JP2021166563A - 光学的治療装置及び光学的治療方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】膀胱内への挿入性を低下させることなく、大きな光量を照射した際の熱の発生を緩和して光を拡散させる機能部の耐久性を向上させた使い勝手に優れた光学的治療装置を提供する。【解決手段】光学的治療装置1は、排液ルーメン31を有する排液カテーテル30と、一端と他端とを有し、排液カテーテル30の排液ルーメン31に挿入及び抜去可能であるシャフト21、シャフト21に設けられたバルーン22、及びバルーン22を膨らませるための液体を注入可能な液体用ポート26を有し、シャフト21に注入用ルーメン24を有するバルーンカテーテル20と、バルーンカテーテル20のシャフト21に設けられた注入用ルーメン24に挿入され、プローブ先端部がバルーン22内に位置決めされ、バルーン22内に液体が注入された状態での光照射部12から所定の波長の光を照射可能な治療用プローブ10と、を具備する。【選択図】図2E

Description

本発明は、治療部位に光を照射して治療を行うための光学的治療装置及びこの光学的治療装置を用いた光学的治療方法に関する。
近年、癌に対する有効な治療法として、光免疫療法(Photoimmuno Therapy:PIT)、光線力学的療法(Photodynamic Therapy:PDT)が知られている。
特許文献1には、細胞表面タンパク質を含む細胞を、治療有効量の1または複数の抗体−IR700分子と接触させるステップであって、該抗体が該細胞表面タンパク質に特異的に結合するステップと、該細胞に660〜740nmの波長で、かつ少なくとも1Jcm−2の線量で照射するステップと、該細胞に照射した約0〜8時間後に該細胞を1または複数の治療剤と接触させ、これにより、該細胞を死滅させるステップと、を含む、細胞を死滅させる方法が示されている。
この方法で処置されうるがんなどの例示的な腫瘍には膀胱がんが含まれる。
膀胱がんに光を照射して治療する場合、光治療プローブを膀胱に導入し、該膀胱を処置に最適な容量に膨張させ、大きな光量を照射する必要がある。そのため、この治療方法においてバルーンカテーテルの使用が想定される。
なお、膀胱等容量が大きな組織全体に必要な光量を照射するため、膀胱に挿入される光治療プローブには光を拡散させる機能部が設けられる。また、光照射時において尿による光量低下を防止するため、カテーテルによる排尿が想定される。
特許6127045号公報
しかしながら、光治療プローブの挿入と排尿とを1本のカテーテルで実現するためにはカテーテルに2つのルーメンが必要になる。ルーメンを2つ有するカテーテルの外径は、ルーメンが1つのカテーテルの外径よりも大きくなって膀胱への挿入性が低下する。また、光を拡散させる機能部を設けた光治療プローブでは、組織全体に大きな光量を照射した際に熱が発生し、その熱によって拡散機能部が破損するおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、膀胱内への挿入性を低下させることなく、大きな光量を照射した際の熱の発生を緩和して光を拡散させる機能部の耐久性を向上させた使い勝手に優れた光学的治療装置及び該治療装置を用いた光学的治療方法を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の光学的治療装置は、排液ルーメンを有する排液カテーテルと、一端と他端とを有し、前記排液カテーテルの排液ルーメンに挿入及び抜去可能であるシャフト、該シャフトの一端部に設けられたバルーン、及び前記シャフトの他端部に設けられ該バルーンを膨らませるための液体を注入可能なポートを有し、前記シャフトに該ポートと当該記バルーンとを連通させる注入用ルーメンを有するバルーンカテーテルと、前記バルーンカテーテルの前記シャフトに設けられた注入用ルーメンに挿入され、プローブ先端部が前記バルーン内に位置決めされ、該バルーン内に前記液体が注入された状態で前記プローブ先端部の拡散機能部から所定の波長の光を照射可能な光照射体と、を具備している。
本発明の一態様の光学的治療方法は、膀胱内の尿を排出可能な排液ルーメンを有する排液カテーテルの先端部を膀胱内に配置するステップと、前記排液カテーテルにより、前記膀胱内の尿を排出するステップと、シャフトの一端部にバルーンを有し、該シャフトの他端部に前記バルーンを膨らませる液体を注入可能なポートを有し、前記ポートと前記バルーンを連通させる注入用ルーメンを有するバルーンカテーテルの当該シャフトを前記排液カテーテルの前記排液ルーメン内に導くステップと、前記バルーンカテーテルの一端部に有する前記バルーンを前記膀胱内に配置するステップと、前記バルーンカテーテルのポートから前記液体を注入し、前記バルーンを前記液体で膨らませるステップと、前記液体が注入されている注入用ルーメン内にファイバプローブを挿入し、該ファイバプローブの先端を前記注入用ルーメンのバルーン用開口近傍に配置するステップと、前記ファイバプローブの光照射部から予め定められた波長の光を前記膀胱に向けて出射するステップと、を有している。
