JP2015072751A - 有機el表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造上の負荷を抑えつつも、光取出し効率を改善することが出来る有機EL表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】有機発光層OLと、有機発光層OLの上側に形成される上部電極Caと、有機発光層OLの下側に形成される反射層RFと、を備えた複数の有機EL素子を有し、有機発光層OLの上部電極Caが形成される側に画像を表示する有機EL表示装置であって、有機EL素子のそれぞれにおける反射層RFは、第1の平面S1と、第1の平面S1よりも下側に形成される第2の平面S2と、第1の平面S1と第2の平面S2の間に形成されて、35度以上55度以下の所定角度で直線状に傾斜する斜面SWとを有する、ことを特徴とする有機EL表示装置。【選択図】図3

Description

本発明は、有機EL表示装置に関する。
有機エレクトロルミネッセンス(electroluminescence:EL)表示装置は、基板上に複数の有機EL素子を有している。
各有機EL素子は、複数の機能性材料層によって構成される有機発光層と、当該有機発光層を挟持する上部電極(陰極)と下部電極(陽極)とを有しており、上部電極側に映像を出力するトップエミッション型の有機EL表示装置では、有機発光層から下部電極側に出射した光を反射する反射層が配置される。
なお、特許文献1には、基板と第1電極間に散乱性を有した反射層を配置して、光取出し効率を向上した有機EL表示装置が開示されている。また、特許文献2には、観察面と反対側に形成された反射層に凹面を形成して、光取出し効率を向上して高精細化を可能にした有機EL表示装置が開示されている。
特開2008−234933号公報 特開2011−228229号公報
トップエミッション型の有機EL表示装置における発光は、反射層から有機発光層を経て外側に至るまでの層構造にて屈折や反射を繰り返して観察者側に出射される。しかしながら、屈折率が異なる層の界面にて全反射される光は、層構造の内部に留まりやすく、有機EL表示装置の光取出し効率を悪化させる要因になっている。
図8は、有機EL表示装置の観察者側に出射される光の経路と、有機EL表示装置の内部で全反射を繰り返す光の経路の例を示す図である。同図においては、有機発光層OLを上側から覆う上部電極と保護膜(窒化シリコン:SiN)とが屈折率1.85となる高屈折率層HIに対応しており、これらのさらに上側を覆う樹脂充填層と封止基板とが屈折率1.50となる低屈折率層LIに対応するものとしている。
図8における光線aは、有機発光層OLから出射して有機EL表示装置の外側に進行する光の経路を示しており、高屈折率層HIや低屈折率層LIの界面で屈折をした後に空気層A1に出射されるようになっている。また、光線bは、空気層A1の界面に41.8度以上の角度で入射して全反射される光の経路を示すものとなっており、光線cは、高屈折率層HIと低屈折率層LIとの界面に54.2度以上の角度で入射して全反射される光の経路を示すものとなっている。
具体的には、有機発光層OLからの出射角度θaが0度≦θa<32.7度となる場合に有機EL表示装置の外部に出射される光線aとなる(空気層A1の界面への入射角度θbが0度≦θb<41.8度となる)。また有機発光層OLからの出射角度θaが32.7度≦θa<54.2度となる場合には、空気層A1の界面にて全反射される光線bとなり(41.8度≦θb’となる)、さらに有機発光層OLからの出射角度θaが54.2度以上となる場合には、低屈折率層LIの界面にて全反射される光線cとなる(54.2度≦θa’となる)ことから、有機発光層OLからの出射角度θaが32.7度以上となる光線bおよび光線cは、光取出し効率の向上に寄与しづらいものとなる。
ここで、上記のような有機EL表示装置の内部で生じる全反射による光の損失を低減するため、特許文献1のように、有機発光層OLの下側に散乱性の反射層を形成して光の伝搬路を変化させて外部への出射を促すことが考えられる。しかしながらこの場合には、視野角特性は改善するものの光取出し効率の向上は十分ではないものとなっている。また、特許文献2のように反射層に凹面を形成することは、製造上の負荷が大きいものとなっている。
本発明は、上記のような課題に鑑みて、製造上の負荷を抑えつつも、光取出し効率を改善することが出来る有機EL表示装置を提供することを目的とする。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかにする。
