバーが選択的に位置出し可能となるように自由に位置出しできるインナーメンバーとを含んでいる。そのセンタリングメンバーは、そのセンタリングメンバーが流体流れを遮断するように通気性がないものである。

Description

本出願は、先の同時係属の仮出願(出願番号No.60/485858、2003年7月8日出願)に基づくものである。出願日の利益が米国特許法第119条(e)のもとに請求され、また、本出願は、先の同時係属の仮出願(出願番号No.60/455069、2003年3月14日出願)に基づく先の同時係属出願(出願番号No.10/799357、2004年3月12日出願)の一部継続出願であり、出願日の利益が米国特許法119条(e)および120条のもとで請求される。
本発明は、概略、組織を診断し、治療するために光を使用する方法及び装置に関する。より詳細には、窩(a cavity)、管路(a duct)、血管(a vessel)またはその他の身体の内腔を経由して到達可能な組織を診断または治療するための方法及び装置に関し、その装置は、内腔内にそれ自体を位置決めでき、すべて膨張式バルーンを使用することなく、血管内の血流が光の組織への透過の妨げとなることを防止できる。
光ダイナミック療法(PDT)は、特定の波長または周波数帯の光が組織に施されるプロセスであり、組織の診断または治療を可能とする。その組織は、特有の光吸収周波数帯を有する光反応性剤または感光剤の投与により光に敏感にされる。PDTにおいては、光反応性剤は、典型的には、静脈注射、経口投与で、あるいは治療部位に局所的に送出することで患者に最初に投与される。身体の異常な組織は、正常な組織より多く選択的に若干の光反応性剤を吸収することが知られている。異常な組織が光反応性剤を吸収すなわち光反応性剤と連結してしまうならば、それから、異常な組織は、光反応性剤の吸収波長または周波数帯に対応する波長または周波数帯を有する光を施すことで診断、または治療可能とされる。その治療は、異常な組織の壊死を引き起こす。
PDTは、がん細胞のような異常な組織を破壊するのに非常に効果的であることが判明している。PDTは、また、内膜の過形成によるアテローム性動脈硬化症や再狭窄のような血管疾患の治療に推薦されてきた。これまでは、経皮経管冠動脈形成術(PTCA)は、典型的には、アテローム性動脈硬化症を治療するために実施されてきた。薬剤溶離ステント(drug eluting stents)の使用に基づく最近の治療は、病んでいる血管の再狭窄の割合を減少させてきた。そのような治療法と同じくらいに効果的な新しい形態の治療法が、脆弱性斑(vulnerable plaque)、伏在静脈バイパス移植疾患(saphenous vein bypass graft disease)、及び広範性長期外傷(diffuse long lesion)のような、末梢動脈障害や、より解決の難しい冠動脈性心臓病を治療するのに必要とされている。
上述したように、PDTの目的は、診断か治療のどちらかである。診断の応用例では、光の波長は、光反応性剤が蛍光発光させるように選択され、従って、組織を損傷することなく組織に関する情報をもたらす。治療の応用例では、光反応性剤で治療される組織に送出される光の波長により、光反応性剤が、局部的な組織における光反応性剤と酸素との光化学反応を引き起こさせる。このことは、局部的な細胞の溶解または壊死を引き起こす(一重項酸素のような)自由ラジカル種を生じさせると考えられている。PDTを使用した動脈疾患を抑制する重要な方策は、例えば、新生内膜の増殖源である血管の平滑筋細胞を除去することにある(非特許文献1参照)。PDTの利点の一つは、特定の組織への光反応性剤の選択的または優先的送出が、治療される選択された組織にのみ可能である標的技法という点にある。動脈損傷領域における光反応性剤の優先的限局化は、光反応性剤が動脈壁の健康な部分に送出されることがほとんどないか全くない状態で、従って、動脈組織の極めて特定のPDT切除を可能とし得る。
PDT用光送出システムは、その技術分野において知られている。レーザーのような光源から治療部位への光の送出は、典型的には、それに固定された光拡散用チップを有する単一の光ファイバー送出システムの使用により達成されてきた。代表的な従来装置は、また、単一の光ファイバー円柱状拡散器、球形拡散器、マイクロレンズ・システム、有線の円柱状拡散マルチ光ファイバー・カテーテル(over-the-wire cylindrical diffusing multi-optical fiber catheter)、及び光拡散光ファイバーガイドワイヤーを含んでいる。そのような従来のPDT照明システムは、治療部位への光の送出のための光ファイバーに連結され、遠隔に配置されている高出力のレーザーまたは固体レーザー・ダイオード・アレーを概ね使用する。レーザー光源を使用することの不利な点は、比較的高額の資本コスト、比較的大きな寸法、複雑な操作手順、及び高出力でレーザーを動作させる場合に対処されなければならない安全性の問題を含んでいる。従って、レーザーを含まない、及び離れた位置ではなく治療部位で光を発生する光発生システムに対する本質的な要求がある。PDTの血管への用途に関しては、最低限の断面、高度の柔軟性、及びガイドワイヤー導入システムへの適合性を有する光発生装置を提供することが要望され、それで、光発生装置が血管の内腔を通って治療部位に容易に送出され得る。また、そのような装置は、治療部位に一様に光を送出する。
PDTの血管への用途に関しては、血管内で容易に位置決めされ、血液のような光吸収物質が標的組織と装置との間の光路に配置されることを妨げるように構成されている光発生装置を提供することがさらに望ましい。典型的には、バルーンが膨らんだとき、血管の直径に一致する、膨張式バルーンカテーテルが、血管内で装置を位置決めするために使用される。また、そのような装置は、血液の流れを遮断し、光路が、塞いでいる血液を取り除いたままにできることが望ましい。
"Lasers in Surgery and Medicine"、ナガエ等、28:381−388、2001年
しかしながら、バルーンカテーテルは、光発生装置とともに使用される場合、光発生装置から発せられる熱が通常、バルーンに使用されるいくつかのポリマー物質を損傷させる。そのバルーンカテーテルのさらなる欠点は、そのバルーンが膨張した場合、血管に損傷を与える虞がある点にある。そのバルーンは、大きさを増し、光発生装置の全外径を増大させ、柔軟性を低下させ、堅い狭窄症の病巣、または曲がりくねった血管または内腔における病巣を治療する場合、不利益をもたらす。さらに、ある範囲の血管の直径、血管内の病巣長さについて治療するためには、多くのバルーンサイズが必要とされる。従って、脈管系において使用可能であり、血管内でそれ自体を位置決めし、バルーンを使用することなく、血流を遮断できる機能を有する光発生装置を提供することが要望される。
