JP2015064975A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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真規 増田
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太郎 山福
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和輝 川口
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理史 ▲高▼野
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Abstract

【課題】本発明の目的は、電池容量およびサイクル特性が向上した非水電解質二次電池を提供することである。【解決手段】負極集電体上に設けられる負極活物質層として、第1負極活物質で形成された第1負極活物質層を正極対向部に配置し、第2負極活物質で形成された第2負極活物質層の少なくとも一部を正極対向部に配置し、且つ当該第1負極活物質および第2負極活物質として、SOC−OCP曲線をプロットした際に、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、当該SOC値Xに対応する当該第1負極活物質のOCP値が、当該SOC値Xに対応する当該第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示すものを選択することによって、電池容量およびサイクル特性を向上させ得る。【選択図】図3

Description

本発明は、電池容量およびサイクル特性が向上した非水電解質二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池に代表される非水電解質電池は、エネルギー密度が高く、携帯電話、ノート型パソコン電源等に多用されており、近年では電気自動車の電源に使用することも検討されている。
通常、リチウムイオン二次電池は、正極集電体の両面に正極活物質が塗布された正極板と、負極集電体の両面に負極活物質が塗布された負極板とが、電解質層を介して接続され、電池ケースに収納された構成を有している。また、一般的なリチウムイオン二次電池では、充電時に負極板にリチウムがデンドライト析出するのを抑制するために、図1に示すように、通常、正極板上の正極活物質層に対向する負極板上の負極活物質層は、幅および長さについて該正極活物質層よりも大きく形成されている。即ち、リチウムイオン二次電池における負極活物質層は、通常、正極活物質層と対向する部分(正極対向部)と、正極活物質層と対向していない部分(正極非対向部)を構造上有している。
近年の電子機器の高性能化や多機能化等に伴って、電池の性能の向上も要求されている。そこで、正極活物質層が正極非対向部と正極対向部に分かれていることに起因する性能上の欠点を究明し、それを克服することができれば、電池の性能の向上に寄与できると期待される。
これまでに、負極活物質層が正極非対向部と正極対向部に分かれていることに着目して、電池の性能を向上させる技術については幾つか報告されている。例えば、特許文献1には、充電状態(SOC)が0%であるときの正極非対向部のリチウムイオンドープ率が、正極対向部のリチウムイオンドープ率に比べて大きくなるように設定することにより、充放電時の負極活物質層の膨張および収縮を抑止でき、優れたサイクル特性を備え得ることが開示されている。また、特許文献2には、正極非対向部を電解液に不溶の絶縁性樹脂で被覆することによって、電池の充電時において正極非対向部がリチウムイオンとの反応に殆ど関与しない状態で保持され、電池容量の劣化抑制、高エネルギー密度の保持、サイクル特性の向上等が可能になることが開示されている。
特開2011−60520号公報 特開平7−130389号公報
負極活物質層における正極対向部の電位が正極非対向部よりも低くなると、正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動が生じる。非水電解質二次電池では、負極活物質層の正極対向部と正極活物質層との間でリチウムイオンの移動が起こることによって充放電が行われるため、負極活物質層の正極非対向部に移動したリチウムイオンは充放電に寄与せず、電池容量やサイクル特性を低下させる一因になる。そのため、非水電解質二次電池における電池容量やサイクル特性改善には、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制でき、リチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部へ迅速に戻るように設計することが重要になる。
