JP2015048089A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】注出口の閉塞を抑制可能な包装容器を提供すること。
【解決手段】口部を有するボトルに詰め替えるための内容物を収容するとともにボトル内に内容物を注入するための包装容器であって、表面シート(11)と、背面シート(12)とを有し、各シート(11,12)は、被切除部(20)と、上側シール部(40)と、下側シール部(50)と、挟込部(60)とを有し、上側シール部(40)の外端部(42)の湾曲部(42a)は、外側に凸となるように湾曲する形状を有し、下側シール部(50)の外端部(52)を口部に接触させた状態で上側シール部(40)を口部内に挿入したときに湾曲部(42a)のうち湾曲部(42a)の先端よりも後側の部位が口部の内周面に接触するように、湾曲部(42a)の先端と下側シール部の外端部(52)の先端との間の寸法が設定されていること。
【選択図】図2

Description

本発明は、包装容器に関する。
従来、ボトルに詰め替えるための流動性を有する内容物を密封状態で収容する包装容器が知られている。例えば、特許文献1には、表面シート及び背面シートを有し、これらの周縁部同士が互いに密着するようにシールされてなる包装容器が開示されている。この包装容器の上部の一方側の角部には、前記内容物を注出するための注出口を形成するために切除される被切除部が形成されている。
包装容器内の内容物をボトルに詰め替えるときは、まず、前記被切除部を切除線に沿って切除することによって当該包装容器を開封する。これにより注出口が露出する。そして、注出口がボトルの口部内に位置するように注出口の周縁部(注出口の上側の領域をシールする上側シール部、注出口の下側の領域をシールする下側シール部、及び表面シート及び背面シートのうち注出口をその両側から挟み込む挟込部)をボトルの口部内に挿入する。具体的には、通常、前記下側シール部をボトルの口部の上端に接触させ、この接触点を支点として包装容器を回動させて前記上側シール部をボトルの口部内に位置させるようにして注出口の周縁部をボトルの口部内に挿入する。そうすると、包装容器内の内容物が注出口へ向かって流動し、この内容物の重さで注出口が開口することによって内容物がボトル内に流入する。
特開2001−341755号公報
上記特許文献1に記載の包装容器では、内容物のボトルへの詰め替え時に注出口の周縁部のうちの挟込部が折れ曲がり、注出口が閉塞する場合がある。具体的には、上記特許文献1に記載の包装容器では、前記被切除部が切除されると、前記上側シール部の先端部(注出口側の端部)及び前記下側シール部の先端部には、各シール部の外側の直線状の辺部と直線状に延びる切除線との交点を頂点とする角部が形成される。そのため、例えば、下側シール部をボトルの口部の上端に接触させ、この接触点を支点として上側シール部を回動させるようにして注出口の周縁部をボトルの口部内に挿入すると、上側シール部の先端に形成された上側角部がボトルの口部の内周面に引っかかる場合がある。この状態から、注出口の周縁部をさらに口部内に挿入する方向の外力が加えられると、上側角部が前記内周面に引っかかった状態で当該上側角部に対して前記内周面から注出口の内側へ向かう方向の力が作用する。これにより、前記挟込部を構成する各シートがともに表面シートと背面シートとを結ぶ方向について同じ方向に折れ曲がり、注出口が閉塞するおそれがある。
本発明の目的は、注出口の閉塞を抑制可能な包装容器を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は、開口する口部を有するボトルに詰め替えるための内容物を密封状態で収容するとともに、開封された状態において、前記口部を通じて前記ボトル内に前記内容物を注入するための包装容器であって、表面シートと、その周縁部が前記表面シートの周縁部と互いに密着するようにシールされて前記表面シートとの間に前記内容物を収容する収容空間を形成する背面シートと、を有し、前記表面シート及び前記背面シートは、前記収容空間に収容された内容物を注出するための注出口を形成するために開封時に切除される被切除部と、前記被切除部の上部