本発明は、PDTを施すために脈管の一部に光を当てるための光発生装置を包含する。各実施例は、身体の内腔、脈管系、または他の身体の内腔内に位置決めされるようにした一個以上の光源を含む。「光源列」という用語は、特に本発明の好ましい実施例が、放射状あるいは一直線の形で配される多数の光源を含むのでこの中でしばしば用いられるが、本発明の範囲内において単一の光源も使用可能であることを了解されるべきである。複数の光源を使用することにより、光が当てられる治療領域を大きくできる。以下に詳細に述べるように、他の形式の光源も使用可能とされるが、発光ダイオード(LED)は、特に光源として好ましい。不適切な波長または周波数帯域の光は光反応剤による所望の反応を引き起さないので使用される光源は、装置が使用することを意図される光反応剤の特性に基づいて選択される。光源列は、2つ以上の波長をもたらし、または周波数帯域を有効に含む光を作る光源を含む。一直線の光源列は、内腔内の組織の細長い部分を治療するために特に有効である。また、本発明において使用される光源列は、任意に、好ましい方向に光の透過を強める反射用素子を含み得る。この中で説明される各実施例は、有益となるように、血流を遮断し、その装置を血管内に位置決めされるために拡張可能な部材を含み得る。
本発明の光発生装置の重要な側面は、装置の末端が身体の内腔に位置決め可能とされ、バルーンのような膨張可能な部材を使用することなく、装置が導入される身体の内腔から体液を遮断あるいは押しのけることができる要素を含む点にある。血液のような体液を押しのけまたは遮断することは、そのような体液の存在(特に、血液の存在)が目標部分(内腔の壁における病巣全体)に対する光の透過(その装置に関連した光源から)をおそらく妨げそうなので重要である。光が治療領域に到達できない場合、その治療が実行されないだろう。従って、本発明の一つの形態は、光発生装置について述べられており、その光発生装置は、少なくとも一つの穴を形成する細長い可撓体と、細長い可撓体の末端に配される光源列と、装置が身体の内腔内に位置決めされる場合、光源列に隣接する体液の量を減少させ、それにより、体液により吸収される光源列により発生された光を減少させ、身体の内腔の壁に到達する光源列により発生された光を増大させる手段と、を有する。従来技術とは異なり、本発明においては、膨張可能な部材がこの機能を実行するために使用されない。
一つの実施例においては、その手段は、さもなければ光源列により発生した光を吸収する虞がある体液を押しのけるように洗浄用流体を身体の内腔に導くようにした洗浄用穴を含む。
他の実施例においては、その手段は、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で移動可能とされるセンタリングメンバーを含み、第1の位置は細長い可撓体に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、第2の位置は、可撓体から身体の内腔の壁まで全体が延在するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、その結果、センタリングメンバーが実質的に身体の内腔内にその装置の末端を位置決めするとともに、身体の内腔内の体液の流れを実質的に遮断する。
そのセンタリングメンバーは、好ましくは、温度変化に応じて第1の位置から第2の位置まで移動する形状記憶物質を含む。その光源列は、形状記憶物質の温度を変化させるために必要とされる熱をもたらすことができ、また、加熱用要素が、必要とされる熱をもたらすために含み得る。体液の流れを遮断する必要がなく、身体の内腔に装置の端部を位置決めすることだけが必要とされる場合、そのセンタリングメンバーは、通気性のある形状記憶物質に取り替え可能である。その結果、その形状記憶物質が配置される場合、その装置が内腔に位置決めされ、血液のような体液がその形状記憶物質をやはり流れ去るだろう。
一つの実施例において、外装は、細長い可撓体の内側の部材に対し移動可能である。そのセンタリングメンバーは、その外装を内側の部材に対して移動することにより第1の位置と第2の位置との間に移動される。この実施例において、そのセンタリングメンバーは、好ましくは、内側の部材および外装双方に結合されるポリマーで被覆されたメッシュを含む。センタリングメンバーは、外装がその装置の末端に向けて前進されるとき、配置される。他の実施例において、そのセンタリングメンバーは、その配置されない位置で、内側の部材と外装との間に配置される形状記憶物質を含む。センタリングメンバーを配置するために、その外装がその装置の末端に対し引き込まれ、従って、センタリングメンバーをむき出し、その外装によりセンタリングメンバーがもはや保持されず、その配置された形状に復活する。
本発明の他の形態は、ガイドワイヤー用穴および洗浄用穴を含む多孔型カテーテルについて述べられている。身体の内腔に導入されたならば、そのガイドワイヤーは、取り外され、発光アレイは、ガイドワイヤー用穴を介して導入される。その洗浄用穴は、その発光アレイが身体の内腔壁を照らす間、体液を移動させる。光拡散チップは、任意にその装置の末端に付加される。上述のものと一致したセンタリングメンバーは、その装置の実施例に有益となるように含まれ得る。
本発明のさらに他の形態は、少なくとも一つの穴を形成する細長い可撓体と、細長い可撓体の末端に配される光源列とを有している光発生装置、および、第1の位置において内腔内の体液の流れを実質的に遮断することなく、第2の位置において内腔内の体液の流れを実質的に遮断する選択的に活性化可能なセンタリングメンバーの様々な実施例について述べられている。そのセンタリングメンバーは、光源列を通過する体液の流れが減少され、それにより、光を不所望に妨害即ち吸収する体液の量を減少させるように配置される。光が、そのように妨害されまたは吸収され、内腔の壁における病巣に到達可能な光量を減らす。また、そのセンタリングメンバーは、身体の内腔内に光発生装置の末端を位置決めするように機能する。これらの各実施例は、膨張可能な部材と区別される構造を使用して遮断および位置決め機能を達成する。そのセンタリングメンバーは、上述の実施例の一つと概ね一致する。この中で説明されるセンタリングメンバーは、体液の流れを実際に遮断するために十分に堅固であることが好ましいが、体液の流れの遮断が要求されず、位置決めだけが必要ならば、センタリングメンバーは、ほとんど体液の遮断がないように十分に多孔質であるように構成され得る。
