JP2015068106A - 竪樋支持具、竪樋支持構造 - Google Patents

竪樋支持具、竪樋支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】支持部が折れ難い竪樋支持具及び竪樋支持構造を提供する。
【解決手段】竪樋支持具1は、建物8の外壁に固定される固定部2を備える。竪樋支持具1は、固定部2の建物8の外方に固定部2と一体に設けられる挟持部4を備える。竪樋支持具1は、固定部2と挟持部4とを貫通し建物8の外壁に固定するための固定具52が挿通する挿通孔11を備える。挟持部4は、建物8の内方側に設けられる基部41と、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42と、を有する。挟持部4は、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出し竪樋7に設けられる結合具6を挟持する支持爪42aを有する。挟持部4は、基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出し結合具6の挿入溝61aに挿入される突出部43を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、竪樋支持具及び竪樋支持構造に関するものである。
従来、竪樋と、建物の外壁に固定される竪樋支持具と、竪樋に取付けられ竪樋支持具と結合する結合具と、を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−136905号公報
特許文献1に記載されている発明では、建物の外壁に固定された竪樋支持具と、竪樋と押出成形により一体成形される結合具と、が結合することにより竪樋は建物の外壁に固定される。このとき、竪樋支持具の建物の外方側の先端に設けられる支持爪が結合具の被支持部と竪樋との間の隙間に挿入され、支持爪が結合具を挟持することにより、結合具と竪樋支持具が結合されていた。ここで、外力により竪樋が左右方向に移動すると、支持爪も左右方向に移動してしまう。このとき、支持部の基部側の端部が撓んでしまい、支持部が折れてしまう虞があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、支持部が撓み難い竪樋支持具を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方に前記固定部と一体に設けられる挟持部と、前記固定部と前記挟持部とを貫通し前記建物の外壁に固定するための固定具が挿通する挿通孔と、を備え、前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出し竪樋に設けられる結合具を挟持する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出し前記結合具の挿入溝に挿入される突出部と、を有することを特徴とする。
竪樋と、建物の外壁に固定される竪樋支持具と、前記竪樋の前記建物側に設けられる結合具と、を備え、前記竪樋支持具は、前記建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方に前記固定部と一体に設けられる挟持部と、前記固定部と前記挟持部とを貫通し前記建物の外壁に固定するための固定具が挿通する挿通孔と、を備え、前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出する突出部と、を有し、前記結合具は、前記竪樋に取付けられる結合具本体と、前記結合具本体の左右方向の両端部に設けられ前記竪樋支持具に支持される被支持部と、を備え、前記結合具本体は、前記竪樋に取付けられる端部とは反対側の端部に前記竪樋から前記建物の方向に開口を有する挿入溝を備え、前記被支持部と前記竪樋との隙間には、前記支持爪が挿入され、前記挿入溝には、前記突出部が挿入され、前記支持爪と前記突出部により、前記結合具が挟持されるものであることを特徴とする。
建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方側に前記固定部と別体に設けられる挟持部と、を備え、前記固定部は、前記挟持部と連結具により連結される連結部と、前記連結部から前記建物の内方に向けて連設され前記建物の外壁に固定される連設部と、を有し、前記連結部は、前記連結具が挿通される固定側連結孔を有し、前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出し竪樋に設けられる結合具を挟持する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出し前記結合具の挿入溝に挿入される突出部と、を有し、前記挟持部は、前記固定側連結孔と連通し前記連結具が挿通する挟持部側連結孔を有することを特徴とする。