とつながっており前記注出口の上側の領域をシールする上側シール部と、前記被切除部の下部とつながっており前記注出口の下側の領域をシールする下側シール部と、前記上側シール部と前記下側シール部との間で前記表面シートと前記背面シートとが互いに重なり合う方向の両側から前記注出口を挟み込む挟込部と、を有し、前記上側シール部の外端部は、当該外端部の先端部に形成された湾曲部を含み、この湾曲部は、前記被切除部に近付くにしたがって次第に前記下側シール部の先端に近付く方向に向かうとともに外側に凸となるように湾曲する形状を有し、前記下側シール部の外端部を前記口部に接触させた状態で前記上側シール部を前記口部内に挿入したときに前記湾曲部のうち当該湾曲部の先端よりも後側の部位が前記口部の内周面に接触するように、前記湾曲部の先端と前記下側シール部の外端部の先端との間の寸法が設定されている包装容器を提供する。
本発明によれば、注出口の周縁部、すなわち、前記上側シール部、前記下側シール部及び前記挟込部の、ボトルの口部内への挿入時に、下側シール部の外端部がボトルの口部の上端に接触した状態において、湾曲部が前記口部の内周面に対して滑らかに摺動しながら当該注出口の周縁部が前記口部内に挿入されるので、注出口の閉塞が抑制される。具体的には、前記湾曲部は、前記被切除部に近付くにしたがって次第に前記下側シール部の先端に近付く方向に向かうとともに外側に凸となるように湾曲する形状を有し、しかも、前記下側シール部の外端部を前記口部に接触させた状態で前記上側シール部を前記口部内に挿入したときに前記湾曲部のうち当該湾曲部の先端よりも後側の部位が前記口部の内周面に接触するように、前記湾曲部の先端と前記下側シール部の外端部の先端との間の寸法が設定されているので、前記注出口の周縁部の、ボトルの口部内への挿入時に、前記下側シール部の外端部をボトルの口部の上端に接触させ、この接触点を支点として前記上側シール部を回動させるようにして注出口の周縁部をボトルの口部内に挿入すると、湾曲部の先端が前記内周面に接触することなく当該湾曲部のうち前記先端よりも後方の部位が前記内周面にまず接触し、その後、湾曲部の前記内周面に対する接触部位が前記後方の部位からより後方の部位に向かって次第にずれるように、この湾曲部が前記内周面に対して滑らかに摺動しながら注出口の周縁部が挿入される。このとき、注出口の周縁部のボトルの口部内への挿入が進むにしたがって、湾曲部が前記内周面から受ける力が徐々に大きくなるとともに内容物の重さにより前記挟込部を構成する各シートが互いに離間する方向に変位するので、注出口がスムーズに開口し、しかもその開口状態が維持される。よって、内容物のスムーズな詰め替えが可能となる。
この場合において、前記湾曲部の曲率半径が、前記湾曲部の先端と前記下側シール部の外端部の先端との間の長さの0.4倍〜1.2倍であることが好ましい。
このようにすれば、注出口の周縁部をボトルの口部内へ挿入するときに、湾曲部が前記内周面に対して滑らかに摺動しやすくなるので、注出口の閉塞が一層抑制される。具体的には、前記曲率半径が前記両先端間の長さの0.4倍未満の場合、湾曲部の曲率が大きくなるので、前記周縁部の前記口部内への挿入量に対して、湾曲部が前記口部の内周面から受ける力が増大する割合が大きくなる。よって、湾曲部が前記内周面に対して滑らかに摺動しながら口部内に挿入されるという効果が得られにくくなる。一方、前記曲率半径が前記両先端間の長さの1.2倍より大きい場合、湾曲部が直線状に近付くので、前記周縁部の前記口部内への挿入時に湾曲部が前記内周面に対して滑らかに摺動するという効果が得られにくくなる。
また、本発明において、前記被切除部は、前記湾曲部と隙間をおいて対向し、かつ、当該被切除部のうち前記湾曲部とつながっている側の端部における接線と、前記湾曲部の先端における接線とのなす角が鋭角となるように前記湾曲部の先端から外側に向かって突出する形状を有し、前記表面シート及び前記背面シートには、前記湾曲部と前記被切除部との境界から前記下側シール部と前記被切除部との境界に向かって直線状に延びる形状を有し、かつ、前記被切除部の切断を誘導する切除誘導線が形成されていることが好ましい。
