JP2015054359A - 研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持テーブルの内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブルに対する研削屑の再付着を防止すること。【解決手段】板状ワーク(W)を吸引保持する保持面(23)を有する保持テーブル(2)と、保持テーブルを回転させる回転手段(5)と、保持テーブルに吸引保持された板状ワークを研削砥石(32)で研削する研削手段(3)と、保持テーブルを洗浄するテーブル洗浄手段(1)とを備えた研削装置において、テーブル洗浄手段は、保持面を吸引する吸引口(16)を有する吸引部(10)と、吸引口を吸引源(19)に連通させる吸引配管(11)と、吸引部を保持テーブルに接近/離反させる位置付け手段と、を備え、位置付け手段で所定位置に位置付けた吸引部で吸引させて保持面を洗浄する構成とした。【選択図】図3

Description

本発明は、板状ワークの研削装置に関し、特に、板状ワークを吸引保持する保持テーブルを洗浄する機能を備えた研削装置に関する。
研削装置においては、被加工物となる板状ワークを保持テーブルの保持面上に吸引保持した後、研削水を供給しながら板状ワークの表面を研削手段によって研削する。研削手段による研削中、保持テーブルは板状ワークを吸引しており、研削水の一部は板状ワークの外周縁から保持テーブル内に吸引される。このため、研削によって生じる研削屑は、研削水と共に板状ワークの外周縁に向かって流れ、板状ワークと保持テーブルとの隙間を通じて保持テーブルの内部に侵入する。このとき、比較的大きな研削屑は、被加工物の外周縁に付着する。そして、研削後に板状ワークを搬送すると、板状ワークの外周縁に付着した研削屑が落下し、保持テーブルの保持面に付着することがあった。
従来、このような研削屑が付着した保持テーブルを洗浄する方法として、保持テーブルの保持面を直接ブラシ等で擦る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の方法では、円板の表面に無数のブラシが形成された洗浄ブラシを保持テーブル上に対向させ、洗浄ブラシと保持テーブルの表面とを回転接触させることで保持テーブルを洗浄している。また、保持テーブルの上方から保持面に向かって高圧のミストを衝突させ、研削屑を吹き飛ばす方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載の方法では、保持テーブルの上方に位置付けられたノズルから水とエアーとを含んだミストを保持面に向かって噴射し、研削屑を吹き飛ばすことで保持テーブルを洗浄している。
特開2003−59881号公報 特開2011−200785号公報
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、保持テーブルの内部に侵入した研削屑を完全に除去することはできず、特許文献2に記載の方法では、保持テーブルから吹き飛ばされた研削屑が再び保持テーブルに付着するという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、保持テーブルの内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブルに対する研削屑の再付着を防止することができる研削装置を提供することを目的とする。
本発明の研削装置は、板状ワークを吸引保持する保持面を有する保持テーブルと、保持テーブルを回転させる回転手段と、保持テーブルに吸引保持された板状ワークを研削砥石で研削する研削手段と、保持テーブルを洗浄するテーブル洗浄手段とを備えた研削装置であって、テーブル洗浄手段は、保持面を吸引する吸引口を有する吸引部と、吸引口を吸引源に連通させる吸引配管と、吸引部を保持テーブルに接近/離反させる位置付け手段と、から少なくとも構成され、位置付け手段で所定位置に位置付けた吸引部で吸引させて保持面を洗浄することを特徴とする。
上記研削装置によれば、テーブル洗浄手段の吸引部によって保持テーブルの保持面が吸引されることから、保持テーブルの内部に侵入した研削屑や保持面に付着した研削屑を取り除くことができる。この結果、保持テーブルの内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブルに対する研削屑の再付着を防止することができる。
また、本発明の研削装置においては、保持面の全面を覆う面積からなる吸引口を備えた吸引部で構成されることを特徴とする。