本発明によれば、膀胱内への挿入性を低下させることなく、大きな光量を照射した際の熱の発生を緩和して光を拡散させる機能部の耐久性を向上させた使い勝手に優れた光学的治療装置及び該治療装置を用いた光学的治療方法を実現できる。
光学的治療装置を説明する図 排液カテーテルの先端部を膀胱内に配置するステップ及び尿を排出するステップを説明する図 先端部が膀胱内に配置された排液カテーテルの排液ルーメンにバルーンカテーテルを挿入するステップを説明する図 排液カテーテルの先端面からバルーンを設けたシャフトの先端部分を膀胱内に配置するステップを説明する図 シリンジ内の液体をバルーン内に注入してバルーンと共に膀胱を膨らませるステップを説明する図 ファイバプローブの光照射部をバルーン用開口近傍に配置して光を照射するステップを説明する図。 治療用プローブとバルーンカテーテルとを一体に組み合わせたプローブ・バルーン一体組を説明する図 先端部が膀胱内に配置された排液カテーテルの排液ルーメンにプローブ・バルーン一体組を挿入するステップを説明する図 プローブ・バルーン一体組のバルーンを膀胱内に配置した状態で液体を注入してバルーンを膨張させつつ膀胱を膨らませるステップを説明する図 排液カテーテルの他の構成例を説明する図 他の構成の排液カテーテルとプローブ・バルーン一体組とを一体に組み合わせたプローブ・バルーン・排液カテーテル一体組を説明する図 プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組の排液カテーテルの先端部を膀胱内に配置するステップを説明する図 プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組の排液カテーテルを膀胱内から引き戻して膀胱内にバルーンを配置するステップ及びバルーンを膨張させつつ膀胱を膨らませるステップを説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもある。即ち、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、及び各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1を参照して光学的治療装置を説明する。
図1に示すように光学的治療装置1は、治療用プローブ10と、バルーンカテーテル20と、排液カテーテル30と、を備えている。
治療用プローブ10は、予め定めた外径で細長なファイバプローブ11に光照射部12を備えた光照射体である。光照射部12は光拡散機能部であり、ファイバプローブ11の一端側であるプローブ先端部の側面に設けられている。ファイバプローブ11の他端側であるプローブ基端部は光源装置(不図示)に接続される光源接続部13である。
光源装置から出射される照明光は、光源接続部13に入射し、ファイバプローブ11を伝達されて光照射部12からファイバプローブ中心軸a11に対して放射状(全方位)に出射されるようになっている。
バルーンカテーテル20は、シャフト21と、バルーン22と、兼用ポート23、とを有する。
シャフト21は細長で透光性を有するチューブ体であり、ナイロン製、シリコン製、あるいは、テフロン(登録商標)製である。
シャフト21は、シャフト軸a21に沿った1つのルーメン24を備えている。
シャフト21のルーメン24は、注入用ルーメンである。注入用ルーメン24の内径は、ファイバプローブ11の外径より大きい。したがって、ファイバプローブ11は、シャフト21の注入用ルーメン24内に挿通可能である。
シャフト21の一端側に有する注入用ルーメン24の一方の開口はバルーン用開口24aである。バルーン用開口24a側であるシャフト21の一端部にはバルーン22が設けられている。
バルーン22は、一方に開口を有する透光性を有する袋体である。バルーン22の開口側にはOリング形状のバルーン固定部22aが設けられている。
バルーン固定部22aは、シャフト21の先端側外周面の予め定めた位置に溶着、あるいは、接着によって固設されている。バルーン22は、注入用ルーメン24内に供給されてバルーン用開口24aからバルーン22内に液体が注入されることによって膨張する。