上述の実施例は、好ましくは、血管内に導かれる装置よりも前にある目標領域に導かれる光反応剤とともに使用される。しかしながら、必要ならば、その装置は、任意に目標領域に光反応剤を送出するための穴を含み得る。そのような実施例は、目標組織に対する光反応剤の摂取が比較的速い場合、特に有益であろう。その結果、その装置は、光反応剤が分配され目標組織により吸収される間、長期間、血管内に留まる必要がない。
本発明における上述の形態および多くの結果として伴う利点は、添付図面とともに、以下の詳細な説明を参照することにより理解されるのでより容易く了解されることになるだろう。
別段の定義がなされない限り、それ以降のこの中および請求の範囲で使用される各技術的および科学的な用語は、この発明が関連する技術分野の当業者により理解されるように
その用語の意味に整合する形で解釈されるように意図されると了解されるべきである。図面およびすべての特許の開示、この中で言及される出版物は、ここに、特に参照により本願の一部を構成する。この中で、二つ以上の定義が設けられるとき、その明示的に定義される定義が支配する。
身体の内腔内にその装置を位置決めでき、任意に実質上その装置の末端を通り過ぎる体液の流れを妨げる様々な実施例の光発生装置、および、血管、または他の身体の内腔(即ち、PDT(光ダイナミック療法)を施すために)内の光反応性剤の照明および励起の方法がこの中で説明される。本発明によりPDTを施す目的は、診断であり、光反応性剤が蛍光を放つように作られる光の波長および周波数帯が選択され、従って、組織についての情報をもたらし、あるいは、治療であり、治療中、感光された組織に与えられる光の波長または周波数帯により、光反応性剤が、一重項酸素のように、遊離基の化学種をもたらし、溶解即ち破壊した感光された組織をもたらす組織内の光化学的相互作用を受ける。
図1A〜図1Dを参照するに、光発生装置1は、ポリマーまたは金属のような生体適合性のある物質で作られる細長い可撓体4を有する多孔カテーテルを備えて形成される。細長い可撓体4は、末端5と、常時、身体の内腔から外れて配され、細長い可撓体4が操作され得る(特に図1C参照)ように構成される基端6と、ガイドワイヤー用穴4aと、洗浄用穴4bと(穴4aおよび4bについて図1AのA−A線に沿った断面である図1Dを参照)を含んでいる。ガイドワイヤー用穴4aは、細長い可撓体4がガイドワイヤー上を前進可能となるような形状とされ、洗浄用穴4bは、細長い可撓体4の末端5に最も近い身体の内腔内に洗浄用流体を導くことができる形状とされる。光発生装置1を使用するために、ガイドワイヤー2は、動脈70(または他の身体の内腔)に導入され、そのガイドワイヤーが病巣3(または、他の治療部分)に隣接して配されるまで前進される。細長い可撓体4は、末端5が病巣3に隣接するまでガイドワイヤー2上を前進される。図1A〜図1Cに示されるように、細長い可撓体4は、好ましくは、末端5が病巣3の直近位にあるように配される。
図1Bに示されるように、ガイドワイヤー2は、引っ込められ、光発生アレイ10がガイドワイヤー穴4aに導入され、末端5を超えて前進される。その結果、その光発生アレイは、病巣3に隣接して配される。その光発生アレイは、光発生装置1の穴を通じて基端側に延在するリードに電気的に接続される導電線に結合され、外部電源および制御装置(不図示)に結合される1個以上のLED(発光ダイオード)を含んでいる。LEDの代替としては、有機的なLED、スーパールミネセンスダイオード、レーザーダイオード、蛍光光源、白熱光源、発光ポリマーなどのような他の光源が、使用されてもよい。特に示されていないが、細長い可撓体4は、光発生アレイ10のための専用穴を含むことも可能であり、その結果、ガイドワイヤー2は、光発生アレイ10を導くように取り外す必要がない。しかしながら、付加的な穴を含めることは、細長い可撓体の直径を大きくし、比較的小さな直径の身体の内腔に挿入されることを特に意図される装置にとって望ましくない場合がある。
図1Cを参照するに、細長い可撓体4の基端6に、側部の入口用ポート8および9を形成するY型アダプター7が取り付けられる。側部の入口用ポート8により、洗浄用流体11が洗浄用穴4bに導入可能とされる。洗浄用流体11は、さもなくば光発生アレイ10から発光される光を吸収し得る血液を押しのけるように細長い可撓体4の末端5で洗浄用穴4bから出る。従って、吸収された光は、病巣3に到達することが妨げられ、期待する効果をもたらすことが阻まれる。洗浄用流体11は、ヘパリン、および/または、イントラリピッド(Intralipid)、即ち、光学的に透明のような光散乱媒質を含み得る。側部の入口用ポート9により、光発生アレイ10がガイドワイヤー用穴4a内に導入可能とされ、さらに、周辺の光分布が改善されるという理由から光発生用アレイ10が細長い可撓体4内に単独で回転可能とされる。また、細長い可撓体4は、例えば、洗浄用穴4b、または、他の専用穴(不図示)を通じて光増感剤を送出するために使用され得る。図3A〜図5Cに関連して以下に説明される実施例は、身体の内腔において使用する光発生装置の末端がその身体の内腔内に位置決め可能とされるセンタリングメンバーを開示していることに留意すべきである。必要ならば、そのようなセンタリングメンバーは、センタリングメンバーが実質上、身体の内腔において体液の流れを遮断するように実質上通気性のない物質を使って実施可能とされる。そのようなセンタリングメンバーは、必要ならば、有益となるように光発生装置1に組み込まれ得ることは了解される。
図2は、光発生装置20を概略的に示し、その光関連素子は、個別の素子とは対照的に、その装置に一体化される。再び、光発生装置20は、ポリマーまたは金属のような適切な生体適合性のある物質で作られる細長い可撓体24を有する多孔型カテーテルとして形成される。また、細長い可撓体24は、概ね上述したように洗浄用穴およびガイドワイヤー用穴を含む。光拡散用チップ26が細長い可撓体24の末端28と一体化されている。光発生アレイ30は、概ね上述したように細長い可撓体24内を通っているが、細長い可撓体(図1Bおよび図1Cにおける光発生アレイのように)を超えて延在する代わりに、光発生アレイ30が光拡散用チップ26内で位置決めされている。加圧洗浄液31は、末端28に配された複数のポート25を介して細長い可撓体24の洗浄用穴から出る。洗浄用流体31は、動脈70内の光発生装置30に隣接する血液を押しのけ、それにより、吸収される光の割合を減らし、病巣3に到達する光量を増大させる。またしても、必要ならば、以下に詳細に説明されるセンタリングメンバーは、必要ならば、有益となるように光発生装置20に組み込み可能とされる。
図3A〜図3E、図4A〜4B、および図5A〜5Cは、それぞれ、その装置の末端に配されるセンタリングメンバーにおける様々な実施例を含む光発生装置の実施例に関し、
