JP2015066583A - 高光沢度の金属板の製造方法 - Google Patents

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【課題】本発明は、研削目が軸方向に沿って延在されたワークロールを用いずに圧延後にオイルピットが金属板の表面に残ることを防止でき、製造コストの増大を回避しつつ光沢度の高い金属板を製造できる高光沢度の金属板の製造方法を提供することを目的とするものである。【解決手段】本発明による高光沢度の金属板の製造方法では、冷間圧延工程で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロールを用い、還元雰囲気下で焼鈍を行った後、調質圧延工程において無潤滑で調質圧延を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、冷間圧延と調質圧延とを行う高光沢度の金属板の製造方法に関する。
従来用いられていたこの種の方法としては、例えば下記の特許文献1等に示されている方法を挙げることができる。すなわち、従来方法では、オイルピットと呼ばれる微少な凹部が金属板の表面に残ることを防止するために、研削目が軸方向に沿って延在されるとともに、ロール周方向の中心線平均粗さが0.20〜0.60μmのワークロールを冷間圧延工程の最終圧延に用いることが提案されている。すなわち、従来方法では、上述のワークロールを最終圧延に用いることで、前段の圧延において金属板の表面に形成されたオイルピットを最終圧延で消滅させている。
特開平5−31910号公報
上記のような従来方法では、研削目が軸方向に沿って延在されたワークロールを用いるので、軸方向に沿ってワークロールを研削する必要がある。しかしながら、軸方向に沿ってワークロールを研削するために、新規設備の導入が必要となり、製造コストが増大する場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、研削目が軸方向に沿って延在されたワークロールを用いずに圧延後にオイルピットが金属板の表面に残ることを防止でき、製造コストの増大を回避しつつ光沢度の高い金属板を製造できる高光沢度の金属板の製造方法を提供することである。
本発明に係る高光沢度の金属板の製造方法は、金属板に対して複数回の圧延を行う冷間圧延工程と、冷間圧延した金属板を還元雰囲気で焼鈍する還元焼鈍工程と、還元焼鈍工程の後に、金属板を調質圧延する調質圧延工程とを含み、冷間圧延工程で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロールを用い、調質圧延工程において無潤滑で調質圧延を行う。
本発明の高光沢度の金属板の製造方法によれば、冷間圧延工程で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロールを用い、還元雰囲気下で焼鈍を行った後、調質圧延工程において無潤滑で調質圧延を行うので、研削目が軸方向に沿って延在されたワークロールを用いずに冷間圧延工程後にオイルピットが金属板の表面に残ることを防止でき、製造コストの増大を回避しつつ光沢度の高い金属板を製造できる。
本発明の実施の形態1による高光沢度の金属板の製造方法を実施するための製造設備を示す構成図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による高光沢度の金属板の製造方法を実施するための製造設備を示す構成図である。本実施の形態の製造設備は、熱延鋼帯を素材として、光沢度の高い冷延鋼帯、冷延鋼板、みがき帯鋼又はみがき帯板を製造するものである。以下、熱延鋼帯、冷延鋼帯、冷延鋼板、みがき帯鋼及びみがき帯板をまとめて金属板1と呼ぶ。
図において、製造設備には、焼鈍・酸洗設備2、冷間圧延機3、還元焼鈍設備4及び調質圧延機5が設けられている。これら焼鈍・酸洗設備2、冷間圧延機3、還元焼鈍設備4及び調質圧延機5は、それぞれ個別のラインに設けられていている。本実施の形態の高光沢度の金属板の製造方法は、焼鈍・酸洗設備2による焼鈍・酸洗工程S1、冷間圧延機3による冷間圧延工程S2、還元焼鈍設備4による還元焼鈍工程S3及び調質圧延機5による調質圧延工程S4を含んでいる。なお、製造設備としては、複数のラインが一連となったもの(例えば焼鈍・酸洗設備2と冷間圧延機3とが一連となったライン)であってもよい。
焼鈍・酸洗設備2は、金属板1の焼鈍と酸洗とを行う設備である。この焼鈍により、金属板1(熱延鋼帯)の結晶組織の調整等が行われる。また、酸洗により、熱間圧延や焼鈍によって金属板の表面に生成された酸化スケールの除去が行われる。
