JP2015055289A - 軸受の固定構造 - Google Patents

軸受の固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2015055289A
JP2015055289A JP2013188707A JP2013188707A JP2015055289A JP 2015055289 A JP2015055289 A JP 2015055289A JP 2013188707 A JP2013188707 A JP 2013188707A JP 2013188707 A JP2013188707 A JP 2013188707A JP 2015055289 A JP2015055289 A JP 2015055289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bearing
ring
caulking
inner ring
face
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013188707A
Other languages
English (en)
Inventor
裕史 服部
Hiroshi Hattori
裕史 服部
賢吾 村上
Kengo Murakami
賢吾 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2013188707A priority Critical patent/JP2015055289A/ja
Publication of JP2015055289A publication Critical patent/JP2015055289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/063Fixing them on the shaft
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
    • F16C19/14Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load
    • F16C19/16Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls
    • F16C19/163Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for both radial and axial load with a single row of balls with angular contact
    • F16C19/166Four-point-contact ball bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

【課題】加締リングを加締めて軸受を軸に固定する際に、軸受内輪を拡径しようとする方向の力の発生を抑制することで、軸受内輪に発生するフープ応力の増大を低減できる軸受の固定構造を提供する。
【解決手段】軸に形成された円環状の溝に円筒状の加締リングを加締めて軸受を固定する軸受の固定構造において、前記加締リングの一端側の前記軸受の内輪端面と対向する端面は、当該内輪端面の内端よりも外径側において当該内輪端面と当接しているよう構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、軸受の固定技術に関し、特に、電動式パワーステアリング装置のピニオン軸を軸支する軸受をピニオン軸に固定するための軸受の固定構造に関する。
燃費向上を目的として、自動車用のステアリング装置に電動パワーステアリング装置を採用するケースが増えてきており、より大型の自動車へ搭載したいという要求がある。このため、電動パワーステアリングを構成する各部品には、従来よりも高い強度が必要とされるようになってきている。
一般的によく用いられているラック・ピニオン式ステアリング装置において、ピニオン軸を支持する軸受のうち、ステアリングホイール側の軸受の固定方法には、ピニオン軸に形成された円環状の溝に円筒状の加締リングを加締める方法が採用されている。
先行技術の軸受の固定構造としては、例えば特許文献1および特許文献2に示されているものがある。
特開2007−9940号公報 特開2009−68625号公報
特許文献1には、加締リングにより玉軸受の内輪をピニオン軸に固定する場合に生じやすい、加締リングとピニオン軸との間の隙間が発生しないようにした軸受の固定構造が開示されている。
特許文献1の軸受の固定構造は、円環状の溝に円筒状の加締リングを加締めたものであり、軸受、軸、加締リングの形状を工夫することにより、軸と加締リングの間に隙間が生じることを防ぎ、軸受を確実に固定するものである。
しかし特許文献1に示された構造では、軸受の内輪に横断面形状が切り欠き状の溝を設けて加締リングを嵌め込むように構成しているために、軸受が専用設計となり汎用性がなく生産コストを高める大きな要因となっている。
また、加締リングを軸の溝と軸受との間に隙間無く確実に加締るためには、加締治具による荷重は大きい必要があり、この結果、加締設備が大型化するため製造コストを高くする大きな要因であった。
また軸受の軸方向に大きな荷重が作用することにより、軸受の作動にも影響を与えかねない。
上述した問題を解決する為に、特許文献2には、カシメ加工を行った際にカシメリングの肉が軸方向に押し出され、軸受内径が軸方向の力を受けて変形してしまい、軸受内部のボールと内径とのフリクションが増大するのを抑制した軸受固定構造が開示されている。