一方、特許文献1の技術では、負極の正極対向部と正極非対向部とで負極活物質の膨張収縮率が異なることに起因する正極対向部と正極非対向部との境界に応力を緩和する技術であり、正極対向部と正極非対向部の間でのリチウムイオンの移動を制御するものではない。また、特許文献2の技術は、負極活物質層から正極活物質層の正極非対向部へのリチウムの移動を抑制するために、当該正極非対向部を絶縁性樹脂で被覆しており、正極対向部と正極非対向部の間でのリチウムイオンの移動を制御するものではない。
このように、負極活物質層において、正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制、または正極非対向部に移動したリチウムイオンを正極対向部に戻すことができれば電池容量やサイクル特性の低下を抑制できると考えられるが、従来技術では、正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制する技術については知られていない。また、正極対向部の電位を正極非対向部よりも高くすること(低SOC状態)によって、正極非対向部に移動したリチウムイオンを正極対向部に返送させることができるが、リチウムイオンを正極対向部に完全に戻すには相当の時間を要するという欠点がある。
このような従来技術を背景として、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制でき、更にはリチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部への返送が迅速に行うことができ、電池容量およびサイクル特性を改善する技術の開発が望まれている。
そこで、本発明は、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制し、更にはリチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部への返送が迅速に行うことができ、電池容量およびサイクル特性が向上した非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討を行ったところ、負極集電体上に設けられる負極活物質層として、第1負極活物質で形成された第1負極活物質層を正極対向部に配置し、第2負極活物質で形成された第2負極活物質層の少なくとも一部を正極対向部に配置し、当該第1負極活物質および第2負極活物質として所定の関係を満たすものを選択することによって、前記課題が解決できることを見出した。具体的には、当該第1負極活物質および第2負極活物質として、SOC−OCP(State of Charge−Open Circuit Voltage)曲線をプロットした際に、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、当該SOC値Xに対応する当該第1負極活物質のOCP値が、当該SOC値Xに対応する当該第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示すものを選択することによって、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制できることを見出した。更には、前記関係を満たす第1負極活物質および第2負極活物質を使用することにより、リチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部への返送を迅速に行うことが可能になり、ひいては、電池容量およびサイクル特性を向上させ得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
