JPH04166168A - アテローム除去装置 - Google Patents

アテローム除去装置

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JPH04166168A
JPH04166168A JP2293391A JP29339190A JPH04166168A JP H04166168 A JPH04166168 A JP H04166168A JP 2293391 A JP2293391 A JP 2293391A JP 29339190 A JP29339190 A JP 29339190A JP H04166168 A JPH04166168 A JP H04166168A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atheroma
catheter
fiber
scatterer
optical fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP2293391A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Sanada
和夫 真田
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
Katsuyuki Seto
克之 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、医療分野、特に血管内部のアテロームを除
去するために使用されるアテローム除去装置に係わり、
近年脚光を浴びつつある光線力学的治療に好適に使用さ
れるものに関する。
〔従来の技術〕
近年、我国においては循環器系の疾患、とりわけ心臓の
周囲の冠状動脈の疾患が急増している。
この冠状動脈の疾患の原因として、血管内にアテローム
が出来、血管内径が減少しあるいは閉塞することが挙げ
られる。
そして従来、このようなアテロームを除去するための手
段として光線力学的治療が行われてきている。光線力学
的治療は、ヘマトポルフィリン誘導体とレーザ光を用い
て行われる。すなわち、ヘマトポルフィリン誘導体を患
者に投与すると、このヘマトポルフィリン誘導体は腫瘍
など患部にのみ滞留する。その後血管内にレーザ照射用
ファイバを備えたカテーテルを挿入し、ヘマトポルフィ
リン誘導体が滞留した部分にレーザ光を照射する。
レーザ光を照射すると、ヘマトポルフィリン誘導体より
酸素ラジカルが生成し、腫瘍等の患部を破壊させること
が出来る。
第6図は従来のアテローム除去法の1例を示す図であっ
て、この方法では血管I内に、レーザ光照射用ファイバ
2を備えたカテーテル3を挿入し、ファイバ2の先端か
らアテローム4に向けてレーザ光5を照射する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながう、従来のアテローム除去方法にあっては、
カテーテル3内に配設したレーザ光照射用ファイバ2の
先端のみからレーザ光5を照射していたためにレーザ光
の照射効率が悪く、レーザ光が照射されない部分が生じ
るおそれがあった。−方、このような光線力学的治療に
おいては、血管内にカテーテルを挿入するため長時間の
照射作業が不可能であり、患部を極めて効率良くレーザ
照射する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、アテロー
ムに対し効率良くレーザ光を照射することのできるアテ
ローム除去装置の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
かかる課題は、カテーテル内の光エネルギー伝送用光フ
ァイバ先端部に、カテーテル先端から突出し先エネルギ
ーを外周面から放射させる散乱部を形成してアテローム
除去装置を構成することにより解消される。
〔作用〕
この発明のアテローム除去装置は、上記構成としたこと
により、カテーテル先端から突出した散乱部の外周面か
ら光エネルギーが放射される。したがって、この散乱部
を血管内のアテロームの直下に位置するようにし、光フ
ァイバに光エネルギーを入射すると、光エネルギーはカ
テーテル先端から突出して設けられた散乱部の外周面か
ら放射され、散乱部の周囲にあるアテロームに光エネル
ギーが効率良く照射される。
〔実施例〕
第1図は、本発明によるアテローム除去装置の一例を示
す図である。このアテローム除去装置IOは、カテーテ
ル3内a内にレーザ光伝送用ファイバ11を設け、この
レーザ光伝送用ファイバ11の先端に、カテーテル10