また、本発明の研削装置において、保持テーブルは、板状ワークに接触する保持面を有する多孔質材からなる保持部と、保持面を露出させ保持部を囲繞し保持部に連通する連通孔を有する枠体とで構成され、保持面の外周付近を覆うリング状の吸引口を備えた吸引部で構成されることを特徴とする。
また、本発明の研削装置においては、テーブル洗浄手段に、保持面に対して平行方向に吸引部を移動させる移動手段を備え、保持テーブルを回転手段で回転させると共に、保持面の面積より狭い面積の吸引口を備えた吸引部を位置付け手段で位置付け、移動手段で移動させ、吸引部で吸引させて保持面を洗浄することを特徴とする。
本発明によれば、保持テーブルの内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブルに対する研削屑の再付着を防止することができる。
第1の実施の形態に係る研削装置の研削工程を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る研削装置において、研削後の板状ワークを搬送する様子を説明するための模式図である。 第1の実施の形態に係る研削装置の洗浄工程を説明するための模式図である。 第2の実施の形態に係る研削装置のテーブル洗浄手段を説明するための模式図である。 第3の実施の形態に係る研削装置のテーブル洗浄手段を説明するための模式図である。
以下、第1の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。第1の実施の形態に係る研削装置は、板状ワークW(図1参照)の研削によって保持テーブル2(図1参照)に付着した研削屑を、テーブル洗浄手段1(図3参照)で除去するように構成されている。第1の実施の形態に係る研削装置では、研削手段3(図1参照)によって板状ワークWが研削された後、搬送手段4(図2参照)によって保持テーブル2から板状ワークWが搬出される。そして、保持テーブル2の上方にテーブル洗浄手段1が位置付けられ、水とエアーを含んだミストが保持テーブル2の下方から吹き上げられると共に、テーブル洗浄手段1の吸引部10(図3参照)によって保持テーブル2が吸引される。このため、保持テーブル2に付着した研削屑を除去することができ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができる。
図1を参照して、研削工程について詳細に説明する。図1は、第1の実施の形態に係る研削装置の研削工程を説明するための模式図である。なお、第1の実施の形態に係る研削装置は、以下の図に示す構成に限定されず、保持テーブルに付着した研削屑を吸引して除去する構成であればよく、適宜変更が可能である。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る研削装置は、保持テーブル2の保持面23上に板状ワークWを吸引保持し、研削手段3によって、板状ワークWの表面を研削するように構成されている。板状ワークWは、シリコン、ガリウムヒソ等の半導体ウエーハで円板状に形成されている。なお、板状ワークWは、上記した半導体ウエーハに限らず、例えば、セラミック、ガラス、サファイア(Al2O3)系の無機材料基板、半導体製品のパッケージ、各種電気部品やミクロンオーダーの加工位置精度が要求される各種加工材料をウエーハとしてもよい。
保持テーブル2は、円板形状を有しており、回転手段5によって円板中心を軸に回転可能に設けられている。保持テーブル2は、板状ワークWに接触する保持面23を有する多孔質材からなる保持部22と、保持面23を露出させ保持部22を囲繞し保持部22に連通する連通孔24を有する枠体25とで構成される。保持部22及び枠体25は、円板形状に形成される。保持部22は、例えば、ポーラスセラミック材により構成される。枠体25の表面には、円板中心を軸に複数のリング状溝26(本実施の形態においては2つ)が円板中心に偏って形成されている。複数のリング状溝26は、それぞれ連通孔24に繋がっている。
保持部22は、枠体25の連通孔24を通じ、切換バルブ27を介して吸引源28及び供給源29に接続されている。供給源29は、例えば、水及びエアーを含む流体を供給する。切換バルブ27は、例えば、三方弁を内蔵し、保持部22の接続先を吸引源28と供給源29との間で切り換える。板状ワークWを吸引するときには、保持部22は吸引源28に接続される。一方、保持テーブル2を洗浄するときには、保持部22は供給源29に接続される。このように、用途に応じて保持部22と吸引源28又は供給源29との接続が、切換バルブ27によって切替えられる。研削工程においては、切換バルブ27によって吸引源28が保持部22に接続されている。