本発明にかかる有機EL表示装置は、上記課題に鑑みて、有機発光層と、前記有機発光層の上側に形成される上部電極と、前記有機発光層の下側に形成される反射層と、を備えた複数の有機EL素子を有し、前記有機発光層の前記上部電極が形成される側に画像を表示する有機EL表示装置であって、前記有機EL素子のそれぞれにおける前記反射層は、第1の平面と、前記第1の平面よりも下側に形成される第2の平面と、前記第1の平面と前記第2の平面の間に形成されて、35度以上55度以下の所定角度で直線状に傾斜する斜面とを有する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記反射層は、前記第1の平面を基準として陥没するように形成される複数の凹部を有し、前記複数の凹部におけるそれぞれの側壁は、前記斜面によって構成されるとともに、前記複数の凹部におけるそれぞれの底部は、前記第2の平面によって構成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記所定の角度は、40度以上50度以下となる、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記有機発光層の下側に形成される下部電極と前記反射層の間には絶縁層が形成されて、前記絶縁層は、前記複数の凹部によって生じる段差を平坦化するように形成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記有機EL素子における前記上部電極と前記有機発光層は、前記反射層の前記複数の凹部が配置される位置で凹むように形成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記凹部の底部に形成される前記第2の平面と、当該凹部に隣接して形成される前記第1の平面は、当該第2の平面と当該第1の平面の間に形成される前記斜面の幅に対して、1.5倍以上2.5倍以下の大きさとなる幅を有する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記複数の有機EL素子が形成された第1の基板と、前記第1の基板上の前記複数の有機EL素子を封止する第2の基板とを有し、前記複数の有機EL素子における前記有機発光層は白色に発光し、前記第2の基板には、カラーフィルタが形成される、ことを特徴としてもよい。
また、本発明にかかる有機EL表示装置の一態様では、前記複数の有機EL素子が形成された第1の基板と、前記第1の基板上の前記複数の有機EL素子を封止する第2の基板とを有し、前記第1の基板と前記第2の基板との間には、中空層が形成される、ことを特徴としてもよい。
本発明によれば、製造上の負荷を抑えつつも、光取出し効率を改善された有機EL表示装置を提供できる。
第1の実施形態にかかる有機EL表示装置1の上面概略図である。 第1の実施形態にかかる有機EL表示装置のガラス基板に設けられる回路の一例を示す回路図である。 第1の実施形態にかかる有機EL表示装置の画素領域内における所定方向の断面図である。 第1の実施形態の有機EL表示装置において、反射層から封止基板間の層構造の内部を進行する光路の概要を説明するための図である。 第1の実施形態における反射層の平面的構成を示す図である。 第1の実施形態における反射層の平面的構成の他の例を示す図である。 第2の実施形態にかかる有機EL表示装置の画素領域内における所定方向の断面図である。 第2の実施形態の有機EL表示装置において、反射層から封止基板間の層構造の内部を進行する光路の概要を説明するための図である。 有機EL表示装置の観察者側に出射される光の経路と、有機EL表示装置の内部で全反射を繰り返す光の経路の例を示す図である。
以下、本発明の各実施形態に係る有機EL表示装置について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる有機EL表示装置1を概略的に示す上面図である。本実施形態の有機EL表示装置1は、表示制御の対象となる複数の有機EL素子がマトリクス状に配列されるガラス基板(第1の基板)と、ガラス基板に貼り合わされる封止基板(第2の基板)を含んで構成される。
有機EL表示装置1における各有機EL素子は、画像を表示する表示領域DP内の各画素に配置されて、表示領域DPの周囲には、映像信号線駆動回路DDRや走査線駆動回路GDRが配置される。また有機EL素子のそれぞれは、後述のように、上部電極と、下部電極と、これらの間に挟持された有機発光層とを備えている。
