JP2015067293A5 - - Google Patents
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Description
しかしながら、上記特許文献1に記載された荷締め用ロープにおいては、ロープの長さが固定なため固定できる荷物の大きさに制限があるとともに、ロープが弾性体で構成されているため固定した物品の安定性が悪いという問題がある。また、上記特許文献2に記載された荷締め用ベルトにおいては、物品をベルト両端部で二点留めするため物品を安定的に固定することが困難であるという問題がある。特に、凹凸が激しい物品(例えば、車両用のエンジンやトランスミッションなど)である異形物においては、必ずしもバックルを最適な位置に配置することができず、物品の安定的な固定がより困難であるという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、荷物を安定的に固定することができる荷締め用ベルトを提供することにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、荷締め用ベルトは、調整用ベルト体および前記二股用ベルト体における各フックが平板を略J字状に屈曲させたフラットフック本体とこのフラットフック体における屈曲部に対向する開口部分に同開口部分を開閉するゲート体とが設けられている。すなわち、荷締め用ベルトは、フックにおけるフラットフック体が平板を屈曲させて構成されているため、フックを引掛ける被引掛け体がフラットフック体を構成する平板に平行に延びる形状に限定されるため、フックを誤った箇所に引掛けることを防止できるとともに引掛けられたフックの捻じれやズレを防止することができる。また、荷締め用ベルトは、フックにおけるフラットフック体の開口部にゲート体が設けられているため、フックが被引掛け体から外れることを防止することができる。特に、荷締め用ベルトで荷物を縛る際においては、各ベルトの一時的な緩みによるフックの脱落を防止できるため荷締め作業を効率的に行うことができる。
また、本発明の他の特徴は、前記荷締め用ベルトにおいて、ゲート体は、先端上面が中心部から外側に向かって基部側に傾斜する傾斜面で構成されており、引掛け部は、先端部がゲート体の先端上面の外周における引掛け部側の形状に沿った形状に形成されていることにある。
フック130は、図4(A)〜(E)にそれぞれ示すように、ベルト体111の一方の端部をパレット90の被引掛け体92に着脱自在に引っ掛けるための金属製の部品であり、主として、フラットフック本体131およびゲート体132によって構成されている。これらのうち、フラットフック本体131は、ベルト111に連結される部分であるとともに被引掛け体92に引っ掛けられる部分であり、平板を略J字状に折り曲げて形成されている。
このベルト141には、ベルト141を保護するための保護スリーブ120が設けられているとともに、ベルト141の両端部にベルト141の両端部をそれぞれ被引掛け体92に引っ掛けるためのフック130がそれぞれ取り付けられている。これらの保護スリーブ120およびフック130は、前記長さ調整用ベルト110における保護スリーブ120およびフック130と同じ構成であるため、その説明を省略する。なお、ベルト141の両端部にそれぞれ設けられた2つのフック130は、それぞれ表裏面が逆に取り付けられている。
また、パレット90における4つの側面のうちの前記1組の側面とは異なる互いに対向する残りの2つの側面からなるもう1組の側面にはフック130を引っ掛けるための被引掛け体92がそれぞれ張り出した状態で設けられている。この場合、被引掛け体92は、フック130における引掛け部131c内に収まる外径の丸棒で構成されており、各側面の長手方向に沿って延びて形成されている。なお、図2においては、互いに対向する2つの側面にそれぞれ形成される被引掛け体92のうちの一方(図示手前側)のみ示している。
パレット90上に荷物WKを固縛する作業者は、まず、パレット90上に荷物WKを載置した後、荷締め用ベルト100を用意する。この場合、作業者は、ロック体150に対して予め長さ調整用ベルト体110および二股用ベルト140体がそれぞれ連結された状態の荷締め用ベルト100を用意することができるが、荷物WKの大きさや形状に合った荷締め用ベルト100を調製して用意することもできる。すなわち、作業者は、予め複数種類の長さの長さ調整用ベルト体110および二股用ベルト体140をそれぞれ製作しておき、固縛作業時に荷物WKの大きさや形状に合った長さの長さ調整用ベルト体110および二股用ベルト体140を選択してロック体150とともに用意することができる。