研削手段3は、概して円板形状を有する研削ホイール31の下面に研削砥石32を設けて構成される。研削ホイール31は、図示しない回転手段に接続される。この回転手段によって、研削ホイール31の円板中心を軸に回転可能に構成される。また、研削手段3は、図示しない昇降手段及び移動手段に接続される。これらの昇降手段及び移動手段によって、研削ホイール31を保持テーブル2に対して接近/離反させることが可能に構成されている。研削砥石32は、例えば、ダイヤモンドの砥粒をメタルボンドやレジンボンド等の結合剤で固めたダイヤモンド砥石で構成される。
研削工程においては、まず搬送手段4(図2参照)によって板状ワークWが保持テーブル2の保持面23上に載置される。そして、吸引源28からの吸引力により板状ワークWが保持面23に吸引保持される。板状ワークWの上方には研削手段3が位置付けられる。そして、研削手段3の研削ホイール31が軸回りに回転しながら保持テーブル2に近づけられる。このとき、板状ワークWが保持された保持テーブル2も回転手段5によって回転駆動されている。そして、板状ワークWに研削水を供給しながら、研削砥石32と板状ワークWの表面とが回転接触することで、板状ワークWが厚み方向に研削される。
板状ワークWが研削されることにより、板状ワークWの表面には研削水に混じって研削屑が発生する。研削手段3による研削中、保持テーブル2は板状ワークWを吸引しているため、研削水の一部は板状ワークWの外周縁から保持テーブル2の保持部22内に吸引される。よって、研削屑は研削水と共に板状ワークWの表面から外周縁に向かって流れる。そして、研削屑が板状ワークWと保持テーブル2との隙間を通じて保持部22内に侵入する事態が生じ得る。このとき、比較的大きな研削屑は、板状ワークWの外周縁に堆積し付着する。
このように研削手段3で研削が行われた後、板状ワークWが保持テーブル2から搬送される。ここで、図2を参照して、研削後の板状ワークWの搬送について詳細に説明する。図2は、第1の実施の形態に係る研削装置において、研削後の板状ワークWを搬送する様子を説明するための模式図である。
図2に示すように、研削工程が終了すると、板状ワークWは保持テーブル2から搬送手段4によって搬出される。搬送手段4は、水平方向に延出するアーム41の先端から下方に向かって延びる支柱部42の下端に、搬送テーブル43を設けて構成される。搬送手段4は、図示しない昇降手段及び移動手段に接続されている。これらの昇降手段及び移動手段によって、搬送テーブル43を保持テーブル2に対して接近/離反させることが可能に構成されている。
搬送テーブル43は、円板形状を有しており、下面に円形凹部44が形成されている。円形凹部44には、保持板45が埋め込まれており、保持板45の露出面が板状ワークWの保持面46となっている。保持板45は、例えば、ポーラスセラミック材により形成される。搬送手段4には、保持板45に連通する連通孔47が形成されている。連通孔47は、支柱部42の中央を上下方向に貫通して設けられ、その下端部が搬送テーブル43の中央に接続されている。連通孔47の上端には吸引配管48が取付けられている。また、吸引配管48の先には吸引源49が接続されている。このように、保持板45は、連通孔47及び吸引配管48を通じて吸引源49に接続される。
板状ワークWが搬送される際には、まず搬送テーブル43が移動手段によって板状ワークWの上方に位置付けられる。そして、搬送テーブル43は、昇降手段によって板状ワークWと搬送テーブル43の保持板45とが接近する高さに位置調整される。そして、保持テーブル2の保持部22の吸引が解除されると共に搬送テーブル43の保持板45が吸引され、板状ワークWが搬送テーブル43に吸引保持される。板状ワークWが搬送テーブル43に吸引保持された状態で、搬送テーブル43が移動されることで、板状ワークWが保持テーブル2から搬出される。このとき、板状ワークWの外周縁に付着した研削屑が落下し、研削屑が保持テーブル2の保持面に付着し得る。
このように搬送手段4で板状ワークWが搬出された後、保持テーブル2の洗浄工程が実施される。ここで、図3を参照して、保持テーブル2の洗浄工程について説明する。図3は、第1の実施の形態に係る研削装置の洗浄工程を説明するための模式図である。図3Aは、洗浄工程で用いられるテーブル洗浄手段及び保持テーブルの斜視図を表しており、図3Bは、保持テーブル洗浄時のテーブル洗浄手段及び保持テーブルの断面図を表している。
図3Aに示すように、研削装置のテーブル洗浄手段1は、保持テーブル2の保持面23を吸引する吸引部10と、この吸引部10の一部に連通する吸引配管11と、吸引部10を移動させる位置付け手段(不図示)とを含んで構成される。