即ち、本発明の一態様に係る非水電解質二次電池では、正極集電体上に正極活物質層を有する正極板と、負極集電体上に負極活物質層を有する負極板とを備える非水電解質二次電池において、前記負極活物質層が、第1負極活物質で形成された第1負極活物質層と、第2負極活物質で形成された第2負極活物質層とを相互に接触した状態で含み、前記第1負極活物質層が、前記正極活物質層と対向する領域に配置されており、前記第2負極活物質層の少なくとも一部が、前記正極活物質層と対向していない領域に配置されており、前記第1負極活物質と前記第2負極活物質が示すSOC−OCP曲線をプロットした際に、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、当該SOC値Xに対応する前記第1負極活物質のOCP値が、当該SOC値Xに対応する前記第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示す。このような構成を備えることによって、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制でき、リチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部への返送を迅速に行うことが可能になる。
また、本発明の他の一態様に係る非水電解質二次電池では、前記第1負極活物質が非晶質炭素であり、前記第2負極活物質が黒鉛である。このような構成を備えることによって、正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動の抑制、およびリチウムイオンの正極非対向部から正極対向部への返送をより一層効果的に実現することができる。
本発明の非水電解質二次電池は、負極活物質層の正極対向部から正極非対向部へのリチウムイオンの移動を抑制でき、しかもリチウムイオンが正極非対向部に一旦移動しても、低SOC状態にて正極対向部への返送が迅速に行うことが可能になっている。これによって、本発明の非水電解質二次電池は、従来技術に比べて電池容量およびサイクル特性を向上させることが可能になる。
従来の非水電解質二次電池における正極板と負極板の構造の模式図である。 本発明の一実施形態の角形非水電解質二次電池の縦断面図である。 本発明の非水電解質二次電池の一態様における正極板と負極板の構造の模式図である。 本発明の非水電解質二次電池の一態様における正極板と負極板の構造の模式図である。 本発明の非水電解質二次電池の一態様における正極板と負極板の構造の模式図である。 易黒鉛化性炭素と黒鉛のSOC−OCP曲線である。
以下、本発明の非水電解質二次電池について、図面を適宜参照しつつ説明する。
[非水電解質二次電池の全体構造]
本発明の非水電解質二次電池は、正極集電体上に正極活物質層を有する正極板と、負極集電体上に負極活物質層を有する負極板とを備えている。当該正極板と負極板の間にはセパレータが介在されて電池要素が形成され、当該発電要素は非水電解質と共に電池ケースに収納される。
図2に、本発明の一実施形態である角形非水電解質二次電池の概略断面図を示す。この角形非水電解質二次電池1は、正極集電体上に正極活物質層を有する正極板2と負極集電体上に負極活物質層を有する負極板3とがセパレータ4を介して巻回された電池要素5が、非水電解質と共に電池ケース6に収納されている。電池ケース6には、安全弁7を設けた電池蓋8が溶接によって取り付けられ、負極端子9は負極リード10を介して負極板3と接続され、正極板2は正極リード11を介して電池蓋8と接続されている。
[正極板と負極板の構造]
本発明の非水電解質二次電池において、負極集電体上の負極活物質層には、相互に接触した状態にある第1負極活物質層と第2負極活物質層の2つの層から形成されており、当該第1負極活物質層が、前記正極活物質層と対向する領域(正極対向部)に配置されており、且つ当該第2負極活物質層の少なくとも一部が前記正極活物質層と対向していない領域(正極非対向部)に配置されている。即ち、第1負極活物質層は正極対向部に配置され、第2負極活物質層の少なくとも一部は正極非対向部に配置されている。
第2負極活物質層は、正極非対向部のみに配置されていてもよく、また正極非対向部に配置されていることを限度として、その一部が正極対向部に配置されていてもよい。第2負極活物質層が正極非対向部のみに配置されている態様の一例を図3に示す。図3に示す態様では、負極活物質層の正極対向部3aが第1負極活物質層32からなる単層、正極非対向部3bが第2負極活物質層33からなる単層によってそれぞれ形成され、負極集電体31上で、前記第1負極活物質層32が前記第2負極活物質層33と隣接して配置されている。
また、第2負極活物質層の一部が正極対向部にも配置されている態様の例を図4および5に示す。図4に示す態様では、正極対向部3aは負極集電体31側から第2負極活物質層33と第1負極活物質層32の2つの層がこの順に設けられ、正極非対向部3bは第2負極活物質層33からなる単層によって形成されている。即ち、図4に示す態様では、第2負極活物質層33が、正極非対向部3bだけでなく、正極対向部3aにおいて更に第1負極活物質層32と負極集電体31の間に積層されている。