第1の位置において、光発生装置に実質的に一致し、第2の位置において、外方に延在し光発生装置から離れ、装置が配置される身体の内腔の壁に相対する。それにより、身体の内腔に装置の末端を実質的に位置決めする。後述のセンタリングメンバーは、体液の流れを実際に遮断するように実質的に堅固になることが好ましいが、位置決めだけが必要ならば(体液の流れを遮断することなく)、下記の各センタリングメンバーは、体液がそのセンタリングメンバーを流れ去ることができるように十分に透過性のある構成とされ得る。従って、本発明は、また、遮断することなく、位置決めだけのために図3A〜3E,図4A〜4B、および図5A〜5Cに関連して開示される各センタリングメンバーを使用することを包含するものと了解される。位置決めおよび遮断の双方が達成されるようにそのセンタリングメンバーが実質的に通気性のない物質を使って実施される場合、それから、そのセンタリングメンバーが第1の位置にあるとき、そのセンタリングメンバーは、実質的に内腔の体液の流れを実質的に遮断しない。また、第2の位置にあるとき、そのセンタリングメンバーは、内腔における体液の流れを実質的に遮断する。好ましくは、通気性のないセンタリングメンバーは、光発生素子の直前または通過した体液の流れが減少するように配置される。それにより、不所望な妨害、即ち、光を吸収する体液の量を低減する。体液により妨害される光は、内腔の壁における病巣に到達できない。本発明の各実施例は、可膨張性部材、即ち、バルーンとは明らかに異なる構造を使用してそのような位置決めおよび遮断(必要ならば)を達成する。
図3A〜図3Eの実施例を参照するに、センタリングメンバーは、形状記憶物質を使用して実施され、温度変化、概ね、温度上昇(即ち、その転移温度以上に形状記憶物質の温度を上昇させる加熱、即ち、熱エネルギーの入力)に応じて第1の位置と第2の位置との間を移動する。また、図3Aにおいて、光発生装置33は、細長い可撓体を有する多孔型カテーテルとして形成され、動脈70内に導入され、上述したように、ガイドワイヤー2上を病巣3に対し前進される。その細長い可撓体は、ポリマーまたは金属のような適切な生体適合性のある物質で作られ、基端軸37および末端軸38を含む。光発生アレイ39は、末端軸38と一体化される。上述したように、光発生アレイ39は、その光発生装置の穴を通じて基端側に延在するリードに電気的に接続される導電線に結合され、電源および制御装置(不図示)に結合される1個以上のLEDを含む。LEDの代替として、他の光源が上述したように使用されてもよい。
センタリングメンバー40は、光発生アレイ39に近接して配され、形状記憶物質で作られる。好ましくは、形状記憶物質は、ポリマーである。そのような形状記憶物質は、その技術において知られており、この中で詳細に説明される必要がない。上述したように、センタリングメンバー40は、センタリングメンバー40が光発生装置33の末端を位置決めすると共に、光発生装置33が導入される内腔における血流を実質的に遮断するように、実質的に通気性がない。なお、血管内の血流が自然にその装置のもっと基端側部分からもっと末端側部分に向けて移動した場合、センタリングメンバー40を光発生アレイ39に近接させて位置決めすることが適切であることは留意されるべきである。もし、血流が反対方向の場合、センタリングメンバー40を、光発生アレイ39よりも遠い位置に位置決めすることが適切である。勿論、センタリングメンバー40が血流を遮断するように意図されていない場合、それから、センタリングメンバー40がただ単に光発生装置33の末端に配置される必要がある。光発生装置33は、ガイドワイヤー2上を病巣3に対して前進される間、センタリングメンバー40は、配置されない。即ち、配置されない場合、センタリングメンバー40は、全体として光発生装置33と一致しており、従って、センタリングメンバー40が動脈70(光発生装置33自体により課せられる妨害が及ばない)内の血流を実質的に妨げない。光発生装置33が病巣3に隣接して位置決めされる場合、センタリングメンバー40は、配置され、その結果、センタリングメンバー40が動脈70の壁に接触するまでセンタリングメンバー40が拡張され、光発生装置33の末端を位置決めし、実質的に体液の流れを遮断する。体液の流れ(即ち、血流)の完全な遮断は、必要とされない。いくらかの漏出は、光発生アレイから病巣への光の透過を妨げる場合があるが、流体による少量の光の吸収は、許容し得る。勿論、より少ない吸収、より小さい光が、PDTを施す間、所望される治療または診断結果をもたらすために必要とされる。センタリングメンバー40を配置するため、熱がセンタリングメンバー40に加えられる。形状記憶ポリマー物質は、ある温度で任意の形状を記憶する。形状の転移温度に到達するために必要とされる熱量は、使用される個別の形状記憶物質(および身体の内腔内の温度)との相関関係である。好ましくは、熱量は、周囲の組織に熱損傷をもたらすように十分に少ないことが必要とされる。図3Aにおいて、センタリングメンバー40は、まだ配置されておらず、センタリングメンバー40の一部が、光発生アレイ39の部分39aに重ね合わさることに留意すべきである。光発生アレイ39への通電が、センタリングメンバー40を加熱し、センタリングメンバーの配置をもたらす。図3Bは、配置された位置でセンタリングメンバー40を示す。センタリングメンバー40が一旦配置されたならば、洗浄液がセンタリングメンバーの末端に導入され、いかなる残留の体液も押しのけ、光発生アレイと処理部分(即ち、病巣3)との間の障害物のない光透過路を維持する。示されるように、センタリングメンバー40は、配置される場合、概ね円錐形である。その技術分野の当業者は、他の形状が実施され得るものであり、センタリングメンバー40の形状は、本発明に関して制限するものではなく、一例であると考えられるということをわかるだろう。
図3Cは、関連する実施例を示し、本実施例においては、光発生アレイではなく、ヒーターがセンタリングメンバーを含む形状記憶物質の温度を変化させるために使用される。
図3Cにおいて、光発生装置33aが示される。センタリングメンバー40aは、光発生アレイ39とセンタリングメンバー40aとが重なり合うことが必要とされないけれど、光発生アレイ39の基部に近い位置に配されている。その代わりに、加熱用素子74がセンタリングメンバー40aに隣接して配され、その結果、加熱用素子74へ通電することにより、センタリングメンバー40aの配置がもたらされる。電気的なリード72が加熱用素子74を外部電源に結合する。好ましくは、加熱用素子74は、他の形式の加熱用素子が使用され得るが、ニクロム線のような抵抗型加熱用素子である。最も好ましくは、加熱用素子は、そのセンタリングメンバーに組み込まれる。例えば、加熱用素子は、センタリングメンバーの内側に一体化されたニクロムの網(mesh)として構成可能とされる。その結果、熱が、そのセンタリングメンバーに連続してもたらされ、その配置された形状を維持するように要求される温度で、その形状記憶物質を維持する。