吸引部10は、水平方向に延出するアーム12の先端に設けられている。例えば、吸引部10は、アーム12の先端近傍で上下方向に延出する支柱部13と、この支柱部13の下端に設けられる円板部14とを含んで構成される。支柱部13及び円板部14は、例えば、金属材料で構成される。例えば、支柱部13と円板部14とは、一体的に構成されるが、別部材で構成されてもよい。
円板部14は、図3Bに示すように、保持テーブル2と略同径(より具体的には、保持テーブル2の外径寸法よりも僅かに小径)の外径寸法を有している。円板部14の下面には、概して円形状を有する凹部(円形凹部)15が形成されている。この円形凹部15の内径寸法は、保持テーブル2の保持部22より大径に設定されている。円形凹部15を下面に設けることにより円板部14は、下方に開口した形状を有する。この開口により吸引部10の吸引口16が構成される。第1の実施の形態において、吸引口16は、保持テーブル2の保持面23の全面を覆う面積を有している。
円板部14の下端部には、緩衝材17が設けられている。より具体的にいうと、円形凹部15を規定する円板部14の一部には、環状の緩衝材17が設けられている。この緩衝材17は、吸引部10と保持テーブル2との接触時における衝撃を吸収する役割を果たす。例えば、緩衝材17は、クッション性や耐摩耗性を有するポリウレタンスポンジで形成される。例えば、アイオン株式会社製のソフラス(登録商標)で形成することができる。
吸引部10の内部には、円形凹部14に連通する連通孔18が形成されている。連通孔18は、支柱部13の中央を上下方向に貫通して設けられ、その下端部が円形凹部15の中央に接続されている。連通孔18の上端には、上述した吸引配管11が取付けられている。この吸引配管11の先には、吸引源19が接続されている。このように円形凹部15が連通孔18及び吸引配管11を通じて吸引源19に接続されることにより、吸引部10は吸引口16により保持テーブル2の保持面23を吸引可能に構成されている。
なお、図示していないが、吸引配管11には、吸引部10によって吸引される水分や研削屑を回収する回収部が接続される。この回収部は、例えば、吸引部10により回収した水分や研削屑が、吸引口16側(保持テーブル2側)に逆流しない構成を有することが好ましい。この回収部は、例えば、研削装置のメンテナンス時に交換可能に構成される。
テーブル洗浄手段1を構成する位置付け手段は、例えば、吸引部10を上下方向に移動する昇降手段と、水平方向に移動する移動手段とで構成される。テーブル洗浄手段1においては、この位置付け手段によって、吸引部10を保持テーブル2に対して接近/離反させることが可能になっている。
保持テーブル2の洗浄工程においては、図3Aに示すように、まず、保持テーブル2の上方にテーブル洗浄手段1の吸引部10が位置付けられる。そして、吸引部10は、位置付け手段によって保持テーブル2に接近するように移動される。例えば、吸引部10は、円板部14の下端に設けられた緩衝材17が保持テーブル2に接触した位置で停止される。なお、ここでは、緩衝材17が保持テーブル2に接触する位置まで吸引部10を移動する場合について説明する。しかしながら、保持面23に付着した研削屑を除去することができれば、吸引部10の移動位置については任意に設定可能である。例えば、保持テーブル2から離間する位置であってもよい。また、洗浄工程においては、切換バルブ27によって供給源29が保持部22に接続された状態に切り換えられている。
保持テーブル2に緩衝材17が接触した状態で、保持テーブル2の供給源29から水及びエアーが供給される。供給源29から供給される水及びエアーは、保持テーブル2内の連通孔24及びリング状溝26を通じて保持部22に到達する。保持部22は多孔質材で形成されているため、保持部22に到達した水及びエアーは、連通孔24及びリング状溝26から保持部22全体に拡散する。そして、水及びエアーはミストとなって保持面23全面から吹き上げられる。このとき、保持部22内に侵入または保持面23に付着した研削屑は、ミストと一緒に保持面23から上方に吹き上げられる。このようにして、研削屑は保持部22から除去される。
一方、供給源29から水及びエアーが供給されると同時に、吸引部10は吸引源19によって吸引される。そして、保持テーブル2の保持面23から吹き上げられたミスト及び研削屑は、吸引部10に吸引される。このように、研削屑が吸引部10によって吸引されることから、保持部22から除去された研削屑が保持テーブル2に再付着することがない。特に、吸引部10により吸引された研削屑等は、吸引配管11に接続された回収部に捕捉されることから、研削屑等が保持テーブル2に再付着する事態を確実に防止できる。