また、図5に示す態様では、正極対向部3aは負極集電体31側から第1負極活物質層32と第2負極活物質層33の2つの層がこの順に設けられ、正極非対向部3bは第2負極活物質層33からなる単層によって形成されている。即ち、図5に示す態様では、第2負極活物質層33が、正極非対向部3bだけでなく、負極集電体31上に設けられた第1負極活物質層32上にも積層され、第1負極活物質層32は当該第2負極活物質層33を介して前記正極活物質層と対向している状態になっている。なお、図3〜5では、便宜上、セパレータを省略している。また、正極活物質層および負極活物質層は、正極集電体および負極集電体の両面に形成されていてもよいが、図3〜5では、便宜上、正極集電体および負極集電体の片面に正極活物質層および負極活物質層を設けた場合の例を挙げている。なお、図3〜5では、正極対向部3aと正極非対向部3bの各負極活物質層の厚さはと同じになっているが、本発明において、正極対向部3aと正極非対向部3bの各負極活物質層の厚さは異なっていてもよい。また、正極対向部3aと正極非対向部3bの各負極活物質層の密度については、同一であってもよく、また異なっていてもよい。
[負極板]
本発明の非水電解質二次電池の負極には、負極集電体上に負極極活物質層が形成された負極板が使用され、当該負極活物質層は、第1負極活物質で形成された第1負極活物質層と、第2負極活物質で形成された第2負極活物質層によって構成される。また、本発明の非水電解質二次電池において、当該第1負極活物質と第2負極活物質として、それぞれSOC−OCP曲線をプロットした際に、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、当該SOC値Xに対応する第1負極活物質のOCP値が、当該SOC値Xに対応する第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示すものが選択して使用される。このように、本発明の非水電解質二次電池では2つの異なるSOC−OCP曲線を示す負極活物質を特定の部位に配置して使用することにより、電池容量およびサイクル特性を向上させることが可能になっている。
本発明の非水電解質二次電池において、電池容量およびサイクル特性が向上する理由は次のように考えられる。リチウムイオン移動には駆動力として電位差が必要とされ、電位が低い部位から高い部位にリチウムイオンが移動する。これに対して、本発明の非水電解質二次電池では、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、正極対向部に配置される第1負極活物質のOCP値が、正極非対向部に配置される第2負極活物質のOCP値よりも大きい値になることにより、当該SOC値Xにおいて、正極非対向部から正極対向部にリチウムイオンが移動する駆動力(正極対向部と正極非対向部の電位差)が確保される。これによってリチウムイオンが正極対向部から正極非対向部に移動し難くなり、しかも正極非対向部に一旦移動したリチウムイオンを正極対向部に戻し易くなっている。更に、本発明の非水電解質二次電池では、正極非対向部に一旦移動したリチウムイオンの一部が正極対向部に戻っても、第1負極活物質と第2負極活物質のSOC−OCP曲線の違いにより、正極非対向部から正極対向部にリチウムイオンを移動させるための駆動力(正極対向部と正極非対向部の電位差)は保持できるため、リチウムイオンを正極対向部に戻る速度を低下させることなく、迅速にリチウムイオンを正極対向部に戻し続けることが可能になる。
一方、従来の非水電解質二次電池のように、正極対向部および正極非対向部に同一の負極活物質または同じSOC−OCP曲線を示す2種の負極活物質を使用している場合には、リチウムイオンが正極対向部から正極非対向部に移動するのを抑制できない。また、従来の非水電解質二次電池では、正極非対向部に一旦移動したリチウムイオンを正極対向部に戻す駆動力は、正極非対向部と正極対向部におけるリチウムイオンの濃度勾配に依存する電位差になるため、正極非対向部に移動したリチウムイオンが正極対向部に戻るに連れて当該電位差が小さくなり、それと共にリチウムイオンが正極対向部に戻る速度が次第に低下し、迅速にリチウムイオンを正極対向部に戻し続けることができなくなる。
第1負極活物質と第2負極活物質は、充放電によってとり得るSOC値の範囲の中にある少なくとも一つの値Xにおいて、1負極活物質のOCP値が第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示せばよいが、電池容量およびサイクル特性をより一層効果的に向上させるという観点から、好ましくはSOC値が0〜85%、更に好ましくは15〜85%の間にある時に、第1負極活物質のOCP値が第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示すことが望ましい。