図3Dは、形状記憶物質で作られたセンタリングメンバー40bのさらに他の実施例を示す。図3Dにおいて、光発生装置33bが示されている。センタリングメンバー40bは、光発生装置33bの外周の回りに配される複数のフラップを含んでいる。その複数のフラップは、センタリングメンバー40bが配置される場合、実質的に光発生装置を通過したすべての体液の流れが遮断されるように、十分にすぐそばに間隔をおいて配置可能とされる。しかしながら、もし、動脈70内の光発生装置33bの末端を位置決めするだけのためにその形状記憶物質のフラップを使用することが要望されるなら、体液の流れを遮断する必要がなく、その複数のフラップは、さらに遠い間隔をおいて配置可能とされる。
図3Eは、図3AのB−B線に沿った光発生装置33の断面図であり、光発生装置33は、機能が上記で詳細に説明されているガイドワイヤー用穴35および洗浄用穴36を含むということを示す。また、光発生アレイ39(もし、使用されるならば、図3Cにおける加熱用素子74)に通電するために使用される電気的なリード76を運ぶ電気用穴78が含まれている。
図4A〜図4B、および、図5A〜5Cは、それぞれ、光発生装置の実施例に関する。
その実施例において、そのセンタリングメンバーは、実質的に固定位置において光発生装置の内側の部材を保持しながら光発生装置の外装を移動することにより第1の位置と第2の位置との間を移動される。再び、これらの実施例におけるセンタリングメンバーは、また、センタリングメンバーが目標の病巣に対する光の送出の妨げとなる虞がある体液の流れを実質的に遮断するように好ましくは、実質的に通気性のない物質を使って実施される。遮断ではなく位置決めが要求される場合、それから、センタリングメンバーが多孔質の物質を使用して実施可能とされる。
図4Aを参照するに、センタリングメンバー45を含む光発生装置42が概略的に示されている。再び、光発生装置42は、ポリマーまたは金属のような適切な生体適合性のある物質で作られる細長い可撓体を有する多孔型カテーテルを用いている。光発生装置42は、基端軸46および末端軸47を有している。光発生アレイ48は、末端軸47に一体に含まれている。再び、光発生アレイ48は、好ましくは、光発生装置42の穴を通じて基端側に延在するリードに電気的に接続される導電線に結合され、外部電源および制御装置(不図示)に結合される1個以上のLEDを含む。LEDの代替として、上述したように、他の光源が使用されてもよい。末端軸47は、洗浄用流体が光発生装置42が配置される身体の内腔に導入可能とされるように、洗浄用穴(単独に示されないが、上記に詳細に説明されている)に流体連通し結合される複数のポート49を含む。ポート49は、以下により詳細に説明されるセンタリングメンバー45の末端に配される。上述のように、光発生装置42は、体液(例えば、血液)が装置の基端部からより末端部に向けて流れる身体の内腔に使用されることを意図される。体液が反対方向に流れる場合、ポート49は、センタリングメンバー45の基端に配される。再び、遮断ではなく位置決めだけが要望されるならば、それから、センタリングメンバー45は、単純に光発生装置42の末端に配される必要がある。
また、光発生装置42は、外装44および内装43を含む。センタリングメンバー45は、好ましくは、メッシュが配置される場合、体液の流れを実質的に遮断する柔軟なメッシュを含む。そのメッシュは、外装44および内装43の双方に取り付けられている。ポリウレタンまたは同様なポリマーで被覆されたメッシュは、特に、センタリングメンバーにとって好ましい。センタリングメンバー45は、外装の末端で外装44に取り付けられ、ポート49(およびその基端)に隣接して内装43に取り付けられる。外装44は、内装43から独立して移動可能とされ、また、図4Aにおいては、センタリングメンバー45は、第1の位置(流れを遮断することなく、全体的に装置に一致している)に示されている。センタリングメンバー45を配置するために外装44は、内装が実質的に所定位置に固定されながら徐々に前進され、センタリングメンバー45が外方に移動し光発生装置42から離れる。光発生装置42は、動脈のような身体の内腔に配される場合、外装44が、そのセンタリングメンバーが動脈の壁に接触するまで前進され、従って、光発生装置42の末端を位置決めする。また、実質的に動脈内の血流を遮断する。上述したように、体液の流れを遮断することなく、光発生装置42の末端部を位置決めすることが要望されるならば、それから、センタリングメンバーのメッシュは、そのメッシュが実質的に体液の流れを遮断するのではなく、身体の内腔内に光発生装置42の末端を位置決めだけするようにポリマーで被覆されなくてもよい。
図4Bは、動脈70内で使用される光発生装置42を概略的に示す。上述したように、ガイドワイヤー2が挿入され、病巣3に対し前進される。光発生装置42は、ガイドワイヤー2上を前進され、病巣3(および、その概ね基端部)に隣接して配される。外装44は、末端側に前進され、センタリングメンバー45が配置し動脈70の壁に係合するように十分に離れ、そして、実質的にセンタリングメンバー45の末端で血流を遮断する。洗浄用流体31a(生理的食塩水、ヘパリン、および/または、イントラリピッドのような散乱媒質)がポート49を介して動脈70に導入され、光発生アレイ48に隣接したいずれの残留血液も押しのける。光線治療が施され、PDTをもたらした後、センタリングメンバー45が実質的に光発生装置42に一致するまで外装44を引っ込めることにより、センタリングメンバー45が元の扁平な状態に戻される。
図5Aおよび図5Bは、内装が所定位置に実質的に固定されたままの状態で、外装を移動させることにより配置されるセンタリングメンバーを含める光発生装置におけるさらに他の一例を示す。図4A,図4B,図5A,および図5Bにおける外装は、その内装から独立して移動可能とされるが、外装の移動がある少しの移動を内装に与えることがないように完全にすることが可能であるとはいえない場合がある。従って、実質的に所定位置に固定されるとき、内装に関して、その内装は少量移動するが、移動の大部分は、外装の位置における変化によるものであるということを示すものと了解されるべきである。再び、そのような実施例におけるセンタリングメンバーは、好ましくは、位置決めおよび遮断双方が達成されるように実質的に通気性のない物質を使用して実施される。しかし、位置決めだけ(遮断することなく)が要望される場合、それから、センタリングメンバーは、実質的に多孔質の物質を使用して実施可能とされる。