また、保持面23から研削屑が除去されることで、保持テーブル2の平坦度が確保される。このため、研削後の板状ワークWの仕上がり厚みにバラツキが生じにくくなる。さらに、保持面23をブラシや砥石で直接擦る必要がないため、保持テーブル2の目詰まり等による板状ワークWに吸引不良を防ぐことができる。
以上のように、第1の実施の形態に係る研削装置によれば、テーブル洗浄手段1の吸引部10によって保持テーブル2の保持面23が吸引されることから、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑や保持面23に付着した研削屑を取り除くことができる。この結果、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができる。
特に、第1の実施の形態に係る研削装置においては、吸引部10に設けられた吸引口16が、保持テーブル2の保持面23の全面を覆う面積を有している。このため、保持テーブル2を回転させることや吸引部10を移動させることなく、保持面23を吸引することができる。これにより、研削装置で複雑な制御を行うことなく、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができる。
次に、図4及び図5を参照して、第2、3の実施の形態に係る研削装置について詳細に説明する。図4は、第2の実施の形態に係る研削装置のテーブル洗浄手段を説明するための模式図である。図4Aは、テーブル洗浄手段及び保持テーブルの斜視図を表しており、図4Bは、保持テーブル洗浄時のテーブル洗浄手段及び保持テーブルの断面図を表している。図5は、第3の実施の形態に係る研削装置のテーブル洗浄手段を説明するための模式図である。図5Aは、テーブル洗浄手段及び保持テーブルの斜視図を表しており、図5Bは、保持テーブル洗浄時のテーブル洗浄手段及び保持テーブルの断面図を表している。なお、第2、3の実施の形態は、テーブル洗浄手段の構成のみ第1の実施の形態と異なっている。したがって、主に相違点について詳細に説明する。また、図4及び図5において、説明の便宜上、第1の実施の形態に係る各構成と同一の構成については同一の符号を付して説明する。
図4Aに示すように、第2の実施の形態に係るテーブル洗浄手段100は、保持テーブル2の保持面23を吸引する吸引部110と、この吸引部110の一部に連通する吸引配管111と、吸引部110を移動させる位置付け手段(不図示)とを含んで構成される。なお、位置付け手段については、第1の実施の形態と同様の構成を有するため、その説明を省略する。
吸引部110は、水平方向に延出するアーム112の先端に設けられている。例えば、吸引部110は、アーム112の先端近傍で上下方向に延出する支柱部113と、この支柱部113の下端に設けられる円板部114とを含んで構成される。円板部114は、例えば、ポリウレタンスポンジで形成される。アーム112と円板部114との間には、略三角形状の支持板115が設けられている。この支持板115は、中央に形成された円形の開口部115aに支柱部113に挿通した状態で固定されている。支持板115は、後述する第1の吸引配管120の取り付け位置を固定する役割を果たす。
円板部114は、図4Bに示すように、保持テーブル2と略同径(より具体的には、保持テーブル2の外径寸法よりも僅かに小径)の外径寸法を有している。円板部114の下面には、リング状溝116が形成されている。このリング状溝116は、円板部114の下面から上面に向かって溝幅が狭くなるように断面視略三角形状に形成される。また、円板部114の下面であって、リング状溝116の内側には、保持面23と対向する対向部117が設けられている。この対向部117は、吸引部110が保持テーブル2上に配置された状態において、僅かなギャップGを挟んで保持面23と対向する。これらのリング状溝116及び対向部117を下面に設けることにより、円板部114は、下方に開口した形状を有する。この開口により吸引部110の吸引口118が構成される。第2の実施の形態において、吸引口118は、保持テーブル2の保持面23の外周付近を覆う構成を有している。言い換えると、吸引口118は、保持面23の外周近傍にリング状溝116を配置する一方、保持面23の中央領域に対向部117を配置する構成を有している。