このようにすれば、容易に被切除部を切除することができる。具体的には、被切除部のうち湾曲部とつながっている側の端部における接線と、前記湾曲部の先端における接線とのなす角が鋭角であることから、被切除部を摘んで被切除部と湾曲部との境界である切除誘導線の上端部から当該切除誘導線の下端部に向かって外力を加えることにより、被切除部が容易に切除される。
この場合において、前記上側シール部の内端部の延長線と前記下側シール部の内端部の延長線とのなす角の二等分線が鉛直方向と平行となりかつ前記注出口が下向きに開口する姿勢となったときの前記注出口の面が、水平方向に対して傾斜するように前記切除誘導線の形状が設定されていることが好ましい。
このようにすれば、内容物のボトルへの詰め替え時に、前記二等分線を鉛直方向と平行とすることにより注出口近傍において内容物の流れに対流が生じるので、内容物がさらにスムーズに流出するとともに、前記対流によって、注出口の開口状態が維持されやすくなる。具体的には、切除誘導線に沿って切除されることにより形成される注出口の面は、前記二等分線が鉛直方向と平行となった状態において水平方向に対して傾斜するので、この状態における上側シール部の先端及び下側シール部の先端のいずれか一方が他方よりも上方に位置する。しかも、注出口の周縁部がボトルの口部内に挿入された状態では、湾曲部がボトルの口部の内周面からの押圧を受けることによって注出口の開口状態が維持されているので、両シール部の先端のうち下方に位置する側の先端の近傍において内容物がスムーズに流出する一方、両シール部の先端のうち上方に位置する側の先端の近傍において注出口を介した包装容器内への空気の流入が促進される。このため、注出口近傍において内容物の流れに対流が生じる。よって、内容物がスムーズに流出するとともに、前記対流によって、注出口の開口状態が維持されやすくなる。
さらにこの場合において、前記二等分線が鉛直方向と平行となりかつ前記注出口が下向きに開口する姿勢となったときに前記上側シール部の先端が、前記下側シール部の先端よりも下方に位置するように前記切除誘導線の形状が設定されていることが好ましい。
このようにすれば、前記下側シール部の外端部をボトルの口部の上端に接触させ、この接触点を支点として湾曲部が前記口部の内周面に当接するまで回動させるときの回動量が、前記二等分線が鉛直方向と平行となったときに上側シール部の先端が下側シール部の先端よりも上方に位置する場合のそれに比べて小さくなるので、注出口の周縁部の前記口部内への挿入が容易になり、内容物のボトルの口部の外への溢れを防止できる。
加えて、前記上側シール部の内端部は、直線状である、あるいは、前記被切除部に近付くにしたがって次第に前記湾曲部の先端に近付くように前記注出口の内側に向かって凸となる形状であることが好ましい。
このようにすれば、前記二等分線が鉛直方向と平行となったときに上側シール部の内端部に沿って内容物がスムーズに流出するため、下側シール部の先端近傍からの包装容器内への空気の流入が一層促進される。よって、注出口近傍での対流がさらに生じやすくなり、内容物が一層スムーズに流出する。
以上のように、本発明によれば、注出口の閉塞を抑制可能な包装容器を提供することができる。
本発明の一実施形態の包装容器の正面図である。 図1に示す包装容器の注出口の周縁部の近傍の拡大図である。 (a)周縁部がボトルの口部内に挿入される前の状態を示す正面図である。(b)湾曲部がボトルの口部の上端に接触した状態を示す正面図である。(c)周縁部がボトルの口部内に挿入された状態を示す正面図である。 包装容器内の内容物をボトルへ詰め替えている状態を示す斜視図である。 図1に示す包装容器の比較例を示す図である。
本発明の一実施形態の包装容器について、図1〜図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明における上下及び左右の各方向は、図1に基づいている。
図1に示されるように、本実施形態の包装容器10は、表面シート11及び背面シート12を有し、これらのシートの周縁部同士が互いに密着するようにシールされた自立可能な形状の容器である。包装容器10は、流動性を有する液状の内容物C(図4を参照)を収容するための収容空間を有し、この収容空間に前記内容物Cを密封状態で収容する。図3及び図4に示されるように、本包装容器10に収容された内容物Cは、円筒状の口部92を有するボトル90に詰め替えられる。