図2は、上記の有機EL表示装置におけるガラス基板B1に設けられる回路の一例を示す回路図である。同図のガラス基板B1では、多数の走査信号線GLが互いに等間隔を置いて図中横方向に延びており、また、多数の映像信号線DLが、互いに等間隔をおいて図中縦方向に延びている。ガラス基板B1では、これら走査信号線GLと映像信号線DLとにより碁盤状に並ぶ画素のそれぞれが区画され、MIS(Metal-Insulator-Semiconductor)構造のスイッチングに用いる薄膜トランジスタT1と発光素子の駆動に用いる薄膜トランジスタT2、蓄積容量C1、及び、有機EL素子ODが形成されて、有機EL素子ODに電源を供給する電源線CSLが、映像信号線DLと平行に図中縦方向に延びている。また、各走査信号線GLと各映像信号線DLは、走査線駆動回路GDRと映像線駆動回路DDRにそれぞれ接続されて駆動され、各電源線CSLは電源バスラインCSBLに接続されて電流が提供される。
ここで特に、本実施形態の有機EL素子ODと、有機EL素子ODが備える反射層RFについて、図3を用いて説明をする。図3は、画素領域内における所定方向の断面図を示すものとなっている。図3の断面図で示されるように、本実施形態の反射層RFには、ほぼ45度で傾斜した斜面SWが形成される。
具体的には、本実施形態の有機EL素子ODは、有機発光層OLと、下部電極Anと、上部電極Caと、アルミニウムや銀等の反射性の高い金属で構成される反射層RFとを含んで構成されており、反射層RFは、絶縁層IS2を介して下部電極Anのさらに下側に形成されている。また、上部電極Caの上側は、窒化シリコン(SiN)で構成された保護層PRによって覆われて、さらに保護層PRと封止基板B2との間には有機絶縁膜によって構成される樹脂充填層PKが配置される。
有機発光層OLは、下側からホール輸送層、発光層、電子輸送層が積層されることによって形成されて白色に発光するようになっている。また有機発光層OLとしては、これらのうちの複数層が機能的に複合されて2層又は単層で積層されても良いし、さらにホール注入層や電子注入層等の他の機能を有した層が積層されて構成されても良い。
次に、下部電極Anは、光透過性の酸化インジウム錫(ITO:Indium Tin Oxide)等の透明導電膜によって構成され、上部電極Caは、酸化インジウム・酸化亜鉛(IZO(商標):Indium Zinc Oxide)等の透明導電膜によって構成される。下部電極Anは、陽極(アノード電極)として機能して各画素領域においてそれぞれ個別に形成され、上部電極Caは陰極(カソード電極)として機能して表示領域DPのほぼ全面に渡って、各画素領域に共通となる電極として形成される。
下部電極Anは、回路形成層BPにおける薄膜トランジスタ(図3において不図示)と電気的に接続されて、走査信号線GLに信号が入力されるタイミングにあわせて映像信号線DLからの信号が供給される。また、有機発光層OLでは、下部電極Anから注入されたホールと、上部電極Caから注入された電子とが再結合することにより発光するようになっており、両電極間に生じた電位差により発光層の発光が制御される。
そして特に、本実施形態の反射層RFは、ガラス基板G1の基板面に対してほぼ平行となる第1の平面S1と第2の平面S2を有しており、第2の平面S2は第1の平面S1よりも下側に形成されて、第1の平面S1と第2の平面S2の間には所定の角度で直線状に傾斜する斜面SWが配置される。斜面SWは、有機EL表示装置1の内部で全反射して伝搬する有機発光層OLからの光を有機EL表示装置1の外部に全反射させずに出射するように促して、外部への出射光の比率を向上させるものとなっている。斜面SWで反射した有機発光層OLの発光は、そのまま絶縁層IS2の上層に進行する、あるいは、さらに第2の平面S2や他の斜面SWとの反射を経て絶縁層IS2の上層に進行するようになっている。
また反射層RFとしては、図3のように複数の凹部CCを有しているのが好適である。同図で示されるように、各凹部CCは、第1の平面S1に対して陥没するように形成されて、第2の平面S2および斜面SWは、凹部CCにおける底部と側壁とを構成するようになっている。斜面SWは、有機EL素子ODが形成されたガラス基板B1の基板平面(あるいは第1の平面S1や第2の平面S2)を基準として35度以上55度以下の角度で直線状に傾斜する斜面とし、傾斜角度をほぼ45度とするのが最も好適であるが、40度以上50度以下、あるいは、42度以上48度以下の傾斜角度となるようにしてもよい。45度付近の角度で傾斜した斜面SWは、全反射して内部を伝搬する光の外部への出射を効率的に促進するものとなっており、傾斜角度が定まっていない散乱性の凹凸と比べて有効光としての取り出し効率が向上する。