図5Aを参照するに、光発生アレイ50が、示されており、基端軸52および末端軸53を有している。上述の光発生装置と実質的に類似した光発生装置54は、末端軸53と一体とされ、センタリングメンバー55が末端軸53に結合されている。センタリングメンバー55は、好ましくは、形状記憶物質で作られ、薄い高分子で被覆されたメッシュアンブレラを含む。センタリングメンバー55は、上述したように、第1の位置(実質的に遮断しない)と第2の位置(実質的に遮断)に対応して二つの状態、圧縮状態55a,および、配置状態55bをとる。また、光発生装置50は、外装51および内側本体50aを含む。外装51は、内側本体50aに対して移動可能とされる。PDA治療を施すために光発生装置50が身体の内腔に導入される以前に、センタリングメンバー55が図5Aに示されるように、圧縮状態55aにある。この圧縮状態において、外装51は、センタリングメンバー55を覆い、センタリングメンバー55を圧縮のままでいるように合わさる。センタリングメンバー55を配置するために、外装51は、徐々に引っ込められ、メッシュを含む形状記憶物質が図5Bに示されるように、配置された状態55bに戻すことが可能である。光が送出される以前、センタリングメンバー55の末端側の血液は、上述したように、洗浄用穴を通じて洗浄用流体を送出することにより、治療部位から洗い流される。
図5Cは、図5BのC−C線に沿った光発生装置50の断面図であり、光発生装置50はガイドワイヤー用穴35aおよび洗浄用穴36aを含むことを示している。これらの部品の機能は、上記に詳細に説明されている。また、外装51および内側本体50aが示されている。
本発明は、好ましい実施形式および変更に関連して説明されたが、その技術分野の当業者は、多くの他の変更が以下の請求の範囲内で本発明についてなされ得るということを了解するだろう。従って、本発明の範囲は、決して上述の説明により制限されることを意図するものではなく、以下の請求の範囲を参照することにより全体が判断される。
独占権が請求される本発明は、以下に規定される。
本発明に従う光発生装置の第1実施例を概略的に示す。 本発明に従う光発生装置の第1実施例を概略的に示す。 本発明に従う光発生装置の第1実施例を概略的に示す。 図1A〜図1Cにおける光発生装置の断面図である。 本発明に従う光発生装置の第2実施例を概略的に示す。 形状記憶物質をそれぞれ含む光発生装置の他の実施例を概略的に示す。 形状記憶物質をそれぞれ含む光発生装置の他の実施例を概略的に示す。 形状記憶物質をそれぞれ含む光発生装置の他の実施例を概略的に示す。 形状記憶物質をそれぞれ含む光発生装置の他の実施例を概略的に示す。 図3Aにおける光発生装置の断面図である。 内腔が選択的に遮断され得るように第1の位置と第2の位置との間を移動するセンタリングメンバーを含む光発生装置の実施例を概略的に示す。 内腔が選択的に遮断され得るように第1の位置と第2の位置との間を移動するセンタリングメンバーを含む光発生装置の実施例を概略的に示す。 第1の位置と第2の位置との間を移動するセンタリングメンバーの種々の実施例を含む光発生装置の実施例を概略的に示す。 第1の位置と第2の位置との間を移動するセンタリングメンバーの種々の実施例を含む光発生装置の実施例を概略的に示す。 図5Bの光発生装置の断面図である。

Claims (52)

  1. 身体の内腔の一部に光を当てる装置において、
    (a)基端および末端と、その間に延在する少なくとも一つの内腔とを有する細長い可撓体と、
    (b)前記細長い可撓体の基端に隣接して配される光源列と、
    (c)膨張可能でなく、前記装置が身体の内腔内に位置決めされる場合、前記光源列に隣接する体液の量を減少させ、それにより、前記光源列により発生された光が該体液により吸収されないようにし、該身体の内腔の壁に到達する該光源列により発生された光を増大させる手段と、
    を含む装置。
  2. さらに、外部電源に電気的に結合されるようにした基端と、前記光源列に電気的に結合される末端とを有する電気的な導電線を含み、それにより、該電気的な導電線の基端が外部電源に電気的に結合された場合、該光源列が電流により通電可能である請求項1記載の装置。
  3. 前記光源列は、選択された光反応剤における固有の吸収周波数帯に対応した固有の発光周波数帯を有する光を発する請求項1記載の装置。
  4. 前記光源列は、少なくとも一つの発光ダイオードである請求項1記載の装置。
  5. 前記光源列は、柔軟なシリコンで密閉された導電基板上に実装される請求項1記載の装置。
  6. 前記手段は、さもなければ前記光源列により発生した光を吸収する虞がある体液を押しのけるように洗浄用流体を前記身体の内腔に運ぶようにした洗浄用穴を含む請求項1記載の装置。
  7. 前記洗浄用穴は、前記光源列の基端に配され、身体の内腔で前記洗浄用流体が導入される少なくとも一つの流体ポートを含む請求項6記載の装置。
  8. 前記手段は、さらに、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で移動可能とされるセンタリングメンバーを含み、該第1の位置は前記細長い可撓体に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、該第2の位置は、該センタリングメンバーが身体の内腔内の体液の流れを実質的に遮断し実質的に該身体の内腔内に前記末端を位置決めするように、前記可撓体から該身体の内腔の壁まで全体が延在する前記センタリングメンバーにより特徴付けられる請求項6記載の装置。
  9. 前記手段は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能とされるセンタリングメンバーを含み、該第1の位置は前記細長い可撓体に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、該第2の位置は、該センタリングメンバーが実質的に該身体の内腔内に前記末端を位置決めし、身体の内腔内の体液の流れを実質的に遮断するように、前記可撓体から該身体の内腔の壁まで全体が延在する前記センタリングメンバーにより特徴付けられる請求項1記載の装置。
  10. 前記センタリングメンバーは、該形状記憶物質の温度変化に応じて前記第1の位置から前記第2の位置まで移動する形状記憶物質を含む請求項9記載の装置。
  11. 前記センタリングメンバーは、前記光源列への電圧の印加が、該センタリングメンバーの温度を上昇させるように前記光源列の少なくとも一部に重なり、それにより、センタリングメンバーが、該形状記憶物質により作られる力の結果として前記第2の位置へ移動する請求項10記載の装置。
  12. さらに、前記センタリングメンバーに隣接して配される加熱用素子と、外部電源に電気的に結合されるようにした基端と、該加熱用素子に電気的に結合される末端とを有する導電線と含み、それにより、該導電線が電気的に外部電源に結合される場合、該加熱素子が、電流で通電可能とされ、該加熱用素子により作られた熱により、該センタリングメンバーが前記形状記憶物質により作られた力の結果として前記第2の位置へ移動する請求項10記載の装置。
