JP2015083736A - 柱と梁との接合構造および補強部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異なる高さの梁を柱に接合する場合において、柱内部にダイアフラム等の部材を接合することなく、また、梁とダイアフラムとの隙間が狭い場合でも適用可能な柱と梁との接合構造等を提供する。【解決手段】 補強部材13は、略L字状の部材である。補強部材13は、柱5の梁9bの接合面に接合される第1接合部である接合部15aと、梁9bが接合される面とは垂直な面に接合される第2接合部である接合部15bとからなる。すなわち、接合部15aと接合部15bとは互いに垂直に構成される。接合部15a、15bの交差部の内面側には、凹曲面部17が設けられる。【選択図】図4

Description

本発明は、鋼管柱に対して、異なる高さの梁を接合するための柱と梁との接合構造等に関するものである。
従来、鋼管柱を用いた構造物において、H形鋼からなる梁を接合する場合がある。柱と梁とを接合する場合には、接合部において、梁からの応力を柱に効率良く伝達させるために、梁のフランジ部の高さに応じた通しダイアフラムが設けられる。通しダイアフラムは、柱と柱の間に溶接等で接合される板状部材である。通常、梁のフランジ部は、通しダイアフラムの側面で突きあわされて溶接される。
しかし、柱に接合される梁のサイズ(高さ)が全ての方向で同じではない場合がある。例えば、一方向の梁のみ、高さが低い梁を接合する場合がある。このような場合には、当該梁の上下のフランジ部のうち、少なくとも一方は他の梁が接合される通しダイアフラムと接合することができない。
したがって、このような高さの異なる梁を接合するためには柱内部に内ダイアフラムを接合する等の必要がある。
また、このような高さの異なる梁を接合するための柱梁接合構造として、梁の一方のフランジ部が一方のダイアフラムと接合され、梁の他方のフランジ部と他方のダイアフラムとの間に梁接合部材が接合され、梁接合部材を介して、梁とダイアフラムとの間の応力伝達が行われる梁の接合構造がある(特許文献1)。
特開2012−207515号公報
しかし、柱内部に内ダイアフラムを設ける作業は、溶接量が多く、作業性が悪いという問題がある。また、特許文献1に記載の構造では、梁とダイアフラムとの間に十分な空間が確保できない場合には、梁接合部材を接合することができなかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、異なる高さの梁を柱に接合する場合において、柱内部にダイアフラム等の部材を接合することなく、また、梁とダイアフラムとの隙間が狭い場合でも適用可能な柱と梁との接合構造等を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため、第1の本発明は、柱と梁との接合構造であって、断面外形が略矩形である柱と、前記柱に形成される一対のダイアフラムと、上下の前記ダイアフラムにそれぞれのフランジ部が接合される第1梁と、前記第1梁と高さが異なり、前記第1梁とは異なる方向に前記柱と接合される第2梁と、前記柱の外面に接合される補強部材と、を具備し、前記補強部材は、前記柱の前記第2梁が接合される面に接合される第1接合部と、前記第2梁が接合される面とは垂直な面に接合される第2接合部とが、略L字状に垂直に形成され、前記第2梁の一方のフランジ部は、一方の前記ダイアフラムと接合され、前記第2梁の他方のフランジ部は、前記柱の外面に接合され、前記第2梁を挟むように前記柱の両側に一対の前記補強部材が接合されることを特徴とする柱と梁との接合構造である。前記柱の角部は曲面部で構成され、前記第1接合部と前記第2接合部との間の内面側が凹曲面部であることが望ましい。
前記補強部材は、前記第1接合部の形成方向および前記第2接合部の形成方向の両者に垂直な方向に、凸部が形成され、前記凸部の内面には、前記凹曲面部が連続して形成され前記第2梁の幅方向の少なくとも一方の端部が、前記柱の前記曲面部にはみ出しており、前記第2梁の前記他方のフランジ部の高さにおいて、前記凸部が、前記曲面部と前記他方のフランジ部との隙間に挿入された状態で、前記補強部材が前記柱および前記第2梁に接合されてもよい。
前記第2梁の幅は、前記柱の幅よりも狭く、前記第2梁が、前記柱に対して幅方向に偏心して接合されてもよい。
前記凹曲面部の曲率半径は、前記曲面部の曲率半径よりも小さいことが望ましい。
第1の発明によれば、梁の接合部近傍の柱5に補強部材を接合するため、梁からの応力等に対して、効率よく柱を補強することができる。また、補強部材は、柱の外部に接合されるため、柱の外部のみで作業を行うことが可能である。したがって、柱への梁の接合作業性に優れる。また、補強部材は、梁が接合される柱の両側に接合されるため、梁のフランジ部とダイアフラムとの距離が短い場合であっても容易に適用が可能である。