背面シート12は、表面シート11と同じ形状の裏面シート12aと、表面シート11の下側の周縁部と裏面シート12aの下側の周縁部との間に配置された底面シート12bとを有している。表面シート11と裏面シート12aとは、その下側の周縁部を除いた周縁部同士が互いに密着するようにシールされている。底面シート12bの周縁部は、表面シート11の下側の周縁部及び背面シート12の下側の周縁部と互いに密着するようにシールされている。すなわち、表面シート11、裏面シート12a及び底面シート12bによって前記収容空間が形成される。なお、底面シート12bが省略され、表面シート11及び裏面シート12aの周縁部同士が互いに密着するようにシールされることにより前記収容空間が形成されてもよい。
図1に示されるように、表面シート11及び背面シート12は、上辺シール部14と、右辺シール部15と、左辺シール部16と、開封時に切除される被切除部20と、被切除部20の切除により露出する注出口の周縁に位置する周縁部30とを有する。
上辺シール部14は、両シートの上側の周縁部同士が互いに密着するようにシールされることにより形成される部位である。上辺シール部14は、水平方向に延びる水平部14aと、この水平部14aの先端(図1の左側の端部)から鉛直下向きに延びる垂直部14bとを有する。右辺シール部15は、両シートの右側の周縁部同士が互いに密着するようにシールされることにより形成される部位である。左辺シール部16は、両シートの左側の周縁部同士が互いに密着するようにシールされることにより形成される部位である。
被切除部20は、表面シート11及び背面シート12の上部の一方側(図1の左上)の角部に形成されている。被切除部20は、摘み部22を有する。摘み部22は、周縁部30の上側の先端部と隙間をおいて対向し、かつ、当該摘み部22のうち周縁部30の上側の先端部とつながっている側の端部における接線と周縁部30の上側の先端部における接線とのなす角が鋭角となるように周縁部30の上側の先端から外側に向かって突出する形状を有する。本実施形態では、摘み部22は、周縁部30の上側の先端から右上方向に向かって突出する形状となっている。
周縁部30は、被切除部20の切除により注出口が露出した状態(開封状態)において、内容物Cのボトル90への詰め替え時に、当該ボトル90の口部92内に挿入される部位である。周縁部30は、注出口の上側の領域をシールする上側シール部40と、注出口の下側の領域をシールする下側シール部50と、上側シール部40と下側シール部50との間で表面シート11と背面シート12とが互いに重なり合う方向の両側から注出口を挟み込む挟込部60とを有する。
上側シール部40の先端は、被切除部20とつながっており、上側シール部40の後端は、上辺シール部14の垂直部14bとつながっている。上側シール部40の外端部42は、当該外端部42の先端部(被切除部20側の端部)に形成された湾曲部42aと、この湾曲部42aの後端から後方に直線状に延びて垂直部14bの外端部とつながる直線部42bとを有する。
湾曲部42aは、被切除部20に近付くにしたがって、次第に下側シール部50の先端に近付く方向に向かうとともに外側に凸となるように湾曲する形状を有する。本実施形態では、湾曲部42aは円弧状に形成されている。
上側シール部40の内端部44は、直線部42bと平行となるように直線状に延びるとともに被切除部20に近付くにしたがって次第に下側シール部50の先端に近付く形状を有する。
下側シール部50の上端は、被切除部20とつながっており、下側シール部50の下端は、左辺シール部16の上端とつながっている。下側シール部50の外端部52及び内端部54は、互いに平行となるように直線状に延びる形状を有する。本実施形態では、下側シール部50の外端部52をボトル90の口部92に接触させた状態で、上側シール部40を口部92内に挿入したときに、湾曲部42aのうち当該湾曲部42aの先端よりも後側の部位が口部92の内周面92aに接触するように、湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の寸法が設定されている。
