JP5401008B2 - 研磨組成物及びその用途 - Google Patents

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Description

本発明は、研磨組成物に関する。さらに詳しくは、自動車等の板金補修塗装作業等において、上塗り塗装後の塗装面の塗り肌を修整するために使用される研磨組成物とくに自動車塗装面のバフ研磨用に用いることが出来る研磨組成物及びその用途に関する。
自動車等の板金補修塗装作業においては、上塗り塗装後にペーパー水研ぎ及びバフ研磨を施し、新車の塗り肌と同程度まで塗膜の平滑化を行っている。特に、バフ研磨工程では、最終的に目視で研磨部分が判別できない程度まで高度に仕上げ磨きすることが求められている。
従来のバフ研磨工程で使用される研磨組成物中の研磨粒子は、粗磨き工程に用いる研磨組成物においては平均粒子径が10〜60μmの粗粒アルミナ又はシリカが多く用いられ、仕上げ磨き工程に用いる研磨組成物においては平均粒子径が1〜5μmの微粒アルミナ又はシリカが多く用いられてきた。一般的に研磨粒子の粒子径が大きく、硬度が高い程、研磨力は増大するが、半面、深い研磨キズが生じるという問題があった。
アルミナやシリカの組み合わせに関しては、それぞれの粒子径の大きい研磨粒子と粒子径の小さい研磨粒子を混合して用いると粒子径の大きい研磨粒子単独で用いた場合に比べて深い研磨キズを幾分目立たなくさせる効果は認められるものの十分な効果は得られなかった。
このように前記従来の自動車等の補修塗装作業に使用されるバフ研磨用組成物は、研磨粒子の研磨力を増大させると、研磨キズが残りやすいという問題があった。
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであって、研磨力に優れ、ペーパー目の除去速度及びガン肌(塗装ガンによる塗り肌)の平滑化速度が速く、バフ研磨後の研磨キズが目立たず、ハンドリングが軽く、研磨作業中に研磨屑が塗面へ固着することがなく、仕上がりが良い自動車等の補修塗装作業に用いられるバフ研磨に適した研磨組成物を提供することを目的とする。
これによって、従来のバフ粗研磨工程の仕上がり感が改善され、後のバフ仕上げ研磨工程の研磨作業が軽減され、作業時間が短縮できるし、場合によっては従来粗研磨〜仕上げ研磨と2工程要したものが、粗研磨仕上げの1工程に短縮することが可能となる。
本発明者らは、鋭意研究した結果、研磨力及び研磨速度に優れ、研磨キズが目立たず、ハンドリングが軽く、研磨作業中に研磨屑が塗面へ固着することがなく、仕上がりが良い自動車等の補修塗装作業に用いられるバフ研磨に適した研磨組成物を見出した。
すなわち、本発明は、研磨粒子5〜60質量%、潤滑油1〜10質量%、有機溶剤10〜60質量%、界面活性剤0.1〜10質量%、増粘剤0.1〜2.0質量%及び水を含む水性乳化研磨組成物において、研磨粒子が少なくとも2種類以上の金属酸化物であって、(イ)50%平均粒子径0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物及び(ロ)50%平均粒子径が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物から成り、(イ)と(ロ)の真密度の比が(イ):(ロ)=10:7〜10:3であることを特徴とする水性乳化研磨組成物である。
また、本発明の水性乳化研磨組成物では、(イ)50%平均粒子径0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物として酸化第二錫を用いることが出来る。
さらに本発明の水性乳化研磨組成物では、(ロ)50%平均粒子径が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物としてアルミナ又はシリカを用いることが出来る。
また、本発明の水性乳化研磨組成物では、(ロ)50%平均粒子径が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物がオレイン酸の吸油量50ml/100g以上でかつα結晶粒子径が1μm以下のアルミナを用いることが出来る。
さらに本発明の水性乳化研磨組成物では、(ハ)潤滑油としてリシノール酸トリグリセライド(ヒマシ油)及び流動パラフィン及びグリセリンを用い、かつ、(ニ)界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルを用いることができる。
また、本発明の水性乳化研磨組成物では、有機溶剤の沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環状炭化水素の1種又は2種以上であり、かつ、これらの有機溶剤を研磨組成物全体の10〜60質量%含むことができる。
さらに本発明の水性乳化研磨組成物では、増粘剤として、会合型アルカリ可溶性アクリルポリマーを用いることができる。
また、本発明は、これらの水性乳化研磨組成物を用いる自動車塗装面バフ研磨用水性乳化研磨組成物である。
本発明の研磨組成物は、表1の結果から明らかなように、研磨力及び研磨速度に優れ、研磨キズが目立たず、ハンドリングが軽く、研磨後の仕上がりが良い。しかも、研磨作業中に塗膜への研磨屑の固着がなく、円滑に作業できる研磨組成物及びその用途を提供することができた。
本発明の研磨組成物は、分散媒:分散質は、約20〜80:80〜20であるO/W型の水性乳化組成物であって、分散質は基本的に、研磨粒子、潤滑油、有機溶剤、界面活性剤、増粘剤から構成されている。