また、充放電によってとり得る特定のSOC値における第1負極活物質のOCP値と第2負極活物質のOCP値の差については、特に制限されないが、電池容量およびサイクル特性をより一層効果的に向上させるという観点から、充放電によってとり得るSOC値の範囲における[(第1負極活物質のOCP値)−(第2負極活物質のOCP値)]の最大値として、好ましくは1.4V、更に好ましくは0.6Vが挙げられる。
なお、負極活物質のSOC−OCP曲線は、公知の方法に従って測定することができる。具体的には、作用極に目的の極板、対極および参照極にリチウム金属を用いた単電池において、以下の手順で対リチウムの電位(OCP値)を測定することによって測定される:(1)先ず、低電流放電で単電池の任意の容量(SOC値)(例えばSOC5%)を求める。(2)前記で求めた容量分を充電し、その後電位が緩和するまで休止し、休止後の電位を測定する。これによって前記SOC値におけるOPC値が得られる(例えば、SOC値5%の場合のOCP値)。(3)容量(SOC値)を徐々に増やしていき、SOC値が100%になるまで前記(1)と(2)の操作を繰り返す。(4)各SOC値とOCP値をプロットすることにより、SOC−OCP曲線を得る。
第1負極活物質および第2負極活物質としては、リチウムイオンを可逆的に吸蔵および放出できる負極活物質の中から、SOC−OCP曲線が前記特性を備えるものをそれぞれ選択して使用される。具体的には、第1負極活物質と第2負極活物質として、難黒鉛化性炭素(ハードカーボン)、易黒鉛化性炭素(ソフトカーボン)等の非晶質炭素;黒鉛;Al、Si、Pb、Sn、Zn、Cd等の金属とリチウムとの合金;酸化タングステン;酸化モリブデン;硫化鉄;硫化チタン;チタン酸リチウム等の負極活物質の中から、前記特性を備えるものをそれぞれ選択すればよい。第1負極活物質および第2負極活物質は、それぞれ、1種の負極活物質を単独で使用してもよく、また2種以上の負極活物質を組み合わせて使用してもよい。
第1負極活物質および第2負極活物質の組み合わせの例として、好ましくは、第1負極活物質が非晶質炭素であり、第2負極活物質が黒鉛である組み合わせ、更に好ましくは第1負極活物質が易黒鉛化性炭素であり、第2負極活物質が黒鉛である組み合わせが挙げられる。ここで、非晶質炭素とは、d002が0.34nm以上である炭素であり、黒鉛とは六法状結晶を有しd002が0.34nm未満である炭素を指す。
図6に、易黒鉛化性炭素と黒鉛のSOC−OCP曲線の一例を示す。この例では、SOC値が0〜70%の範囲にある場合、易黒鉛化性炭素のOCP値は黒鉛のOCP値よりも高い値を示し、更に低SOC値の状態(SOC値が0〜40%の範囲)において、易黒鉛化性炭素のOCP値と黒鉛のOCP値の差が0.2〜0.5V vs Li/Li程度になっているため、第1負極活物質が易黒鉛化性炭素であり、第2負極活物質が黒鉛である組み合わせは、電池容量およびサイクル特性をより一層効果的に向上させる上で特に好適といえる。なお、SOC―OCP曲線の横軸SOC値は電池設計(主に、正極板と負極板との容量比率)によって変化するものであり、図6で示したSOC−OCP曲線の横軸SOC値は一例である。
第1負極活物質層および第2負極活物質層には、前記負極活物質の他に、必要に応じて、導電剤、結着剤が含まれていてもよい。
導電剤としては、例えば、カーボンブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、カーボンウイスカー、炭素繊維、金属(銅、ニッケル、アルミニウム、銀、金等)粉、金属繊維、導電性セラミックス材料等の導電性材料が挙げられる。これらの導電剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
結着剤としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ポリアクリロニトリル、フッ素ゴム等が挙げられる。これらの結着剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、結着剤としてスチレン−ブタジエンゴムを使用する場合、増粘剤としてカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加することが好ましい。