a先端から突出するように散乱体12を接続した構成に
なっている。
上記カテーテル10aは、軟質の合成樹脂からなるカテ
ーテルチューブ内に上記レーザ光伝送用ファイバ11の
他、イメージファイバ、ライトガイド、バルーン用ルー
メン等が必要に応じて設けられたもので弗る。
カテーテルチューブは、血管内等の体内に挿入して用い
られる医療用器具であるため、フッ素樹脂、ウレタン、
シリコーン樹脂等の生体に対する安全性の高い材料から
形成されている。
上記レーザ光伝送用ファイバ11は、石英系大口系光フ
ァイバなどが好適に使用される。
また上記散乱体12は、レーザ光伝送用ファイバ11の
先端に接続されレーザ光伝送用ファイバ11を伝送する
レーザ光を、外周面から放射するためのものである。こ
の散乱体12としては、第2図に示すように光ファイバ
内に気泡13aを設けた散乱体13や、第3図に示すよ
うに光ファイバの長さ方向に沿って径変動を設けた散乱
体14あるいは第4図に示すように光ファイバにねじり
を加えた散乱体15などが使用される。
これら各種の散乱体の製造方法を説明すると、光ファイ
バ内に気泡を設けた散乱体13は、cvD法により作製
した中実化していないプリフォームをそのままの状態で
紡糸してバイブ状のファイバを得る。次にこのパイプ状
ファイバをマイクロトーチにて長さ方向に不連続に中実
化を行う。気泡を径方向に大きくするには、気泡の部分
を再加熱することにより行う。
また第3図に示した径変動を設けた散乱体14は、コア
・クラッドを有する光ファイバを用意し、この光ファイ
バをマイクロトーチにて局部加熱し、長さ方向に伸縮を
加えこれを繰り返し行うことで径変動を付与する。
また第4図に示したねじれを設けた散乱体15は、光フ
ァイバの一端を固定し、マイクロトーチにて光ファイバ
を加熱しっつ他端を回転させることにより得られる。
これら第2図ないし第4図に示した散乱体13゜14.
15は、レーザ光伝送用ファイバ11先端に直接に融着
接続することが可能である。これらの散乱体13,14
.15は、一端から光エネルギー (レーザ光)が入射
されると、伝送途中で光工ネルギーが側方側に散乱され
、散乱体13,14゜15の外周面から光エネルギーが
放射される。
上述のよう、に構成されたアテローム除去装置10を用
いて血管内のアテロームを除去する操作を第1図を用い
て説明する。まず、予め患者にヘマトポルフィリン誘導
体を投与し、血管I6内のアテローム17にヘマトポル
フィリン誘導体を保持させる。次に血管16内に第1図
に示すカテーテル10aを挿入する。患部にカテーテル
10aを案内するには、カテーテル10a内にイメージ
ファイバとライトガイドを配設し、ライトガイドで光を
照射しつつ、イメージファイバの画像を外部モニターで
観察して、アテローム17の位置にカテーテル10a先
端が位置するように移動させるのが好ましい。またカテ
ーテル先端にX線造影材料を取り付け、外部からX線像
を観察してカテーテルを移動操作することもできる。そ
してアテローム17の直下にカテーテル10a先端から
突出した散乱部12がくるようにカテーテルを移動させ
た後、レーザ光伝送用ファイバ11の後端側に接続され
たレーザ光源よりレーザ光をこのファイバ11に入射す
る。レーザ光は、このファイバ11内を伝送され、散乱
体12内に入り、散乱体12外周面から放射される。ア
テローム17は、散乱体12の外周面からレーザ光を照
射され、アテローム除去内に滞留したヘマトポルフィリ
ン誘導体から酸素ラジカルが生成し、このアテローム部
分(疾患部)を破壊させることができる。
なお、このアテローム除去装置10は、血管内のアテロ
ーム除去に好適に使用される他、消化器管内の腫瘍、特
に長さ方向に沿った腫瘍に対する光線力学的治療におい
ても好適に用いられる。
また上記散乱体12の長さは特に限定されないが、通常
は 10〜40mm程度の長さとされる。
このアテローム除去装flOは、カテーテル10a内に
レーザ光伝送用ファイバ11を設け、このファイバ11
の先端に、伝送されたレーザ光を外周面から放射する散
乱体12を接続して構成したものなので、カテーテル1
0a先端から突出した散乱体12の外周面からレーザ光
を放射する。
したがって、この散乱体12を血管内のアテロームのあ
る疾患部の直下の位置に合わせ、レーザ光伝送用ファイ
/、< 11にレーザ光を入射すると、レーザ光は散乱
体I2の外周面から放射されてアテロームに照射される
ので、レーザ光を光ファイバ先端から照射する場合に比
べ、効率良くレーザ光を照射でき、カテーテルの血管内
への挿入時間を短縮することができる。
また疾患部の直下の位置からレーザ光を照射するので、