本発明で用いる研磨粒子は少なくとも2種類以上の金属酸化物であって、(イ)粒子径0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物及び(ロ)平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物から成り、(イ)と(ロ)の真密度の比が(イ):(ロ)=4:3〜4:1であることである。複数の研磨粒子の内、少なくとも1種類は平均粒子径(体積平均)0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物が好ましく、このような金属酸化物の例としては、酸化第二錫、酸化セリウム、酸化ビスマス、酸化ジルコニウム、酸化亜鉛などが挙げられ、酸化第二錫が特に好ましい。また、別の1種類は粒子径が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物が好ましく、このような金属酸化物の例としては、酸化アルミニウム、二酸化珪素、酸化チタンなどが挙げられる。特にオレイン酸の吸油量50ml/100g以上でかつα結晶粒子径が1μm以下のアルミナ(酸化アルミニウム)が特に好ましい。
真密度が異なる粒子が混在すると、研磨に好結果を及ぼす理由は明確ではないが、以下のように推察できる。すなわち、粒子径が小さく、真密度が大きい研磨粒子(イ)は、バフ研磨の際に塗装表面などの被研磨面内部に強く潜り込もうとする力が働く結果、単独では被研磨面上に粒子が食い込み、固定化されやすい。ところが、粒子径が大きく、真密度が小さい研磨粒子(ロ)が混在すると、(イ)が作用する領域を広範囲に浅く研磨する作用が同時に働くために、(イ)が、被研磨面上に固定化することがなくなり、ハンドリング性が改善され、繰り返し被研磨面に対して研磨作用を及ぼすことができると考えられる。
この研磨作用の結果、(イ)の単独粒子では成し得なかった研磨速度が得られると同時に仕上がり状態は(イ)の単独粒子の仕上がり状態に近いという極めて好結果が得られることがわかった。
研磨粒子(イ)の粒子径は、0.5〜5μmが好ましい。粒子径が0.5μmより小さいと十分な研磨力が得られないし、5μmより大きいと研磨キズが目立ち、仕上がりが悪くなる。篩で5μm以上の粒子を除去することができる。また、研磨粒子(イ)の真密度は5〜9が好ましく、より好ましくは7付近である。真密度が5より小さいと研磨速度や仕上がり外観が悪くなるし、9より大きくなるとバフ研磨の際のハンドリング性が低下するとともに研磨組成物中に均一に分散させることが困難になる。
研磨粒子(ロ)の粒子径は、10〜100μmが好ましい。粒子径が10μmより小さいとハンドリング性や、研磨速度が低下するし、100μmより大きいと仕上がり外観が低下するとともに研磨組成物中に均一に分散させることが困難になる。篩で100μm以上の粒子を除去することができる。また、研磨粒子(ロ)の真密度は2〜4が好ましく、より好ましくは2.5〜3.5である。真密度が2より小さいと研磨力が低下し、4より大きいと仕上がり外観が低下する。また、仕上がり性を向上させるためには研磨粒子(ロ)はオレイン酸の吸油量50ml/100g以上でかつα結晶粒子径が1μm以下のアルミナが好ましい。さらに、粒子が球状であるほど組成物の滑性が増し、ハンドリング性が向上する。
2種類の金属酸化物の、粒子間の真密度の比は(イ):(ロ)=10:7〜10:3の範囲が好ましく、(イ):(ロ)=2:1付近が特に好ましい。粒子間の真密度の比が(イ):(ロ)=10:7より粒子間の真密度の比が接近すると研磨速度が低下するとともに仕上がり外観が悪くなる。粒子間の真密度の比が(イ):(ロ)=10:3より粒子間の真密度の比が離れるとハンドリング性が低下する。
研磨粒子の研磨組成物全体に対する含有量は、バフ研磨の用途によって異なる。粗磨き用途では、研磨粒子の含有量は、研磨組成物全体に対して、10〜60質量%が好ましい。
さらに好ましくは、10〜50質量%である。研磨粒子の含有量が研磨組成物全体に対して10質量%より少ないと研磨力が低下し、60質量%より多いと研磨粉が多くなり、作業性が低下する。一方、仕上げ磨き用途では、研磨粒子の含有量は、研磨組成物全体に対して、5〜30質量%が好ましい。さらに好ましくは、10〜20質量%である。研磨粒子の含有量が研磨組成物全体に対して5質量%より少ないと研磨力が低下し、30質量%より多いと研磨粉が多くなり、作業性が低下する。
本発明においては、(ロ)潤滑油としては、リシノール酸トリグリセライド(ヒマシ油)及び流動パラフィン及びグリセリンの混合物が必要である。
本発明において用いる流動パラフィンは、40℃における動粘度が5〜80cStのノルマルパラフィン、イソパラフィン、シクロパラフィンの中から選ばれ、通常複数の粘度のものを組み合わせて用いる。
流動パラフィン:グリセリン=4:6〜8:2、かつ、リシノール酸トリグリセライド:(流動パラフィン及びグリセリン)=1:9〜1:1が好ましい。
流動パラフィンがグリセリンに対して多すぎると、光沢を損ね、スッキリ仕上がらない。流動パラフィンがグリセリンに対して少なすぎると潤滑性が低下し、研磨粒子が塗膜上に焼きつきやすくなる。
一方、ヒマシ油が流動パラフィン及びグリセリンに対して多すぎると光沢を損ね、スッキリ仕上がらない。ヒマシ油が流動パラフィン及びグリセリンに対して少なすぎると、潤滑性及び光沢が低下する。なお、ヒマシ油には通常約90質量%のリシノール酸トリグリセライドが含まれている。
ヒマシ油及び流動パラフィン及びグリセリンの含有量は、研磨組成物全体の1〜10質量%が好ましい。ヒマシ油及び流動パラフィン及びグリセリンの配合量が研磨組成物全体の1質量%より少ないと潤滑性及び光沢感が低下し、10質量%より多いと仕上がりに要する時間が長くなる。