また、梁のフランジ部の側端部と柱の角部(曲面部)との隙間に、補強部材の凸部が挿入されることで、確実に梁からの応力を柱に伝達することができる。このような構造は、特に、梁を柱に対して偏心させて接合した場合に有効である。
また、凸部の内面の凹曲面部の曲率半径を、柱の角部の曲面部の曲率半径よりも小さくすることで、凸部先端部と柱との間に隙間が形成されることがない。
第2の発明は、柱と梁との接合構造に用いられる補強部材であって、柱の一方の面に接合される第1接合部と、前記一方の面に垂直な面に接合される第2接合部とが、略L字状に垂直に形成され、前記第1接合部と前記第2接合部との間の内面側が凹曲面部であることを特徴とする補強部材である。
前記第2接合部の形成方向および前記第1接合部の形成方向の両者に垂直な方向に、凸部が形成され、前記凸部の内面には、前記凹曲面部が連続して形成されてもよい。
前記凸部は、前記第2接合部に対して互いに逆方向にそれぞれ設けられてもよい。
第2の発明によれば、柱と梁との接合部近傍を効率よく補強することができ、また、柱の外部のみで作業を行うことが可能である。したがって、柱への梁の接合作業性に優れる。
また、梁のフランジ部の側端部と柱の角部(曲面部)との隙間に、補強部材の凸部を挿入することができるため、確実に梁からの応力を柱に伝達することができる。また、このような凸部を両側に形成することで、いずれの向きにも使用することができる。
本発明によれば、異なる高さの梁を柱に接合する場合において、柱内部にダイアフラム等の部材を接合することなく、また、梁とダイアフラムとの隙間が狭い場合でも適用可能な柱と梁との接合構造等を提供することができる。
柱と梁の接合構造1を示す斜視図。 柱と梁の接合構造1を示す立面図。 補強部材13を示す斜視図。 柱と梁の接合構造1を示す図であり、図2のA−A線断面図。 柱5の曲面部7近傍の拡大図であって、図4のB部拡大図。 補強部材13aを示す斜視図。 柱と梁の接合構造1aを示す立面図。 柱と梁の接合構造1aを示す図であり、図7のC−C線断面図。 柱5の曲面部7近傍の拡大図であって、図8のD部拡大図。
以下、本発明の実施の形態にかかる柱と梁の接合構造1について説明する。図1は、柱と梁の接合構造1を示す斜視図であり、図2は、梁9b側から見た図である。柱と梁の接合構造1は、柱5に複数の梁9a、9bが接合された構造である。
柱5は断面外形が略矩形である、中空の角形鋼管柱であり、梁9a、9bはH形鋼である。梁9aと梁9bとは、梁の高さが異なる。なお、図1の例では、梁9aが柱5の一方向に形成され、梁9bがこれと対向する方向に形成される例を示すが、本発明ではこれに限られず、梁9aまたは梁9bを複数方向に設けてもよい。
柱5には、一対のダイアフラム3a、3bが接合される。なお、ダイアフラム3a、3bは、柱5の外方に突出する通しダイアフラムである。ダイアフラム3a、3bは、柱5に所定の間隔をあけて上下に設けられる。
第1梁である梁9aの上下のフランジ部の端部は、それぞれダイアフラム3a、3bと溶接によって接合される。すなわち、ダイアフラム3a、3bの設置間隔は梁9aのフランジ部間隔と一致する。したがって、梁9aからの応力を柱に確実に伝達することができる。
第2梁である梁9bの上方のフランジ部11aの端部は、上方のダイアフラム3aと溶接によって接合される。梁9bは梁9aよりも高さが低いため、梁9bの下方のフランジ部11bとダイアフラム3bとの間には隙間が生じる。このため、フランジ部11bは、柱5の外面に接合される。
梁9bのフランジ部11bと干渉しない位置であって、梁9bの両側の柱5の外面には、補強部材13が接合される。例えば、梁9bのフランジ部11bのやや上部に補強部材13が接合される。補強部材13は、略L字状の部材であり、柱5の外面に接合される。すなわち、補強部材13は、柱5の、梁9bが接合される面と、それと垂直な面とにまたがるように接合される。
図3は、補強部材13を示す斜視図である。前述した通り、補強部材13は、略L字状の部材である。補強部材13は、梁9bの接合面に接合される第1接合部である接合部15aと、梁9bが接合される面とは垂直な面に接合される第2接合部である接合部15bとからなる。すなわち、接合部15aと接合部15bとは互いに垂直に構成される。接合部15a、15bの交差部の内面側には、凹曲面部17が設けられる。
補強部材13は、例えば溶接性に優れる鋼材である。接合部15a、15bには、柱5との溶接部(図2の溶接部21)に対応する部位に開先部19が形成される。