負極板に使用される負極集電体としては、特に制限されないが、例えば、例えば、銅、ニッケル、ステンレス鋼、ニッケルメッキ鋼、クロムメッキ鋼等の金属材料が挙げられる。これらの中でも、加工し易さとコストの点から、銅が好ましい。
本発明で使用される負極板は、負極集電体上に所定の形状となるように第1負極活物質および第2負極活物質をそれぞれ塗工し、乾燥、ロールプレス等で負極活物質層の密度および厚みを調整することによって調製される。塗布、乾燥等の方法や条件については周知のものを採用すればよい。
[正極板]
本発明の非水電解質二次電池の正極には、正極集電体上に正極活物質層が形成された正極板が使用される。
正極活物質層には、正極活物質が含まれる。正極活物質としては、リチウムイオンを可逆的に吸蔵および放出できることを限度として、特に制限されず、無機化合物であってもよく、また有機化合物であってもよい。正極活物質として使用される無機化合物としては、例えば、リチウムニッケル複合酸化物(例えばLiNiO等)、リチウムコバルト複合酸化物(例えばLiCoO等)、リチウムニッケルコバルト複合酸化物(例えばLiNi1−yCo等)、リチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物(例えばLiNiCoMn1−x−y等)、スピネル型リチウムマンガン複合酸化物(LiMn等)、オリビン構造を有するリチウムリン酸化物(例えばLiFePO、LiFe1−yMnPO、LiCoPO等)等が挙げられる。また、正極活物質として使用される有機化合物としては、例えば、ポリアニリン、ポリピロール等の導電性ポリマー材料、ジスルフィド系ポリマー材料、フッ化カーボン等が挙げられる。これらの正極活物質は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、正極活物質層には、前記正極活物質の他に、必要に応じて、導電剤、結着剤、フィラー等の添加剤が含まれていてもよい。これらの添加剤の種類については、第1負極活物質層および第2負極活物質層に配合されるものと同様である。
正極板に使用される正極集電体としては、特に制限されないが、例えば、例えば、アルミニウム、タンタル、ニオブ、チタン、ハフニウム、ジルコニウム、亜鉛、タングステン、ビスマス、およびこれらの金属を含む合金等の金属材料;カーボンクロス、カーボンペーパー等の炭素質材料等が挙げられる。これらの中でも、アルミニウムが好ましい。
本発明で使用される正極板は、正極集電体上に所定の形状となるように正極活物質を塗工し、乾燥、ロールプレス等で負極活物質層の密度および厚みを調整することによって調製される。塗布、乾燥等の方法や条件については周知のものを採用すればよい。
[非水電解質]
本発明の非水電解質二次電池に用いられる非水電解質の溶質としては、特に制限されるものではなく、一般に非水電解質二次電池に使用される広電位領域において安定であるリチウム塩が使用できる。当該溶質として、例えば、LiBF、LiPF、LiClO、LiCFSO、LiN(CFSO、LiN(CSO、LiN(CFSO)(CSO)、LiC(CFSO、LiB(C、LiC(CSO等が挙げられる。これらの溶質は1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。非水電解質における溶質の含有量については、特に制限されず、使用する溶質の種類や非水溶媒種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば、0.1〜5.0mol/dm、好ましくは0.8〜2.0mol/dmが挙げられる。
また、本発明の非水電解質二次電池に用いられる非水電解質の非水溶媒としは、特に制限されるものではなく、一般に非水電解質の当該非水溶媒として使用される有機溶媒が使用できる。当該非水溶媒として、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等が挙げられる。これらの非水溶媒は1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
更に、本発明の非水電解質二次電池に用いる非水電解質には、前記溶質と非水溶媒の他に、必要に応じて、過充電防止剤、負極被膜形成剤、正極保護剤等の添加剤が含まれていてもよい。過充電防止剤としては、具体的には、ビフェニル、シクロヘキシルベンゼン等が挙げられる。また、負極被膜形成剤としては、具体的には、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート等が挙げられる。また、正極保護剤としては、具体的には、プロパンスルトン等が挙げられる。これらの添加剤は1種単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、非水電解質におけるこれらの添加剤の含有量については、特に制限されず、当該添加剤の種類等に応じて適宜設定すればよいが、例えば0.01〜5質量%、好ましくは0.1〜5質量%、更に好ましくは0.2〜5質量%が挙げられる。