冷間圧延機3は、焼鈍・酸洗設備2による焼鈍・酸洗工程S1の後に、金属板1に対して複数回の圧延を行うものである。本実施の形態では、冷間圧延機3は、金属板1の搬送方向1aに沿って直列に配置された第1〜第4圧延スタンド31〜34を有するタンデム圧延機によって構成されている。金属板1は、各圧延スタンド31〜34においてそれぞれ圧延される。すなわち、本実施の形態では、複数の圧延スタンド31〜34により複数回の圧延を金属板1に行う。
各圧延スタンド31〜34は、金属板1の表面に接するワークロール31a〜34aを有している。すべての圧延スタンド31〜34のワークロール31a〜34aは、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さ(Ra)が0.2μm以上にされている。すなわち、冷間圧延工程S2で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロールが用いられる。
各圧延スタンド31〜34では、潤滑剤として水溶性圧延油が用いられる。水溶性圧延油とは、油及び水の混合液からなるものであり、周知のように純粋な鉱物油よりも冷却能力が高いものである。一方で、水溶性圧延油は、鉱物油と比べて粘度が高いという性質も有している。
水溶性圧延油の粘度が比較的高いことに起因して、ワークロール31a〜34aの表面粗度が低いと(すなわち中心線平均粗さが小さいと)、オイルピットと呼ばれる微少な凹部が金属板1の表面に生じる可能性がある。本実施の形態では、上述のようにすべての圧延スタンド31〜34のワークロール31a〜34aの中心線平均粗さ(Ra)を0.2μm以上とすることで、冷間圧延機3での圧延の全体を通して金属板1の表面にオイルピットが生じることを回避している。
冷間圧延機3の圧延条件をより詳細に示すと、以下の表1のとおりである。なお、表中の1stdは第1圧延スタンド31を意味し、2stdは第2圧延スタンド32を意味し、3stdは第3圧延スタンド33を意味し、4stdは第4圧延スタンド34を意味している。
Figure 2015066583
表1に示すように、冷間圧延機3における圧下率は、第1圧延スタンド31で最も大きく、第2圧延スタンド32、第3圧延スタンド33及び第4圧延スタンド34と徐々に小さくされる。
第1及び第2圧延スタンド31,32(すなわち冷間圧延機3の入側スタンド(又は前半圧延))のワークロール31a,32aの中心線平均粗さ(Ra)は、1.5μm以上かつ2.0μm以下とすることが好ましい。中心線平均粗さを1.5μm以上としているのは、中心線平均粗さが1.5μmよりも小さいと、ワークロール31a,32aと金属板1との焼付きが生じ、光沢を低下させるためである。中心線平均粗さを2.0μm以下としているのは、中心線平均粗さが2.0μmよりも大きいと、金属板1の表面に研削目が深く転写されてしまい、その研削目が後段の圧延の後にも残ってしまうためである。
第3圧延スタンド33(すなわち冷間圧延機3の中間スタンド(又は中間圧延))のワークロール33aの中心線平均粗さ(Ra)は、0.3μm以上かつ1.0μm以下とすることが好ましい。中心線平均粗さを0.3μm以上としているのは、中心線平均粗さが0.3μmよりも小さいと、ワークロール33aと金属板1との焼付きが生じ、光沢を低下させるためである。第3圧延スタンド33におけるワークロール33aの中心線平均粗さの下限値が、第1及び第2圧延スタンド31,32におけるワークロール31a,32aの中心線平均粗さの下限値よりも低いのは、以下の理由のためである。すなわち、第3圧延スタンド33で圧延する金属板1の板厚が第1及び第2圧延スタンド31,32で圧延する金属板1の板厚よりも薄いので、第3圧延スタンド33での圧延量は第1及び第2圧延スタンド31,32での圧延量よりも少ない。このため、第3圧延スタンド33のワークロール33aと金属板1との間に比較的多くの水溶性圧延油が入り込むことができ、より細かな目のワークロール33aを第3圧延スタンド33で用いても焼き付きを防止できるためである。ワークロール33aの中心線平均粗さを1.0μm以下としているのは、中心線平均粗さが1.0μmよりも大きいと、金属板1の表面に研削目が深く転写されてしまい、その研削目が後段の圧延後にも残ってしまうためである。