図4は、図1のA−A線断面図である。図4に示すように、補強部材13は、接合部15a、15bが柱5の表面と接合される。この際、接合部15a、15bは、梁9bを挟み込むように、梁9bの両側にそれぞれ接合される。この際、接合部15aは、柱5の梁9bが接合される面に接合され、接合部15bは、柱5の梁9bが接合される面とは垂直な面に接合される。
なお、補強部材13の厚みは、柱5に対してダイアフラム3bの突出代と略一致する。したがって、図4に示したように、補強部材13は、ダイアフラム3bの平面視における投影面積内に収まるように配置される。なお、各溶接部においては、必要に応じて図示を省略した裏当金を用いてもよい。
図5は、図4のB部拡大図である。補強部材13の内面の凹曲面部17は、曲面部7に対向するように配置される。ここで、補強部材13の内面側の凹曲面部17は、柱5の曲面部7に対応する形状であり、その曲率半径R1は、柱5の曲面部7の曲率半径R2よりも僅かに小さく設定される。R1がR2よりも大きくなると、補強部材13が、柱5と接触しなくなるためである。したがって、凹曲面部17と曲面部7との間には、多少の隙間が形成されてもよい。
このように、柱5の外面であって梁9bのフランジ部11bの接合部近傍に補強部材13を設けることで、柱5に付与される梁9bからの引張や圧縮の応力や、ダイアフラム3aとの接合部を起点としたモーメント等に対して、確実に柱5を補強することができる。また、梁9b(フランジ部11b)とダイアフラム3bとの距離が狭い場合であっても、確実に柱5を補強することができる。
なお、本実施の形態では、梁9bが梁9aよりも高さが低い例を示したが、梁9bが梁9aよりも高い場合でも本発明は適用可能である。この場合には、梁9bのウェブを所定範囲切欠いて、補強部材13を柱5およびダイアフラム3b下面等に接合すればよい。
また、図2の上下が反転した状態で、梁9bと補強部材13とを接合してもよい。この場合には、補強部材13は、フランジ部11bの上部ではなく下部に設けてもよい。
次に、補強部材13の変形例を示す。なお、以下の説明において、補強部材13およびこれを用いた柱と梁の接合構造1と同様の機能を奏する構成については図1〜図5と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図6は、補強部材13aを示す斜視図である。補強部材13aは、補強部材13と略同様の構成であるが、凸部23が、補強部材13aの(接合部15a、15bの両者に対して略垂直な両方向)に形成される点で異なる。すなわち、補強部材13が略L字状であるのに対し、補強部材13aは、上下の両方向に突出する凸部23を有する。なお、接合部15a、15bの幅、厚みや凹曲面部17の曲率半径等は、補強部材13と同様である。
凸部23の内面には、接合部15a、15bの内面に設けられる凹曲面部17が連続して形成される。すなわち、補強部材13aは、一定の曲率の凹曲面部17が上下に延長される。したがって、接合部15a、15bから突出する部位における凹曲面部17の先端部である凹曲面端部25は、先端に行くほどに先細りする断面形状を有する。なお、凸部23は、接合部15bの上下面に互いに逆方向にそれぞれ設けられ、凹曲面端部25が接合部15a側に向くように形成される。
図7は、補強部材13に代えて補強部材13aを用いた柱と梁の接合構造1aを示す図(図2に対応する)であり、図8は、図7のC−C線断面図である。補強部材13aは、補強部材13と略同様にして、柱5の外面に接合されるが、梁9bの接合位置が、柱と梁の接合構造1とは異なる。
柱と梁の接合構造1aでは、梁9bが柱5の幅方向に偏心して配置される。すなわち、柱5の一方の側面(図中右側)と、梁9b(フランジ部11b)の一方の側面(図中右側)とを一致させるように、梁9bが柱5に対して偏心した位置に配置される。
補強部材13aに形成される凸部23は、柱5の長手方向に向けて配置される。すなわち、凸部23は、柱5の角部(曲面部7)に沿って配置される。
図9は、図8のD部拡大図である。前述したように、柱5の角部には、曲面部7が設けられる。このため、柱5の側面と梁9bの側端部位置を合わせると、梁9b(フランジ部11b)の端部と柱5の曲面部7との間には隙間が形成される。すなわち、フランジ部11bの幅方向の一方の端部が、柱5の曲面部7にはみ出す。凸部23の凹曲面端部25は、この隙間に挿入される。
この際、凹曲面部17の曲率半径は曲面部7の曲率半径よりも小さいため、補強部材13aと柱5との間に隙間が形成されることがない。この状態で、凸部23が、柱5およびフランジ部11bと溶接されて接合される。
なお、凸部23の高さ(接合部15bからの突出代)は、接合部15a、15bが接合された位置からの距離とフランジ部11bの厚さとを加味して設定される。すなわち、補強部材13aが柱5に接合された際に、凸部23が、フランジ部11bの厚みの全てを埋めるこができるように、凸部23の高さが設定される。