竪樋と、建物の外壁に固定される竪樋支持具と、前記竪樋の前記建物側に設けられる結合具と、を備え、前記建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方側に前記固定部と別体に設けられる挟持部と、を備え、前記固定部は、前記挟持部と連結具により連結される連結部と、前記連結部から前記建物の内方に向けて連設され前記建物の外壁に固定される連設部と、を有し、前記連結部は、前記連結具が挿通される固定側連結孔を有し、前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出する突出部と、を有し、前記挟持部は、前記固定側連結孔と連通し前記連結具が挿通する挟持部側連結孔を有し、前記結合具は、前記竪樋に取付けられる結合具本体と、前記結合具本体の左右方向の両端部に設けられ前記竪樋支持具に支持される被支持部と、を備え、前記結合具本体は、前記竪樋に取付けられる端部とは反対側の端部に前記竪樋から前記建物の方向に開口を有する挿入溝を備え、前記被支持部と前記竪樋との隙間には、前記支持爪が挿入され、前記挿入溝には、前記突出部が挿入され、前記支持爪と前記突出部により、前記結合具が挟持されるものであることを特徴とする。
固定部と挟持部が一体に形成される竪樋支持具では、突出部により、外力による竪樋の左右方向への移動を規制することができる。これにより、支持爪が左右方向に移動し難くなるので、支持部の基部側の端部が撓んでしまい、支持部が折れてしまうことを防止することができる。
固定部と挟持部が一体に形成される竪樋支持具と、竪樋と一体に設けられる結合具と、を備える竪樋支持構造では、挟持部は、結合具の被支持部と竪樋との間の隙間に挿入される支持爪を備える。また、挟持部は、挿入溝に挿入される突出部を備える。突出部は、外力による竪樋の左右方向の移動を規制することができる。これにより、支持爪が左右方向に移動し難くなるので、支持部の基部側の端部が撓んでしまい、支持部が折れてしまうことを防止することができる。
固定部と挟持部が別体に形成される竪樋支持具では、突出部により、外力による竪樋の左右方向の移動を規制することができる。これにより、支持爪が左右方向に移動し難くなるので、支持部の基部側の端部が撓んでしまい、支持部が折れてしまうことを防止することができる。
固定部と挟持部が別体に形成される竪樋支持具と、竪樋と一体に設けられる結合具と、を備える竪樋支持構造では、挟持部は、結合具の被支持部と竪樋との間の隙間に挿入される支持爪を備える。また、挟持部は、挿入溝に挿入される突出部を備える。突出部は、外力による竪樋の左右方向の移動を規制することができる。これにより、支持爪が左右方向に移動し難くなるので、支持部の基部側の端部が撓んでしまい、支持部が折れてしまうことを防止することができる。
(a)第一の実施形態の竪樋支持具の平面図であり、(b)第一の実施形態の竪樋支持具の正面図である。 第一の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している斜視図である。 (a)第一の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している側面図であり、(b)第一の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している平面図である。 (a)第二の実施形態の竪樋支持具の平面図であり、(b)第二の実施形態の竪樋支持具の正面図である。 第二の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している斜視図である。 (a)第二の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している側面図であり、(b)第二の実施形態の竪樋支持具と結合具とが結合している平面図である。
竪樋支持具1は、建物8の外壁に固定される固定部2を備える。竪樋支持具1は、固定部2の建物8の外方に固定部2と一体に設けられる挟持部4を備える。竪樋支持具1は、固定部2と挟持部4とを貫通し建物8の外壁に固定するための固定具52が挿通する挿通孔11を備える。挟持部4は、建物8の内方側に設けられる基部41と、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42と、を有する。挟持部4は、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出し竪樋7に設けられる結合具6を挟持する支持爪42aを有する。挟持部4は、基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出し結合具6の挿入溝61aに挿入される突出部43を有することを特徴とする。