特許文献2の軸受の固定構造は、加締リングが、周方向所定箇所に形成された、他の部分よりも断面積の小さい切欠部を有することにより、軸受内部のボールと内径とのフリクションが増大するのを抑制するものである。
しかし、特許文献2に示された構造は、軸受の軸方向に作用する力に対しては効果があるとしても、軸受内輪を拡径しようとする方向の力が作用した場合については、何ら言及されておらず、かかる構造によって軸受内輪に発生するフープ応力の増大を抑制できるかは疑問である。
上記特許文献1に関して説明したように、加締リングを軸の溝と軸受との間に隙間無く確実に加締めるためには、加締治具による荷重を大きくし、軸の溝と軸受間に確実に押し込む必要がある。このとき、押し込まれた加締リングから、軸受内輪を拡径しようとする方向の力が作用する場合には、軸受内輪に発生するフープ応力を許容値以下に収めるための対策が必要となってくる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加締時に軸受内輪を拡径しようとする方向の力が発生するのを抑制することで、軸受内輪に発生するフープ応力の増大を低減できる軸受の固定構造を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)軸に形成された円環状の溝に円筒状の加締リングを加締めて軸受を固定する軸受の固定構造において、前記加締リングの一端側の前記軸受の内輪端面と対向する面は、当該内輪端面の内端よりも外径側において当該内輪端面と当接していることを特徴とする軸受の固定構造。
(2)前記加締リングの一端側の端面の軸中心側には面取りが施されている(1)に記載の軸受の固定構造。
本発明の軸受の固定構造によれば、加締リングの一端側の前記軸受の内輪端面と対向する面は、当該内輪端面の内端よりも外径側において当該内輪端面と当接しているので、加締リングが加締装着されたときに、加締リングが軸受の内輪端面の内径側に食い込むことを防止できる。このため、軸受内輪を拡径しようとする力の発生を抑えることが出来、軸受内輪に発生するフープ応力の増大を低減することができる。
本発明の実施形態において加締リングが軸に加締められた状態を要部断面にて示す説明図である。 加締リングが軸に加締められる前の状態を拡大した拡大断面図である。 加締リングが軸に加締められた後の状態を拡大した拡大断面図である。
以下、図面に基づいて本発明にかかる軸受の固定構造の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態の軸受の固定構造をピニオン軸組立体10に適用した場合の構成を説明する断面図である。ピニオン軸1にはピニオン12が一体に構成され、ピニオン歯12aの端部には段部14が形成されている。さらに、加締め加工により変形した加締リング3の他端側の端面3bが嵌入する環状溝4が形成されている。
ピニオン軸1には、玉軸受2が装着されている。玉軸受2は、内輪が軸方向に2分割されている4点接触玉軸受である。一方の内輪2aの端面6には加締リング3の一端側の端面3aが係合しており、他方の内輪2bの端面8はピニオン軸1の段部14に当接している。
次に、図2および図3をも参照して、ピニオン軸1に玉軸受2を固定する作業を説明する。
まず、図1に示したピニオン軸1を玉軸受2の内輪2a、2bに軽く圧入しておき、図示しない適宜の手段によりピニオン軸1を作業台に固定する。そして、ピニオン軸1の段部14に玉軸受2の内輪2bの端面8を当接させ、また、加締リング3の一端側の端面3aを玉軸受2の内輪2aの端面6に当接させる。
このとき、図2に示すように、加締リング3の一端側の、前記軸受の内輪端面6と対向する端面3aは、当該内輪端面6の内端6iよりも外径側において当該内輪端面6と当接している。即ち、軸中心から加締リング3の一端側の端面3aの内端3aiまでの距離をX、軸中心から内輪2aの端面6の内端6iまでの距離をYとした場合に、X>Yの関係となっている。
加締リング3の一端側の端面3aの軸中心側には、面取り3cが施されている。
次に、図示した加締治具5を図中矢印方向に移動させ、押圧部5aを加締リング3に強く押し当てて加締リング3を塑性変形させ、図3に示す状態となる。加締リング3の他端側(端面3b側)が軸中心方向に押し込まれて縮小変形して、加締リング3の端面3bが環状溝4と係合し、玉軸受2の内輪2aはピニオン軸1の段部14に向けて押圧された状態で固定される。
このとき、加締リング3の玉軸受側の端面3aは、内輪端面6の内端6iよりも外径側において内輪端面6と当接しているので、加締リング3が塑性変形しても、内輪端面の内端6iよりも内径側に押し出されるのが防止される。又、端面3aの軸中心側には面取り3cが施されていることにより、塑性変形時に面取り3c部の内輪端面との干渉が確実に回避できる。
従って、軸受内輪2aを拡径しようとする力の発生を抑えることが出来、軸受内輪2aに発生するフープ応力の増大を抑制することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものでなく、適宜、変形、改良等が可能である。例えば、加締リングの加締め方法としては、加締治具の軸方向移動による加締めに限定されるものではなく、径方向の加締めやローリングによる加締め等種々の加締め方法が可能である。
また、加締リングの玉軸受側の端面の内端よりも更に軸中心側に施されている面取りは、直線状の面取りに限定されるものではなく、曲線状、多直線状の面取りであっても差し支えない。
また軸受は、4点接触玉軸受に限定されるものではなく、複列アンギュラ玉軸受や、組合せアンギュラ玉軸受であっても差し支えない。
1 ピニオン軸
2 軸受
3 加締リング
3a 加締リング一端側端面
3b 加締リング他端側端面
4 環状溝
5 加締治具
6 内輪端面

