JP6248504B2 - マスクデータ作成装置、マスクデータ作成方法、プログラム、記録媒体、フォトマスク製造方法、エンボス版製造方法、シート製造方法 - Google Patents
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Description
これにより、テクスチュアの質感が向上するマスクデータを用いて多段エッチングが可能になる。
これにより、パラメータを多様に変更して多様な高周波ハイトデータを作成することができ、よりエッジ部分が目立たない高周波ハイトデータの決定に役立てることができる。
図1はマスクデータ作成装置1のハードウェア構成を示す図である。図1に示すように、マスクデータ作成装置1は、例えば、制御部11、記憶部12、メディア入出力部13、周辺機器I/F(インタフェース)部14、通信部15、入力部16、表示部17等がバス18を介して接続されて構成された一般的なコンピュータで実現できる。
CPUは、記憶部12、ROM、記録媒体等に格納されるプログラムをRAM上のワークメモリ領域に呼び出して実行し、バス18を介して接続された各部を駆動制御する。ROMは、コンピュータのブートプログラムやBIOS等のプログラム、データ等を恒久的に保持する。RAMは、ロードしたプログラムやデータを一時的に保持するとともに、制御部11が各種処理を行うため使用するワークエリアを備える。
周辺機器I/F部14は、周辺機器を接続させるためのポートであり、周辺機器I/F部14を介して周辺機器とのデータの送受信を行う。周辺機器との接続形態は有線、無線を問わない。
通信部15は、通信制御装置、通信ポート等を有し、ネットワーク等との通信を媒介する通信インタフェースであり、通信制御を行う。
表示部17は、例えば液晶パネルやCRTモニタ等のディスプレイ装置と、ディスプレイ装置と連携して表示処理を実行するための論理回路(ビデオアダプタ等)で構成され、制御部11の制御により入力された表示情報をディスプレイ装置上に表示させる。
バス18は、各装置間の制御信号、データ信号等の授受を媒介する経路である。
本実施形態では、まずマスクデータ作成装置1により高周波ハイトデータ25を作成する。図6は高周波ハイトデータ作成処理の流れを示すフローチャートであり、図の各ステップはマスクデータ作成装置1の制御部11が実行する処理である。
次に、マスクデータ作成装置1によるマスクデータ作成処理について図7等を参照して説明する。図7はマスクデータ作成処理の流れを示すフローチャートであり、図の各処理はマスクデータ作成装置1の制御部11によって実行される。
以上のようにして作成されたマスクデータ群26’は、エッチングの手法によるエンボス版の製造に用いられ、これによりテクスチュアの凹凸形状がエンボス版の表面に形成される。これを図11等を用いて説明する。
21………高周波ハイトデータ作成手段
22………合成手段
23………マスクデータ作成手段
24………ハイトデータ
25………高周波ハイトデータ
26………マスクデータ
26’………マスクデータ群
221……合成ハイトデータ
32………閾値
Claims (9)
- エッチングの手法を用いてテクスチュアの凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造する際の前記凹凸形状のエッジを目立ちにくくするマスクデータを作成するためのマスクデータ作成装置であって、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成する合成手段と、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するマスクデータ作成手段と、
を備え、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であることを特徴とするマスクデータ作成装置。 - 前記マスクデータ作成手段は、異なる複数の閾値のそれぞれに対応する複数のマスクデータを作成することを特徴とする請求項1に記載のマスクデータ作成装置。
- 前記高周波ハイトデータは、前記凸部の前記最大高さ、前記最大幅、前記発生頻度を含むパラメータの入力に応じて作成されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマスクデータ作成装置。
- エッチングの手法を用いてテクスチュアの凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造する際の前記凹凸形状のエッジを目立ちにくくするマスクデータを作成するためのマスクデータ作成方法であって、
コンピュータが、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するステップと、
を実行し、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であることを特徴とするマスクデータ作成方法。 - エッチングの手法を用いてテクスチュアの凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造する際の前記凹凸形状のエッジを目立ちにくくするマスクデータを作成するために、
コンピュータに、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するステップと、
を実行させ、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であることを特徴とするプログラム。 - エッチングの手法を用いてテクスチュアの凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造する際の前記凹凸形状のエッジを目立ちにくくするマスクデータを作成するために、
コンピュータに、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するステップと、
を実行させ、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であることを特徴とするプログラムを記録した記録媒体。 - コンピュータが、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するステップと、
を実行し、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であり、
フォトマスク製造手段が、
前記マスクデータを用いて、エッチングの手法により遮光膜のパターンを表面に形成したフォトマスクを製造することを特徴とするフォトマスク製造方法。 - コンピュータが、
テクスチュアの凹凸形状の高さ情報を階調値で示すハイトデータの階調値と、所定の大きさの凸部を散在させた形状の高さ情報を階調値で示す高周波ハイトデータの階調値とを加算し、合成ハイトデータを作成するステップと、
前記合成ハイトデータに対し閾値による二値化処理を行い、マスクデータを作成するステップと、
を実行し、
前記高周波ハイトデータは、最大高さ及び最大幅の範囲内で高さ及び幅をランダムに設定した前記凸部を、発生頻度に応じた密度となるようにランダムに位置を設定して平面上に複数配置して作成したものであり、
前記凸部は、前記最大高さが70μm以下であり、前記最大幅が100μm以下であり、
エンボス版製造手段が、
前記マスクデータを用いて、エッチングの手法によりテクスチュアの凹凸形状を表面に形成したエンボス版を製造することを特徴とするエンボス版製造方法。 - 請求項8に記載のエンボス版製造方法により製造されたエンボス版を用いてシート表面にエンボス加工を施すことを特徴とするシート製造方法。
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JP2013197333A JP6248504B2 (ja) | 2013-09-24 | 2013-09-24 | マスクデータ作成装置、マスクデータ作成方法、プログラム、記録媒体、フォトマスク製造方法、エンボス版製造方法、シート製造方法 |
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