また、第1の平面S1と第2の平面S2の間は、直線状に傾斜した斜面SWによってほぼ占有されるようにするのが望ましく、第1の平面S1および第2の平面S2と、斜面SWとが直接的に連なって形成されるのが好適であり、斜面SWとしては、第1の平面S1の境界から第2の平面S2の境界まで一定の傾斜角度で傾斜して形成されるようにするのが望ましい。また、本明細書における「ほぼ平行」、「ほぼ45度」、「ほぼ占有」とは、完全に平行となる場合や、完全に45度となる場合、完全に占有される場合に加えて、製造上や設計上の誤差を許容してこれらの誤差範囲を含むものをいう。なお、斜面SWの傾斜角度は、例えば、FIB等によって切断面を形成し、当該切断面を撮影した画像を処理することで計測される。
バンク層BUは、ガラス基板B1上に形成される複数の下部電極Anや有機発光層OL、反射層RFの間を隔てるように形成される絶縁層である。本実施形態のバンク層BUは、各画素領域に対応して格子状に形成される画素分離膜となっており、図3で示されるように、下部電極Anと、反射層RFと、絶縁層IS2、絶縁層IS1の端部を覆うものとなっている。有機EL素子ODは、格子状に形成されたバンク層BUにおける各格子の内側に形成される。
絶縁層IS1は、反射層RFの下地として回路形成層BP上に形成される絶縁層となっており、絶縁層IS2は、反射層RLにおける第1の平面S1と第2の平面S2の間の段差を平坦化するための絶縁層となっている。同図で示されるように、絶縁層IS2の上面に接して下部電極Anが形成されて、有機発光層OLからの発光は、下部電極Anと絶縁層IS2を介して反射層RFに進行する。
また、絶縁層IS1は、反射層RFの下地として形成される絶縁層であり、絶縁層IS1における凹凸によって凹部CC等が形成されるようになっている。絶縁層IS1としては、例えば、感光性のアクリルを用い、凹部CCを形成する箇所を露光して凹凸を形成してもよいし、無機絶縁膜で絶縁層IS1を形成して凹部CCをエッチングによって形成するようにしてもよい。また、凹部CCとしては、上述したように、側面SWが35度以上55度以下のテーパー角で直線状に傾斜するようにプロセスを制御すればよく、側面SWの傾斜角度を45度にするのが好適である。
また、本実施形態における封止基板B2は不図示のカラーフィルタを有しており、これにより、白色で発光する有機発光層OLが着色される。封止基板B2と上部電極Caの間には、窒化シリコンSiNによって構成された保護層PRと有機絶縁膜によって構成された樹脂充填層PKが配置されて、これにより有機発光層OLが水分から保護される。
次に、図4を用いて、反射層RFから封止基板B2間の層構造の内部を進行する光路について説明をする。
図4においては、図8の場合と同様に、上部電極Caと保護層PRとを高屈折率層HIとして、樹脂充填層PKと封止基板B2とを低屈折率層LIとして簡略化して表示している。また、高屈折率層HIや下部電極Anにおける屈折率を1.85とし、低屈折率層LIや有機発光層OL、絶縁層IS2における屈折率を1.5としているが、絶縁層IS2の表面に形成された反射層RFについては表示を省略している。また同図においては、有機発光層OLを基準として対称な方向に進む光路g1と光路g2、及び、光路h1と光路h2を代表例としており、これらの一対の光線では、高屈折率層HIへの出射角度と下部電極Anへの出射角度が対称的な角度となり、高屈折率層HIから低屈折率層LIへの出射角度と、下部電極Anから絶縁層IS2への出射角度が対称的な角度となる。
まず、光路g1は、低屈折率層LIと空気層A1との界面にて全反射され有機EL表示装置1の外部に出射されない光となっており、これに対して光路g2は、有機発光層OLから反射層RF側に出射される光となっている。反射層RFに凹部CCがなく一画素の領域の全般に平坦に形成されているような場合には、光路g2は、光路g1の場合と同様に、空気層A1の界面にて全反射されて外部に出射されない光となるが、凹部CCにおける底部や側壁にて反射されることで外部に取り出される光となる。
具体的には、光路g1における低屈折率層LIへの出射角度(空気層A1の界面への入射角度)をθbとすると、光路g2における下部電極Anから絶縁層IS2への出射角度もθbとなり、第2の平面S2に対して45度で傾斜した斜面SWで反射した後の下部電極Anへの入射角度θc(図4において不図示)は、90度−θbとなる。また、空気層A1にて全反射される光路g1を考慮するとθbは41.8度以上となることから、低屈折率層LIを進行する光路g2の光は、0度≦θc≦48.2度の範囲の光となり、このうち0度≦θc≦41.8度の範囲の光が全反射されずに外部に取り出されることとなる。
すなわち光路g1及びg2のように、低屈折率層LIや絶縁膜IS2への出射角度θbが41.8度以上90度以下となる光は、画素領域全域で反射層RFが平坦となるような場合には空気層A1の界面で全反射されて外部に取り出されにくかったものの、反射層RFに凹部CCが形成されることにより、0度以上48.2度以下の範囲で空気層A1の界面に入射するように進行方向が変化させられて、そのうちの比較的大きな割合を占める0度以上41.8度以下の範囲の光が外部に取り出されるようになる。