シャフト21の他端側に有する注入用ルーメン24の他方の開口はポート用開口24bである。ポート用開口24b側であるシャフトの他端部には兼用ポート23が固設される。兼用ポート23は、プローブ用ポート25と、液体用ポート26と、の2つを備えている。
プローブ用ポート25は、シャフト21の長手軸であるシャフト軸a21に沿ってシャフト基端部から基端方向に延出している。プローブ用ポート25にはファイバプローブ11が矢印に示すように基端面側の挿入口(不図示)から挿入される。ファイバプローブ11は、プローブ用ポート25内を通過してシャフト21の注入用ルーメン24内に挿入される。
一方、液体用ポート26は、シャフト軸a21に対して予め定めた角度θで交差してプローブ用ポート25の側部から斜めに基端方向に延出している。液体用ポート26は液体注入用のポートであり、例えばシリンジ(不図示)が接続される。この結果、シリンジ内の液体は、液体用ポート26内、注入用ルーメン24内を通過してバルーン用開口24aからバルーン22内に注入される。
符号27aはプローブ挿入部である。プローブ挿入部27aには保持部(不図示)が設けられている。保持部は、バルーン22及び注入用ルーメン24内の液体が外部に漏出することを防止する封止コックの機能と、ファイバプローブ11の注入用ルーメン24内における配置位置を保持する機能とを有している。
符号27bはシリンジ取付部である。シリンジ取付部27bにはシリンジが着脱自在である。シリンジは、シリンジ取付部27bに取り付けた状態に保持されるようになっている。
したがって、バルーンカテーテル20のバルーン22に液体を注入して膨らませた状態において、バルーンカテーテル20内の液体が外部に漏れ出ることが防止されて、バルーン22が膨張状態で保持されるようになっている。
排液カテーテル30は細長なチューブ体であり、ナイロン製、シリコン製、あるいは、テフロン(登録商標)製である。排液カテーテル30は、カテーテル軸a30に沿った1つのルーメン31を備えている。
排液カテーテル30のルーメン31は、排液用ルーメンである。排液ルーメン31の内径は、シャフト21の有効長(図中L21)内の最大外径となるバルーン固定部22aの外径より予め定めた寸法大きく設定してある。したがって、バルーン22を設けたシャフト21は、排液カテーテル30の排液ルーメン31内を通過可能である。
排液ルーメン31の一方の開口32は膀胱内に配置される。他方の開口33側にはバルーンカテーテル挿入部(以下、バルーン挿入部と略記する)34が固設されている。
バルーン挿入部34にはバルーンカテーテル20のバルーン22を設けたシャフト21が挿通可能である。バルーン22を設けたシャフト21のバルーン用開口24a側の端部は、バルーン挿入部34内、排液ルーメン31内、を通過して一方の開口32から排液カテーテル30の先端側の外部に導出されるようになっている。
具体的に、バルーンカテーテル有効長L20は、排液カテーテル30の排液カテーテル有効長L30より予め長く設定してある。L30は、排液カテーテル30の先端からバルーン挿入部34の先端面までの距離である。
なお、L21はシャフト21の有効長であり、シャフト21の先端面からプローブ用ポート25の先端面までの距離である。Lはシャフト先端面21fからバルーン取付部21aまでの距離である。
なお、バルーンカテーテル有効長L20は、
L20=L21−L
で示される。
シャフト有効長L21から距離Lを除いた値である。
また、バルーン挿入部34には排尿パック(不図示)が取付取外し自在である。
バルーン挿入部34には保持部(不図示)が設けられている。保持部は、シャフト21あるいは排尿パックがバルーン挿入部34に配設された状態を保持する機能と、シャフト21あるいは排尿パックがバルーン挿入部34に配設された状態においてルーメン内の液体が外部に漏出することを防止する封止コックの機能と、を有している。
このように、本実施形態においては排液カテーテル30に、2つのルーメンを設けること無く、1つの排液ルーメン31を設けている。排液ルーメン31にはバルーンカテーテル20が備えるバルーン22をバルーン用開口24a側に設けたシャフト21が挿通可能である。
加えて、シャフト21の注入用ルーメン24内には治療用プローブ10のファイバスコープ11が挿通可能である。
したがって、排液カテーテル30の外径を大きくして膀胱内への挿入性が低下する不具合の発生を防止できる。
ここで、光学的治療装置1を用いた光学的治療方法を説明する。
光学的治療装置1を用いて膀胱の光学的治療が開始するに当たって、医療スタッフは、まず、膀胱内の尿を排出するため、図2Aに示すように排液ルーメン31を有する排液カテーテル30の先端部を膀胱2内に配置する。