次に、作業者は、長さ調整用ベルト体110、二股用ベルト体140およびロック体150をそれぞれ個別に用意した場合には、ロック体150に対して長さ調整用ベルト体110および二股用ベルト体140をそれぞれ連結する。具体的には、作業者は、ロック体150におけるベルト固定具151に長さ調整用ベルト体110におけるベルト111を通すとともに、ロック体150におけるリング体153に二股ベルト体140におけるベルト141を通す。この場合、作業者は、ロック体150に長さ調整用ベルト110を連結する際、ベルト固定具151からフック130側に延びるベルト111の長さを荷物WKを固縛するために最終的に必要となる長さ以上の長さに調整しておく。これにより、ロック体150に対して長さ調整用ベルト体110および二股用ベルト体140がそれぞれ連結されて一体となった荷締め用ベルト100が形成される。
次に、作業者は、荷締め用ベルト100を荷物WKを介してパレット90に掛ける。具体的には、作業者は、二股用ベルト体140における2つのフック130をそれぞれパレット90における被引掛け体92にそれぞれ引掛ける。より具体的には、作業者は、図7(A)に示すように、フック130におけるピン体133の先端部133bに被引掛け体92を押し付ける。これにより、フック130におけるピン体133は、スプリング134の弾性力に抗しながらスライドして先端部133bが基部131a側に向かって変位する(図において破線矢印参照)。
次いで、作業者は、長さ調整用ベルト体110におけるフック130を二股用ベルト体140における2つのフック130と同様の要領でパレット90の被引掛け体92に引っ掛ける。この場合、作業者は、既にパレット90の一方の被引掛け体92に二股用ベルト体140における2つのフック130がそれぞれゲート体132によってロック状態となっているため、長さ調整用ベルト体110のフック130をパレット90の被引掛け体92に引掛ける際に二股用ベルト体140の2つのフック130が被引掛け体92から外れることが防止される。
次に、作業者は、パレット90上に荷締め用ベルト100によって固縛された荷物WKを輸送または保管する。この場合、荷締め用ベルト100は、ロック体150を介した長さ調整用ベルト体110および二股ベルト体140によって荷物WKを3点で固定するため、荷物WKを安定的に固定することができる。また、荷締め用ベルト100は、フック130の基部131aおよび引掛け部131cがそれぞれ平板状に形成されてフック130が被引掛け部92の長手方向に沿って引っ掛かっているため、外部から振動や突発的な力が作用した場合であっても被引掛け体92からの位置ずれが防止されて緊縛力を維持することができる。また、この場合、荷締め用ベルト100は、ゲート体132によってフック130が被引掛け体92から外れることも防止されている。
WK…荷物、P1,P2…凸部、
90…パレット、91…フォーク挿入孔、92…被引掛け体、
100…荷締め用ベルト、
110…長さ調整用ベルト体、111…ベルト、
120…保護スリーブ、
130…フック、131…フラットフック本体、131a…基部、131b…ベルト接続部、131c…引掛け部、132…ゲート体、133…ピン体、133a…ピン本体、133b…先端部、134…スプリング、
140…二股用ベルト体、141…ベルト、
150…ロック体、151…ベルト固定具、151a…押圧片、151b…トーションコイルスプリング、152…連結ベルト、153…リング体、154…荷物保護体、154a…本体部、154b…拡張部、154c…切れ目。
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Claims (1)
- 請求項4に記載した荷締め用ベルトにおいて、
前記ゲート体は、
先端上面が中心部から外側に向かって前記基部側に傾斜する傾斜面で構成されており、
前記引掛け部は、
先端部が前記ゲート体の先端上面の外周における前記引掛け部側の形状に沿った形状に形成されていることを特徴とする荷締め用ベルト。
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