表面シート11及び背面シート12には、被切除部20の切断を誘導する切除誘導線10aが形成されている。本実施形態では、両シートの他の部位に比べてその厚さを小さくすることにより切除誘導線10aが形成されている。ただし、前記収容空間の密封が保持される範囲であれば、切除誘導線10aはこの形態に限られない。切除誘導線10aは、湾曲部42aと摘み部22との境界から下側シール部50の外端部52と被切除部20との境界に向かって直線状に延びる形状を有する。図2に示されるように、切除誘導線10aは、上側シール部40の内端部44の延長線L1と下側シール部50の内端部54の延長線L2とのなす角の二等分線Bと直交する方向に対して傾斜している。より具体的には、切除誘導線10aは、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となり、かつ、注出口が下向きに開口する姿勢(図3(c)の姿勢)となったときに、上側シール部40の先端が下側シール部50の先端よりも下方に位置するように傾斜している。この切除誘導線10aに沿って被切除部20を切除することにより、上側シール部40の内端部44の先端44aと下側シール部50の内端部54の先端54aとを含む形状の注出口が形成される。
ここで、湾曲部42aの曲率半径は、湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の長さ(切除誘導線10aの長さ)の0.4倍〜1.2倍となるように設定されることが好ましい。本実施形態では、湾曲部42aの曲率半径は10mmであり、湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の長さ(切除誘導線10aの長さ)は25mmとなるように設定されている。すなわち、本実施形態では、前記曲率半径は、湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の長さの0.4倍となっている。
本実施形態では、左辺シール部16の上端部には、下側シール部50の下端につながるとともに、下側シール部50のシール幅よりも大きなシール幅を有する幅広部17が形成されている。
幅広部17は、下側シール部50の外端部52の下端につながった凹部17aと、この凹部17aにつながった凸部17bとを有する。凹部17aは、周縁部30がボトル90の口部92内へ挿入された姿勢で口部92の上端に係合可能な形状を有する。具体的には、凹部17aは、下側シール部50の下端から収容空間内の内容物Cが注出口に向かう方向と反対方向に向かって窪む形状を有する。凸部17bは、凹部17aから上方に向かって突出する形状を有する。
続いて、本実施形態の包装容器10内の内容物Cをボトル90へ詰め替える工程について、図3を参照しながら説明する。
まず、切除誘導線10aに沿って被切除部20を切除する。具体的には、摘み部22を摘んで、切除誘導線10aの上端から下端に向かう方向に外力を加える。ここで、摘み部22のうち湾曲部42aとつながっている側の端部における接線と湾曲部42aの先端における接線とのなす角が鋭角であることから、摘み部22を摘んで前記外力を加えることにより、被切除部20が容易に切除される。被切除部20の切除により、注出口が露出する。
続いて、図3(a)に示されるように、下側シール部の外端部52を口部92の上端に接触させ、この接触点を支点として上側シール部40を回動させるようにして周縁部30をボトル90の口部92内に挿入する。このとき、図3(b)に示されるように、湾曲部42aの先端が内周面に接触することなく、当該湾曲部42aのうち前記先端よりも後方の部位がまず内周面92aに接触する。
そして、その状態から、周縁部30がさらに口部92内に挿入する方向の外力が加えられると、図3(c)に示されるように、湾曲部42aの内周面92aに対する接触部位が前記後方の部位からより後方の部位に向かって次第にずれるように、この湾曲部42aが前記内周面92aに対して滑らかに摺動しながら周縁部30が挿入される。このとき、ボトル90の口部92内への、周縁部30の挿入が進むにしたがって、湾曲部42aが前記内周面92aから受ける力が徐々に大きくなるとともに、内容物Cの重さにより挟込部60を構成する各シート11,12が互いに離間する方向に変位するので、注出口がスムーズに開口し、しかもその開口状態が維持される(図4を参照)。よって、内容物Cのボトル90へのスムーズな詰め替えが可能となる。
