JP2015059187A - コーティング処理前の水性乳化バフ研磨用組成物及びこれを用いた下地処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫、(ロ)水溶性溶剤、(ハ)シリコーンレジン、(ニ)シリコーンオイル、(ホ)界面活性剤、(へ)増粘剤及び水を含有することを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物及びこれを用いたシングル回転のポリッシャーのみを用いてバフ研磨するだけで塗装用ポリシロキサン系コーティングの下地処理することを特徴とする下地処理方法。
【選択図】なし
Description
その際、コーティング膜は透明な薄膜であるために、処理面(塗装面)に微細な傷などがあるとその上にコーティング処理しても微細な傷が透けて見えるため、外観を損なう場合があった。そのため、塗装研磨用のコンパウンド(研磨組成物)を用いて微細な傷を除去する必要があったが、シングル回転(一定方向回転)のポリッシャーを用いて最終仕上げ(バフ研磨)すると一定方向の回転傷が残るため、回転傷を目立たなくするために、更にダブルアクション(振動偏芯回転)のポリッシャーを用いてシングル回転のポリッシャーによる回転傷を除去する必要があった。(特許文献1参照)
また、自動車の劣化した塗膜や塗膜上の小傷を修復して塗膜の美観を回復させるための乳化艶出し剤が知られている(特許文献2)。すなわち、(1)アクリル樹脂、変性アクリル樹脂、アクリルスチレン共重合樹脂、アルキッド樹脂、変性アルキッド樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹脂、変性酢酸ビニル樹脂、アクリルシリコーン共重合樹脂、エポキシ樹脂から選ばれる最低造膜温度が50℃以下の造膜性合成樹脂水分散液、(2)沸点100℃以上の水溶性含酸素系有機溶剤、(3)25℃における粘度が10〜10万csのオルガノポリシロキサン油からなる成分を水に乳化分散させた自動車用劣化塗膜用及び小傷修復件用の艶出し剤が開示されている。しかし、艶出し剤自体に耐久性がなく、その上にコーティング処理してもコーティングの本来の耐久性を損なう場合があった。
これによって、従来必要であったダブルアクションポリッシャーによる最終工程が不要となり、工程短縮できるとともに労力軽減できる。
すなわち、本発明は、(イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫、(ロ)水溶性溶剤、(ハ)シリコーンレジン、(ニ)シリコーンオイル、(ホ)界面活性剤、(へ)増粘剤及び水を含有することを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物である。
また、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物は、(イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫2〜20質量%、(ロ)水溶性溶剤2〜20質量%、(ハ)シリコーンレジン1〜5質量%、(ニ)シリコーンオイル2〜10質量%、(ホ)界面活性剤(ヘ)増粘剤及び残部が水であることを特徴とする。
また、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物においては、(イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫の90%体積平均粒子径は6μm以下とすることが好ましい。
さらに、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物においては、(ロ)水溶性溶剤の沸点が180℃以上であって、溶解パラメータ(SP値)が10以上とすることができる。
また、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物においては、(ロ)水溶性溶剤がエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び又はグリセリンからなる群より選ばれる1種若しくは2種以上とすることができる。
さらに、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物においては、(ハ)シリコーンレジンをシリコーンオイルに溶解するメチルシリコーンレジンとすることが好ましい。
また、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物においては、(ニ)シリコーンオイルをジメチルシリコーンオイルとすることが好ましい。
さらに、本発明は、これらの水性乳化バフ研磨用組成物のいずれかひとつで、バフ研磨処理した表面を、塗装用ポリシロキサン系コーティング処理するに際して、水性乳化バフ研磨用組成物を、ダブルアクションポリッシャーを用いることなく、シングル回転のポリッシャーのみを用いてバフ研磨するだけで塗装用ポリシロキサン系コーティングの下地処理することを特徴とする下地処理方法である。