レーザ光の有効照射面積を大きくすることができる。
第5図は、本発明によるアテローム除去装置の他の実施
例を示す図である。
このアテローム除去装置18は、カテーテル10a内に
レーザ光伝送用ファイバ11を設け、このファイバ11
の先端に、透明な被覆19を設けた散乱体12を接続し
て構成されている。
この透明な被覆19は、散乱体12の外周面から放射さ
れるレーザ光に対して透過率が高く、軟質な合成樹脂材
料が用いられ、例えば光ファイバのプライマリコートに
使用される紫外線硬化型樹脂などの樹脂が好適に用いら
れる。この透明な被覆19の厚さは限定されず、被覆■
9を形成彎の散乱体!2の外径が光ファイバ東線と同じ
外径としてら良くあるいはカテーテル10aと同じ外径
とすることもできる。
この実施例によるアテローム除去装置18は、散乱体1
2の外面を透明な被覆で覆ったものなので、先の実施例
と同様にレーザ光が散乱体12の外周面から放射し、レ
ーザ光の照射効率を向上させる等先の実施例と同様の効
果が得られる他、被覆19によりガラス製の散乱体!2
が移動中に血管内に直接接触するのを防いで、カテーテ
ルの安全性を高めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のアテローム除去装置は、
カテーテル内に光エネルギー伝送用光ファイバを設け、
このファイバの先端に、カテーテル先端から突出するよ
うに散乱部を形成し、この散乱部の外周面から光エネル
ギーを放射する構成としたので、散乱部をアテロームの
直下の位置に合わせ、光エネルギー伝送用光ファイバに
光エネルギーを入射すると、散乱体の外周面から光エネ
ルギーが放射されてアテロームに照射されるので、光エ
ネルギーを光ファイバ先端から照射する場合に比べ、効
率良く光エネルギーを照射でき、カテーテルの血管内へ
の挿入時間を短縮することができる。
また疾患部の直下の位置から光エネルギーを照射するの
で、光エネルギーの有効照射面積を広げることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアテローム除去装置の一実施例を示
す側面図、第2図は、第1図のアテローム除去装置に使
用される散乱体の第1の例を示す側面図、第3図は、同
散乱体の第2の例を示す側面図、第4図は、同散乱体の
第3の例を示す側面図、第5図は、本発明のアテローム
除去装置の他の実施例を示す側面図、第6図は従来のア
テローム除去装置の例を示す側面図である。 10.18・・・・・・アテローム除去装置10a・・
・・・・カテーテル 11・・・・・・レーザ光伝送用ファイバ12、.13
,14.15・・・・・・散乱体16・・・・・・血管 エフ・・・・・・アテローム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. カテーテル内に少なくとも光エネルギー伝送用光ファイ
    バを備えたアテローム除去装置であって、上記光エネル
    ギー伝送用光ファイバの先端部に、上記カテーテル先端
    から突出し、該光ファイバ内を伝送する光エネルギーを
    外周面から放射させる散乱部を形成したことを特徴とす
    るアテローム除去装置。
JP2293391A 1990-10-30 1990-10-30 アテローム除去装置 Pending JPH04166168A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2293391A JPH04166168A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 アテローム除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP2293391A JPH04166168A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 アテローム除去装置

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JPH04166168A true JPH04166168A (ja) 1992-06-12

Family

ID=17794160

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JP2293391A Pending JPH04166168A (ja) 1990-10-30 1990-10-30 アテローム除去装置

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