また、円板部114の上面側には、リング状溝116に連通するように第1の連通孔119が3つ形成されている(3つのうち1つは不図示)。これらの第1の連通孔119には、それぞれ第1の吸引配管120が取付けられる。第1の吸引配管120は、支柱部113の外周面に形成された第2の連通孔121にそれぞれ接続される。第2の連通孔121は、それぞれ支柱部113内に上下方向に形成された第3の連通孔122に接続されている。第3の連通孔122の上端には、上述した吸引配管111が取り付けられている。この吸引配管111の先には、吸引源123が接続される。このように、リング状溝116及び対向部117が、各連通孔及び吸引配管111を通じて吸引源123に接続されることにより、吸引部110は吸引口118により保持テーブル2の保持面23を吸引可能に構成されている。
なお、図示していないが、吸引配管111には、第1の実施の形態と同様に、吸引部110によって吸引される水分や研削屑を回収する回収部が接続される。この回収部は、例えば、吸引部110により回収した水分や研削屑が、吸引口118側(保持テーブル2側)に逆流しない構成を有することが好ましい。この回収部は、例えば、研削装置のメンテナンス時に交換可能に構成される。
第2の実施の形態に係る保持テーブル2の洗浄工程においては、図4Aに示すように、まず、保持テーブル2の上方にテーブル洗浄手段100の吸引部110が位置付けられる。そして、吸引部110は、位置付け手段によって保持テーブル2に接近するように移動される。例えば、吸引部110は、円板部114の外周部分の下端が保持テーブル2に接触した位置で停止される。また、洗浄工程においては、第1の実施の形態と同様に、切換バルブ27によって供給源29が保持部22に接続された状態に切り換えられている。
保持テーブル2に円板部114の一部が接触した状態で、供給源29から水及びエアーが保持部22に供給される。供給源29から供給される水及びエアーは、保持テーブル2内の連通孔24及びリング状溝26から保持部22全体に拡散する。そして、水及びエアーはミストとなって保持面23全面から吹き上げられる。このとき、保持部22内に侵入または保持面23に付着した研削屑は、ミストと一緒に保持面23から上方に吹き上げられる。このようにして、研削屑は保持部22から除去される。
一方、供給源29から水及びエアーが供給されると同時に、吸引部110は吸引源123によって吸引される。そして、保持テーブル2の保持面23から吹き上げられたミスト及び研削屑は、吸引部110に吸引される。このとき、保持テーブル2のリング状溝26から吹き上げられたミストや研削屑は、円板部114の対向部117に衝突し、対向部117と保持部22とのギャップGを通ってリング状溝116から吸引される。
ここで、ミストの吹き上げ力は、リング状溝26が形成されている箇所が最も強く、保持部22の外周部分は比較的弱い。これに対し、吸引口118を保持面23の外周付近を覆うリング状溝116で形成することで、保持面23の外周付近を集中的に吸引できる。これにより、保持面23の外周付近に付着した研削屑を効率的に除去することができる。このように、第2の実施の形態では、保持面23の吸引力に偏りが生じないように調整されている。そして、リング状溝116を通過したミスト及び研削屑は、第1の連通孔119から第1の吸引配管120、第2の連通孔121、第3の連通孔122、及び吸引配管111を通じて回収部に捕捉される。
以上のように、第2の実施の形態に係る研削装置においても、テーブル洗浄手段100の吸引部110によって保持テーブル2の保持面23が吸引されることから、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑や保持面23に付着した研削屑を取り除くことができる。この結果、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができる。
図5Aに示すように、第3の実施の形態に係るテーブル洗浄手段200は、保持テーブル2の保持面23を吸引する吸引部210と、この吸引部210の一部に連通する吸引配管211と、吸引部210を保持テーブル2に接近/離反させる位置付け手段と、吸引部210を水平方向に移動させる移動手段とを含んで構成される。
吸引部210は、水平方向に延出するアーム212の先端に設けられている。例えば、吸引部210は、アーム212の先端近傍で上下方向に延出する支柱部213と、この支柱部213の下端に設けられる円板部214とを含んで構成される。支柱部213及び円板部214は、例えば、金属材料で構成される。例えば、支柱部213と円板部214とは、一体的に構成されるが、別部材で構成されてもよい。
円板部214は、図5Bに示すように、保持テーブル2よりも小径(より具体的には、保持テーブル2の保持部22の略1/2より小径)の外径寸法を有している。円板部214の下面には、概して円形状を有する凹部(円形凹部)215が形成されている。この円形凹部215の内径寸法は、保持テーブル2の保持部22より小径に設定されている。円形凹部215を下面に設けることにより円板部214は、下方に開口した形状を有する。この開口により吸引部210の吸引口216が構成される。第3の実施の形態において、吸引口216は、保持テーブル2の保持面23の面積よりも狭い面積を有している。