[セパレータ]
本発明の非水電解質二次電池に用いられるセパレータは、絶縁性を備えるものであることを限度として特に制限されず、微多孔性膜や不織布等が使用される。セパレータを構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が挙げられる。これらの材料は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
[他の構成要素]
また、その他の電池の構成要素としては、端子、絶縁板、電池ケース等があるが、本発明の非水電解質二次電池において、これらの構成要素は従来用いられているものをそのまま用いても差し支えない。
以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定して解釈されるものではない。
[実施例1]
図3に示す態様の非水電解質二次電池の作製
1.負極板の作製
第1負極活物質として易黒鉛化炭素、第2負極活物質として黒鉛を使用して、図3に示す態様の負極板を作製した。具体的な作製手順は以下の通りである。
先ず、易黒鉛化炭素94質量%およびポリフッ化ビニリデン(PVdF)4質量%を含む混合物にN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を適量加えて第1負極活物質形成用ペーストを作製した。また、別途、黒鉛94%およびPVdF4質量%を含む混合物にNMPを適量加えて第2負極活物質形成用ペーストを作製した。
厚さ8μmの銅箔製の負極集電体に、ダイヘッドコータを用いて第1負極活物質形成用ペーストを、正極の正極活物質層と同じ幅になるように塗布した。次いで、ダイヘッドコータを用いて第2負極活物質形成用ペーストを負極集電体上に塗布した、第2負極活物質形成用ペーストの塗布は、銅箔上に塗布された第1負極活物質形成用ペーストの両端に隣接させるように行った。この第1負極活物質形成用ペーストと第2負極活物質形成用ペーストの塗布は、負極集電体の両面に対して、両面の塗布形状が同一となるように行った。その後、乾燥処理によってNMPを揮散させた後に、プレス機にて圧延することにより第1負極活物質層および第2負極活物質層の厚さを調整した。斯して、負極集電体上の正極対向部に第1負極活物質層が配置され、当該正極対向部と隣接する正極非対向部に第2負極活物質層が配置されている図3に示す態様の負極板を作製した。
2.正極板の作製
まず、厚さ20μmのアルミニウム箔製の正極集電体の両面に、LiNi0.17Co0.66Mn0.17O2 90質量%、PVdF5質量%、およびアセチレンブラック5質量%を含む混合物に、NMPを適量加えて正極活物質形成用ペーストを作製した。
厚さ20μmのアルミニウム箔製の正極集電体の両面に、ダイヘッドコータを用いて、正極活物質形成用ペーストを、前記負極板上の第1負極活物質層と同形状となるように塗布した。
その後、乾燥処理によってNMPを揮散させた後に、プレス機にて圧延することにより正極活物質層の厚さを調整し、正極板を作製した。
3.非水電解質二次電池の作製
負極板上の第1負極活物質層が、正極板上の正極活物質層と対向するように、前記負極板および正極板を配置して、図3に示す態様の非水電解質二次電池を作製した。なお、非水電解質としては、エチレンカーボネート(EC):ジメチルカーボネート(DMC):エチルメチルカーボネート(EMC)=3:3:4(体積比)の混合溶媒にLiPF6を1mol/Lとなるように溶解したものを使用し、セパレータとしてはポリエチレン微多孔膜を使用した。
[実施例2]
図4に示す態様の非水電解質二次電池の作製
1.負極板の作製
第1負極活物質として易黒鉛化炭素、第2負極活物質として黒鉛を使用して、図4に示す態様の負極板を作製した。具体的な作製手順は以下の通りである。
第1負極活物質形成用ペーストおよび第2負極活物質形成用ペーストは、実施例1と同じ組成のものを使用した。