竪樋支持構造は、竪樋7と、建物8の外壁に固定される竪樋支持具1と、竪樋7の建物8側に設けられる結合具6と、を備える。竪樋支持具1は、建物8の外壁に固定される固定部2を備える。竪樋支持具1は、固定部2の建物8の外方に固定部2と一体に設けられる挟持部4を備える。竪樋支持具1は、固定部2と挟持部4とを貫通し建物8の外壁に固定するための固定具52が挿通する挿通孔11を備える。挟持部4は、建物8の内方側に設けられる基部41と、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42と、を有する。挟持部4は、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出する支持爪42aと、基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出する突出部43と、を有する。結合具6は、竪樋7に取付けられる結合具本体61と、結合具本体61の左右方向の両端部に設けられ竪樋支持具1に支持される被支持部62と、を備える。結合具本体61は、竪樋7に取付けられる端部とは反対側の端部に竪樋7から建物8の方向に開口を有する挿入溝61aを備える。被支持部62と竪樋7との隙間には、支持爪42aが挿入される。挿入溝61aには、突出部43が挿入される。支持爪42aと突出部43により、結合具6が挟持されるものであることを特徴とする。
竪樋支持具1は、建物8の外壁に固定される固定部3と、固定部3の建物8の外方側に固定部3と別体に設けられる挟持部4と、を備える。固定部3は、挟持部4と連結具51により連結される連結部31と、連結部31から建物8の内方に向けて連設され建物8の外壁に固定される連設部32と、を有する。連結部31は、連結具51が挿通される固定側連結孔31aを有する。挟持部4は、建物8の内方側に設けられる基部41と、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42と、を有する。挟持部4は、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出し竪樋7に設けられる結合具6を挟持する支持爪42aを有する。基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出し結合具6の挿入溝61aに挿入される突出部43を有する。基部41は、固定側連結孔31aと連通し連結具51が挿通する挟持部側連結孔41aを有する。
竪樋支持構造は、竪樋7と、建物8の外壁に固定される竪樋支持具1と、竪樋7の建物8側に設けられる結合具6と、を備える。竪樋支持具1は、建物8の外壁に固定される固定部3と、固定部3の建物8の外方側に固定部3と別体に設けられる挟持部4と、を備える。固定部3は、挟持部4と連結具51により連結される連結部31と、連結部31から建物8の内方に向けて連設され建物8の外壁に固定される連設部32と、を有する。連結部31は、連結具51が挿通される固定側連結孔31aを有する。挟持部4は、建物8の内方側に設けられる基部41と、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42と、を有する。挟持部4は、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出する支持爪42aと、基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出する突出部43と、を有する。基部41は、固定側連結孔31aと連通し連結具51が挿通する挟持部側連結孔41aを有する。結合具6は、竪樋7に取付けられる結合具本体61と、結合具本体61の左右方向の両端部に設けられ竪樋支持具1に支持される被支持部62と、を備える。結合具本体61は、竪樋7に取付けられる端部とは反対側の端部に竪樋7から建物8の方向に開口を有する挿入溝61aを備える。被支持部62と竪樋7との隙間には、支持爪42aが挿入される。挿入溝61aには、突出部43が挿入される。支持爪42aと突出部43により、結合具6が挟持されるものであることを特徴とする。
以下、本発明の第一の実施形態について図1乃至図3に基づいて説明する。
竪樋7の建物8の外壁への固定は、建物8の外壁に固定される竪樋支持具1と、竪樋7の建物8側に設けられる結合具6と、が結合されることにより行われる。竪樋7は、呼び樋(図示せず)と連通するエルボ(図示せず)と排水部(図示せず)との間に配設される。竪樋支持具1と結合具6は、竪樋7が風等の外力によりエルボと排水部との間から外れないように竪樋7を固定する。
竪樋支持具1は、本実施形態では、図3に示すように、建物8の外壁と当接する固定部2と、固定部2の建物8の外方に固定部2と一体に設けられる挟持部4と、を備える。