次に、光路h1は、有機発光層OLの上側に進行して空気層A1との界面から外部に出射する有効光となっており、光路h2は、有機発光層OLを基準として反射層RF側に進む光となっている。光路h2の光は、画素領域全域で反射層RFが平坦となるような場合には有効光となる入射角度θbの範囲(0度≦θb≦41.8度)であるものの、第2の平面S2や側面SWにて反射されることで48.2度以上90度以下の角度で絶縁層IS2を進行して下部電極Anに入射することになるために無効光となる。しかしながら、光路h2の光は、層構造の内部で反射を繰り返すことで再び側面SWによって反射されて、有効光として取り出されうるものとなっている(このことは、光路g1の場合も同様である。)。
以上から本実施形態の有機EL表示装置1では、反射層RFにおいて第1の平面S1よりも下側に形成される第2の平面S2と、第1の平面S1と第2の平面の間に形成される45度で傾斜した側面SWとにより、有効光量を増大することができる。
図5Aは、本実施形態の反射層RFの平面的構成を示す図であり、約30ミクロン×48ミクロンのサイズとなる一画素内の反射層RFに12個の凹部CCが形成されたものとなっている。凹部CCの配置としては、図5Aのように、画素領域の区画(走査信号線GLや映像信号線DLの延伸方向に平行となる方向)に沿って縦・横方向に一定の間隔を置いて配列されてもよいし、図5Bのように千鳥配列とするようにしてもよい。また、図5A等のように、側面SWとしては平面状に形成されるようにするのが好適である。
また、反射層RFにおける凹部CCの寸法としては、図4における第1の平面S1の幅となる寸法Aと、第2の平面S2の幅となる寸法Cとを、側面SWの幅や高さとなる寸法B又はDを基準として、1.5倍以上2.5倍以下とするのが望ましく、1.8倍以上2.2倍以下とするのが好適である。図4における寸法A〜Dは、複数の凹部CCのうちの互いに隣接する2つの凹部CCの中心を通る断面において定義される長さとしており、A:B:C:Dを2:1:2:1とすることで、反射層RFが平坦に形成される場合と比べて有効光量がおよそ1.5倍となり好適である。
[変形例1]
次に、本実施形態の変形例1について説明をする。上記の第1の実施形態においては、封止基板B2と保護層PRとの間に樹脂充填層PKが充填されるようになっているが、変形例1では、樹脂充填層PKの代わりに気体が充填された中空層が配置されるようになっている。
樹脂充填層PKよりも屈折率の低い中空層が配置されると、有機発光層OLから発光した光の一部は、中空層と保護層PRとの界面にて全反射して層構造の内部を進行することとなる。第1の実施形態の図4における光路g1やh1は、空気層A1との界面で全反射されることから、発光した有機発光層OLが存在する画素から遠く離れた画素領域で外部に出射される場合がある。しかしながら変形例1のように、樹脂充填層PKの代わりに中空層を配置することで、発光した有機発光層OLからの広がりが抑えられて反射層RF側全反射されるため、誤表示による不具合が生じにくくなる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態の有機EL表示装置1について説明をする。上述の第1の実施形態の有機EL表示装置1では、反射層RFと下部電極Anの間にて絶縁層IS2が配置されて有機発光層OL等が平坦化されて形成されているが、第2の実施形態では、図6で示されるように、反射層RFの複数の凹部CCが平坦化されておらず、複数の凹部CCに対応して下部電極Anと有機発光層OLと上部電極Caと保護層PRに凹凸が形成される。
図7は、第2の実施形態の有機EL表示装置1の反射層RFから封止基板B2間の層構造の内部を進行する光路の概要を説明するための図である。以下においては、同図を用いて、内部を進行する光路の代表例についての説明をする。
図7では、図4の場合と同様に、上部電極Caと保護層PRとを高屈折率層HIとして、樹脂充填層PKと封止基板B2とを低屈折率層LIとして表示しており、高屈折率層HIや下部電極Anにおける屈折率を1.85とし、低屈折率層LIや有機発光層OLにおける屈折率を1.5としている。また、有機発光層OLの上面にて発光する光と、有機発光層OLの下面にて発光して反射層RFで反射される光をほぼ同じものとして近似して扱うこととしており、下部電極Anや反射層RFの表記を適宜省略している。