  13. 前記細長い可撓体は、外装および内側の部材を含み、前記センタリングメンバーは、該内側の部材に対する該外装の移動に応じて前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する請求項9記載の装置。
  14. 前記センタリングメンバーは、前記内側の部材に取り付けられ、該センタリングメンバーが前記第1の位置にある場合、該センタリングメンバーは、前記外装と前記内側の部材との間に配され、該センタリングメンバーが前記第2の位置に到達し、該内側の部材が相対的に静止したままの間、該外装が基端方向に移動される請求項13記載の装置。
  15. 前記センタリングメンバーが前記内側の部材および前記外装に取り付けられ、該センタリングメンバーが前記第2の位置に到達し、該内側の部材が相対的に静止したままの間、該外装が末端側に前進される請求項13記載の装置。
  16. さらに、第1の位置と第2の位置との間を移動可能とされるセンタリングメンバーを含み、該第1の位置は前記細長い可撓体に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、該第2の位置は、該センタリングメンバーが実質的に該身体の内腔内に前記末端を位置決めするように前記可撓体から該身体の内腔の壁まで全体が延在する前記センタリングメンバーにより特徴付けられる請求項1記載の装置。
  17. 身体の内腔の一部に光を当てる装置において、
    (a)基端および末端と、その間に延在する少なくとも一つの内腔とを有する細長い可撓体と、
    (b)前記細長い可撓体の基端に隣接して配される光源列と、
    (c)少なくとも第1の位置と第2の位置との間を移動可能なセンタリングメンバーとを含み、
    該第1の位置は前記細長い可撓体に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、該第2の位置は、該センタリングメンバーが実質的に該身体の内腔内に該可撓体の前記末端を位置決めするように、前記可撓体から該身体の内腔の壁まで全体が延在する前記センタリングメンバーにより特徴付けられ、該センタリングメンバーが加圧流体を該センタリングメンバーに加えることなく、前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動可能とされる装置。
  18. 前記センタリングメンバーは、実質的に通気性がなく、その結果、該センタリングメンバーが前記第2の位置にある場合、身体の内腔の壁に到達する光源列により発生される光の残部を増大させながら、該センタリングメンバーが身体の内腔内の体液の流れを実質的に遮断し、それにより、体液により吸収される前記光源列により発生される光の一部を減少させる請求項17記載の装置。
  19. さらに、外部電源に電気的に結合されるようにした基端と、前記光源列に電気的に結合される末端とを有する電気的な導電線を含み、それにより、該電気的な導電線の基端が外部電源に電気的に結合された場合、該光源列が電流により通電可能である請求項17記載の装置。
  20. 前記光源列は、少なくとも一つの発光ダイオードである請求項17記載の装置。
  21. 前記光源列は、柔軟なシリコンで密閉された導電基板上に実装される請求項17記載の装置。
  22. 前記細長い可撓体は、さもなければ前記光源列により発生した光を吸収する虞がある体液を押しのけるように洗浄用流体を前記身体の内腔に導入するようにした洗浄用穴を含み、該洗浄用穴は、前記光源列の基端に配され、身体の内腔で前記洗浄用流体が導入される少なくとも一つの流体ポートを含む請求項17記載の装置。
  23. 前記センタリングメンバーが形状記憶物質の温度変化に応じて前記第1の位置から前記第2の位置まで移動する力を作り出す形状記憶物質を含む請求項17記載の装置。
  24. 前記センタリングメンバーは、前記光源列への通電が、該センタリングメンバーの温度を上昇させるように前記光源列の少なくとも一部に重なり、それにより、前記形状記憶物質が、該センタリングメンバーを前記第2の位置へ移動させる力を作る請求項23記載の装置。
  25. 前記センタリングメンバーに隣接して配され、該センタリングメンバーを前記第2の位置に移動させるための力を選択的に加えるように、前記形状記憶物質の温度を変化させる熱を作る加熱用素子をさらに含む請求項23記載の装置。
  26. 前記細長い可撓体は、外装および内側の部材を含み、前記センタリングメンバーは、該内側の部材に対する該外装の移動に応じて前記第1の位置と前記第2の位置との間を移動する請求項17記載の装置。
  27. 前記センタリングメンバーが前記第1の位置にある場合、該センタリングメンバーが前記外装および前記内側の部材相互間に配され、該センタリングメンバーを前記第2の位置に移動させる場合、該外装は、該内側の部材が相対的に静止したままで基端方向に移動される請求項26記載の装置。
  28. 前記センタリングメンバーが前記内側の部材および前記外装に取り付けられ、該センタリングメンバーを前記第2の位置に移動させる場合、該内側の部材が相対的に静止したままで該外装は、末端側に前進される請求項26記載の装置。
  29. 身体の内腔の一部に光を当てるシステムにおいて、
    (a)基端および末端を有する細長い可撓体と、複数の穴と、を含む内腔内の装置であって、該複数の穴が少なくともガイドワイヤー用穴、洗浄用穴、作業用穴を含む内腔内の装置と、
    (b)前記内腔内の装置がガイドワイヤー上を前進可能とされるように身体の内腔に挿入されるようにしたガイドワイヤーと、
    (c)生体的適合性のある光透過性の物質で密閉され、前記内腔内の装置の末端に前記作業用穴を通じて前進されるように構成される光源素子であって、該光源素子が少なくとも一つの光源を含む末端および基端を有し、外部電源に接続されるようにした導電線に結合され、電流により通電可能とされ、光ダイナミック療法を施すために選択された固有の発光周波数帯を有する光を発光する光源素子と、
    を含むシステム。
  30. 前記ガイドワイヤー用穴および作業用穴は、共通の穴を含み、その結果、前記ガイドワイヤーが、共通の穴から取り外され、前記光源素子が該共通の穴を通じて末端側に移動可能とされる請求項29記載のシステム。
  31. 前記末端は、光拡散用チップを含む請求項29記載のシステム。