固定部2は、本実施形態では、図2に示すように、円柱状となっているが、その形状は限定されない。固定部2の挟持部4側端部は、挟持部4の固定部2側端面に行く程径方向に位置するように傾斜している。固定部2の挟持部4側端部から挟持部4の固定部2側端面にかけて傾斜することにより、竪樋支持具1の外観が向上する。
挟持部4は、本実施形態では、図1乃至図3に示すように、建物8の内方側に設けられる基部41を有する。基部41の建物8の外方側の端部には、本実施形態では、図3(b)に示すように、竪樋支持具1を建物8の外壁に固定するための固定具52の頭部が当接する台座部41bが設けられる。なお、固定具52は螺子や釘等が考えられるが、特に限定されない。台座部41bは、本実施形態では、図3に示すように、建物8の外方に開口を有する円錐台状の穴となっているが、形状は限定されない。
挟持部4は、本実施形態では、図1乃至図3に示すように、基部41の左右方向の両端部から建物8の外方に向けて突出する支持部42を有する。
挟持部4は、本実施形態では、図1乃至図3に示すように、支持部42の建物8の外方側の端部から支持部42が対向する方向に突出する支持爪42aを有する。
挟持部4は、本実施形態では、図1乃至図3に示すように、基部41の左右方向の中間部から建物8の外方に向けて突出する突出部43を有する。
突出部43は、本実施形態では、図1(a)に示すように、平面視T字状となっているが、形状は限定されない。突出部43は、本実施形態では、図1乃至図3に示すように、建物8の内方側に設けられる基台部43aと、建物8の外方側に設けられる先端部43bと、を有する。先端部43bは、本実施形態では、図1及び図3に示すように、基台部43aの建物8の外方側の側面の両端よりも支持部42の対向する方向にずれた位置から、建物8の外方に向かって突出して設けられる。
突出部43は、本実施形態では、図1(b)に示すように、基部41の建物8の外方側の端部の上端部と下端部に分かれて設けられる。突出部43の上端部と下端部との間には、本実施形態では、図1(b)に示すように、台座部41bが設けられる。
竪樋支持具1は、本実施形態では、図1に示すように、挟持部4と固定部2とを貫通し固定具52が挿通する挿通孔11を備える。
挿通孔11は、本実施形態では、図1に示すように、台座部41bの建物8の内方側の端面の中心から固定部2の建物8の内方側の端面の中心にかけて、基部41と固定部2を貫通して設けられる。なお、挿通孔11が設けられる場所は限定されない。
結合具6は、本実施形態では、図2、図3に示すように、竪樋7に取付けられる結合具本体61と、結合具本体61の左右方向の両端部に設けられ竪樋支持具1に支持される被支持部62と、を備える。
結合具本体61は、本実施形態では、図2に示すように、竪樋7に取付けられる端部とは反対側の端部に竪樋7から建物8の方向に開口を有する挿入溝61aを備える。なお、結合具本体61は、竪樋7が取付けられる端面に超音波溶着機により溶融される突起を有していてもよい。
挿入溝61aは、結合具6を竪樋7に固定する際に用いられる超音波溶着機の先端のホーンが、挿入されるために設けられる。更に、挿入溝61aには竪樋支持具1の突出部43が挿入される。挿入溝61aは、ホーンの位置決めを行うことができる幅と深さを有する。
被支持部62は、本実施形態では、図2に示すように、結合具本体61の左右方向の側端部の建物8側の端部から、挿入溝61aの側壁が対向する方向とは逆方向に突出する。被支持部62の建物8側端部は、本実施形態では、図1及び図2に示すように、結合具本体61側の端部から結合具本体61側とは反対側の端部に行く程竪樋7側に位置するように傾斜する。被支持部62と竪樋7との間には、支持爪42aが挿入される隙間が形成される。
結合具6は、本実施形態では、図2及び図3に示すように、結合具本体61の上端から連設される上側抜け止め部63と、結合具本体61の下端から連設される下側抜け止め部64と、を備える。なお、上側抜け止め部63と下側抜け止め部64は、設けられなくともよい。
上側抜け止め部63は、結合具6と結合した竪樋支持具1が、被支持部62の上端から抜け出ないように設けられる。上側抜け止め部63の竪樋7が取付けられる側の端面は、本実施形態では、図3(b)に示すように、竪樋7の曲率に沿って円弧状となっている。上側抜け止め部63の竪樋7が取付けられる側とは反対側の端面は、本実施形態では、図3(a)に示すように、結合具本体61側の上端から上方に行く程竪樋7側に傾斜する。上側抜け止め部63に前記傾斜が設けられることにより、結合具6の見栄えが良くなる。