本発明において用いる界面活性剤は、(ハ)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルである。好ましくは、脂肪酸部分がオレイン酸であることが望ましい。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルの例としては、レオドールTW−O106(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)、レオドールTW−O320(ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート)、レオドール430(テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット)以上花王株式会社、TO−106
(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)、TO−30(ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート)、GO−430(テトラオレイン酸ポリオキシエチレンソルビット)以上日光ケミカルズ株式会社などが挙げられる。
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルは、乳化物の安定性を向上させ、塗膜に残存した際に、光沢を付与するという好適な作用を有する。
これらの界面活性剤の含有量は、研磨組成物全体の0.1〜5.0質量%が好ましく、特に好ましくは、0.5〜4.0質量%である。界面活性剤の含有量が0.1質量%より少ないと組成物の乳化安定性や仕上がり光沢感が低下する。界面活性剤の含有量が5.0質量%より多いと組成物の仕上がり速度が低下し、作業性が悪くなる。界面活性剤は、性能を妨げない範囲内で必要に応じて他の種類の界面活性剤を併用することができる。
本発明において用いる有機溶剤は、沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環状炭化水素が良く、研磨粒子の研磨力を向上させるために研磨組成物の塗膜に対する濡れ性を向上させたり、塗膜をわずかに軟化させたりする作用を有するものである。有機溶剤の沸点が120℃未満では乾燥が速すぎて有機溶剤の作用や乳化物の安定性及び研磨力が十分に得られない。
このような有機溶剤の例としては、灯油、ソルベントナフサ、工業用揮発油等の石油系脂肪族溶剤、ノナン、デカン、ドデカン等のノルマルパラフィン、イソパラフィン、ナフテン等の飽和脂肪族炭化水素(部分的に不飽和結合を有するモノエン、ジエン類も含む)、ショウノウ油、テレピン油、パイン油等のテルペン系溶剤、ピネン、ジペンテン等のテルペン類等が挙げられる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの有機溶剤の含有量は、研磨組成物全体の10〜60質量%が好ましく、特に好ましくは、20〜50質量%である。有機溶剤の含有量が10質量%より少ないと研磨速度が遅くなり、60質量%より多いと水性乳化物としての安定性を保持することが困難になる。
本発明において用いる増粘剤は、周知の増粘剤ならどのようなものでも良いが、会合型アルカリ可溶性アクリルポリマーを用いるのが好ましい。
これらは、液に必要な粘性を付与すると同時に、研磨粒子の分散安定性や有機溶剤の乳化安定性を向上させる作用を有する。
また、比較的微量で効果を得ることができ、研磨作用に悪影響を及ぼしにくい。また、中性付近で安定な調剤が可能である。これらは、適当なアルカリ剤と組み合わせて中和することにより、研磨組成物全体を低粘度液状、高粘度液状、ペースト状に自由に調整することができる。
このような増粘剤の例としては、プライマルRM−4、プライマルRM−5、プライマルTT−615、プライマルTT−935、プライマルTT−950(以上ローム・アンド・ハース・ジャパン株式会社)、カーボポール981、カーボポール934、カーボポールETD2020、カーボポールEZ−1、カーボポールUltrez10、カーボポールUltrez21、PEMULEN
TR−1、PEMULEN TR−2(以上BFGoodrich社)等が挙げられる。
本発明で用いる増粘剤に性能を妨げない範囲で他の増粘剤を併用しても良い。このような増粘剤としては、ポリビニルアルコールやカルボキシメチルセルロース、キサンタンガム等の多糖類が挙げられる。これらは単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
水は研磨組成物を水性乳化物とするための必須成分であって、安全に取り扱うことができる組成物を構成することを目的としている。
本発明の研磨組成物は液状から高粘度ペースト状まで任意の状態に調整することができ、必要に応じ、本発明の目的を損なわない範囲で種々の高分子増粘剤、種々のワックス類、その他の界面活性剤、その他の研磨性粉体、その他の有機溶剤、防錆剤、防腐剤、凍結防止剤、色素、香料などを配合することができる。
本発明の実施の形態をまとめると以下の通りである。
(1)研磨粒子5〜60質量%、潤滑油1〜10質量%、有機溶剤10〜60質量%、界面活性剤0.1〜10質量%、増粘剤0.1〜2.0質量%及び水を含む水性乳化研磨組成物において、研磨粒子が少なくとも2種類以上の金属酸化物であって、(イ)50%平均粒子径(体積平均)0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物及び(ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物から成り、(イ)と(ロ)の真密度の比が(イ):(ロ)=10:7〜10:3であることを特徴とする水性乳化研磨組成物。