また、本発明の下地処理方法においては、塗装用ポリシロキサン系コーティングの樹脂をポリアルキルシロキサンとすることが好ましい。
さらに、本発明の下地処理方法においては、塗装用ポリシロキサン系コーティングが自動車塗装用とすることができる。
さらに、本発明は、(イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫2〜20質量%、(ロ)水溶性溶剤2〜20質量%、(ハ)シリコーンレジン1〜5質量%、(ニ)シリコーンオイル2〜10質量%、(ホ)界面活性剤0.1〜0.5質量%、(ヘ)増粘剤0.1〜0.5質量%及び水を含有することを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物である。
さらに、本発明で用いる(ハ)シリコーンレジン、とりわけメチルシリコーンレジンはポリシロキサン系コーティング膜の組成と類似しているため、バフ研磨後の下地処理面に残ったシリコーンレジンは、その後のポリシロキサン系コーティング膜の成分とよく馴染み、悪い影響を及ぼさないのである。
本発明で用いる(ロ)水溶性溶剤は、沸点が180℃以上であって、溶解パラメータ(SP値)が10以上であればよく、より具体的にはエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び又はグリセリンを用いることができる。これらの水溶性溶剤は、酸化第二錫の研磨力を向上させる効果があり、沸点が高く、乾燥が遅いため、研磨の持続性も高まるのである。さらに、溶解パラメータ(SP値)が高いため、塗装面を膨潤させる恐れが少なく、好適に使用できる。
本発明で用いる水溶性溶剤の含有量は組成物全体の2〜20質量%が好ましく、さらに好ましくは5〜15質量%であり、酸化第二錫の含有量に対して0.5倍〜1.5倍が好ましい。水溶性溶剤の含有量が2質量%未満又は20質量%を超えると研磨力が低下する。
本発明で用いる(ハ)シリコーンレジン、とりわけメチルシリコーンレジンはポリシロキサン系コーティング膜の組成と類似しているため、バフ研磨後の下地処理面に残ったシリコーンレジンは、その後のポリシロキサン系コーティング膜の成分とよく馴染み、悪い影響を及ぼさないのである。
本発明で用いるシリコーンレジンの含有量は組成物全体の1〜5質量%が好ましく、さらに好ましくは2〜4質量%であり、酸化第二錫の含有量に対して0.1倍〜0.5倍が好ましい。シリコーンレジンの含有量が1質量%未満では光沢が低下し、5質量%を超えると研磨力が低下する。シリコーンレジンの種類は、シリコーンオイルに溶解するメチルシリコーンレジン、例えばレジンの分子構造がQユニット(-Si-O-)nとMユニット{-O-Si-(CH3)3}からなるMQレジンが特に好ましい。
本発明で用いる(ニ)シリコーンオイル、とりわけジメチルシリコーンオイルは、(ハ)シリコーンレジンの溶剤として使用でき、滑性や展延性に優れ、バフ研磨の際の潤滑油として好適であり、(ハ)シリコーンレジンを処理面に斑なく均一に残すことができる。
本発明で用いるシリコーンオイルの含有量は組成物全体の2〜10質量%が好ましく、さらに好ましくは4〜8質量%であり、シリコーンレジンの含有量に対して1倍〜3倍が好ましい。シリコーンオイルの含有量が2質量%未満ではハンドリング性が低下し、10質量%を超えると研磨力が低下する。シリコーンオイルの種類は特に限定されないが、ジメチルシリコーンが特に好ましい。シリコーンオイルの粘度は特に限定されないが、100〜500cstが好ましい。
本発明で用いる界面活性剤及び増粘剤の含有量はシリコーンオイルやシリコーンレジンの乳化安定性を損なわない程度でできるだけ少ない方がよい。
界面活性剤の種類は特に限定されないが、シリコーンオイルやシリコーンレジンの乳化の安定性を図る目的で使用できるものであれば何でもよく、非イオン性、陰イオン性、陽イオン性のいずれでもよい。
増粘剤の種類も特に限定されないが、酸化第二錫の分散安定性を図る目的で使用できるものであれば何でもよく、セルロース系誘導体、アルカリ会合型のカルボキシビニルポリマー、キサンタンガムなどの多糖類誘導体などの水溶性有機高分子類が好適に使用できる。
(1) (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫、(ロ)水溶性溶剤、(ハ)シリコーンレジン、(ニ)シリコーンオイル、(ホ)界面活性剤、(へ)増粘剤及び水を含有することを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物