ここで光路k1およびk2は、第2の平面S2から出射する光を示しており、光路m1、m2は第1の平面S1から出射する光を示している。以下においては、まず、第2の平面S2から出射して、高屈折率層HIと低屈折率層LIの斜めに形成された界面(斜め形成界面SL)に入射する光について説明する。
第2の平面S2からの出射角度θaは、0度<θa<9.2度となる場合に斜め形成界面SLへの入射角度が臨界角(54.2度)以下となって低屈折率層LIに出射される。そして出射角度θaが0度<θa<9.2度となる光は、斜め形成界面SLを基準とする低屈折率層LIへの出射角度θpが、θp=arcsin(1.85/1.5×sin(θa))となり、この光の空気層A1との界面への入射角度θqは、θq=45度−θpとなる(θpおよびθqは、図7において不図示)。したがって、空気層A1との界面における臨界角が41.8度であることから、有機発光層OLからの出射角度θaが0度<θa≦2.7度のときに空気層A1との界面で全反射される光となり、2.7度<θa<9.2度のときに空気層A1から出射される光となる。
つぎに、第2の平面S2からの出射角度θaが、9.2度≦θa<45度となる場合について説明をする。図7における光路k1で示されるように、9.2度≦θa<45度となる光は、臨界角(54.2度)よりも大きな角度で斜め形成界面SLに入射されることから、高屈折率層HIと低屈折率層LIの平坦に形成された上側の界面S3に向けて全反射される光となる。そしてこのうち第2の平面S2からの出射角度θaが、9.2度≦θa≦35.8度となる場合には光路k1のように上側の界面S3にて全反射され、35.8度≦θa≦45度となる場合には、上側の界面S3から低屈折率層LIに進行して空気層A1にて全反射される。そしてさらに、光路k1のように上側の界面S3にて全反射された光は、対向する斜め形成界面SLと第2の平面S2による反射を経て有効光として外部に出射される。
次に、第2の平面S2からの出射角度θaが、45度<θa<90度となる場合には、図7における光路k2で示されるように、側面SWによって上側に反射される。45度<θa≦54.2度の場合には、上側の界面S3を通過後、空気層A1との界面によって全反射されるが、光路k2のように54.2度<θa<90度の場合には、上側の界面S外部に有効光として出射される。
次に、第1の平面S1から出射して斜め形成界面SLに入射する光について説明する。
第1の平面S1から0度≦θa≦45度の角度で出射して斜め形成界面SLに入射すると、低屈折率層LIを進行する角度θb(空気層A1の界面へ入射する角度)は、14.7度≦θb≦45度となり、このうち、14.7度≦θb≦41.8度が有効光となる(したがって斜面SWの存在により、新たに32.7度以上42.4度以下の範囲の光が有効光になる)。具体的には光路m1が、14.7度≦θb≦41.8度で低屈折率層LI内を進行する光の一例であり、図7で示されるように外部に出射されるものとなっている(0度≦θa≦42.4度で高屈折率層HIに出射される光に対応する)。
また、光路m2は、45度<θa<90度の出射角度で第1の平面S1から出射して、斜め形成界面SLに入射する光となっている。光路m2は、斜め形成界面SLから低屈折率層LIに入射し、45度<θb<105.7度で低屈折率層LI内を進行して空気層A1の界面にて全反射されることとなる(無効光となる)。
上述したように、第2の実施形態の有機EL表示装置1では、凹部CCにより外部への出射が促進されて、第1の平面S1および第2の平面S2から斜め形成界面SLに入射する光についての有効光の割合が増大することとなる。また、空気層A1との界面等で全反射される無効光となる場合であっても、再び反射層RFの凹部CC等で反射されることで、有効光として取り出されうるものとなる。
なお、上記の各実施形態においては、反射層RFにおいて所定の角度で傾斜した斜面を有する複数の凹部を形成するようにしているが、例えば、凸部を形成することで、第1の平面S1と第2の平面S2、および、所定の角度で傾斜した斜面を形成するようにしてもよい。
なお、第2の実施形態においては、下部電極Anと反射層RFを形成するようにしているが、反射層が下部電極Anを兼ねるようにして形成をするようにしてもよい。また、上記の各実施形態においては、上部電極Caは、なるべく反射性を有さないように形成するのが望ましい(ハーフミラーとして機能しないようにするのが望ましい)。
なお、上記の各実施形態のように、斜面SWとしては平面状に形成されるのが望ましいが、例えば、凹部CCが、45°の角度で傾斜した逆円錐台状によって構成されてもよく、斜面SWが直線状に傾斜しているものであればよい。