(2)(イ)50%平均粒子径(体積平均)0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物が酸化第二錫である請求項1に記載した水性乳化研磨組成物。
(3)(ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物がアルミナ又はシリカである上記(1)又は(2)に記載した水性乳化研磨組成物。
(4)(ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物がオレイン酸の吸油量50ml/100g以上でかつα結晶粒子径が1μm以下のアルミナである上記(1)ないし(3)のいずれかに記載した水性乳化研磨組成物。
(5) (ハ)潤滑油としてリシノール酸トリグリセライド(ヒマシ油)及び流動パラフィン及びグリセリンを用い、かつ、(ニ)界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルを含む上記(1)〜(3)に記載した水性乳化研磨組成物。
(6) 有機溶剤の沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環状
炭化水素の1種又は2種以上であり、かつ、これらの有機溶剤を研磨組成物全体の10〜60質量%含む上記(1)〜(4)に記載した水性乳化研磨組成物。
(7) 増粘剤として、会合型アルカリ可溶性アクリルポリマーを用いたことを特徴とする上記(1)〜(5)に記載した水性乳化研磨組成物。
(8)上記(1)〜(6)のいずれか一つに記載された水性乳化研磨組成物を、自動車塗装面のバフ研磨用に用いること。
次に実施例によって本発明をさらに具体的に詳細に亘って説明するが、本発明はこれらの
例によって何ら限定されるものではない。
(実施例1)
水52.5g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(日光ケミカルズ株式会社製ウルトレッツ21)0.3g、グリセリン(花王株式会社製)2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O120V)1gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)10g及び50%平均粒子径(体積平均)35μmのアルミナ粉(住友化学株式会社製A−26を用い、篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの/真密度3.5)10gを均一に分散させた。工業用揮発油(日石三菱株式会社製ニューソルベントF)20gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)2g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2gを混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモノイソプロパノールアミン(シェルジャパン株式会社製)0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例1の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例2)
水55g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(日光ケミカルズ株式会社製ウルトレッツ21)0.3g、実施例1のグリセリン2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O120)0.5gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)5g及び50%平均粒子径(体積平均)35μmのアルミナ粉(住友化学株式会社製A−26を用い、篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの)5gを均一に分散させた。工業用揮発油(日石三菱株式会社製ニューソルベントF)30gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)1g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)1gを混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモノイソプロパノールアミン(シェルジャパン株式会社製)0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例2の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例3)