厚さ8μmの銅箔製の負極集電体に、ダイヘッドコータを用いて第2負極活物質形成用ペーストを、正極の正極活物質層よりも大きい幅を形成するように塗布した。次いで、負極集電体に塗布した第2負極活物質形成用ペースト上に、ダイヘッドコータを用いて第1負極活物質形成用ペーストを正極の正極活物質層と同じ幅になるように塗布した。この第1負極活物質形成用ペーストと第2負極活物質形成用ペーストの塗布は、負極集電体の両面に対して、両面の塗布形状が同一となるように行った。その後、乾燥処理によってNMPを揮散させた後に、プレス機にて圧延することにより第1負極活物質層および第2負極活物質層の厚さを調整した。斯して、正極対向部に負極集電体側から第2負極活物質層および第1負極活物質層が順に積層され、正極非対向部に第2負極活物質からなる単層が形成されている図4に示す態様の負極板を作製した。
2.正極板の作製
前記実施例1と同様の方法で、正極板を作製した。
3.非水電解質二次電池の作製
負極板上の第1負極活物質層が、正極板上の正極活物質層と対向するように、前記負極板および正極板を配置して、図4に示す態様の非水電解質二次電池を作製した。使用した電解質およびセパレータは実施例1と同様である。
[実施例3]
図5に示す態様の非水電解質二次電池の作製
1.負極板の作製
第1負極活物質として易黒鉛化炭素、第2負極活物質として黒鉛を使用して、図5に示す態様の負極板を作製した。具体的な作製手順は以下の通りである。
第1負極活物質形成用ペーストおよび第2負極活物質形成用ペーストは、実施例1と同じ組成のものを使用した。
厚さ8μmの銅箔製の負極集電体に、ダイヘッドコータを用いて第1負極活物質形成用ペーストを、正極の正極活物質層と同じ幅になるように塗布した。次いで、負極集電体に塗布した第1負極活物質形成用ペーストの上とその周縁部に、ダイヘッドコータを用いて第2負極活物質形成用ペーストを塗布した。この第1負極活物質形成用ペーストと第2負極活物質形成用ペーストの塗布は、負極集電体の両面に対して、両面の塗布形状が同一となるように行った。その後、乾燥処理によってNMPを揮散させた後に、プレス機にて圧延することにより第1負極活物質層および第2負極活物質層の厚さを調整した。斯して、正極対向部に負極集電体側から第1負極活物質層および第2負極活物質層が順に積層され、正極非対向部に第2負極活物質からなる単層が形成されている図5に示す態様の負極板を作製した。
2.正極板の作製
前記実施例1と同様の方法で、正極板を作製した。
3.非水電解質二次電池の作製
負極板上の第1負極活物質層が、正極板上の正極活物質層と対向するように、前記負極板および正極板を配置して、図5に示す態様の非水電解質二次電池を作製した。使用した電解質およびセパレータは実施例1と同様である。
1 角形非水電解質二次電池
2 正極板
21 正極集電体
22 正極活物質層
3 負極板
31 負極集電体
32 第1負極活物質層
33 第2負極活物質層
34 負極活物質層
3a 正極対向部
3b 正極非対向部
4 セパレータ
5 電池要素
6 電池ケース
7 安全弁
8 電池蓋
9 負極端子
10 負極リード
11 正極リード

Claims (5)

  1. 正極集電体上に正極活物質層を有する正極板と、負極集電体上に負極活物質層を有する負極板とを備える非水電解質二次電池において、
    前記負極活物質層が、第1負極活物質で形成された第1負極活物質層と、第2負極活物質で形成された第2負極活物質層とを相互に接触した状態で含み、
    前記第1負極活物質層が、前記正極活物質層と対向する領域に配置されており、
    前記第2負極活物質層の少なくとも一部が、前記正極活物質層と対向していない領域に配置されており、
    前記第1負極活物質と前記第2負極活物質が示すSOC−OCP曲線をプロットした際に、少なくとも一つのSOC値Xにおいて、当該SOC値Xに対応する前記第1負極活物質のOCP値が、当該SOC値Xに対応する前記第2負極活物質のOCP値よりも大きい値を示す、非水電解質二次電池。
  2. 前記第1負極活物質が非晶質炭素であり、前記第2負極活物質が黒鉛である、請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 負極集電体上で、前記第1負極活物質層が前記第2負極活物質層と隣接して配置されている、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記第2負極活物質層が、更に前記第1負極活物質層と前記負極集電体の間に積層されている、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記第2負極活物質層が、更に前記第1負極活物質層上に積層され、前記第1負極活物質層は当該第2負極活物質層を介して前記正極活物質層と対向している、請求項1または2に記載の非水電解質二次電池。
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