下側抜け止め部64は、結合具6と結合した竪樋支持具1が、被支持部62の下端から抜け出ないように設けられる。下側抜け止め部64の竪樋7が取付けられる側の端面は、竪樋7の曲率に沿って円弧状となっている。下側抜け止め部64の竪樋7が取付けられる側とは反対側の端面は、本実施形態では、図3(a)に示すように、結合具本体61側の下端から下方に行く程竪樋7側に傾斜する。下側抜け止め部64に前記傾斜が設けられることにより、結合具6の見栄えが良くなる。
竪樋7には、上記した複数の結合具6が超音波溶着により間隙を有して固定される。
上記した構成の結合具6と竪樋支持具1とで、竪樋7を建物8の外壁に固定する施工手順を示す。作業者は、複数の竪樋支持具1を、建物8の外壁に所定の間隙を有して上下方向に一列になるように固定する。作業者は、竪樋7に所定の間隙を有して超音波溶着により溶着された複数の結合具6と、複数の竪樋支持具1とを当接させる。作業者は、結合具6の被支持部62と竪樋7との間の隙間に、竪樋支持具1の支持爪42aを挿入させ、突出部43を挿入溝61aに嵌入させる。
本実施形態では、固定部2と挟持部4が一体に形成される竪樋支持具1と、超音波溶着により竪樋7と一体に設けられる結合具6と、が備えられる。挟持部4は、結合具6の被支持部62と竪樋7との間の隙間に挿入される支持爪42aと、挿入溝61aに挿入される突出部43と、を備える。結合具6は、支持爪42aと突出部43とで挟持されることにより、竪樋支持具1と結合される。突出部43は、外力による竪樋7の左右方向への移動を規制することができる。これにより、支持爪42aが左右方向に移動し難くなるので、支持部42の基部41側の端部が撓んでしまい、支持部42が折れてしまうことを防止できる。
次に、第二の実施形態について図4乃至図6に基づいて説明する。第二の実施形態は、第一の実施形態の変形例であり、第一の実施形態と同じ部分については同符号を付して説明を省略する。
竪樋支持具1は、本実施形態では、図6に示すように、建物8の外壁に固定される固定部3と、固定部3の建物8の外方側に固定部3とは別体に設けられる挟持部4と、を備える。
固定部3は、本実施形態では、図4乃至図6に示すように、挟持部4と連結具51により連結される連結部31と、連結部31から建物8の内方に向けて連設され建物8の外壁に固定される連設部32と、を有する。連結具51は、ピンや、ボルト及びナット、等が考えられるが、特に限定されない。
連結部31は、本実施形態では、図5に示すように、正面視矩形状となっているが、形状は限定されない。連結部31は、本実施形態では、図4乃至図6に示すように、連結具51が挿通される固定側連結孔31aを有する。
連設部32は、本実施形態では、図4乃至図6に示すように、平面視L字状となっているが、形状は限定されない。連設部32は、本実施形態では、図6(b)に示すように、連結部31の竪樋7から建物8を視て左側の端部から建物8に向かって連設されているが、連設部32が設けられる場所は限定されない。連設部32の建物8の内方側の端部には、固定部3を建物8の外壁に固定するための固定具52が挿通される固定孔32aが設けられる。
挟持部4の基部41は、本実施形態では、図4(a)及び図6(b)に示すように、固定側連結孔31aと連通し連結具51が挿通する挟持部側連結孔41aを有する。基部41に設けられる台座部41bは、本実施形態では、図6(b)に示すように、矩形状となっているが、形状は限定されない。台座部41bは、本実施形態では、図4(b)に示すように、突出部43の上端部と下端部との間に設けられる。台座部41bには、固定部3と挟持部4とを連結するための連結具51の頭部が当接する。
上記した構成の結合具6と竪樋支持具1とで、竪樋7を建物8の外壁に固定する施工手順を示す。作業者は、挟持部4の挟持部側連結孔41aと固定部3の固定側連結孔31aとに、連結具51を挿入し、連結具51を固定することにより、挟持部4と固定部3を固定する。作業者は、挟持部4と固定部3を固定した複数の竪樋支持具1を、建物8の外壁に所定の間隙を有して上下方向に一列になるように固定する。作業者は、竪樋7に所定の間隙を有して超音波溶着により溶着された複数の結合具6と、複数の竪樋支持具1とを当接させる。作業者は、結合具6の被支持部62と竪樋7との間の隙間に、竪樋支持具1の支持爪42aを挿入させ、突出部43を挿入溝61aに嵌入させる。
本実施形態では、固定部3と挟持部4が別体に形成される竪樋支持具1と、超音波溶着により竪樋7と一体に設けられる結合具6と、が備えられる。挟持部4は、結合具6の被支持部62と竪樋7との間の隙間に挿入される支持爪42aと、挿入溝61aに挿入される突出部43と、を備える。結合具6は、支持爪42aと突出部43とにより挟持されることにより、竪樋支持具1と結合される。突出部43は、外力による左右方向への移動を規制することができる。これにより、支持爪42aが左右方向に移動し難くなるので、支持部42の基部41側の端部が撓んでしまい、支持部42が折れてしまうことを防止できる。また、挟持部4と固定部3とが別体に形成されているので、固定部3を交換するだけで、竪樋7と建物8の外壁との距離に合わせた竪樋支持具1を形成することができる。