水28g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(日光ケミカルズ株式会社製ウルトレッツ21)0.3g、グリセリン(花王株式会社製)4g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O120V)1.5gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)20g及び50%平均粒子径(体積平均)35μmのアルミナ粉(住友化学株式会社製A−26を用い、篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの/真密度3.5)20gを均一に分散させた。工業用揮発油(日石三菱株式会社製ニューソルベントF)20gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)4g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2gを混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモノイソプロパノールアミン(シェルジャパン株式会社製)0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例3の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例4)
水30.3g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマルTT−615)0.5g、実施例1のグリセリン3gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)10g及び50%平均粒子径(体積平均)30μmのアルミナ粉(日本軽金属株式会社製水酸化アルミニウムB303を用いて焼成したアルミナを篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの)20gを均一に分散させた。ストッダードソルベント(日石三菱株式会社製ニューソルベントF)20g、合成イソパラフィン(日石三菱株式会社製アイソゾール400)10gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)3g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106)1g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモルホリン(日本乳化剤株式会社製)0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例4の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例5)
水51.3g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマルTT−615)0.5g、実施例1のグリセリン2gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)10g及び50%平均粒子径(体積平均)15μmのシリカ粉(東亜化成株式会社製トリポリDGCを篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの/真密度2.7)10gを均一に分散させた。ケロシン(日石三菱株式会社製灯油)20gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)2g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106)2g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモルホリン0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例5の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例6)
水41.3g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(ロームアンドハースジャパン株式会社製プライマルTT−615)0.5g、実施例1のグリセリン2gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫(日本化学産業株式会社製SH−S/真密度7.0)10g及び50%平均粒子径(体積平均)15μmのシリカ粉(東亜化成株式会社製トリポリDGCを篩で100μm以上の粗大粒子を除去したもの/真密度2.7)20gを均一に分散させた。ケロシン(日石三菱株式会社製灯油)20gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)2g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106)2g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモルホリン0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例6の粗磨き用研磨組成物を得た。
(実施例7)
水29.3g中に会合型アルカリ可溶性アクリルポリマー(ロームアンドハースジャパン
株式会社製プライマルTT−615)0.5g、実施例1のグリセリン3gを均一に混合し、50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化セリウム(新日本金属化学株式会社製セリコHF/真密度7.1)10g及び実施例4のアルミナ粉20gを均一に分散させた。ケロシン(日石三菱株式会社製灯油)30gに、流動パラフィン(クロンプトン社製)3g、ヒマシ油(伊藤製油株式会社製)2g、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(花王株式会社製レオドールTW−O106)2g混合して、研磨粒子分散液中に乳化させた後、アルカリ剤としてモルホリン0.2gを添加して組成物を増粘させ、実施例7の粗磨き用研磨組成物を得た。