  32. 前記内腔内の装置は、さらに、少なくとも第1の位置と第2の位置との間で移動可能とされるセンタリングメンバーを含み、該第1の位置は該内腔内の装置に全体が一致するセンタリングメンバーにより特徴付けられ、該第2の位置は、該内腔内の装置から該身体の内腔の壁まで全体が延在する前記センタリングメンバーにより特徴付けられ、その結果、該センタリングメンバーが実質的に該身体の内腔内に前記内腔内の装置の末端を位置決めする請求項29記載のシステム。
  33. 前記センタリングメンバーは、実質的に通気性がなく、その結果、該センタリングメンバーが前記第2の位置にある場合、身体の内腔の壁に到達する光源列により発生される光の残部を増大させながら、該センタリングメンバーが身体の内腔内の体液の流れを実質的に遮断し、それにより、体液により吸収される前記光源列により発生される光の一部を減少させる請求項32記載の装置。
  34. (a)固有の吸収周波数帯を有する光反応剤を患者の目標脈管組織に施し、
    (b)前記光反応剤の固有の吸収周波数帯に対応した固有の発光周波数帯を有する光源が目標脈管組織に隣接して配されるまで前記患者の脈管系を通じて脈管の照明装置を前進させ、
    (c)(i)膨張可能な部材を使用することなく前記光源に隣接し、前記光源からの発光される光の少なくとも一部を吸収する体液の量を減少させる工程と、
    (ii)加圧流体を使用することなく達成され、前記脈管の照明装置が前進される身体の内腔内に前記脈管の照明装置の末端を実質的に位置決めする工程と、のうち少なくとも一つの工程を実行し、
    (d)前記光源に通電し、光を前記目標脈管組織に施し、治療効果および診断状態のうち少なくとも一つをもたらす脈管組織に対し光ダイナミック療法を施す方法。
  35. 前記光源に隣接した体液の量を低減する工程は、洗浄用流体を前記光源に概ね隣接した脈管系に導入する工程を含み、その結果、該光源からの光を実質的に透過させる該洗浄用流体が実質的に該光源に隣接した該体液を押しのける請求項34記載の方法。
  36. 前記光源に隣接した体液の量を減少させる工程は、該光源に隣接した体液の流れを実質的に遮断する工程をさらに含む請求項35記載の方法。
  37. 前記光源に隣接した体液の量を減少させる工程は、該光源に隣接した体液の流れを実質的に遮断する工程をさらに含む請求項34記載の方法。
  38. 前記光源に隣接した体液の流れを実質的に遮断する工程は、該体液の流れを実質的に遮断するようにセンタリングメンバーを移動させる力を作るために形状記憶物質を使用する工程を含み、該センタリングメンバーは、該形状記憶物質により作られる力に応じて体液の流れが実質的に遮断されない第1の位置から該形状記憶物質の温度変化に応じて該体液の流れが実質的に遮断される第2の位置に移動される請求項37記載の方法。
  39. 前記形状記憶物質の温度は、熱を該形状記憶物質に加えることにより変更される請求項38記載の方法。
  40. 前記熱を前記形状記憶物質に加える工程は、前記光源により作りだされる熱を使用する工程を含む請求項39記載の方法。
  41. 前記熱を前記形状記憶物質に加える工程は、熱を作るように該形状記憶物質に隣接して配される加熱用素子に通電する工程を含む請求項39記載の方法。
  42. 前記光源に隣接した体液の流れを実質的に遮断する工程は、前記脈管の照明装置の第2の部分を所定位置に実質的に固定しながら該脈管の照明装置の第1の部分を移動させる工程を含み、センタリングメンバーは、該流れが実質的に遮断されない第1の位置から該流れが実質的に遮断される第2の位置に移動する請求項37記載の方法。
  43. 前記脈管の照明装置の第1の部分を移動させる工程は、前記センタリングメンバーが実質的に前記脈管系の壁に接触するまで該脈管の照明装置の第1の部分をさらに該脈管系に対して前進させる工程を含む請求項42記載の方法。
  44. 前記脈管の照明装置の第2の部分を所定位置に実質的に固定しながら該脈管の照明装置の第1の部分を移動させる工程は、前記センタリングメンバーが実質的に該脈管系の壁に接触するまで該脈管系から該脈管の照明装置の第1の部分を徐々に引っ込める工程を含む請求項42記載の方法。
  45. さらに、前記光源に概ね隣接する前記脈管系内に洗浄用流体を導入する工程を含み、その結果、洗浄用流体が実質的に該光源に隣接して残存する如何なる体液も実質的に押しのける請求項37記載の方法。
  46. 前記脈管の照明装置の末端を実質的に位置決めする工程は、前記センタリングメンバーを、該センタリングメンバーが実質的に該脈管の照明装置に一致する第1の位置から該センタリングメンバーが実質的に該脈管系の壁に接触する第2の位置まで移動させる工程を含む請求項34記載の方法。
  47. 前記センタリングメンバーを前記第1の位置から前記第2の位置まで移動させる工程は、前記脈管の照明装置の第2の部分を実質的に所定位置に固定しながら該脈管の照明装置の第1の部分を移動させる工程を含む請求項46記載の方法。
  48. 前記センタリングメンバーが形状記憶物質を含み、該センタリングメンバーを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる工程は、該形状記憶物質を加熱する工程を含み、該形状記憶物質が該センタリングメンバーに力を加える請求項46記載の方法。
  49. (a)固有の吸収周波数帯を有する光反応剤を患者の目標脈管組織に施し、
    (b)前記光反応剤の固有の吸収周波数帯に対応した固有の発光周波数帯を有する光源が目標脈管組織に隣接して配されるまで前記患者の脈管系を通じて脈管の照明装置を前進させ、
    (c)加圧された流体を使用することなく前記脈管の照明装置が前進される身体の内腔内に前記脈管の照明装置の末端を実質的に位置決めし、
    (d)目標脈管組織に光を施すために光源に通電し、治療効果および診断状態のうちの少なくとも一つをもたらす脈管組織に対し光ダイナミック療法を施す方法。
  50. 前記脈管の照明装置の末端を実質的に位置決めする工程は、前記センタリングメンバーを、該センタリングメンバーが実質的に該脈管の照明装置に一致する第1の位置から該センタリングメンバーが実質的に該脈管系の壁に接触する第2の位置まで移動させる工程を含む請求項49記載の方法。
  51. 前記センタリングメンバーが形状記憶物質を含み、該センタリングメンバーを前記第1の位置から前記第2の位置に移動させる工程は、該形状記憶物質を加熱する工程を含み、該形状記憶物質が該センタリングメンバーに力を加える請求項49記載の方法。
  52. 前記センタリングメンバーは、実質的に通気性がなく、該センタリングメンバーを前記第1の位置から前記第2の位置まで移動させる工程は、実質的に前記光源に隣接した前記体液の流れを遮断する請求項49記載の方法。
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