Claims (2)

  1. 軸に形成された円環状の溝に円筒状の加締リングを加締めて軸受を固定する軸受の固定構造において、
    前記加締リングの一端側の前記軸受の内輪端面と対向する端面は、当該内輪端面の内端よりも外径側において当該内輪端面と当接していることを特徴とする軸受の固定構造。
  2. 前記加締リングの一端側の端面の軸中心側には面取りが施されている請求項1記載の軸受の固定構造。
JP2013188707A 2013-09-11 2013-09-11 軸受の固定構造 Pending JP2015055289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013188707A JP2015055289A (ja) 2013-09-11 2013-09-11 軸受の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013188707A JP2015055289A (ja) 2013-09-11 2013-09-11 軸受の固定構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015055289A true JP2015055289A (ja) 2015-03-23

Family

ID=52819845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013188707A Pending JP2015055289A (ja) 2013-09-11 2013-09-11 軸受の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015055289A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109979U (ja) * 1990-02-27 1991-11-12
JP2009068625A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 軸受固定構造およびステアリング装置
JP2012180860A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Nsk Ltd 軸受の固定構造
JP2012237403A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Nsk Ltd 軸受の固定構造および固定方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03109979U (ja) * 1990-02-27 1991-11-12
JP2009068625A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Hitachi Ltd 軸受固定構造およびステアリング装置
JP2012180860A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Nsk Ltd 軸受の固定構造
JP2012237403A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Nsk Ltd 軸受の固定構造および固定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9318924B2 (en) Rotor mechanism of rotating electrical machine and method of manufacturing same
US10035221B2 (en) Metal bonded product and method for producing metal bonded product
JP2014005897A (ja) 転がり軸受及びその製造方法
US20160123385A1 (en) Rolling bearing
JP2016008639A (ja) 軸受の固定構造
JP6217264B2 (ja) 軸受の固定構造、及び、軸受の固定方法
JP2015055289A (ja) 軸受の固定構造
JP2016060267A (ja) ハブユニット製造装置
JP2016016451A (ja) カシメ構造
JP2014001800A (ja) 軸受装置
JP6740734B2 (ja) 車輪用軸受装置の製造方法
JP2007211795A (ja) 車輪用軸受装置
JP2012237403A (ja) 軸受の固定構造および固定方法
JP2012180860A (ja) 軸受の固定構造
JP2014122649A (ja) ころ軸受
JP2018532960A (ja) 転がり軸受用の変形加工されたリング
JP2015044220A (ja) 波形保持器の製造方法及び波形保持器
JP5212097B2 (ja) フランジ継手
JP2007009940A (ja) ステアリング装置の軸受固定構造
JP6818494B2 (ja) カムフォロア
JP4780707B2 (ja) 車輪用軸受装置
JP2012202456A (ja) ピンタイプ保持器、転動装置およびころ軸受。
KR101407323B1 (ko) 허브베어링 조립체 제조방법
JP2014008451A (ja) 金属製触媒担体の製造方法
JP2005249047A (ja) 車輪用ハブユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160829

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20160829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20171226