(2) (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫2〜20質量%、(ロ)水溶性溶剤2〜20質量%、(ハ)シリコーンレジン1〜5質量%、(ニ)シリコーンオイル2〜10質量%、(ホ)界面活性剤0.1〜0.5重量%(ヘ)増粘剤0.1〜0.5重量%及び残部が水であることを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物。
(3) (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫の90%体積平均粒子径が6μm以下である請求項1又は2に記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
(4) (ロ)水溶性溶剤の沸点が180℃以上であって、溶解パラメータ(SP値)が10以上である上記(1)又は上記(2)に記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
(5) (ロ)水溶性溶剤がエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び又はグリセリンからなる群より選ばれる1種若しくは2種以上であることを特徴とする上記(1)又は上記(2)に記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
(6) (ハ)シリコーンレジンがシリコーンオイルに溶解するメチルシリコーンレジンであることを特徴とする上記(1)〜上記(4)のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
(7) (ニ)シリコーンオイルがジメチルシリコーンオイルであることを特徴とする上記(1)〜上記(5)のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
(8)上記(1)〜上記(6)に記載の水性乳化バフ研磨用組成物でバフ研磨処理した表面を塗装用ポリシロキサン系コーティング処理するに際して、水性乳化バフ研磨用組成物を、ダブルアクションポリッシャーを用いることなく、シングル回転のポリッシャーのみを用いてバフ研磨するだけで塗装用ポリシロキサン系コーティングの下地処理することを特徴とする下地処理方法。
(9) 塗装用ポリシロキサン系コーティングの樹脂がポリアルキルシロキサンであることを特徴とする上記(7)に記載した下地処理方法。
(10) 塗装用ポリシロキサン系コーティングが自動車塗装用であることを特徴とする上記(7)又は上記(8)のいずれかに記載した下地処理方法。
なお、実施例に記載のSP値は、プラスチック素材辞典より引用した。
(シリコーンレジン乳化物の調整)
メチルシリコーンレジン約35質量%をジメチルシリコーンオイルに溶解させたもの(東レ・ダウコーニング(株)製DC593)40質量%及び界面活性剤ポリオキシエチレンラウリルエーテル(花王(株)製エマルゲン103:花王(株)製エマルゲン120=1:2混合物)3質量%に57質量%の水を配合し、ホモミキサーで撹拌しながら転相法により水性乳化物を得た後、ホモジナイザー(高圧乳化機)処理によって乳化物を安定化させた。
実施例1で50%体積平均粒子径0.3μmの酸化第二錫(日本化学産業(株)製SH−Sをボールミルで粉砕して粒度調整したもの)を使用した。
実施例1で50%体積平均粒子径4.2μmの酸化第二錫(日本化学産業(株)製SHをボールミルで粉砕して粒度調整したもの)を使用した。
実施例1で水溶性溶剤を使用せず、水の量を71.7gとした。
実施例1でシリコーンレジン乳化物を使用せず、ジメチルシリコーンオイルエマルション(東レダウコーニング(株)製SM7036EX/有効成分濃度38%、オイル粘度350cst)の量を6g、水の量を73.7gとした。
実施例1で酸化第二錫をアルミナ(50%体積平均粒子径1.5μm)に置き換えた。
市販のアクリル樹脂を配合したコーティング((株)スピーディ製オーロラカットEJ001)の下地処理剤を用いた。
実車のボンネットに比較例6の下地処理剤を用いて下地処理した後、ポリシロキサン系コーティングを施し、3カ月間実車走行後の撥水性を目視評価した。(性能評価A参照)また、試験用塗装板に比較例6の下地処理剤を用いて下地処理した後、ポリシロキサン系コーティングを施し、洗浄試験機を用いた撥水耐久性試験を行った。(性能評価B参照)
実車(黒色塗装/トヨタカローラ平成20年式)のボンネットを粗磨き用コンパウンド(石原薬品(株)製FMC8000−L)とウールバフ(石原薬品(株)製B−100)を用いてバフ研磨を行い、全体に均一に磨き傷を残した。その後、本発明の水性乳化バフ研磨用組成物(及び比較例1〜5)とスポンジバフ(石原薬品(株)製B−20)を用いてバフ研磨による下地処理を行ない、粗磨き用コンパウンドの磨き傷の除去状態、処理面上の回転傷の残り具合について目視評価した。特に処理面上の回転傷の残り具合は、オーロラマークと呼ばれ、蛍光灯下では視認できないため、水銀灯下で行なった。光沢は、20°の鏡面光沢度計を用いて評価した。また、実施例1〜7及び比較例6の処理面にポリシロキサン系コーティングを施し(実施例8〜14及び比較例7)、3か月間実車走行した(その間5回洗車実施)後、水洗後の撥水性を比較してコーティング膜の耐久性を評価した。