本実施形態では、切除誘導線10aは、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となっており、注出口が下向きに開口する姿勢(図3(c)の姿勢)となったときに、上側シール部40の先端が下側シール部50の先端よりも下方に位置するように傾斜しており、しかも、この姿勢では、上側シール部40の外端部42が口部92の内周面92aからの押圧を受けることによって注出口の開口状態が維持されているので、上側シール部40の先端の近傍において内容物Cが上側シール部40の内端部44に沿ってスムーズに流出する一方、下側シール部50の先端の近傍において注出口を介した包装容器10内への空気の流入が促進される。このため、注出口近傍において内容物Cの流れに対流が生じる。よって、内容物Cがスムーズに流出するとともに、前記対流によって、注出口の開口状態が維持されやすくなる。
また、本実施形態では、下側シール部50の外端部52を口部92の上端に接触させ、この接触点を支点として湾曲部42aが口部92の内周面92aに当接するまで回動させるときの回動量が、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となった姿勢において上側シール部40の先端が下側シール部50の先端よりも上方に位置する場合のそれに比べて小さくなるので、周縁部30の口部92内への挿入が容易になり、口部92の外への、内容物Cの溢れを防止できる。また、図3(c)に示されるように、周縁部30が口部92内に挿入された状態において、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となったとき、上側シール部40の内端部44に沿って流れる内容物Cの流量の方が、下側シール部50の内端部54に沿って流れる内容物Cの流量よりも多くなる。よって、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となった姿勢において、上側シール部40の先端の位置を下側シール部50の先端の位置よりも上方とすることによって、上側シール部40の先端近傍からの包装容器10内への空気の進入の促進を図るよりも、同姿勢において、下側シール部50の先端の位置を上側シール部40の先端の位置よりも上方とすることによって、下側シール部50の先端近傍からの包装容器10内への空気の進入を促進する一方で、上側シール部40の内端部44に沿った内容物Cの流出を促進する方が、内容物Cの流れに対流が生じやすくなる。なお、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となった姿勢のとき、単位時間当たりの内容物Cの流出量は最大となる。
さらに、上側シール部40の内端部44が直線状であることから、前記二等分線Bが鉛直方向と平行となったときに、上側シール部40の内端部44に沿って内容物Cがスムーズに流出するため、下側シール部50の先端近傍からの包装容器10内への空気の流入が一層促進される。よって、注出口近傍での対流がさらに生じやすくなり、内容物Cが一層スムーズに流出する。
また、湾曲部42aの曲率半径が、湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の長さの0.4倍〜1.2倍に設定されることにより、周縁部30をボトル90の口部92内へ挿入するときに、湾曲部42aが口部92の内周面92aに対して滑らかに摺動しやすくなるので、注出口の閉塞が一層抑制される。具体的には、前記曲率半径が前記両先端間の長さの0.4倍未満の場合、湾曲部42aの曲率が大きくなるので、周縁部30の口部92内への挿入量に対する湾曲部42aが口部92の内周面92aから受ける力の増大率が大きくなる。よって、湾曲部42aが前記内周面92aに対して滑らかに摺動しながら口部92内に挿入されるという効果が得られにくくなる。一方、前記曲率半径が前記両先端間の長さの1.2倍より大きい場合、湾曲部42aが直線状に近付くので、前記周縁部30の前記口部92内への挿入時に、湾曲部42aが前記内周面92aに対して滑らかに摺動するという効果が得られにくくなる。