そして、膀胱内の尿を排液カテーテル30の排液ルーメン31を通過させて排出する。
次に、医療スタッフはバルーンカテーテル20を排液カテーテル30に挿入する。
すなわち、図2Bに示すようにバルーン22を設けたシャフト21のバルーン用開口24a側の端部をバルーン挿入部34の基端面34rに対峙させる。そして、バルーン用開口24a側の端部をバルーン挿入部34に挿入し、排液カテーテル30の排液ルーメン31内に導く。
そして、医療スタッフは、図2Cに示すようにバルーンカテーテル20が備えるプローブ用ポート25の先端面25fを基端面34rに当接させる。すると、排液カテーテル30の先端面30fからシャフト21の先端部分が導出されて膀胱2内にシャフト21に設けられたバルーン22が配置される。
次に、医療スタッフは、例えば蒸留水を貯留したシリンジ3を液体用ポート26のシリンジ取付部27bに取り付ける。そして、シリンジ内の液体の注入を開始する。すると、液体28が液体用ポート26内、注入用ルーメン24内を通過してバルーン22内に注入されていく。この結果、図2Dに示すようにバルーン22が液体28の流入と共に膨張されて膀胱2がバルーン22によって膨らまされた状態になる。
次いで、医療スタッフは、治療用プローブ10のファイバプローブ11の光照射部12側をプローブ用ポート25のプローブ挿入部27aから挿入する。その後、ファイバプローブ11の光照射部12側を注入用ルーメン24内に挿入して図2Eに示すようにファイバプローブ11の先端をシャフト21の先端側の予め定めた位置に配置する。この結果、光照射部12がバルーン用開口24a近傍に配置される。
そして、光源装置から供給される所定の波長の光を光照射部12から膀胱2に向けて出射する。
このように、本実施形態によれば、ファイバスコープ11の光照射部12は、膀胱2を膨らませるバルーン22内に注入された液体28中に浸漬されて、水冷状態である。このため、光照射部12から光を照射した際、注入されている液体28によって熱の発生が緩和されて熱による光照射部12の破損を防止できる。
また、膀胱内の尿を予め排液カテーテル30で排出したことによって、光照射時において尿による光量低下を防止できる。
上述した光学的治療においては、排液カテーテル30の排液ルーメン31にバルーンカテーテル20を挿入し、その後、シャフト21の注入用ルーメン24にファイバスコープ11を挿入している。
しかし、図3Aに示すように治療用プローブ10とバルーンカテーテル20とを一体に組み合わせた上で、これらを図3Bに示すように膀胱内の尿を排尿後に排液カテーテル30の排液ルーメン31内に挿通するようにしてもよい。
つまり、光学的治療装置1を用いて膀胱の光学的治療を開始する前、医療スタッフは、予め、図3Aに示すように治療用プローブ10のファイバプローブ11の光照射部12をバルーンカテーテル20のシャフト21の注入用ルーメン24内に配置しておく。つまり、治療用プローブ10とバルーンカテーテル20とを一体に組み合わせたプローブ・バルーン一体組4を用意しておく。
そして、膀胱の光学的治療を開始する。まず、上述したように医療スタッフは、上述と同様に膀胱内の尿を排出するため排液カテーテル30の先端部を膀胱2内に配置し、膀胱内の尿を排出する。
膀胱内の尿を排出した後、医療スタッフは図3Bに示すようにプローブ・バルーン一体組4を排液カテーテル30の排液ルーメン31に挿入する。
この場合、医療スタッフは図3Cの破線に示すように膀胱2内にバルーン22を配置する。その後、上述したようにバルーン22に液体28を注入して実線に示すようにバルーン22を膨張させつつ膀胱2を膨らませる。
このようにプローブ・バルーン一体組4を予め組み合わせて用意しておくことによって、膀胱2内の尿を排出した後、治療用プローブ10を挿入する手順を省略して治療を速やかに行える。
また、上述した光学的治療装置1において、排液カテーテル30は、カテーテル軸a30に沿った1つのルーメン31を備えている。そして、排液カテーテル30の一方の開口32が膀胱内に配置され、他方の開口33側にはバルーン挿入部が固設されていた。しかし、図4Aに示すように排液カテーテル30Aを構成するようにしてもよい。
図4Aに示す排液カテーテル30Aは、カテーテル軸a30に沿った排液ルーメン31と、図示されていない中心軸がカテーテル軸a30に交差する側孔36と、を備えている。側孔36は、外部と排液ルーメン31とを通じる貫通孔である。側孔36は、周方向に複数、例えば2つ形成されている。
なお、側孔36の数は1つでも良いが複数が好適であり、3つあるいは4つ等であってもよい。
本実施形態において、他方の開口33側にはバルーン挿入部34Aが固設されている。バルーン挿入部34Aには排液口部37が設けられている。