第4圧延スタンド34(すなわち冷間圧延機3の出側スタンド(又は仕上圧延))のワークロール34aの中心線平均粗さ(Ra)は、0.2μm以上かつ1.0μm以下とすることが好ましい。中心線平均粗さを0.2μm以上しているのは、中心線平均粗さが0.2μm未満だと、金属板1の表面にオイルピットが生じる可能性があるためである。中心線平均粗さを1.0μm以下としているのは、中心線平均粗さが1.0μmよりも大きいと、その研削目が後述の調質圧延の後にも残ってしまうためである。
なお、第3圧延スタンド33のワークロール33aの中心線平均粗さ(Ra)は、第4圧延スタンド34のワークロール34aの中心線平均粗さ(Ra)よりも大きいことが好ましい。これは、第3圧延スタンド33は目慣らしの役割を有しているためである。
還元焼鈍設備4は、冷間圧延機3による冷間圧延の後に、還元雰囲気中で金属板1の焼鈍を行う設備である。この焼鈍により、冷間圧延により潰された金属板1の組織が元に戻される。また、還元雰囲気下で焼鈍を行うことにより、金属板1表面に付着するスケールを少なくでき、酸洗の必要を無くすことができる。従って、酸洗によって金属板1の光沢を低下させることを回避できる。
還元焼鈍設備4における焼鈍条件をより詳細に示すと、以下の表2のとおりである。
Figure 2015066583
調質圧延機5は、還元焼鈍設備4による焼鈍の後に、金属板1に対して調質圧延を行うものである。調質圧延機5は、金属板1の表面に接するワークロール5aを有している。調質圧延機5における圧延条件をより詳細に示すと、以下の表3のとおりである。
Figure 2015066583
表3に示すように、調質圧延機5における圧延の伸び率は、0.6%以上かつ2.0%以下とすることが好ましい。伸び率を0.6%以上としているのは、伸び率が0.6%未満より小さいと、金属板1に降伏伸びが残るためである。伸び率を2.0%以下としているのは、伸び率が2.0%より大きいと、材料硬度や厚みが所定範囲から外れる可能性があるためである。
調質圧延機5のワークロール5aのロール軸方向に沿う中心線平均粗さ(Ra)は0.02μm以下とされている。これは、調質圧延後の金属板1の目標表面粗度(Ra)を0.01μm〜0.03μmとしているためである。
調質圧延機5では圧延油を使用せずに無潤滑(ドライ)で調質圧延を行う。これは、調質圧延機5のワークロール5aの中心線平均粗さ(Ra)を小さく設定するため、圧延油を使用すると調質圧延においてオイルピットが発生する可能性があるためである。すなわち、無潤滑で調質圧延を行うことで、調質圧延でのオイルピットの発生を回避して、光沢度の高い金属板1を製造できるようにしている。
次に実施例を挙げる。本発明者は、SUS430のステンレス鋼板の熱延鋼帯を供試材として、高光沢度の金属板の製造方法を実施した。その結果を下記の表4に示す。
なお、金属板の光沢度の評価には、JISZ8741で規定される測定方法による光沢度(20°)と、ASTM E 313で規定される測定方法による白色度とを用いている。光沢度(20°)が880以上かつ白色度が22以下のものを、高光沢度の金属板として評価している。また、表4において砥石の番手に付されている「粗」及び「仕」は、研磨方法の違いを示している。具体的には、「粗」は、砥石をワークロールに切り込ませずに軽く当てるだけのゼロカットと呼ばれる研磨を行わないか又は1回だけ行う研磨方法を示し、「仕」は、ゼロカットを複数回行う研磨方法を示している。
Figure 2015066583
実施例1〜3(比較例)は、第1〜第3圧延スタンド31〜33のワークロール31a〜33aの中心線平均粗さ(Ra)を0.2μmよりも大きくする一方で、第4圧延スタンド34のワークロール34aの中心線平均粗さ(Ra)を0.2μm未満(0.05μm〜0.08μm)としたものである。実施例1,2の圧延条件にて製造された金属板1は、光沢度及び白色度の両方が合格基準を満たさなかった。また、実施例3の圧延条件にて製造された金属板1は、白色度が合格基準を満たさなかった。このことから、冷間圧延工程S2において、中心線平均粗さ(Ra)を0.2μm未満のワークロールを用いた場合には、高光沢度の金属板を製造できないことが分った。
一方で、実施例4〜10(発明例)は、第1〜第4圧延スタンド31〜34のワークロール31a〜34a(すべての圧延スタンドのワークロール)の中心線平均粗さ(Ra)を0.2μm以上としている。実施例4〜11の圧延条件にて製造された金属板1は、光沢度及び白色度の両方において合格基準を満たしていた。このことから、冷間圧延工程S2で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるワークロールを用いても、そのワークロールのロール軸方向の中心線平均粗さを0.2μm以上とすることで、高光沢度の金属板を製造できることが分った。