また、本実施形態の包装容器10は、凹部17aを有するので、周縁部30の口部92内への挿入時に、この凹部17aを口部92の上端に引っ掛けることにより、内容物Cのボトル90への詰め替え時の包装容器10の姿勢が安定する。
さらに、凹部17aを有する幅広部17のシール幅は下側シール部50のそれよりも大きいので、すなわち、幅広部17の強度は下側シール部50のそれよりも高いので、この凹部17aを口部92の上端に係合させることにより、注出口の閉塞が一層抑制される。具体的には、幅広部17に作用する集中荷重に起因して注出口が閉塞するように周縁部30が座屈すること(挟込部60を形成する各シート11,12がともにこれらが互いに重なり合う方向について同じ方向に折れ曲がること)が抑制される。加えて、前記座屈が抑制されることで、下側シール部50の先端近傍からの包装容器10内への空気の流入が阻害されず、これにより内容物Cの流れにおける対流が安定的に維持される。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上記実施形態では、湾曲部42aが円弧状である例が示されたが、この湾曲部42aは、互いに曲率半径の異なる複数の円弧が滑らかに接続された形状であってもよい。この場合、各円弧の曲率半径は、すべて湾曲部42aの先端と下側シール部50の外端部52の先端との間の長さの0.4倍〜1.2倍に設定される。
また、下側シール部50の外端部52の先端部にも湾曲部を形成してもよい。このようにすれば、下側シール部50の外端部52とボトル90の口部92の上端との接触点及び上側シール部40の外端部42とボトル90の口部92の上端との接触点のいずれを支点として周縁部30が口部92内に挿入されるように回動させた場合であっても、注出口の閉塞が効果的に抑制される。また、両湾曲部が同時に口部92の上端に接触するように周縁部30を口部92内に挿入する場合であっても同様の効果を奏する。
また、本実施形態では、各内端部44,54が直線状である例が示されたが、これらは直線状に限られない。例えば、各内端部44,54の少なくとも先端部が、被切除部20に近付くにしたがって次第に外側に向かい、かつ、注出口の内側に向かって凸となるように湾曲する形状であってもよい。この場合、切除誘導線10aは、各内端部の先端における接線同士のなす角の二等分線と直交する方向に対して傾斜するように設定される。
上記実施形態の包装容器10の効果は、図5に示される比較例との対比によりさらに明らかになる。この比較例の包装容器10′では、上側シール部40の外端部42の先端部に図1及び図2に示されるような湾曲部42aが形成されておらず、当該外端部42がその全域にわたって直線状の延びる形状となっている。つまり、上側シール部40の先端部に切除誘導線10aと上側シール部40の外端部42との交点を頂点とする角部42cが形成されている。
この比較例の包装容器10′内の内容物をボトル90に詰め替える工程について説明する。上記実施形態と同様に、被切除部20の切除後、下側シール部50の外端部52をボトル90の口部92の上端に接触させ、この接触点を支点として上側シール部40を回動させるようにして周縁部30を口部92内に挿入する。このとき、上側シール部40の先端に形成された角部42cは、口部92の内周面92aに引っかかりやすい。この引っかかった状態において周縁部30がさらに口部92内に挿入する方向の外力が加えられると、前記角部42cが内周面92aに引っかかった状態で、当該角部42cに対して前記内周面92aから注出口の内側へ向かう方向に作用する力が大きくなる。これにより、挟込部60を構成する各シート11,12がともに両シートが互いに重なり合う方向について同じ方向に折れ曲がり、注出口が閉塞するおそれがある。