円板部214の下端部には、緩衝材217が設けられている。より具体的にいうと、円形凹部215を規定する円板部214の一部には、環状の緩衝材217が設けられている。この緩衝材217は、吸引部210と保持テーブル2との接触時における衝撃を吸収する役割を果たす。なお、この緩衝材217は、第1の実施の形態に係るテーブル洗浄手段1の緩衝剤17と同様の材質で構成される。
吸引部210の内部には、円形凹部215に連通する連通孔218が形成されている。連通孔218は、支柱部213の中央を上下方向に貫通して設けられ、その下端部が円形凹部215の中央に接続されている。連通孔218の上端には、上述した吸引配管211が取付けられている。この吸引配管211の先には、吸引源219が接続されている。このように円形凹部215が連通孔218及び吸引配管211を通じて吸引源219に接続されることにより、吸引部210は吸引口216により保持テーブル2の保持面23を吸引可能に構成されている。なお、図示していないが、第1の実施の形態と同様に、吸引配管211には、吸引部210によって吸引される水分や研削屑を回収する回収部が接続される。
第3の実施の形態に係るテーブル洗浄手段200において、アーム212における吸引部210と反対側の端部は、鉛直方向に延在する旋回軸220に固定されている。この旋回軸220の下端には、アーム212を旋回させるための旋回駆動部221が設けられている。また、旋回軸220の上端には、昇降手段222が設けられている。アーム212及び吸引部210は、昇降手段222によって鉛直方向に昇降可能になっている。第3の実施の形態に係るテーブル洗浄手段200においては、昇降手段222が位置付け手段を構成する。テーブル洗浄手段200においては、この位置付け手段によって、吸引部210を保持テーブル2に対して接近/離反させることが可能になっている。
また、アーム212は図示しない伸縮手段によって、図5に示す矢印A、B方向に伸縮可能に構成されている。第3の実施の形態に係るテーブル洗浄手段200においては、この伸縮手段及び旋回駆動部221が移動手段を構成する。この移動手段によって、吸引部210は、保持テーブル2の保持面23に対して平行方向に移動可能になっている。
このように構成されたテーブル洗浄手段200を用いた洗浄工程においては、まず、旋回駆動部221によってアーム212が旋回されると共に、伸縮手段によってアーム212が伸縮されることで、吸引部210が保持テーブル2の上方の所定位置に位置付けられる。そして、吸引部210は、昇降手段222によって保持テーブル2に接近するように移動される。吸引部210は、円板部214の下端に設けられた緩衝材217が保持テーブル2又は保持面23に接触した位置で停止される。なお、洗浄工程においては、切換バルブ27によって供給源29が保持部22に接続された状態に切り換えられている。
保持テーブル2及び保持面23に緩衝材217が接触した状態で、保持テーブル2の供給源29から水及びエアーが供給される。供給源29から供給される水及びエアーは、保持テーブル2内の連通孔24及びリング状溝26を通じて保持部22に到達する。そして、水及びエアーはミストとなって保持面23から吹き上げられる。このとき、保持部22内に侵入または保持面23に付着した研削屑は、ミストと一緒に保持面23から上方に吹き上げられる。このようにして、研削屑は保持部22から除去される。
一方、供給源29から水及びエアーが供給されると同時に、吸引部210は吸引源28によって吸引される。そして、保持テーブル2の保持面23から吹き上げられたミスト及び研削屑は、吸引部210に吸引される。第3の実施の形態では、保持テーブル2の洗浄の際に、保持テーブル2が回転手段5によって回転駆動される。保持テーブル2が回転している状態で、吸引部210は、保持面23を吸引しながら伸縮手段によって保持面23に対して平行方向(矢印A、B方向)に移動される。吸引部210が保持テーブル2の略中心まで移動されることで、保持面23全面の研削屑が吸引される。このように、保持テーブル2の回転と同時に吸引部210を保持面23に対して平行移動させることで、保持面23が全面にわたって洗浄される。この場合、吸引部210の移動は、保持テーブル2の略中心で終了してもよく、吸引部210が保持面23を完全に通過するまで続けてもよい。また、吸引部210の移動速度は、保持テーブル2の回転速度に合わせて調整される。