なお、上記の各実施形態では、各有機EL素子の有機発光層OLは白色で発光して、カラーフィルタにより着色をしているが、例えば、異なる発光色の有機発光層OLが各画素に配置されていてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成、又は同一の目的を達成することができる構成でおきかえることが出来る。
1 有機EL表示装置、B1 ガラス基板、B2 封止基板、DP 表示領域、DDR 映像信号線駆動回路、GDR 走査信号線駆動回路、DL 映像信号線、GL 走査信号線、C1 蓄積容量、T1,T2 薄膜トランジスタ、CSBL 電源バスライン、CSL 電源線、OL 有機発光層、OD 有機EL素子、LI 低屈折率層、HI 光屈折率層、A1 空気層、Ca 上部電極、An 下部電極、BU バンク層、BP 回路形成層、IS1,IS2 絶縁層、PR 保護層、CC 凹部、S1 第1の平面、S2 第2の平面、SW 斜面、SL 斜め形成界面、S3 上側の界面。

Claims (8)

  1. 有機発光層と、
    前記有機発光層の上側に形成される上部電極と、
    前記有機発光層の下側に形成される反射層と、を備えた複数の有機EL素子を有し、前記有機発光層の前記上部電極が形成される側に画像を表示する有機EL表示装置であって、
    前記有機EL素子のそれぞれにおける前記反射層は、
    第1の平面と、
    前記第1の平面よりも下側に形成される第2の平面と、
    前記第1の平面と前記第2の平面の間に形成されて、35度以上55度以下の所定角度で直線状に傾斜する斜面とを有する、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  2. 請求項1に記載された有機EL表示装置であって、
    前記反射層は、
    前記第1の平面を基準として陥没するように形成される複数の凹部を有し、前記複数の凹部におけるそれぞれの側壁は、前記斜面によって構成されるとともに、前記複数の凹部におけるそれぞれの底部は、前記第2の平面によって構成される、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  3. 請求項1又は2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記所定の角度は、40度以上50度以下となる、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  4. 請求項2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記有機発光層の下側に形成される下部電極と前記反射層の間には絶縁層が形成されて、
    前記絶縁層は、前記複数の凹部によって生じる段差を平坦化するように形成される、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  5. 請求項2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記有機EL素子における前記上部電極と前記有機発光層は、前記反射層の前記複数の凹部が配置される位置で凹むように形成される、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  6. 請求項2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記凹部の底部に形成される前記第2の平面と、当該凹部に隣接して形成される前記第1の平面は、当該第2の平面と当該第1の平面の間に形成される前記斜面の幅に対して、1.5倍以上2.5倍以下の大きさとなる幅を有する、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  7. 請求項2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記複数の有機EL素子が形成された第1の基板と、前記第1の基板上の前記複数の有機EL素子を封止する第2の基板とを有し、
    前記複数の有機EL素子における前記有機発光層は白色に発光し、
    前記第2の基板には、カラーフィルタが形成される、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
  8. 請求項2に記載された有機EL表示装置であって、
    前記複数の有機EL素子が形成された第1の基板と、前記第1の基板上の前記複数の有機EL素子を封止する第2の基板とを有し、
    前記第1の基板と前記第2の基板との間には、中空層が形成される、
    ことを特徴とする有機EL表示装置。
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