これに対し、上記実施形態の包装容器10では、上側シール部40の外端部42の先端部に、角部42cではなく口部92の内周面92aに対して滑らかに摺動可能な湾曲部42aが形成されているので、上記のように角部42cの前記内周面92aへの引っかかりに起因して注出口が閉塞するといった不具合の発生が抑制される。換言すれば、湾曲部42aを画定する曲線の形状は、上記比較例に見られる角部42cの引っ掛かりを回避できる範囲で自由に設定されることが可能である。
10 包装容器
10a 切除誘導線
11 表面シート
12 背面シート
12a 裏面シート
12b 底面シート
17 幅広部
17a 凹部
17b 凸部
20 被切除部
22 摘み部
30 周縁部
40 上側シール部
42 上側シール部の外端部
42a 湾曲部
42b 直線部
50 下側シール部
52 下側シール部の外端部
60 挟込部
90 ボトル
92 口部
92a 内周面
C 内容物
B 二等分線

Claims (6)

  1. 開口する口部を有するボトルに詰め替えるための内容物を密封状態で収容するとともに、開封された状態において、前記口部を通じて前記ボトル内に前記内容物を注入するための包装容器であって、
    表面シートと、その周縁部が前記表面シートの周縁部と互いに密着するようにシールされて前記表面シートとの間に前記内容物を収容する収容空間を形成する背面シートと、を有し、
    前記表面シート及び前記背面シートは、前記収容空間に収容された内容物を注出するための注出口を形成するために開封時に切除される被切除部と、前記被切除部の上部とつながっており前記注出口の上側の領域をシールする上側シール部と、前記被切除部の下部とつながっており前記注出口の下側の領域をシールする下側シール部と、前記上側シール部と前記下側シール部との間で前記表面シートと前記背面シートとが互いに重なり合う方向の両側から前記注出口を挟み込む挟込部と、を有し、
    前記上側シール部の外端部は、当該外端部の先端部に形成された湾曲部を含み、この湾曲部は、前記被切除部に近付くにしたがって次第に前記下側シール部の先端に近付く方向に向かうとともに外側に凸となるように湾曲する形状を有し、
    前記下側シール部の外端部を前記口部に接触させた状態で前記上側シール部を前記口部内に挿入したときに前記湾曲部のうち当該湾曲部の先端よりも後側の部位が前記口部の内周面に接触するように、前記湾曲部の先端と前記下側シール部の外端部の先端との間の寸法が設定されている包装容器。
  2. 請求項1に記載の包装容器において、
    前記湾曲部の曲率半径が、前記湾曲部の先端と前記下側シール部の外端部の先端との間の長さの0.4倍〜1.2倍である包装容器。
  3. 請求項1又は2に記載の包装容器において、
    前記被切除部は、前記湾曲部と隙間をおいて対向し、かつ、当該被切除部のうち前記湾曲部とつながっている側の端部における接線と、前記湾曲部の先端における接線とのなす角が鋭角となるように前記湾曲部の先端から外側に向かって突出する形状を有し、
    前記表面シート及び前記背面シートには、前記湾曲部と前記被切除部との境界から前記下側シール部と前記被切除部との境界に向かって直線状に延びる形状を有し、かつ、前記被切除部の切断を誘導する切除誘導線が形成されている包装容器。
  4. 請求項3に記載の包装容器において、
    前記上側シール部の内端部の延長線と前記下側シール部の内端部の延長線とのなす角の二等分線が鉛直方向と平行となりかつ前記注出口が下向きに開口する姿勢となったときの前記注出口の面が、水平方向に対して傾斜するように前記切除誘導線の形状が設定されている包装容器。
  5. 請求項4に記載の包装容器において、
    前記二等分線が鉛直方向と平行となりかつ前記注出口が下向きに開口する姿勢となったときに前記上側シール部の先端が、前記下側シール部の先端よりも下方に位置するように前記切除誘導線の形状が設定されている包装容器。
  6. 請求項5に記載の包装容器において、
    前記上側シール部の内端部は、直線状である、あるいは、前記被切除部に近付くにしたがって次第に前記湾曲部の先端に近付くように前記注出口の内側に向かって凸となる形状である包装容器。
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