JP2015064674A - 不陸隠蔽性可視化装置、不陸隠蔽性可視化方法、プログラム、記憶媒体、エンボス版製造方法、シート製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】不陸隠蔽性可視化装置1は、シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のシートハイトデータ3の階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示す被覆面ハイトデータ4の階調値を加算し、合成ハイトデータを作成する合成手段23と、合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成する可視化手段25と、を備える。
【選択図】図2
Description
これにより、被覆面とシートの間に生じる隙間の影響を含む被覆面のハイトデータを生成でき、不陸隠蔽性可視化画像の精度が高まる。
凸部や凹部の高さや幅等のパラメータを変化させることで、多様な被覆面の不陸の表現が可能となる。また、凸部や凹部の側面を傾斜したものとすることで、前記と同様、被覆面とシートの間に生じる隙間の影響を含む被覆面のハイトデータが生成できる。
不陸を隠蔽できることは壁紙の意匠性において特に重要であり、本発明を壁紙に適用する効果は非常に大きい。
(1.不陸隠蔽性可視化装置)
図1は、本発明の実施形態に係る不陸隠蔽性可視化装置1のハードウエア構成を示す図である。この不陸隠蔽性可視化装置1は、壁紙等のシートのハイトデータと被覆面のハイトデータを用いて、シートを被覆面に貼着して被覆した時の被覆面の不陸の見え方を不陸隠蔽性可視化画像として出力するものである。
CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行うため使用するワークエリアを備える。
周辺機器I/F部14は、周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部14を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
通信部15は、通信制御装置や通信ポート等を有し、ネットワークを介した他の装置等との通信を媒介する。
表示部17は、液晶パネルやCRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部11の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
バス18は、各部間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
本実施形態では、まず不陸隠蔽性可視化装置1により被覆面ハイトデータ4を作成する。そこで、図5等を参照して被覆面ハイトデータ作成処理の流れについて説明する。図5は、被覆面ハイトデータ作成処理の流れを示すフローチャートであり、図の各ステップは不陸隠蔽性可視化装置1の制御部11が実行する処理である。
次に、図7等を参照して、前記で作成された被覆面ハイトデータ4を用いた不陸隠蔽性可視化処理の流れについて説明する。図7は、不陸隠蔽性可視化処理の流れを示すフローチャートであり、図の各ステップは不陸隠蔽性可視化装置1の制御部11が実行する処理である。
以上のようにして不陸隠蔽性可視化画像を作成されたシートハイトデータ3は、エンボス版の製造に用いられる。これにより、エンボス版の製造に先立ってシートの不陸隠蔽性を評価し、優れたシートハイトデータ3を選択することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、被覆面ハイトデータにおいて第1の実施形態と異なる。不陸隠蔽性可視化装置1の構成や不陸隠蔽性可視化処理の手順など、その他の点は第1の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
3………シートハイトデータ
4………被覆面ハイトデータ
9A、9B、9C………エンボス版製造装置
21………被覆面ハイトデータ生成手段
23………合成手段
25………可視化手段
Claims (10)
- シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のハイトデータの階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値を加算し、合成ハイトデータを作成する合成手段と、
前記合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成する可視化手段と、
を備えることを特徴とする不陸隠蔽性可視化装置。 - 前記被覆面のハイトデータは、前記被覆面に貼着された状態のシートの凹凸形状を読み取ったハイトデータの階調値から、前記シートの凹凸形状を読み取ったハイトデータの階調値を減算することにより作成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の不陸隠蔽性可視化装置。
- 前記被覆面のハイトデータは、凸部もしくは凹部の高さと幅を含むパラメータの入力に応じて作成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の不陸隠蔽性可視化装置。
- 前記凸部もしくは前記凹部の側面は傾斜し、
前記パラメータとして、前記凸部もしくは前記凹部が傾斜によって拡幅もしくは縮径する幅が入力されることを特徴とする請求項3に記載の不陸隠蔽性可視化装置。 - 前記シートは壁紙であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の不陸隠蔽性可視化装置。
- コンピュータが、
シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のハイトデータの階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値を加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成するステップと、
を実行することを特徴とする不陸隠蔽性可視化方法。 - コンピュータに、
シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のハイトデータの階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値を加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成するステップと、
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のハイトデータの階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値を加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成するステップと、
を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。 - コンピュータが、
シートの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すエンボス版製造用のハイトデータの階調値と、シートで被覆される被覆面の凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値を加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータが示す凹凸形状を所定の視点位置および光源位置の条件で見た場合の画像である不陸隠蔽性可視化画像を作成するステップと、
を実行し、
エンボス版製造手段が、
前記シートのハイトデータに基づいて、彫刻またはエッチングの手法により前記シートのハイトデータが示す凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造することを特徴とするエンボス版製造方法。 - 請求項9に記載のエンボス版製造方法によって製造されたエンボス版を用いてシート表面にエンボス加工を施すことを特徴とするシート製造方法。
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