第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、梁9bを偏心させて接合する場合においても、柱5の角部における曲面部7とフランジ部11bとの隙間を凸部23(凹曲面端部25)によって埋めて、この部位において、確実に梁9bと柱5の応力伝達を行うことができる。
なお、凸部23は、補強部材13aの両側にそれぞれ設けたが、いずれか一方のみでも良い。但し、凸部23を両側に形成することで、補強部材13aを反転して使用することができるため、梁9bの偏心方向によらず、同一の部材を用いることができる。このため、2種類の補強部材を製造および管理する必要がない。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の実施形態では、柱5の角部に曲面部7が形成され、補強部材13、13aに凹曲面部17が形成される例を示したが、本発明はこれに限られない。接合部15a、15bのそれぞれの平面同士が直交するように形成されてもよく、この場合には、柱5の角部にも曲面部7を形成せずに、平面同士が直交するように形成してもよい。
1、1a………柱と梁の接合構造
3a、3b………ダイアフラム
5………柱
7………曲面部
9a、9b………梁
11a、11b………フランジ部
13、13a………補強部材
15a、15b………接合部
17………凹曲面部
19………開先部
21………溶接部
23………凸部
25………凹曲面端部

Claims (8)

  1. 柱と梁との接合構造であって、
    断面外形が略矩形である柱と、
    前記柱に形成される一対のダイアフラムと、
    上下の前記ダイアフラムにそれぞれのフランジ部が接合される第1梁と、
    前記第1梁と高さが異なり、前記第1梁とは異なる方向に前記柱と接合される第2梁と、
    前記柱の外面に接合される補強部材と、
    を具備し、
    前記補強部材は、
    前記柱の前記第2梁が接合される面に接合される第1接合部と、前記第2梁が接合される面とは垂直な面に接合される第2接合部とが、略L字状に垂直に形成され、
    前記第2梁の一方のフランジ部は、一方の前記ダイアフラムと接合され、
    前記第2梁の他方のフランジ部は、前記柱の外面に接合され、
    前記第2梁を挟むように前記柱の両側に一対の前記補強部材が接合されることを特徴とする柱と梁との接合構造。
  2. 前記柱の角部は曲面部で構成され、
    前記第1接合部と前記第2接合部との間の内面側が凹曲面部であることを特徴とする請求項1記載の柱と梁との接合構造。
  3. 前記補強部材は、前記第2接合部の形成方向および前記第1接合部の形成方向の両者に垂直な方向に、凸部が形成され、
    前記凸部の内面には、前記凹曲面部が連続して形成され
    前記第2梁の幅方向の少なくとも一方の端部が、前記柱の前記曲面部にはみ出しており、
    前記第2梁の前記他方のフランジ部の高さにおいて、前記凸部が、前記曲面部と前記他方のフランジ部との隙間に挿入された状態で、前記補強部材が前記柱および前記第2梁に接合されることを特徴とする請求項2記載の柱と梁との接合構造。
  4. 前記凹曲面部の曲率半径は、前記曲面部の曲率半径よりも小さいことを特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の柱と梁との接合構造。
  5. 前記第2梁の幅は、前記柱の幅よりも狭く、
    前記第2梁が、前記柱に対して幅方向に偏心して接合されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の柱と梁との接合構造。
  6. 柱と梁との接合構造に用いられる補強部材であって、
    柱の一方の面に接合される第1接合部と、前記一方の面に垂直な面に接合される第2接合部とが、略L字状に垂直に形成され、
    前記第1接合部と前記第2接合部との間の内面側が凹曲面部であることを特徴とする補強部材。
  7. 前記第2接合部の形成方向および前記第1接合部の形成方向の両者に垂直な方向に、凸部が形成され、
    前記凸部の内面には、前記凹曲面部が連続して形成されることを特徴とする請求項6記載の補強部材。
  8. 前記凸部は、前記第2接合部に対して互いに逆方向にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項7に記載の補強部材。
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