バルーン挿入部34Aにはバルーンカテーテル20のバルーン22を設けたシャフト21が基端面34r側から挿通可能である。排液口部37には排尿パック(不図示)が取付取外しが自在である。
その他の構成は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
排液カテーテル30の代わりに排液カテーテル30Aを備えた光学的治療装置1を用いた光学的治療方法を説明する。
排液カテーテル30Aを備えた光学的治療装置1においては、光学的治療を開始する前、医療スタッフによって、予め、図4Bに示す治療用プローブ10とバルーンカテーテル20と排液カテーテル30Aが一体なプローブ・バルーン・排液カテーテルプローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5を用意しておく。
プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5は、排液カテーテル30Aの排液ルーメン31内にプローブ・バルーン一体組4を配置して構成される。この配置状態において、プローブ・バルーン一体組4の先端は、排液カテーテル30Aの先端と略一致又は僅かに排液カテーテル30Aの先端より基端方向に位置している。
本実施形態において、光学的治療は、図4Cに示すようにプローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5の排液カテーテル30Aの先端部を膀胱2内に配置することで開始される。
プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5は、膀胱2内の尿を排出すること及び治療のため、尿が溜まっている膀胱2内に配置される。すると、膀胱2内の尿は、主に側孔36から排液ルーメン31に侵入し排液口部37から排出される。
膀胱内の尿を排出した後、医療スタッフは、図4Dの破線に示す膀胱2内に位置するプローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5の排液カテーテル30Aを予め定めた量引き戻す。
バルーンカテーテル20に設けられたバルーン22は、基端面34rが先端面25fに当接することによって、排液カテーテル30Aの先端面から露出されて膀胱2内に配置される。
ここで、上述したようにバルーン22に液体28を注入して図4Dの実線に示すようにバルーン22を膨張させつつ膀胱2が膨らませる。
その他の光学的治療方法は上述した実施形態と同様である。
このように、プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組5を予め組み合わせて用意しておくことによって膀胱内の光学的治療をよりスムーズに行える。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…光学的治療装置 2…膀胱 3…シリンジ 4…プローブ・バルーン一体組 10…治療用プローブ 11…ファイバプローブ 12…光照射部 13…光源接続部 20…バルーンカテーテル 21…シャフト 21a…バルーン取付部 21f…シャフト先端面 22…バルーン 22a…バルーン固定部 23…兼用ポート 24…注入用ルーメン 24a…バルーン用開口 24b…ポート用開口 25…プローブ用ポート25f…先端面 26…液体用ポート 27a…プローブ挿入部 27b…シリンジ取付部 28…液体 30…排液カテーテル 31…排液ルーメン 32…一方の開口 33…他方の開口 34…バルーン挿入部 34r…基端面

Claims (12)

  1. 排液用ルーメンを有する排液カテーテルと、
    一端と他端とを有し、前記排液カテーテルの排液ルーメンに挿入及び抜去可能であるシャフト、該シャフトの一端部に設けられたバルーン、及び前記シャフトの他端部に設けられ該バルーンを膨らませるための液体を注入可能なポートを有し、前記シャフトに該ポートと当該バルーンとを連通させる注入用ルーメンを有するバルーンカテーテルと、
    前記バルーンカテーテルの前記シャフトに設けられた前記注入用ルーメンに挿入され、プローブ先端部が前記バルーン内に位置決めされ、該バルーン内に前記液体が注入された状態で前記プローブ先端部の拡散機能部から予め定められた波長の光を照射可能な光照射体と、
    を具備することを特徴とする光学的治療装置。
  2. 前記バルーンカテーテルの有効長は、前記排液カテーテルの有効長よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の光学的治療装置。