(比較例1)
実施例1で50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫を50%平均粒子径(体積平均)1μmのアルミナに
置き換えて比較例1とした。
(比較例2)
実施例1で50%平均粒子径(体積平均)35μmのアルミナを50%平均粒子径(体積平均)17μmの酸化第二錫に置き換えて比較例2とした。
(比較例3)
実施例1で50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫を50%平均粒子径(体積平均)17μmの酸化第二
錫に置き換えて比較例3とした。
(比較例4)
実施例1で50%平均粒子径(体積平均)35μmのアルミナを50%平均粒子径(体積平均)5μmのアルミナに
置き換えて比較例4とした。
(比較例5)
実施例1で50%平均粒子径(体積平均)1μmの酸化第二錫を50%平均粒子径(体積平均)1μmの珪酸ジルコ
ニウム(真密度4.5)に置き換えて比較例5とした。

研磨組成物の性能評価方法
普通乗用車の黒色ボンネット塗装(補修用速乾ウレタン塗料を塗装したもの)表面を耐水ペーパー#1500を用いて水研ぎした。粗磨き用コンパウンド(実施例1〜7、比較例1、2)とウールバフを用いてペーパー磨き跡の修正を行ない、ペーパー目(ペーパーの磨き傷)の除去速度、ペーパー目周辺のガン肌(塗装肌)を平滑にする速度、仕上げ後のバフ目(バフ及びコンパウンドによる磨き傷)、光沢、塗膜への研磨屑の固着状態及びポリッシャーのハンドリング性について評価した。
バフ研磨条件:電動ポリッシャー(リョービ株式会社製PE―2000)
ポリッシャー回転速度・・・1500rpm
バフ・・・ウールバフ(石原薬品製B−100)
押圧荷重・・・4kg
それぞれの評価結果を表1に表わす。

Figure 0005401008
(評価基準)
1.ペーパー目の除去速度:目視評価
◎・・・10秒以内
○・・・10〜15秒
△・・・15〜20秒
×・・・20秒以上
2.ガン肌を平滑にする速度:目視評価
◎・・・10秒以内
○・・・10〜15秒
△・・・15〜20秒
×・・・20秒以上
3.仕上げ後のバフ目:目視評価
◎・・・全くない
○・・・目立たない
△・・・やや目立つ
×・・・よく目立つ
4.光沢:60°鏡面光沢度計による評価
◎・・・90以上
○・・・85以上90未満
△・・・75以上85未満
×・・・75未満
5.塗膜への研磨屑の固着:目視評価
○・・・固着なし
×・・・固着あり
6.ポリッシャーのハンドリング性:実使用による相対比較
○・・・軽く操作できる
×・・・抵抗感があり、重く感じる
本発明の研磨組成物は、研磨力に優れ、ペーパー目の除去速度及びガン肌(塗装ガンによる塗り肌)の平滑化速度が速く、かつ、バフ研磨後の研磨キズが目立たず、ハンドリングが軽く、研磨後の仕上がりが良いばかりか、研磨作業中に塗膜への研磨屑の固着がなく、円滑に作業でき、あらゆる塗膜に対して有効に研磨できるため、産業上の利用価値が高い。

Claims (8)

  1. 研磨粒子5〜60質量%、潤滑油1〜10質量%、有機溶剤10〜60質量%、界面活性剤0.1〜10質量%、増粘剤0.1〜2.0質量%及び水を含む水性乳化研磨組成物において、研磨粒子が少なくとも2種類以上の金属酸化物であって、(イ)50%平均粒子径(体積平均)0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物及び(ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物から成り、(イ)と(ロ)の真密度の比が(イ):(ロ)=10:7〜10:3であることを特徴とする水性乳化研磨組成物。
  2. (イ)50%平均粒子径(体積平均)0.5〜5μmでかつ真密度が5〜9の金属酸化物が酸化第二錫である請求項1に記載した水性乳化研磨組成物。
  3. (ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物がアルミナ又はシリカである請求項1〜2のいずれか一項に記載した水性乳化研磨組成物。
  4. (ロ)50%平均粒子径(体積平均)が10〜100μmでかつ真密度が2〜4の金属酸化物がオレイン酸の吸油量50ml/100g以上でかつα結晶粒子径が1μm以下のアルミナである請求項1〜3のいずれか一項に記載した水性乳化研磨組成物。
  5. (ハ)潤滑油としてリシノール酸トリグリセライド(ヒマシ油)及び流動パラフィン及びグリセリンを用い、かつ、(ニ)界面活性剤としてポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルを用いたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載した水性乳化研磨組成物。
  6. 有機溶剤の沸点が120℃以上の飽和脂肪族炭化水素及び/又は飽和脂肪族環状炭化水素の1種又は2種以上であり、かつ、これらの有機溶剤を研磨組成物全体の10〜60質量%含む請求項1〜5のいずれか一項に記載した水性乳化研磨組成物。
  7. 増粘剤として、会合型アルカリ可溶性アクリルポリマーを用いたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載した水性乳化研磨組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載された水性乳化研磨組成物を用いる自動車塗装面バフ研磨用水性乳化研磨組成物。
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