1 竪樋支持具
11 挿通孔
2 固定部
3 固定部
4 挟持部
41 基部
41a 挟持側連結孔
41b 台座部
42 支持部
42a 支持爪
43 突出部
43a 基台部
43b 先端部
52 固定具
6 結合具
61 結合具本体
61a 挿入溝
62 被支持部
7 竪樋
8 建物

Claims (4)

  1. 建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方に前記固定部と一体に設けられる挟持部と、前記固定部と前記挟持部とを貫通し前記建物の外壁に固定するための固定具が挿通する挿通孔と、を備え、
    前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出し竪樋に設けられる結合具を挟持する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出し前記結合具の挿入溝に挿入される突出部と、を有することを特徴とする竪樋支持具。
  2. 竪樋と、建物の外壁に固定される竪樋支持具と、前記竪樋の建物側に設けられる結合具と、を備え、
    前記竪樋支持具は、前記建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方に前記固定部と一体に設けられる挟持部と、前記固定部と前記挟持部とを貫通し前記建物の外壁に固定するための固定具が挿通する挿通孔と、を備え、
    前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出する突出部と、を有し、
    前記結合具は、前記竪樋に取付けられる結合具本体と、前記結合具本体の左右方向の両端部に設けられ前記竪樋支持具に支持される被支持部と、を備え、
    前記結合具本体は、前記竪樋に取付けられる端部とは反対側の端部に前記竪樋から前記建物の方向に開口を有する挿入溝を備え、
    前記被支持部と前記竪樋との隙間には、前記支持爪が挿入され、
    前記挿入溝には、前記突出部が挿入され、
    前記支持爪と前記突出部により、前記結合具が挟持されるものであることを特徴とする竪樋支持構造。
  3. 建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方側に前記固定部と別体に設けられる挟持部と、を備え、
    前記固定部は、前記挟持部と連結具により連結される連結部と、前記連結部から前記建物の内方に向けて連設され前記建物の外壁に固定される連設部と、を有し、
    前記連結部は、前記連結具が挿通される固定側連結孔を有し、
    前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出し竪樋に設けられる結合具を挟持する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出し前記結合具の挿入溝に挿入される突出部と、を有し、
    前記挟持部は、前記固定側連結孔と連通し前記連結具が挿通する挟持部側連結孔を有することを特徴とする竪樋支持具。
  4. 竪樋と、建物の外壁に固定される竪樋支持具と、前記竪樋の前記建物側に設けられる結合具と、を備え、
    前記建物の外壁に固定される固定部と、前記固定部の前記建物の外方側に前記固定部と別体に設けられる挟持部と、を備え、
    前記固定部は、前記挟持部と連結具により連結される連結部と、前記連結部から前記建物の内方に向けて連設され前記建物の外壁に固定される連設部と、を有し、
    前記連結部は、前記連結具が挿通される固定側連結孔を有し、
    前記挟持部は、前記建物の内方側に設けられる基部と、前記基部の左右方向の両端部から前記建物の外方に向けて突出する支持部と、前記支持部の前記建物の外方側の端部から前記支持部が対向する方向に突出する支持爪と、前記基部の左右方向の中間部から前記建物の外方に向けて突出する突出部と、を有し、
    前記挟持部は、前記固定側連結孔と連通し前記連結具が挿通する挟持部側連結孔を有し、
    前記結合具は、前記竪樋に取付けられる結合具本体と、前記結合具本体の左右方向の両端部に設けられ前記竪樋支持具に支持される被支持部と、を備え、
    前記結合具本体は、前記竪樋に取付けられる端部とは反対側の端部に前記竪樋から前記建物の方向に開口を有する挿入溝を備え、
    前記被支持部と前記竪樋との隙間には、前記支持爪が挿入され、
    前記挿入溝には、前記突出部が挿入され、
    前記支持爪と前記突出部により、前記結合具が挟持されるものであることを特徴とする竪樋支持構造。
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