バフ研磨条件
電動ポリッシャー(リョービ(株)製PE―2000/シングル回転式)
ポリッシャー回転速度・・・1200rpm
ポリッシャー移動速度・・・6cm/秒
バフ・・・スポンジバフ(石原薬品(株)製B−20)
押圧荷重・・・4kg
それぞれの評価結果を表2に表わす。
(1)傷除去性:目視評価(蛍光灯下)
○・・・線傷は完全に除去できる
△・・・線傷はやや残る
×・・・線傷は除去できない
(2)回転傷残り性:目視評価(水銀灯下)
○・・・回転傷は全く残らない
△・・・回転傷はやや残る
×・・・回転傷は残る
(3)光沢:20°鏡面光沢度計
○・・・光沢良好(光沢度90以上)
△・・・光沢やや劣る(光沢度85〜90)
×・・・光沢不良(光沢度85以下)
試験用塗装板に実施例1〜7及び比較例6で下地処理した後、塗装用ポリシロキサン系コーティングを行い、コーティング処理後の初期撥水性及び撥水耐久性(洗浄試験機による耐久試験JIS
K2396)について評価した。
ポリシロキサンコーティングの実施例
Iシリコーンアルコキシオリゴマー(越化学工業製KR−500)・・・10.0%
IIチタン系触媒(信越化学工業製D−25)・・・1.0%
III変性シリコーン(信越化学工I業製X−22−176DX)・・・2.0%
IVイソパラフィン溶剤(出光興産製IPソルベント1620)・・・87.0%
洗浄試験機による耐久試験
JIS K2396 9.12 撥水持続性の評価試験に準拠
洗浄液・・・炭酸ナトリウムとドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムより調整(pH11)
500gの重りにマイクロクロスを巻き付け、洗浄試験機にセットして、コーティング処理した試験用塗装板の表面に洗浄液を滴下しながら5000回洗浄し、水で濯いで乾燥後に接触角計を用いて撥水角を測定した。
Claims (10)
- (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫、(ロ)水溶性溶剤、(ハ)シリコーンレジン、(ニ)シリコーンオイル、(ホ)界面活性剤、(へ)増粘剤及び水を含有することを特徴とする水性乳化バフ研磨用組成物。
- (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫2〜20質量%、(ロ)水溶性溶剤2〜20質量%、(ハ)シリコーンレジン1〜5質量%、(ニ)シリコーンオイル2〜10質量%、(ホ)界面活性剤0.1〜0.5重量%(ヘ)増粘剤0.1〜0.5重量%及び残部が水であることを特徴とする請求項1に記載した水性乳化バフ研磨用組成物。
- (イ)50%体積平均粒子径が0.5〜3μmである酸化第二錫の90%体積平均粒子径が6μm以下である請求項1又は2に記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
- (ロ)水溶性溶剤の沸点が180℃以上であって、溶解パラメータ(SP値)が10以上である請求項1〜3のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物
- (ロ)水溶性溶剤がエチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及び又はグリセリンからなる群れより選ばれる1種若しくは2種以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
- (ハ)シリコーンレジンがシリコーンオイルに溶解するメチルシリコーンレジンであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
- (ニ)シリコーンオイルがジメチルシリコーンオイルであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の水性乳化バフ研磨用組成物でバフ研磨処理した表面を、塗装用ポリシロキサン系コーティング処理するに際して、水性乳化バフ研磨用組成物を、ダブルアクションポリッシャーを用いることなく、シングル回転のポリッシャーのみを用いてバフ研磨するだけで塗装用ポリシロキサン系コーティングの下地処理することを特徴とする下地処理方法。
- 塗装用ポリシロキサン系コーティングの樹脂がポリアルキルシロキサンであることを特徴とする請求項8に記載した下地処理方法。
- 塗装用ポリシロキサン系コーティングが自動車塗装用であることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載した下地処理方法。
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