このような高光沢度の金属板の製造方法では、冷間圧延工程S2で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロール31a〜34aを用い、還元雰囲気下で焼鈍を行った後、調質圧延工程S4において無潤滑で調質圧延を行うので、研削目が軸方向に沿って延在されたワークロールを用いずに圧延後にオイルピットが金属板1の表面に残ることを防止でき、製造コストの増大を回避しつつ光沢度の高い金属板を製造できる。
また、前半圧延で用いられるワークロール31a,32aの中心線平均粗さは、中間圧延で用いられるワークロール33aの中心線平均粗さよりも大きく、中間圧延で用いられるワークロール33aの中心線平均粗さは、仕上圧延で用いられるワークロール34aの中心線平均粗さよりも大きいので、オイルピットの発生と、金属板とワークロールとの焼き付きを防止しながら、高い圧下率を確保することができる。
また、前半圧延で用いられるワークロール31a,32aの中心線平均粗さは、1.5μm以上かつ2.0μm以下であるので、前半圧延において金属板1の焼付きが生じることを回避しつつ、研削目が後段の圧延の後にも残ってしまうことを回避できる。
また、中間圧延で用いられるワークロール33aの中心線平均粗さは、0.3μm以上かつ1.0μm以下であるので、中間圧延において金属板1の焼付きが生じることを回避しつつ、研削目が後段の圧延の後にも残ってしまうことを回避できる。
また、仕上圧延で用いられるワークロール34aの中心線平均粗さは、0.2μm以上かつ1.0μm以下であるので、仕上圧延において金属板1の表面にオイルピットが生じることを回避しつつ、研削目が調質圧延の後に残ってしまうことを回避できる。
なお、実施の形態では冷間圧延工程はタンデム圧延機からなる冷間圧延機3によって行われると説明したが、冷間圧延工程は金属板を往復動させながら複数回圧延するレバース圧延機によって行われてもよい。
1 金属板
5a ワークロール
31a〜34a ワークロール
S2 冷間圧延工程
S3 還元焼鈍工程
S4 調質圧延工程

Claims (5)

  1. 金属板に対して複数回の圧延を行う冷間圧延工程と、
    冷間圧延した前記金属板を還元雰囲気で焼鈍する還元焼鈍工程と、
    前記還元焼鈍工程の後に、前記金属板を調質圧延する調質圧延工程と
    を含み、
    前記冷間圧延工程で行われるすべての圧延において、研削目が周方向に沿って延在されるとともに、ロール軸方向の中心線平均粗さが0.2μm以上のワークロールを用い、
    前記調質圧延工程において無潤滑で調質圧延を行う
    ことを特徴とする高光沢度の金属板の製造方法。
  2. 前記冷間圧延工程には、前半圧延と、前記前半圧延の後に行われる中間圧延と、前記中間圧延の後に行われる仕上圧延とが含まれており、
    前記前半圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さは、前記中間圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さよりも大きく、
    前記中間圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さは、前記仕上圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さよりも大きい
    ことを特徴とする請求項1記載の高光沢度の金属板の製造方法。
  3. 前記前半圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さは、1.5μm以上かつ2.0μm以下であることを特徴とする請求項2記載の高光沢度の金属板の製造方法。
  4. 前記中間圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さは、0.3μm以上かつ1.0μm以下であることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の高光沢度の金属板の製造方法。
  5. 前記仕上圧延で用いられる前記ワークロールの前記中心線平均粗さは、0.2μm以上かつ1.0μm以下であることを特徴とする請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の高光沢度の金属板の製造方法。
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