以上のように、第3の実施の形態に係る研削装置においても、テーブル洗浄手段200の吸引部210によって保持テーブル2の保持面23が吸引されることから、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑や保持面23に付着した研削屑を取り除くことができる。この結果、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができる。
特に、第3の実施の形態に係る研削装置では、吸引部210が、保持面23の面積より狭い面積の吸引口216を備えている。このため、第1の実施の形態のように、吸引口216が保持面23の全面を覆う場合と比べて、保持面23に対する吸引力が高めることができる。この結果、保持テーブル2に付着した(或いは、保持面23の内部に侵入した)研削屑を効果的に回収することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記実施の形態においては、保持テーブル2が、多孔質材の保持部22を有する場合について説明している。しかしながら、保持テーブル2の保持部22の構成については、この構成に限定されるものではなく適宜変更が可能である。保持テーブル2は、板状ワークWを吸引保持することができればどのように構成されてもよい。
さらに、上記実施の形態において、保持テーブル2の供給源29から水とエアーとが供給される場合について説明している。しかしながら、供給源29から供給される流体については、これら限定にされるものではなく適宜変更が可能である。水とエアーのどちらかのみが供給されてもよいし、水の代わりに洗浄水が供給されてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、保持テーブル2の保持面23を吸引することで、保持テーブル2の内部に侵入した研削屑を除去しつつ、保持テーブル2に対する研削屑の再付着を防止することができるという効果を有し、特に、板状ワークWを吸引保持する保持テーブル2を洗浄する機能を有する研削装置に有用である。
G ギャップ
W 板状ワーク
1、100、200 テーブル洗浄手段
10、110、210 吸引部
11、111、211 吸引配管
12、112、212 アーム
13、113、213 支柱部
14、114、214 円板部
15、215 円形凹部
16、118、216 吸引口
17、217 緩衝材
18、218 連通孔
19、123、219 吸引源
2 保持テーブル
22 保持部
23 保持面
24 連通孔
25 枠体
26 リング状溝
27 切替バルブ
28 吸引源
29 供給源
3 研削手段
31 研削ホイール
32 研削砥石
4 搬送手段
41 アーム
42 支柱部
43 搬送テーブル
44 円形凹部
45 保持板
46 保持面
47 連通孔
48 吸引配管
49 吸引源
5 回転手段
115 支持板
116 リング状溝
117 対向部
119 第1の連通孔
120 第1の吸引配管
121 第2の連通孔
122 第3の連通孔
211 アーム
220 旋回軸
221 旋回駆動部
222 昇降手段

Claims (4)

  1. 板状ワークを吸引保持する保持面を有する保持テーブルと、該保持テーブルを回転させる回転手段と、該保持テーブルに吸引保持された板状ワークを研削砥石で研削する研削手段と、該保持テーブルを洗浄するテーブル洗浄手段とを備えた研削装置であって、
    該テーブル洗浄手段は、該保持面を吸引する吸引口を有する吸引部と、該吸引口を吸引源に連通させる吸引配管と、該吸引部を保持テーブルに接近/離反させる位置付け手段と、から少なくとも構成され、
    該位置付け手段で所定位置に位置付けた該吸引部で吸引させて該保持面を洗浄する研削装置。
  2. 該保持面の全面を覆う面積からなる該吸引口を備えた該吸引部で構成される請求項1記載の研削装置。
  3. 該保持テーブルは、板状ワークに接触する該保持面を有する多孔質材からなる保持部と、該保持面を露出させ該保持部を囲繞し該保持部に連通する連通孔を有する枠体とで構成され、
    該保持面の外周付近を覆うリング状の該吸引口を備えた該吸引部で構成される請求項1記載の研削装置。
  4. 該テーブル洗浄手段に、該保持面に対して平行方向に該吸引部を移動させる移動手段を備え、
    該保持テーブルを該回転手段で回転させると共に、該保持面の面積より狭い面積の該吸引口を備えた該吸引部を該位置付け手段で位置付け、該移動手段で移動させ、該吸引部で吸引させて該保持面を洗浄する請求項1記載の研削装置。
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