  3. 前記排液カテーテルは、該排液カテーテルの排液ルーメンと外部とを通じる当該排液カテーテルの長手軸に交差する貫通孔を備えることを特徴とする請求項2に記載の光学的治療装置。
  4. 前記シャフトの他端部に設けられた前記ポートは、前記液体を注入するための注入用ポートと、前記光照射体を挿抜するためのプローブ用ポートと、を有することを特徴とする請求項1に記載の光学的治療装置。
  5. 前記プローブ用ポートは、前記シャフトの長手軸に沿って基端方向延出して設けられ、
    前記注入用ポートは前記長手軸に対して予め定めた角度で交差して設けられることを特徴とする請求項4に記載の光学的治療装置。
  6. 前記プローブ用ポート及び前記注入用ポートにはそれぞれ前記バルーンカテーテルの注入用ルーメン内に注入された前記液体が外部に漏れ出ることを防止する封止コックの機能を有する保持部を備えることを特徴とする請求項4に記載の光学的治療装置。
  7. 前記プローブ用ポートに設けられた保持部は、前記バルーンカテーテルの注入用ルーメン内に配置された前記光照射体の位置を保持することを特徴とする請求項6に記載の光学的治療装置。
  8. 膀胱内の尿を排出可能な排液ルーメンを有する排液カテーテルの先端部を膀胱内に配置するステップと、
    前記排液カテーテルにより、前記膀胱内の尿を排出するステップと、
    シャフトの一端部にバルーンを有し、該シャフトの他端部に前記バルーンを膨らませる液体を注入可能なポートを有し、前記ポートと前記バルーンを連通させる注入用ルーメンを有するバルーンカテーテルの当該シャフトを前記排液カテーテルの前記排液ルーメン内に導くステップと、
    前記バルーンカテーテルの一端部に有する前記バルーンを前記膀胱内に配置するステップと、
    前記バルーンカテーテルの前記ポートから前記液体を注入し、前記バルーンを前記液体で膨らませるステップと、
    前記液体が注入されている前記注入用ルーメン内に光照射体を挿入し、該光照射体のプローブ先端部を前記注入用ルーメンのバルーン用開口近傍に配置するステップと、
    前記光照射体の光照射部から予め定めた波長の光を前記膀胱に向けて出射するステップと、
    を有することを特徴とする光学的治療方法。
  9. 前記バルーンカテーテルの注入用ルーメン内に光照射体を挿入し、該光照射体の先端を前記注入用ルーメンのバルーン用開口近傍に配置して、前記光照射体と前記バルーンカテーテルとを予め一体に組み合わせるステップを有することを特徴とする請求項8に記載の光学的治療方法。
  10. 膀胱内の尿を排出可能な排液ルーメンを有する排液カテーテルの先端部を膀胱内に配置するステップと、
    前記光照射体と前記バルーンカテーテルとを予め一体に組み合わせたプローブ・バルーン一体組を前記膀胱内の尿を排出した後に前記排液カテーテルの前記排液ルーメン内に導くステップと、
    前記プローブ・バルーン一体組のバルーンカテーテルの一端部に有する前記バルーンを前記膀胱内に配置するステップと、
    前記バルーンカテーテルのポートから前記液体を前記バルーン内に注入して該バルーンを膨らませるステップと、
    前記光照射体の光照射部から予め定めた波長の光を前記膀胱に向けて出射するステップと、
    を有することを特徴とする請求項9に記載の光学的治療方法。
  11. 膀胱内の尿を排出可能な排液ルーメンと該排液ルーメンと外部とに通じる貫通孔とを有する排液カテーテルの基端部に設けられた排液口部を備えるバルーンカテーテル挿入部から当該排液ルーメン内に前記プローブ・バルーン一体組を配置して、前記排液カテーテルと前記光照射体と前記バルーンカテーテルとを予め一体に組み合わせるステップを有することを特徴とする請求項9に記載の光学的治療方法。
  12. 前記排液カテーテルと前記光照射体と前記バルーンカテーテルとを予め一体に組み合わせたプローブ・バルーン・排液カテーテル一体組を膀胱内に配置するステップと、
    前記膀胱内の尿を前記排液カテーテルの側孔、排液ルーメン、及び排液口部から排出するステップと、
    前記プローブ・バルーン・排液カテーテル一体組のうち前記排液カテーテルを前記膀胱内から引き戻して前記バルーンカテーテルの一端部に有する前記バルーンを該膀胱内に配置するステップと、
    前記バルーンカテーテルのポートから前記液体を前記バルーンに注入して該バルーンを膨らませるステップと、
    前記光照射体の光照射部から予め定めた波長の光を前記膀胱に向けて出射するステップと、
    を有することを特徴とする請求項11に記載の光学的治療方法。
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